JP3027248B2 - アッシング方法及びその装置 - Google Patents

アッシング方法及びその装置

Info

Publication number
JP3027248B2
JP3027248B2 JP3254047A JP25404791A JP3027248B2 JP 3027248 B2 JP3027248 B2 JP 3027248B2 JP 3254047 A JP3254047 A JP 3254047A JP 25404791 A JP25404791 A JP 25404791A JP 3027248 B2 JP3027248 B2 JP 3027248B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ashing
heating
wafer
light
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3254047A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05251334A (ja
Inventor
健 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3254047A priority Critical patent/JP3027248B2/ja
Publication of JPH05251334A publication Critical patent/JPH05251334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3027248B2 publication Critical patent/JP3027248B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハに施されたレジ
ストのアッシング、特にバッチ式アッシャにおけるアッ
シングの装置及びアッシング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいて微細パター
ン形成を行うには、エッチング工程に引続き不要となっ
たエッチングマスクであるレジストの除去工程が必要で
ある。化学薬品を用いたウエット処理においては、
(1)これら薬品を常に清浄に保つことが困難なこと、
(2)作業が危険なこと、(3)廃液処理が困難なこ
と、および(4)工程が複雑で人手がかかるなどの問題
があった。これらの対策としてレジスト除去工程のドラ
イプロセス化が進められた。
【0003】このドランプロセスによるアッシングは、
例えば、’90最新半導体プロセス技術、月刊Semi
conductor World 増刊号プレスジャー
ナル1989,p208,209に以下のように示され
ている。酸素プラズマによるアッシングの反応機構は、
次のように考えられている。すなわち、酸素プラズマ中
に発生した酸素ラジカル(励起状態酸素原子)と有機物
との化学反応により、酸化分解がおこり最終的にはCO
2 (二酸化炭素)とH2O(水)とになる。化学反応式
で表せば、 Cx y +(2x+y/2)O*→xCO2 ↑+y/2H2 O↑ となる。すなわち、固体のレジストが酸素ラジカルO*
によって二酸化炭素と水蒸気の気体に変換され除去され
る。
【0004】したがって、アッシング性能(速度、均一
性等)は酸素ラジカルの発生方法、ウエハ上への供給方
法、ウエハ温度など上式の反応速度を左右するパラメー
タにより決定される。上式の反応は温度依存性が大き
く、バッチ式の装置の場合、ホットプレート、ランプな
どによりウエハを加熱して、アッシング速度の増大を図
っている。
【0005】従来この種の装置は図7に示すものがあ
り、複数枚のウエハ42が重なる方向に並べられて石英
チャンバ41内に置かれ、アッシングガスをガス導入口
50から導入し、ガス排気口52より排気する。これに
より、ウエハ上の成分をアッシングするものである。石
英チャンバ内周には、RFを印加する電極46が置か
れ、外周には系を一定の温度に保つ、または加熱するヒ
ータ48がある。なお、43はRF電源、44は石英ポ
ートである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、ガス流量、チャンバ内圧力、温度を変え
ても、アッシングガスの反応種の分布が一様になり難い
ため、各ウエハ間のアッシングレート均一性が向上しな
いという問題点があった。本発明は以上述べたアッシン
グレートの均一性が向上しない問題点を除去するため、
アッシング時に各ウエハから発生するCOの発光をモニ
タする受光素子と、その発光量に応じて各部分の温度を
調整できる加熱装置とを設けることによって、アッシン
グレートの均一性を向上させる優れたアッシング方法及
びその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ウエハに施されたレジストをアッシング
ガスにより除去するアッシング装置において、複数枚の
ウエハを重なる方向に配置し、チャンバ内に保持する手
