JP3025717B2 - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- data transmission
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/46—Interconnection of networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ伝送装置に関
し、特に、非同期的データ伝送路におけるデータの合流
分岐機構に関する。
し、特に、非同期的データ伝送路におけるデータの合流
分岐機構に関する。
【0002】
【従来の技術】データフロー型情報処理装置などのデー
タ処理装置には、非同期的データ伝送路が用いられる。
このようなデータ処理装置において複数の前段のデータ
伝送路から与えられるパケットデータを1つの後段のデ
ータ伝送路に伝送する場合には、複数のパケットデータ
を合流させる合流機構が用いられる。また、1つの前段
のデータ伝送路から与えられるパケットデータを複数の
後段のデータ伝送路に伝送する場合には、各パケットデ
ータを順に分岐させる分岐機構が用いられる。さらに、
複数の前段のデータ伝送路から与えられる複数のパケッ
トデータの各々を複数の後段のデータ伝送路のいずれか
に伝送する場合には、合流機構および分岐機構を含む合
流分岐機構が用いられる。
タ処理装置には、非同期的データ伝送路が用いられる。
このようなデータ処理装置において複数の前段のデータ
伝送路から与えられるパケットデータを1つの後段のデ
ータ伝送路に伝送する場合には、複数のパケットデータ
を合流させる合流機構が用いられる。また、1つの前段
のデータ伝送路から与えられるパケットデータを複数の
後段のデータ伝送路に伝送する場合には、各パケットデ
ータを順に分岐させる分岐機構が用いられる。さらに、
複数の前段のデータ伝送路から与えられる複数のパケッ
トデータの各々を複数の後段のデータ伝送路のいずれか
に伝送する場合には、合流機構および分岐機構を含む合
流分岐機構が用いられる。
【0003】図7は、2つの前段の伝送路から与えられ
る複数のパケットデータを1つの後段の伝送路に合流さ
せる従来のデータ伝送装置を示すブロック図である。こ
のデータ伝送装置は、特開平01−108660号公報
および対応の米国特許出願第260,068号に開示さ
れている。
る複数のパケットデータを1つの後段の伝送路に合流さ
せる従来のデータ伝送装置を示すブロック図である。こ
のデータ伝送装置は、特開平01−108660号公報
および対応の米国特許出願第260,068号に開示さ
れている。
【0004】Aポートから与えられるnビットのパケッ
トデータは、データ伝送路110,120,130を介
してデータ伝送路170に転送される。一方、Bポート
に与えられるnビットのパケットデータは、データ伝送
路140,150,160を介してデータ伝送路170
に転送される。AポートからのパケットデータとBポー
トからのパケットデータとが競合した場合には、先に到
着したパケットデータが調停制御部220の制御により
優先的にデータ伝送路170に転送される。
トデータは、データ伝送路110,120,130を介
してデータ伝送路170に転送される。一方、Bポート
に与えられるnビットのパケットデータは、データ伝送
路140,150,160を介してデータ伝送路170
に転送される。AポートからのパケットデータとBポー
トからのパケットデータとが競合した場合には、先に到
着したパケットデータが調停制御部220の制御により
優先的にデータ伝送路170に転送される。
【0005】ここで、Aポートからのパケットデータが
Bポートからのパケットデータよりも先に到着した場合
の動作を説明する。
Bポートからのパケットデータよりも先に到着した場合
の動作を説明する。
【0006】送信信号C110に応答してパケットデー
タがデータ伝送路110に与えられる。それにより、送
信許可信号AK110が禁止状態になる。送信許可信号
AK120が許可状態であれば、送信信号C120に応
答してパケットデータがデータ伝送路120に転送され
る。それにより、送信許可信号AK120が禁止状態に
なる。送信許可信号AK130が許可状態であれば、送
信信号C130に応答してパケットデータがデータ伝送
路130に転送される。それにより、送信許可AK13
0が禁止状態になる。
タがデータ伝送路110に与えられる。それにより、送
信許可信号AK110が禁止状態になる。送信許可信号
AK120が許可状態であれば、送信信号C120に応
答してパケットデータがデータ伝送路120に転送され
る。それにより、送信許可信号AK120が禁止状態に
なる。送信許可信号AK130が許可状態であれば、送
信信号C130に応答してパケットデータがデータ伝送
路130に転送される。それにより、送信許可AK13
0が禁止状態になる。
【0007】調停制御部220は、送信許可信号AK1
70が許可状態であれば、送信信号C130および送信
許可信号AK130に応答して送信許可信号AK171
を許可状態にしかつ送信許可信号AK172を禁止状態
にする。
70が許可状態であれば、送信信号C130および送信
許可信号AK130に応答して送信許可信号AK171
を許可状態にしかつ送信許可信号AK172を禁止状態
にする。
【0008】一方、送信信号C140に応答してパケッ
トデータがデータ伝送路140に与えられる。それによ
り、送信許可信号AK140が禁止状態になる。送信許
可信号AK150が許可状態であれば、送信信号C15
0に応答してパケットデータがデータ伝送路150に転
送される。それにより、送信許可信号AK150が禁止
状態になる。送信許可信号AK160が許可状態であれ
ば、送信信号C160に応答してパケットデータがデー
タ伝送路160に転送される。それにより、送信許可信
号AK160が禁止状態になる。
トデータがデータ伝送路140に与えられる。それによ
り、送信許可信号AK140が禁止状態になる。送信許
可信号AK150が許可状態であれば、送信信号C15
0に応答してパケットデータがデータ伝送路150に転
送される。それにより、送信許可信号AK150が禁止
状態になる。送信許可信号AK160が許可状態であれ
ば、送信信号C160に応答してパケットデータがデー
タ伝送路160に転送される。それにより、送信許可信
号AK160が禁止状態になる。
【0009】送信許可信号AK171が許可状態でかつ
送信許可信号AK172が禁止状態であるので、データ
伝送路130からデータ伝送路170へのデータ転送が
許可され、かつデータ伝送路160からデータ伝送路1
70へのデータ転送は待機させられる。送信信号C17
1に応答してデータ伝送路130からデータ伝送路17
0へパケットデータが転送された後、送信許可信号AK
172が許可状態になり、データ伝送路160からデー
タ伝送路170へパケットデータが転送される。
送信許可信号AK172が禁止状態であるので、データ
伝送路130からデータ伝送路170へのデータ転送が
許可され、かつデータ伝送路160からデータ伝送路1
70へのデータ転送は待機させられる。送信信号C17
1に応答してデータ伝送路130からデータ伝送路17
0へパケットデータが転送された後、送信許可信号AK
172が許可状態になり、データ伝送路160からデー
タ伝送路170へパケットデータが転送される。
【0010】図8は、1つの前段の伝送路から与えられ
るパケットデータを順次2つの後段の伝送路に分岐させ
る従来のデータ伝送装置を示すブロック図である。この
データ伝送装置は、特開平01−108661号公報お
よび対応の米国特許出願第259,850号に開示され
ている。
るパケットデータを順次2つの後段の伝送路に分岐させ
る従来のデータ伝送装置を示すブロック図である。この
データ伝送装置は、特開平01−108661号公報お
よび対応の米国特許出願第259,850号に開示され
ている。
【0011】データ伝送路180に与えられるパケット
データは、データ伝送路190を介してデータ伝送路2
00,210のいずれか一方に転送され、Cポートまた
はDポートに出力される。
データは、データ伝送路190を介してデータ伝送路2
00,210のいずれか一方に転送され、Cポートまた
はDポートに出力される。
【0012】送信信号C180に応答してパケットデー
タがデータ伝送路180に与えられる。それにより、送
信許可信号AK180が禁止状態になる。送信許可信号
AK190が許可状態であれば、送信信号C190に応
答してパケットデータがデータ伝送路190に転送され
る。それにより、送信許可信号AK190が禁止状態に
なる。
タがデータ伝送路180に与えられる。それにより、送
信許可信号AK180が禁止状態になる。送信許可信号
AK190が許可状態であれば、送信信号C190に応
答してパケットデータがデータ伝送路190に転送され
る。それにより、送信許可信号AK190が禁止状態に
なる。
【0013】一方、比較判定論理部230には、分岐先
指定ビットBRが予め与えられている。また、各パケッ
トデータには識別子が含まれる。比較判定論理部230
は、パケットデータに含まれる識別子を分岐先指定ビッ
トBRと比較し、その比較結果を分岐制御部240に与
える。分岐制御部240は、その比較結果に従って活性
化信号EA,EBのいずれか一方を活性状態にする。
指定ビットBRが予め与えられている。また、各パケッ
トデータには識別子が含まれる。比較判定論理部230
は、パケットデータに含まれる識別子を分岐先指定ビッ
トBRと比較し、その比較結果を分岐制御部240に与
える。分岐制御部240は、その比較結果に従って活性
化信号EA,EBのいずれか一方を活性状態にする。
【0014】たとえば、活性化信号EAが活性状態であ
るとする。この場合、送信許可信号AK200が許可状
態であれば、送信信号C200に応答してパケットデー
タがデータ伝送路190からデータ伝送路200に転送
される。逆に、活性化信号EBが活性状態であるとす
る。この場合には、送信許可信号AK210が許可状態
であれば、送信信号C200に応答してパケットデータ
がデータ伝送路190からデータ伝送路210に転送さ
れる。
るとする。この場合、送信許可信号AK200が許可状
態であれば、送信信号C200に応答してパケットデー
タがデータ伝送路190からデータ伝送路200に転送
される。逆に、活性化信号EBが活性状態であるとす
る。この場合には、送信許可信号AK210が許可状態
であれば、送信信号C200に応答してパケットデータ
がデータ伝送路190からデータ伝送路210に転送さ
れる。
【0015】図7のデータ伝送装置の後段に図8のデー
タ伝送装置を接続することにより、合流分岐機構が構成
される。
タ伝送装置を接続することにより、合流分岐機構が構成
される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図7および図8に示さ
れるデータ伝送装置が直列に接続された合流分岐機構で
は、データ伝送路170において合流されたパケットデ
ータの最大流量が合流分岐機構全体の性能を決定する。
すなわち、合流後のパケットデータが流れるデータ伝送
路170,180,190の最大流量までしかパケット
データを入力することができない。
れるデータ伝送装置が直列に接続された合流分岐機構で
は、データ伝送路170において合流されたパケットデ
ータの最大流量が合流分岐機構全体の性能を決定する。
すなわち、合流後のパケットデータが流れるデータ伝送
路170,180,190の最大流量までしかパケット
データを入力することができない。
【0017】そのため、入力側の複数のデータ伝送路に
同時にパケットデータが入力される際には、入力側の各
データ伝送路にはそのデータ伝送路の最大流量でパケッ
トデータを入力することはできない。その結果、入力さ
れるパケットデータの流量の低下が避けられない。たと
えば、n個のポートからのパケットデータの合流の場合
には、各ポートに入力可能なパケットデータの流量が1
/nに低下する。この場合、バッファを設ける必要があ
る。
同時にパケットデータが入力される際には、入力側の各
データ伝送路にはそのデータ伝送路の最大流量でパケッ
トデータを入力することはできない。その結果、入力さ
れるパケットデータの流量の低下が避けられない。たと
えば、n個のポートからのパケットデータの合流の場合
には、各ポートに入力可能なパケットデータの流量が1
/nに低下する。この場合、バッファを設ける必要があ
る。
【0018】この発明の目的は、複数の前段部から与え
られる複数のデータの各々を複数の後段部のいずれかに
伝送するデータ伝送装置において、流量の低下を最小限
に抑えることである。
られる複数のデータの各々を複数の後段部のいずれかに
伝送するデータ伝送装置において、流量の低下を最小限
に抑えることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送装置は、複数の前段部から与えられる複数のデータの
各々を複数の後段部のいずれかに伝送するデータ伝送装
置であって、複数の前段部に対応して設けられ、各々独
立に動作する複数の分岐手段および複数の後段部に対応
して設けられる複数の合流手段を備える。データの各々
は、そのデータが伝送されるべき後段部を指定する識別
子を含む。
送装置は、複数の前段部から与えられる複数のデータの
各々を複数の後段部のいずれかに伝送するデータ伝送装
置であって、複数の前段部に対応して設けられ、各々独
立に動作する複数の分岐手段および複数の後段部に対応
して設けられる複数の合流手段を備える。データの各々
は、そのデータが伝送されるべき後段部を指定する識別
子を含む。
【0020】複数の分岐手段の各々は、対応する前段部
からデータを受け、そのデータに含まれる識別子に基づ
いてデータを複数の合流手段のいずれかに伝送する。複
数の合流手段の各々は、各々、対応する分岐手段よりデ
ータを受け、後段側からの送信許可信号に応答して、そ
のデータを非同期に伝送する複数の非同期データ伝送路
と、複数の非同期データ伝送路に於けるデータ伝送状
態、及び対応する後段部よりの送信許可信号に応じて、
複数の非同期データ伝送路の各々に対して送信許可信号
を出力し、該送信許可信号によって、複数の非同期デー
タ伝送路から、対応する後段部へのデータ出力を調停す
る調停制御外部伝送部とを有する。
からデータを受け、そのデータに含まれる識別子に基づ
いてデータを複数の合流手段のいずれかに伝送する。複
数の合流手段の各々は、各々、対応する分岐手段よりデ
ータを受け、後段側からの送信許可信号に応答して、そ
のデータを非同期に伝送する複数の非同期データ伝送路
と、複数の非同期データ伝送路に於けるデータ伝送状
態、及び対応する後段部よりの送信許可信号に応じて、
複数の非同期データ伝送路の各々に対して送信許可信号
を出力し、該送信許可信号によって、複数の非同期デー
タ伝送路から、対応する後段部へのデータ出力を調停す
る調停制御外部伝送部とを有する。
【0021】
【作用】この発明に係るデータ伝送装置によると、複数
の前段部から与えられた複数のデータが互いに異なる行
先を指定しているときには、複数の前段部のデータがそ
れぞれ対応する分岐手段および異なる合流手段を介して
同時に複数の後段部に伝送される。したがって、データ
の流量の低下が最小限に抑えられる。
の前段部から与えられた複数のデータが互いに異なる行
先を指定しているときには、複数の前段部のデータがそ
れぞれ対応する分岐手段および異なる合流手段を介して
同時に複数の後段部に伝送される。したがって、データ
の流量の低下が最小限に抑えられる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
ら詳細に説明する。
【0023】図1はこの発明の一実施例によるデータ伝
送装置の構成を示すブロック図である。このデータ伝送
装置は、Aポートに対応する分岐機構10、Bポートに
対応する分岐機構20、Cポートに対応する合流機構3
0、およびDポートに対応する合流機構40を含む。
送装置の構成を示すブロック図である。このデータ伝送
装置は、Aポートに対応する分岐機構10、Bポートに
対応する分岐機構20、Cポートに対応する合流機構3
0、およびDポートに対応する合流機構40を含む。
【0024】分岐機構10,20の構成および動作は、
図8に示されるデータ伝送装置の構成および動作と同様
である。図8のデータ伝送装置の構成および動作は、特
開平01−108661号公報および対応の米国特許出
願第259,850号に開示されている。また、合流機
構30,40の構成および動作は、図7に示されるデー
タ伝送装置の構成および動作と同様である。図7のデー
タ伝送装置は、特開平01−108660号公報および
対応の米国特許出願第260,068号に開示されてい
る。
図8に示されるデータ伝送装置の構成および動作と同様
である。図8のデータ伝送装置の構成および動作は、特
開平01−108661号公報および対応の米国特許出
願第259,850号に開示されている。また、合流機
構30,40の構成および動作は、図7に示されるデー
タ伝送装置の構成および動作と同様である。図7のデー
タ伝送装置は、特開平01−108660号公報および
対応の米国特許出願第260,068号に開示されてい
る。
【0025】分岐機構10は、Aポートのパケットデー
タを受け、そのパケットデータに含まれる識別子に基づ
いてそのパケットデータを合流機構30,40のいずれ
か一方に転送する。分岐機構20は、Bポートのパケッ
トデータを受け、そのパケットデータに含まれる識別子
に基づいてそのパケットデータを合流機構30,40の
いずれか一方に転送する。合流機構30は、分岐機構1
0,20から与えられたパケットデータを、先着順にC
ポートに出力する。合流機構40は、分岐機構10,2
0から与えられたパケットデータを、先着順にDポート
に出力する。
タを受け、そのパケットデータに含まれる識別子に基づ
いてそのパケットデータを合流機構30,40のいずれ
か一方に転送する。分岐機構20は、Bポートのパケッ
トデータを受け、そのパケットデータに含まれる識別子
に基づいてそのパケットデータを合流機構30,40の
いずれか一方に転送する。合流機構30は、分岐機構1
0,20から与えられたパケットデータを、先着順にC
ポートに出力する。合流機構40は、分岐機構10,2
0から与えられたパケットデータを、先着順にDポート
に出力する。
【0026】図2は、図1のデータ伝送装置の詳細な構
成を示すブロック図である。分岐機構10は、データ伝
送路TP11,TP12,TP13,TP14、分岐先
指定ビット発生部11、比較判定論理部CP1および分
岐制御部BRC1を含む。データ伝送路TP11,TP
12,TP13,TP14が、図8に示されるデータ伝
送路180,190,200,210にそれぞれ対応す
る。比較判定論理部CP1が、図8に示される比較判定
論理部230に対応し、分岐制御部BRC1が、図8に
示される分岐制御部240に対応する。
成を示すブロック図である。分岐機構10は、データ伝
送路TP11,TP12,TP13,TP14、分岐先
指定ビット発生部11、比較判定論理部CP1および分
岐制御部BRC1を含む。データ伝送路TP11,TP
12,TP13,TP14が、図8に示されるデータ伝
送路180,190,200,210にそれぞれ対応す
る。比較判定論理部CP1が、図8に示される比較判定
論理部230に対応し、分岐制御部BRC1が、図8に
示される分岐制御部240に対応する。
【0027】また、送信信号C11,C12,C15
が、図8に示される送信信号C180,C190,C2
00にそれぞれ対応する。送信許可信号AK11、AK
12,AK13,AK14が、図8に示される送信許可
信号AK180,AK190,AK200,AK210
にそれぞれ対応する。さらに、分岐先指定ビットBR1
が、図8に示される分岐先指定ビットBR1に対応し、
活性化信号EA,EBが、図8に示される活性化信号E
A,EBに対応する。
が、図8に示される送信信号C180,C190,C2
00にそれぞれ対応する。送信許可信号AK11、AK
12,AK13,AK14が、図8に示される送信許可
信号AK180,AK190,AK200,AK210
にそれぞれ対応する。さらに、分岐先指定ビットBR1
が、図8に示される分岐先指定ビットBR1に対応し、
活性化信号EA,EBが、図8に示される活性化信号E
A,EBに対応する。
【0028】分岐機構20は、データ伝送路TP21,
TP22,TP23,TP24、分岐先指定ビット発生
部21、比較判定論理部CP2および分岐制御部BRC
2を含む。データ伝送路TP21、TP22,TP2
3,TP24が、図8に示されるデータ伝送路180,
190,200,210にそれぞれ対応する。比較判定
論理部CP2が、図8に示される比較判定論理部230
に対応し、分岐制御部BRC2が、図8に示される分岐
制御部240に対応する。
TP22,TP23,TP24、分岐先指定ビット発生
部21、比較判定論理部CP2および分岐制御部BRC
2を含む。データ伝送路TP21、TP22,TP2
3,TP24が、図8に示されるデータ伝送路180,
190,200,210にそれぞれ対応する。比較判定
論理部CP2が、図8に示される比較判定論理部230
に対応し、分岐制御部BRC2が、図8に示される分岐
制御部240に対応する。
【0029】また、送信信号C21,C22,C25
が、図8に示される送信信号C180、C190,C2
00にそれぞれ対応する。送信許可信号AK21,AK
22,AK23,AK24が、図8に示される送信許可
信号AK180,AK190,AK200,AK210
にそれぞれ対応する。分岐先指定ビットBR2が、図8
に示される分岐先指定ビットBRに対応し、活性化信号
EA,EBが、図8に示される活性化信号EA,EBに
対応する。
が、図8に示される送信信号C180、C190,C2
00にそれぞれ対応する。送信許可信号AK21,AK
22,AK23,AK24が、図8に示される送信許可
信号AK180,AK190,AK200,AK210
にそれぞれ対応する。分岐先指定ビットBR2が、図8
に示される分岐先指定ビットBRに対応し、活性化信号
EA,EBが、図8に示される活性化信号EA,EBに
対応する。
【0030】合流機構30は、データ伝送路TP31,
TP32,TP33,TP34,TP35,TP36,
TP37および調停制御部AB1を含む。データ伝送路
TP31,TP32,TP33,TP34,TP35,
TP36,TP37が、図7に示されるデータ伝送路1
10,120,130,140,150,160,17
0にそれぞれ対応する。調停制御部AB1か,図7に示
される調停制御部220に対応する。
TP32,TP33,TP34,TP35,TP36,
TP37および調停制御部AB1を含む。データ伝送路
TP31,TP32,TP33,TP34,TP35,
TP36,TP37が、図7に示されるデータ伝送路1
10,120,130,140,150,160,17
0にそれぞれ対応する。調停制御部AB1か,図7に示
される調停制御部220に対応する。
【0031】また、送信信号C31,C32,C33,
C34,C35,C36,C39,C40,C38が、
図7に示される送信信号C110,C120,C13
0,C140,C150,C160,C171,C17
2,C180にそれぞれ対応する。送信許可信号AK3
1,AK32,AK33,AK34,AK35,AK3
6,AK37,AK38,AK39,AK40が、図7
に示される送信許可信号AK110,AK120,AK
130,AK140,AK150,AK160,AK1
70,AK180,AK171,AK172にそれぞれ
対応する。
C34,C35,C36,C39,C40,C38が、
図7に示される送信信号C110,C120,C13
0,C140,C150,C160,C171,C17
2,C180にそれぞれ対応する。送信許可信号AK3
1,AK32,AK33,AK34,AK35,AK3
6,AK37,AK38,AK39,AK40が、図7
に示される送信許可信号AK110,AK120,AK
130,AK140,AK150,AK160,AK1
70,AK180,AK171,AK172にそれぞれ
対応する。
【0032】合流機構40は、データ伝送路TP41,
TP42,TP43,TP44,TP45,TP46,
TP47および調停制御部AB2を含む。データ伝送路
TP41,TP42,TP43,TP44,TP45,
TP46,TP47が、図に示されるデータ伝送路11
0,120,130,140,150,160,170
にそれぞれ対応する。調停制御部AB2が、図7に示さ
れる調停制御部220に対応する。
TP42,TP43,TP44,TP45,TP46,
TP47および調停制御部AB2を含む。データ伝送路
TP41,TP42,TP43,TP44,TP45,
TP46,TP47が、図に示されるデータ伝送路11
0,120,130,140,150,160,170
にそれぞれ対応する。調停制御部AB2が、図7に示さ
れる調停制御部220に対応する。
【0033】また、送信信号C41,C42,C43,
C44,C45,C46,C49,C50,C48が、
図7に示される送信信号C110,C120,C13
0,C140,C150,C160,C171,C17
2,C180にそれぞれ対応する。送信許可信号AK4
1,AK42,AK43,AK44,AK45,AK4
6,AK47,AK48,AK49,AK50が、図7
