JP3025634B2 - 紙管の円周圧強度試験方法及びその装置 - Google Patents

紙管の円周圧強度試験方法及びその装置

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JP3025634B2 JP7335720A JP33572095A JP3025634B2 JP 3025634 B2 JP3025634 B2 JP 3025634B2 JP 7335720 A JP7335720 A JP 7335720A JP 33572095 A JP33572095 A JP 33572095A JP 3025634 B2 JP3025634 B2 JP 3025634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、紙管の円周圧強
度試験方法及びその試験に用いる装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】紙管は、各種産業資材として、或いは、
包装用容器として、さらにはテープ、紙、フィルム等を
巻回する巻芯として広く用いられており、その用途に応
じた種々の強度が要求され、そのために種々の試験がな
されている。例えば、紙管が外部からの力に対してどの
程度の強さを有するかを試験するものとして、偏平耐圧
強度の測定がなされている。これは、図5に示すよう
に、上下の板材101,102間に紙管103を挟み、
ねじ104で上下の板材101,102の間隔を減少さ
せることにより、紙管に対して、半径方向の力を加える
ものである。これにより、紙管を偏平とさせる方向への
紙管の耐圧強度が測定されるが、この方法では、上下2
箇所からの力が加わるに過ぎず、紙管が横方向へ膨れる
ように変形するものである。
【0003】ところが、紙管を巻芯として用いる場合に
は、紙管の全周から力が加わるため、この偏平耐圧強度
では、実際の使用状態を反映したものとはならない。特
に、紙管が横方向へ膨れると言うことは、横方向に力が
逃げていることを意味するが、紙管を巻芯として用いる
場合には、全周から力が加わり、横方向への逃げはあり
得ない。また、紙管を対象とする場合には、水分や温度
に強度が左右され易いと言った紙管の特徴を考慮した雰
囲気内での試験が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、紙管を巻
芯として用いる場合等を考慮して、紙管の全周から力が
加わった際の紙管の強度をより正確に試験し得る方法を
提供せんとするものである。また、本願発明は、紙管を
対象とする場合に、水分や温度に強度が左右され易いと
言った紙管の特徴を考慮した雰囲気内での試験を容易に
行い得る方法を提供せんとするものである。さらに、本
願発明は、上記のような試験を簡単且つ正確に行い得る
試験装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、中
空の管体からなる支持部材1と、この支持部材の内部に
備えられた3個以上の押圧部材2とを備え、支持部材1
に螺合したボルト3の先端に各押圧部材2が回動可能に
取り付けられ、各押圧部材2の内周面間の空間が紙管a
の挿入空間を構成し、さらに、各押圧部材2の内周面が
押圧面21を構成し、この押圧面21が紙管aの外周面
と略同一の形状をなす試験装置を用い、試験装置の上記
挿入空間に紙管aを挿通し、各押圧部材2の押圧面21
を紙管aの外周面に面接触させ、ボルト3を締め付ける
ことにより、紙管aの中央に向けて各押圧部材2の押圧
面21を押し付けて、紙管aに対して内方向への力を加
えて加圧状態にするようにしたことを特徴とする紙管の
円周圧強度試験方法を提供する。本願の第2の発明は、
上記の第1の発明に係る紙管の円周圧強度試験方法にお
いて、上記の加圧状態の紙管aを所定の湿度或いは温度
条件下にある雰囲気内に一定時間配位することを特徴と
するものを提供する。
【0006】本願発明の方法によれば、紙管に対して、
3方向以上の力が作用し、紙管の全周から力が加わった
際の紙管の強度をより正確に再現し得る。特に、紙管の
外周面と面接触する押圧面を備えた押圧部材を、紙管の
外周面に当接させて紙管の中央に向けて押し付けること
により、紙管に対して押圧部材が面接触した状態で力を
加えることができ、また加わった力が横方向等に逃げる
ことを回避し得る。この締め付け状態を維持したまま、
例えば高温多湿等の所定の温度や湿度の条件に設定した
環境試験室内に、試験装置全体を搬入して、特定の雰囲
気内で、所定の時間経過後の紙管aの変化を観察しても
よい。このとき、環境試験室の大きさには限度があるた
