JP3025221B2 - 硬質ポリウレタンフォームの現場吹付け工法および硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱構造体 - Google Patents
硬質ポリウレタンフォームの現場吹付け工法および硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱構造体Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、硬質ポリウレタ
ンフォームの現場吹付け工法および硬質ポリウレタンフ
ォームを用いた断熱構造体に関するもので、建物やプラ
ントの壁、柱、梁、その他の構造体に断熱性能を与える
ために用いられる。
ンフォームの現場吹付け工法および硬質ポリウレタンフ
ォームを用いた断熱構造体に関するもので、建物やプラ
ントの壁、柱、梁、その他の構造体に断熱性能を与える
ために用いられる。
【0002】
【従来の技術】断熱壁等の断熱構造体を形成する場合の
一手段として、硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱
構造体が広く知られている。
一手段として、硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱
構造体が広く知られている。
【0003】硬質ポリウレタンフォームは、ポリオール
組成物とイソシアネート組成物を発泡剤、触媒、製泡剤
等を用いて発泡成形させたものであり、スプレー法等に
より現場吹付けによる施工を容易に行うことができる。
組成物とイソシアネート組成物を発泡剤、触媒、製泡剤
等を用いて発泡成形させたものであり、スプレー法等に
より現場吹付けによる施工を容易に行うことができる。
【0004】このような硬質ポリウレタンフォームの発
泡成形には、従来、発泡剤としてフロンを使用するのが
一般的だった。
泡成形には、従来、発泡剤としてフロンを使用するのが
一般的だった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、フロンによるオ
ゾン層の破壊等、地球環境に対する影響が深刻に受け止
められており、徐々にその使用が規制されている。
ゾン層の破壊等、地球環境に対する影響が深刻に受け止
められており、徐々にその使用が規制されている。
【0006】フロンを用いた硬質ポリウレタンフォーム
用の発泡剤については、CFC−11(トリクロロモノ
フルオロメタン)、CFC−12(トリクロロジフルオ
ロメタン)等の特定フロンの使用が制限され、現在比較
的多く使用されているHCFC−141b(2,2−ジ
クロロ−2−モノフルオロメタン)やHCFC−123
(1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロメタ
ン)等の代替フロンについても今後廃止の方向となって
いる。また、オゾン層への影響がない第3世代フロン
(HFC)も研究されているが、硬質ポリウレタンフォ
ーム用として実用化されるまでには至っていない。
用の発泡剤については、CFC−11(トリクロロモノ
フルオロメタン)、CFC−12(トリクロロジフルオ
ロメタン)等の特定フロンの使用が制限され、現在比較
的多く使用されているHCFC−141b(2,2−ジ
クロロ−2−モノフルオロメタン)やHCFC−123
(1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロメタ
ン)等の代替フロンについても今後廃止の方向となって
いる。また、オゾン層への影響がない第3世代フロン
(HFC)も研究されているが、硬質ポリウレタンフォ
ーム用として実用化されるまでには至っていない。
【0007】このようなことから、化合物の組成を替
え、発泡剤として特定フロンの代わりに代替フロンを用
いるもの、さらに代替フロンの使用量を抑えたもの、フ
ロンの代わりに水を用いるもの(水とイソシアネート基
が反応して放出する炭酸ガスを発泡剤として利用す
る)、水およびペンタンその他のノンフロン化合物を用
いるもの等が種々研究開発されている例えば、特開平6
−107761号公報には、特定フロン系の発泡剤を使
用せず、特定のポリオールを使用し、HCFC−123
やHCFC−141bといった代替フロンの一部を水に
置き換えた発泡剤を使用することで、代替フロンの使用
量を減少させつつ、施工性、低温寸法安定性を改良した
ものが記載されている。
え、発泡剤として特定フロンの代わりに代替フロンを用
