JP3027611B2 - プログラム可能なタイマー用電子回路 - Google Patents

プログラム可能なタイマー用電子回路

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JP3027611B2
JP3027611B2 JP8531759A JP53175996A JP3027611B2 JP 3027611 B2 JP3027611 B2 JP 3027611B2 JP 8531759 A JP8531759 A JP 8531759A JP 53175996 A JP53175996 A JP 53175996A JP 3027611 B2 JP3027611 B2 JP 3027611B2
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    • F42B3/10Initiators therefor
    • F42B3/12Bridge initiators
    • F42B3/121Initiators with incorporated integrated circuit
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景技術 発明の属する技術分野 本発明はタイマー用電子回路に関し、特に新しい、有
用な、プログラム可能なタイマー用電子回路に関する。
該タイマー用回路は動作電圧及び動作温度の広い範囲に
わたり、安定で、精確で、再現性の良い、受信入力信号
対発生出力信号間遅延時間を提供するよう設計されてい
る。本発明は又点火信号受信から予め決められた時間
後、爆薬に点火する出力信号を供給するようなタイマー
回路を含む起爆装置用電子回路に関する。
従来技術の説明 爆薬を点火する起爆装置では点火信号の受信後該爆薬
を点火するタイミングを精確に制御することが重要な場
合が多い。この目的には火工技術的又は電子的タイマー
の付いた起爆装置が提供されていることは公知である。
例えば鉱業、採石業、ビルのような構造物の建設や取り
壊し等のような爆破作業での爆発のシーケンスのタイミ
ング制御では、所要の破砕効果を得て、周囲地域に及ぼ
す衝撃力を最小にし、構造物を適切に取り壊すために、
一連の爆薬を正確に時刻を調整された順序で起爆しなけ
ればならない。このためには一連の起爆装置が点火信号
受信から通常1000分の1秒で測るような精密な予め決め
た時間間隔で爆薬を点火できる必要がある。
爆薬を点火するため使用される起爆装置に組み込まれ
た従来の火工品技術の遅延素子は、採用している化学的
遅延動作成分の密度や種類に関して存在する固有の製造
ばらつきに影響され、高度に精確な遅延時間をもたらす
ことは期待できない。
火工品技術の遅延素子の代わりに時間遅延用電子回路
が使用できることは従来公知である。例えば、点火信号
をキャップで受信してからキャップの爆発までの遅延を
もたらすために、従来寸法の起爆装置キャップ内に、従
来の火工品技術の遅延用導火線に代わってタイミング用
電子回路を含めることはロバート ジー パランク(Ro
bert G.Pallanck)他の1992年12月22日公告の米国特許
第5,173,569号“デジタル式遅延起爆装置”に図解され
ている。この特許は電子回路を組み込んだ起爆装置キャ
ップを開示しているが、該電子回路は、該キャップへの
入力信号に応答し、該入力信号受信と該キャップ内の少
量爆薬の爆発の間の遅延時間を確立している。該キャッ
プはインパルス型の点火信号を該キャップに伝える衝撃
波管の長手方向端部に設置されている。該インパルス型
信号が前記回路の1部を形成するピエゾ電気式発電部に
作用し、該ピエゾ電気式発電部が前記タイマー用電子回
路への電気入力信号を発生する。予め決められた遅延時
間の後に該タイマー用電子回路は該キャップを着火する
ために使用される出力信号を放出する。
従来の電子的に時間調整された起爆装置は、(所要遅
延時間を提供するために)プログラムしたり、テストす
るについての柔軟性と信頼性に関して従来型電子式タイ
マー特有の限界がある。例えば、従来の多段式デジタル
タイマーは多段のトグル式カウンターから成るが、各段
にはプログラムのために回路からの個別引き出し線が付
随している。これらの線の各々は電源電圧又はアース信
号へ機械的に接続されねばらならないし、これらのプロ
グラム信号を各カウンタ段に書き込むために別にプログ
ラム線が必要である。該プログラム線が賦活される時個
々のプログラム線が接続される電圧レベルに、該カウン
タ段はプリセットされる。このようなタイマは内蔵型電
圧調整器を収納しておらず、内蔵型発振器も収納してい
ない。従来型の14段のプログラム可能のカウンタ電源線
2本、プログラム線14本、プログラム書き込み線1本、
発振器入力線1本と少なくとも出力線1本が必要であ
る。このような回路は適切な作動には少なくとも19本の
個別線が必要である。
発明の概要 本発明は電気的点火信号を受け、該電気点火信号受信
から予め決められた時間後にタイマ出力信号を発生する
よう設計されたプログラム可能なタイマ回路を提供す
る。該タイマ回路は第1のカウンタ段とタイマ出力信号
を発する最後のカウンタ段を含む複数段のシーケンシャ
ルカウンタを備える電力を与えられるカウンタを具備し
ている。各カウンタ段はアクチブと非アクチブの両論理
状態のうちの1つを有するカウンタ段入力信号を受け、
アクチブと非アクチブの両論理状態のうちの1つを有す
るカウンタ段出力信号を発するよう構成されている。カ
ウンタ段出力信号の論理状態は該カウンタ段入力信号の
論理状態の変化に応当する。カウンタ段入力信号を第1
のカウンタ段に供給するために、電力を与えられる発振
器がある。該回路は又、(1)各カウンタ段と次のシー
ケンシャルカウンタ段の間に、前段のカウンタから該カ
ウンタ段出力信号を受け、かつ、アクチブと非アクチブ
の両論理状態のうちの1つを有するプログラム段信号を
受けるトグル論理ゲートを備えた電力を与えられるプロ
グラム回路を具備している。該トグル論理ゲートは次の
カウンタ段へ、プログラム段信号と該カウンタ段出力信
号の両論理状態により決定される論理状態を持つカウン
タ段入力信号を発する。該プログラム回路は又各トルグ
論理ゲートと組み合わされたプログラム段を含んでい
る。各プログラム段は組み合わせトグル論理ゲートへ該
プログラム段信号を発するよう構成されている。該タイ
マ回路は更に、該カウンタに増分を与え始める前に該プ
ログラム回路により決定される論理状態に該タイマー回
路を置くための電子的初期化手段と、少なくとも該カウ
