JP3026874U - 冷菓用容器 - Google Patents

冷菓用容器

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JP3026874U
JP3026874U JP1996000077U JP7796U JP3026874U JP 3026874 U JP3026874 U JP 3026874U JP 1996000077 U JP1996000077 U JP 1996000077U JP 7796 U JP7796 U JP 7796U JP 3026874 U JP3026874 U JP 3026874U
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Japan
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container body
container
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frozen dessert
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JP1996000077U
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Inventor
一良 林
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林一二株式会社
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の冷菓用容器を、流通の諸段階で適宜
に連結可能として、取りまとめて簡便に扱い易いものと
する。 【解決手段】 合成樹脂製で円筒形の容器本体1と、容
器本体1の開口縁外側に嵌まる被せ蓋2とからなる冷菓
用容器とし、容器本体1の開口縁の外側および下縁外側
にそれぞれ周方向に延びる凸条3a、4aを形成し、合
成樹脂製の被せ蓋2は、円盤状の蓋板5と、蓋板5の周
縁から上・下方向にそれぞれ延出した帯板状の周壁6と
から形成し、周壁6の内周面の蓋板5より下側に、凸条
3aに嵌まる周溝3bを形成し、周壁6の内周面の蓋板
5より上側には、容器本体1の下部外側の凸条4aに嵌
まる周溝4bを形成し、被せ蓋2の上部と容器本体1の
下部を連結可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、アイスクリームやシャーベットなどの冷菓を収容する冷菓用容器 に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、アイスクリームやシャーベットなどの冷菓を収容する容器として、図 4に示すように、紙製のカップ形の容器が知られている。このものは、縁部をカ ールした筒形の上面開口の容器本体10と、その開口縁11の外側に嵌まる被せ 蓋12とからなるものである。被せ蓋12は、容器本体10の上面開口を覆う大 きさの円盤状の蓋板13の周縁に帯状の周壁14を嵌めたものである。
【0003】 このような冷菓用容器は、容器本体10の下部より上部(特に、被せ蓋)が大 径の錐台筒状に形成されていてボリューム感があり、また容器の開口縁11を被 せ蓋12が覆っているので、開口縁11が清潔に保たれるから、食品を収容した 容器として好ましいものである。
【0004】 また、容器入り冷菓の販売形態としては、一般的に複数個を取りまとめて、袋 や箱に入れるようにする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の冷菓用容器は、複数の容器を積み重ねた際に不安定と なり、複数個を取りまとめて扱うことが容易でないという問題点がある。
【0006】 また、冷菓を複数個まとめて袋に入れただけでは、各容器の姿勢は安定せず、 傾いた容器から溶けた内容物が漏れだす可能性があり、好ましい包装形態とはい えなかった。
【0007】 そして、需要者の多様な要望に応じるためには、販売前に2〜10個程度の容 器をまとめて包装することが求められているが、錐台状の冷菓用容器を安定して 積み重ねることができないので、袋を使用せずにまとまりよく包装することが困 難であった。
