JP3025473B2 - 電解オゾン発生器およびそれを作るための方法 - Google Patents

電解オゾン発生器およびそれを作るための方法

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JP3025473B2 JP10057071A JP5707198A JP3025473B2 JP 3025473 B2 JP3025473 B2 JP 3025473B2 JP 10057071 A JP10057071 A JP 10057071A JP 5707198 A JP5707198 A JP 5707198A JP 3025473 B2 JP3025473 B2 JP 3025473B2
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解オゾン発生器
およびそれを作るための方法に関し、電気化学技術およ
びオゾン応用技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】消毒および滅菌のためにオゾンを用いる
ことの利点は、より多くの注目を集めている。現在のと
ころ、オゾン発生のための高周波数/電圧コロナ放電法
がもっとも用いられているが、オゾン発生のための電気
化学的方法を研究し、開発する大きな関心が払われてき
た。オゾン発生のための電気化学の基本原理は周知であ
り、次のとおりである、すなわち、原料としてイオン交
換水を用い、外的な直流電力を掛け、アノードとカソー
ドで次の電気化学反応がそれぞれ起こるであろう。
【0003】カソードでの水素発生反応は、 2H+ +2e- →H2 ↑ (1) カソードでの陰極脱分極反応は、 1/2O2 +2H+ +2e- →H2 O (2) アノードでの主な反応は、 H2 O→1/3O3 ↑+2e- +2H+ (3) アノードでの副反応は、 H2 O→1/2O2 ↑+2e- +2H+ (4) アノードで発生したプロトンは、直流電場の下で、カチ
オン交換膜を通して水溶媒和プロトンの形態においてカ
ソードに向かって移動する。
【0004】上記の電気化学的理論によれば、電解オゾ
ン発生器の本質的な部分は、電解槽である。その槽は、
アノード、カソード、電解液および水を有していなけれ
ばならない。
【0005】中国特許出願CN86108792Aは、
膜、多くの導電性粒子および一片の水透過性および導電
性の基板を含む固形ポリマー電解質の構造を記載し、こ
こで、導電性粒子および水透過性および導電性基板(集
電板としての)は物理的または電気的方法において互い
に接触し、膜に挿入されるかまたは膜と結合する。膜
は、フッ化炭素化合物から作られることが好ましい。水
透過性および導電性基板をそれに挿入するために、その
フッ化炭素化合物を熱可塑性相とすることが好ましい。
水透過性および導電性基板は、炭素布、炭素紙、金属
網、金属フェルト、および多孔性金属シートその他から
選択することができ、炭素布が好ましい。圧縮、溶媒と
の混合および膜または他のポリマー粉末との混合のよう
な技術の使用により、活性電気的触媒粒子は膜表面に加
えられ得る。前記技術の態様は、活性電気的触媒粒子の
膜を、まず最初に活性電気的触媒粒子を熱可塑性PTF
Eまたは膜のいずれかと粘着させることにより調製する
ことである。粘着材料/触媒の組成物は、多孔性膜状態
に作られる。次いでそれは集電体および膜の間に積層さ
れ得る。
【0006】その膜は、30μmのサイズを有する10
重量%の炭素粒子を含み、5%の白金粒子を有する熱可
塑性イオン交換膜の混合物として調製され得る。その混
合物は、0.025mm未満の厚さを有する膜を調製す
るために、1.25分の間、310℃の温度および1ト
ン/in2 (155atm)の圧力で熱圧縮され得る。
膜は、通例の熱圧縮技術により、炭素布の集電体と膜と
の間に積層し得る。次いで炭素布は、炭素布といっしょ
の膜が約30秒の間、120℃の温度および1atmの
圧力で予備加熱され、次いで、同じ温度および1〜2ト
ン/in2 (155〜310atm)の圧力で225秒
間維持され、次いで、約60秒間2〜3トン/in
2 (310〜465atm)の圧力で加熱するような方
式で膜に挿入され得る。
【0007】JP88182/92は、USデュポン・
カンパニーにより製造されるタイプ117のペルフルオ
ロスルホン酸カチオン交換膜の使用を示唆し、それは、
販売されているイオン粉末(イオン交換樹脂粉末)の懸
濁液で膜表面を被覆し、多孔性イオン交換樹脂膜を形成
するために5kg/cm2 の圧力を掛け、180〜20
0℃で30分間加熱することからなる。その被覆表面の
厚さは、100μmである。多孔性イオン交換膜の一表
面は、アノードとしての多孔性層を形成するために二酸
化鉛がしっかりと堆積し、一方、カソードを形成するた
めにイオン交換膜の他方の表面上にはルテニウムフィル
ムが化学的にめっきされる。
【0008】二酸化鉛アノードの調製のための詳細な手
順は以下のとおりである。まず最初に、焼結されたタン
タル粉末からできている基板を75%チタンおよび25
%白金の溶液により被覆し、次いで、熱分解により白金
/タンタルの中間層を形成する。800g/lの硝酸鉛
溶液が電解液として用いられ、少量の硝酸が加えられた
後、溶液は70℃に加熱され、次いで前記基板は電解液
中に浸漬される。電解液は10A/dm2 の電流密度で
予備電解され、次いで、アノードを形成するために、α
−二酸化鉛の層を4A/dm2 の電流密度の下で、基板
表面上に電気的に堆積させる。その二酸化鉛の層の厚さ
は100μmである。電極構造を形成するために、この
二酸化鉛アノードをイオン交換樹脂膜の一方の側で、
1.0kg/cm2 の圧力できつく圧縮する。
【0009】JP43389/90およびJP4339
0/90はイオン交換樹脂膜および二酸化鉛電極コネク
ターを製造するための方法を提供し、それは、オゾン発
生のためのアノード触媒としての二酸化鉛被覆層が前記
イオン交換樹脂膜の一方の表面上に堆積し得るように、
鉛イオンを含む水溶液をカチオンまたはアニオン交換樹
脂膜に与える一方、次亜塩素酸溶液(または臭素溶液)
をその膜の他方の側に与えることからなる。
【0010】US4927800は二酸化鉛の電気的堆
積層からなる電極触媒を開示し、それは、そこに分散さ
れたβ−二酸化鉛粉末を含む粒子および、それを製造す
るための方法を開示する。粒子はβ−二酸化鉛粉末を含
み、場合に応じてPTFE、寒天、ペルフルオロイオン
交換樹脂およびその他から選択される電解的補触媒(c
ocatalyst)を含む。電極触媒は、水の電解に
よりオゾンを作ることおよび水溶液の電解により過酸化
物を作ることについて有用である。
【0011】上記の特許出願には共通の特徴がある。す
なわち、用いられたすべての電解質は固体ポリマー電解
質(SPE)であり、典型的にはペルフルオロスルホン