ンタ、該発振器、該プログラム回路及び該初期化手段に
動作電力を供給するための電源手段を備えている。
本発明の1つの側面によると、該プログラム回路はヒ
ューズ電流入力を備えており、各プログラム段は(a)
ラッチ信号を発生し、かつ、該ラッチ信号から該プログ
ラム段信号を取り出せるようなラッチ手段と、(b)切
れていない時は該タイマの動作中ラッチ信号を接地しそ
れにより該プログラム段信号は非アクチブ論理状態を取
り、切れている時は該ラッチ信号がアクチブ論理状態を
持つプログラム段信号を発生出来るようにするようなヒ
ューズと、(c)前段のカウンタ出力がアクチブの時該
ヒューズを切るよう該ヒューズにヒューズ電流を通過さ
せるために前段のカウンタの出力信号の論理状態に応答
するヒューズスイッチ手段と、を備えている。
本発明のもう1つの側面によると、該タイマー回路は
プログラム信号を受け、それを各プログラム段に運ぶた
めのプログラム信号入力を更に含んでおり、各ヒューズ
スイッチ手段はプログラム信号の存在に応答しそれによ
り該ヒューズスイッチ手段は前段のカウンタの出力信号
がアクチブ論理状態を持つ時は該ヒューズに該ヒューズ
電流を通過させても良い。
本発明の更にもう1つの側面によると、該プログラム
回路は該ヒューズが切れていない時でもアクチブなプロ
グラム段信号を発生するために各プログラム段と組み合
わされたテスト手段を更に備えても良い。
本発明のタイマー回路は非電気的インパルス信号によ
り付勢させる破砕点火システムでの使用のために、起爆
装置用電子的遅延回路に組み込まれても良い。このよう
な起爆装置用回路は、(I)インパルス信号伝動線から
インパルス信号を受け、該インパルス信号を電気的点火
信号に変換する信号変換手段と、(II)該電気的点火信
号の受信に応答して選択された時間間隔をカウントする
ための上記のようなタイマー用電子回路であり、そこか
ら該電気的点火信号を受け、その後選択された時間間隔
のカウントを開始し、該時間間隔の経過後出力信号を発
するために、該信号変換手段に接続されている該タイマ
ー用電子回路と、(III)該タイマー用回路からタイマ
ー用出力信号を受信後、起爆装置出力火薬を付勢するた
めに、該タイマー用電子回路に接続されている電気的に
操作可能な点火手段を備えていても良い。
該起爆装置用回路は、ハウジングへの非電気的インパ
ルス入力信号を伝動することが出来る信号伝送線と結合
されるように寸法と形状を与えられた1端を有するハウ
ジングと、該信号伝送線と信号通信するよう配置された
該信号変換手段を有する上記のような起爆装置用電子的
遅延回路と、該点火手段と点火する関係にある起爆装置
出力火薬とを含む電子的遅延型起爆装置の1部を備えて
も良い。
図面の簡単な説明 図1は本発明によるタイマー用回路を含む起爆装置用
回路の部品の略ブロック図である。
図2は図1に示す該カウンタのカウンタ段の略図であ
る。
図3A及び図3Bは本発明による中間トグル論理ゲートを
有するシーケンシャルペアのカウンタ段の略図である。
図4は本発明の1実施例による各トグル論理ゲートと
組み合わされた形で、テスト論理を含むプログラム段の
論理図である。
図5は図1に示した出力ドライバの1実施例の略図で
ある。
図6Aは本発明の一実施例によるタイマー用回路を含
み、これと連結された衝撃波管入力伝送線を有する遅延
式起爆装置の一実施例を示す部分断面略図である。
図6Bは図6Aの起爆装置の分離カップとブースタ火薬部
品を図6Aに比較し拡大した寸法で示す図面である。
図7は図6Aに概略対応する部分略図であるが、図6Aの
ボックス表示に代えてピエゾ電気式発電部130の構造を
略図で示す。
図8はピエゾ電気式発電部をより詳細な略図で示すと
共に、図7の部品を図7に比較し拡大した寸法で示す組
立分解略図である。
図9は図7及び図8のピエゾ電気式発電部をより詳細
に示した図8を拡大した寸法で示す図面である。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明のタイマー用回路は点火信号受信と出力信号放
出の間に予め選択された遅延作用を課すように恒久的に
プログラムすることができる。
本発明によるタイマー用回路は電源が切れてもそのプ
ログラムが失われない。更に可成りの期間使用しなかっ
た後でも適切に機能し、電圧及び温度の広い動作範囲に
わたり機能できる。本発明によるタイマー用回路は使用
にあたり従来のプログラム可能なタイマー用回路より少
ない外部接続線ですみ、標準型のプログラムされない回
路の構成を有し、入力信号印加から予め決められた時間
間隔後に出力を供給するよう1度だけプログラムする使
用も可能である。もし希望するなら本発明のタイマー用
回路は電子制御された遅延時間を供給し、選択された遅
延時間を市場でプログラムする必要がないように、工場
でプログラムすることができる。代わって該タイマー用
回路は市場で希望遅延時間を選択できるよう末端使用者
がプログラムするため構成された装置に組み込むことも
できる。
本発明による該タイマー用回路は電子的に時間調整さ
れた遅延作用を必要とするいかなる環境でも一般的に有
用である。例えば本発明によるタイマー用回路は電子的
点火信号の受信後予め決められた時間間隔後に電子的爆
破信号を供給するため起爆装置用電子回路に組み込むこ
とができる。したがって本発明により製造された一連の
起爆装置用回路は、一連の爆薬を精確な時間順序で点火
する出力信号を供給するために、異なる選択遅延時間で
個々にプログラムすることができる。
次に詳細な説明は、当業者に一般的に公知の方法で、
例えば前記した、かつ、その開示事項がここに組み込ま
れている、米国特許5,173,569号で説明されているよう
に、組み込まれた本発明の電子的タイマーの1実施例を
有する起爆装置用回路に関する。
図1によると、起爆装置用回路10は電源キャパシター
14(又は“着火用キャパシター”)を充電する短いが、
高振幅の電流パルスを供給できる電源12を含んでいる。
1つの適切な種類の電源は下記に更に充分に説明するが
衝撃波管の信号を電気点火パルスに変換できるピエゾ式
変換器である。該電源キャパシター14は超高速恢復性ダ
イオードすなわち絶縁用ダイオード16により電源12から
絶縁されている。該充電された電源キャパシター14は該
タイマー用回路を含め残りの起爆装置用回路の電力供給
にやがて使用される入力電圧VCCを発生する。
上記電源12等が、本発明の電源手段を構成する。
電源キャパシター14は本発明の1実施例によるプログ
ラム可能なタイマー用電子回路を含むIC18と回路的につ