【0008】 なお、冷菓用容器を合成樹脂で筒形に形成することについては、従来でも可能 であったが、冷菓を流動状態で容器本体内に充填したとき、容器本体の隅部に気 泡が形成されやすいので、収容量が不確定になって商品価値が損なわれるという 問題もあった。
【0009】 そこで、この考案の課題は、上記した問題点を解決して、容器入り冷菓の被せ 蓋による密封状態を確実にし、また複数の容器をまとめて姿勢を安定させるよう にして流通状態での冷菓の漏出を未然に防止すると共に、需要者の要望に応じ、 冷菓用容器を流通の諸段階で適宜に複数個連結可能として、まとめて扱い易い形 態とすることである。
【0010】 また、流動状態の冷菓を容器本体内に充填したときに、容器本体の内側の底面 と容器本体の周壁が接する隅部に気泡が形成され難い容器とすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した第1の課題を解決するため、この考案においては、合成樹脂製で上面 開口の筒形容器本体と、この容器本体の開口縁外側に嵌まる被せ蓋とからなり、 前記容器本体の開口縁外側および容器本体の下部外側にそれぞれ周方向に延びる 凸条または周溝を形成し、前記被せ蓋は蓋板と、この蓋板周縁より上・下方向に それぞれ延出した周壁とから形成し、この周壁の内周面の蓋板より下側に、前記 容器本体の開口縁外側の凸条または周溝に嵌まる周溝または凸条を形成すると共 に、周壁内周面の蓋板より上側には、前記容器本体の下部外側の凸条または周溝 に嵌まる周溝または凸条を形成し、被せ蓋の上部と容器本体の下部を連結可能と したのである。
【0012】 また、上記した第1の課題を解決すると共に、第2の課題をも解決するため、 この考案においては、上記容器本体の内側の底面と容器本体の周壁を円曲面で連 続させた冷菓用容器としたのである。
【0013】 この考案の冷菓用容器は、合成樹脂製の筒形容器本体の開口縁外側に形成され た周方向に延びる凸条または周溝に対して、蓋板周縁より下方向に延出した周壁 内周面の周溝または凸条を合成樹脂の弾性変形を利用して嵌めることにより、容 器本体と被せ蓋を確実に固定し、冷菓用容器の密封性を高めることができる。
【0014】 また、被せ蓋をした前記の冷菓用容器の蓋板周縁より上方向に延出した周壁内 周面の周溝または凸条を、別途用意した同形の筒形容器本体の下部外周に形成さ れた周方向に延びる凸条または周溝に嵌めることにより、他の容器本体と被せ蓋 を連結することができる。
【0015】 すなわち、上記連結操作を繰り返すと、この考案の冷菓用容器は所望の個数を 適宜に直列状態に連結することができ、また適宜に取り外すこともできる。
【0016】 また、合成樹脂製の容器本体の内側の底面と容器本体の周壁を円曲面で連続さ せた冷菓用容器は、底面と容器本体の周壁が接する部分がいわゆるR形状に形成 されていて、流動状態の冷菓を容器本体内に充填したときに、隅部に気泡が形成 され難い容器となる。
【0017】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を以下に、添付図面に基づいて説明する。 図1〜図3に示すように、第1の実施形態は、合成樹脂製で円筒形の容器本体 1と、容器本体1の開口縁外側に嵌まる被せ蓋2とからなる冷菓用容器であり、 容器本体1の開口縁の外側および下縁外側にそれぞれ周方向に延びる凸条3a、 4aを形成したものである。
【0018】 そして、図2および図3に示すように、合成樹脂製の被せ蓋2は、円盤状の蓋 板5と、蓋板5の周縁から上・下方向にそれぞれ延出した帯板状の周壁6とから 形成し、周壁6の内周面の蓋板5より下側に、凸条3aに嵌まる周溝3bを形成 し、周壁6の内周面の蓋板5より上側には、容器本体1の下部外側の凸条4aに 嵌まる周溝4bを形成し、被せ蓋2の上部と容器本体1の下部を連結可能とした ものである。
【0019】 容器本体1と被せ蓋2の成形材料は、合成樹脂を採用している。この合成樹脂 の種類は、凸条3a、4aと周溝3b、4bとの弾性的な嵌め合いが可能であれ ば、透明性、着色性、硬度、成形や後処理の容易性などを考慮して、周知の成形 用樹脂材料を選択して使用することができる。