酸カチオン交換膜であり、それは電解槽中で電解質とし
て働くのみならず、カソードおよびアノード室の間で絶
縁膜(isolating membrane)として
も働く。
【0012】典型的には、カソード素材(触媒)は、白
金族金属、金、銀、ニッケル、ルテニウムまたはそれら
の混合物から選択される。
【0013】典型的には、アノード素材(触媒)は、白
金族金属、金、またはそれらの混合物、およびガラス質
の炭素、二酸化鉛から選択される。
【0014】固体ポリマー電解質を有する上記の電解オ
ゾンジェネレーターの製造には次の3つのプロセスが関
わる。
【0015】1.電極複合膜は熱圧縮プロセスにより製
造される。複雑な手順、厳しい条件、および高圧/温度
の必要性の結果、高いコストのプロセスとなる。加え
て、もし電極複合膜がジェネレーター全体に組み込まれ
るのに間に合わなかった場合、貯蔵空間における温度と
湿度の変化により、膜における水分含量はそれにしたが
って変化するであろうし、電極複合膜は対応する変形を
被るであろう。
【0016】2.化学めっき(すなわち、電解なし)が
広がることにより、電気的触媒層がイオン交換膜の1つ
の側または2つの側に形成される。化学めっきプロセス
の間の、金属イオン、酸化剤または還元剤の濃度の変化
により、それぞれの調製において電極膜組成物の均一性
を保証することはほとんどなく、したがって、それぞれ
の成分の濃度、温度およびpHは厳密に不変に維持され
なければならず、さもなければ、触媒層の質はほとんど
保証されない。
【0017】3.アノード触媒を調製する(例えば酸化
鉛が用いられるとき)ために、多孔性チタンが基質とし
て用いられる。基質上で、1層のβ−酸化鉛が電気的に
再沈着する。電解液において、一定の濃度の鉛イオンお
よび他の内容物が保証されねばならない。(上記分散め
っきプロセスを参照とするβ−酸化鉛粒子を含む構成成
分、PTFE、寒天、ペルフルオロイオン交換樹脂、そ
の他)このプロセスにおいて、めっき層における酸化鉛
の結晶形態は、pHの値が変化するのにしたがって変化
するであろう。
【0018】それゆえ、固体ポリマー電解質を有する電
解的オゾンジェネレーターにおいて用いられる触媒/イ
オン交換膜電極組成物の製造の技術において存在する、
複雑な手順、高いコストおよび大規模工業的製造の実行
不可能性のような幾つかの不利益および欠点が存在す
る。
【0019】それに加えて、電解的オゾンジェネレータ
ーにおける電気化学的反応によりオゾンおよび酸素が発
生するとき、イオン交換水の消費が必須であり(式
(3)および(4)を参照)、電気化学的反応において
はプロトンの消費も起こる(式(1)および(2)を参
照)。プロトンは、アノード反応により生成し、カチオ
ン交換膜を通って、カソード/カチオン交換膜の界面に
移動するが、しかしそれはつねに水溶媒和プロトンの形
態で動き、それで、カソード室中のイオン交換水は電解
反応の進行とともに徐々に増加していき、一方、アノー
ド室中のそれは対応して減少する。その間に、界面で電
気化学的反応から熱が発生し、もしヒートシンキング
(熱減少)のための手段が採用されなければ、オゾンの
生産効率は減少するであろう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、複雑なプロセスおよび高いコストのような電極製造
における先行技術の不利益を克服することであり、電解
オゾン発生器(generating apparat
us)を提供することである。その機械は、独立の膜か
ら作られた複合体電極構造を有する。単純なプロセスに
より、低コストで大量生産を実現することは簡単であ
る。一方で、本発明による機械のカソード/アノード室
におけるイオン交換水は自動的に平衡を取ることがで
き、大気よりも高い圧力を有するオゾンを得ることがで
き、オゾン発生についての高い効率が達せられる。
【0021】本発明のもう一つの目的は、上記の電解オ
ゾン発生器(generatingapparatu
s)に取り付けられた電解オゾンジェネレーターを製造
するための方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明による電解オゾン
発生器は、電解オゾンジェネレーター、アノード循環水
パイプを通して前記ジェネレーターのアノード室に接続
されたアノード水タンク、およびカソード循環水パイプ
を通してそのジェネレーターのカソード室に接続された
カソード水タンクを含む。
【0023】本発明の電解オゾン発生器によれば、電解
オゾンジェネレーターは、独立のカチオン交換膜、独立
のアノード触媒膜およびカチオン交換膜の両側それぞれ
に対して密に当接した独立のカソード触媒膜、アノード
触媒膜の他方の側でのアノード多孔性集電板、ならびに
カソード触媒膜の他方の側でのカソード多孔性集電板を
具備する。
【0024】前記カチオン交換膜は、先行技術において
通常用いられるペルフルオロスルホン酸カチオン交換樹
脂から作られる。アノード触媒膜は、ポリテトラフルオ
ロエチレンおよび二酸化鉛を含む0.2〜0.3mmの
厚さの膜である。カソード触媒膜は、ポリテトラフルオ
ロエチレンおよび白金−炭素粉末を含む0.1〜0.2
mmの厚さの膜である。アノード多孔性集電板は、白
金、錫およびアンチモンの導電性酸化物の層により被覆
された、焼結した多孔性チタンの板である。カソード多
孔性集電板は、焼結した多孔性チタンの板である。
【0025】本発明の電解オゾン発生器によれば、カソ
ード水タンクの位置はアノード水タンクのそれより高い
ところにあり、一方向平衡弁(オン/オフタイプの磁力
弁)はカソード水タンクとアノード水タンクの間に位置
してイオン交換水の自動的な平衡を実現し、圧縮された
オゾンの出力を可能とする。カソードおよびアノード水
タンク中のイオン交換水は、オゾン発生のための原料と
して用いられるのみならず、カソードおよびアノードに
とっての循環する冷却剤としても用いられる。本発明の
オゾン発生器のオゾンジェネレーターを製造するための
プロセスは以下のことからなる、すなわち、 a.5〜15重量%の白金を含む白金炭素粉末およびあ
る量の2次蒸留水(secondary distil
led water)を有するポリテトラフルオロエチ
レン(PTFE)エマルジョン(懸濁液)の混合物を水
浴中で約80℃で攪拌してペーストを形成し、次いで、
30〜40℃の温度でペーストを反復してローラー掛け
して、約0.1〜0.2mmの厚さの膜を形成する。こ
こで、PTFEの重量は、白金炭素粉末の5〜15%で
あり、前記のローラー掛けされた膜を50〜60℃で乾
燥し、次いでそれを要求されるサイズに切断してカソー
ド触媒膜33を得る。
【0026】b.二酸化鉛粉末およびある量の2次蒸留
水を有するPTFEエマルジョンの混合物を水浴中で約
80℃で攪拌してペーストを形成し、次いで、30〜4
0℃の温度でペーストを反復してローラー掛けして0.