段と、前記ウエハの外周部に設置され、アッシング時に
発光する光の発光強度を測光する受光手段と、前記ウエ
ハの外周部に設置され、加熱箇所および加熱の程度が選
定可能な加熱手段と、前記受光手段の信号によりウエハ
のアッシングレートが均一となるように前記加熱手段の
加熱箇所および加熱の程度を制御する制御手段とを設け
るようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、上記のように、受光素子によ
りアッシング中にウエハに発生するCOの発光強度をモ
ニタし、COの発光強度の小さい部分を検出し、該部分
をアッシングレートの低い部分と判定して、該部分にそ
の発光量に応じた加熱を施し、温度を上昇させることに
より、アッシング速度を上昇させ、ウエハのアッシング
の均一化を図る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す装置
の断面図、図2はその平面図である。図に示すように、
アッシングするウエハ2は、石英ポート4によって重な
る方向に並べられ、石英チャンバ1内に配置される。ア
ッシングガスは一定量がガス導入口10より導入され、
ガス排気口12より排気され、圧力を一定に保てるよう
になっている。石英チャンバ1の内周にはRFを印加で
きる2枚の電極6があり、チャンバ外周囲には受光素子
アレイ5が配置される。受光素子アレイ5は、ウエハの
例えば上、中、下段で発生しているCOの発光をモニタ
し、該モニタ信号はCOの発光量に対応する信号を増幅
するフォトマルチプライヤ(光電子増信管)7を介し、
その電流量に応じて各部分の加熱をコントロールする制
御装置20に入力される。制御装置20は石英チャンバ
外周に設置された加熱装置8に接続され、ウエハ2の温
度制御を行う。
【0010】ウエハ2上に塗布硬化されたレジストの主
成分はCx y で表され、高周波放電によって励起され
た酸素ラジカルO*により次の化学反応がチャンバ内で
発生する。 Cx y +(2x+y/2)O*→xCO2 ↑+y/2H2 O↑ すなわち、固体のレジストが酸素ラジカルO*によっ
て、二酸化炭素と水蒸気の気体に変換され除去される。
酸素ラジカルによるアッシングは、酸化化学反応であ
り、温度が高いほど速くなる。また、この反応の途中で
COおよびOHも発生し、レジストのアッシングが完了
すると、CO2 ,H2 O,COおよびOHの発生がなく
なる。上記反応の途中では、COまたはOHから発光が
生じる。COによる発光は、λ=483nmであり、OH
による発光は、λ=306〜316nmである。なお、ア
ッシングガスとしてフレオンガスCF4 を酸素に混合し
て用いた場合には、酸素ラジカルとともにふっ素ラジカ
ルによってアッシングされ、ふっ素ラジカルによる発光
λ=704nmも観測される。
【0011】以下、COによる発光の場合について説明
する。なお、COの以外のOH,Fによる発光を測光す
ることも可能である。これら、複数個の種による発光が
同時に存在する場合には、測光対象とした発光の波長を
通す適当なフィルタを用いたり、適当な波長特性の受光
素子を用いることがてきる。アッシングすると、上記し
たように、反応生成物からCOの発光があるので、これ
を受光素子アレイ5でモニタする。発光量はCOの発生
量に比例し、さらにCOの発生量はアッシングレートに
比例するので、この受光素子アレイ5のモニタにより、
アッシングレートをモニタすることができる。
【0012】各ウエハ間でアッシングレートに差があれ
ば、COの発光強度にも差が生じる。各受光素子で受光
した発光強度を、制御装置20で解析し、強度の弱い部
分については加熱装置8の加熱コントローラに対応する
部分を加熱するということによってアッシングレートが
上昇し、均一性が良くなる。図2により、ウエハ2に対
する受光素子アレイ5、加熱装置8の位置関係を説明す
る。
【0013】ウエハ2は石英ポート4により石英チャン
バ1の中央に配置され、ウエハ2の外周位置に同心円状
にRF電極6が設置される。RF電極6の分割された隙
間の部分を通してウエハ2がら発せられる光が到達する
位置で、ウエハ2の中心から等しい距離の位置に複数の
受光素子が配列されてなる受光素子アレイ5が複数個設
置される。また、ウエハ2の中心から等しい距離の位置
に加熱装置8が複数個設置される。図2においては、受
光素子アレイ5と加熱装置8とを別個に両側に設置した
概略図が示されている。
【0014】受光素子アレイ5と加熱装置8とは、フォ
トマルチプライヤ7および制御装置20を介して接続さ
れている。ウエハ2においてアッシングにより発せられ
た光は、受光素子アレイ5の受光素子により検出され、
フォトマルチプライヤ7で増幅された後、制御装置20
において発光状態およびその位置が演算され、発光強度
の弱い部分については加熱装置8の加熱コントローラの
対応する部分を加熱する。この加熱によってウエハ2の
温度が上昇しアッシングレートが上昇してCOの発光量
が増加すると、前回発光強度の弱い部分の発光強度が上
昇して加熱装置8が制御され、加熱装置8の加熱が減少
