JP3026050B2 - エレベーターの案内表示装置 - Google Patents

エレベーターの案内表示装置

Info

Publication number
JP3026050B2
JP3026050B2 JP5246275A JP24627593A JP3026050B2 JP 3026050 B2 JP3026050 B2 JP 3026050B2 JP 5246275 A JP5246275 A JP 5246275A JP 24627593 A JP24627593 A JP 24627593A JP 3026050 B2 JP3026050 B2 JP 3026050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance
elevator
floor
display
rule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5246275A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0769551A (ja
Inventor
明弘 東川
健治 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5246275A priority Critical patent/JP3026050B2/ja
Publication of JPH0769551A publication Critical patent/JPH0769551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3026050B2 publication Critical patent/JP3026050B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターのホール
とかご内のエレベーターの案内表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ−の現在いる階と待ち客のい
る階との間を区分して、進行方向に向かって順番に途中
の運転系路を待ち客に報知するホールインフォメ−ショ
ン表示装置が特開昭63−310483号公報に記載さ
れている。また、サービス案内装置の表示パターンの種
類を決定する所定条件検出手段を有し、エレベーターの
状態情報と表示パターンの種類とから案内装置の画面デ
ータを作成するエレベーターの案内装置が特開昭63−
212686号公報に記載されている。また、待ち時間
の変動の可能性が大きい時点では大まかな表示を行い、
エレベーターがある程度接近したら、待ち時間を表示す
るようにすることが特開昭52−106554号公報に
記載されている。また、交通需要の多い階だけに待時間
表示器を設け、この待時間表示器に待時間を登録したあ
とは新たなホ−ル呼びがあってもホ−ル呼びの割当てを
行わないようにすることにより、かご表示を内容通り到
着できるようにすることが特開昭52−106554号
公報に記載されている。また、エレベーターがある距離
まで近づいてから、更にエレベーターの進行方向と同一
方向のホール呼びに対し、割り当てられた階のかご位置
表示を行うことが特開昭62−269871号公報に記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術にはい
ずれも、複数階をサービスするエレベーターのサービス
する乗場に案内表示するに際し、エレベーターのサービ
スする時間帯(例えば、出勤時間帯、昼食時間帯、閑散
時間帯など)と階床(層)に応じて階床別に異なる案内
表示を行う点に付いて触れられてなく、確実かつ精度の
高い案内表示を行う点に難点がある。本発明の目的は、
乗場において、いらいらがつのる長待ちなどのサービス
状況を案内するため、エレベーターのサービスする時間
帯と階床(層)に応じて階床別に異なる案内表示を行
、確実かつ精度の高い案内表示を行うことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数階をサ
ービスする複数台のエレベーターと、各階床に設置され
た案内表示装置と、前記案内表示装置に表示するため
に、かご位置、待時間、進行方向及び到着案内等の組合
せから設定される複数の案内表示データを記憶する記憶
手段と、前記エレベーターを制御するエレベーター制御
装置とを備えたエレベーター群管理システムであって、
前記複数の案内表示データの中からそれぞれの階床
(層)に応じた案内表示データを選択する手段と、この
選択手段から選択された案内表示データを前記案内表示
装置に表示する手段を設け、階床別に異なった案内表示
をさせることによって、達成される。
【0005】
【作用】各階床に設置された案内表示装置に表示するた
めに、かご位置、待時間、進行方向及び到着案内等の組
合せから案内表示するための案内ルールを設定し、この
ルールに基づいて案内表示内容を選択して案内表示す
。これにより、エレベーターのサービスする時間帯が
