JP3027679U - 運搬台車の接続構造 - Google Patents

運搬台車の接続構造

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JP3027679U
JP3027679U JP1996000371U JP37196U JP3027679U JP 3027679 U JP3027679 U JP 3027679U JP 1996000371 U JP1996000371 U JP 1996000371U JP 37196 U JP37196 U JP 37196U JP 3027679 U JP3027679 U JP 3027679U
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arm
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正義 前田
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東山株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】台車の連結ピンが連結金具の貫通孔から抜けな
い機構を提供することを目的とする。 【解決手段】連結ピン30は上方にストッパ31を設け、ス
トッパ31は上枠21に引っ掛かる様に設け、ストッパ31に
回転軸36用保持部材32,32を設け、又、回転軸36から、
直交させてコの字形のアーム35が下方に向けて接続金具
20を跨ぎ、その先に連結ピン30を跨ぐことができる二股
37が付いている。連結金具10,20の貫通孔12,22に連結
ピン30を上方から貫通させてアーム35を離すと連結金具
10,20を迂回してアーム35は矢印方向に下がり二股37が
連結ピン30を抱え込む。こうすることによつて、アーム
35に邪魔されて連結ピン30は飛び出さない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、台車の連結金具に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から、図5で示す様に、牽引車100で台車110を牽引する際に、牽引 車と台車間、或は、台車と台車間を接続金具120によって連結している。 上記の接続金具120は第1の接続金具121と、第1の接続金具121を跨 いで備えてある第2の接続金具125と、第1の接続金具121と第2の接続金 具125とを位置合わせして連結する連結ピン130からなっている。
【0003】 第1の接続金具121は被牽引側に配置され、板状を成しており貫通孔123 が開いている。 第2の接続金具は牽引側に配置し、第1接続金具121を跨がせてコの字形を しおり、こちらも貫通孔127が開いている。
【0004】 貫通孔123と貫通孔127とを位置合わせして、連結ピン130を上方から 貫通させて牽引側と被牽引側とを接続する。 この様な接続構造では、台車が通過する路面が凸凹したり、被牽引側接続金具 と牽引側の接続金具との高低差があったりすると、走行中の震動で連結ピンが貫 通孔から抜けてしまうという問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、連結ピンが貫通孔から抜けない機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、考案の実施の形態及び考案の効果】
上記目的を達成するため、第1の接続金具と、該第1の接続金具を跨いで備え てある第2の接続金具と、前記両接続金具を連結する連結ピンとからなり、前記 第1の接続金具は板状を成し上下方向の貫通孔を有し、前記第2の接続金具は前 記第1の接続金具を跨ぐことのできる間隔の上下枠と、該上下枠に設けられる上 下方向の貫通孔とを有し、前記連結ピンは上部に、前記上下枠の貫通孔の縁に引 っ掛かるストッパを有し、前記第1の接続金具と第2の接続金具とを互いの貫通 孔を合わせる様に配置し、該貫通孔に前記連結ピンを上方から貫通させて接続す る運搬台車の接続構造において、前記連結ピンと接続金具との連結部分に、前記 連結ピンの飛び出し防止部品を備えたことを特徴とする。
【0007】 こうすると、貫通孔から連結ピンが飛び出さない。 又、前記飛び出し防止部品は前記連結ピンに上下方向回動自在に設けられたア ームから成り、該アームは、前記連結ピンの上部から横方向に伸ばされた後、下 方に伸ばされ、さらに先端を連結ピンの方向に戻されて第2の接続金具を包囲す る様に迂回させるとよい。こうすると、アームが第2の接続金具に引っ掛かるか ら連結ピンが飛び出さない。
【0008】 さらに、前記アームの先端は、前記連結ピンを跨ぐことができる様に二股にさ せておいたり、前記連結ピンの前記第2接続金具の下方に当たる部分に水平方向 の縦長の貫通穴を設けると共に、該貫通穴に前記アームの下方先端部を貫通させ ておくとよい。こうすると、アーム先端を深く迂回させることができ、より一層 外れ難くなる。
