JP3027923B2 - インジェクタ用コネクタブロックの成形方法およびそれに使用されるバスバーと中子部材 - Google Patents

インジェクタ用コネクタブロックの成形方法およびそれに使用されるバスバーと中子部材

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JP3027923B2 JP7109556A JP10955695A JP3027923B2 JP 3027923 B2 JP3027923 B2 JP 3027923B2 JP 7109556 A JP7109556 A JP 7109556A JP 10955695 A JP10955695 A JP 10955695A JP 3027923 B2 JP3027923 B2 JP 3027923B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の内燃機関の
各インジェクタ(燃料噴射弁)にわたって接続され、各
インジェクタを作動させる電源を供給するためのインジ
ェクタ用コネクタブロックの成形方法およびそれに使用
されるバスバーと中子部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインジェクタ用コネクタ
ブロックは、図10乃至図12に示される如く、耐熱性
強化硬質樹脂等で細長状に成形されたコネクタブロック
本体1を備え、該コネクタブロック本体1には下方側よ
りインジェクタが接続されるインジェクタ接続部2がそ
の長手方向に所定間隔を有して複数備えられている。
【0003】また、コネクタブロック本体1の長手方向
一端側には、外部配線としてのワイヤーハーネスのコネ
クタが側方より接続される外部配線接続部3が備えられ
ている。
【0004】そして、コネクタブロック本体1内には、
各インジェクタ接続部2から外部配線接続部3に至るバ
スバー4がそれぞれ埋入状に配設されており、各バスバ
ー4を通じてインジェクタに電源を供給し、インジェク
タを開閉作動させるように構成されている。
【0005】例えば、この種のインジェクタ用コネクタ
ブロックとして実公平6ー29494号公報や特開平4
ー263913号公報に開示のものがある。
【0006】そして、このコネクタブロック5を成形す
る場合には、上記公報に開示のように、一次成形キャビ
ティに各バスバー4を所定の姿勢で部分的に埋め込んで
保持させ、図12に示される如く、各バスバー4を所定
姿勢で保持する姿勢保持成形部7を部分的に樹脂成形す
る(部分成形工程)。
【0007】次に、姿勢保持成形部7で所定姿勢に保持
されたバスバー4群を二次成形キャビティの所定の位置
にインサートした後、該二次成形キャビティ内に樹脂を
充填して、図10に示される如く、所望形状のコネクタ
ブロック本体1を有するコネクタブロック5を成形して
いた(全体成形工程)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
インジェクタ用コネクタブロックの成形方法によれば、
各バスバー4を所定姿勢で保持させる部分成形工程と、
コネクタブロック本体1を成形する全体成形工程との2
度のインサート成形工程が必要とされ、作業性や生産性
に劣るという問題があった。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、1度
のインサート成形で成形可能として作業性、生産性の向
上を図ったインジェクタ用コネクタブロックの成形方法
およびそれに使用されるバスバーと中子部材を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、樹脂で細長状に成形されたコネクタブ
ロック本体内に複数の帯板状バスバーが埋入状にインサ
ートされ、その長手方向に所定間隔を有してインジェク
タが接続される複数のインジェクタ接続部が備えられる
と共に、外部配線が接続される外部配線接続部が備えら
れたインジェクタ用コネクタブロックの成形方法におい
て、前記複数のバスバーをそれぞれ、複数の中子部材に
それぞれ備えられたバスバー保持溝に挿入し、中子部材
のバスバー保持溝に面した壁部に備えられた位置決め凹
部に、バスバーの一部が切り起こし形成された抜止め突
起部を抜止状に嵌合係止させて、各中子部材にまたがっ
て各バスバーを互いに間隔を有した所定姿勢で保持さ
せ、その各バスバーが所定姿勢で保持された各中子部材
を成形キャビティにインサートした後、樹脂を成形キャ
ビティ内に充填してコネクタブロックを成形する点にあ
る。
