JP3027366U - 細胞活性化装置 - Google Patents
細胞活性化装置Info
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- JP3027366U JP3027366U JP1996000235U JP23596U JP3027366U JP 3027366 U JP3027366 U JP 3027366U JP 1996000235 U JP1996000235 U JP 1996000235U JP 23596 U JP23596 U JP 23596U JP 3027366 U JP3027366 U JP 3027366U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音楽を聴きながら患部に振動を付与した場
合、患部に神経が集中しないために細胞が十分に活性化
しない虞れがある。 【解決手段】 本考案では、身体の患部に振動による刺
激を付与すると同時に、この振動による刺激を付与した
患部の近傍において身体に可聴周波帯域の音波による刺
激を付与している。
合、患部に神経が集中しないために細胞が十分に活性化
しない虞れがある。 【解決手段】 本考案では、身体の患部に振動による刺
激を付与すると同時に、この振動による刺激を付与した
患部の近傍において身体に可聴周波帯域の音波による刺
激を付与している。
Description
【0001】
本考案は、振動による刺激を付与することによって身体の細胞を活性化させる 装置の改良に関する。
【0002】
従来より、バイブレータ等の振動付与手段によって患部に振動を加え、この振 動を加えた細胞の活性化を図ることによって患部の痩身や治療を施す装置として は、種々のものが提供されている。
【0003】 これらの装置の中には、たとえば、アナログディスクプレーヤ、ディジタルデ ィスクプレーヤおよびテープレコーダ等の音響信号発生器から与えられた音響信 号に基づいて駆動する振動付与手段と、同音響信号に基づいて駆動するヘッドホ ンやイヤホン等の聴覚用音波発生手段とを備えたものも提供されており、音楽を 楽しみながら患部にこの音楽に同期した振動を加えるようにしたものもある。
【0004】
ところで、この種の細胞活性化装置においては、患部に神経を集中すればする ほど当該患部の細胞を活性化させることが可能となる。
【0005】 しかしながら、上記のように音楽を聴きながら患部に振動を加えるようにした 装置にあっては、音楽を聴くことによって振動が加わっている間の精神状態をリ ラックスさせることができるため、苦痛を伴うことなく長時間の使用が可能にな るものの、神経が音楽を聴くことに集中してしまうため、つまり患部の場所の差 異に関わらず、常に聴覚に神経が集中してしまうため、当該患部の細胞が十分に 活性化しない虞れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案では、身体の患部に着脱可能に装着する装着体と、前記装着体に保持さ れ、前記身体の患部に振動による刺激を付与する振動付与手段と、前記装着体に 保持され、前記振動付与手段の近傍において可聴周波帯域の音波を発する患部用 音波発生手段とを備えて細胞活性化装置を構成している。
【0007】
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案に係る細胞活性化装置の一実施形態を示したものであり、同図 1において符号10で示すスピーカ等の音波発生器および符号20で示すバイブ レータ等の振動発生器は、それぞれ身体に対して着脱可能に装着される装着体3 0に互いに近接配置されている。
【0008】 一方、図1において符号40で示す音響信号発生器は、たとえばアナログディ スクプレーヤやディジタルディスクプレーヤ、あるいはテープレコーダ等のよう に、音楽に対応した可聴周波帯域の音響信号を発生するものであり、その発生し た音響信号を、それぞれ上述した音波発生器10および信号処理器50に出力す る。
【0009】 信号処理器50は、上記音響信号から低周波音域部分のみを抽出し、該抽出信 号を上記振動発生器20に加える。
【0010】 この結果、上記装着体30においては、上記音波発生器10から上記音響信号 に対応した音波を音楽として放出し、さらに当該音波発生器10の近傍で上記振 動発生器20が上記抽出信号に対応して発振することになる。
【0011】 図2および図3は、上述した細胞活性化装置を腹部や背部等の上体部に用いる ための第1実施例である。
【0012】 この第1実施例装置で適用する装着体30は、伸縮性に富んだ材質を用い、中 央部分が円形に膨出した帯状に成形したもので、該膨出部分の内部中央に上記振 動発生器20を具備しているとともに、この振動発生器20の両側に位置する部 分の内部にそれぞれ上記音波発生器10を2つずつ具備し、さらに両端部に互い に係着可能な面ファスナ60a,60bを配設している。
【0013】 図3からも明らかなように、振動発生器20は、駆動した場合の振動が外部に 伝わり易いように両端部をそれぞれ装着体30の表裏両内面に貼着され、また音 波発生器10は、それぞれの音波放出面11が装着体30の表裏両面に形成した 音孔31に対向する態様で該装着体30に取り付けられている。
【0014】 なお、図2中の符号70は、上述した音響信号発生器40から出力される音響 信号および上述した信号処理器50から出力される抽出信号をそれぞれ音波発生 器10、並びに振動発生器20に伝達するためのリード線である。
【0015】 上記のように構成した第1実施例装置は、装着体30の両端部に設けた面ファ スナ60a,60bを適宜な位置で互いに係着させることにより、振動発生器2 0の配設部分を身体の上体部、たとえば図4に示すように、腹部に密着させた状 態で装着する。