2〜0.3mmの厚さの膜を形成する。ここで、PTF
Eの重量は、二酸化鉛の1〜5%であり、前記のローラ
ー掛けされた膜を50〜60℃で乾燥し、次いでそれを
要求されるサイズに切断してアノード触媒膜35を得
る。
【0027】c.前処理のために5〜20重量%塩酸溶
液中で、焼結した多孔性チタンプレートを脱脂およびエ
ッチングし、次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで
2次蒸留水でそれを洗浄し、次いでそのプレートを乾燥
し、白金、錫およびアンチモンを含む有機溶液でその表
面を被覆し、500〜530℃の電気ストーブ中で酸化
してその表面上に白金、錫およびアンチモンを含む電気
伝導性酸化物の薄い層を形成し、アノード多孔性集電板
36を得る。
【0028】d.前処理のために5〜20重量%塩酸溶
液中で、焼結した多孔性チタンプレートを脱脂およびエ
ッチングし、次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで
2次蒸留水でそれを洗浄し、乾燥してカソード多孔性集
電板32を得る。
【0029】本出願の電解オゾンジェネレーターは、上
記の独立の要素をこの分野で周知のほかの必要な要素と
組み合わせることにより得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の電解オゾン発生器は、以
後、図面を参照して詳細に記述されるであろう。
【0031】本発明の電解オゾン発生器は、電解オゾン
ジェネレーター8、アノード循環水パイプ7を通して前
記ジェネレーター8のアノード室に接続されたアノード
水タンク18、およびカソード循環水パイプ6を通して
ジェネレーター8のカソード室に接続されたカソード水
タンク4、一方向平衡弁13、冷却ブロワー10、1
1、水レベル検出器19、20、21、22および絶縁
(隔離)管(isolating tube)17を具
備する。
【0032】前記電解オゾンジェネレーター8は、カチ
オン交換膜34、アノード触媒膜35、アノード多孔性
集電板36、アノード室フレーム37、アノードヒート
シンキング板38、カソード触媒膜33、カソード多孔
性集電板32、カソード室フレーム30、流れ案内板3
1、抗腐食シート28、流れ案内クランプ27、シーリ
ングパッド29、ねじ釘40、ナット25、ワッシャー
26、42、絶縁ワッシャー39、および流れ案内スク
リュー41を具備する。
【0033】本発明の電解オゾン発生器において、アノ
ードの気体を迅速に導くために、アノード水タンク18
の頂部に気体回収表面18aが存在する。気体回収表面
には細長い気体管18bがあり、気体管の頂部にはオゾ
ンおよび酸素のための流出口24がある。ミリポアダン
ピング板23が流出口24の内側に配置される。アノー
ド水タンクにおいて、絶縁(隔離)管17が存在し、そ
れは石英またはチタンからできている。アノードの気体
(陽極反応により発生するオゾンおよび酸素)および循
環する水は、この管17を通過し、アノード水タンクに
流入する。この絶縁管17は、アノード水タンク中の溶
解水中へのオゾンの溶解を減少させるために取り付けら
れる。オゾンおよび酸素は気体回収表面18aを通過す
る。これは気体管18bに入っていく。このように気体
と水の分離は、気体管の上方末端で達成される。分離さ
れたオゾンおよび酸素は、ミリポアダンピング板23を
通り抜け、次いで、オゾンおよび酸素の流出口24から
放出する。
【0034】カソード水タンク4の位置はアノード水タ
ンク18のそれより高くにある。その頂部には、水を加
える開放部2、水を加える開放部のキャップ1、および
水素流出口3が存在する。カソード水タンクにおいて、
水レベル検出器19、20、21、22が存在する。水
レベル検出器は、舌管(tongue tube)2
2、浮遊ボール21、永久磁石20、および密閉管19
により構築されている。カソード水タンクにおける水の
レベルが高すぎる、または低すぎるとき、ジェネレータ
ーの働きを止める信号が発されるであろう。
【0035】カソード循環水パイプ6は、水循環回路を
形成して、カソード水タンク4およびカソード室フレー
ム30に接続する。水循環を通して、陰極反応の間に発
生する熱は適時に移動する。
【0036】アノード循環水パイプ7は、水循環回路を
形成して、アノード水タンク18およびアノード室フレ
ーム37に接続する。水循環を通して、陽極反応の間に
発生する熱は適時に移動する。
【0037】電解オゾンジェネレーターの電気化学的反
応の原理に従って、オゾンおよび酸素を形成するため
に、陽極反応3および4においてイオン交換水は必要と
され消費される。陽極反応により発生したプロトンは、
水溶媒和プロトンの形態においてカチオン交換膜を通過
してカソードに移動する。電解反応を連続的に実施する
とき、アノード水タンクにおけるイオン交換水は連続的
に消費され、カソード水タンクにおけるイオン交換水は
連続的に増加する。カソード水タンクにおけるイオン交
換水はカチオン交換膜を通してアノード水タンクに戻す
ことができないので、その結果として、アノード水タン
クにおけるイオン交換水は完全に使い切ってしまうであ
ろう。
【0038】この問題を解決するために、本発明によ
り、一方向平衡弁をカソード水タンクとアノード水タン
クの間に取り付ける。
【0039】図1および図5を参照すると、一方向平衡
弁13は、上部弁体51、膜50および下部弁体49か