ながっている。該IC18は、電圧調整器20、14段非同期リ
ップルカウンタ22、発振器24、14ビットのプログラム可
能なアレー23及び出力ドライバ28を含んでいる。該ICは
該IC18を予め決められた論理状態にプログラムするため
の単一プログラム用入力線26を含んでいる。上記IC18等
が、本発明のタイマー用電子回路を構成する。カウンタ
22は電子的点火信号のIC18による受信とタイマー出力信
号のオプション出力ドライバ28への発信との間に遅延時
間を入れている。該遅延作用は該発振器周波数と該回路
のプログラム状態により決まる。該タイマー出力信号は
出力ドライバー28を賦活し、該ドライバーは着火信号を
発信する。該着火信号はダーリントンスイッチのような
電子スイッチ40を操作するが、該スイッチは分岐回路を
閉じ、その分岐回路により電源キャパシター14は点火装
置30を通して放電し前記起爆装置を着火するのは下記で
更に充分説明する。
電圧調整器20は電源キャパシター14の出力の電圧を、
2乃至5ボルトの範囲内の、例えば3ボルトの非常に安
定した電圧に下げて制御するが、該出力はIC18の残り部
分に使用され、VDDと呼称される。該電圧調整器20は作
動するためには、ICの部分としては製造されず該ICに接
続される、2つの外付けキャパシターC1、C2を必要とす
る。上記電圧調整器20が、本発明の電力手段を構成す
る。キャパシターC1は電圧調整器20により電圧VDDに充
電され、該調整電圧上のリップルを減少させ、該ICの残
り部分に電力を供給する貯蔵装置として使用される。第
2の外付けキャパシターC2は、該回路に電力が再印加さ
れる各度に該電圧調整器20が動作電圧に非常に急速に立
ち上がれるよう電流制限抵抗器21をバイパスするため使
用される。
発振器24は該カウンタ22に安定した周期的な立ち上が
り、立ち下がり信号を供給する。該信号の周期は、該回
路を選択した遅延時間にプログラムできる時間範囲を決
定する重要な要素である。選択によって発振器24は、外
付けタイミング抵抗器32とタイミングキャパシター34で
周波数が決まる発振器であっても良い。このような発振
器を選ぶことにより該同じICを使用しても外付け部品の
適切な選択により最大時間間隔を変えられるよう容易に
変形できる。しかしながら、もし希望するなら固定周波
数型の発振器を使用しても良い。
好ましくは発振器は24は摂氏−55度乃至摂氏65度の動
作温度範囲で安定であるよう構成されるのが良いが、そ
うすれば天気や気候が変化しても典型的な戸外での使用
に供せられるからである。このことは熱的に安定な基準
電圧を供給することにより達成される。該電圧調整器20
は自身極端に温度安定性の良い基準バンド幅に依存す
る。更に該タイマー用回路は、回路動作の小さな変化に
感じない程充分少ない電流であるが、該発振器が双安定
動作を維持するには充分高い電流で動作するよう設計さ
れた、標準的発振器回路を含んでいる。該発振器回路は
3つの多結晶シリコン抵抗器を含んでおり、該抵抗器は
該発振器回路の種々の分岐に対し2つの敷居値電圧をを
供給する分圧器として動作する。好ましくはこれらの抵
抗器の温度範囲にわたる変化が該発振器の敷居値の変化
を相殺するように該抵抗器を選ぶのが良い。該外付けの
抵抗器32とキャパシター34を注意深く選択することは又
該発振器の性能に主要な役割を演ずる。厳しい温度係数
の抵抗器とエヌピーオー型(NPO−type)キャパシタの
使用で摂氏−55度乃至摂氏65度の動作温度範囲で非常に
安定な、例えば150ppm/℃より小さい熱的係数を有する
発振器を提供することができる。
下記に更に充分に説明するが、該カウンタ22は、カス
ケード又はリップル構造に配置され、中間プログラム用
回路を有する、トグル型のデジタルフリップフロップ回
路の2段以上のカウンタ段を含んでいる。第1のカウン
タ段は該発振器24で駆動され、最後のカウンタ段の出力
は出力ドライバー28に接続されている。出力ドライバー
28は、発振器24がカウンタ22を、プログラム可能なアレ
ー23の構成により決定される論理状態へ増分を与える
時、賦活される。下記で詳細に説明するが、プログラム
可能なアレー23の構成は、使用前にプログラム線26経由
で適切なプログラム信号を供給することにより決定され
る。
図2はカウンタ22(図1)に使用される種類の従来型
フリップフロップカウンタ段の従来型表示を提供する。
該フリップフロップは電源、例えばキャパシターC1から
電力を受けるためのVDDポートを有している。該フリッ
プフロップは又カウンタ段入力信号を受けるためのクロ
ックポートと、従来技術で公知のパワーオンリセット回
路(図示されていない)により発生されたパワーオンリ
セット信号を受けた時該フリップフロップ出力信号の論
理状態を予め決められた状態(通常は非アクチブ状態)
にセットするためのリセットポート及び従来技術で公知
の同組み合わせ回路と、を有している。このリセットポ
ート等が、本発明の電子的初期化手段を構成する。該フ
リップフロップは又カウンタ段の出力信号Qを発するた
めの出力ポートを有している。又逆のカウンタ段出力信
号/Qを発するための第2ポートも存在する。逆出力信号
/Qは従来のT型フリップフロップを提供する入力ポート
Dに接続されている。
従来のカスケード型カウンタは、その出力信号が最初
すべて同じ非アクチブ論理状態にあり(従来“0"と表さ
れている)、1つのカウンタ段の出力Qが次のカウンタ
段のクロック入力に直接渡されるように接続され、すな
わち該カウンタ段はシーケンシャルに(順編成に)構成
されている、一連のフリップフロップレジスターすなわ
ち“カウンタ段”を含んでいる。或カウンタ段の出力Q
が該入力がアクチブ状態(従来“1"で表されている)か
ら元の“0"の非アクチブ状態に戻るまで変化しない。各
連続するカウンタ段の出力の論理状態を非アクチブから
アクチブへ、すなわち“0"から“1"へ切り替えること
は、従って第1段で受ける該発振器の入力パルス数の2
の指数的割り算を表している。例えば従来の4段のカウ
ンタの最後の段のカウンタの出力は該第1のカウンタ段
へ23(すなわち8)入力パルスを受けた後に“0"から
“1"へ切り替わり、該第1のカウンタ段へ24(すなわち
16)の入力パルスを受けた後に“0"へ戻る。いずれのカ
スケード型カウンタの最終段の出力も該カウンタの最上
位ビットを表し、すなわち他のどのカウンタ段よりも多
い入力パルスを表す。該カウンタ段の有意性は論理的関
係に於いて、すなわち順編成上で第1カウンタ段への近
接するにつれて低下する。
本発明によるタイマー用回路は、図3Aでカウンタ段22