いるもの、さらに代替フロンの使用量を抑えたもの、フ
ロンの代わりに水を用いるもの(水とイソシアネート基
が反応して放出する炭酸ガスを発泡剤として利用す
る)、水およびペンタンその他のノンフロン化合物を用
いるもの等が種々研究開発されている例えば、特開平6
−107761号公報には、特定フロン系の発泡剤を使
用せず、特定のポリオールを使用し、HCFC−123
やHCFC−141bといった代替フロンの一部を水に
置き換えた発泡剤を使用することで、代替フロンの使用
量を減少させつつ、施工性、低温寸法安定性を改良した
ものが記載されている。
【0008】また、特開平6−184340号公報に
は、イソシアネート基を2個以上持った有機イソシアネ
ート化合物と、イソシアネート基と反応する活性水素を
2個以上持つポリオール化合物に対し、水のみを発泡剤
として用い、触媒、整泡剤等の存在下で反応させること
で、高温における寸法安定性や脆さを改善したものが記
載されている。
は、イソシアネート基を2個以上持った有機イソシアネ
ート化合物と、イソシアネート基と反応する活性水素を
2個以上持つポリオール化合物に対し、水のみを発泡剤
として用い、触媒、整泡剤等の存在下で反応させること
で、高温における寸法安定性や脆さを改善したものが記
載されている。
【0009】この他、特開平4−239516号公報や
特開平4−351620号公報にはには、ポリオール組
成物として各種混合ポリオールを用い、発泡剤として水
のみを用いたもの、特開平6−41268号公報には混
合ポリオールを用い、発泡剤として水とペンタンを用い
たものが記載されている。
特開平4−351620号公報にはには、ポリオール組
成物として各種混合ポリオールを用い、発泡剤として水
のみを用いたもの、特開平6−41268号公報には混
合ポリオールを用い、発泡剤として水とペンタンを用い
たものが記載されている。
【0010】しかし、これらもそれぞれ欠点があり、従
来の特定フロンや代替フロンを用いたものに勝るものが
見出されていないのが現状である。
来の特定フロンや代替フロンを用いたものに勝るものが
見出されていないのが現状である。
【0011】例えば、ノンフロン硬質ポリウレタンフォ
ームうち、独立気泡を形成するものは、一般的に従来の
フロンを用いたものに比べ堅く、割れが生じやすく、断
熱性の面でも劣っている。また、アミン系の成分を有す
るものについては、その毒性も問題となる。
ームうち、独立気泡を形成するものは、一般的に従来の
フロンを用いたものに比べ堅く、割れが生じやすく、断
熱性の面でも劣っている。また、アミン系の成分を有す
るものについては、その毒性も問題となる。
【0012】また、水を発泡剤として用いたノンフロン
硬質ポリウレタンフォームの場合、摂氏5度以下(場合
によって10度以下)では発泡が難しく、冬季、特に寒
冷地での施工には適さないという問題がある。すなわ
ち、例えば構造物の壁体を構成するコンクリートの表面
に、外気温が低い状態で吹付けを行うと、吹付け材料は
熱してあるものの、コンクリート表面が冷えているた
め、吹付けと同時に急激に冷やされて発泡できず、断熱
性を有する硬質ポリウレタンフォームとして成形できな
い場合やコンクリート表面に十分付着しない場合があ
る。
硬質ポリウレタンフォームの場合、摂氏5度以下(場合
によって10度以下)では発泡が難しく、冬季、特に寒
冷地での施工には適さないという問題がある。すなわ
ち、例えば構造物の壁体を構成するコンクリートの表面
に、外気温が低い状態で吹付けを行うと、吹付け材料は
熱してあるものの、コンクリート表面が冷えているた
め、吹付けと同時に急激に冷やされて発泡できず、断熱
性を有する硬質ポリウレタンフォームとして成形できな
い場合やコンクリート表面に十分付着しない場合があ
る。
【0013】本願発明は、上述のような従来技術におけ
る課題の解決を図ったものであり、フロン系の発泡剤を
全く用いず、あるいは用いる場合においても少量の代替
フロンの使用により、特に低温下での施工においても発
泡成形並びに吹付けに支障がなく、施工性および断熱性
能に優れたノンフロン硬質ポリウレタンフォームの現場
吹付け工法およびノンフロン硬質ポリウレタンフォーム
を用いた断熱構造体を提供することを目的としている。
る課題の解決を図ったものであり、フロン系の発泡剤を
全く用いず、あるいは用いる場合においても少量の代替
フロンの使用により、特に低温下での施工においても発
泡成形並びに吹付けに支障がなく、施工性および断熱性
能に優れたノンフロン硬質ポリウレタンフォームの現場