ら構成される。前記上部弁体51はカソード水タンクコ
ネクター43およびアノード水タンクコネクター52を
有し、アノード水タンクコネクター52においてはダン
ピング間隙52aが存在し、および円形密閉唇部45が
存在する。前記一方向平衡下部弁体49はアノード水タ
ンクコネクター47、圧力限定弁口部48および圧力限
定コック48aを有する。
【0040】上部弁体51のカソード水タンクコネクタ
ー43はカソード水タンク4と接続し、アノード水タン
クコネクター52はアノード水タンク18と接続し、下
部弁体49のアノード水タンクコネクター47はアノー
ド水タンク18と接続する。
【0041】オゾンジェネレーターが働き始めると、ミ
リポアダンピング板23のダンピングにより、アノード
水タンクにおけるオゾンおよび酸素は徐々に圧力Pを形
成する。この圧力Pは、一方向平衡弁の上部弁体51の
アノード水タンクコネクター52および下部弁体49の
アノード水タンクコネクター47を通して膜50の両側
に移行する。この時、上部弁体51はカソード水タンク
コネクター43を有しているので、イオン交換水はアノ
ード水タンク18からカソード水タンク4に流れる。水
は、アノード水タンクコネクター52のダンピング間隙
52aを通って流れ、ΔPの圧力降下を生み出す。ΔP
は膜50の2つの側面の間に圧力の差(P.D)を作
る。このP.Dの下で、膜50はそれが円形密閉唇部4
5を圧するまで上部弁体51に向かう。この時、カソー
ド水タンク4とアノード水タンク18の間の水の通路は
断絶される。アノード水タンク18における圧力が維持
されることにより、膜はその状態を維持する。このよう
に、本発明のオゾン発生器はPの圧力でオゾンおよび酸
素を生成しうる。
【0042】オゾン発生器が働きを止める後に、圧力P
は徐々に消失する。もしカソード水タンク4の水レベル
がアノード水タンク18のそれより高ければ、水レベル
が原因となる圧力差により膜50は下方弁体49に向か
う。カソード水タンク4およびアノード水タンク18
は、一方向平衡弁により再び互いに接続し、カソードお
よびアノード水タンクにおける水レベルは徐々にバラン
スを回復するであろう。
【0043】アノード水タンク18における圧力が高く
なりすぎると、一方向平衡弁の圧力限定コック48aが
開放するように圧力が掛けられ、このようにして圧力制
限保護の役割を果たす。
【0044】カソード水タンク4およびアノード水タン
ク18の間の一方向平衡弁の代わりとして、水のバラン
スを実現するために、本発明の電解オゾン発生器におい
てオン−オフタイプの磁力弁もまた配置し得る。機械が
操業し始めると、そのオン−オフタイプの磁力弁はカソ
ード水タンクとアノード水タンクの間の通路を遮断する
であろう。機械が働くのを止めると、そのオン−オフタ
イプの磁力弁はカソード水タンクをアノード水タンクと
接続するであろう。
【0045】冷却ブロワー10、11は、電解オゾンジ
ェネレーター8の下に設置されており、その冷却空気は
上方に吹き、弱熱板(heat sinking pl
ate)38、アノード水タンク18およびカソード水
タンク4を通り抜けて流れ、冷却効果を高める。
【0046】本発明の電解オゾンジェネレーターは、次
の異なるプロセスにより個々に調製される次の独立の膜
を冷圧縮することにより製造される。
【0047】本発明において用いられるカチオン交換膜
34は、デュポン・カンパニー、USAにより製造され
たペルフルオロスルホン酸カチオン交換膜(タイプN
o.117)である。その処理プロセスは次のとおりで
ある。膜を10%過酸化水素溶液中で80〜90℃で1
時間浸漬し、加熱して不純物を除去し去り、約60℃の
多量の2次蒸留水ですすぐ。次いでその膜を80〜90
℃の2mol/lの硫酸溶液に漬け、半時間浸漬し加熱
して少量の金属イオンを除去し去る。最終的に、その膜
は、中性になるまで約60℃の多量の2次蒸留水で洗浄
される。次いで、それは機械における使用のための準備
として2次蒸留水内に保存される。
【0048】カソード触媒膜33は次のように調製され
る。5〜15重量%の白金を含む白金炭素粉末(200
メッシュより小さなもの)およびテフロン(PTFE)
エマルジョン(懸濁液)の混合物を水浴中で約80℃で
ある量の2次蒸留水とともに攪拌してペーストを形成
し、次いで、そのペーストを30〜40℃の温度で反復
してローラー掛けして約0.1〜0.2mmの厚さの膜
に形成する。ここで、PTFEの重量は白金炭素粉末の
5〜15%である。前記のローラー掛けされた膜は50
〜60℃で乾燥され、次いで、機械における使用のため
の用意として要求されるサイズに切断される。このプロ
セスにより調製されたカソード触媒膜は多孔性であり導
電性を有する。触媒膜/カチオン交換膜の接触表面で生
成された水素およびプロトンとともに移動する水は、カ
ソード触媒膜のミリポアを通過してカソード室にスムー
ズに通じ得る。
【0049】アノード触媒膜35は次のように作られ
る。二酸化鉛粉末(200メッシュより小さなもの)お
よびPTFEエマルジョンの混合物を水浴中で約80℃
である量の2次蒸留水とともに攪拌してペーストを形成
し、次いで、30〜40℃の温度でそのペーストを反復
してローラー掛けして0.2〜0.3mmの厚さを有す
る膜を形成する。ここで、PTFEの重量は二酸化鉛の
1〜5%である。前記のローラー掛けされた膜は50〜
60℃で乾燥され、次いで、機械における使用について