aとカウンタ段22b間にトグル論理ゲート25が示されてい
るように、各連続する対のカウンタ段の間に、すなわち
第1カウンタ段と第2カウンタ段の間、第2カウンタ段
と第3カウンタ段の間等、に配置された電子的トグル論
理ゲートを有するプログラム回路を含んでいる。カウン
タ段22aと22bのT入力ポートは図2のフリップフロップ
のクロックポートに対応している。カウンタ段22aと22b
は又図2のフリップフロップのようなリセット、接地及
びVDD入力ポートを有しているが、図を簡単化するため
にこれらは示されていない。該図解された実施例ではカ
ウンタ段22aの該カウンタ段出力信号/Qは、ゲート25a及
びゲート25bを含み、動作中は又組み合わせプログラム
段(図示せず)からのプログラム段信号Aを受けるトグ
ル論理ゲート25k信号Bに渡される。トグル論理ゲート2
5は続くカウンタ段22bのために入力信号Tを発生する。
出力が与えられるプログラム段或いはトグル論理ゲート
に接続されているカウンタ段はそのプログラム段及びト
グル論理ゲートに関する先行カウンタ段としてここでは
引用しており、トグル論理ゲートの出力を入力として受
けるカウンタ段は引き継ぐカウンタ段としてここでは引
用している。従ってトグル論理ゲート25に関して、カウ
ンタ段22aは先行カウンタ段であり、カウンタ段22bは引
き継ぐカウンタ段である。中間トグル論理ゲートは介在
するが、これらのカウンタ段はシーケンシャル(順編
成)に構成されているとして説明している。
動作中該論理ゲートには何もプログラム信号入力は供
給されず、ゲート25bへのプログラム信号入力の論理状
態は“非アクチブ”論理状態をとる。従ってもし信号A
がアクチブ論理状態を持つと、トグル論理ゲート25は引
き継ぐカウンタ段22bへ、先行カウンタ段の出力信号/Q
の反対の論理状態を持つ入力を発する、すなわち該トグ
ル論理ゲートは信号/Qを“反転”させる。他方、もし信
号Aが非アクチブ論理状態を持つなら、トグル論理ゲー
ト25はカウンタ段22bへ信号/Qと同じ論理状態を持つ信
号を発信する、すなわち論理ゲート25は該段出力信号/Q
を直接引き継ぐカウンタ段に渡す。信号Aが動作中アク
チブ論理状態を持つか否かは下記に説明するように該タ
イマー用回路のプログラムにより決定される。
該回路が最初に電力を与えられた時、もし信号Aがト
グル論理ゲート25に信号/Qを反転させると、カウンタ段
22bのカウンタ段出力信号はすぐに、すなわち、さもな
い場合よりも少ない発振器パルス後に、切り替え動作
し、最終的には、該カウンタがドライバー28に出力信号
を発する前に起こらねばならぬ発振器パルス数を減少さ
せる。他のトグル論理ゲート用の追加のアクチブなA信
号は、2進数の引き算と比較される仕方でタイマー出力
信号を発するに必要な該パルスの数を更に減少させる。
図3Bに等価な、代替えのトグル論理ゲート構成を示す
が、ここでは先行カウンタ段のカウンタ段出力信号Q
は、該プログラム段(図示せず)へと同様に該トルグ論
理ゲート25′へ渡される。
本発明によるプログラム段の1実施例を図4に示す。
始動時、パワーオンリセット回路は論理ゲートU1及びU2
を含む該ラッチにより、リセット信号パルスとラッチイ
ネーブル信号を発生するが、これらはそれぞれ入力R及
び入力LEにより受けられる。該ラッチは次いで信号Aを
発生する。上記論理ゲートU1及びU2等が、本発明のラッ
チ手段を構成する。該信号Aの状態はヒューズFの状態
すなわちヒューズFが切れていないか、切れているかで
決定される。もしヒューズFが切れていれば、信号Aは
アクチブ論理状態を持つ。もしヒューズFが切れてなけ
れば信号Aは非アクチブ論理状態へ引き下げられる。
全てのヒューズが切れていない時にもし該タイマー回
路が始動されると、各カウンタ段用の入力信号のパワー
オンリセット条件すなわち各トグル論理ゲートの出力は
非アクチブすなわち“0"論理状態となるが、それは、先
行カウンタ段への入力が“1"になり、次いで“0"に戻っ
た後にのみ“1"と表されるアクチブ論理状態になる。従
ってn段のシーケンスでは、第1のカウンタ段が2(n
−1)ケの発振器パルスを受けるまで、最後のカウンタ
段が“1"になり出力ドライバ28を賦活することはない。
出力ドライバ28を賦活するに必要な発振器パルス数を減
らすためには、該タイマー用回路をプログラムすること
により該プログラムアレー内の適切なヒューズを切らね
ばならない。
図4の実施例では各プログラム段はヒューズスイッチ
M1{それは図解の実施例ではn−チャンネルのMOSFET、
デプレッションモード(depletion−mode)素子を含
む}、ヒューズスイッチM1の電源線に接続されたヒュー
ズFを含むと共に、論理ゲートU8の入力に接続されたプ
ログラムイネーブル信号入力PE、カウンタ段入力Dを含
んでいる。上記ヒューズスイッチM1等が、本発明のヒュ
ーズスイッチ手段を構成する。ゲートU8の出力はヒュー
ズスイッチM1のゲートに接続されており、プログラム信
号入力PVDDはヒューズスイッチM1のドレーン線に接続さ
れている。
該回路をプログラムする1つの仕方は該カウンタを所
要の時間間隔だけ走らせ、次いで停止させることであ
る。各カウンタ段の出力Qの論理状態は入力Dとして組
み合わされたプログラム段により検出される。次いで、
全てのプログラム段のヒューズを切るに充分なヒューズ
電流信号PVDDが外部テスト装置からプログラム入力線26
に供給される。PVDDから得られる或る論理レベルの命令
であるプログラムイネーブル信号PEも該プログラム段に
供給される。もし該カウンタ段の出力の論理状態が非ア
クチブならば、論理ゲートU8はスイッチM1を賦活せず、
該ヒューズ電流PVDDはヒューズFを切らない。しかしな
がらもし入力Dがアクチブ論理状態を持つ出力信号Qを
検出すると論理ゲートU8はスイッチM1を賦活しヒューズ
電流PVDDはヒューズFを切る。上記のように、該ヒュー
ズを切ることがプログラム信号Aの論理状態を変更す
る。このような変更がプログラム中に引き継ぐカウンタ
段の論理状態に影響するのを防止するために、プログラ
ム中引き継ぐカウンタ段への入力信号の論理状態の変更
を防止するためデイスエーブルプログラム信号がトグル
論理ゲート25(図3A)に供給される。
より弱いPVDDプログラム信号で済む代替え方法は最上
位カウンタ段ビットだけがアクチブ論理状態になるカウ
ントまで該カウンタを走らせることである。該プログラ
ム信号は該アクチブなカウンタ段と組み合わされたプロ
グラム段のヒューズを切るよう該プログラム線に印加さ