同じであっても階床に応じて異なる案内表示を行うこと
ができ、階床別に確実かつ精度の高い案内表示を行うこ
とが可能になり、いらいらがつのる長待ちなどのサービ
ス状況案内を確実に実行できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1〜図
10を用いて、本発明が特徴とする、案内表示装置に案
内表示するためのルールに基づいて表示案内を宣言し、
また、表示を行う号機のエレベーターには、一端、エレ
ベーターが案内表示階を通り過ぎて戻ってくるようなサ
ービスなど不都合なホ−ル呼びの割当てやかご呼び登録
を抑制または阻止し、案内表示するエレベーターの案内
表示装置の一実施例を説明する。図1は、本発明を適用
する群管理システムのハードウェアの全体構成図であ
る。群管理エレベーター制御装置1は、群管理制御装置
10と各号機制御装置20〜22により構成されてお
り、その構成は公知のマイコン制御方式である。群管理
制御装置10の入力には各階のホール呼び登録装置11
の信号やビル管理装置12からの信号があり、出力には
乗り場の音声案内装置13や乗り場の全台共通の乗場表
示装置14の信号等がある。号機制御装置20〜22
は、各エレベーターの乗かご30〜32の走行制御や戸
の制御を行い、かご内ディスプレーやかご内音声案内装
置等のかご内の報知器15や各階に設置したホールラン
タンやチャイム等の号機別の乗り場報知器160〜16
2、170〜172、180〜182の制御を行う。ま
た、保守管理装置2により群管理制御システムの点検保
守と学習改善の許可などを指令する。
【0007】図2は、乗場に案内表示装置が設置され、
階層別の案内表示、低層B10・中層B20・高層B3
0のホール呼びにおいて、本発明における階層距離でホ
−ル呼び割当て時の案内ルールを示す一例である。左よ
り低層のホール呼びB11,B12、中層のホール呼び
B21,B22、高層のホール呼びB31,B32を表
し、三角印の向きは方向を示し、ホール呼びの発生より
割り当てられたエレベーターの現在のかご位置が白抜き
の矢印時は、案内表示装置に少なくともかご表示を実施
し、黒の矢印時は、かご表示は実施しないエレベーター
制御を行う階層・方向別案内ルール図である。例えば、
低層の2階床の上昇ホール呼びB11に対して、階床距
離でかご位置の表示を行うルール時は、エレベーターの
位置が終端階(14階床)をサービスしたときの最大で
も、エレベーターが中層の9階床を下降方向に進行中
時、かご位置の表示案内を実施する事を特徴とする階層
方向別案内ルールである。階床ピッチの例を示したが、
判定を到着予測時間にして、かご位置の案内表示の有無
を実施することも可能である。
【0008】図3は、本発明における交通需要に応じた
中層の案内ルールによる案内表示を示す。即時案内B4
0は、交通需要が少ない時にはエレベーターの位置B4
1がどの階床にいても中層のホ−ル呼びB42に対して
即時にかご表示を実施し、案内表示サービスする。ただ
し、一度案内表示を実施すると、この案内表示したホー
ルに対し、到着が長びくような不都合な割当てを阻止す
るように制御することは図4に示す。かご位置案内保留
B50は、通常の交通需要の時に案内表示を行う。待ち
客のいらいら感がないように、エレベーターの位置が黒
矢印B52の時は少なくともかご位置を表示しないよう
に案内表示し、白矢印B51の時はかご位置の案内表示
を実施する。確実案内B60は、エレベーターを使用す
る頻度が多い時の案内で、かご位置案内保留B50同様
にエレベーターの位置が黒矢印B63の時は、少なくと
もかご位置は表示しないように案内表示し、網の矢印B
61の時は、乗客が多く乗ったときにはエレベーターが
サービスできないため通過するときがあるので「しばら
くお待ち下さい」のような表示を実施し、白矢印B62
の時はかご位置の案内表示を実施する。
【0009】図4は、本発明において、即時予約を実施
したら、案内に都合の悪いものを阻止する交通需要に応
じた中層の案内表示ルールによる案内表示の一例を示
す。中層階(7階床)に下降方向のホール呼びB72発
生時に、9階のかご呼びB78を持つ号機XB76に割
当てエレベーターの動きとしては白矢印B74のように
サービスする予定で案内表示を実施した。その後まもな
く11階床上昇ホ−ル呼びB71が発生した時、もし号
機Xに割り当てると、点線の矢印B73のようにエレベ
ーターがサービスするようになり、7階の下降ホール呼
びB72へのサービスする時間が遅れることになる。そ
こで、このような割り当てを阻止し、別の号機YB77
に割り当てるように制御することを示す。
【0010】図5は、本発明における階床別案内ルール
による案内表示を示す。常時使用する階床には案内表示
Aタイプ(A−1,A−2)の即時案内タイプH100
〜H120,確実案内タイプH130〜H150を案内
表示する。1階の上昇ホール呼びに応じた時、表示H1
00は、エレベーター状態を7階床で下降方向に向かっ
て走行中で、かご内荷重は約60%を示し、左の三角は
待ち時間を意味し、約30秒ぐらいの待ち時間が必要で