用意される要求されたサイズに切断された。このプロセ
スにより調製されたアノード触媒膜は多孔性であり導電
性を有する。アノード触媒膜/カチオン交換膜の接触表
面で生成したオゾンおよび酸素は、アノード触媒膜のミ
リポアを通過してスムーズにアノード室に通じ得る。そ
の間に、イオン交換水は反対に、アノード触媒膜/カチ
オン交換膜の反応界面に膜を通って移動し、陽極反応に
参加し得る。また、イオン交換水の一部は、プロトンと
ともにカチオン交換膜を通って、カソード室に移動す
る。
【0050】アノード多孔性集電板36は次のように調
製される。焼結された多孔性チタンプレート(Dmax
=26μm、通気率(ventilation rat
e)は119M3 /m2 .h.kPaである)は、前処
理として5〜20重量%の塩酸溶液中で脱脂およびエッ
チングされ、次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで
2次蒸留水で洗浄する。次いでそのプレートは乾燥さ
れ、500〜530℃の電気ストーブ内で白金、錫およ
びアンチモンを含む有機溶液で被覆され、多孔性集電板
の不動態化を防ぐためにその表面上に白金、錫およびア
ンチモンの導電性酸化物の薄層を形成する。上記のプロ
セスにより作られた多孔性集電板は伝導性および気体/
液体通過機能を有する(すなわち、発生した気体は集電
板を通って電極反応界面から出て行くことができ、一
方、イオン交換水は集電板を通って電極反応界面に入り
込むことができる)。白金、錫およびアンチモンを含む
前記有機溶液の重量組成は次のとおりである。濃塩酸3
〜9%、H2 PtCl6 ・6H2 O1〜2%、SnCl
4 ・5H2 O5〜10%、SbCl3 0.5〜1.5
%、C4 9 OH60〜90%。
【0051】多孔性カソード集電板32は次のように調
製される。焼結された多孔性チタンプレートを、前処理
として5〜20重量%塩酸溶液中で脱脂およびエッチン
グし、次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸
留水で洗浄し、乾燥する。多孔性集電板は伝導性および
気体/液体通過機能を有する。
【0052】流れ案内板31は金属チタンでできてお
り、図4において示されるように垂直的および水平的に
はめ込まれる。そのプレートは、カソード/アノードフ
レームに別々にはめ込まれており、カソード室およびア
ノード室を形成する。垂直および水平のスロット(sl
ot)を有するそれらの表面はカソード多孔性集電板お
よびアノード多孔性集電板と向かい合わせになってい
る。プレート31の垂直および水平のスロットは、気体
生成物とともに対流循環し、広がるイオン交換水を保持
し得る。そのプレートは、伝導性と冷却の両方の機能を
有している。
【0053】アノード室フレームはポリテトラフルオロ
エチレンでできており、図4において示される独立要素
として調製される。フレーム上の上部および下部の気体
/水ポートは、アノード室においてイオン交換水につい
ての循環回路を形成してアノード水タンク18に接続す
る。陽極反応により発生する気体(オゾンおよび酸素)
の上昇する力及び水の温度差(アノード室におけるイオ
ン交換水の温度は、アノードタンクにおけるそれより高
い)を原因とする力により、水は、冷却効果を提供しな
がら自動的に循環する。
【0054】図4に示されるように、カソード室フレー
ム30は、有機ガラスすなわちABS樹脂でできてい
る。フレーム上の上部および下部の気体/水ポートは、
カソード室においてイオン交換水について循環回路を形
成してカソード水タンク4に接続する。陰極反応により
発生する気体(水素)の上昇する力および水の温度差
(カソード室におけるイオン交換水の温度は、カソード
タンクにおけるそれより高い)を原因とする力により、
水は、冷却効果を提供しながら自動的に循環する。
【0055】シーリングパッド29はシリコーンゴムで
できている。それは、カソード室およびアノード室にお
いて気体およびイオン交換水のしっかりした密閉を保証
する。
【0056】抗腐食シート28は金属チタンでできてい
る。それは流れ案内クランプが腐食することを妨げる。
流れ案内クランプ27はハードアルミニウム合金板から
できており、外的な直流電力と接続してジェネレーター
のカソードおよびアノードとして働く。
【0057】本発明の電解オゾンジェネレーターは、次
の順序において冷圧縮により上記の独立要素から組み立
てられる。すなわち、アノード熱シンキング板38、流
れ案内クランプ27、抗腐食シート28、シーリングパ
ッド29、流れ案内板31、アノード室フレーム37、
シーリングパッド29、アノード多孔性集電板36、ア
ノード触媒膜35、カチオン交換膜34、カソード触媒
膜33、カソード多孔性集電板32、シーリングパッド
29、流れ案内板31、カソード室フレーム30、シー
リングパッド29、抗腐食シート28および流れ案内ク
ランプ27である。次いでそのアセンブリは、ボルト、
ナット、ワッシャーおよび絶縁ワッシャーで固定され
る。
【0058】本発明の電解オゾン発生器は次の利点を有
する、すなわち、単純な製造プロセス、先行技術の機械
と比較して簡単な組み立て、本発明の機械を製造するた
めのコストは、先行技術の機械を製造するためのそれよ
り30〜50%低い。加えて、本発明の機械のカソード
水タンクおよびアノード水タンクにおけるイオン交換水
は自動的にバランスを取ることができ、大気よりも0.