れる。該回路は次いでリセットされ、次の最上位ビット
まで走り、そして該プログラム信号PVDDが再印加され
る。該カウンタが所要の論理状態に達した時アクチブ信
号を受けたプログラム段の全てのヒューズが切られるま
でこのサイクルは繰り返される。
該回路の電力が落とされ、後で使用のため再通電され
た時、該パワーオンリセット回路は各プログラム段の該
ラッチに信号(R)と信号(LE)を供給するが、該ラッ
チは適切な出力信号Aを発生するための論理ゲートU1又
はU2を含んでいる。もし該段のヒューズが切られると該
信号Aはアクチブな論理状態となる。もし該ヒューズが
切られなければ、該信号Aは非アクチブの論理状態とな
る。該A信号は組み合わせトグル論理ゲートに渡され
る。このようにして、始動時に、いくつかの該トグル論
理ゲートはアクチブな入力信号Aを得て、又他は該信号
を得ないが、それらはそれぞれの引き継ぐカウンタ段に
対応した入力信号を発する。上記したように、電力立ち
上げ時にはリセット信号が各カウンタ段に送られるが、
それは該出力信号をそれらの非アクチブ状態にセットす
るためである。このようにして、電力立ち上げ時に該タ
イミング回路は初期化されるが、すなわち該出力ドライ
バ28を賦活するのに必要な発振器パルス数を決定する予
め決められた論理状態に設定されるのである。
生産時テストのために、該タイマー回路はテスト論理
ゲート(U3,V4及びU5)を含んでいるが、それらは該回
路をプログラムする前に、すなわち実際に該ヒューズを
切る前に、ヒューズが切られた状態をシミュレート出来
るのである。該回路をテストするために、該カウンタ段
は、例えばプログラムのために上記した所要カウントま
で該カウンタを走らせることにより適切な論理構成にセ
ットされる。次いで、プログラム信号PVDDを供給する代
わりにゲートU3及びU7用入力線にテスト信号が供給され
る。ゲートU7は又入力信号Dと名付けられている組み合
わせカウンタ段出力Qの論理状態を検出する。テストの
場合、もし信号Dがアクチブならば、論理ゲートU3、U4
及びU7はU5を開くように作動し、切れたヒューズをシミ
ュレートしテスト論理構成を確立するために該ラッチゲ
ートU1及びU2を大地から有効に遮断する。該テスト信号
は維持し続けられ、該回路は初期化されるが、それは該
プログラム段が該テスト構成に従い出力信号Aを発する
ためである。該タイマー用回路は次いで初期化され、点
火信号と出力信号の発信の間の時間を測定できる。
上記論理ゲートU3、U4、U5及びU7等が、本発明のテス
ト手段を構成する。
該タイミング回路がプログラムされた後は、使用の用
意完了である。電源12(図1)は次いで電源キャパシタ
ー14をその動作電圧まで充電するよう励起される。該絶
縁用ダイオード16は該充電された電荷が該電源12を通し
て逆流し消費されるのを防止する。バイパスキャパシタ
ーC2は貯蔵キャパシターC1を強制的に所要調整電圧に非
常に速く立ち上がらせる。該貯蔵キャパシタC1が所要の
調整電圧に一旦充電されると該電圧調整器20は引き次い
でこの電圧の安定化を始める。該パワーオンリセット回
路は該プログラム部のラッチをそのプログラム論理状態
に賦活し、該カウンタ段出力信号に非アクチブ出力信号
を発しさせるが、このようにして該タイミング回路を所
要の始動論理構成にする。この時までに該電圧調整器は
安定化を済ませ、該発振器はサイクル動作を始める。該
発振器24の信号の各立ち上がりエッジで、該プログラム
回路により確立された論理構成に従い、該カウンタ22は
増分を与えられる。該発振器が適切なカウントまでサイ
クル動作した後、該タイマーは出力ドライバ28に出力信
号を発する。
内蔵発振器の精度に伴い、該回路が電力を与えられる
度に毎回タイマー出力信号の発信のための安定した再現
性のある遅延時間が提供される。図解された実施例では
該タイマー出力信号が出力ドライバー28をトリガし、該
ドライバーは分岐回路を閉じるスイッチ40を賦活し、該
分岐回路を通して着火用キャパシター14が起爆装置火薬
を爆発させるため点火装置30を着火することが出来る。
典型的なトリガ装置、又は点火手段は熱線又は半導体ブ
リッジを含んでも良い。この目的に適した出力ドライバ
は図5に図解されている。これには2つのスイッチが含
まれるが、その1つは該タイマー出力信号で賦活され
る。該出力信号がスイッチM2を賦活するとスイッチM2は
スイッチM3を賦活し、次いで該M3はキャパシタC1からの
電圧VDDをトリガ装置、この場合スイッチ40に印加す
る。該トリガ装置はキャパシタ14が点火装置30を通して
放電するようにさせ、該点火装置は該起爆装置の出力火
薬を付勢する。
図6Aを参照すると、本発明によるタイマー用回路を含
むデジタル式電子的遅延型起爆装置100の1実施例が示
されている。該図解された実施例では該遅延型起爆装置
は適切な入力伝送線と連結されており、該伝送線は図解
された場合では衝撃波管110を含んでいる。しかしなが
ら、起爆用コード、低エネルギー起爆用コード、低速衝
撃波管等のような他の非電気的信号伝送手段も使用出来
ることは理解されるべきである。概してどのような非電
気的、インパルス信号伝送手段も使用できる。当業者に
は公知のように、衝撃波管は中空のプラスチックチュー
ブを含み、該チューブの内壁は爆薬材料でコートされて
いるので、点火時、低エネルギーの衝撃波が該チューブ
を通して拡がるのである。衝撃波管110は装着具ブッシ
ング114により適当なハウジング112に嵌合されるが、該
ブッシング112の回りでは、衝撃波管110を固定するた
め、かつ、装着具ブッシング114と衝撃波管110外面の間
に周囲保護的なシールを形成するために、ハウジング11
2はクリンプ116,116a部で口締加工される。ハウジング1
12はブッシング114と衝撃波管110を受ける開放端部112a
と相対し、閉じた端部112bを有する。ハウジング112は
電気伝導性の材料、通常はアルミニウムで作られ、好ま
しくは従来の爆破用雷管、すなわち起爆装置の寸法と形
状にするのが良い。衝撃波管110の部分110aはハウジン
グ112内に伸び、帯電防止用分離カップ118に近接する
か、突き合わせ接触して端部110bで終了する。
図6Bで最も良く分かるように、分離カップ118は従来
技術で公知の種類であり、半導性の、例えばカーボン充
填の重合体材料で作られるので、衝撃波管110の内部に
沿って伝わるいずれの静電気も消費するための大地への
通路を形成する。低エネルギーのブースタ火薬120は帯
電防止用分離カップ118に隣接して配置される。図6Bで
