JP3027930U - 味噌溶き具 - Google Patents

味噌溶き具

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JP3027930U
JP3027930U JP1996001945U JP194596U JP3027930U JP 3027930 U JP3027930 U JP 3027930U JP 1996001945 U JP1996001945 U JP 1996001945U JP 194596 U JP194596 U JP 194596U JP 3027930 U JP3027930 U JP 3027930U
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miso
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shape
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hollow bottle
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JP1996001945U
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Inventor
いそみ 石田
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いそみ 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】味噌汁を作る際に、味噌を容器よりかき出して
溶き込む一連の操作を、ただ一つの用具のみで片手で容
易かつ速やかに行えるようにする。 【構成】ストライプ又はネット状に集合した線材を外郭
が略中空瓶状になるように湾曲形成して片端に柄を連結
し、該外郭を囲むように固定リングを設け、望ましくは
該中空瓶状の外郭の先端部から内部の柄方向にかけて突
起もしくは軸体を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は味噌汁等を作る際に必要な味噌を取り出し、更にそれを溶きほぐす ための用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より味噌汁を作る際には容器からしゃもじ等で味噌をかき出し、杓状濾具 に入れて箸で撹拌しつつ煮鍋中に溶き込むか、或いは別容器に入れた味噌の塊に だし汁を少しずつ加えて伸ばし、濾具で濾してこれを煮鍋に加えたりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
味噌汁は家庭などにおいて毎日のように作られているが、その都度、味噌を容 器や袋等からかき出した後、塊状の味噌を溶きほぐし液状にするなどの手間を要 している。従ってかき出すためのしゃもじや、溶きほぐすための濾具や箸等を別 々に必要とし、味噌を溶く操作も両手を要するなど、やや面倒かつ煩雑であるた めに、ともすれば味噌を煮込む適切なタイミングを逸しがちであった。本考案は かかる不便を解消することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ストライプ又はネット状に集合したステンレス等の線材(1)を外郭が略中空 瓶状になるように湾曲形成して片側に柄(2)を連結し、該外郭を囲むように固 定リング(3)を線材(1)に熔着などで設け固定する。
【0005】 特にその略中空瓶状の外郭の先端部から内部の柄(2)方向にかけて、突起( 4)もしくは軸体(図示せず)を形成することが望ましい。ここでいう軸体とは 突起(4)が柄(2)にまで連なっている場合を指す。
【0006】 図1に例示したのは、ストライプ状に集合した線材(1)を外郭が略中空瓶状 になるように湾曲形成した場合の典型的なケースであるが、「中空瓶」の意味は 広義に解するものとし、例えば先端が丸くて座りが悪いようなものや口部が収束 したものも当然含まれる。
【0007】 従って、一見、いわゆる泡たて具に似た外観を呈するが、それらより該ストラ イプの間隔は狭くて最広部でも5mm程度が望ましく、かつその部分で線材(1 )が動いたりぐらついたりして間隔が変動しないように固定リング(3)を設け ることが必須である。この場合も、最初からリング状になっていなくても、固定 した結果、略リング体が形成されれば、同意味に含ませるものとする。
【0008】 又、その固定リング(3)は円形に限らず、直線部(5)を有していてもよい 。こうすることにより線材(1)による外郭形状もそれに応じた形状となるが、 これは図1のように直線部(5)を下にして置くと転がらないなどのメリットが ある。
【0009】 なお製作の都合上、先部のみネットの部品を用い、柄側のストライプと組み合 わせたりしてもよい。
【0010】
【作用】
本考案の味噌溶き具を使うには、先ず図2のように容器中の味噌(6)に押し 付けるようにしてかき取ると、味噌(6)は多数の線材(1)の隙間から中空内 部に進入し、一部は外側に付着して、図3のような状態で取り出すことができる 。この際、固定リング(3)がないと線材(1)がぐらついてうまくいかない。
【0011】 これの味噌のある部分を図4のように鍋の中の(出汁や実の入った)水中に入 れて撹拌するように動かすと、外部の味噌は直ちにほぐれて分散し、内部の塊状 の味噌(6)も線材(1)で囲まれた内部でそれにつれて動くと同時に、線材( 1)や突起(4)に頻繁に衝突して速やかに削られ溶かされて、外部の液中に流 出・分散する。
【0012】 その際、味噌(6)の塊が充分に小さくなるまでは、それは線材(1)で囲ま れた中空部に収まっているから、甚だ効率的にそれのみを捉えて溶くことになる 。
【0013】 このように以上の一連の操作は片手のみで連続的に行うことが可能である。
【0014】
【実施例】
長さ約23cm、太さ1mm径のステンレス製線材を34本束ねて片端を約3 cm長のステンレス製パイプ内に収束して溶接し、これを図1にあるような一部 直線状の6cm径リングの内側に5mm間隔毎に設けた34個の1mm幅の小溝 にそれぞれの線材が収まるように湾曲形成して、別の端を7.5cm長のステン レスパイプの柄内に収束し、該線材とリング及び柄の接触部分を溶接して仕上げ る。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、ただ1つの用具を使って片手のみで必要な 味噌をかき出して直ちにだし汁や煮鍋中に溶き込むことができ、従って味噌汁作 りが一層楽になり、用具の管理がし易く失敗が減るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一例を示す斜視図
【図2】本考案を用い味噌をかき出す状態を示す側断面
【図3】味噌をかき出した状態の本考案を示す側断面図
【図4】本考案でかき出した味噌を溶き込んでいる状態
を示す側断面図
【符号の説明】
1………線材 2………柄 3………固定リング 4………突起 5………直線部 6………味噌

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストライプ又はネット状に集合した線材を
    外郭が略中空瓶状になるように湾曲形成して片端に柄を
    連結し、該外郭を囲むように固定リングが設けられてい
    ることを特徴とする味噌溶き具。
  2. 【請求項2】略中空瓶状の外郭の先端部から内部の柄方
    向にかけて突起もしくは軸体を形成した請求項1に記載
    の味噌溶き具。
JP1996001945U 1996-02-13 1996-02-13 味噌溶き具 Expired - Lifetime JP3027930U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000296047A (ja) * 1999-04-13 2000-10-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 粘稠性で溶解或いは分散使用する物質用の取り出し具
JP5224591B2 (ja) * 2006-08-08 2013-07-03 株式会社カクジン 撹拌棒およびそれを備えた撹拌機

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JP2000296047A (ja) * 1999-04-13 2000-10-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 粘稠性で溶解或いは分散使用する物質用の取り出し具
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