ある。その後H110は、順次にエレベーターがサービ
スを行い、B1階床まで到着し、エレベーターの方向を
反転し、現在降り客が移動中であることを示す。H12
0は、1階のホール呼びに応じてエレベータ−が1階床
に到着し、出発の案内表示を示す。来客の多い階床に
は、Bタイプ(B−1,B−2)H200〜H250で
案内表示を行う。来客の多い端階付近の階床には、Cタ
イプ(C−1,C−2)H300〜H350で案内表示
を行う。ロビーや食堂階には、混雑する時間帯に、Bタ
イプ、通常時は、Aタイプになるように案内表示パター
ンの確認度レベルを求め、案内表示する。このように、
図5は、案内表示の即時案内タイプをA−1,B−1,
C−1に示し、この即時案内タイプに対し、ホール呼び
発生時すぐ割当てを表示せず、確実なエレベーターを決
定し、案内を行う確実案内タイプをA−2,B−2,C
−2に示す。
【0011】図6は、本発明を適用する群管理制御装置
10のソフトウェア構成図である。群管理制御装置10
には、過去のエレベーターの運転結果より案内の制御ル
ール並びにパラメータのテーブルSF14からの情報を
もとに、呼び割り当て処理やエレベーターの分散待機処
理等エレベーターの群管理制御を直接実行指令し、群管
理運転制御をする運転制御プログラムSF10がある。
このプログラムSF10の入力情報として、号機制御装
置20〜22から送信されてきたエレベーターの位置、
方向、かご呼び等のエレベーター制御データテーブルS
F11、ホール呼びテーブルSF12、エレベーターの
群管理台数などのエレベーター仕様テーブルSF13、
ならびに、案内と運転の制御ルールとパラメ−タのテー
ブルSF14、運転制御のルールとパラメータテーブル
SF22がある。もう一つのプログラムは、外部に設け
た案内制御目標などの案内と運転の制御ルールを与える
設定装置との通信を行うための通信プログラムSF20
である。この通信プログラムによる出力情報としては、
図3に示した各交通需要で、案内状況の学習や待時間等
のエレベーターサービス性能や運転状態やホール呼び割
当て状況などを統計処理したテーブルSF23、及びエ
レベーター制御システムを診断評価するために、これら
を時間情報付または時系列に記録した案内と運転記録テ
ーブルSF21がある。また、学習データテーブルSF
23の記録データを元に、学習・調整プログラムSF3
0にて案内表示の確信度レベルなどの自動調節制御を行
う。
【0012】図7は、群管理制御装置10において用い
られるソフトウェアのテーブル構成図であり、エーレベ
ーター制御データテーブルSF11,ホール呼びテーブ
ルSF12、エレベーター仕様テーブルSF13、案内
制御ルールパラメータテーブルSF14、交通需要の学
習テーブルSF23の各ブロックで構成される。本発明
では、交通需要の学習テーブルSF23の交通需要の学
習テーブルの結果により、表示案内モードを選択し、表
示案内し、交通需要によっては不都合な呼びを阻止する
などの制御を実行する。ここで、本発明の特徴は、階層
などにより案内表示する案内ルールを設定し、判定し、
案内表示を実施し、割り当てるエレベーターの制御をす
ることにある。プログラムSF10とSF20は複数の
タスクに分割し、効率の良い制御を行うシステムプログ
ラム、すなわち、オペレーティングシステム(OS)の
もとに管理されているものとする。したがって、プログ
ラムの起動は、システムタイマからの起動や他のプログ
ラムからの起動が自由にできる。
【0013】図8は、本発明の一実施例を示す運転制御
プログラムの全体処理フローチャートである。運転制御
プログラムE5は、電源投入後、またはリスタートによ
り起動される。まず、イニシャル処理E10で制御デー
タテーブルSF11などのクリアー処理などの初期処理
を実行する。次に、ステップE20からE70を繰り返
し実行し、群管理制御を実行する。ステップE20では
全階床のホール呼びを入力し、ホール呼びテーブルSF
12にセットする登録処理を行う。ステップE30では
号機制御装置からの通信データをエレベーター制御デー
タテーブルSF11に格納する。ステップE35では現
在の交通需要のモードの識別を行い、それに応じて案内
表示ルールの選択や運行管理方法の選択やホール呼び割
当てのルールを選択する。 ステップE37ではホール
呼びテーブルSF12やエレベーター仕様テーブルSF
13と交通需要モードまたは時間帯別に設定または自動
学習調整する運転パラメータテーブルSF14と上記で
識別した運転用交通需要モードに応じてエレベーター制
御データテーブルSF11を作成する。ステップE40
ではホ−ル呼びの割当てと状況に応じた案内ルールを、
学習した結果と現在の交通需要や、案内状況に応じて、
サービス案内処理を行う。ステップE45では案内状況
の学習と目標値に応じて学習テーブルで優先状況の学習
とルールテーブルSF22のパラメ−タの自動修正を行
う。ステップE50では現在行っている制御内容や到着
案内等のエレベーターのサービスやビル内情報などの継
続サービス案内処理を行う。ステップE60は、タイマ
10秒毎に処理を実施する。また、優先階などの乗り込
