JP3027654U - Vゴール特訓マシン玩具 - Google Patents

Vゴール特訓マシン玩具

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JP3027654U
JP3027654U JP1996001214U JP121496U JP3027654U JP 3027654 U JP3027654 U JP 3027654U JP 1996001214 U JP1996001214 U JP 1996001214U JP 121496 U JP121496 U JP 121496U JP 3027654 U JP3027654 U JP 3027654U
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ball
kicking
balls
breaker
goal
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JP1996001214U
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英夫 清水
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Epoch Co Ltd
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Epoch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キックやヘディングの練習が家庭において手
軽に、しかも繰り返し安全に行えるようにしたVゴール
特訓マシン玩具を提供する。 【解決手段】 複数個のボールを積層状に保持するボー
ルホルダーと、該ボールホルダーから送り出されたボー
ルを静止させるボール受け台と、該ボール受け台上のボ
ールを蹴り出すキックアームとを備え、前記ボール受け
台をボールの蹴り出し方向に沿って前後に移動可能に設
け、ボールの蹴り出し角度を自在に変更できるように
し、低いボールにしてバックパスや高いボールにしてセ
ンタリングパスなどができるように構成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、サッカー選手に欠かすことのできないキック、ヘディングなどの 基本技術を身に付けるVゴール特訓マシン玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サッカーは、青少年の間でたいへんに普及し、子供たちの日常的遊びとしても 定着している。特に、1993年から開催されたプロサッカーリーグ・Jリーグ の人気も手伝って今や国民的スポーツといっても過言でない。
【0003】 そして、サッカー選手を目指す子供達が、キックの練習をするとき、多くの場 合、プロ選手のフォームや蹴り方にこだわるが、それほどこだわる必要はない。 なぜならば、足の大きさ、長さ、骨格には個人差があり、キックの仕方も人によ っておのずと異なるからである。大切なのは、何度も繰り返しボールを蹴って良 いボールが蹴れるときの自分自身の蹴り方やフォームを体得することである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、“繰り返しボールを蹴る”或いは“良いボールが蹴れる”と言 ってもボールをパスしてくれる相手が必要であり、ひとりで練習することは困難 であるし、殆ど不可能である。
【0005】 上記の点に鑑み、この考案は、キックやヘディングの練習が家庭においても簡 単かつ手軽に、しかも繰り返し安全に行えるようにしたVゴール特訓マシン玩具 を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この考案は、複数個のボールを積層状に保持する ボールホルダーと、該ボールホルダーから送り出されたボールを静止させるボー ル受け台と、該ボール受け台上のボールを蹴り出すキックアームとを備え、前記 ボール受け台をボールの蹴り出し方向に沿って前後に移動可能に設け、ボールの 蹴り出し角度を自在に変更できるようにし、低いボールにしてバックパスや高い ボールにしてセンタリングパスなどができるように構成している。
【0007】 また、請求項2に記載の考案は、前記ボールホルダーが、最下段のボールをボ ール出口へ自重で送り出させる傾斜面と、前記ボール出口を開閉する遮断機と、 該遮断機の開作動に連動して2段目以上のボールを最下段のボールから離反させ る押上片とを備え、前記遮断機の開閉により最下段のボールから順にボール受け 台上に送り出せるように構成している。
【0008】 さらに、請求項3に記載の考案は、前記遮断機の開作動が、前記キックアーム と一体回転する先行アームにより行われ、閉作動が遮断機の自重により行われる ようにし、キックアームの蹴り出しタイミングに合わせてボールをボール受け台 上にタイミング良く送り出せるように構成している。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はマシン本体の 全体構成を示す一部切欠斜視図、図2はキックアームのボール蹴り出し直前の説 明図、図3はボール蹴り出し直後の説明図、図4(a)、(b)はボールホルダ ーの遮断機及びボール押上片の作用を示す説明図、図5はボール受け台の作用を 示す断面図、図6はパッケージゴールの斜視図、図7はマシン本体の使用状態を 示す説明図である。
【0010】 図において、1はマシン本体、2は基台、3は該基台2の上面に設置したボー ルホルダーである。該ボールホルダー3は複数個(図において4個)のボールB を積層状に保持できるようになっている。該ボールホルダー3はボールBの積層 状態が外部から見えるように枠材にて形成されている。