あるいは停止する。これによって、ウエハ2のアッシン
グレートが均一化される。
【0015】図3に、図1,2に示す実施例の回路ブロ
ック図を示す。図3においては、チャンバ1、ウエハ
2、石英ポート4、RF電極6等は省略してある。受光
素子アレイ5と加熱装置8は、複数個用意される。受光
素子アレイ5は、受光素子アレイ51 受光素子アレイ5
2 ,・・・受光素子アレイ5n からなり、図2と同様に
ウエハ2の中心から等しい距離の位置で等角度の位置に
設置される。これにより、ウエハ2の周方向のCOの発
光状態が観察可能となっているである。また、受光素子
アレイ5は、例えば、上段,中段,下段に分割され、上
方に積み重ねられたウエハ2の高さ方向のCOの発光状
態が観察可能となっている。図では、Hn ,Mn ,Ln
により表示されている。この受光素子アレイ5の配置の
方法は、上記の以外のものであってもよい。例えば、高
さ方向の分割の数や分割の仕方はCOの発光状態が観察
に応じて変更することができる。
【0016】受光素子アレイ51 ,52 ,・・・5n
らの光信号h1 ,m1 ,l1 ,・・・hn ,mn ,ln
は、フォトマルチプライヤ7に入力され、制御装置20
に入力される。制御装置20は、加熱素子8の制御およ
びバルブ制御を行う。加熱素子8の制御は、制御装置2
0内の加熱駆動制御回路28により行われる。
【0017】フォトマルチプライヤ7に入力された光信
号は電流増幅され、増幅器(AMP)22によって信号
増幅され、平均値回路24および演算回路26に入力さ
れる。平均値回路24において、増幅器22によって信
号増幅された検出信号の平均値が算出され、その時点の
COの全体の発光状態が計測される。平均値をとること
により、このCOの発光状態のバラツキを平滑化するこ
とができる。この平均値回路24の出力を増幅器22の
出力とともに演算回路26に入力する。演算回路26の
加熱駆動制御回路28に入力される。
【0018】演算回路26においては、一実施例におい
ては、増幅器22の出力と平均値回路24の出力との差
を演算するものであり、個々の場所のCOの発光状態の
COの全体の発光状態からの偏りを算出することができ
る。この差出力による加熱駆動制御回路28の制御は、
平均値回路24の出力よりも大のCO発光量の部分の加
熱素子に対しては温度を下降させるよう行い、平均値回
路24の出力よりも小のCO発光量の部分の加熱素子に
対しては温度を上昇させるよう行う。
【0019】あるいは、演算回路26における第二の実
施例においては、増幅器22の出力と平均値回路24の
出力との比を演算するものであり、前記第一の実施例と
同様に、個々の場所のCOの発光状態のCOの全体の発
光状態からの偏りを算出することができる。この比出力
による加熱駆動制御回路28の制御は、比が1よりも大
のCO発光量の部分の加熱素子に対しては温度を下降さ
せるよう行い、比が1よりも小のCO発光量の部分の加
熱素子に対しては温度を上昇させるよう行う。
【0020】また、演算回路26における第三の実施例
においては、演算回路26に平均値回路24の出力を入
力せず、増幅器22の出力の最大値を選択し、その最大
値が基準となるよう、その最大値と増幅器22の出力を
算出しその差の分だけ加熱素子を加熱させる。さらに、
演算回路26における第四の実施例においては、前記第
二実施例の増幅器22の出力と平均値回路24の出力と
の比のうち最大のものに合わせて、比の小さいCO発光
量の部分の加熱素子に対して、その比に対応させて温度
を上昇させるよう行う。
【0021】演算回路26における第五の実施例におい
ては、前記の平均値に代えて、予め設定しておいた基準
となるパターンを用いてもよい。この基準となるパター
ンは、CO発光強度あるいは加熱素子の加熱の制御の時
間変化をメモリ等に記憶して記憶しておくものである。
加熱素子8は、例えば、加熱素子81 ,加熱素子82
・・・加熱素子8n の複数個用意され、前記受光素子ア
レイ51 受光素子アレイ52 ,・・・受光素子アレイ5
n と対応するように配置される。加熱素子8と受光素子
アレイ5とは必ずしも1対1に対応する必要はない。加
熱素子8n は、例えば、HHn ,HMn,HLn の上
段,中段,下段の高さ方向に分割され、また、円周方向
にも分割されてウエハ2の中心から等しい距離の位置で
等角度の位置に設置される。
【0022】これら加熱素子81 ,加熱素子82 ,・・
・加熱素子8n は、前記加熱駆動制御回路28の信号に
より個々に駆動される。したがって、加熱駆動制御は、
どの加熱素子にどの程度の加熱を行うかの加熱の箇所と
程度の選定を行う。制御回路20は、バルブ制御装置2
1を含んでいる。バルブ制御装置21は、真空計31、
電磁バルブ32,34,36、流量調節バルブ35,3
7と接続している。
【0023】チャンバ1は、図示されていない真空ポン
プにより排気され、所定の真空度に達したとき酸素ガス
がチャンバ内に供給される。真空計により真空度がバル
ブ制御装置21にフィードバックされ、チャンバ内の圧
力が一定に維持されるように流量調節バルブ35が制御