吹付け工法およびノンフロン硬質ポリウレタンフォーム
を用いた断熱構造体を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、イソシアネート組成物とポリオール組成物を、水
またはノンフロン化合物からなる発泡剤、触媒、その他
の助剤の存在下で構造体表面に吹き付けて発泡させるこ
とにより、構造体表面に硬質ポリウレタンフォームの断
熱層を形成させるノンフロン硬質ポリウレタンフォーム
の現場吹付け工法において、硬質ポリウレタンフォーム
の吹付け発泡成形に先立ち、コンクリート等からなる構
造体表面に前記ノンフロン硬質ポリウレタンフォームと
異なる材料の吹付けにより所要の断熱性能を有する補助
断熱層を形成しておき、この補助断熱層上にノンフロン
硬質ポリウレタンフォームの吹付け発泡成形を行うこと
を特徴とするものである。
明は、イソシアネート組成物とポリオール組成物を、水
またはノンフロン化合物からなる発泡剤、触媒、その他
の助剤の存在下で構造体表面に吹き付けて発泡させるこ
とにより、構造体表面に硬質ポリウレタンフォームの断
熱層を形成させるノンフロン硬質ポリウレタンフォーム
の現場吹付け工法において、硬質ポリウレタンフォーム
の吹付け発泡成形に先立ち、コンクリート等からなる構
造体表面に前記ノンフロン硬質ポリウレタンフォームと
異なる材料の吹付けにより所要の断熱性能を有する補助
断熱層を形成しておき、この補助断熱層上にノンフロン
硬質ポリウレタンフォームの吹付け発泡成形を行うこと
を特徴とするものである。
【0015】前項で説明したように発泡剤として水やノ
ンフロン化合物を用いるものが種々研究開発されている
が、一般に、低温下では、良好な発泡が難しい。
ンフロン化合物を用いるものが種々研究開発されている
が、一般に、低温下では、良好な発泡が難しい。
【0016】そのため、本願発明では、まず低温下でも
施工可能な断熱材を補助断熱層として構造体表面に形成
し、主断熱層を形成する吹付け材料が低温の構造体表面
に直接触れないように、ある程度断熱された状態で吹付
けを行うことで、吹付け材料の持つ熱が大幅に失われる
ことなく、良好な発泡が可能となるようにしたものであ
る。したがって、本願発明で言う所要の断熱性能とは、
ノンフロン硬質ポリウレタンフォームが良好に発泡する
程度に構造体表面温度を維持する性能を言う。
施工可能な断熱材を補助断熱層として構造体表面に形成
し、主断熱層を形成する吹付け材料が低温の構造体表面
に直接触れないように、ある程度断熱された状態で吹付
けを行うことで、吹付け材料の持つ熱が大幅に失われる
ことなく、良好な発泡が可能となるようにしたものであ
る。したがって、本願発明で言う所要の断熱性能とは、
ノンフロン硬質ポリウレタンフォームが良好に発泡する
程度に構造体表面温度を維持する性能を言う。
【0017】なお、本願発明は、主として外気温が摂氏
5度以下の場合、場合によって摂氏10度程度まででの
施工を対象としており、外気温がそれ以上の場合は、本
願発明によらず全層ノンフロン硬質ポリウレタンフォー
ムによる施工が可能である。また、構造体の規模や構造
体を構成する材料の性質によっては、本願発明の適用条
件がより低温下での施工となる場合もある。
5度以下の場合、場合によって摂氏10度程度まででの
施工を対象としており、外気温がそれ以上の場合は、本
願発明によらず全層ノンフロン硬質ポリウレタンフォー
ムによる施工が可能である。また、構造体の規模や構造
体を構成する材料の性質によっては、本願発明の適用条
件がより低温下での施工となる場合もある。
【0018】請求項2は、補助断熱層が、イソシアネー
ト組成物とポリオール組成物を、代替フロンを含む発泡
剤、触媒、その他の助剤の存在下で構造体表面に吹き付
けて発泡成形させた硬質ポリウレタンフォームである場
合を限定したものである。
ト組成物とポリオール組成物を、代替フロンを含む発泡
剤、触媒、その他の助剤の存在下で構造体表面に吹き付
けて発泡成形させた硬質ポリウレタンフォームである場
合を限定したものである。
【0019】代替フロンを用いた現場吹付け発泡成形に
よる硬質ポリウレタンフォームの場合、ノンフロン硬質
ポリウレタンフォームに比べ、低温下(例えば摂氏零下
5度程度)でも比較的良好な硬質ポリウレタンフォーム
による断熱層の形成が可能である。
よる硬質ポリウレタンフォームの場合、ノンフロン硬質
ポリウレタンフォームに比べ、低温下(例えば摂氏零下
5度程度)でも比較的良好な硬質ポリウレタンフォーム
による断熱層の形成が可能である。