1Mpa高い圧力を有するオゾンを生成できる。本発明
の機械は、高い生産効率で長く安定な運転を維持でき
る。次の表は、本発明の電解オゾン発生器と先行技術の
それとの比較を示す。
【0059】
【表1】
【0060】
【実施例】
実施例1:電解オゾンジェネレーター8の製造 a.カチオン交換膜34の調製:ペルフルオロスルホン
酸カチオン交換膜(タイプ番号117、デュポン・カン
パニー、USAにより製造されたもの)を、10%過酸
化水素溶液溶液中で90℃で1時間浸漬し、加熱して有
機不純物を除去し、次いで、60℃の多量の2次蒸留水
ですすいだ。次いで、その膜は、2mol/lの80℃
の硫酸溶液に入れられ、半時間の間浸漬し加熱して少量
の金属イオンを除去した。最終的に、その膜を、それが
中性になるまで60℃の多量の2次蒸留水で洗浄した。
それは、機械における使用のための用意ができるまで、
2次蒸留水中に保存された。
【0061】b.カソード触媒膜33の調製:6重量%
の白金を含む白金炭素粉末(200メッシュより小さい
もの)およびテフロン(PTFE)エマルジョン(懸濁
液)の混合物を、水浴中で、約80℃である量の2次蒸
留水とともに攪拌してペーストを形成し、次いで、その
ペーストを35℃の温度で反復してローラー掛けして
0.1mmの厚さを有する膜を形成した。ここで、PT
FEの重量は、白金炭素粉末の10%であった。そのロ
ーラー掛けされた膜を60℃で乾燥し、次いで機械にお
ける使用のための用意として必要とされるサイズに切断
された。
【0062】c.アノード触媒膜35の調製:β−二酸
化鉛粉末(180メッシュより小さいもの)およびPT
FEエマルジョンの混合物を、水浴中で80℃である量
の2次蒸留水とともに攪拌してペーストを形成し、次い
でそのペーストを40℃の温度で反復してローラー掛け
して0.2mmの厚さを有する膜を形成した。ここで、
PTFEの重量は二酸化鉛粉末の2%であった。そのロ
ーラー掛けされた膜を50℃で乾燥し、次いで、機械に
おける使用にとって用意される要求されるサイズに切断
される。
【0063】d.アノード多孔性集電板36の調製:焼
結された多孔性チタンプレート(Dmax=26μm、
通気率は119M3 /m2 .hkPaであった)を前処
理として10重量%塩酸溶液中で脱脂およびエッチング
し、次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸留
水で洗浄した。次いでそのプレートを乾燥し、520℃
の電気ストーブ中で白金、錫およびアンチモンを含む有
機溶液でその表面を被覆して白金、錫およびアンチモン
の導電性酸化物の薄層を形成した。前記の白金、錫およ
びアンチモンを含む有機溶液の重量組成は次のとおりで
ある、すなわち、濃塩酸5%、H2 PtCl6 ・6H2
O1%、SnCl4 ・5H2 O8%、SbCl3 1.0
%、C4 9 OH85%である。
【0064】e.カソード多孔性集電板32の調製:焼
結された多孔性チタンプレート(Dmax=26μm、
通気率は119M3 /m2 .hkPaであった)を前処
理として、10重量%塩酸溶液中で脱脂およびエッチン
グし、次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸
留水で洗浄し、空気により乾燥した。
【0065】上記の5つの構成要素を8cm2 の正方形
断片に切断し、ついで他の構成要素と組み合わせて次の
順番でオゾンジェネレーターを形成した。すなわち、ア
ノード熱放散プレート38、流れ案内クランプ27、抗
腐食シート28、シーリングパッド29、流れ案内板3
1、アノード室フレーム37、シーリングパッド29、
アノード多孔性集電板36、アノード触媒膜35、カチ
オン交換膜34、カソード触媒膜33、カソード多孔性
集電板32、シーリングパッド29、流れ案内板31、
カソード室フレーム30、シーリングパッド29、抗腐
食シート28および流れ案内クランプ27である。それ
らの中で、流れ案内板31はチタンプレートからできて
おり、2.5mmの幅で6mmの深さの7つのスロット
がその一方の側に均一につけられている。カソード室フ
レーム30は有機ガラスでできている。カソード室のサ
イズは31×31×9mm3 であった。上方および下方
の気体/水ポートの内部直径は4mmであった。アノー
ド室フレーム37はPTFEで作られ、その形態、サイ
ズおよび内部空間は、カソード室フレーム30のそれら
と同じであった。すべての抗腐食シート28は8mmの
厚さおよび40×40mm2 の面積を有する純粋工業的
チタンで作られた。流動誘導クランプ27は8mmの厚
さおよび60×60mm2 の面積を有するハードアルミ
ニウム合金材料で作られた。次いで、すべての前記構成
要素は、ボルト40、ナット25、ワッシャー26、4
2および絶縁ワッシャー39によりしっかりと固定され
て本発明の電解オゾンジェネレーター8が得られた。
【0066】実施例2:電解オゾンジェネレーター8の
製造 a.カチオン交換膜34の調製:ペルフルオロスルホン
酸カチオン交換膜(タイプNo.117、デュポン・カ
ンパニー、USAによる製造)を10%過酸化水素溶液
中で80℃で1時間浸漬し、加熱して有機不純物を除去
し、次いで60℃の多量の2次蒸留水ですすいだ。次い
でその膜を80℃の2mol/lの硫酸溶液に入れ、半
時間浸漬し加熱して少量の金属イオンを除去した。最終
的にその膜を、それが中性になるまで60℃の多量の2
次蒸留水により洗浄した。それは機械における使用のた
めに用意して2次蒸留水中に保存された。
【0067】b.カソード触媒膜33の調製:12重量
%の白金を含む白金炭素粉末(200メッシュより小さ
いもの)およびテフロン(PTFE)エマルジョン(懸
濁液)の混合物を、水浴中で約80℃である量の2次蒸
留水と攪拌してペーストを形成し、次いで、そのペース
トを40℃の温度で反復してローラー掛けして0.2m
mの厚さの膜を形成した。ここでPTFEの重量は白金
炭素粉末の15%であった。ローラー掛けされた膜を6
0℃で乾燥し、次いで、機械における使用のために用意
された要求されるサイズに切断した。
【0068】c.アノード触媒膜35の調製:β−二酸
化鉛粉末(180メッシュスクリーンを通過したもの)
およびPTFEエマルジョンの混合物を、水浴中で80
℃である量の2次蒸留水とともに攪拌してペーストを形
成し、次いでそのペーストを35℃の温度で反復してロ
ーラー掛けして0.2mmの厚さの膜を形成した。ここ
でPTFEの重量は二酸化鉛粉末の1%であった。ロー
ラー掛けされた膜を60℃で乾燥し、次いで、機械にお
ける使用のために用意された要求されたサイズに切断し
た。
【0069】d.アノード多孔性集電板36の調製:焼
結した多孔性チタンプレート(Dmax=26μm、通
気率は119M3 /m2 .hkPaであった)を前処理
として10重量%塩酸溶液中で脱脂しエッチングし、次
いで、塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸留水で洗
浄した。次いでそのプレートを乾燥し、500℃の電気
ストーブ中で白金、錫およびアンチモンを含む有機溶液
でその表面上を被覆して白金、錫およびアンチモンの導