【0011】 前記ボールホルダー3は、最上段の枠材3aが取り外し可能になり、小さくパ ッケージできるようにしている。また、ボールホルダー3は最上面からボールB を投入し、最下段の前面に設けたボール出口3bからボールBを送り出すように なっている。
【0012】 前記ボールBはスポンジボールのような柔らかいものが好ましい。4は前記ボ ールホルダー3のボール出口3bから送り出されたボールBを定位置に静止させ るボール受け台、5はボール受け台4上のボールBを蹴り出すキックアームであ る。
【0013】 前記キックアーム5は、前記ボールホルダー3の斜め前方の基台1上に立設し たハウジング6に搭載されている。該ハウジング6は電源電池(図示せず)の収 納部7と電源スイッチ8とを備えた脚部6aと、内面側を偏平にした半球状の頭 部6bとからなり、該頭部6b内にはキックアーム5を時計廻り方向に駆動でき る駆動箱9が設置されている。
【0014】 前記キックアーム5は急速作動機構10によりボールキック直前に急速に回動 できるようになっている。該急速作動機構10は図2〜図3に示す如く、駆動箱 9の背面側に突出したキックアーム5の固定軸5aにレバー11を固定し、該レ バー11と駆動箱9の下部適所12との間にスプリング13を張設してなり、レ バー11がキックアーム5とともに回転して行き、スプリング13が最も伸ばさ れた状態、即ち、図2の如くスプリング13の軸芯が前記固定軸5a上に重なっ てバランスされている状態を超えると、レバー11及び該レバー11と同軸のキ ックアーム5は、スプリング13の作用で急速に回動させられるようになってい る。
【0015】 即ち、キックアーム5は、スプリング13がバランスされている図2の位置P までは前記駆動箱9によりゆっくりと回転するが、該位置Pを超えた瞬間に、図 3の位置P′まで急速回転し、その回転途中でボール3を蹴り出すようになって いる。この場合、前記レバー11が惰性で必要以上に回転してしまうことを防止 するため、レバー11の先端の停止位置に凹状のブレーキ片14を設け、これに 衝突させるようにしている。
【0016】 15は前記ボールホルダー3の底部に設けた傾斜面で、該傾斜面15はボール ホルダー3に保持されている最下段のボールBを自重でボール出口3bから転出 させるためのものである。
【0017】 16はボールホルダー3のボール出口3bを開閉する遮断機で、該遮断機16 はボール出口3bの右上隅角部に枢支軸16aを中心にして開閉できるようにな っている。17は前記遮断機16の開作動に連動して2段目以上のボールBを最 下段のボールBから離反させるように押上げるボール押上片である。
【0018】 前記ボール押上片17は、前記遮断機16の枢支軸16aの近傍に設けた枢支 軸17aに枢支され、遮断機16が上がると、その基部上面に設けた突子16b により突き上げられて先端部が上向きに回動し、ボールBを図4(b)の如く押 上げることができるようになっている。これは最下段のボールを、この上に重な るボールの摩擦から解除させるためである。
【0019】 18は前記キックアーム5と一体回転する先行アームで、該先行アーム18の 先端には前記遮断機16の基部前面に突出させた突起16cに係止できる係止片 18aが設けられている。
【0020】 前記先行アーム18の係止片18aは、キックアーム5が前述した位置Pに達 する直前に、図4(a)の如く、遮断機16の突起16cに係止し、同図(b) の如く、遮断機16を開放させるようになっている。
【0021】 19は前記ボール受け台4を上面に形成した回動板で、該回動板19は一端部 に設けた支点19aを中心に水平方向に回動できる。これはボール受け台4をキ ックアーム5の蹴り出し方向に沿って前後に移動させ、図5の如く、キックアー ム5によるヒッティングポイントHの高さが任意に変え得るようにするためであ る。
【0022】 前記回動板19は、基台2の上面に設けた扇状溝20内に設置され、回動範囲 が規制されている。これでボール受け台4に乗せたボールBのヒッティングポイ ントが前後にズレ過ぎないようにしている。また、扇状溝20の底面にはクリッ クストップ手段(図示せず)が設けられ、前記回動板19をその回動途中の任意 の位置で停止できるようにしている。
【0023】 21はマシン本体1を販売時に包装したパッケージを利用してなるゴールで、 該ゴール21は、図6の如く、パッケージ22の蓋22aを床面にし、フラップ 22b、22cを図示しない付属品を利用してややオープン気味に開放固定させ てなる。
【0024】 次に、遊び方(キックの練習)について説明すると、まず、マシン本体1とパ ッケージゴール21とを図7の(a)〜(c)の如くセットする。次いで、マシ ン本体1のキックアーム5を備えたハウジング6の脚部6aに設けた電源スイッ チ8をONにする。
【0025】 これにより駆動箱9の作用によりキックアーム5が時計廻り方向にゆっくりと 回転を開始し、該キックアーム5が、図2の位置Pに達する直前に、先行アーム 18の先端に設けた係止片18bがボールホルダー3のボール出口3aに設けた 遮断機16の突起16cに係止し、図4(b)の如く、遮断機16を開放させる と同時に、該遮断機16によりボール押上片17が突き上げられて2段目以上の ボールBを最下段のボールBから離反させる。
【0026】 この結果、最下段のボールBは、フリーとなり自重によりボールホルダー3の 底部の傾斜面を転がってボール出口3bから転出し、ボール受け台4上に乗って 静止する。
【0027】 しかして、キックアーム5が、図2の位置Pに達すると、急速作動機構10の スプリング13の作用で図3の位置P′まで急速回転し、その回転途中でボール Bを蹴り出すこととなる。