んだ乗客を検出し、到着時の予測かご内混雑度がかご内
の混雑度許容値を越える割当て済ホール呼びのサービス
エレベーターを見直す要求を行い、混雑度制御を継続的
に行う。また、かご呼びの多発や荷物の出し入れなどに
より異常に長待ちとなったときも再割当てを要求する。
ステップE65では、行事予約サ−ビスや、先発案内、
メッセージ予約サービスや、緊急時の火災や地震など特
定案内要求処理などを行う。そして、ステップE70で
は、エレベーターの分散運転やロビー階の出発間隔調整
などのその他運行管理制御の処理を行う。
【0014】図9は、本発明における案内表示データ
示す案内表示と運転の制御のテーブルであり、(a)に
はホール呼び割当てルール選択テーブルT100の一実
施例を示し、(b)にはホール呼び割当てのルールごと
に設定するパラメータテーブルT200の一実施例を示
し、(c)には呼び割当てルールのテーブルT300の
一実施例を示す説明図である。ここで、ホール呼び割当
てルール選択テーブルT100において、Hは高層、M
は中層、L低層、VはVIP階、Rはロビー、Iはホー
ル呼び登録阻止階を示す。(a)及び(b)のルール1
やルール6には、最優先案内タイプによる呼び割当を実
行したり、案内に不都合な割当てを阻止する従来にはな
い案内表示を実行するための呼び割当て制御方式を設定
する。この設定により、案内表示したエレベーターには
違和感が起きないように運転した時は、従来の、突発な
満員によるエレベーターの通過や、割当て呼びやかご呼
びの増加で長待ちが発生して案内表示に不評であった案
内に対して有益である。ルール7やルール8には、顧客
側から納入前に特殊階の指示を受けたものや、納入後に
生じた特殊な階床に対しての案内と運転の制御ルールを
設定可能とし、一般階とは異なる案内表示ルール設定
する。ルール3〜ルール5は、交通需要が多い階床にお
いて、エレベーターが到着する時間が過大となる時やか
ご内の混雑を判定したことによって、通過するエレベー
ターなど発生する可能性があるので、即時には案内しな
い方がよいと判断する時の案内に対して有益である。
【0015】図10は、本発明の一実施例を示す図8ス
テップE40で説明したホール呼び割り当て制御の処理
のフローチャートである。ステップF10とF100と
F110で上昇と下降の全階床のホール呼び割当て処理
を順に行う。また、ステップF50では、ループの中に
案内または割当ての要否があるかどうかを判定してい
る。この判定は新規発生ホール呼びの有無を判定しても
良いし、単純に呼びの登録の有無を判定しても良く、こ
れは案内ルールや呼び割り当てルールと長待ちや混雑発
生による見直しや追加割当て方法により判定方法が決定
される。割当てが必要であればステップF60へ進み、
案内ルールが選択決定していれば、ステップF80の処
理へ、未決定時は、ステップF70の処理へ移り、ステ
ップF70の案内方式選択処理は図9のホール呼び割当
てルールT100にて案内ルールを決定する。ステップ
F80では、待時間の評価、混雑度の評価、特定階を優
先する評価値からエレベーターを選択し、呼び割当てす
る。そのルールは図9の呼び割当てルールのテーブルT
300にて決定する。ステップF90では、案内ルール
の決定後、新規ホール呼び登録阻止の信号のない号機に
割り当てたり、満員通過しそうな号機には割当てを実施
しないなどの案内ルールを選択制御する。この案内ルー
ルの選択制御はホール呼び割当てのルールごとに設定す
るパラメータテーブルT200の設定から実施する。
【0016】仮に、食堂階(14階)に向かう交通需要
が多く発生している昼食時間帯の8階床(中層M)に
て、上昇方向ホール呼びが発生された時を説明する。図
8のホール呼び入出力処理E20において呼びを判断
し、現在のすべて号機のかご位置や、受け持ちのホー
ル呼び、かご呼びの状態をE30にて判断する。次に、
E35にて交通需要のモード(昼食時)の判定を行う。
今、案内と運転の制御のテーブル図9の設定から中層
)の昼食時は、ホール呼び割当てルール選択テーブ
ルT100のルール4(確実案内)をセットしているの
で、ホール呼び割当てのルールごとに設定するパラメー
タテーブルT200のルール4(確実案内)のパラメー
タから、(1)ホール呼び登録後の到着予測時間が30
[秒]以内なら長待ちの案内を実行して、30[秒]以
上のときは保留案内の実施をする。(2)両方向予約案
内は実施しない。(3)先にサービスする方向に案内を
実施する。(4)案内済みのホール呼びを優先し、満員
通過の防止を行う。(5)呼び割当ルール3(待時間と
混雑度優先)にて、割当てと見直しをする。(6)確実
案内の表示を行う。上記の設定より、図5のB−2タイ
プの表示となる。8階床でホール呼び釦を押した時点
で、30[秒]以上かかる時、かご位置表示を実施しな
いで、「しばらくお待ちください。」とエレベーターの
進行方向を示す図5のH230の表示を開始し、30
[秒]以内になると、H240の「まもなく到着しま
す。」とかご位置表示を開始する。到着し、ドアが開く
と同時に「上にまいります。」の表示を実行する。