電酸化物の薄層を形成した。白金、錫およびアンチモン
を含む前記有機溶液の重量組成は、次のとおりである、
すなわち、濃塩酸2%、H2 PtCl6 ・6H2 O2
%、SnCl4 ・5H2 O10%、SbCl3 1.0
%、C4 9 OH78%。
【0070】e.カソード多孔性集電板32の調製:焼
結した多孔性チタンプレート(Dmax=26μm、通
気率は119M3 /m2 .hkPaであった)を前処理
として10重量%塩酸溶液中で脱脂しエッチングし、次
いで塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸留水で洗浄
し、空気により乾燥した。
【0071】実施例1において記述されたものと同じ方
法を用いて、上記構成要素は他の構成要素と組み合わせ
られて本発明の電解オゾンジェネレーター8を形成し
た。
【0072】実施例3:電解オゾンジェネレーター8の
調製 a.カチオン交換膜34の調製:ペルフルオロスルホン
酸カチオン交換膜(タイプNo.117、デュポン・カ
ンパニー、USAにより製造されたもの)を10%過酸
化水素溶液中で85℃で1時間、浸漬し加熱して有機不
純物を除去し、次いで、60℃の多量の2次蒸留水です
すいだ。次いでその膜を80℃の2mol/lの硫酸溶
液に入れ、半時間浸漬し加熱して少量の金属イオンを除
去した。最終的に、その膜をそれが中性になるまで60
℃の多量の2次蒸留水で洗浄した。それは機械における
使用のために用意されて2次蒸留水中に保存された。
【0073】b.カソード触媒膜33の調製:10重量
%の白金を含む白金炭素粉末(200メッシュより小さ
いもの)およびテフロン(PTFE)エマルジョン(懸
濁液)の混合物を、水浴中で約80℃である量の2次蒸
留水とともに攪拌してペーストを形成し、次いで、その
ペーストを30℃の温度で反復してローラー掛けして
0.1mmの厚さを有する膜を形成した。ここで、PT
FEの重量は白金炭素粉末の5%であった。ローラー掛
けされた膜を60℃で乾燥し、次いで機械における使用
にために用意された要求されるサイズに切断した。
【0074】c.アノード触媒膜35の調製:β−二酸
化鉛粉末(180メッシュ未満)およびPTFEエマル
ジョンの混合物を、水浴中で80℃で、ある量の2次蒸
留水とともに攪拌してペーストを形成し、次いで、その
ペーストを30℃の温度で反復してローラー掛けして
0.3mmの厚さを有する膜を形成した。ここでPTF
Eの重量は二酸化鉛粉末の1.5%であった。そのロー
ラー掛けされた膜を60℃で乾燥し、ついで機械におけ
る使用のための用意として要求されるサイズに切断し
た。
【0075】d.アノード多孔性集電板36の調製:焼
結した多孔性チタンプレート(Dmax=26μm、通
気率は119M3 /m2 .hkPaであった)を、前処
理として10重量%塩酸溶液中で脱脂しエッチングし、
次いで塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸留水で洗
浄した。その後そのプレートを乾燥し、520℃の電気
ストーブ中で白金、錫およびアンチモンを含む有機溶液
によりその表面上を被覆して白金、錫およびアンチモン
の導電性酸化物の薄層を形成した。白金、錫およびアン
チモンを含む前記有機溶液の重量組成は次のとおりであ
った。すなわち、濃塩酸1.5%、H2 PtCl6 ・6
2 O1.5%、SnCl4 ・5H2 O5%、SbCl
3 0.5%、C4 9 OH90%。
【0076】e.カソード多孔性集電板32の調製:焼
結した多孔性チタンプレート(Dmax=26μm、通
気率は119M3 /m2 .hkPaであった)を、前処
理として10重量%塩酸溶液中で脱脂しエッチングし、
次いで塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸留水で洗
浄し、空気により乾燥した。
【0077】実施例1において記述したものと同じ方法
を用いて、上記の構成要素を他の構成要素と組み合わせ
て本発明の電解オゾンジェネレーター8を形成した。
【0078】実施例4:本発明の電解オゾン発生器の組
み立ておよび適用 実施例1の電解オゾンジェネレーターおよび以下の構成
要素を用いることにより、本発明の電解オゾン発生器を
この分野における通常知られた方法により組み立てた。
【0079】すなわち、1500mlのカソード水タンク
4、1200mlのアノード水タンク18、一方向平衡弁
13、冷却ブロワー10、11、アノード循環水パイプ
7、カソード循環水パイプ6、水レベル検出器19、2
0、21、22および絶縁(隔離)管17である。
【0080】本発明の電解オゾン発生器を、ジェネレー
ターの槽電圧が3.50±0.1Vであり、周囲の温度
が約25℃であり、1.5A/cm2 の電流密度で、2
4時間連続的に操業したとき、アノードおよびカソード
タンク内のイオン交換水の温度は約30℃に維持するこ
とができ、オゾン発生効率は18%であった。
【0081】大気よりも0.08Mpa高い圧力を有す
るオゾンをアノード水タンクから得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電解オゾン発生器の構造の模式図であ
る。
【図2】(図1で示された)電解オゾンジェネレーター
の構造の模式図である。
【図3】図2の部分Iの拡大図である。
【図4】図2の拡大分解図である。
【図5】一方向性平衡弁の構造の模式図である。
【符号の説明】
1…キャップ 2…開放部 3…水素流出口 4…カソード水タンク 6…カソード循環水パイプ 7…アノード循環水パイプ 8…電解オゾンジェネレーター 10,11…冷却ブロワー 13…一方向平衡弁 17…絶縁(隔離)管 18…アノード水タンク 18a…気体回収表面 18b…気体管 19,20,21,22…水レベル検出器(19…密閉
管、20…永久磁石、21…浮遊ボール、22…舌管)
23…ミリポアダンピング板 24…流出口 25…ナット 26,42…ワッシャー 27…流れ案内クランプ 28…抗腐食シート 29…シーリングパッド 30…カソード室フレーム 31…流れ案内板 32…カソード多孔性集電板 33…カソード触媒膜 34…カチオン交換膜 35…アノード触媒膜 36…アノード多孔性集電板 37…アノード室フレーム 38…アノードヒートシンキング板 39…絶縁ワッシャー 40…ねじ釘 41…流れ案内スクリュー 43…カソード水タンクコネクター 45…円形密閉唇部 47,52…アノード水タンクコネクター 48…圧力限定弁口部 48a…圧力限定コック 49…下部弁体 50…膜 51…上部弁体 52a…ダンピング間隙
フロントページの続き (72)発明者 ユアンクァン・ツォウ 中華人民共和国、ウーハン・ユニバーシ ティ、ミドル − イースト・ディスト リクト ナンバー 20−2−11 (72)発明者 ソン・フウ 中華人民共和国、シャンハイ、ジャーデ ィン・ディストリクト、フーアンドゥ・ インダストリアル・ゾーン(番地なし) (72)発明者 ロン・ガオ 中華人民共和国、ウーハン・ユニバーシ ティ、ルオナンシル・ロード、ナンバー 1−3−8 (56)参考文献 特開 平2−259090(JP,A) 特開 昭57−194270(JP,A) 実開 平3−81361(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25B 1/00 - 15/08 C01B 13/10

