JP3025413U - 容器の吊り下げ用バンド - Google Patents

容器の吊り下げ用バンド

Info

Publication number
JP3025413U
JP3025413U JP1995012779U JP1277995U JP3025413U JP 3025413 U JP3025413 U JP 3025413U JP 1995012779 U JP1995012779 U JP 1995012779U JP 1277995 U JP1277995 U JP 1277995U JP 3025413 U JP3025413 U JP 3025413U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
annular
annular band
protrusion
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995012779U
Other languages
English (en)
Inventor
悦也 多田
Original Assignee
河野樹脂工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河野樹脂工業株式会社 filed Critical 河野樹脂工業株式会社
Priority to JP1995012779U priority Critical patent/JP3025413U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3025413U publication Critical patent/JP3025413U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 点滴用薬液容器を点滴台に吊り下げるに際
し、その薬液容器を簡単な操作で、かつ、強固に縛り付
け、掛け吊るすことのできる吊り下げ用バンドを開発す
る。 【解決手段】 締付けバンド1の末端を数cm余して形
成した一次環状帯3において、その基端部3aは所要長
さの薄肉とし、かつ、U字状に屈曲反転して結合されお
り、その環状帯の外径面所要箇所に突起3bを突設す
る。その突起3bと該環状帯3の中心を挟む位置に該環
状帯に対して直角方向に掛止用バンド4を分岐状に延設
し、その先端に前記の突起3bが挿通する係合穴2aを
設け、これを一体にプラスチック成形したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は病院などで医療に際し、点滴台にプラスチックボトル、ガラスビン等 からなる薬液容器をつり下げて使用するためバンドであり、また、塗料、接着剤 等が収納されるブリキ缶、プラスチック缶等をつり下げるのに使用することもで きる容器のつり下げ用バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より薬液容器のつり下げについては種々のものがあるがそれぞれ一長一端 があった。例えは図4に示すように、薬液容器の外周より若干小径のリング状バ ンド11の表面2カ所に係合突起11a、11aを形成し、その突起が嵌合突入 する挿通穴12aを両端に設けた提げ手12を別体として作製したもので、その 使用方法は該バンド11に引っ張りの力を加えて内径を拡大せしめ、ここに薬液 容器を挿通し、次いで、別体の提げ手12の挿通穴12aに係合突起11aを挿 通して一体化するものである。
【0003】 また、実願昭45−22844号に開示されているものを図5に示したが、こ れは適当の幅を有するリング14の内方向に袖15、15を出しこれらの袖から S字状の支骨16を一体に出した構造のものである。その使用は、瓶Bに該リン グ部を嵌合しS字状の支骨16を引き伸ばして立て起こし、瓶に収縮フイルム1 7を被覆し、上記S字状支骨16を吊懸用柱からでた鉤状金具18に吊懸するも のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のつり下げ用バンドにおいては、バンドの内径を無理やりに拡大させて薬 液容器に嵌合させることが必要であり、その操作中に薬液容器を取り落とし破損 することがしばしばであった。また、あらかじめ容器に収縮フイルム等で懸け吊 り用バンドを固定しておく構造のもの(実願昭45−22844号)は強固な保 持が可能であるが、該バンドの収縮フイルムによる取り付け加工にコストが掛か り実用性に乏しかった。本考案は、対象とする薬剤容器あるいは塗料用缶への着 用が簡単であり、かつ、使用中に容器が容易に脱落することのない、保持の確実 なつり下げ用バンドを安価に提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、バンドの基端を所要長さについて薄肉状とし、かつ、その薄肉状部 をU字状に屈曲せしめて該バンドの末端近くに結合することによって一次環状部 を形成し、該バンドの末端には挿通穴を開設し、その挿通穴に突入する突起を前 記環状部の外周面に突設し、その突起と該環状帯のほぼ中心を通る対称位置から 分岐するつり下げ用バンドを延設し、その先端に嵌合穴を開設した構造としたも のである。この挿通穴と突起が係合すると一次環状帯より小径の二次環状帯が形 成され容器外径を強く締結するに必要な内径となる。また、バンドの末端部に複 数の挿通穴を設けて環状帯に突設した突起との係合に際し、そのいずれかを選択 して二次環状帯の内径を調節可能とすることも可能である。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態の詳細を図面にしたがって説明する。図1は医療用薬液の容 器Bを本考案吊り下げ用バンド1で吊り下げた状態を示すものである。そのバン ド1は図2に示すように、バンドの末端2を数cm余して一部変形した一次環状 帯3が形成されている。すなわち、その一次環状帯3は、その基端部3aが所要 長さにわたって薄肉とされ、かつ、その部分がU字状3uに屈曲された状態でバ ンド1と一体的に接合されている。したがってU字状部で変形した環状となって いるが、このU字状部の屈伸に伴って該環状帯3の内径が可変になっている。ま た、該バンド1の末端2には一次環状部帯の外径面に突設した突起3bが挿通係 合する挿通穴2aが開設されている。さらに、この突起3bとバンド1末端の挿 通穴2aを係合して形成される小径の二次環状帯5において、該突起3bと該二 次環状帯5の中心点を通る対称の位置に掛止用バンド4が分岐状に延設されてお り、その先端には前記の突起3bに嵌合する嵌合穴4aが開設されている。
【0007】 以上の構成になる本考案の容器吊り下げようバンドは軟質または半硬質のプラ スチックで一体的に成形されている。
【0008】 次に、本案容器の吊り下げ用バンドの使用方法を説明する。図3に示すように まず、掛止用バンド4の嵌合穴4aを環状帯3に突設した突起3bに挿通して懸 け吊り部4bを形成し、次いで一次環状帯3の薄肉屈曲部3cを伸ばした状態で 容器Bの胴部に係合する。そしてバンド末端部2を該容器の胴部に密着するよう に押し付け、したがって同時にその末端部2の内面側で屈曲部3cを押圧して胴 部に密着させ、その挿通穴2aを突起3bに係合させる。これによって二次環状 帯5は容器を強固に締結する。なお、このように挿通穴2aと突起3bを係合さ せた状態で形成される二次環状帯5の内径が容器の外径と同一ないし若干小径に なるようにあらかじめ製造されている。なお、末端部2に複数個の挿通穴2aを 開設して、その穴と突起との係合を適宜選定することによって二次環状帯5の直 径を可変とすることが可能である。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係る容器吊り下げ用バンドは、容器への装着時において一次環状部3 の一部であるU字状部が屈伸するために該環状帯内径が大きくなり容器に嵌挿す ることが容易であり、次いでバンド末端の挿通穴2aを突起3bに係合するとい う簡単な操作によって容器を強固に締め付けることができ、容器が抜け落ちるこ とがなくなる。従来のバンドにおいては、容器へ装着する時にはバンドに外力を 加えてその直径を広げることが必要であり、その操作中に容器を取り落とすとい う事故がしばしばあったが、本考案のバンドにおいてはそのような無理な力を加 えることなく容器へ挿着することができるので、容器を取り落とすことがなくな り作業性も向上した。
【0010】 掛止用バンド4の嵌合穴4aは環状帯3に突設した突起3bに挿通され、その 上からバンド1の末端2が挿通穴2aを介して係止されているために該突起3b から容易に離脱することなく安全性は確保されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る容器の吊り下げ用バンドの薬液
容器に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】 吊り下げ用バンドの斜視図である。
【図3】 塗料用缶に装着する状態を示す斜視図であ
る。
【図4】 従来の吊り下げ用バンドの一例を示す斜視図
である。
【図5】 従来の吊り下げ用バンドの他の例を示す正面
図とその平面図である。
【符号の説明】
1 吊り下げ用バンド 2 バンドの末端 3 環状帯 4 掛止用バンド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドの末端を数cm余らせて形成した
    一次環状帯3aは、その基端部を所要長さについて薄
    肉、かつ、U字状に屈曲して結合した一部変形の環状で
    り、その環状外周面に突起を形成し、その突起とは該環
    状帯の中心を挟んでほぼ対称位置の外周面から掛止用バ
    ンドを分岐延設してその先端に前記突起が挿通する嵌合
    穴を開設し、前記バンドの末端には突起に係合する挿通
    穴を開設した構造であって、これらバンドを軟質又は半
    硬質のプラスチックで一体的に形成したことに特徴を有
    する容器の吊り下げ用バンド。
  2. 【請求項2】 バンドの末端部に複数の挿通穴を設けて
    環状帯に突設した突起との係合を該挿通穴の選択により
    二次環状帯の内径を調節自在としたことに特徴を有する
    請求項1記載の容器の吊り下げ用バンド。
JP1995012779U 1995-12-04 1995-12-04 容器の吊り下げ用バンド Expired - Lifetime JP3025413U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995012779U JP3025413U (ja) 1995-12-04 1995-12-04 容器の吊り下げ用バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995012779U JP3025413U (ja) 1995-12-04 1995-12-04 容器の吊り下げ用バンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3025413U true JP3025413U (ja) 1996-06-21