【0011】また、上記成形方法に使用されるバスバー
と中子部材の構造として、複数のバスバーをそれぞれ、
複数の中子部材にそれぞれ備えられたバスバー保持溝に
挿入して、各中子部材にまたがって各バスバーを互いに
間隔を有した所定姿勢で保持させ、その各バスバーが所
定姿勢で保持された各中子部材を成形キャビティにイン
サートした後、樹脂を成形キャビティ内に充填して、樹
脂で細長状に成形されたコネクタブロック本体内に複数
の帯板状バスバーが埋入状にインサートされ、その長手
方向に所定間隔を有してインジェクタが接続される複数
のインジェクタ接続部が備えられると共に、外部配線が
接続される外部配線接続部が備えられたコネクタブロッ
クを成形するインジェクタ用コネクタブロックの成形方
法に使用されるバスバーと中子部材であって、前記各中
子部材に、バスバーが挿入される前記バスバー保持溝が
備えられると共に、該バスバー保持溝に面した壁部に位
置決め凹部が備えられ、前記各バスバーに、バスバー保
持溝に挿入された際、前記位置決め凹部に抜止状に嵌合
係止される抜止め突起部がバスバーの一部の切り起こし
形成によって備えられた構造とする点にある。
【0012】
【0013】さらに、前記各中子部材に、成形キャビテ
ィ内で位置決めされる位置決め用突起や位置決め用凹部
が備えられてなる構造としてもよい。
【0014】
【作用】本発明によれば、予め、複数の中子部材に備え
られたバスバー保持溝に各バスバーをそれぞれ挿入し
て、各中子部材にまたがって各バスバーを互いに間隔を
有した所定姿勢で保持させ、その状態で各中子部材を成
形型の成形キャビティの所定位置にインサートした後、
樹脂を成形キャビティ内に充填してコネクタブロックを
成形する方法であり、コネクタブロックを成形するため
のインサート成形工程が1度となり、作業性および生産
性の向上が図れ、コネクタブロックの生産コスト低減が
図れる。
【0015】また、各中子部材に、バスバーが挿入され
るバスバー保持溝が備えられると共に、該バスバー保持
溝に面した壁部に位置決め凹部が備えられ、各バスバー
に位置決め凹部に抜止状に嵌合係止される抜止め突起部
が備えられた構造とすれば、各バスバーを各中子部材の
バスバー保持溝に挿入した際、バスバーの抜止め突起部
が位置決め凹部に抜止状に嵌合係止され、各中子部材に
またがって各バスバーが所定の姿勢で良好に保持され
る。
【0016】この場合において、位置決め凹部に抜止め
突起部が嵌合係止される構造としているため、中子部材
の変形が有効に防止でき、バスバー保持溝に対するバス
バーの挿入も容易に行える。
【0017】さらに、各バスバーの抜止め突起部は、バ
スバーの一部が切り起こし形成されてなる構造とすれ
ば、抜止め突起部の形成が容易に行える。
【0018】また、各中子部材に、成形キャビティ内で
位置決めされる位置決め用突起や位置決め用凹部が備え
られてなる構造とすれば、成形キャビティに対する位置
決めも容易に行える。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1乃至図7において、10は自動車用エンジ
ンに使用されるインジェクタ用コネクタブロック10
で、耐熱性強化硬質樹脂(例えば、ガラス繊維30%入
りのポリブチレンテレフタレート)等で細長状に成形さ
れたコネクタブロック本体11を備え、該コネクタブロ
ック本体11の下面側には、その長手方向に所定間隔を
有して複数のインジェクタ接続部12が一体に備えられ
ている。なお、本実施例では、直列4気筒エンジン用の
コネクタブロック10とされている。
【0020】そして、図1における各矢印Pで示される
如く、各インジェクタ接続部12に対して図示省略のイ
ンジェクタが下方側より着脱自在に接続可能に構成され
ている。
【0021】また、コネクタブロック本体11の上面側
には、その長手方向中間部に位置して図示省略の外部配
線としてのワイヤーハーネスのコネクタが矢印Qで示さ
れる如く、上方側より着脱自在に接続可能な外部配線接
続部としてのハーネス接続部13が一体に備えられてい
る。
【0022】なお、本実施例においては、コネクタブロ
ック本体11に、各インジェクタに燃料を供給するため
の燃料供給路15がその長手方向に沿って一体に備えら
れている。
【0023】そして、コネクタブロック本体11内に
は、各インジェクタ接続部12からハーネス接続部13
に至る帯板状バスバー17がそれぞれ埋入状に配設され
ており、ワイヤーハーネス、各バスバー17を通じて各
インジェクタに選択的に電源を供給し、インジェクタを
選択的に開閉作動させてエンジン側に燃料を供給するよ
うに構成されている。
【0024】また、各バスバー17は、ハーネス接続部
13に端部露出状に配置される接続端子部としてのオス
タブ17aと、インジェクタ接続部12に端部露出状に
配置される接続端子部としてのオスタブ17bと、各オ
スタブ17a、17bを連結する帯板直線状の連結部1
7cとからなり、各インジェクタ接続部12に位置する
対の各オスタブ17bが一列状に配置されるように、各
オスタブ17bが適宜屈曲形成されている。
【0025】さらに、ハーネス接続部13に位置する各
オスタブ17aも一列状に配置されるように、各オスタ
ブ17aが適宜屈曲形成されている。
【0026】また、図3乃至図7において、20は各バ
スバー17を所定姿勢で保持するための耐熱性硬質樹脂
等からなる中子部材で、複数備えられており、各中子部
材20には各バスバー17が上方より挿入されるバスバ
ー保持溝21がそれぞれ備えられると共に、該バスバー
保持溝21に面した一方の壁部20aにはそれぞれ図5
乃至図7に示される如く、矩形状の位置決め凹部20b
が適宜備えられている。
【0027】さらに、各中子部材20には、成形上型2
3と成形下型24とで構成される成形キャビティ25内
に位置決めされるべく、位置決め用突起26や位置決め
用凹部27が従来同様、適宜備えられている。
【0028】一方、前記各バスバー17の連結部17c
における前記中子部材20の位置決め凹部20bに対応
する位置には、それぞれ連結部17cがバスバー保持溝
21に挿入された際、位置決め凹部20bに嵌合して抜
止状に係止される抜止め突起部17dが上方側を一側方
に突出状として切り起こし形成されている。
【0029】次に、これら各バスバー17と各中子部材
20を使用してコネクタブロック10を成形する方法に
ついて説明する。
【0030】予め樹脂成形されてなる中子部材20に備
えられたバスバー保持溝21に、対応する各バスバー1
7の連結部17cをそれぞれ挿入していけば、抜止め突
起部17dの弾性復帰により、図6に示される如く、バ
スバー17の抜止め突起部17dが中子部材20の位置
決め凹部20bに嵌合されて抜止状に係止された状態が
得られる。
【0031】そして、同様に各中子部材20のバスバー
保持溝21に対応する各バスバー17の連結部17cを
順次挿入していけば、同様にバスバー17の抜止め突起
部17dが中子部材20の位置決め凹部20bに抜止状
に嵌合係止された状態が得られ、ここに、図4に示され
る如く、各中子部材20にまたがって各バスバー17が
互いに所定間隔を有した所定姿勢で保持された状態が得
られる。
【0032】次に、この各バスバー17が所定姿勢で保
持された各中子部材20を成形キャビティ25の所定位
置にインサートした後、樹脂を成形キャビティ25内に
射出充填して図1に示されるようなコネクタブロック1
0を成形する。
【0033】なお、この射出充填される樹脂と中子部材
20を構成する樹脂とは密着性の観点から同系樹脂とさ
れており、特に射出充填される樹脂は前記耐熱性強化硬
質樹脂とされている。
【0034】以上のように、本発明の成形方法によれ
ば、予め、複数の中子部材20に備えられたバスバー保
持溝21に各バスバー17の連結部17cをそれぞれ挿
入して、各中子部材20にまたがって各バスバー17を
互いに間隔を有した所定姿勢で保持させ、その状態で各
中子部材20を成形上型23と成形下型24とで構成さ
れる成形キャビティ25の所定位置にインサートした
後、樹脂を成形キャビティ25内に射出充填してコネク
タブロック10を成形する方法であり、コネクタブロッ
ク10を成形するためのインサート成形工程が1度でよ
いため、作業性および生産性の向上が図れ、コネクタブ
ロック10の生産コスト低減が図れる。
【0035】また、各中子部材20のバスバー保持溝2
1に面した壁部20aに位置決め凹部20bが備えら
れ、各バスバー17に位置決め凹部20bに抜止状に嵌
合係止される抜止め突起部17dが備えられた構造であ
り、各バスバー17を各中子部材20のバスバー保持溝
21に挿入した際、バスバー17の抜止め突起部17d
が位置決め凹部20bに抜止状に嵌合して係止されるた
め、各中子部材20と各バスバー17との相対的な位置
ズレが有効に防止でき、各中子部材20にまたがって各
バスバー17が所定の姿勢で良好に保持される。
【0036】なおこの際、図8および図9に示される如
く、バスバー40の一側面側に球状に膨出する突起部4
1を備え、中子部材42に形成されたバスバー保持溝4
3に無理ばめ状に挿入する構造とすれば、バスバー保持
溝43に対するバスバー40の挿入によって中子部材4
2が変形するおそれがあり、その変形によって隣接する
バスバー保持溝43に対するバスバー40の挿入に際し
てより大きな挿入力が必要とされると共に、複数のバス
バー40の挿入によって中子部材42がより変形するお
それも生じる。
【0037】これに対し、本実施例においては、バスバ
ー17に抜止め突起部17dが切り起こし形成され、中
子部材20に抜止め突起部17dが抜止状に嵌合して係
止される位置決め凹部20bが備えられた構造であり、
バスバー保持溝21に対するバスバー17の挿入によっ
て中子部材20が変形したままバスバー17を保持する
おそれがなく、従って、隣接するバスバー保持溝21に
対する別のバスバー17挿入に際して挿入力が大きくな
ることもなく、ここに、中子部材20の変形が有効に防
止できると共にバスバー保持溝21に対するバスバー1
7の挿入力の低減が図れ、バスバー17の挿入作業も容
易となる。
【0038】また、各バスバー17の抜止め突起部17
dは、バスバー17の一部が切り起こし形成された構造
であり、抜止め突起部17dの形成が容易に行える利点
がある。
【0039】さらに、各中子部材20に位置決め用突起
26や位置決め用凹部27が備えられているため、成形
キャビティ25に対する位置決めも容易に行える利点が
ある。
【0040】また、複数の中子部材20の形状の共通化
を図ることにより、必要とされる中子部材20の形状の
数を削減して、中子部材20の生産性の向上が図れ、本
実施例では図3における右側から2番目と3番目および
左側から2番目と3番目の各中子部材20が共通形状と
されている。
【0041】なお、上記各実施例においては、直列4気
筒のエンジン用のコネクタブロック10を示している
が、この気筒数に何等限定されない。また、コネクタブ
ロック本体11に燃料供給路15を一体に備えた構造を
示しているが、従来同様、別体構造であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明のインジェクタ用
コネクタブロックの成形方法によれば、複数のバスバー
をそれぞれ、複数の中子部材にそれぞれ備えられたバス
バー保持溝に挿入し、中子部材のバスバー保持溝に面し
た壁部に備えられた位置決め凹部に、バスバーの一部が
切り起こし形成された抜止め突起部を抜止状に嵌合係止
させて、各中子部材にまたがって各バスバーを互いに間
隔を有した所定姿勢で保持させ、その各バスバーが所定
姿勢で保持された各中子部材を成形キャビティにインサ
ートした後、樹脂を成形キャビティ内に充填してコネク
タブロックを成形するものであり、コネクタブロックを
成形するためのインサート成形工程が1度となるため、
作業性および生産性の向上が図れ、コネクタブロックの
生産コスト低減が図れるという利点がある。そして、各
バスバーを各中子部材のバスバー保持溝に挿入した際、
バスバーの抜止め突起部が位置決め凹部に抜止状に嵌合
して係止されるため、各中子部材と各バスバーとの相対
的な位置ズレが有効に防止できるという利点もある。
【0043】また、各中子部材に、バスバーが挿入され
るバスバー保持溝が備えられると共に、該バスバー保持
溝に面した壁部に位置決め凹部が備えられ、各バスバー
に位置決め凹部に抜止状に嵌合係止される抜止め突起部
バスバーの一部の切り起こし形成によって備えられた
構造とすることによって、各バスバーを各中子部材のバ
スバー保持溝に挿入した際、バスバーの抜止め突起部が
位置決め凹部に抜止状に嵌合係止され、各中子部材にま
たがって各バスバーが所定の姿勢で良好に保持されると
いう利点がある。
【0044】この場合において、位置決め凹部に切り起
こし形成された抜止め突起部が嵌合係止される構造とし
ているため、中子部材の変形が有効に防止でき、バスバ
ー保持溝に対するバスバーの挿入も容易に行えるという
利点がある。
【0045】さらに、各バスバーの抜止め突起部は、バ
スバーの一部が切り起こし形成されてなる構造であり
抜止め突起部の形成が容易に行えるという利点がある。
【0046】また、各中子部材に、成形キャビティ内で
位置決めされる位置決め用突起や位置決め用凹部が備え
られてなる構造とすれば、成形キャビティに対する位置
決めも容易に行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるコネクタブロックを示
す全体斜視図である。
【図2】同バスバーの分散状態を示す斜視図である。
【図3】同バスバーを各中子部材に挿入する状態を示す
斜視図である。
【図4】同バスバーが各中子部材にわたって挿入された
状態を示す斜視図である。
【図5】同バスバーを中子部材に挿入する工程を示す要
部断面図である。
【図6】同バスバーが中子部材に挿入された状態を示す
要部断面図である。
【図7】同バスバーを中子部材に挿入する工程を示す要
部側面図である。
【図8】比較例としてのバスバーを中子部材に挿入する
工程を示す要部断面図である。
【図9】比較例としてのバスバーが中子部材に挿入され
た状態を示す要部断面図である。
【図10】従来例を示すコネクタブロックの斜視図であ
る。
【図11】同バスバーを示す斜視図である。
【図12】同バスバーを姿勢保持成形部で保持した状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コネクタブロック 11 コネクタブロック本体 12 インジェクタ接続部 13 ハーネス接続部 17 バスバー 17d 抜止め突起部 20 中子部材 20a 壁部 20b 位置決め凹部 21 バスバー保持溝 25 成形キャビティ 26 位置決め用突起 27 位置決め用凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−28396(JP,A) 特開 平8−82268(JP,A) 特開 平3−219934(JP,A) 特開 平4−263913(JP,A) 特開 昭59−127387(JP,A) 実開 昭58−106257(JP,U) 特表 平5−507782(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 51/02 F02M 51/06 F02M 55/02 330 - 340 B29C 45/00 - 45/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂で細長状に成形されたコネクタブロ
    ック本体内に複数の帯板状バスバーが埋入状にインサー
    トされ、その長手方向に所定間隔を有してインジェクタ
    が接続される複数のインジェクタ接続部が備えられると
    共に、外部配線が接続される外部配線接続部が備えられ
    たインジェクタ用コネクタブロックの成形方法におい
    て、 前記複数のバスバーをそれぞれ、複数の中子部材にそれ
    ぞれ備えられたバスバー保持溝に挿入し、中子部材のバ
    スバー保持溝に面した壁部に備えられた位置決め凹部
    に、バスバーの一部が切り起こし形成された抜止め突起
    部を抜止状に嵌合係止させて、各中子部材にまたがって
    各バスバーを互いに間隔を有した所定姿勢で保持させ、
    その各バスバーが所定姿勢で保持された各中子部材を成
    形キャビティにインサートした後、樹脂を成形キャビテ
    ィ内に充填してコネクタブロックを成形することを特徴
    とするインジェクタ用コネクタブロックの成形方法。
  2. 【請求項2】 複数のバスバーをそれぞれ、複数の中子
    部材にそれぞれ備えられたバスバー保持溝に挿入して、
    各中子部材にまたがって各バスバーを互いに間隔を有し
    た所定姿勢で保持させ、その各バスバーが所定姿勢で保
    持された各中子部材を成形キャビティにインサートした
    後、樹脂を成形キャビティ内に充填して、樹脂で細長状
    に成形されたコネクタブロック本体内に複数の帯板状バ
    スバーが埋入状にインサートされ、その長手方向に所定
    間隔を有してインジェクタが接続される複数のインジェ
    クタ接続部が備えられると共に、外部配線が接続される
    外部配線接続部が備えられたコネクタブロックを成形す
    るインジェクタ用コネクタブロックの成形方法に使用さ
    れるバスバーと中子部材であって、 前記各中子部材に、バスバーが挿入される前記バスバー
    保持溝が備えられると共に、該バスバー保持溝に面した
    壁部に位置決め凹部が備えられ、前記各バスバーに、バ
    スバー保持溝に挿入された際、前記位置決め凹部に抜止
    状に嵌合係止される抜止め突起部がバスバーの一部の切
    り起こし形成によって備えられたことを特徴とするイン
    ジェクタ用コネクタブロックの成形方法に使用されるバ
    スバーと中子部材。
  3. 【請求項3】 前記各中子部材に、成形キャビティ内で
    位置決めされる位置決め用突起や位置決め用凹部が備え
    られてなることを特徴とする請求項2記載のインジェク
    タ用コネクタブロックの成形方法に使用されるバスバー
    と中子部材。
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