【0028】 なお、予め、回動板19を前後方向に回動させてボール受け台4を、図5の実 線で示す如く右寄り(蹴り出し方向後方)に移動させてヒッティングポイントを 低くするか、ボール受け台4を左寄りに移動させてヒッティングポイントを高く するかの選択をする。
【0029】 ヒッティングポイントを低くすると、蹴り出し角度は高くなり、ヒッティング ポイントが高いと、蹴り出し角度は低くなる。従って、図7(a)の如く、やや 右前方にマシン本体1を置き、左前方にパッケージゴール21をセットしてマシ ン本体1から低いボールのパス(バックパス)を受けてゴール21を狙うときは インサイドキック(足の内側で蹴る)練習ができる。
【0030】 また、図7(b)の如く、左横にマシン本体1を置き、前方にパッケージゴー ル21をセットしてマシン本体1から高いボールのパス(センタリング)を受け てゴール21を狙うときは、アウトサイドやインサイドキックでボールの転がり の向きを変える練習ができる。
【0031】 さらに、図7(c)の如く、マシン本体1をテーブルT上に置くとともに、テ ーブルTの下にパッケージゴール21をセットし、マシン本体1から高いボール のパスを受け、空中に上がったボールを頭に当ててゴール21を狙うときは、ヘ ディングの練習ができる。
【0032】
【考案の効果】
以上の如く、この考案は、複数個のボールを積層状に保持するボールホルダー と、該ボールホルダーから送り出されたボールを静止させるボール受け台と、該 ボール受け台上のボールを蹴り出すキックアームとを備え、前記ボール受け台を ボールの蹴り出し方向に沿って前後に移動可能に設けたから、ボールの蹴り出し 角度を自在に変更でき、低いボールのバックパスや高いボールのセンタリングパ スなどが自在に調整できるという効果を奏する。
【0033】 また、請求項2に記載の考案は、前記ボールホルダーが、最下段のボールをボ ール出口へ自重で送り出させる傾斜面と、前記ボール出口を開閉する遮断機と、 該遮断機の開作動に連動して2段目以上のボールを最下段のボールから離反させ る押上片とを備えたから、前記遮断機の開閉作動により最下段のボールから順に ボール受け台上にスムーズに送り出すことができるという効果を奏する。
【0034】 さらに、請求項3に記載の考案は、前記遮断機の開作動が、前記キックアーム と一体回転する先行アームにより行われ、閉作動が遮断機の自重により行われる ようにし、キックアームの蹴り出しタイミングに合わせてボールをタイミング良 くボール受け台上に送り出すことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】マシン本体の全体構成を示す一部切欠斜視図で
ある。
【図2】キックアームのボール蹴り出し直前の説明図で
ある。
【図3】ボール蹴り出し直後の説明図である。
【図4】(a)、(b)はボールホルダーの遮断機及び
ボール押上片の作用を示す説明図である。
【図5】ボール受け台の作用を示す断面図である。
【図6】パッケージゴールの斜視図である。
【図7】(a)、(b)、(c)はマシン本体の使用状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 マシン本体 2 基台 3 ボールホルダー 4 ボール受け台 5 キックアーム 6 ハウジング 7 電源電池収納室 8 電源スイッチ 9 駆動箱 10 急速作動機構 11 レバー 12 駆動箱の下部適所 13 スプリング 14 ブレーキ片 15 傾斜面 16 遮断機 16a枢支軸 17 ボール押上片 18 先行アーム 19 回動板 20 扇状溝 21 パッケージゴール B ボール H ヒッティングポイント

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のボールを積層状に保持するボー
    ルホルダーと、該ボールホルダーから送り出されたボー
    ルを静止させるボール受け台と、該ボール受け台上のボ
    ールを蹴り出すキックアームとを備え、前記ボール受け
    台をボールの蹴り出し方向に沿って前後に移動可能に設
    けたことを特徴とするVゴール特訓マシン玩具。
  2. 【請求項2】 前記ボールホルダーが、最下段のボール
    をボール出口へ自重で送り出させる傾斜面と、前記ボー
    ル出口を開閉する遮断機と、該遮断機の開作動に連動し
    て2段目以上のボールを最下段のボールから離反させる
    押上片とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のV
    ゴール特訓マシン玩具。
  3. 【請求項3】 前記遮断機の開作動が、前記キックアー
    ムと一体回転する先行アームにより行われ、閉作動が遮
    断機の自重により行われるようにしたことを特徴とする
    請求項2に記載のVゴール特訓マシン玩具。
JP1996001214U 1996-02-05 1996-02-05 Vゴール特訓マシン玩具 Expired - Lifetime JP3027654U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3477193B1 (ja) 2002-12-04 2003-12-10 文明 霍川 サッカーロボットとその蹴り出し装置
JP2019084219A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 神戸電気工業株式会社 ボール供給装置

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