JP3028273U - 作物の定植収穫兼用台車 - Google Patents

作物の定植収穫兼用台車

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JP3028273U
JP3028273U JP1996001907U JP190796U JP3028273U JP 3028273 U JP3028273 U JP 3028273U JP 1996001907 U JP1996001907 U JP 1996001907U JP 190796 U JP190796 U JP 190796U JP 3028273 U JP3028273 U JP 3028273U
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JP1996001907U
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芳男 永野
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株式会社永野鐵工所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作物の定植作業における作業者の足や腰にか
かる負担を軽減すると共に収穫用にも使用することがで
きる作物の定植収穫兼用台車を提供する。 【解決手段】 ベースフレーム(1)の四隅に車輪
(3)(5)(7)(9)を取り付け、該ベースフレー
ムは畝(11)の幅に応じて左右方向の幅を調節自在と
なし、且つ該ベースフレーム上に腰掛部(21)又は
苗、収穫した作物等の載置部(23)を着脱自在且つ左
右方向に位置調節自在に取り付けたことを特徴とする作
物の定植収穫兼用台車。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、作物の定植収穫兼用台車に関するものであり、更に詳しくは、ほう れん草、ちんげん菜、ニラ、レタスその他の野菜等の作物を定植する際に作業者 が腰掛けると共に苗等を載置する台車として使用することができるだけでなく作 物を収穫する際に収穫した作物を載置する台車としても使用することができるよ うにした作物の定植収穫兼用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
野菜等の作物を定植する際には、作業者は畝間にて低く屈んだ姿勢で畝に作物 を植え付けつつ畝間に沿って移動しなければならない。このような作業を長時間 続けると、作業者の足や腰に過度の負担がかかり、作業者はしばしば腰痛、関節 痛、足痛等に悩まされることになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような状況に鑑み、本考案は作物の定植作業における作業者の足や腰にか かる負担を軽減すると共に収穫用にも使用することができる作物の定植収穫兼用 台車を提供しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は下記の作物の定植収穫兼用台車を提供す る。
【0005】 (1)ベースフレームの四隅に車輪を取り付け、該ベースフレームは畝の幅に応 じて左右方向の幅を調節自在となし、且つ該ベースフレーム上に腰掛部又は苗、 収穫した作物等の載置部を着脱自在且つ左右方向に位置調節自在に取り付けたこ とを特徴とする作物の定植収穫兼用台車(請求項1)。
【0006】 (2)前記ベースフレームは車輪に対し高さ調節自在であることが望ましい(請 求項2)。
【0007】 (3)前記ベースフレームには左右方向の補強杆を長さ調節自在且つ着脱自在に 付設することをが望ましい(請求項3)。
【0008】 (4)前記補強杆には苗、収穫した作物等の載置部を着脱自在且つ左右方向に位 置調節自在に取り付けてもよい(請求項4)。
【0009】
【作用】
[請求項1の作物の定植収穫兼用台車] 請求項1の作物の定植収穫兼用台車を用いて作物の定植を行なう際には、ベー スフレームの左右方向の幅を畝の幅に応じて調節し、ベースフレーム四隅の車輪 を畝間に入れ、ベースフレーム上の載置部に苗等を載置し、例えば作業者2名が ベースフレームの左右各側部における腰掛部にベースフレーム内側の足を折り曲 げ、ベースフレーム外側の足を畝間に下ろした状態で腰掛け、ベースフレーム上 の載置部より苗を取り出してこれを畝に定植しつつ、定植収穫兼用台車を畝に沿 って後進又は前進させる。定植収穫兼用台車を畝に沿って進める際には、畝間に 下ろした足で畝間を蹴ってもよいし、車輪を手で回転させてもよい。 請求項1の作物の定植収穫兼用台車を用いて作物の収穫を行なう際には、ベー スフレームの左右方向の幅を畝の幅に応じて調節し、ベースフレーム四隅の車輪 を畝間に入れ、定植収穫兼用台車を畝に沿って後進又は前進させつつ畝の作物を 収穫し、収穫した作物をベースフレーム上の載置部に載置する。このとき、作業 者は前述の如くベースフレーム上の腰掛部に腰掛けた状態で収穫作業を行なって もよいが、定植収穫兼用台車から降りた状態で収穫作業を行なっても差し支えな い。 上記何れの場合にも、ベースフレーム上の腰掛部又は載置部は定植収穫兼用台 車の使用目的に応じて着脱し又は左右方向に位置調節する。