【0016】 この状態から上述した音響信号発生器40を作動させると、抽出信号に対応し た振動発生器20の発振によって腹部に振動による刺激が直接的に付与され、該 振動によって腹部の細胞が活性化されるとともに、音響信号に対応した可聴周波 帯域の音波が音波発生器10からそれぞれ音楽として放出されることになる。
【0017】 ここで、装着体30の外方側に向けて配設した音波発生器10から放出された 音楽は、聴覚を通じて精神状態をリラックスさせる効果を与え、苦痛を伴うこと なく当該第1実施例装置の長時間の使用を可能ならしめる。
【0018】 しかも、装着体30の内方側に向けて配設した音波発生器10から放出された 音楽が、腹部に対して空気振動として刺激を付与し、無意識のうちに腹部の細胞 にも神経を集中させることにより、あたかもこの腹部の細胞が音楽を聴いている ような感覚となるため、当該腹部の細胞を十分に活性化させることができるよう になる。
【0019】 なお、上述した第1実施例装置では、身体の腹部や背部等の上体部に用いるも のを例示しているが、装着体の形状を適宜変更することにより、たとえば図5に 示すような大腿部用のもの、あるいは図6に示すような下腿部用のもの等を任意 に構成することが可能である。また、装着体の表裏両面から可聴周波帯域の音波 を放出するようにしているため、聴覚を通じて聴き取られる音波をより明確にす ることができるが、本考案では、少なくとも患部に対向する部位から可聴周波帯 域の音波を放出するようにすれば十分である。さらに、可聴周波帯域の音波とし て音楽に対応したものを発するようにしているが、必ずしも音楽に対応したもの を発生する必要はない。
【0020】
以上説明したように、本考案によれば、身体の患部に振動による刺激を付与す ると同時に、この振動による刺激を付与した患部の近傍において身体の患部に可 聴周波帯域の音波による刺激を付与しているため、この可聴周波帯域の音波によ る刺激によって患部の細胞があたかも音を聴いているような感覚となる。このた め、無意識のうちに身体の患部に神経が集中することになり、精神状態をリラッ クスさせつつ当該患部の細胞を十分に活性化させることができるようになる。
【図1】本考案に係る細胞活性化装置の一実施形態を例
示したブロック図である。
示したブロック図である。
【図2】図1に示した細胞活性化装置を上体部に用いる
ための第1実施例を概念的に示した図である。
ための第1実施例を概念的に示した図である。
【図3】図2における III−III 線断面図である。
【図4】図2に示した第1実施例の使用状態を示した概
念図である。
念図である。
【図5】図1に示した細胞活性化装置の第2実施例であ
り、大腿部に用いた状態を示す概念図である。
り、大腿部に用いた状態を示す概念図である。
【図6】図1に示した細胞活性化装置の第3実施例であ
り、下腿部に用いた状態を示す概念図である。
り、下腿部に用いた状態を示す概念図である。
10…音波発生器 20…振動発生器 30…装着体 40…音響信号発生器 50…信号処理器
Claims (1)
- 【請求項1】 身体の患部に着脱可能に装着する装着体
と、 前記装着体に保持され、前記身体の患部に振動による刺
激を付与する振動付与手段と、 前記装着体に保持され、前記振動付与手段の近傍におい
て可聴周波帯域の音波を発する患部用音波発生手段とを
備えたことを特徴とする細胞活性化装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000235U JP3027366U (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 細胞活性化装置 |
AU54618/96A AU695594B2 (en) | 1996-01-30 | 1996-05-30 | Device for activating cells of a human body |
US08/656,915 US5895348A (en) | 1996-01-30 | 1996-05-30 | Device for activating cells of a human body |
EP96108694A EP0787476A3 (en) | 1996-01-30 | 1996-05-31 | Device for activating cells of a human body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000235U JP3027366U (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 細胞活性化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3027366U true JP3027366U (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=43162484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000235U Expired - Lifetime JP3027366U (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 細胞活性化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027366U (ja) |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP1996000235U patent/JP3027366U/ja not_active Expired - Lifetime
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