め、試験装置が大型化すると搬入が困難であるが、本願
の試験装置は簡略な構造で装置全体の大きさが大型化す
ることを防止している。また、環境試験室内の雰囲気
は、室外より過酷な条件を設定するのが通常であるた
め、環境の変化によっても故障が少ない構造とすること
が必要であるが、本願の試験装置はこの点においても、
有利である。
【0007】本願の第3の発明は、中空の紙管からなる
支持部材1と、この支持部材の内部に備えられた3個以
上の押圧部材2とを備え、支持部材1に螺合したボルト
3の先端に、各押圧部材2が回動可能に取り付けられ、
各押圧部材2の内周面間の空間が、紙管aの挿入空間を
構成し、この挿入空間に紙管aが挿通されるものであ
り、さらに、各押圧部材2は、その内周面が押圧面21
を構成し、紙管aの外周面と略同一の形状をなし、各押
圧部材2の押圧面21を紙管aの外周面に面接触させ、
ボルト3を締め付けることにより、紙管aの中央に向け
て各押圧部材2の押圧面21を押し付けて、紙管aに対
して内方向への力を加えて加圧状態にするようにしたこ
とを特徴とする紙管の円周圧強度試験装置を提供する。
また、本願の発明に係る紙管の円周圧強度試験装置は、
押圧部材が紙管の外周面と面接触する押圧面を有してい
るものを採用することにより、紙管に対して押圧部材が
面接触した状態で力を加えることができ、また、加わっ
た力が横方向等に逃げることを回避し得る。そして、支
持部材にボルトを螺合し、ボルトの先端に押圧部材を配
位し、ボルトを締めることにより押圧部材の押圧面を挿
入空間内に配位される紙管の外周面に面接触させて紙管
の中央に向けて押し付けるようにしたことにより、比較
的簡単な構造で、一定の加圧状態を維持し得るコンパク
トな試験装置を提供する。このようにコンパクトで一定
の加圧状態を維持し得ると言うことは、この装置全体を
所定の条件下の雰囲気を維持した環境試験装置内にも容
易に搬入でき、簡単且つ正確に高温や加湿条件下での試
験を行うことができると言った利点がある。
【0008】本願の第4の発明は、上記の第3の発明に
係る紙管の円周圧強度試験装置にあって、隣合う押圧部
材の押圧面21,21の形状に関して、隣合う押圧面2
1,21同士に、互いに噛み合う凹凸を軸方向に少なく
とも1つ以上設けておく構造と、押圧面21を紙管aの
軸方向と角度を持たせて延設する構造との何れか一方の
構造をなすことによって、隣合う押圧面21,21に間
隔を空けても、紙管aの全体として間隔が開くことが防
止されることを特徴とするものを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の実
施の形態を説明する。図1は本願発明に係る紙管の円周
圧強度試験装置の正面図であり、図2の(A)は同装置
の押圧部材の正面図であり、(B)は同押圧部材の平面
図である。図3の(A)は同装置の支持部材の正面図で
あり、(B)は(A)のA−A線断面図である。
【0010】まず、この装置の構造について説明する
と、この装置は、支持部材1として、中空の管体(金属
管等の強度が大きいものが望ましい)を用い、その内部
に3個以上(この実施形態では6個)の押圧部材2を備
える。支持部材1には、支持部材1の内外を貫く雌ねじ
穴11が半径方向に形成され、この雌ねじ穴11にボル
ト3が螺合されている。そして、ボルト3の先端に、各
押圧部材2が回動可能に取り付けられている。そして、
各押圧部材2の内周面間の空間が、紙管aの挿入空間を
構成し、この挿入空間に紙管aが挿通される。
【0011】押圧部材2は、円筒体を軸方向に切断した
形状をなし、特に、その内周面が押圧面21を構成し、
紙管aの外周面と略同一の形状をなす。尚、押圧面21
以外の形状は、試験に関して重要ではなく適宜変更でき
る。この押圧部材2の外側には、ボルト3の挿入孔22
が形成されている。この挿入孔22は、ボルトを回動可
能に受容するもので、且つ、軸方向に摺動可能となって
おり、容易に取り外しすることができる。従って、外径
が異なる紙管aを試験するときには、紙管aの外周に応
じた押圧面を有する押圧部材2に変更し得る。ボルトの
挿入孔22は、この実施形態では、軸方向に適宜間隔を
隔てて2個形成されているが、この数は1個以上適宜変
更し得る。即ち、押圧部材2の長さ、言い換えれば、試
験する紙管aの軸方向の長さによって、挿入孔の個数は
変更すればよい。
【0012】この実施形態では、押圧部材2が6個設け
られており、押圧面21の周方向の長さも円周方向に6
分割した長さとなるが、隣合う押圧部材2,2同士が接
触しないように、隣合う押圧部材2,2同士の間隔、言
い換えれば隣合う押圧面21,21同士の間隔を空ける