【0020】 例えば、ポリエチレン製の被せ蓋2は、アイスクリーム等の冷菓を収容し低温 状態でも比較的軟らかく、すなわち開閉が容易で好ましい。またポリエチレンに 比べて透明性および剛性に優れたポリプロピレンを採用した容器本体1は、被せ 蓋2を嵌めやすい適度な硬さであり、またその透明性によって収容された冷菓の 色合いを透過させて美しく見せることができる。
【0021】 容器本体1と被せ蓋2は、外周形状が円筒形のものを図示したが、楕円筒状、 各筒状、その他周知の筒形状のものを採用することもできる。
【0022】 図1および図2に示すように、容器本体1の開口縁の外側および下部外側の周 縁は、被せ蓋2の周壁6と略同じ所定の幅と深さで周方向に切り欠いており、帯 板状の周壁6を嵌めた状態で、周壁6と容器本体1の外周面が同一周面を形成す る。このようにすると、複数個連結した状態の冷菓用容器の外周面に凹凸が殆ど なくなり、保管時や冷凍庫内での収容効率がより向上する。
【0023】 上記した冷菓用容器では、容器本体1の開口縁の外側および下端の周縁にいず れも周方向に延びる凸条3a、4aを形成したが、このような凸条に代えて前記 同様の周溝(図示せず)を形成してもよい。その場合には、被せ蓋2の周壁6の 所定部分には、前記周溝に嵌まる適当な寸法で凸条(図示せず)を形成すればよ い。
【0024】 ところで、図2および図3に鎖線で示すように、容器本体1の内側の底面と内 周壁を円曲面7で連続させた冷菓用容器は、底面と容器本体の周壁が接する部分 が、いわゆるR形状に形成されており、流動状態の冷菓を容器本体内に充填した ときに、このようなR形状の隅部に気泡が溜まり難い容器となる。
【0025】 なお、複数個を連結した冷菓用容器の最上段の容器本体1を覆う被せ蓋8は、 内周縁に一つの凸条または周溝を有していればよく、これより上方に連結不可能 な蓋8を取り付ければ、連結された複数の容器を単位として保管する場合に好ま しい。
【0026】 そして、図示したように複数個を連結した冷菓用容器は、シュリンク包装など によって簡単に外装し、衛生状態をより高めて流通させことができる。
【0027】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように、冷菓用容器本体に被せ蓋を凸条と周溝の嵌 め合いによって確実に取り付け、また同様の嵌め合いによって被せ蓋の上部と容 器本体の下部を連結可能としたので、容器入り冷菓の被せ蓋による密封状態を確 実にすると共に、複数の容器をまとめて姿勢を安定できるようになり、流通状態 での冷菓の漏出を未然に防止し、かつ需要者の要望に応じ、冷菓用容器が流通の 諸段階で適宜に複数個まとめて扱い易い形態となる利点がある。
【0028】 さらに容器本体の内側の底面と容器本体の周壁を円曲面で連続させた冷菓用容 器は、上記した利点に加えて、流動状態の冷菓を容器本体内に充填したときに隅 部に気泡が形成され難くなる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の分解斜視図
【図2】第1の実施形態の使用状態を示す一部断面正面
【図3】図2の要部の拡大断面図
【図4】従来例を分解して示す断面図
【符号の説明】
1 容器本体 2、8 被せ蓋 3a、4a 凸条 3b、4b 周溝 5 蓋板 6 周壁 7 円曲面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製で上面開口の筒形容器本体
    と、この容器本体の開口縁外側に嵌まる被せ蓋とからな
    り、前記容器本体の開口縁外側および容器本体の下部外
    側にそれぞれ周方向に延びる凸条または周溝を形成し、
    前記被せ蓋は蓋板と、この蓋板周縁より上・下方向にそ
    れぞれ延出した周壁とから形成し、この周壁の内周面の
    蓋板より下側に、前記容器本体の開口縁外側の凸条また
    は周溝に嵌まる周溝または凸条を形成すると共に、周壁
    内周面の蓋板より上側には、前記容器本体の下部外側の
    凸条または周溝に嵌まる周溝または凸条を形成し、被せ
    蓋の上部と容器本体の下部を連結可能としてなる冷菓用
    容器。
  2. 【請求項2】 上記容器本体の内側の底面と容器本体の
    周壁を円曲面で連続させて形成した請求項1記載の冷菓
    用容器。
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