JP3025973U - 包装用箱体 - Google Patents
包装用箱体Info
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- JP3025973U JP3025973U JP1995013397U JP1339795U JP3025973U JP 3025973 U JP3025973 U JP 3025973U JP 1995013397 U JP1995013397 U JP 1995013397U JP 1339795 U JP1339795 U JP 1339795U JP 3025973 U JP3025973 U JP 3025973U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- tubular body
- packaging box
- slit
- standing surface
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 外観意匠性が良好で、組立および開封が容易
なロールスクリーン用等の長尺物包装に有用な箱体を提
供する。 【解決手段】 筒体2と、この筒体2両端の両端開口部
21の少くとも一方を閉封し、しかもその開封が容易な
蓋体3とを備えた包装用箱体であって、筒体2には、そ
の開口部21の対向面の少くとも一方にスリット22が
設けられ、蓋体3は、開口部21に挿入されることで閉
封する平板部と、これに延設されて筒体2内面に当接す
る立設面部32と、対向する立設面部32に設けられた
筒体2の開口端において折り曲げられる舌片部33とを
有し、かつ、舌片部33の少くとも一方には、筒体2の
スリット22に差し込まれてその先端が筒体2内面と蓋
体3立設面部32との間に挾まれる屈曲部35が配設さ
れている。
なロールスクリーン用等の長尺物包装に有用な箱体を提
供する。 【解決手段】 筒体2と、この筒体2両端の両端開口部
21の少くとも一方を閉封し、しかもその開封が容易な
蓋体3とを備えた包装用箱体であって、筒体2には、そ
の開口部21の対向面の少くとも一方にスリット22が
設けられ、蓋体3は、開口部21に挿入されることで閉
封する平板部と、これに延設されて筒体2内面に当接す
る立設面部32と、対向する立設面部32に設けられた
筒体2の開口端において折り曲げられる舌片部33とを
有し、かつ、舌片部33の少くとも一方には、筒体2の
スリット22に差し込まれてその先端が筒体2内面と蓋
体3立設面部32との間に挾まれる屈曲部35が配設さ
れている。
Description
【0001】
この考案は、包装用箱体に関するものである。さらに詳しくは、この考案は、 ロールスクリーン、壁紙ロール、カーテンレール等の長尺物の包装用として利便 性、意匠性に優れた、新しい包装用箱体に関するものである。
【0002】
従来より、たとえばロールスクリーンの運搬、展示、保存等のための包装用箱 体として、長尺のプラスチック製筒体と、この筒体の両端開口部を閉封した蓋体 とからなるものが知られている。 この従来のものは、筒体と蓋体との取付固定については、たとえば図4にその 要部を示したように、筒体(ア)の開口に挿入されてこれを閉封する平板部(イ )とこの平板部(イ)に延設され、かつ筒体(ア)の内面に当接する立設面部( ウ)とを持つ蓋体(エ)を、その立設面部(ウ)において筒体(ア)に対してス テップル(オ)により固定するか、あるいは接着剤により取付ける等により筒体 を閉封するようにしていた。
【0003】 しかしながら、このような従来の包装用箱体は、組立は比較的簡単であるもの の、ステップル(オ)による固定の場合には、外観は良好でなく、包装が粗雑な 印象を与えてしまい、しかも開封が容易でなく、時にはステップル(オ)によっ て、手や指、あるいは顔等に傷を生じさせ、他の物品にも損傷を与えやすいとい う大きな問題があった。
【0004】 そこで、この考案は、以上のような従来の長尺ロールスクリーン等の包装用箱 体の欠点を改良し、外観製が良好で、ワンタッチの開封が容易であって、人や他 の物品に傷を生じさせることなく、しかも組立そのものがさらに容易な、新しい 、包装用箱体を提供することを目的としている。
【0005】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、筒体と、この筒体両端の開口 部の少くとも一方を閉封し、しかもその開封が容易な蓋体とを備えた包装用箱体 であって、筒体には、その開口部の対向面の少くとも一方にスリットが設けられ 、蓋体は、開口部に挿入されることで閉封する平板部と、これに延設されて筒体 内面に当接する立設面部と、対向する立設面部に設けられた筒体の開口部におい て折り曲げられる舌片部とを有し、かつ、舌片部の少くとも一方には、前記筒体 のスリットに差し込まれてその先端が筒体内面と蓋体立設面部との間に挾まれる 屈曲部が配設されていることを特徴とする包装用箱体(請求項1)を提供する。
【0006】 そしてまた、この考案は、以下の態様をも提供する。 筒体の開口部対向面の両方にスリットが設けられ、蓋体の対向する立設面部に 設けられた一対の舌片部の一方はスリットに差し込まれてその先端が筒体内面と 蓋体立設面部との間に挾まれる屈曲部を持ち、かつ他方の舌片部は、スリットに 差し込まれる屈曲部を持つことを特徴とする包装用箱体(請求項2)。
【0007】 筒体および蓋体は、プラスチック体である包装用箱体(請求項3)。 ロールスクリーン等の長尺収納物用の包装用箱体(請求項4)。 筒体開口部の一方には接着またはステップルにより固定された蓋体が記載され ている包装用箱体(請求項5)。 筒体内面と蓋体立設面部との間に挾まれる屈曲部を持つ舌片部は、立設面部と ともに、係止部および/または把持部を構成している包装用箱体(請求項6)。
【0008】
この考案の実施の形態について、以下にその実施例として説明する。
【0009】
図1は、この考案の箱体の組立て状態を例示したものであり、図2は、その要 部の分解図であり、図3は、蓋体の展開図を例示したものである。 たとえば、この図1、図2および図3に例示したように、この考案の包装用箱 体(1)は、筒体(2)と、この筒体両端の開口部(21)の少くとも一方を閉 封し、しかもその開封が容易な蓋体(3)とを備え,筒体(2)には、その開口 部(21)の対向面の少くとも一方にスリット(22)が設けられ、蓋体(3) は、開口部(21)に挿入されることで閉封する平板部(31)と、これに延設 されて筒体内面に当接する立設面部(32)と、対向する立設面部(32)に設 けられた筒体の開口部(21)において折り曲げられる舌片部(33)とを有し 、かつ、舌片部(33)の少くとも一方には、前記筒体(2)のスリット(22 )に差し込まれてその先端が筒体(2)内面と蓋体(3)の立設面部(32)と の間に挾まれる屈曲部(34)が配設されている。