必要があるため、6分割した長さより短くしておく。但
し、周方向において、全ての押圧面21の長さの和が、
全ての押圧面間の間隔の長さの和よりも大きくなるよう
にしておくことが望ましい。さらに、各押圧部材2の押
圧面21の円周方向の長さを等しくすると共に、隣合う
押圧面21,21間の円周方向の間隔も等しくし、且
つ、この間隔を押圧面21の円周方向の長さよりも小さ
くしておくことが、最も望ましい。
【0013】尚、図4の(A)(B)に示すように、隣
合う押圧部材の形状、特に、押圧面21,21の形状に
関して、隣合う押圧面同士に、互いに噛み合う凹凸を軸
方向に少なくとも1つ以上設けておいてもよい。また、
(C)に示すように、螺旋状等、押圧部材の押圧面21
を紙管aの軸方向と角度を持たせて延設してもよい。こ
のようにすることによって、隣合う押圧面21に間隔を
空けても、紙管aの全体として間隔が開くことの悪影響
が生じにくくなる。
【0014】次に、支持部材1に関しては、円筒状とし
ているが、角筒状等の適宜形状に変更でき、また、各押
圧部材毎に異なる支持部材を設けてもよい。要は、押圧
部材を確実に支持し得るものであればその構成は問わな
い。但し、持ち運びの便からは、筒状等にして、一体の
ものとしておくことが望ましい。この実施形態では、ボ
ルト3の挿入孔22を2個有する押圧部材2を6個支持
するため、計12個の雌ねじ穴11が半径方向に形成さ
れている。
【0015】ボルト3は通常の雄ねじを有するボルトを
用いればよいが、頭部は必ずしも必要ではない。この実
施形態では、押圧部材2の挿入孔22にボルト3の先端
を挿入し、ボルト3の雄ねじと支持部材1の雌ねじ穴1
1とを螺合し、さらに、支持部材1の外側から、ナット
4で締め付けている。尚、このナット4をダブルナット
としてもよく、この場合には、支持体1の雌ねじ穴11
を、雌ねじのない単なる挿通孔として実施してもよい。
また、加える圧力が小さいものでよければ、バネ等の他
の手段で、押圧部材を付勢してもよい。より具体的に
は、支持部材1の内周と押圧部材2との間にスプリング
を配位して、押圧部材2を付勢すればよい。この場合、
コイルスプリングをボルト3の外周に装着して、ボルト
3をガイドに用いてもよく、或いは、ボルト3の締め付
け力とバネの弾性力との双方を、押圧部材2に加えても
よい。
【0016】次に、この装置によって、紙管の円周圧強
度を試験する方法について説明する。まず、ボルト3を
緩めると共に、ボルト3の先端に押圧部材2を装着し、
中央に試料である紙管aを挿通する。次に、ボルト3を
締め付けて、押圧部材2の押圧面21を紙管aの外周面
に当接させ、さらに締め付けることにより、紙管の中央
に向けて押し付け、紙管に対して内方向への力を加え
る。
【0017】このとき、押圧部材2による押圧力は、ボ
ルトの回転トルクを測定してもよいが、紙管のように変
形が生じやすいものの場合には、紙管aの直径の変化を
測定してもよい。この場合、紙管aの直径を直接測定し
てもよいが、対向する押圧部材2,2間の距離を測定し
てもよい。対向する押圧部材2,2間の距離を測定する
には、押圧部材2の数を偶数としておくと、対向する押
圧部材2,2間を結ぶ線は紙管aの中心を通るため、便
利である。即ち、押圧部材は4個以上の偶数としておく
ことが便利である。
【0018】各ボルト3は同時に締め付けることが望ま
しいが、一人で作業をする場合には、各ボルト3を順に
少しずつ締め付けていってもよい。また、トルクレンチ
等の電動の締め付け工具を各ボルト3にセットし、電動
の締め付け工具が同時に作動するように配線してもよ
い。締付が完了すると、ナット4を締め付けて、ボルト
3の緩みを防止するようにしておくことが望ましい。
【0019】次に、この締め付け直後の状態で、試料た
る紙管aの状態を観察してもよいが、この締め付け状態
を維持したまま、所定時間放置して経時変化を見るよう
にしてもよい。また、この締め付け状態を維持したま
ま、例えば高温多湿等の所定の温度や湿度の条件に設定
した環境試験室内に、試験装置全体を搬入して、特定の
雰囲気内で、所定の時間経過後の紙管aの変化を観察し
てもよい。このとき、環境試験室の大きさには限度があ
るため、試験装置が大型化すると搬入が困難であるが、
本願の試験装置は簡略な構造で装置全体の大きさが大型
化することを防止している。また、環境試験室内の雰囲
気は、室外より過酷な条件を設定するのが通常であるた
め、環境の変化によっても故障が少ない構造とすること
が必要であるが、本願の試験装置はこの点においても、
有利である。
【0020】加圧後の紙管aの変化は、種々の方法によ