【0009】 又、前記飛び出し防止部品は、前記連結ピンの上部に一端を固定させたチエン 又はワイヤーからなり、該チエン又はワイヤーを前記第2の接続金具を包囲する 様に迂回させ、再び前記連結ピンの上部にもう一方の端を取り外し自在に係合さ せるとよい。こうすると、チエン又はワイヤーをかけるだけで容易にセツトでき る。
【0010】 さらに、前記第2の接続金具の上方に前記ストッパを受け入れることのできる ストッパ受けを設け、前記連結ピンのストッパは、第1の角度に回転させている ときは、前記ストッパ受けに先端が掛からず、第2の角度に回転されたときは、 前記ストッパ受けに先端が掛かる様な異形を成し、前記第1の接続金具と前記第 2の接続金具を位置合わせし、該第1の接続金具と該第2の接続金具の貫通孔に 、前記連結ピンを第1の角度で貫通させた後に、第2の角度に回転されてストッ パの先端が前記ストッパ受け内に納められる様にすることにより、前記飛び出し 防止を行なうとよい。
【0011】 このような構造をしているから、走行中の震動等で連結ピンが貫通孔から抜け 出すことはない。 以下に、本考案の実施の形態を具体例に基づいて説明する。
【0012】
【実施例】
実施例の運搬台車の接続構造は、第1の接続金具10と、第1の接続金具10 を跨いで備えてある第2の接続金具20と、前記両接続金具10,20を連結す る連結ピン30とから成っている。
【0013】 第1の実施例は、連結ピン30に上下方向回動自在に設けられたアーム35で 抜け防止をしたものである。 図1で示す様に、連結ピン30は上方にストッパ31を設けており、ストッパ 31は第2の接続金具の上下枠21,21に設けられている貫通孔22より大き い形状をしており、上枠21に引っ掛かる様に設けてある。ストッパ31の上面 にアーム35の回転軸36を矢印方向に回動自在に保持するための保持部材32 ,32が取付られている。
【0014】 連結ピン30の上部の回転軸36から、直交させてコの字形のアーム35が下 方に向けて、第2の接続金具20を跨ぐ様に取付てある。さらに、アーム35の 下方端に連結ピン30を跨ぐことができる様に二股37が付けられている。 このアーム35の付いた連結ピン30は、まず、アーム35を持ち上げておき 、連結金具10,20の貫通孔12,22に連結ピン30を上方から貫通させて アーム35を離すと連結金具10,20を迂回してアーム35は矢印方向に下が りアーム35先端の二股37が連結ピン30を抱え込む。こうすることによつて 、アーム35に邪魔されて連結ピン30は飛び出さない。
【0015】 第2の実施例も、図2で示す様に、連結ピンに回動自在に設けたアームによっ て抜け防止したものである。 連結ピン60は、ストッパ61のさらに上方にアーム65の回転軸66用の貫 通穴62を設け、これと90度向きを変えて、下方には縦長の貫通穴64を設け てある。
【0016】 アーム65は図に示す様に第2の接続金具20を迂回できるコ形をしており上 部に90度方向を変えて鍵型の回転軸66が備えられている。 なお、回転軸66の先端67は抜け防止のために曲げてある。 このアーム65の付いた連結ピン60では、アーム65を離すとアーム65の 下端が連結ピン60の縦穴64を貫通して停止する。
【0017】 これも又、アーム65に邪魔されて連結ピン60は飛び出さない。 第3の実施例は、図3で示す様に、連結ピン50のストッパ51の上部にプレ ート52を設けて、プレート52の一端53にチエン55を取付てある。チエン 55は第2の接続金具20を迂回できるだけの十分の長さを持たせている。チエ ン55のもう一方の端にはフック57を設けて、プレート52のフック掛け58 に取り外し自在に係合させてある。
【0018】 第4の実施例は、図4で示す様に、第2の連結金具20と連結ピン70からな り、第2の連結金具20の上方にはストッパ71を受け入れることのできる隙間 をもたせたストッパ受け80,80を設けてある。連結ピン70の上方のストッ パ71は、先端71a,71aを有するひし形をしている。
【0019】 ストッパ受け80,80にひし形の先端71a,71aが当たらない角度で、 連結ピン70を貫通孔22に上方から挿入する。その後連結ピン70を回転させ るとストッパ受け80,80にストッパ71の先端71a,71aを納められる 。
【0020】 上述の様であるから、走行中の震動で連結ピンが貫通孔から抜け出すことはな い。 その他に、本考案の要旨を越えない限り種々の実施ができる。例えば、実施例 1〜3の連結ピンのストッパは第2の接続金具20の貫通孔22上に引っかかる 程度の帯板でもよいし突起でもよい。又、アーム式の場合はアームの下方端で連 結ピン30を抱えたり、或は、連結ピン60に差し込んだりせず、アーム35の 下方の先端が第2の金具20の下まで包囲されていればよい。第4の実施例の場 合のストッパ71の形状は、1箇所だけストッパ受け80に先端71aが掛かる 様な形状でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の接続金具を示す斜視図。
【図2】 他の実施例の接続金具を示す斜視図。
【図3】 他の実施例の接続金具を示す斜視図。
【図4】 他の実施例の接続金具を示し、(a)は斜視
図、(b)は平面図。
【図5】 従来例の接続金具を示し、(a)は全体構成
図、(b)は要部の斜視図。
【符号の説明】
10・・・第1の接続金具、12,22・・・貫通孔、
20・・・第2の接続金具、21・・・上下枠、30,
50,60,70・・・連結ピン、31,51,61,
71・・・ストッパ、35,65・・・アーム、55・
・・チエン。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の接続金具と、該第1の接続金具を
    跨いで備えてある第2の接続金具と、前記両接続金具を
    連結する連結ピンとからなり、 前記第1の接続金具は板状を成し上下方向の貫通孔を有
    し、 前記第2の接続金具は前記第1の接続金具を跨ぐことの
    できる間隔の上下枠と、該上下枠に設けられる上下方向
    の貫通孔とを有し、 前記連結ピンは上部に、前記上下枠の貫通孔の縁に引っ
    掛かるストッパを有し、前記第1の接続金具と第2の接
    続金具とを互いの貫通孔を合わせる様に配置し、該貫通
    孔に前記連結ピンを上方から貫通させて接続する運搬台
    車の接続構造において、 前記連結ピンと接続金具との連結部分に、前記連結ピン
    の飛び出し防止部品を備えたことを特徴とする運搬台車
    の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記飛び出し防止部品は前記連結ピンに
    上下方向回動自在に設けられたアームから成り、該アー
    ムは、前記連結ピンの上部から横方向に伸ばされた後、
    下方に伸ばされ、さらに先端を連結ピンの方向に戻され
    て第2の接続金具を包囲する様に迂回されていることを
    特徴とする請求項1記載の運搬台車の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記アームの先端は、前記連結ピンを跨
    ぐことができる様に二股にされていることを特徴とする
    請求項2記載の運搬台車の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記連結ピンの前記第2の接続金具の下
    方に当たる部分に水平方向の縦長の貫通穴を設けると共
    に、該貫通穴に前記アームの下方先端部を貫通させてい
    ることを特徴とする請求項2記載の運搬台車の接続構
    造。
  5. 【請求項5】 前記飛び出し防止部品は、前記連結ピン
    の上部に一端を固定させたチエン又はワイヤーからな
    り、該チエン又はワイヤーを前記第2の接続金具を包囲
    する様に迂回させ、再び前記連結ピンの上部にもう一方
    の端を取り外し自在に係合させることを特徴とする請求
    項1記載の運搬台車の接続構造。
  6. 【請求項6】 前記第2の接続金具の上方に前記ストッ
    パを受け入れることのできるストッパ受けを設け、 前記連結ピンのストッパは、第1の角度に回転されてい
    るときは、前記ストッパ受けに先端が掛からず、第2の
    角度に回転されたときは、前記ストッパ受けに先端が掛
    かる様な異形を成し、 前記第1の接続金具と前記第2の接続金具を位置合わせ
    し、該第1の接続金具と該第2の接続金具の貫通孔に、
    前記連結ピンを第1の角度で貫通させた後に、第2の角
    度に回転させてストッパの先端が前記ストッパ受け内に
    納められる様にすることにより、前記飛び出し防止を行
    なうことを特徴とする請求項1記載の運搬台車の接続構
    造。
JP1996000371U 1996-02-06 1996-02-06 運搬台車の接続構造 Expired - Lifetime JP3027679U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10864780B2 (en) 2013-06-28 2020-12-15 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Bead wire for a tire, tire and manufacturing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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