【0010】 そして、この例では、より具体的には、筒体(2)の開口部(21)対向面の 両方にスリット(22)が設けられ、蓋体(3)の対向する立設面部(32)に 設けられた一対の舌片部(33)の一方はスリット(22)に差し込まれてその 先端が筒体(2)内面と蓋体(3)立設面部(32)との間に挾まれる屈曲部( 34)を持ち、かつ他方の舌片部(33)は、スリット(22)に差し込まれる 屈曲部(35)を持ち、また、図1に示したように、筒体(2)開口部の一方に は接着またはステップル(4)により固定された蓋体(3)が記載されている。
【0011】 さらにまた、筒体(2)内面と蓋体(3)の立設面部(32)との間に挾まれ る屈曲部(34)を持つ舌片部(33)は、立設面部(32)とともに、係止部 (36)および/または把持部を構成している。 この係止部(36)には、開口してリング体(37)で補強してもいる。 たとえば以上の構造では、屈曲部(34)が筒体(2)内面と、蓋体(3)の 立設面部(32)との間に挟まれてしっかり固定されるので、蓋体(3)は、筒 体(2)から脱落することはない。また、他方の屈曲部(35)は、スリット( 22)に差し込まれて屈曲した状態にあるので、そのままでも、蓋体(3)の閉 封に役立つことになる。この場合、屈曲部(35)が差し込まれたスリット(2 2)部に、小さな粘着ラベル(38)を貼付けてもよい。こうするだけで蓋体( 3)の取付け固定はさらに充分なものとなる。
【0012】 実際の装着において、まず屈曲部(34)側から蓋体(3)を所定の配置状態 で開口部(21)に挿入し、次いで屈曲部(35)をスリット(22)に挿入す るだけで組立てが完了する。もちろん、屈曲部(35)を設けていない舌片部( 33)を筒体(2)の外面にラベル等の貼付けにより取付け固体してもよい。 また、上記の蓋体(3)の取付けは、筒体(2)の片側だけでなく、両側にし てもよいことは言うまでもない。両方の場合にはステップル等を用いることなく 、プラスチック等の全く同一材料によって筒体と蓋体を構成することもできる。
【0013】
以上の通りのこの考案によって、外観意匠性も良好で、ワンタッチの取付けが でき、ステップルによる人や物品への損傷も生じることなく、開封は極めて容易 な箱体となる。
【図1】この考案の一例を示した組立て斜視図である。
【図2】図1の要部分解斜視図である。
【図3】蓋体の展開図である。
【図4】従来の例を示した要部斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 筒体と、この筒体両端の開口部の少くと
も一方を閉封し、しかもその開封が容易な蓋体とを備え
た包装用箱体であって、筒体には、その開口部の対向面
の少くとも一方にスリットが設けられ、蓋体は、開口部
に挿入されることで閉封する平板部と、これに延設され
て筒体内面に当接する立設面部と、対向する立設面部に
設けられた筒体の開口部において折り曲げられる舌片部
とを有し、かつ、舌片部の少くとも一方には、前記筒体
のスリットに差し込まれてその先端が筒体内面と蓋体立
設面部との間に挾まれる屈曲部が配設されていることを
特徴とする包装用箱体。 - 【請求項2】 筒体の開口部対向面の両方にスリットが
設けられ、蓋体の対向する立設面部に設けられた一対の
舌片部の一方はスリットに差し込まれてその先端が筒体
内面と蓋体立設面部との間に挾まれる屈曲部を持ち、か
つ他方の舌片部は、スリットに差し込まれる屈曲部を持
つことを特徴とする請求項1の包装用箱体。 - 【請求項3】 筒体および蓋体は、プラスチック体であ
る請求項1または2の包装用箱体。 - 【請求項4】 長尺収納物用の箱体である請求項1ない
し3のいずれかの包装用箱体。 - 【請求項5】 筒体開口部の一方には接着またはステッ
プルにより固定された蓋体が記載されている請求項1な
いし4のいずれかの包装用箱体。 - 【請求項6】 筒体内面と蓋体立設面部との間に挾まれ
る屈曲部を持つ舌片部は、立設面部とともに、係止部お
よび/または把持部を構成している請求項1ないし5の
いずれかの包装用箱体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013397U JP3025973U (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 包装用箱体 |
TW85101170A TW290515B (en) | 1995-12-18 | 1996-01-31 | Packaging box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013397U JP3025973U (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 包装用箱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025973U true JP3025973U (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=43161153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013397U Expired - Lifetime JP3025973U (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 包装用箱体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025973U (ja) |
TW (1) | TW290515B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5887438B1 (ja) * | 2014-11-20 | 2016-03-16 | テンタック株式会社 | 包装容器およびその製造方法 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP1995013397U patent/JP3025973U/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-01-31 TW TW85101170A patent/TW290515B/zh active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5887438B1 (ja) * | 2014-11-20 | 2016-03-16 | テンタック株式会社 | 包装容器およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW290515B (en) | 1996-11-11 |
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