JP3028403B2 - バルブ機構及び容器 - Google Patents

バルブ機構及び容器

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JP3028403B2
JP3028403B2 JP7211833A JP21183395A JP3028403B2 JP 3028403 B2 JP3028403 B2 JP 3028403B2 JP 7211833 A JP7211833 A JP 7211833A JP 21183395 A JP21183395 A JP 21183395A JP 3028403 B2 JP3028403 B2 JP 3028403B2
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茂 明沢
和宏 磯部
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Kao Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/2018Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
    • B65D47/2031Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure the element being formed by a slit, narrow opening or constrictable spout, the size of the outlet passage being able to be varied by increasing or decreasing the pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液体洗剤、
柔軟剤、漂白剤、シャンプー、リンスなどの液体が充填
される容器の開口部に設けられるバルブ機構、及びこの
バルブ機構が設けられた容器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】容器本体に孔付きキャ
ップを設け、容器本体を手で押圧(スクイズ)すること
により液体を吐出させるようにしたものが知られてい
る。しかし、このものは、例えば容器本体が倒れただけ
でも、液体が漏出する。この為、蓋が必要である。しか
し、一々、開蓋してスクイズし、使用後に閉蓋するのは
面倒である。
【0003】又、スクイズにより、不意に液体が吐出す
ることも有る。この為、注意深くしなければならない。
更には、液切れ性にも改善が待たれた。従って、本発明
の目的は、容器本体が倒れた程度では充填されている液
体の漏出は起きず、かつ、液体の吐出が不意には起き難
く、更には液切れ性にも優れたバルブ機構を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、容
器の開口部に設けられるバルブ機構であって、可撓性を
有する材料からなる複数個のシートが間に実質上隙間が
ないよう積重されてなり、前記シートの各々にはスリッ
トが形成され、前記積重されてなる複数個のシートのス
リットは、一致する位置がなく、全てが相違する位置に
あることを特徴とするバルブ機構によって達成される。
【0005】又、容器の開口部に設けられるバルブ機構
であって、弾性を有する材料からなる複数個のシートが
間に実質上隙間がないよう積重されてなり、前記シート
の各々にはスリットが形成され 前記積重されてなる複
数個のシートのスリットは、一致する位置がなく、全て
が相違する位置にあることを特徴とするバルブ機構によ
って達成される。本発明で用いられるシートは、軟性樹
脂のような可撓性を有する材料、ゴムのような弾性を有
する材料、あるいは可撓性と弾性を共に有する材料から
構成される。具体的には、ゴムや合成樹脂などを挙げる
ことが出来る。
【0006】本発明は、上記のような特性を有するシー
トを少なくとも二つ用いたことに大きな特徴がある。例
えば、上記のような特性を有するシートが用いられて
も、これが一枚であると、本願発明が奏する特長を到底
に奏することが出来なかった。又、硬くて変形も起きな
い孔付き硬質シートとスリット付きの可撓性・弾性シー
トとが重ね合わされても、可撓性・弾性シートが一枚の
場合には、本願発明が奏する特長を到底に奏することが
出来ないものであった。
【0007】本発明において、積重されるシート間には
実質上隙間がないよう設けられていることが好ましい。
これは、例えば1mm程度の隙間のように隙間があるの
かないのか目視の程度では判別できない程度のものも含
まれる。勿論、単に接している程度のものから密着ある
いは圧着程度のものまで含まれる。尚、単に接している
程度(重ね合わせた程度)のものが特に好ましい。これ
は、積重に格別な作業を要さず、かつ、液体の漏出も起
き難く、又、不意の吐出も起き難く、更には液切れ性も
良いからである。
【0008】下側に位置するシートと上側に位置するシ
ートとは、上側に位置するシートの変形度と下側に位置
するシートの変形度とが同じか、若しくは上側に位置す
るシートの方が変形し易いことが好ましい。尚、上側に
位置するシートの方が変形し易いものが一層好ましい。
これは、下側に位置するシートの方が変形し易いように
していると、スクイズにより液体の吐出を図っても、吐
出し難いことも有るからによる。すなわち、下側に位置
するシートは容器本体の変形によって加わった液体から
の力を直接受けるのに対して、上側に位置するシートは
二次的に受ける。つまり、下側に位置するシートの方が
大きな圧力を受け、上側に位置するシートが受ける圧力
は相対的に小さい。よって、上側に位置するシートの変
形度と下側に位置するシートの変形度とが同じか、若し
くは上側に位置するシートの方を変形し易くしていた方
が、液体の吐出はスムーズになる。
【0009】積重されてなる複数個のシートのスリット
は、一致する位置がなく、全てが相違する位置にある
これは、容器本体が倒れた程度では充填されている液体