最も良く分かるように帯電防止用分離カップ118は、従
来技術で公知のように、全体的に円筒型の本体(通常、
ハウジング112の開放端112aにより近い方により太い直
径部が位置した円錐台形をしている)を含み、該本体
は、薄い破れる可能性のある膜118bで入り口室118aと出
口室118cに分けられている。衝撃波管110(図6A)の端
部110b部は入り口室118a(図解を明瞭化するため衝撃波
管110は図6Bには示してない)内で受けられている。出
口室118cは衝撃波管110の端部110bとブースタ火薬120の
間に空気空間又は離れを提供している。作動時は衝撃波
管110を伝わる該衝撃波は膜118bを破り、出口室118cが
用意した該離れを横断し、ブースタ火薬120に当たり起
爆する。
ブースタ火薬120自身はカップに似た形状のブースタ
火薬シェル122を含んでいるが、該シェル内で、第1ク
ッション素子126で閉じられたアジ化鉛のような第1の
火薬の小量124が圧縮されている。分離カップ118と第1
の火薬124の間に位置する第1クッション素子126は第1
の火薬を製造中課せられる圧力から守っている。
ピエゾ電気式発電部130をブースタ火薬120から電気的
に絶縁するために、典型的には厚さ0.76mm(0.030イン
チ)の不導性の緩衝材128がブースタ火薬120とピエゾ電
気式発電部130の間に配置されている。
装着具ブッシング114、分離カップ118、第1クッショ
ン素子116及びブースタ火薬120は図6Bに示すように便宜
的にブースタシェル132に嵌合される。分離カップ118の
外面はブースタシェル132の内面と電気伝導性のある接
触をしており、今度は該ブースタシェル132は、衝撃波
管110から放電されるどんな静電気のためにも電流通路
を提供するためにハウジング112と電気導伝性のある接
触をしている。全体としてブースタシェル132はハウジ
ング112内に挿入され、ハウジング112はハウンジング11
2の中味を周囲から守ると共に内部にブースタシェル132
を保持するために口締加工されている。
再び図6Aを参照すると、キャパシタ134は蓄電するた
め発電部130から電気出力を受けるようピエゾ電気式発
電部130に接続されている。キャパシタ134は34ボルト定
格で10マイクロファラッドであれば良い。その直列抵抗
は好ましくは、ピエゾ電気式発電部130から受ける長さ1
00万分の1乃至2秒のパルスの速い立ち上がり時間を受
け入れるために低い方が良い。
バッテリ手段136はキャパシタ134に次いで配置されて
おり、バッテリ手段136に隣接してタイミングモジュー
ル138があり、該モジュールの次に電気的に賦活される
点火手段140が配置されている。第1のクッション素子1
26と同じ目的で、第1のクッション素子126と同様な第
2のクッション素子142が出力火薬144と電気的に賦活さ
れる点火手段140の間にさし挟まれている。出力火薬144
は第1の火薬144aと第2の火薬144bを含んでいるが、該
出力火薬はキャストブースタ爆薬(cast booster explo
sive)、ダイナマイト等々を起爆するの充分な衝撃力を
有し、その起爆作用が起爆装置に課された通常の目的で
ある。タイミングモジュール138の出力に接続された点
火手段140は付勢された時第1の火薬144aを起爆し、該
第1の火薬144aは今度は第2の火薬144bを起爆する、す
なわち点火手段140は出力火薬144を起爆するのに役立
つ。点火手段140は好ましくは不導性のブッシング(図
示せず)内に配置された方が良いが、該不導性ブッシン
グは該ブッシングの比較的低い抵抗値及びそのハウジン
グ112との接触によって、点火手段140による出力火薬14
4の偶然の爆発を防止するのに役立つのである。
ハウジング112内に収容されている部品は該部品を保
護し、機械的衝撃や電気信号による爆発や破損の機会を
最小にするために、注封材料の中に適切に包まれてい
る。ハウジング112がアルミニウム又は他の電気伝導性
の材料で作られることは又、ブースタ火薬120又は出力
火薬144を偶然賦活する電気信号及び機会的衝撃に対し
内部部品を遮蔽するのに役立つのである。該電気伝導性
のハウジング112は電気的に敏感な部品の回りにフアラ
デーの籠を形成することにより破壊をもたらす可能性の
ある電解を高度に減衰させる働きを提供する。該ハウジ
ング112の寸法と形状は、前述のように、好ましくは、
現在使用されている工業標準の起爆装置寸法を再現する
ように選択されている。
動作時は、図6Aのデジタル遅延型起爆装置100はブー
スタ火薬120を爆発させる衝撃波管110を経由して圧力入
力パルスを受けるが、該ブースタ火薬の爆発出力はかく
して衝撃波管110により放出される圧力入力パルスを増
幅したものである。ピエゾ電気式発電部130はブースタ
火薬120の爆発により放出される該エネルギーに曝さ
れ、該エネルギーを電気エネルギーに変換する。上記ピ
エゾ電気式発電部130等が、本発明の信号変換手段を構
成する。この電気的エネルギーは貯蔵用キャパシタ134
に貯蔵され、その1部はタイミングモジュール138のタ
イミング回路を賦活し、予め選択さられた時間の経過後
に出力火薬144を起爆させる点火手段140を付勢するため
使用される。バッテリ手段136はタイミングモジュール1
38の遅延タイミング回路を動作させるに必要な電力を供
給するため使用される。そのタイミングサイクルが完了
すると、キャパシタ134からの貯蔵エネルギーは電気的
に賦活された点火手段140に印加さるが、それにより第
1火薬144aそして第2火薬144bを爆発させる。該遅延型
起爆装置100はこのように、多数の火薬が予められたタ
イミングパターンで起爆される爆破パターンで必要とさ
れる火薬点火での非常に正確に制御された遅延時間を提
供するために使用される。該遅延動作の電子回路による
制御は従来の火口品技術による遅延動作で得られるより
も遥かに正確な遅延動作を可能にし、バッテリ電力によ
るタイミング手段は、もしピゾ電気式発電部130が該タ
イミング回路の電力供給と該点火手段を付勢することと
双方に電力を供給せねばならない場合に得られるよりも
遥かに長い遅延動作の選択を可能にするのである。
代わりの実施例に於いて、図6Aの実施例の衝撃波管11
0は低エネルギー起爆コードを含む伝送線で置き換えら
れても良い。該起爆コードのエネルギー出力は、その機
能を不作動にするよう遅延型起爆装置の部品を破壊して
しまわないように充分低く、しかし低エネルギー起爆コ
ードの爆発出力により供給される入力インパルス信号が