【0020】代替フロンを用いた硬質ポリウレタンフォ
ームには、前項で説明したように環境への影響の問題等
が残るが、低温下の施工条件により、やむを得ず全層代
替フロンを発泡剤とする硬質ポリウレタンフォームとす
る場合に比べ、その使用量を数分の1から十分の1程度
に抑えることができる。また、同じ吹付け作業による施
工であるため、作業を連続的に行うことができ、無駄が
少ない。
ームには、前項で説明したように環境への影響の問題等
が残るが、低温下の施工条件により、やむを得ず全層代
替フロンを発泡剤とする硬質ポリウレタンフォームとす
る場合に比べ、その使用量を数分の1から十分の1程度
に抑えることができる。また、同じ吹付け作業による施
工であるため、作業を連続的に行うことができ、無駄が
少ない。
【0021】この他、請求項1の発明について見れば、
補助断熱層を、代替フロンを発泡剤とする硬質ポリウレ
タンフォーム以外の吹付け材料で形成することもでき、
主断熱層に用いるノンフロン硬質ポリウレタンフォーム
に比べ、低温下で施工可能であり、かつ吹付けによるノ
ンフロン硬質ポリウレタンフォームの施工を可能とする
断熱性を有するものであれば、吹付け材料、吹付け施工
方法等、特に限定されない。
補助断熱層を、代替フロンを発泡剤とする硬質ポリウレ
タンフォーム以外の吹付け材料で形成することもでき、
主断熱層に用いるノンフロン硬質ポリウレタンフォーム
に比べ、低温下で施工可能であり、かつ吹付けによるノ
ンフロン硬質ポリウレタンフォームの施工を可能とする
断熱性を有するものであれば、吹付け材料、吹付け施工
方法等、特に限定されない。
【0022】本願の請求項3に係る硬質ポリウレタンフ
ォームを用いた断熱構造体は、コンクリート等からなる
構造体表面に設けた吹付けによる所要の断熱性能を有す
る補助断熱層と、この補助断熱層上に、イソシアネート
組成物とポリオール組成物を、水またはノンフロン化合
物からなる発泡剤、触媒、その他の助剤の存在下で発泡
成形させてなるノンフロン硬質ポリウレタンフォームの
主断熱層とからなることを特徴とするものである。
ォームを用いた断熱構造体は、コンクリート等からなる
構造体表面に設けた吹付けによる所要の断熱性能を有す
る補助断熱層と、この補助断熱層上に、イソシアネート
組成物とポリオール組成物を、水またはノンフロン化合
物からなる発泡剤、触媒、その他の助剤の存在下で発泡
成形させてなるノンフロン硬質ポリウレタンフォームの
主断熱層とからなることを特徴とするものである。
【0023】補助断熱層を構成する吹付け断熱材の材質
や施工方法は特に限定されないが、請求項2に記載した
ようなイソシアネート組成物とポリオール組成物を、代
替フロンを含む発泡剤、触媒、その他の助剤の存在下で
構造体表面に吹き付けて発泡成形させた硬質ポリウレタ
ンフォームは好ましい。請求項4は請求項2と同様の限
定を行ったものである。
や施工方法は特に限定されないが、請求項2に記載した
ようなイソシアネート組成物とポリオール組成物を、代
替フロンを含む発泡剤、触媒、その他の助剤の存在下で
構造体表面に吹き付けて発泡成形させた硬質ポリウレタ
ンフォームは好ましい。請求項4は請求項2と同様の限
定を行ったものである。
【0024】主断熱層と補助断熱層との割合は特に限定
されない。補助断熱層の厚さはノンフロン硬質ポリウレ
タンフォームによる主断熱層が良好に形成できる厚さで
あれば、薄いほどよい。補助断熱層の厚さは少なくとも
1mm以上あればよい。主断熱層の厚さも特に限定されな
いが、20〜100mmが好ましい。
されない。補助断熱層の厚さはノンフロン硬質ポリウレ
タンフォームによる主断熱層が良好に形成できる厚さで
あれば、薄いほどよい。補助断熱層の厚さは少なくとも
1mm以上あればよい。主断熱層の厚さも特に限定されな
いが、20〜100mmが好ましい。
【0025】なお、本願発明で言う構造体とは、主とし
てコンクリート構造体を言う。
てコンクリート構造体を言う。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明を建物の断熱壁
に適用した場合の一実施形態を示したものである。
に適用した場合の一実施形態を示したものである。
【0027】図中、1はコンクリート壁本体、2が補助
断熱層、3が主断熱層で、その上にモルタルなど防着火
性を与えるためのシール層4を形成することで、断熱壁
を構成している。
断熱層、3が主断熱層で、その上にモルタルなど防着火
性を与えるためのシール層4を形成することで、断熱壁
を構成している。
【0028】補助断熱層2については、比較的低温下で
も、直接コンクリート壁本体1の表面に吹付けて発泡成
形させることができるもの、例えば発泡剤として代替フ
ロンを含む硬質ポリウレタンフォームを用いることがで
きる。
も、直接コンクリート壁本体1の表面に吹付けて発泡成
形させることができるもの、例えば発泡剤として代替フ
ロンを含む硬質ポリウレタンフォームを用いることがで
きる。
【0029】主断熱層3については、フロンを使用せ
ず、イソシアネート組成物とポリオール組成物を、水ま
たはノンフロン化合物からなる発泡剤、触媒、その他の
助剤の存在下で、補助断熱層2の表面に吹き付けて発泡
させることにより、ノンフロン硬質ポリウレタンフォー
ムの主断熱層3を形成する。
ず、イソシアネート組成物とポリオール組成物を、水ま
たはノンフロン化合物からなる発泡剤、触媒、その他の
助剤の存在下で、補助断熱層2の表面に吹き付けて発泡
させることにより、ノンフロン硬質ポリウレタンフォー
ムの主断熱層3を形成する。
【0030】また、防着火性を持たせるため、主断熱層
3の上には、通常、シール層4としてモルタル等の不燃
性の被覆材が吹き付けられる。
3の上には、通常、シール層4としてモルタル等の不燃
性の被覆材が吹き付けられる。
【0031】補助断熱層2は、主断熱層3の吹付けにお
いて、吹付け材料がコンクリート壁本体1に直接触れる
ことで急激に冷やされるのを防止できればよく、一例を
挙げれば、代替フロンを用いた補助断熱層2の厚さt1
が約3〜10mm、フロンを全く使用しない主断熱層3の
厚さt2 が約20〜100mmとなる。
いて、吹付け材料がコンクリート壁本体1に直接触れる
ことで急激に冷やされるのを防止できればよく、一例を
挙げれば、代替フロンを用いた補助断熱層2の厚さt1
が約3〜10mm、フロンを全く使用しない主断熱層3の
厚さt2 が約20〜100mmとなる。
【0032】次に、図2を参照し、本願発明の現場吹付
け工法による具体的な施工例について説明する。
け工法による具体的な施工例について説明する。
【0033】冬期、冷えたビルディングの倉庫内壁にで
きるだけ環境汚染、特にオゾン層破壊を招かぬよう、少
ない量の代替フロンを使用して、ポリウレタンフォーム
で断熱工事を行う。
きるだけ環境汚染、特にオゾン層破壊を招かぬよう、少
ない量の代替フロンを使用して、ポリウレタンフォーム
で断熱工事を行う。
【0034】気温摂氏零下1度、コンクリート壁温度摂
氏0度で、壁面は乾燥しており、ごみの付着はない。
氏0度で、壁面は乾燥しており、ごみの付着はない。
【0035】用意するポリウレタン発泡原液としては、
補助断熱層については、発泡剤に代替フロン141bを
用いたものを使用する。例えば、イソシアネート成分と
しては、粘度180 mPa・sec 、比重1.23の標準的
なポリメリックMDIを使用し、ポリオール成分として
は、糖および脂肪族ジアミンを原料とし、ポリプロピレ
ンオキサイドおよびポリエチレンオキサイドを付加して
できるポリエーテルポリオールに、整泡剤、添加剤、触
媒および代替フロン141bを加えてできる粘度140
mPa・sec のポリオールを使う。両成分の容量比は、
1:1になるように設計されている。この原液は摂氏零
下5度まで発泡可能で、またその温度において、コンク
リート壁との接着性に問題がないものである。
補助断熱層については、発泡剤に代替フロン141bを
用いたものを使用する。例えば、イソシアネート成分と
しては、粘度180 mPa・sec 、比重1.23の標準的
なポリメリックMDIを使用し、ポリオール成分として
は、糖および脂肪族ジアミンを原料とし、ポリプロピレ
ンオキサイドおよびポリエチレンオキサイドを付加して
できるポリエーテルポリオールに、整泡剤、添加剤、触
媒および代替フロン141bを加えてできる粘度140
mPa・sec のポリオールを使う。両成分の容量比は、
1:1になるように設計されている。この原液は摂氏零
下5度まで発泡可能で、またその温度において、コンク
リート壁との接着性に問題がないものである。
【0036】主断熱層については、発泡剤として、一切
のフロン化合物を使用せず、水のみを使用したノンフロ
ン原液を使用する。一例を挙げれば、イソシアネート成
分としては、粘度が118 mPa・sec の低粘度のポリメ
リックMDIを使用し、ポリオール成分としては、糖ベ
ースのポリオールに、脂肪族ジアミンベースおよび芳香
族ジアミンベースのポリオールを加えて使用し、それに
発泡剤として水を加え、整泡剤、添加剤、触媒等を加え
てできる粘度480 mPa・sec としたものを使用する。
これも、イソシアネート成分とポリオール成分の比が、
容量比で1:1で使用される。
のフロン化合物を使用せず、水のみを使用したノンフロ
ン原液を使用する。一例を挙げれば、イソシアネート成
分としては、粘度が118 mPa・sec の低粘度のポリメ
リックMDIを使用し、ポリオール成分としては、糖ベ
ースのポリオールに、脂肪族ジアミンベースおよび芳香
族ジアミンベースのポリオールを加えて使用し、それに
発泡剤として水を加え、整泡剤、添加剤、触媒等を加え
てできる粘度480 mPa・sec としたものを使用する。
これも、イソシアネート成分とポリオール成分の比が、
容量比で1:1で使用される。
【0037】発泡機としては、例えばのガスマーのH−
2000タイプ(商品名)など、スプレー発泡用に設計
された市販のものを使用することができる。
2000タイプ(商品名)など、スプレー発泡用に設計
された市販のものを使用することができる。
【0038】図2は、補助断熱層の吹付けと主断熱層の
吹付けを1つの発泡機10で切り替えて行う場合の配管
等を示したものである。もちろん、それぞれの吹付けを
別個の発泡機で行うこともできる。
吹付けを1つの発泡機10で切り替えて行う場合の配管
等を示したものである。もちろん、それぞれの吹付けを
別個の発泡機で行うこともできる。
【0039】この例では、補助断熱層原液イソシアネー
ト側ドラム11nとポリオール側ドラム11pのそれぞ
れにドラムポンプ13n,13pを装着する。主断熱層
原液イソシアネート側ドラム12nとポリオール側ドラ
ム12pのそれぞれにも、同様にドラムポンプ14n,
14pを装着する。
ト側ドラム11nとポリオール側ドラム11pのそれぞ
れにドラムポンプ13n,13pを装着する。主断熱層
原液イソシアネート側ドラム12nとポリオール側ドラ
ム12pのそれぞれにも、同様にドラムポンプ14n,
14pを装着する。
【0040】それぞれのイソシアネート側ドラムポンプ
13n,14nのデリバリー配管15には電磁ストップ
弁N1 ,N2 が配置されている。また、それぞれのポリ
オール側ドラムポンプ13p,14pにも電磁ストップ
弁P1 ,P2 が配置されている。ここで使用される電磁
弁は、安全を考慮し、通電時「開」のものである。
13n,14nのデリバリー配管15には電磁ストップ
弁N1 ,N2 が配置されている。また、それぞれのポリ
オール側ドラムポンプ13p,14pにも電磁ストップ
弁P1 ,P2 が配置されている。ここで使用される電磁
弁は、安全を考慮し、通電時「開」のものである。
【0041】補助断熱層を形成するときには、切替スイ
ッチにより、図2のN1 ,P1 で示される電磁ストップ
弁が開くように配線され(その時、N2 ,P2 は
「閉」)、主断熱層を形成するときには、切替スイッチ
により、N2 ,P2 で示される電磁ストップ弁が開くよ
うに配線される(その時、N1 ,P1 は「閉」)。
ッチにより、図2のN1 ,P1 で示される電磁ストップ
弁が開くように配線され(その時、N2 ,P2 は
「閉」)、主断熱層を形成するときには、切替スイッチ
により、N2 ,P2 で示される電磁ストップ弁が開くよ
うに配線される(その時、N1 ,P1 は「閉」)。
【0042】まず、コンクリート壁面に補助断熱層原液
により、約5mmの断熱層を形成せしめた後、スイッチを
切り替え、主断熱層原液にて例えば20mmの厚さにノン
フロンウレタンフォームの断熱層を形成せしめる。
により、約5mmの断熱層を形成せしめた後、スイッチを
切り替え、主断熱層原液にて例えば20mmの厚さにノン
フロンウレタンフォームの断熱層を形成せしめる。
【0043】切替え時にマテリアルサプライホース16
の中に5mm厚で、2〜3分スプレーできる材料がホール
ドアップとして存在するので、補助断熱層スプレー終了
約2分前には上記の材料切替えを実施してもかまわな
い。
の中に5mm厚で、2〜3分スプレーできる材料がホール
ドアップとして存在するので、補助断熱層スプレー終了
約2分前には上記の材料切替えを実施してもかまわな
い。
【0044】一般に代替フロン原液の適切なスプレー温
度よりノンフロン原液の適切なスプレー温度の方が高い
ので、材料がいつ切り替わるかは、スプレー作業者が容
易に分かる。
度よりノンフロン原液の適切なスプレー温度の方が高い
ので、材料がいつ切り替わるかは、スプレー作業者が容
易に分かる。
【0045】材料が切り替わったら、マテリアルサプラ
イホースヒーターの温度、スプレーガン17のガン先の
温度が主断熱層原液に適した温度になるまで、数分間待
たなければならないが、ロス時間が極めて少なく、手間
もかからぬ容易な電磁弁のスイッチ操作で、低温時でも
ノンフロン原液を使用した発泡が可能になり、代替フロ
ンだけを使用する場合に比べ、代替フロンの使用量を5
分の1に減らすことができる。
イホースヒーターの温度、スプレーガン17のガン先の
温度が主断熱層原液に適した温度になるまで、数分間待
たなければならないが、ロス時間が極めて少なく、手間
もかからぬ容易な電磁弁のスイッチ操作で、低温時でも
ノンフロン原液を使用した発泡が可能になり、代替フロ
ンだけを使用する場合に比べ、代替フロンの使用量を5
分の1に減らすことができる。
【0046】
【発明の効果】本願発明によれば、まず低温下でも施工
可能な吹付け断熱材を補助断熱層として構造体表面に形
成し、主断熱層を形成する吹付け材料が低温の構造体表
面に直接触れないように、ある程度断熱された状態で吹
付けを行うことで、吹付け材料の持つ熱が大幅に失われ
ることなく、良好な断熱性能を有する硬質ポリウレタン
フォームの断熱層を形成することができる。
可能な吹付け断熱材を補助断熱層として構造体表面に形
成し、主断熱層を形成する吹付け材料が低温の構造体表
面に直接触れないように、ある程度断熱された状態で吹
付けを行うことで、吹付け材料の持つ熱が大幅に失われ
ることなく、良好な断熱性能を有する硬質ポリウレタン
フォームの断熱層を形成することができる。
【0047】また、主断熱層については、フロン系の発
泡剤を全く用いておらず、補助断熱層についても、フロ
ン系の発泡剤を全いないか、あるいは用いる場合におい
ても少量の代替フロン等の使用により施工できるため、
地球環境に与える影響あるいはアミン系の組成物の多量
使用による作業者への影響を最小限に抑えることができ
る。
泡剤を全く用いておらず、補助断熱層についても、フロ
ン系の発泡剤を全いないか、あるいは用いる場合におい
ても少量の代替フロン等の使用により施工できるため、
地球環境に与える影響あるいはアミン系の組成物の多量
使用による作業者への影響を最小限に抑えることができ
る。
【図1】本願発明を建物の断熱壁に適用した場合の一実
施形態を示す概略的な断面図である。
施形態を示す概略的な断面図である。
【図2】本願発明の現場吹付け工法に使用する発泡機等
の構成の一例を示す配管図である。
の構成の一例を示す配管図である。
1…コンクリート壁本体、2…補助断熱層、3…主断熱
層、4…シール層、10…発泡機、11n…補助断熱層
原液イソシアネート側ドラム、11p…補助断熱層原液
ポリオール側ドラム、12n…主断熱層原液イソシアネ
ート側ドラム、12p…主断熱層原液ポリオール側ドラ
ム、13n,13p,14n,14p…ドラムポンプ、
15…デリバリー配管、16…マテリアルサプライホー
ス、17…スプレーガン、N1 ,N2 ,P1 ,P2 …電
磁ストップ弁
層、4…シール層、10…発泡機、11n…補助断熱層
原液イソシアネート側ドラム、11p…補助断熱層原液
ポリオール側ドラム、12n…主断熱層原液イソシアネ
ート側ドラム、12p…主断熱層原液ポリオール側ドラ
ム、13n,13p,14n,14p…ドラムポンプ、
15…デリバリー配管、16…マテリアルサプライホー
ス、17…スプレーガン、N1 ,N2 ,P1 ,P2 …電
磁ストップ弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−184340(JP,A) 特開 平6−107761(JP,A) 特開 平6−41268(JP,A) 特開 平4−351620(JP,A) 特開 平4−239516(JP,A) 特開 平4−364908(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/76
Claims (4)
- 【請求項1】 イソシアネート組成物とポリオール組成
物を、水またはノンフロン化合物からなる発泡剤、触
媒、その他の助剤の存在下で構造体表面に吹き付けて発
泡させることにより、構造体表面に硬質ポリウレタンフ
ォームの断熱層を形成させるノンフロン硬質ポリウレタ
ンフォームの現場吹付け工法において、前記硬質ポリウ
レタンフォームの吹付け発泡成形に先立ち、前記構造体
表面に前記ノンフロン硬質ポリウレタンフォームと異な
る材料の吹付けにより所要の断熱性能を有する補助断熱
層を形成しておき、前記補助断熱層上にノンフロン硬質
ポリウレタンフォームの吹付け発泡成形を行うことを特
徴とする硬質ポリウレタンフォームの現場吹付け工法。 - 【請求項2】 前記補助断熱層は、イソシアネート組成
物とポリオール組成物を、代替フロンを含む発泡剤、触
媒、その他の助剤の存在下で構造体表面に吹き付けて発
泡成形させた硬質ポリウレタンフォームである請求項1
記載の硬質ポリウレタンフォームの現場吹付け工法。 - 【請求項3】 吹付けにより構造体表面に設けた所要の
断熱性能を有する補助断熱層と、前記補助断熱層上に、
イソシアネート組成物とポリオール組成物を、水または
ノンフロン化合物からなる発泡剤、触媒、その他の助剤
の存在下で発泡成形させてなるノンフロン硬質ポリウレ
タンフォームの主断熱層とからなることを特徴とする硬
質ポリウレタンフォームを用いた断熱構造体。 - 【請求項4】 前記補助断熱層は、イソシアネート組成
物とポリオール組成物を、代替フロンを含む発泡剤、触
媒、その他の助剤の存在下で構造体表面に吹き付けて発
泡成形させた硬質ポリウレタンフォームである請求項3
記載の硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186308A JP3025221B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 硬質ポリウレタンフォームの現場吹付け工法および硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186308A JP3025221B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 硬質ポリウレタンフォームの現場吹付け工法および硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1129995A JPH1129995A (ja) | 1999-02-02 |
JP3025221B2 true JP3025221B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=16186064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9186308A Expired - Fee Related JP3025221B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 硬質ポリウレタンフォームの現場吹付け工法および硬質ポリウレタンフォームを用いた断熱構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025221B2 (ja) |
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CN101818523B (zh) * | 2010-04-29 | 2012-02-22 | 葫芦岛东方实业有限公司 | 一种墙体复合保温的施工方法 |
CN102359193A (zh) * | 2011-08-10 | 2012-02-22 | 邓斌斌 | 建筑物外墙保温结构 |
JP6227368B2 (ja) * | 2013-10-12 | 2017-11-08 | 株式会社エフコンサルタント | 硬化性組成物 |
JP2016032791A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社日本アクア | 現場発泡ウレタン用の吹付装置および吹付システム |
JP5941518B2 (ja) * | 2014-11-06 | 2016-06-29 | 株式会社日本アクア | ウレタン吹付システムおよび断熱工事専用車両 |
JP6765209B2 (ja) * | 2016-04-12 | 2020-10-07 | 東亜建設工業株式会社 | 壁構造および壁構造の構築方法 |
JP7039438B2 (ja) * | 2018-10-23 | 2022-03-22 | 株式会社日本アクア | 建築物の断熱方法および建築物用断熱材のリサイクル方法 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP9186308A patent/JP3025221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1129995A (ja) | 1999-02-02 |
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