り測定し得る。例えば、目視によって層間剥離の有無を
観察してもよく、顕微鏡写真により組織の変化を観察し
てもよい。また、落下テスト等で衝撃に対する強さを測
定してもよい。
【0021】
【発明の効果】本願の第1の発明は、紙管を巻芯として
用いる場合を考慮して、紙管の全周から力が加わった際
の紙管の強度をより正確に試験し得る方法を提供するこ
とができたものである。
【0022】本願の第2の発明は、上記の第1の発明の
効果に加え、紙管を対象とする場合に、水分や温度に強
度が左右され易いと言った紙管の特徴を考慮した雰囲気
内での試験を容易に行い得る方法を提供し得たものであ
る。
【0023】本願の第3の発明は、紙管の全周から力が
加わった際の紙管の強度をより正確に試験し得る装置を
提供することができたものである。さらに、水分や温度
に強度が左右され易いと言った紙管の特徴を考慮した雰
囲気内での試験を容易に行い得るように、環境試験室へ
の搬入が容易で、小型の環境試験室内での試験も可能と
なり、しかも、過酷な雰囲気内におても故障が生じない
ようにした紙管の円周圧強度試験装置を提供することが
できたものである。
【0024】本願の第4の発明は、上記の第3の発明の
効果に加え、隣合う押圧面に間隔を空けても、紙管の全
体として間隔が開くことの悪影響が生じにくくなる紙管
の円周圧強度試験装置を提供することができたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る紙管の円周圧強度試験装置の正
面図である。
【図2】(A)は同装置の押圧部材の正面図であり、
(B)は同押圧部材の平面図である。
【図3】(A)は同装置の支持部材の正面図であり、
(B)は(A)のA−A線断面図である。
【図4】(A)(B)(C)は、同装置の押圧部材の形
状の変更例を示す説明図である。
【図5】従来の紙管の偏平耐圧強度試験装置の正面図で
ある。
【符号の説明】
1…支持部材 2…押圧部材 3…ボルト 4…ナット 21…押圧面

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の管体からなる支持部材1と、この
    支持部材の内部に備えられた3個以上の押圧部材2とを
    備え、支持部材1に螺合したボルト3の先端に各押圧部
    材2が回動可能に取り付けられ、各押圧部材2の内周面
    間の空間が紙管aの挿入空間を構成し、さらに、各押圧
    部材2の内周面が押圧面21を構成し、この押圧面21
    が紙管aの外周面と略同一の形状をなす試験装置を用
    い、 試験装置の上記挿入空間に紙管aを挿通し、 各押圧部材2の押圧面21を紙管aの外周面に面接触さ
    せ、ボルト3を締め付けることにより、 紙管aの中央に向けて各押圧部材2の押圧面21を押し
    付けて、紙管aに対して内方向への力を加えて加圧状態
    にするようにしたことを特徴とする紙管の円周圧強度試
    験方法。
  2. 【請求項2】 上記の加圧状態の紙管aを所定の湿度或
    いは温度条件下にある雰囲気内に一定時間配位すること
    を特徴とする請求項1記載の紙管の円周圧強度試験方
    法。
  3. 【請求項3】 中空の管体からなる支持部材1と、 この支持部材の内部に備えられた3個以上の押圧部材2
    とを備え、 支持部材1に螺合したボルト3の先端に、各押圧部材2
    が回動可能に取り付けられ、 各押圧部材2の内周面間の空間が、紙管aの挿入空間を
    構成し、この挿入空間に紙管aが挿通されるものであ
    り、 さらに、各押圧部材2は、その内周面が押圧面21を構
    成し、紙管aの外周面と略同一の形状をなし、 各押圧部材2の押圧面21を紙管aの外周面に面接触さ
    せ、ボルト3を締め付けることにより、紙管aの中央に
    向けて各押圧部材2の押圧面21を押し付けて、紙管a
    に対して内方向への力を加えて加圧状態にするようにし
    たことを特徴とする紙管の円周圧強度試験装置。
  4. 【請求項4】 隣合う押圧部材の押圧面21,21の形
    状に関して、 隣合う押圧面21,21同士に、互いに噛み合う凹凸を
    軸方向に少なくとも1つ以上設けておく構造と、押圧面
    21を紙管aの軸方向と角度を持たせて延設する構造と
    の何れか一方の構造をなすことによって、隣合う押圧面
    21,21に間隔を空けても、紙管aの全体として間隔
    が開くことが防止されることを特徴とする請求項3記載
    の紙管の円周圧強度試験装置。
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