される。他の電磁バルブ36、流量調節バルブ37はパ
ージ用のガスのためのものである。
【0024】アッシングの終了は、次のようにして行わ
れる。アッシングの終了の第一の実施例は、COの発光
がアッシングの終了において極限することを利用して行
われる。平均値回路24の出力を切換回路27を介して
バルブ制御装置21に入力し、その値の変化をモニタす
ることによって行われる。モニタとして、平均値回路2
4の出力の微分を用いることもできる。また,平均値回
路24の出力と設定値との比較によって行なってもよ
い。
【0025】アッシングの終了の第二の実施例は、CO
の発光以外の例えばOHの発光を第一の実施例と同様に
して検出して行われる。アッシングの終了の第三の実施
例は、光度積分値がアッシングの量にほぼ比例すること
を利用して行われる。平均値回路24の出力を積分回路
25に入力して光度積分値を算出し、切換回路27を介
してバルブ制御装置21に入力し、その値の変化をモニ
タすることによって行われる。該モニタは、光度積分値
と設定値との比較により行われる。
【0026】図4,5,6において、発熱素子8の実施
例を説明する。図4はウエハ2と発熱素子8とを交互に
積層状に重ねたものである。図4の(a)においては、
ウエハ2の間に発熱素子HL,発熱素子HM,発熱素子
HHが順に層状に挿入されて構成されている。図4の
(b),(c),(d)に発熱素子の実施例を示してい
る。発熱素子は、ヒートパイプにより形成され、その形
状は(b)においては螺旋状であり、(c),(d)に
おいては周方向に分割されている。(c),(d)のよ
うに分割することにより、より細かい加熱制御が可能で
ある。
【0027】図5の発熱素子8の実施例は、ウエハ2の
外周部に配置される例である。図5(a)に示すように
ウエハ2の外周の同心円状に受光素子アレイ5と発熱素
子8が配置される。(b)において、発熱素子8として
ホットプレート81を用いた例を示している。周方向に
弧状に分割されたホットプレートは、HH1 , HH2 ,
HH3 , HH4 、HM1 , HM2 , HM3 , HM4 、H
1 , HL2 , HL3 , HL4 から構成される。周方向
および高さ方向の分割の個数は、変更することができ
る。(c)において、発熱素子8としてランプ82を用
いた例を示している。ランプ82の配置は(b)と同様
に行われる。また、(d)において、発熱素子8として
電熱線83を用いた例を示している。電熱線83の配置
は(b)と同様に行われる。
【0028】図6の発熱素子8の実施例は、図5と同様
にウエハ2の外周部に配置される例である。図6の発熱
素子8は,受光素子15と発熱素子とを組にした同じ形
状のものであり、これらを構成単位としてウエハを囲む
発熱体および受光素子が一体となったものを構成する。
(a)における発熱素子8は、ホットプレート81に受
光素子15を組み込んだ素子であり、この素子を略円筒
状に構成してウエハ2を囲むものである。(b)におけ
る発熱素子8は、加熱素子ホルダ85に電熱線83と受
光素子15とを組み込んだ素子であり、この素子を略円
筒状に構成してウエハ2を囲むものである。(c)にお
ける発熱素子8は、加熱素子ホルダ85にヒートパイプ
84と受光素子15とを組み込んだ素子であり、この素
子を略円筒状に構成してウエハ2を囲むものである。
【0029】(e),(f),(g)は発熱素子8の構
成単位と受光素子15の構成単位とを別個に用意するも
のである。(e)はホットプレート81と受光素子15
を組み込んだ受光ホルダ16とから構成される。ホット
プレート81と受光ホルダ16とほぼ同一の形状であ
る。(f)は加熱素子ホルダ85に電熱線83を組み込
んだものと、受光素子15を組み込んだ受光ホルダ16
とから構成される。加熱素子ホルダと受光ホルダ16と
ほぼ同一の形状である。(g)は加熱素子ホルダ85に
ヒートパイプ84を組み込んだものと、受光素子15を
組み込んだ受光ホルダ16とから構成される。加熱素子
ホルダと受光ホルダ16とほぼ同一の形状である。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アッシング中のCOの発光強度の小さいところを受光素
子アレイで検知し、その部分を加熱してアッシングレー
トを上げるようにしたので、バッチ式アッシング装置に
おけるアッシングレート均一性向上の効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す装置の構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す装置の平面図である。
【図3】本発明の実施例を示す回路ブロック図である。
【図4】本発明の実施例を示す発熱素子の構成図であ
る。
【図5】本発明の実施例を示す発熱素子の概要図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例を示す発熱素子の構成図で
ある。
【図7】従来の装置の断面図である。
【符号の説明】