に示される送信許可信号AK110,AK120,AK
130,AK140,AK150,AK160,AK1
70,AK180,AK171,AK172にそれぞれ
対応する。
C44,C45,C46,C49,C50,C48が、
図7に示される送信信号C110,C120,C13
0,C140,C150,C160,C171,C17
2,C180にそれぞれ対応する。送信許可信号AK4
1,AK42,AK43,AK44,AK45,AK4
6,AK47,AK48,AK49,AK50が、図7
に示される送信許可信号AK110,AK120,AK
130,AK140,AK150,AK160,AK1
70,AK180,AK171,AK172にそれぞれ
対応する。
【0034】分岐機構10のデータ伝送路TP13から
出力されるパケットデータは合流機構30のデータ伝送
路TP31に与えられる。データ伝送路TP13からデ
ータ伝送路TP31に送信信号C31が与えられ、デー
タ伝送路TP31からデータ伝送路TP13に送信許可
信号AK31が与えられる。分岐機構10のデータ伝送
路TP14から出力されるパケットデータは合流機構4
0のデータ伝送路TP41に与えられる。データ伝送路
TP14からデータ伝送路TP41に送信信号C41が
与えられ、データ伝送路TP41からデータ伝送路TP
14に送信許可信号AK41が与えられる。
出力されるパケットデータは合流機構30のデータ伝送
路TP31に与えられる。データ伝送路TP13からデ
ータ伝送路TP31に送信信号C31が与えられ、デー
タ伝送路TP31からデータ伝送路TP13に送信許可
信号AK31が与えられる。分岐機構10のデータ伝送
路TP14から出力されるパケットデータは合流機構4
0のデータ伝送路TP41に与えられる。データ伝送路
TP14からデータ伝送路TP41に送信信号C41が
与えられ、データ伝送路TP41からデータ伝送路TP
14に送信許可信号AK41が与えられる。
【0035】分岐機構20のデータ伝送路TP23から
出力されるパケットデータは、合流機構30のデータ伝
送路TP34に与えられる。データ伝送路TP23から
データ伝送路TP34に送信信号C34が与えられ、デ
ータ伝送路TP34からデータ伝送路TP23に送信許
可信号AK34が与えられる。分岐機構20のデータ伝
送路TP24から出力されるパケットデータは、合流機
構40のデータ伝送路TP44に与えられる。データ伝
送路TP24からデータ伝送路TP44に送信信号C4
4が与えられ、データ伝送路TP44からデータ伝送路
TP24に送信許可信号AK44が与えられる。
出力されるパケットデータは、合流機構30のデータ伝
送路TP34に与えられる。データ伝送路TP23から
データ伝送路TP34に送信信号C34が与えられ、デ
ータ伝送路TP34からデータ伝送路TP23に送信許
可信号AK34が与えられる。分岐機構20のデータ伝
送路TP24から出力されるパケットデータは、合流機
構40のデータ伝送路TP44に与えられる。データ伝
送路TP24からデータ伝送路TP44に送信信号C4
4が与えられ、データ伝送路TP44からデータ伝送路
TP24に送信許可信号AK44が与えられる。
【0036】図3に、このデータ伝送装置において伝送
されるパケットデータの構成を示す。
されるパケットデータの構成を示す。
【0037】図3に示すように、パケットデータは、n
ビットの第1ワードD1およびnビットの第2ワードD
2を含む。第1ワードD1にはmビットからなる識別子
が含まれる。識別子はそのパケットデータの分岐先を示
している。第1ワードD1および第2ワードD2は連続
的に伝送される。
ビットの第1ワードD1およびnビットの第2ワードD
2を含む。第1ワードD1にはmビットからなる識別子
が含まれる。識別子はそのパケットデータの分岐先を示
している。第1ワードD1および第2ワードD2は連続
的に伝送される。
【0038】次に、図2のデータ伝送装置の動作を4つ
の場合(1)〜(4)に分けて説明する。
の場合(1)〜(4)に分けて説明する。
【0039】(1) AポートおよびBポートのパケッ
トデータがともにCポートに出力される場合; Aポートのパケットデータは、データ伝送路TP11,
TP12,TP13,TP31,TP32を介してデー
タ伝送路TP33に転送される。Bポートのパケットデ
ータは、データ伝送路TP21,TP22,TP23,
TP34,TP35を介してデータ伝送路TP36に転
送される。
トデータがともにCポートに出力される場合; Aポートのパケットデータは、データ伝送路TP11,
TP12,TP13,TP31,TP32を介してデー
タ伝送路TP33に転送される。Bポートのパケットデ
ータは、データ伝送路TP21,TP22,TP23,
TP34,TP35を介してデータ伝送路TP36に転
送される。
【0040】Aポートのパケットデータの到着がBポー
トのパケットデータの到着よりも早い場合には、送信許
可信号AK39が許可状態になりかつ送信許可信号AK
40が禁止状態になる。その結果、Aポートのパケット
データがデータ伝送路TP37を介してCポートに出力
される。その後、送信許可信号AK40が許可状態にな
り、Bポートのパケットデータがデータ伝送路TP37
を介してCポートに出力される。
トのパケットデータの到着よりも早い場合には、送信許
可信号AK39が許可状態になりかつ送信許可信号AK
40が禁止状態になる。その結果、Aポートのパケット
データがデータ伝送路TP37を介してCポートに出力
される。その後、送信許可信号AK40が許可状態にな
り、Bポートのパケットデータがデータ伝送路TP37
を介してCポートに出力される。
【0041】Bポートのパケットデータの到着がAポー
トのパケットデータの到着より早い場合には、送信許可
信号AK39が禁止状態になりかつ送信許可信号AK4
0が許可状態になる。その結果、Bポートのパケットデ
ータがデータ伝送路TP37を介してCポートに出力さ
れる。その後、送信許可信号AK39が許可状態にな
り、Aポートのパケットデータがデータ伝送路TP37
を介してCポートに出力される。
トのパケットデータの到着より早い場合には、送信許可
信号AK39が禁止状態になりかつ送信許可信号AK4
0が許可状態になる。その結果、Bポートのパケットデ
ータがデータ伝送路TP37を介してCポートに出力さ
れる。その後、送信許可信号AK39が許可状態にな