た、同様に、食堂階(14階)に向かう交通需要が多く
発生している昼食時間帯のホール呼び登録阻止階(I)
にて、ホール呼びが発生した時を説明する。図8のホー
ル呼び入出力処理E20において呼びを判断し、現在の
すべての号機のかご位置や、受け持ちのホール呼び、か
ご呼びの状態をE30にて判断する。次に、E35にて
交通需要のモード(昼食時)の判定を行う。今、案内と
運転の制御のテーブル図9の設定からホール呼び登録阻
止階(I)での昼食時は、ホール呼び割当てルール選択
テーブルT100のルール6(ホール呼び登録阻止)を
セットしているので、ホール呼び割当てのルールごとに
設定するパラメータテーブルT200のルール6(ホー
ル呼び登録阻止)のパラメータから、(1)ホー ル呼び
登録後の到着予測時間が60[秒]以内なら長待ちの案
内を実行して、60[秒]以上のときは保留案内の実施
をする。(2)両方向予約案内は実施しない。(3)先
にサービスする方向に案内を実施する。(4)案内済み
のホール呼びを優先し、満員通過の防止を行う。(5)
呼び割当ルール8(最大待時間最小化制御)にて、割当
てと見直しをする。(6)確実案内の表示を行う。上記
の設定より、図5のA−2タイプの表示となる。ホール
呼び登録阻止階でホール呼び釦を押した時点で、60
[秒]以上かかる時、かご位置表示を実施しないで、
「しばらくお待ち下さい。」と示す図5のH130の表
示を開始し、60[秒]以内になると、H140の待時
間、混雑度及びかご位置、進行方向等の情報の表示を開
始する。到着し、ドアが開くと同時に「上にまいりま
す。」の表示を実行する。このように本実施例によれ
ば、案内ルールを設定することで、階床別に確実かつ精
度の高い案内表示が実施できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、複数階をサービスする
エレベーターの案内表示装置において、各階床に設置さ
れた案内表示装置に表示するために、かご位置、待時
間、進行方向及び到着案内等の組合せから案内表示する
ための案内ルールを設定し、このルールに基づいて案内
表示内容を選択して案内表示するので、エレベーターの
サービスする時間帯が同じであっても階床に応じて異な
る案内表示を行うことができ、階床別に確実かつ精度の
高い案内表示を行うことが可能になり、いらいらがつの
る長待ちなどのサービス状況案内を確実に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する群管理のハードウェア全体構
成図
【図2】本発明における階層・方向別案内ルール
【図3】本発明における交通需要に応じた中層の案内ル
ールによる案内表示
【図4】本発明における交通需要に応じた中層の案内ル
ールによる案内表示
【図5】本発明における階床別案内ルールによる案内表
【図6】本発明を適用する群管理制御装置のソフトウェ
ア構成図
【図7】ソフトウェアテーブル構成図
【図8】本発明の一実施例を示す全体処理フローチャー
【図9】本発明における案内と運転の制御のテーブル
【図10】本発明の一実施例を示すホール呼び割当て処
理フローチャート
【符号の説明】
1 群管理エレベーター制御装置 10 群管理制御装置 15 かご内報知器 20〜22 号機制御装置 30〜32 乗りかご 160〜182 報知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B66B 3/02 B66B 3/02 N (56)参考文献 特開 平4−327474(JP,A) 特開 昭63−247279(JP,A) 特開 平5−201630(JP,A) 特開 昭62−269871(JP,A) 特開 昭63−112384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階をサービスする複数台のエレベー
    ターと、各階床に設置された案内表示装置と、前記案内
    表示装置に表示するために、かご位置、待時間、進行方
    向及び到着案内等の組合せから設定される複数の案内表
    示データを記憶する記憶手段と、前記エレベーターを制
    御するエレベーター制御装置とを備えたエレベーター群
    管理システムであって、前記複数の案内表示データの中
    からそれぞれの階床(層)に応じた案内表示データを選
    択する手段と、この選択手段から選択された案内表示デ
    ータを前記案内表示装置に表示する手段を設け、階床別
    に異なった案内表示をさせることを特徴とするエレベー
    タの案内表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、案内表示データは、
    交通需要モードと階床(層)に応じて案内表示内容を決
    める複数の案内ルールを有することを特徴とするエレベ
    ータの案内表示装置。