増幅の必要なしにピエゾ電気式発電部に直接作用させる
ように充分高く選択される。結果的に図6Aの実施例のブ
ースタ火薬120は起爆コードの実施例では省略される
が、それは分離カップ118で(ブースタ火薬が)必要と
しなかったと同様である。そうでない場合は、起爆コー
ド実施例の他の部品、それらの構造及び操作は、図6Aの
実施例と関連して述べたと同じであり従ってそれらの図
解や説明を繰り返す必要はない。
如何なる適切な変換素子でも、インパルス信号に応答
して電気パルスを供給するための本発明の実施用電源と
して使用できるが、有効なピエゾ電気式発電部の型は図
7、図8及び図9に略図で図解されており、図6A及び図
6Bで示した素子は双方のセットの図で同一の番号を付さ
れている。
該ピエゾ電気式発電部130は、薄いピエゾセラミック
(piezoceramic)材の多層積層品151から成るピエゾセ
ラミック材積層品150を含んでいる。該積層品150は適切
なプラスチック(有機合成重合体材料)のハウジング15
3上に支持されており、該ハウンジングを通してターミ
ナル168aと168b(図8参照)が伸びている。該ブースタ
火薬120の出力エネルギーは実質的に負荷分配円板170
(図6A又は図6Bには図示せず)上に直接当たり、該円板
は今度は該ブースタ火薬120からの該エネルギーを、ピ
エゾ電気式発電部130の積層品150の1つの実施例を含む
適切な薄いピエゾセラミック材の多層品151に均等に伝
達する。図9の略図で最も良く分かるように、該ピエゾ
セラミック材料の層151は垂直な層状に重ねられている
が、各層の相対する面は、各層すなわち各素子151の間
に挿入された電極層172aと172bを使用して並列に接続さ
れている。1つの実施例では、本発明のピエゾ電気式発
電部は184層の能動層を使用しており、各層は約20マイ
クロメートルの厚さで、図9に示すように内部接続体で
形成された個別の正、負の電極を有している。この構造
は、別に比較されるモノリシック(monolithic)なピエ
ゾセラミックによる構造から得られるよりもはるかに大
きい出力エネルギーレベルを提供する。
図7、図8及び図9を一緒に参照すると、該プラスチ
ックハウジング153と負荷分配円板170は本発明の好まし
い構造に於いて、該ブースタ火薬120の出力衝撃波とそ
れに伴う物理的圧力から最大の利益を得るのに貢献して
いる。ピエゾ電気式発電部130の積層品150はプラスチッ
クハウジング153(図8)のスムースで平らで硬い表面1
53a上に設置されている。表面153aは実質的に、ブース
タ火薬120の爆発で生ずる衝撃波の波面には平行で、衝
撃波の進行方向には垂直である。該ブースタ火薬120の
出力衝撃波から更に最大利益を得る目的で、該ブースタ
火薬120の出力衝撃波エネルギーをピエゾ電気式発電部1
30に均等に伝達し分布させるために、該負荷分配円板17
0が該ブースタ火薬120の出力端と該ピエゾ電気式発電部
130の入力面との間に、かつ、実質的にこれらに平行に
配置されている。又この構造は該ピゾ電気式発電部130
の早まった破壊を防止するのに役立つが、この破壊は該
発電部を作動不能にするかもしれないものである。ター
ミナル168aと168bは該タイミングモジュール138(図6
A)への必要な電気的接続を確立するために電極層172a
と172bに電気的に接続される。プラスチックハウジング
153と負荷分配円板170も又意図せぬ任意の機械的力や何
らかの電荷等に対しピエゾ電気式発電部130を絶縁する
のに役立ち、該ピエゾ電気式発電部を所要の位置に保持
させるのに役立っている。
本発明を特にその実施例を参照して詳細に説明した
が、前記内容を読み理解すると、該説明した実施例への
多くの変更が当業者により提起されることは明らかであ
るが、このような変更はここに付属された請求項の範囲
に含まれると意図するものである。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的点火信号を受信するよう、かつ、該
    電気的点火信号の受信から予め決められた時間間隔時に
    タイマー出力信号を発生するよう設計されたプログラム
    可能なタイマー用回路に於いて、 (a)第1カウンタ段とタイマー出力信号を発するため
    の最後のカウンタ段を含む複数のシーケンシャルなカウ
    ンタ段を備えており、各カウンタ段はアクチブと非アク
    チブの両論理状態のうちの1つを有するカウンタ段入力
    信号を受けるよう、かつ、アクチブと非アクチブの両論
    理状態のうちの1つを有するカウンタ段出力信号を発す
    るよう構成されており、カウンタ段出力信号の前記論理
    状態は前記のカウンタ段入力信号の前記論理状態の変化
    に応答するようになっている、電力を与えられるカウン
    タと、 (b)前記第1のカウンタ段にカウンタ段入力信号を供
    給するための電力を与えられる発振器と、 (c)(I)先行カウンタ段から前記カウンタ段出力信
    号を受けるため、かつ、アクチブと非アクチブの両論理
    状態のうちの1つを有するプログラム段信号を受けるた
    めに各カウンタ段と次のシーケンシャルなカウンタ段の
    間に置かれ、プログラム段信号と前記カウンタ段出力信
    号の論理状態で決まる論理状態を有するカウンタ段入力
    信号を引き継ぐカウンタ段に発するトグル論理ゲート
    と、(II)前記各トグル論理ゲートと組み合わされ、各
    々が該組み合わされるトグル論理ゲートに前記プログラ
    ム段信号を発するよう構成されているプログラム段とを
    備える電力を与えられるプログラム回路と、 (d)前記カウンタに増分を与える前に前記プログラム
    回路により決定される論理状態に前記タイマー用回路を
    置くための電子的初期化手段と、 (e)少なくとも前記カウンタと前記発振器と前記プロ
    グラム回路と前記初期化手段に作動電力を供給する電源
    手段と を具備することを特徴とするプログラム可能なタイマー
    用回路。
  2. 【請求項2】請求の範囲1のタイマー用回路に於いて、
    前記プログラム回路はヒューズ電流入力を有しており、
    各プログラム段は (a)ラッチ信号を発生する、かつ、該ラッチ信号から
    前記プログラム段信号を取り出せるようなラッチ手段
    と、 (b)切れていない時は前記タイマーの動作中前記ラッ
    チ信号を接地しそれにより前記プログラム段信号は非ア
    クチブ論理状態を取り、切れている時は前記ラッチ信号