り、Aポートのパケットデータがデータ伝送路TP37
を介してCポートに出力される。
【0042】このように、Aポートのパケットデータお
よびBポートのパケットデータが、先着順にCポートに
出力される。
よびBポートのパケットデータが、先着順にCポートに
出力される。
【0043】(2) AポートのパケットデータがCポ
ートに出力されかつBポートのパケットデータがDポー
トに出力される場合;Aポートのパケットデータは、デ
ータ伝送路TP11,TP12,TP13,TP31,
TP32,TP33,TP37を介してCポートに出力
される。一方、Bポートのパケットデータは、データ伝
送路TP21,TP22,TP24,TP44,TP4
5,TP46,TP47を介してDポートに出力され
る。
ートに出力されかつBポートのパケットデータがDポー
トに出力される場合;Aポートのパケットデータは、デ
ータ伝送路TP11,TP12,TP13,TP31,
TP32,TP33,TP37を介してCポートに出力
される。一方、Bポートのパケットデータは、データ伝
送路TP21,TP22,TP24,TP44,TP4
5,TP46,TP47を介してDポートに出力され
る。
【0044】このように、Aポートのパケットデータお
よびBポートのパケットデータが、同時に、それぞれC
ポートおよびDポートに出力される。
よびBポートのパケットデータが、同時に、それぞれC
ポートおよびDポートに出力される。
【0045】(3) AポートのパケットデータがDポ
ートに出力されかつBポートのパケットデータがCポー
トに出力される場合;Aポートのパケットデータは、デ
ータ伝送路TP11,TP12,TP14,TP41,
TP42,TP43,TP47を介してDポートに出力
される。一方、Bポートのパケットデータは、データ伝
送路TP21,TP22,TP23,TP34,TP3
5,TP36,TP37を介してCポートに出力され
る。
ートに出力されかつBポートのパケットデータがCポー
トに出力される場合;Aポートのパケットデータは、デ
ータ伝送路TP11,TP12,TP14,TP41,
TP42,TP43,TP47を介してDポートに出力
される。一方、Bポートのパケットデータは、データ伝
送路TP21,TP22,TP23,TP34,TP3
5,TP36,TP37を介してCポートに出力され
る。
【0046】このように、Aポートのパケットデータお
よびBポートのパケットデータが、同時に、それぞれD
ポートおよびCポートに転送される。
よびBポートのパケットデータが、同時に、それぞれD
ポートおよびCポートに転送される。
【0047】(4) AポートおよびBポートのパケッ
トデータがともにDポートに出力される場合;Aポート
のパケットデータは、データ伝送路TP11,TP1
2,TP14,TP41,TP42を介してデータ伝送
路TP43に転送される。Bポートのパケットデータ
は、データ伝送路TP21,TP22,TP24,TP
44,TP45を介してデータ伝送路TP46に転送さ
れる。
トデータがともにDポートに出力される場合;Aポート
のパケットデータは、データ伝送路TP11,TP1
2,TP14,TP41,TP42を介してデータ伝送
路TP43に転送される。Bポートのパケットデータ
は、データ伝送路TP21,TP22,TP24,TP
44,TP45を介してデータ伝送路TP46に転送さ
れる。
【0048】Aポートのパケットデータの到着がBポー
トのパケットデータの到着よりも早い場合には、Aポー
トのパケットデータが、データ伝送路TP47を介して
Dポートに出力され、その後、Bポートのパケットデー
タが、データ伝送路TP47を介してDポートに出力さ
れる。
トのパケットデータの到着よりも早い場合には、Aポー
トのパケットデータが、データ伝送路TP47を介して
Dポートに出力され、その後、Bポートのパケットデー
タが、データ伝送路TP47を介してDポートに出力さ
れる。
【0049】逆に、Bポートのパケットデータの到着が
Aポートのパケットデータの到着よりも早い場合には、
Bポートのパケットデータが、データ伝送路TP47を
介してDポートに出力され、その後、Aポートのパケッ
トデータが、データ伝送路TP47を介してDポートに
出力される。
Aポートのパケットデータの到着よりも早い場合には、
Bポートのパケットデータが、データ伝送路TP47を
介してDポートに出力され、その後、Aポートのパケッ
トデータが、データ伝送路TP47を介してDポートに
出力される。
【0050】このように、Aポートのパケットデータお
よびBポートのパケットデータが、先着順にDポートに
転送される。
よびBポートのパケットデータが、先着順にDポートに
転送される。
【0051】上記のようにこの実施例においては、Aポ
ートおよびBポートから入力されるパケットデータの分
岐先が互いに異なる場合には、それぞれのポートから同
時にパケットデータが転送される。また、Aポートおよ
びBポートからのパケットデータの分岐先が同じ場合に
は、到着順にパケットデータが転送される。したがっ
て、分岐先が異なる場合には、入力されるパケットデー
タの流量を低下させることなく合流分岐制御を行なうこ
とが可能となる。結果として、パケットデータの合流分
岐の効率が向上する。
ートおよびBポートから入力されるパケットデータの分
岐先が互いに異なる場合には、それぞれのポートから同
時にパケットデータが転送される。また、Aポートおよ
びBポートからのパケットデータの分岐先が同じ場合に
は、到着順にパケットデータが転送される。したがっ
て、分岐先が異なる場合には、入力されるパケットデー
タの流量を低下させることなく合流分岐制御を行なうこ
とが可能となる。結果として、パケットデータの合流分
岐の効率が向上する。
【0052】この発明のデータ伝送装置はたとえばデー
タフロー型情報処理装置に適用される。図4はデータフ
ロー型情報処理装置の構成の一例を示すブロック図であ
る。また、図5はその情報処理装置により処理されるデ
ータパケットのフィールド構成の一例を示す図である。
タフロー型情報処理装置に適用される。図4はデータフ
ロー型情報処理装置の構成の一例を示すブロック図であ
る。また、図5はその情報処理装置により処理されるデ
ータパケットのフィールド構成の一例を示す図である。
【0053】図5に示されるデータパケットは、行先フ
ィールド、命令フィールド、データ1フィールドおよび
データ2フィールドを含む。行先フィールドには行先情
報が格納され、命令フィールドには命令情報が格納さ
れ、データ1フィールドまたはデータ2フィールドには
オペランドデータが格納される。
ィールド、命令フィールド、データ1フィールドおよび
データ2フィールドを含む。行先フィールドには行先情
報が格納され、命令フィールドには命令情報が格納さ
れ、データ1フィールドまたはデータ2フィールドには
オペランドデータが格納される。
【0054】行先フィールドおよび命令フィールドが図
3に示された第1ワードD1に相当し、データ1フィー
ルドおよびデータ2フィールドが第2ワードD2に相当
する。mビットの識別子は行先情報に含まれる。
3に示された第1ワードD1に相当し、データ1フィー
ルドおよびデータ2フィールドが第2ワードD2に相当
する。mビットの識別子は行先情報に含まれる。
【0055】図4において、プログラム記憶部300に
は、図6に示されるデータフロープログラムが記憶され
ている。データフロープログラムの各行は、行先情報お
よび命令情報を含む。プログラム記憶部300は、入力
されたデータパケットの行先情報に基づくアドレス指定
によって、図6に示すように、データフロープログラム
の行先情報および命令情報を読出し、その行先情報およ
び命令情報をデータパケットの行先フィールドおよび命
令フィールドにそれぞれ格納し、そのデータパケットを
出力する。
は、図6に示されるデータフロープログラムが記憶され
ている。データフロープログラムの各行は、行先情報お
よび命令情報を含む。プログラム記憶部300は、入力
されたデータパケットの行先情報に基づくアドレス指定
によって、図6に示すように、データフロープログラム
の行先情報および命令情報を読出し、その行先情報およ
び命令情報をデータパケットの行先フィールドおよび命
令フィールドにそれぞれ格納し、そのデータパケットを
出力する。
【0056】対データ検出部310は、プログラム記憶
部300から出力されるデータパケットの待ち合わせを
行なう。すなわち、命令情報が2入力命令を示している
場合には、同じ行先情報を有する異なる2つのデータパ
ケットを検出し、それらのデータパケットのうち一方の
データパケットのオペランドデータ(図5におけるデー
タ1フィールド内容)を、他方のデータパケットのデー
タ2フィールドに格納し、その他方のデータパケットを
出力する。命令情報が1入力命令を示している場合に
は、入力されたデータパケットをそのまま出力する。
部300から出力されるデータパケットの待ち合わせを
行なう。すなわち、命令情報が2入力命令を示している
場合には、同じ行先情報を有する異なる2つのデータパ
ケットを検出し、それらのデータパケットのうち一方の
データパケットのオペランドデータ(図5におけるデー
タ1フィールド内容)を、他方のデータパケットのデー
タ2フィールドに格納し、その他方のデータパケットを
出力する。命令情報が1入力命令を示している場合に
は、入力されたデータパケットをそのまま出力する。
【0057】演算処理部320は、対データ検出部31
0から出力されるデータパケットに対して命令情報に基
づく演算処理を行ない、その結果をデータパケットのデ
ータ1フィールドに格納してそのデータパケットを分岐
部350に出力する。分岐部350は、そのデータパケ
ットを内部データバッファ330を介して合流部340
に与えるかあるいは分岐部380に与える。合流部34
0は、内部データバッファ330からのデータパケット
あるいは合流部360からのデータパケットをプログラ
ム記憶部300に先着順に出力する。
0から出力されるデータパケットに対して命令情報に基
づく演算処理を行ない、その結果をデータパケットのデ
ータ1フィールドに格納してそのデータパケットを分岐
部350に出力する。分岐部350は、そのデータパケ
ットを内部データバッファ330を介して合流部340
に与えるかあるいは分岐部380に与える。合流部34
0は、内部データバッファ330からのデータパケット
あるいは合流部360からのデータパケットをプログラ
ム記憶部300に先着順に出力する。
【0058】データパケットが、プログラム記憶部30
0、対データ検出部310、演算処理部320、分岐部
350、内部データバッファ330、合流部340およ
びプログラム記憶部300を順に回り続けることによ
り、プログラム記憶部300に記憶されたデータフロー
プログラムに基づく演算処理が進行する。
0、対データ検出部310、演算処理部320、分岐部
350、内部データバッファ330、合流部340およ
びプログラム記憶部300を順に回り続けることによ
り、プログラム記憶部300に記憶されたデータフロー
プログラムに基づく演算処理が進行する。
【0059】合流分岐部390,400は、データフロ
ー型情報処理装置と外部との間で通信を行なうために用
いられる。上記実施例のデータ伝送装置は、合流分岐部
390,400として用いることができる。
ー型情報処理装置と外部との間で通信を行なうために用
いられる。上記実施例のデータ伝送装置は、合流分岐部
390,400として用いることができる。
【0060】なお、この発明のデータ伝送装置は、デー
タフロー型情報処理装置に限らず、各種情報処理装置、
データ伝送が必要なその他の装置にも広く用いることが
できる。
タフロー型情報処理装置に限らず、各種情報処理装置、
データ伝送が必要なその他の装置にも広く用いることが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
前段部から与えられる複数のデータの分岐先が互いに異
なる場合には、それらの複数のデータが複数の後段部に
同時に転送される。したがって、データの合流分岐の効
率が向上し、高速の合流分岐機能が実現される。
前段部から与えられる複数のデータの分岐先が互いに異
なる場合には、それらの複数のデータが複数の後段部に
同時に転送される。したがって、データの合流分岐の効
率が向上し、高速の合流分岐機能が実現される。
【図1】この発明の一実施例によるデータ伝送装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示されるデータ伝送装置の詳細な構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】同実施例において伝送されるパケットデータの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図4】同実施例のデータ伝送装置が適用されるデータ
フロー型情報処理装置の構成を示すブロック図である。
フロー型情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】データフロー型情報処理装置において処理され
るデータパケットのフィールド構成を示す図である。
るデータパケットのフィールド構成を示す図である。
【図6】プログラム記憶部に記憶されるデータフロープ
ログラムを示す図である。
ログラムを示す図である。
【図7】合流機構を実現する従来のデータ伝送装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図8】分岐機構を実現する従来のデータ伝送装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
TP11〜TP14,TP21〜TP24,TP31〜
TP37,TP41〜TP47 データ伝送路 11,21 分岐先指定ビット発生部 CP1,CP2 比較判定論理部 BRC1,BRC2 分岐制御部 AB1,AB2 調停制御部 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
TP37,TP41〜TP47 データ伝送路 11,21 分岐先指定ビット発生部 CP1,CP2 比較判定論理部 BRC1,BRC2 分岐制御部 AB1,AB2 調停制御部 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の前段部から与えられる複数のデー
タの各々を複数の後段部のいずれかに伝送する非同期デ
ータ伝送装置であって、 前記データの各々はそのデータが伝送されるべき後段部
を指定する識別子を含み、 前記複数の前段部に対応して設けられ、各々独立に動作
する複数の分岐手段、および前記複数の後段部に対応し
て設けられる複数の合流手段を備え、 前記複数の分岐手段の各々は、対応する前段部からデー
タを受け、そのデータに含まれる識別子に基づいてデー
タを前記複数の合流手段のいずれかに伝送し、 前記複数の合流手段の各々は、 各々、対応する分岐手段よりデータを受け、後段側から
の送信許可信号に応答して、そのデータを非同期に伝送
する複数の非同期データ伝送路と、該複数の非同期データ伝送路に於けるデータ伝送状態、
及び対応する後段部よりの送信許可信号に応じて、前記
複数の非同期データ伝送路の各々に対して送信許可信号
を出力し、該送信許可信号によって、前記複数の非同期
データ伝送路から、対応する後段部へのデータ出力を調
停する 調停制御外部伝送部とを有する、非同期データ伝
送装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1878192A JP3025717B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | データ伝送装置 |
US08/427,736 US5636221A (en) | 1992-02-04 | 1995-04-24 | Data packet switching apparatus using asynchronous control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1878192A JP3025717B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | データ伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05216791A JPH05216791A (ja) | 1993-08-27 |
JP3025717B2 true JP3025717B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=11981175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1878192A Expired - Fee Related JP3025717B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | データ伝送装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5636221A (ja) |
JP (1) | JP3025717B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005227887A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Sharp Corp | データ駆動型情報処理装置および方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0683261B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1994-10-19 | 富士通株式会社 | ヘッダ駆動形パケット交換機 |
US4918686A (en) * | 1987-07-27 | 1990-04-17 | Hitachi, Ltd. | Data transfer network suitable for use in a parallel computer |
US4985890A (en) * | 1987-10-20 | 1991-01-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Data transmission unit |
US5133054A (en) * | 1987-10-20 | 1992-07-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Data transmission apparatus for autonomously and selectively transmitting data to a plurality of transfer path |
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