Family

ID=43160616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995012779U Expired - Lifetime JP3025413U (ja) 1995-12-04 1995-12-04 容器の吊り下げ用バンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3025413U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088182A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Nagao Seikansho:Kk 缶体用蔓形把手具及び蔓形把手付き缶体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088182A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Nagao Seikansho:Kk 缶体用蔓形把手具及び蔓形把手付き缶体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9607259B2 (en) Tag housing asembly for attachment to a bottle neck
US6013088A (en) Surgical clamp with removable tips
US8333300B2 (en) Applying a fluid
JP4623548B2 (ja) 胃瘻形成管用伸展具
US6223411B1 (en) Resilient retainer for elongated items and method of holding
WO1992002427A1 (en) Method and apparatus for steadily holding a container
US20060288538A1 (en) Removable hat accessory
US10034971B2 (en) Tube securing device
US7004629B2 (en) Method and apparatus for hanging a resealable bag
JP3025413U (ja) 容器の吊り下げ用バンド
EP1600397B1 (en) Binding band
JPH0523792B2 (ja)
US11980308B2 (en) Hanger and hanger arrangement
JPH077446U (ja) 係止クリップ
EP0963914A1 (en) Extendable device for hanging objects of various shapes
US20230364390A1 (en) Tube securement device and methods
JPH08219123A (ja) 固定治具
JP3062285U (ja) ボトル容器用吊り下げ具
JP3091124B2 (ja) バンド式回動具
JPH0748516Y2 (ja) 筒状容器の把手
JPH0440457Y2 (ja)
JPH02291848A (ja) 開創器
JPS6231069Y2 (ja)
AU785371B2 (en) Blood vessel support
JPS6120083B2 (ja)