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解オゾンジェネレーター、アノード循
    環水パイプを通して前記ジェネレーターのアノード室に
    接続されたアノード水タンク、およびカソード循環水パ
    イプを通して前記ジェネレーターのカソード室に接続さ
    れたカソード水タンクを具備する電解オゾン発生器であ
    って、前記電解オゾンジェネレーターが独立のカチオン
    交換膜、そのカチオン交換膜の両側にそれぞれ密に当接
    した独立のアノード触媒膜および独立のカソード触媒
    膜、そのアノード触媒膜の他方の側のアノード多孔性集
    電板、およびそのカソード触媒膜の他方の側のカソード
    多孔性集電板を備え、各膜および各板は、異なるプロセ
    スにより予め独立に調製され、冷圧縮により互いに組み
    立てられることを特徴とする電解オゾン発生器。
  2. 【請求項2】 前記電解オゾンジェネレーターにおいて
    アノード多孔性集電板が白金、錫およびアンチモンの導
    電性酸化物の層で被覆された焼結された多孔性チタン板
    である請求項1記載の電解オゾン発生器。
  3. 【請求項3】 前記アノード水タンクの頂部において気
    体回収表面が存在し、その気体回収表面上に細長い気体
    管が存在し、その気体管の頂部にオゾンおよび酸素のた
    めの流出口が存在し、流出口の内部にミリポアダンピン
    グ板が存在し、アノード水タンクの内部に絶縁管が存在
    し、アノード水タンクがアノード循環水パイプを通して
    アノード室のフレームに接続して水循環回路を形成する
    請求項1記載の電解オゾン発生器。
  4. 【請求項4】 前記カソード水タンクがアノード水タン
    クより高く位置しており、その頂部には水添加口、その
    水添加口のキャップ、水素流出口が存在し、カソード水
    タンクの内部には水レベル検出器が存在し、カソード水
    タンクはカソード循環水パイプを通してカソード室のフ
    レームに接続して水循環回路を形成し、 カソード水タンクとアノード水タンクの間に上部弁体、
    膜、および下部弁体から構成される一方向平衡弁が存在
    し、前記上部弁体はカソード水タンクコネクターおよび
    アノード水タンクコネクターを有し、アノード水タンク
    コネクターおよび円形密閉唇部においてはダンピング間
    隙が存在し、前記一方向平衡下部弁体はアノード水タン
    クコネクター、圧力限定弁口部および圧力限定コックを
    有することを特徴とする請求項1記載の電解オゾン発生
    器。
  5. 【請求項5】 オン/オフタイプの電磁弁がカソード水
    タンクとアノード水タンクの間に設置されている請求項
    4記載の電解オゾン発生器。
  6. 【請求項6】 (a)5〜15重量%の白金を含む白金
    炭素粉末およびある量の2次蒸留水を有するポリテトラ
    フルオロエチレン(PTFE)エマルジョン(懸濁液)
    の混合物を水浴中で約80℃で攪拌してペーストを形成
    し、次いで、30〜40℃の温度でペーストを反復して
    ローラー掛けして、約0.1〜0.2mmの厚さの膜を
    形成し、ここで、PTFEの重量は、白金炭素粉末の5
    〜15%であり、前記のローラー掛けされた膜を50〜
    60℃で乾燥し、次いでそれを要求されるサイズに切断
    してカソード触媒膜を得ること、 (b)二酸化鉛粉末およびある量の2次蒸留水を有する
    PTFEエマルジョンの混合物を水浴中で約80℃で攪
    拌してペーストを形成し、次いで、30〜40℃の温度
    でペーストを反復してローラー掛けして0.2〜0.3
    mmの厚さの膜を形成し、ここで、PTFEの重量は、
    二酸化鉛の1〜5%であり、前記のローラー掛けされた
    膜を50〜60℃で乾燥し、次いでそれを要求されるサ
    イズに切断してアノード触媒膜を得ること、 (c)前処理のために5〜20重量%塩酸溶液中で、焼
    結した多孔性チタンプレートを脱脂およびエッチング
    し、次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸留
    水でそれを洗浄し、次いでそのプレートを乾燥し、白
    金、錫およびアンチモンを含む有機溶液でその表面を被
    覆し、500〜530℃の電気ストーブ中で酸化してそ
    の表面上に白金、錫およびアンチモンを含む電気伝導性
    酸化物の薄い層を形成し、アノード多孔性集電板を得る
    こと、 (d)前処理のために5〜20重量%塩酸溶液中で焼結
    した多孔性チタンプレートを脱脂およびエッチングし、
    次いで、塩素イオンが存在しなくなるまで2次蒸留水で
    それを洗浄し、乾燥してカソード多孔性集電板を得るこ
    とを含む請求項1記載の前記電解オゾンジェネレーター
    を製造するための方法。
  7. 【請求項7】 前記カソード触媒膜を製造するために用
    いられる白金炭素粉末の粒子直径が200メッシュより
    小さい請求項6記載のオゾンジェネレーターを製造する
    ための方法。
  8. 【請求項8】 前記アノード触媒膜を製造するために用
    いられる二酸化鉛の粒子直径が180メッシュより小さ
    い請求項6記載のオゾンジェネレーターを製造するため
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記アノード触媒膜を製造するために用
    いられる二酸化鉛がβ−二酸化鉛である請求項6または
    請求項8記載のオゾンジェネレーターを製造するための
    方法。
  10. 【請求項10】 前記アノード多孔性集電板を製造する
    ために用いられる白金、錫およびアンチモンを含む有機
    溶液の重量組成が、濃塩酸3〜9%、H2 PtCl6
    6H2 O1〜2%、SnCl4 ・5H2 O5〜10%、
    SbCl3 0.5〜1.5%、C4 9 OH60〜90
    %である請求項6記載のオゾンジェネレーターを製造す
    るための方法。
  11. 【請求項11】 前記アノード多孔性集電板を製造する
    ために用いられる焼結した多孔性チタンプレートの最大
    間隙直径は26μmであり、その通気率は119m3
    2 .h.kPaである請求項6記載のオゾンジェネレ
    ーターを製造するための方法。
  12. 【請求項12】 前記カソード多孔性集電板を製造する
    ために用いられる焼結した多孔性チタンプレートの最大
    間隙直径は26μmであり、その通気率は119m3
    2 .h.kPaである請求項6記載のオゾンジェネレ
    ーターを製造するための方法。
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