の漏出が起き難く、かつ、液体の吐出が急激には起き難
く、更には液切れ性も良いからである。
【0010】又、上記本発明の目的は、上記のようなバ
ルブ機構が押圧により変形可能な容器本体の開口部に設
けられてなることを特徴とする容器によって達成され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の容器の開口部に設けられ
るバルブ機構は、可撓性を有する材料(又は弾性を有す
る材料、若しくは可撓性および弾性を有する材料)から
なる複数個のシートが積重されてなり、前記シートの各
々にはスリットが形成されてなるものである。
【0012】以下、図1〜図3を基にして本発明を説明
する。図1は本発明になる容器の要部の概略図、図2
(a)は本発明になるバルブ機構の平面図、図2(b)
は拡大一部断面図、図3は本発明になるバルブ機構の動
作を説明する模式図である。各図中、1a,1bは、例
えばゴムなどの可撓性・弾性を有する材料で構成された
厚さが0.05〜0.3mm、例えば0.15mmのシ
ートである。尚、このシート1a,1bの形状は円板状
であるが、このシート1a,1bを配置する部分の形状
によっては四角形であったり、三角形であったりする。
【0013】シート1a,1bには、中心から半径の1
/4程度の位置に半径程度の長さのスリット2a,2b
が形成されている。上記のように形成されたシート1
a,1bは、図2(a),(b)に示す如く、両者間に
隙間なく、かつ、スリット2aとスリット2bとが一致
しないよう、すなわち位置をずらせて重ね合わしてい
る。
【0014】3はスクイズ性の容器本体、4は容器本体
3の開口部に取り付けられたキャップ、5はキャップに
おける導液路である。そして、図1に示す如く、重ね合
わされたシート1a,1bが導液路5に対応してキャッ
プ4から外れないよう取り付けられている。尚、導液路
5の範囲内にスリット2a,2bは位置している。すな
わち、スリット2aは下側の導液路5に直接面してお
り、スリット2bは上側の導液路5に直接面している。
【0015】上記のように構成させていると、導液路5
にはシート1a,1bが配設されているから、シート1
a,1bに外圧が作用しない限り、導液路5はシート1
a,1bによって閉鎖されたままであり、かつ、スリッ
ト2aはシート1bによって閉じられ(覆われ)、スリ
ット2bはシート1aによって閉じられているから、容
器本体3が転倒した程度では液漏れが起きない。
【0016】しかし、容器本体3をスクイズすると、そ
の変形によって流体圧力をシート1a,1bは受け、図
3の模式図に示すような変形をする。そして、シート1
a,1bのスリット2a,2bが開いたりする為、容器
本体3内の液体がスリット2a,2b、及び導液路5を
介して吐出する。この吐出に際して、容器本体3のスク
イズに多少遅れてシート1a,1bが変形するから、容
器本体3内の液が不意に吐出して汚損する事故は少な
い。
【0017】かつ、スクイズを止めると、容器本体3は
復元し、内圧は元にもどる。この際、バックサクション
が効いて、液切れは良い。尚、比較の為に、シート1
a,1bのように二枚ではなく、シート1bを取り除い
てシート1aのみとした容器を用意し、上記のものと比
べた処、この場合には上記のような優れた特長は奏し得
ないものであった。例えば、液切れ性は大幅に劣ってい
た。
【0018】又、上記実施の形態においては、シート1
aとシート1bとは全く同じものであり、その重ね方に
おいてスリット2aとスリット2bとが重ならないよう
にしたものであるが、全く同じものでなくても良い。例
えば、シート1bを多少薄くし、シート1bの方が撓み
易くしても良い。又、スリット2aとスリット2bの形
状を変えても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、容器本体が倒れた程度では充
填されている液体の漏出は起きず、かつ、液体が不意に
吐出して汚損する事故は起き難く、更には液切れ性にも
優れた特長を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる容器の要部概略図
【図2】(a)は本発明になるバルブ機構の平面図、
(b)は拡大一部断面図
【図3】本発明になるバルブ機構の動作を説明する模式
【符号の説明】
1a,1b シート 2a,2b スリット 3 容器本体 4 キャップ 5 導液路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 35/52 B65D 47/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の開口部に設けられるバルブ機構で
    あって、 可撓性を有する材料からなる複数個のシートが間に実質
    上隙間がないよう積重されてなり、 前記シートの各々にはスリットが形成され 前記積重されてなる複数個のシートのスリットは、一致
    する位置がなく、全てが相違する位置にある ことを特徴
    とするバルブ機構。
  2. 【請求項2】 容器の開口部に設けられるバルブ機構で
    あって、 弾性を有する材料からなる複数個のシートが間に実質上
    隙間がないよう積重されてなり、 前記シートの各々にはスリットが形成され 前記積重されてなる複数個のシートのスリットは、一致
    する位置がなく、全てが相違する位置にある ことを特徴
    とするバルブ機構。
  3. 【請求項3】 下側に位置するシートと上側に位置する
    シートとは、上側に位置するシートの変形度と下側に位
    置するシートの変形度とが同じか、若しくは上側に位置
    するシートの方が変形し易いことを特徴とする請求項
    又は請求項2のバルブ機構。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3いずれかのバルブ機
    構が、押圧により変形可能な容器本体の開口部に設けら
    れてなることを特徴とする容器。
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