JP3024940U - 可搬式発電装置 - Google Patents

可搬式発電装置

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JP3024940U
JP3024940U JP1995009565U JP956595U JP3024940U JP 3024940 U JP3024940 U JP 3024940U JP 1995009565 U JP1995009565 U JP 1995009565U JP 956595 U JP956595 U JP 956595U JP 3024940 U JP3024940 U JP 3024940U
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Japan
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generator
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outlet
housing
earth leakage
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JP1995009565U
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Inventor
石宗 小林
Original Assignee
有限会社ケイ・プランニング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な接続工事を要さずに使用することがで
き、また負荷変更時の全停電を防止することのできる可
搬式発電機を提供する。 【解決手段】 エンジンと該エンジンによって駆動され
る交流発電機5と少なくとも自動電圧調整器16を有す
る制御盤6とを搬送台上のハウジング内に一体に収容し
た可搬式発電装置において、前記交流発電機5にそれぞ
れ漏電遮断器9,10を介して接続された三相出力コン
セント7と単相出力コンセント8とが、ハウジングの外
面に露出可能に設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、災害時などに避難場所や防災拠点に搬送して稼働させることので きる発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
風水害や地震などの災害時には、送電設備なども被害を受けて避難場所や防災 拠点などに送電できない場合が多々あり、このような場合には、エンジンと発電 機とをユニット化した可搬式の発電装置が使用される。この種の可搬式の発電装 置は、特定用途のために造られたものでなく、所定出力のエンジンおよび発電機 ならびに燃料タンク、補機類、配電機器などを備え、また電圧の異なる複数の出 力端子を備えている。したがって従来の発電装置は、現場での用途に適した端子 を選び、その端子にケーブルを接続して配電するようになっているから、各種の 工事現場や野外イベント会場あるいは防災拠点などの多様な場所で使用すること ができる利点がある。。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来一般の大型の可搬式発電装置は、上述のように用途の広いものであるが、 その反面、端子からの配電のためには、専門の技術者によるケーブルの接続工事 が必要である。一方、災害による緊急時には、専門の技術者が不足するのが通常 であり、特に避難場所ではその傾向が強く、発電装置があってもこれを稼働させ ることができないおそれが多分にあった。また配電形態あるいは負荷を変更する 場合にも、専門の技術者による工事が必要であるうえに、発電装置の運転を一時 的に止めなければならないので、各種の作業の中断を余儀無くされたり、避難所 生活に不便を来したりする不都合があった。
【0004】 この考案は、上記の事情を背景としてなされたものであり、災害時の避難場所 などにおいて一般人が容易に使用することのできる可搬式発電装置を提供するこ とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用】
この考案は、上記の目的を達成するために、エンジンと該エンジンによって駆 動される交流発電機と少なくとも自動電圧調整器を有する制御盤とを搬送台上の ハウジング内に一体に収容した可搬式発電装置において、前記交流発電機にそれ ぞれ漏電遮断器を介して接続された複数の出力コンセントが、ハウジングの外面 に露出可能に設けられていることを特徴とするものである。
【0006】 その出力コンセントとしては、三相のコンセントと単相のコンセントとを設け ることができる。
【0007】 したがってこの考案の可搬式発電装置によれば、設置現場においてエンジンを 起動するとともに、所要の電気機器をその定格に応じていずれかのコンセントに 接続すれば、直ちにその電気機器を使用することができる。また各コンセントに ついて負荷を変更する場合には、該当するコンセントについての漏電遮断器をO FFにすればよく、発電機の運転を止める必要がないので、負荷変更時の全停電 を防止することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
つぎにこの考案を図面を参照して具体的に説明する。図1および図2において 、車輪1を備えた台車2上に防音処理を施したハウジング3が設けられており、 その内部には、軽油あるいはガソリンを燃料としたエンジン4とこのエンジン4 によって駆動される交流発電機5とが収容されている。これらのエンジン4およ び交流発電機5の構造は従来知られているものと同様であって、エンジン4に関 してラジエータや燃料タンク、オルタネータ、スタータなどの補機類(図示せず )が設けられている。また交流発電機5に関して自動電圧調整器や電圧調整のた めの三相シリコン整流器、可変抵抗器などを備えた制御盤6が設けられている。 そして三相出力コンセント7と単相出力コンセント8とが、それぞれ漏電遮断器 9,10を介して制御盤6に接続されている。また単相補助出力コンセント11 が制御盤6に接続されている。
【0009】 図2にその制御盤6の結線図を示してあり、交流発電機5の出力端子に三相遮 断器12が接続されており、前記各出力コンセント7,8についての漏電遮断器 9,10は、この三相遮断器12に並列に接続されている。また制御盤6は、三 相シリコン整流器13を含むパワーモジュール14を備えており、各相に対応し て設けた相互リアクトル15と共に自動電圧調整器16に接続されている。そし てこの自動電圧調整器16は、各コンセント7,8から出力する電圧を、可変抵 抗器17によって設定した電圧に自動的に維持するようになっている。
【0010】 さらに制御盤6は漏電レリー18およびこれに接続した単相遮断器19を備え ており、前記単相補助出力コンセント11は、この単相遮断器19に接続されて いる。また一方、漏電レリー18は、補助電源であるバッテリー(図示せず)に 接続されている。
【0011】 なお、図2において、符号20は交流電流計、符号21は電流計切換器、符号 22はパイロットランプ、符号23は周波数計、符号24は交流電圧計をそれぞ れ示す。
【0012】 上述したコンセント7,8,11および漏電遮断器9,10は、図1に示すよ うに、ハウジング3の後部に取り付けられており、扉25を開くことにより外部 に現れ、電気機器を接続できるようになっている。
【0013】 上記の発電装置を使用するには、例えば災害時の避難場所や防災拠点に牽引し て運搬し、エンジン4を起動して交流発電機5を駆動する。その状態でいずれか の漏電遮断器9(または10)をつなぎ、それに対応したコンセント7(または 8)に電気機器をつなげば、電力を得ることができる。すなわち特別な工事を行 うことなく配電することができる。また使用しているコンセントについての負荷 を変更する場合、そのコンセントについての漏電遮断器をOFFにして行い、負 荷の変更後に再度、その漏電遮断器をつなげばよく、この場合も特別な接続工事 は不要である。その結果、負荷変更時の全停電を防止することができる。
【0014】 なお、上記の例では、牽引可能な構造としたが、この考案では車両の荷台に載 せて運搬可能な構成としてもよい。またコンセントの数は上記の実施例で示した 数に限定されないのであり、任意の数のコンセントを設けることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、電気機器を直接接続することのできる コンセントを外面に露出するように設けたので、専門技術者による工事を要さず すに配電することができ、またそのコンセントを漏電遮断器を介して連結してあ ることにより、負荷を変更する場合には、該当するコンセントについての漏電遮 断器をOFFにすればよく、負荷変更に伴う全停電を防止することができる。し たがってこの考案によれば、総じて、緊急時における使い勝手の良い発電装置を 得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一例を概略的に示す斜視図である。
【図2】その制御盤の結線図である。
【符号の説明】
2 台車 3 ハウジング 4 エンジン 5 交流発電機 6 制御盤 7 三相出力コンセント 8 単相出力コンセント 9,10 漏電遮断器 16 自動電圧調整器
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと該エンジンによって駆動され
    る交流発電機と少なくとも自動電圧調整器を有する制御
    盤とを搬送台上のハウジング内に一体に収容した可搬式
    発電装置において、前記交流発電機にそれぞれ漏電遮断
    器を介して接続された複数の出力コンセントが、ハウジ
    ングの外面に露出可能に設けられていることを特徴とす
    る可搬式発電装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の出力コンセントは、三相出力
    コンセントと単相出力コンセントとからなる請求項1に
    記載の可搬式発電装置。
JP1995009565U 1995-08-17 1995-08-17 可搬式発電装置 Expired - Lifetime JP3024940U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068693A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Kanamoto Co Ltd エンジン駆動型発電機

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