【0010】 [請求項2の作物の定植収穫兼用台車] 請求項2の作物の定植収穫兼用台車においては、畝の高さ、作物の高さ等に応 じて車輪に対するベースフレームの高さを調節する。
【0011】 [請求項3の作物の定植収穫兼用台車] 請求項3の作物の定植収穫兼用台車におけるベースフレームは左右方向の補強 杆により補強される。ベースフレームの左右方向の幅を畝の幅に応じて調節する 際には、これに応じて左右方向の補強杆の長さを調節する。また、補強杆は定植 収穫兼用台車の使用目的に応じて着脱する。
【0012】 [請求項4の作物の定植収穫兼用台車] 請求項4の作物の定植収穫兼用台車は補強杆に苗、収穫した作物等の載置部を 備えている。該載置部は定植収穫兼用台車の使用目的に応じて着脱し又は左右方 向に位置調節する。
【0013】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 符号1に示すものは定植収穫兼用台車のベースフレームである。ベースフレー ム1の四隅に車輪3、5、7、9を取り付け、該ベースフレーム1は畝11の幅 に応じて左右方向の幅を調節自在となす。ベースフレーム1は一例として左右各 側部における前後方向の側部材13、15を左右方向の連結杆17、19により 連結し、該連結杆17、19を長さ調節自在としてなるものである。連結杆17 、19は、一例として、筒状の外杆17a、19a内に内杆17b、19bを摺 嵌し、該外杆17a、19aと内杆17b、19bとを固定ねじ17c、19c により相互に固定し得るようにしてなるものとする。ベースフレーム1上には腰 掛部21又は苗、収穫した作物等の載置部23を着脱自在且つ左右方向に位置調 節自在に取り付ける。腰掛部21は、一例として図13、図14に示すように、 平板21aの下面に連結杆17、19に対する係止手段21b、21cを取り付 けてなり、連結杆17、19に対し着脱自在且つ左右方向に位置調節自在である 。載置部23も、腰掛部21と同様に、一例として図11、図12に示すように 、平板23aの下面に連結杆17、19に対する係止手段23b、23cを取り 付けてなり、連結杆17、19に対し着脱自在且つ左右方向に位置調節自在であ る。載置部23には箱状体を載置し、該箱状体内に苗、収穫した作物等を収納す るようにしてもよい。
【0014】 ベースフレーム1は車輪3、5、7、9に対し高さ調節自在とすることが望ま しい。ベースフレーム1を車輪3、5、7、9に対し高さ調節自在とするに当っ ては、一例として図1、図2、図4に示すように、各車輪3、5、7、9を上下 方向の車輪支持部材25、27、29、31に支持させ、ベースフレーム1の四 隅に筒状部33、35、37、39を備えさせ、該筒状部33、35、37、3 9をそれぞれ車輪支持部材25、27、29、31に摺嵌し、筒状部33、35 、37、39を固定ねじ41、43、45、47により所望の高さにて車輪支持 部材25、27、29、31固定し得るようになす。
【0015】 ベースフレーム1を車輪3、5、7、9の軸よりも低くする際には、図5に示 すように、上下方向の車輪支持部材25、27、29、31を下方に延長する延 長筒51(図7参照)を各車輪支持部材25、27、29、31に取り付け、該 延長筒51にベースフレーム1の四隅に設けられた前記筒状部33、35、37 、39を摺嵌し、筒状部33、35、37、39を固定ねじ41、43、45、 47により所望の高さにて各延長筒51に固定し得るようになす。符号53は延 長筒51を各車輪支持部材25、27、29、31に固定する固定ねじである。
【0016】 ベースフレーム1を上下方向の車輪支持部材25、27、29、31の上端よ りも高くする際には、図6に示すように、該車輪支持部材25、27、29、3 1を上方に延長する延長筒55(図8参照)を各車輪支持部材25、27、29 、31に取り付け、該延長筒55にベースフレーム1の四隅に設けられた前記筒 状部33、35、37、39を摺嵌し、筒状部33、35、37、39を固定ね じ41、43、45、47により所望の高さにて各延長筒55に固定し得るよう になす。符号57は延長筒55を各車輪支持部材25、27、29、31に固定 する固定ねじである。
【0017】 前記ベースフレーム1には左右方向の補強杆61、63を長さ調節自在、高さ 調節自在且つ着脱自在に付設することをが望ましい。補強杆61、63を長さ調 節自在となすために、一例として、補強杆61、63は筒状の外杆61a、63 a内に内杆61b、63bを摺嵌し、該外杆61a、63aと内杆61b、63 bとを固定ねじ61c、63cにより相互に固定し得るようにしてなるものとす る。補強杆61、63を高さ調節自在且つ着脱自在となすために、一例として、 各補強杆61、63の各端部に筒状部65、67を設け、該筒状部65、67を 上下方向の車輪支持部材25、27、29、31に摺嵌し、該筒状部65、67 を固定ねじ69により所望の高さにて車輪支持部材25、27、29、31に固 定し得るようになす。
【0018】 図6、図8に示す事例においては、前記延長筒55に補助杆71を付設し、該 補助杆71に各補強杆61、63の筒状部65、67を摺嵌し、該筒状部65、 67を固定ねじ73により所望の高さにて補助杆71に固定し得るようにしてい る。