1 石英チャンバ 2 ウエハ 3 RF電源 4 石英ポート 5 受光素子アレイ 6 RF電極 7 フォトマルチプライヤ 8 加熱装置 10 ガス導入口 12 ガス排気口 15 受光素子 16 受光ホルダ 20 制御装置 21 バルブ制御 22 増幅器(AMP) 24 平均値回路 25 積分回路 26 演算回路 27 切換回路 28 加熱駆動制御回路 31 真空計 32,34,36 電磁バルブ 35,37 流量調整バルブ 81 ホットプレート 82 ランプ 83 電熱線 84 ヒートパイプ 85 加熱素子ホルダ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G02F 1/35 501 H01L 21/3065 H01L 21/66

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハに施されたレジストをアッシング
    ガスにより除去するアッシング装置において、 (a)複数枚のウエハを重なる方向に配置し、チャンバ
    内に保持する手段と、 (b)前記ウエハの外周部に設置され、アッシング時に
    発光する光の発光強度を測光する受光手段と、 (c)前記ウエハの外周部に設置され、加熱箇所および
    加熱の程度が選定可能な加熱手段と、 (d)前記受光手段の信号によりウエハのアッシングレ
    ートが均一となるように前記加熱手段の加熱箇所および
    加熱の程度を制御する制御手段とを具備することを特徴
    とするアッシング装置。
  2. 【請求項2】 前記受光手段は受光素子をアレイ状に配
    列されてなり、そのアレイの長さ方向は前記複数枚のウ
    エハの配置方向であり、前記ウエハの外周に同心円状に
    設置されることを特徴とする請求項1記載のアッシング
    装置。
  3. 【請求項3】 前記受光手段および前記加熱手段は前記
    受光手段を構成する受光素子と前記加熱手段を構成する
    加熱素子とを組み合わせてなる一つの構成要素を、前記
    ウエハの外周に複数個配置してなることを特徴とする請
    求項1記載のアッシング装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は隣接する前記ウエハの間
    に間隔を開けて挿入し、前記加熱手段と前記ウエハとを
    積層してなることを特徴とする請求項1記載のアッシン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は前記受光手段の信号と基
    準値との差あるいは比に基づいて前記加熱箇所および加
    熱の程度を選定して前記加熱手段を駆動し、前記発光強
    度を変化させてウエハのアッシングレートを均一とする
    ことを特徴とする請求項1記載のアッシング装置。
  6. 【請求項6】 前記基準値は前記受光手段の信号の平均
    値であることを特徴とする請求項5記載のアッシング装
    置。
  7. 【請求項7】 前記基準値は前記受光手段の信号の最大
    値であることを特徴とする請求項5記載のアッシング装
    置。
  8. 【請求項8】 前記基準値は予め設定された値であるこ
    とを特徴とする請求項5記載のアッシング装置。
  9. 【請求項9】 前記発光は一酸化炭素により発光するこ
    とを特徴とする請求項1記載のアッシング装置。
  10. 【請求項10】 ウエハに施されたレジストをアッシン
    グガスにより除去するアッシング方法において、 (a)アッシング時の発光の発光強度を測光する工程
    と、 (b)前記発光強度からアッシングレートを検出する工
    程と、 (c)前記アッシングレートからアッシングレートの少
    なくとも1枚のウエハにおける不均一の程度を演算する
    工程と、 (d)前記アッシングレートの少なくとも1枚のウエハ
    における不均一の程度を小さくするようにウエハを部分
    的に加熱する工程とからなるアッシング方法。
JP3254047A 1991-10-02 1991-10-02 アッシング方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3027248B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3254047A JP3027248B2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 アッシング方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3254047A JP3027248B2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 アッシング方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05251334A JPH05251334A (ja) 1993-09-28