    がアクチブ論理状態を取るプログラム段信号を発生出来
    るようにするようなヒューズと、 (c)前記先行カウンタ段の出力がアクチブの時前記ヒ
    ューズを切るよう前記ヒューズにヒューズ電流を通過さ
    せるために前記先行カウンタ段の出力信号の論理状態に
    応答するヒューズスイッチ手段と を具備することを特徴とするタイマー用回路。
  3. 【請求項3】請求の範囲2のタイマー用回路が、更にプ
    ログラム信号を受け各プログラム段に伝えるためのプロ
    グラム信号入力を備えており、各ヒューズスイッチ手段
    が前記プログラム信号があることに応答し、それにより
    先行段の出力信号がアクチブ論理状態の時は前記ヒュー
    ズスイッチ手段が前記ヒューズに前記ヒューズ電流を通
    過させることを特徴とするタイマー用回路。
  4. 【請求項4】請求の範囲2又は請求の範囲3のタイマー
    用回路に於いて、前記プログラム回路が更に、たとえ前
    記ヒューズが切れていない時でもアクチブのプログラム
    段信号を発生するための各プログラム段と組み合わされ
    たテスト手段を具備することをことを特徴とするタイマ
    ー用回路。
  5. 【請求項5】非電気的インパルス信号により付勢される
    爆破点火システムに使用するための電子的遅延型起爆装
    置用回路であって、(I)インパルス信号伝送線からイ
    ンパルス信号を受けるための、かつ、該インパルス信号
    を電気点火信号に変換するための信号変換手段と、(I
    I)前記電気点火信号を受けることに応答して選択され
    た時間間隔をカウントするためのタイマー用電子回路を
    具備し、 該タイマー用回路が、 (a)第1カウンタ段とタイマー用出力信号を発するた
    めの最後のカウンタ段を含む複数のシーケンシャルなカ
    ウンタ段を備えており、各カウンタ段はアクチブと非ア
    クチブの両論理状態のうちの1つを有するカウンタ段入
    力信号を受けるよう、かつ、アクチブと非アクチブの両
    論理状態のうちの1つを有するカウンタ段出力信号を発
    するよう構成されており、カウンタ段出力信号の前記論
    理状態は前記のカウンタ段入力信号の前記論理状態の変
    化に応答するようになっている、電力を与えられるカウ
    ンタと、 (b)前記第1のカウンタ段にカウンタ段入力信号を供
    給するための電力を与えられる発振器と、 (c)(1)アクチブと非アクチブの両論理状態のうち
    の1つを有するカウンタ段出力信号を先行のカウンタ段
    から受けるため、かつ、アクチブと非アクチブの両論理
    状態のうちの1つを有するプログラム段信号を受けるた
    めに各カウンタ段と次のシーケンシャルなカウンタ段の
    間に置かれ、前記プログラム段信号と前記カウンタ段出
    力信号の論理状態で決まる論理状態を有するカウンタ段
    入力信号を該引き継ぐカウンタ段に発するトグル論理ゲ
    ートと、(2)各トグル論理ゲートと組み合わされるプ
    ログラム段で、各々がアクチブと非アクチブの両論理状
    態のうちの1つを有するプログラム段信号を前記組み合
    わせトグル論理ゲートに発するよう構成されているプロ
    グラム段と、を備える電力を与えられるプログラム回路
    と、 (d)前記カウンタに増分を与える前に前記タイマー回
    路を前記プログラム回路により決定される論理状態に置
    くための電子的初期化手段と、 (e)少なくとも前記カウンタ、前記発振器及び前記プ
    ログラム回路に動作電力を供給するための電力手段とを
    備えており 前記タイマー用電子回路は、前記電気的点火信号をそこ
    から受け、かつ、その後選択された時間間隔をカウント
    することを開始し、かつ、前記時間間隔の経過後出力信
    号を発するために、前記信号変換回路に接続されてお
    り、又(III)電気的に操作可能な点火手段は前記タイ
    マー用回路からタイマー出力信号を受けると起爆装置出
    力火薬を付勢するために前記タイマー用電子回路に接続
    されていることを特徴とする 電子的遅延型起爆装置用回路。
  6. 【請求項6】請求の範囲5の起爆装置用回路に於いて、
    前記プログラム回路はヒューズ電流入力を有しており、
    各プログラム段は (a)ラッチ信号を発生する、かつ、該ラッチ信号から
    前記プログラム段信号を取り出せるようなラッチ手段
    と、 (b)切れていない時は前記タイマーの動作中前記ラッ
    チ信号を接地し、それにより前記プログラム段信号は非
    アクチブ論理状態を取り、切れている時は前記ラッチ信
    号がアクチブ論理状態を取るプログラム段信号を発生出
    来るようにするヒューズと、 (c)前記先行カウンタ段の出力がアクチブの時前記ヒ
    ューズを切るため前記ヒューズへぜんきヒューズ電流を
    通過させるために前記先行カウンタ段の出力信号の前記
    論理状態に応答するヒューズスイッチ手段とを備えるこ
    とを特徴とする起爆装置用回路。
  7. 【請求項7】請求の範囲6の起爆装置用回路において、
    プログラム信号を、受け、かつ、各プログラム段に伝え
    るためのプログラム信号入力を有しており、各ヒューズ
    スイッチ手段はプログラム信号があることに応答し、そ
    れにより先行段の出力信号がアクチブ論理状態を取る時
    は前記ヒューズスイッチ手段は前記ヒュースへ前記ヒュ
    ース電流を通過させることを特徴とする起爆装置用回
    路。
  8. 【請求項8】請求の範囲6又は請求の範囲7の起爆装置
    用回路に於いて、前記プログラム回路が更に前記ヒュー
    ズが切れていない時でもアクチブのプログラム段信号を
    発生するために各プログラム段と組み合わされたテスト
    手段を具備することを特徴とする起爆装置用回路。
  9. 【請求項9】ハウジングの中へ非電気的インパルス入力
    信号を伝送することの出来る信号伝送線に結合するよう
    な寸法と形状を備える1端を有するハウジングと、前記
    信号伝送線と信号を通信するように配置された前記信号
    変換手段を有する請求の範囲5の電子的遅延型起爆装置
    用回路と前記点火手段と点火関係にある起爆装置出力火
    薬とを具備する電子的遅延型起爆装置。
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