【0019】 前記補強杆61、63には苗、収穫した作物等の載置部75を着脱自在且つ左 右方向に位置調節自在に取り付けてもよい。図1、図9、図10に示す載置部7 5は二つの板状体75a、75bを連結部材75cにより連結すると共に両端に 補強杆61、63に対する係止手段75d、75eを備えさせてなるものである 。載置部75には箱状体77を載置し、該箱状体77内に苗、収穫した作物等を 収納するようにしてもよい。
【0020】
【考案の効果】
[請求項1の作物の定植収穫兼用台車] 請求項1の作物の定植収穫兼用台車を用いて作物の定植を行なう際には、作業 者はベースフレームの腰掛部に腰掛けた状態でベースフレーム上の載置部より苗 を取り出してこれを畝に定植しつつ、定植収穫兼用台車を畝に沿って後進又は前 進させることができるため、作物の定植作業における作業者の足や腰にかかる負 担は著しく軽減され、作業者は腰痛、関節痛、足痛等から解放される。また、請 求項1の作物の定植収穫兼用台車を畝に沿って後進又は前進させつつ作物を収穫 し、収穫した作物をベースフレーム上の載置部に載置することも可能である。
【0021】 [請求項2の作物の定植収穫兼用台車] 請求項2の作物の定植収穫兼用台車においては、畝の高さ、作物の高さ等に応 じて車輪に対するベースフレームの高さを調節することができる。
【0022】 [請求項3の作物の定植収穫兼用台車] 請求項3の作物の定植収穫兼用台車におけるベースフレームは左右方向の補強 杆により補強される。また、補強杆は定植収穫兼用台車の使用目的に応じて着脱 することができる。
【0023】 [請求項4の作物の定植収穫兼用台車] 請求項4の作物の定植収穫兼用台車は補強杆に苗、収穫した作物等の載置部を 備えている。該載置部は定植収穫兼用台車の使用目的に応じて着脱し又は左右方 向に位置調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による作物の定植収穫兼用台車の一例を
示す斜視図である。
【図2】同上定植収穫兼用台車の正面図である。
【図3】同上定植収穫兼用台車の平面図である。
【図4】同上定植収穫兼用台車の側面図である。
【図5】本考案による作物の定植収穫兼用台車の別の一
例を示す斜視図である。
【図6】本考案による作物の定植収穫兼用台車の更に別
の一例を示す斜視図である。
【図7】延長筒を示す斜視図である。
【図8】別の延長筒を示す斜視図である。
【図9】載置部の平面図である。
【図10】同上載置部の側面図である。
【図11】別の載置部の平面図である。
【図12】同上載置部の側面図である。
【図13】腰掛部の平面図である。
【図14】同上腰掛部の正面図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 3 車輪 5 車輪 7 車輪 9 車輪 11 畝 13 側部材 15 側部材 17 連結杆 17a 外杆 17b 内杆 17c 固定ねじ 19 連結杆 19a 外杆 19b 内杆 19c 固定ねじ 21 腰掛部 21a 平板 21b 係止手段 21c 係止手段 23 載置部 23a 平板 23b 係止手段 23c 係止手段 25 車輪支持部材 27 車輪支持部材 29 車輪支持部材 31 車輪支持部材 33 筒状部 35 筒状部 37 筒状部 39 筒状部 41 固定ねじ 43 固定ねじ 45 固定ねじ 47 固定ねじ 51 延長筒 53 固定ねじ 55 延長筒 57 固定ねじ 61 補強杆 61a 外杆 61b 内杆 61c 固定ねじ 63 補強杆 63a 外杆 63b 内杆 63c 固定ねじ 65 筒状部 67 筒状部 69 固定ねじ 71 補助杆 73 固定ねじ 75 載置部 75a 板状体 75b 板状体 75c 連結部材 75d 係止手段 75e 係止手段 77 箱状体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフレームの四隅に車輪を取り付
    け、該ベースフレームは畝の幅に応じて左右方向の幅を
    調節自在となし、且つ該ベースフレーム上に腰掛部又は
    苗、収穫した作物等の載置部を着脱自在且つ左右方向に
    位置調節自在に取り付けたことを特徴とする作物の定植
    収穫兼用台車。
  2. 【請求項2】 前記ベースフレームは車輪に対し高さ調
    節自在であることを特徴とする請求項1の作物の定植収
    穫兼用台車。
  3. 【請求項3】 前記ベースフレームには左右方向の補強
    杆を長さ調節自在且つ着脱自在に付設したことを特徴と
    する請求項1又は2の作物の定植収穫兼用台車。
  4. 【請求項4】 前記補強杆には苗、収穫した作物等の載
    置部を着脱自在且つ左右方向に位置調節自在に取り付け
    たことを特徴とする請求項1、2又は3の作物の定植収
    穫兼用台車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018114973A (ja) * 2013-08-27 2018-07-26 植野 弘志 収穫作業補助台

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