JP5246275A 1993-09-06 1993-09-06 エレベーターの案内表示装置 Expired - Fee Related JP3026050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5246275A JP3026050B2 (ja) 1993-09-06 1993-09-06 エレベーターの案内表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5246275A JP3026050B2 (ja) 1993-09-06 1993-09-06 エレベーターの案内表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0769551A JPH0769551A (ja) 1995-03-14
JP3026050B2 true JP3026050B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=17146119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5246275A Expired - Fee Related JP3026050B2 (ja) 1993-09-06 1993-09-06 エレベーターの案内表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3026050B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5433606B2 (ja) * 2011-03-01 2014-03-05 株式会社日立製作所 群管理エレベーター
JP6552445B2 (ja) * 2016-03-28 2019-07-31 株式会社日立製作所 エレベーター装置及びエレベーター装置の制御方法
JP7169448B2 (ja) * 2019-06-25 2022-11-10 株式会社日立製作所 エレベーター群管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0769551A (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6619437B2 (en) Elevator group control apparatus
US5831226A (en) Group-controlled elevator system
JP3444605B2 (ja) 到着エレベータ通知方法
JP3040237B2 (ja) 残り応答時間に基づくエレベータ運行方法
EP3686143B1 (en) Elevator call registration when a car is full
JP3026050B2 (ja) エレベーターの案内表示装置
US5285028A (en) Group control method and apparatus for elevators for assignment of coincident calls
JPH02127377A (ja) エレベーターの呼び登録装置
JPH0532303B2 (ja)
JPH07109076A (ja) ダブルデッキエレベーターの群管理制御装置
JPH08217341A (ja) エレベーターの群管理制御装置
JPH08119544A (ja) エレベーターの群管理制御装置
JP2928687B2 (ja) エレベーターの制御装置
JP2022042657A (ja) 乗場呼び登録方式切替え方法及び群管理制御装置
JPH05286652A (ja) エレベータの運行管理装置
JPH0672643A (ja) エレベーターの制御装置とエレベーターの群管理制御装置
JPH0834571A (ja) エレベータ装置
JPH07277623A (ja) エレベーターの群管理制御装置
JPH0676180B2 (ja) エレベーター群管理システム
JP3324196B2 (ja) エレベーター制御装置
JPH08198532A (ja) エレベーターの群管理制御装置
JP3461564B2 (ja) 昇降機の配車方法
JPH05116852A (ja) エレベータの特別客サービス運転装置
JPH11292410A (ja) 群管理エレベーターの制御装置
JPH04243777A (ja) エレベータの群管理制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080128

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080128

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100128

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120128

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130128

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees