JP3027935U - ガードレールの支柱建込促進加工工具 - Google Patents

ガードレールの支柱建込促進加工工具

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JP3027935U
JP3027935U JP1996000561U JP56196U JP3027935U JP 3027935 U JP3027935 U JP 3027935U JP 1996000561 U JP1996000561 U JP 1996000561U JP 56196 U JP56196 U JP 56196U JP 3027935 U JP3027935 U JP 3027935U
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guardrail
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pillar
welded
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JP1996000561U
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Inventor
繁 平嶺
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繁 平嶺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガードレールの建設に要する時間を飛躍的に
短かくするために、支柱1を短時間に建込むことができ
る、ガードレールの支柱建込促進加工工具を考案するこ
とが課題である。 【解決の手段】 ガードレールの支柱建込促進加工工具
として、支柱1より少し大きな穴3をあける穴あけ杭4
をもって、支柱1の位置、及び建込の深さの穴3をほ
り、その穴3に支柱1を入れて支柱1の頭部キャップ6
や支柱1に傷をつけないようにする支柱建込保護キャッ
プ5をかぶせて、支柱1を打込むようにする支柱建込保
護キャップ5を考案する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、道路に設けるガードレールの支柱1を建て込むときに用いる、ガー ドレールの支柱建込促進加工工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガードレールを建て込むときには、先づ、支柱1を所定の位置に、地面 とのなす角度を所定の角度に立て、その支柱1に袖板2、又はワイヤー等をとり つける工程をたどるものである。このとき支柱1を所定の位置に地面とのなす角 度、及び高さを正しく所定の寸法におさめるのに時間がかゝり、ガードレール完 成に要する時間は支柱1の埋込みまでに要する時間で左右される。 この支柱1を立てるときに、支柱1に傷をつけたり変形させたりして修理や交 換をしたりすることを最も避けなければならないので、これらの工程に用いる工 具の改良に工夫が重ねられている。 ガードレールの基準を示す防護柵設置要網によると、支柱1を土中に埋込む場 合に路側用のガードレールの支柱1の場合は土中に最大110cm、分離帯用と しての自動車専用道路の支柱1の場合は最大150cmを埋込んで固定しなけれ ばならないと要求されている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
従来の技術の項でのべたうち、先づ、支柱1を立てる地面の状態の如何にかゝ わらず、その地面の所定の位置に支柱1を所定の角度と寸法に埋込むことの出来 る穴3をあけることが必要であり、その穴は支柱1の直径より少し直径の大きな 穴3となるような穴あけ杭4を使用することにより、その少し直径の大きな穴3 に支柱1を所定の傾きと深さまで押し込んで、所定の位置と寸法に定めた後に固 定することが必要であり、これと共に支柱1を押し込むときに支柱1に損傷をあ たえることを防ぐ支柱建込保護キャップ5を支柱1の頭部キャップ6にかぶせて 、支柱1を支柱建込保護キャップ5の上から圧力25をかけて支柱1を所定寸法 、及び傾きにおさめて固定する。 この工程を用いるときに使用する穴あけ杭4と支柱建込保護キャップ5を考案 することが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ガードレールの支柱1は防護柵設置要網によると、ガードレールを設置する場 所によって、その支柱1の直径が139.8mmのものと、114.3mmのも のとが要求される。 この明細書に於ては、114.3mmの外径の支柱1を用いるときに使用する 穴あけ杭4、及び支柱建込保護キャップ5について記述する。
【0005】 直径が139.8mmの支柱1を使用するときの穴あけ杭4、及び支柱建込保 護キャップ5の構造は、114.3mmの穴あけ杭4、及び支柱建込保護キャッ プ5と同様の考え方で作ることができる。
【0006】 穴あけ杭4の構造は、つぎに示すとおりに製作する。 外径8を設置しようとするガードレールの支柱1の外径7より約25mm太い 金属管9を用い、金属管9の下端には焼入れ加工した円錐状の先端金具10を同 軸に溶着し、金属管9の他端頭部には、打込み衝撃24に耐えることの出来る円 型の天井盤11を金属管9に蓋をするごとく直角に溶着し、全長を約2.5mの 先のとがったまっすぐな杭に仕上げる。
【0007】 以上のごとく製作した、穴あけ杭4の上端より約200mm下方の金属管9の 対称になる両外側面に、土中に打込んだ穴あけ杭4を土中から引き抜くときにワ イヤー等の取付けに使用する掛け金具12をとりつける。
【0008】 支柱建込保護キャップ5は、つぎに示す構造とする。 支柱建込保護キャップ5は、支柱1の頭部を保護する円筒部13と、この円筒 部13に上方からの圧力25又は衝撃力をうけて支柱1につたえる受圧部14と からなっている。
【0009】 支柱建込保護キャップ5の円筒部13の内径15は、支柱1の外径7より約2 5mm大きな直径を有するものとする。
【0010】 支柱建込保護キャップ5の円筒部13の高さ16は、約130mmとする。
【0011】 円筒部13の上に円筒部13の外径17と同じ直径を有する天井盤18を溶着 する。
【0012】 円筒部13の内部の天井盤18に接して、ガードレールの支柱1の頭部キャッ プ6と同じ曲率を有するお腕型の底板19を、円筒部13の内面に天井盤18と 接するごとく溶着し、天井盤18と共に一体となって上部からの圧力25、又は 衝撃力を支柱1に伝える構造とする。
【0013】 天井盤18の上に円筒部13の外径の約2分の1の内径20をもつ円筒の伝圧 管21を天井盤18と同軸に溶着し、その円筒の伝圧管21の上に伝圧管21の 外径と同じ外径をもつ受圧盤22を溶着した受圧部14をもった構造とし、受圧 部14は受圧盤22に上方よりうける圧力25又は衝撃力を、十分下方の天井盤 18に伝えることのできる強度をもったものとする。
【0014】 底板19と円筒部13に頭部キャップ6と支柱1に面する内面、及び円筒部1 3の下端を覆うごとく、約5mmの厚みをもった保護ゴム層23をとりつけて、 支柱1の頭部キャップ6、及び支柱1に傷のつくのを防ぐ構造とする。
【0015】
【考案の実施形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 ガードレールの設置には、先づ、支柱1の建込み工程の図2に示すごとく、 杭打工程 杭引抜工程 支柱建込工程 支柱打込工程 支柱固定工程 の順におこなう。 杭打工程において、本考案の穴あけ杭4を用いて支柱1を立てるのに必要 な支柱1の位置を定め穴3を必要な深さまで打込む。 杭引抜工程で穴あけ杭4の掛け金具12を利用して穴あけ杭4を引抜く。 支柱1建込工程で穴あけ杭4であけた穴3に支柱1を建込み、支柱建込保 護キャップ5を支柱1の頭部キャップ6の上にかぶせる。 支柱打込工程で支柱建込保護キャップ5の上から圧力25、又は衝撃力を 加えて支柱1が所定の高さになった所で支柱建込保護キャップ5を取外す。 支柱1の位置を確認のうえ穴3に砂、又はモルタールを注ぎ込み支柱1を 固定する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0017】 請求項1のガードレールの支柱建込促進加工工具の穴あけ杭4を用いることに より、次に示す効果がある。 ガードレールの支柱1の位置が正確に決定してガードレールを施行することが できる。 支柱1の位置の地盤に応じた穴3をあけることができる。 支柱1の外径7より約25mm大きな直径の穴3をあけるので支柱1を正確に 所定の位置におさめることができる。 穴あけ工程に要する時間が従来よりも非常に短かくてすむことができるのでガ ードレールの完成までの時間が非常に短かくてすむ。
【0018】 請求項2のガードレールの支柱建込促進加工工具の支柱建込保護キャップ5を 用いることにより、つぎに示す効果が得られる。 支柱1の頭部キャップ6や支柱1に傷をつけることなく、支柱建込工程が進渉 するのでガードレールの完成までに要する時間が非常に短かくてすむようになる 。
【0019】 請求項1の穴あけ杭4、及び請求項2の支柱建込保護キャップ5のガードレー ルの支柱建込促進加工工具を併用することにより、ガードレールの建設が飛躍的 に早く完成するようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガードレールの一部を示す斜視図
【図2】ガードレールの支柱1の建込工程図
【図3】穴あけ杭4の正面図
【図4】空あけ杭4の平面図
【図5】穴あけ杭4のA−A断面拡大図
【図6】支柱建込保護キャップ5の正面図
【図7】支柱建込保護キャップ5の平面図
【図8】支柱建込保護キャップ5のB−B断面図
【図9】図8を支柱1の頭部キャップ6の上にかぶせた
【符号の説明】
1 支柱 2 袖板 3 穴 4 穴あけ杭 5 支柱建込保護キャップ 6 頭部キャップ 7 外径 8 外径 9 金属管 10 先端金具 11 天井盤 12 掛け金具 13 円筒部 14 受圧部 15 内径 16 高さ 17 外径 18 天井盤 19 底板 20 内径 21 伝圧管 22 受圧盤 23 保護ゴム層 24 打込み衝撃 25 圧力

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱(1)の外径より約25mm大きな
    外径を持つ金属管(9)の先端に焼入加工をした、円錐
    形の先端金具(10)を金属管(9)と同軸にとりつけ
    て、金属管(9)の上端には、金属管(9)と同じ外径
    (8)をもつ天井盤(11)をもち、金属管(9)の上
    端より約200mm下方の金属管(9)の両外側面に掛
    け金具(12)をとりつけてなる、全長約2.5mの先
    端のとがった穴あけ杭(4)に仕上げた、ガードレール
    の支柱建込促進加工工具。
  2. 【請求項2】 ガードレールの支柱(1)の外径(7)
    より約25mm大きな内径(15)をもつ高さ約130
    mmの円筒部(13)の上部切口に天井盤(18)を溶
    着し、天井盤(18)の上には円筒部(13)の外径
    (17)の約2分の1の内径(20)をもち、かつ上部
    切口に受圧盤(22)を溶着した伝圧管(21)を円筒
    部(13)と同軸に溶着した受圧部(14)を溶着して
    とりつけ、円筒部(13)の天井盤(18)の下面に接
    して支柱(1)の頭部キャップ(6)と同じ曲率をもつ
    底板(19)を天井盤(18)に接するごとく円筒部
    (13)と溶着し、円筒部(13)と底板(19)が支
    柱(1)と頭部キャップ(6)に面する内面、及び円筒
    部(13)の下端を覆う部分に、厚さ約5mmの保護ゴ
    ム層(23)をとりつけた支柱建込保護キャップ(5)
    をなす、ガードレールの支柱建込促進加工工具。
JP1996000561U 1996-02-14 1996-02-14 ガードレールの支柱建込促進加工工具 Expired - Lifetime JP3027935U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101356112B1 (ko) 2012-04-27 2014-01-29 주식회사 동호 기초파일 항타부 보호 캡
KR101458782B1 (ko) * 2013-04-22 2014-11-07 이병남 가드레일지주용 지지력보강대를 타격하는 항타정 및 항타정을 이용한 지주 지지력보강시공방법
JP2015010391A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 中国電力株式会社 標示用ポール

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KR101458782B1 (ko) * 2013-04-22 2014-11-07 이병남 가드레일지주용 지지력보강대를 타격하는 항타정 및 항타정을 이용한 지주 지지력보강시공방법
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