JP3027248B2 true JP3027248B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=17259498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3254047A Expired - Fee Related JP3027248B2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 アッシング方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3027248B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6096359A (en) 1995-03-14 2000-08-01 Indena S.P.A. Polyphenol fractions of tea, the use thereof and formulations containing them

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6096359A (en) 1995-03-14 2000-08-01 Indena S.P.A. Polyphenol fractions of tea, the use thereof and formulations containing them

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05251334A (ja) 1993-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7648916B2 (en) Method and apparatus for performing hydrogen optical emission endpoint detection for photoresist strip and residue removal
KR101227199B1 (ko) 플라즈마 애싱 장치 및 엔드포인트 검출 방법
TWI518525B (zh) 使用多變量分析之電漿蝕刻程序的終點偵測方法
US7662646B2 (en) Plasma processing method and plasma processing apparatus for performing accurate end point detection
US20090095421A1 (en) Etch amount detection method, etching method, and etching system
JP2007531054A (ja) マスクをエッチングするためのシステムおよび方法
KR101593687B1 (ko) 마이크로파 플라스마 감쇠 장치 및 그 작동 방법
US20100009469A1 (en) Plasma doping method and apparatus
JP4522888B2 (ja) プラズマ処理装置におけるf密度測定方法とプラズマ処理方法およびプラズマ処理装置
US5284547A (en) Plasma-process system with batch scheme
JP3027248B2 (ja) アッシング方法及びその装置
US11295960B1 (en) Etching method
US6340603B1 (en) Plasma emission detection during lateral processing of photoresist mask
KR100900075B1 (ko) 애싱장치
JPS5884431A (ja) プラズマエツチング装置
US8580075B2 (en) Method and system for introduction of an active material to a chemical process
US20060196846A1 (en) Plasma processing method and apparatus, and method for measuring a density of fluorine in plasma
KR20070018404A (ko) 플라즈마 식각 장치
JP2002100613A (ja) アッシング方法およびアッシング装置
JPH0691037B2 (ja) ドライエツチング方法及び装置
CN112368798B (zh) 具有分离格栅的等离子体加工设备中的空气泄露检测
JP2001274139A (ja) アッシング装置およびアッシング方法
JPH0697119A (ja) エッチング装置
JPH01231325A (ja) エッチング終点判定方法及び装置
JP2011003823A (ja) プラズマ処理装置およびその使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000118

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees