JP3024812B2 - 多重伝送システム - Google Patents
多重伝送システムInfo
- Publication number
- JP3024812B2 JP3024812B2 JP3080297A JP8029791A JP3024812B2 JP 3024812 B2 JP3024812 B2 JP 3024812B2 JP 3080297 A JP3080297 A JP 3080297A JP 8029791 A JP8029791 A JP 8029791A JP 3024812 B2 JP3024812 B2 JP 3024812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- terminals
- multiplex transmission
- value
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅管理システム
などの遠隔監視制御システムにおける多重伝送システム
に関するものである。
などの遠隔監視制御システムにおける多重伝送システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はこの種の多重伝送システムの概略
構成図を示し、親機1からの一対の伝送線2に複数の端
末器3が接続されている。また、親機1の出力側には一
定値の終端抵抗4が接続してある。図5は親機1のブロ
ック図を示し、伝送線2に電圧を印加すべく電源15が
チョークコイル14を介して設けてあり、また、CPU
11及び送受信回路12はパルストランス13を介して
伝送線2に接続されるようになっている。
構成図を示し、親機1からの一対の伝送線2に複数の端
末器3が接続されている。また、親機1の出力側には一
定値の終端抵抗4が接続してある。図5は親機1のブロ
ック図を示し、伝送線2に電圧を印加すべく電源15が
チョークコイル14を介して設けてあり、また、CPU
11及び送受信回路12はパルストランス13を介して
伝送線2に接続されるようになっている。
【0003】図6は端末器3のブロック図を示し、CP
U31、送受信回路32、パルストランス33、チョー
クコイル34、スイッチングレギュレータ35等で構成
されている。親機1と各端末器3との間では、時分割多
重伝送によりデータの伝送の授受が行われるようになっ
ている。
U31、送受信回路32、パルストランス33、チョー
クコイル34、スイッチングレギュレータ35等で構成
されている。親機1と各端末器3との間では、時分割多
重伝送によりデータの伝送の授受が行われるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は図4に示すよう
に、親機1に一定値の終端抵抗4を設けていたが、信号
伝送距離が長距離になるほど、親機1における端末器3
からの信号受信レベルが低下してしまうため、信号送出
端末器3の位置により受信信号波形レベルが大きく変動
してしまうという問題があった。
に、親機1に一定値の終端抵抗4を設けていたが、信号
伝送距離が長距離になるほど、親機1における端末器3
からの信号受信レベルが低下してしまうため、信号送出
端末器3の位置により受信信号波形レベルが大きく変動
してしまうという問題があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、信号伝送距離に対する信号受信レベルの変動を
減少させ、長距離信号伝送における信頼性を向上させる
ことを目的とした多重伝送システムを提供するものであ
る。
あって、信号伝送距離に対する信号受信レベルの変動を
減少させ、長距離信号伝送における信頼性を向上させる
ことを目的とした多重伝送システムを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、各端末器の入
力側に値を可変可能としたインピーダンス素子を接続
し、端末器数に関するデータを親機から各端末器に伝送
し、端末器ではインピーダンス素子の値を、親機の出力
インピーダンスに端末器の数を乗じた値となるように自
動調整するようにしたものである。
力側に値を可変可能としたインピーダンス素子を接続
し、端末器数に関するデータを親機から各端末器に伝送
し、端末器ではインピーダンス素子の値を、親機の出力
インピーダンスに端末器の数を乗じた値となるように自
動調整するようにしたものである。
【0007】
【作 用】而して、システムに接続されている端末器の
数に関するデータを親機から各端末器に向けて伝送し、
その情報により、各端末器はインピーダンス素子の値
を、親機の出力インピーダンスに端末器の数を乗じた値
となるように自動調整することにより、端末器の数に関
わらず伝送線の線路間のインピーダンスを常に一定と
し、各端末器において所望の信号受信レベルが得られる
ようにしている。
数に関するデータを親機から各端末器に向けて伝送し、
その情報により、各端末器はインピーダンス素子の値
を、親機の出力インピーダンスに端末器の数を乗じた値
となるように自動調整することにより、端末器の数に関
わらず伝送線の線路間のインピーダンスを常に一定と
し、各端末器において所望の信号受信レベルが得られる
ようにしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は全体の概略構成図を示し、図2は端末器3
の要部のブロック図を示し、また、図3は動作説明用の
フローチャートを示している。全体の構成は従来とほぼ
同様であるが、各端末器3に抵抗値を可変としたインピ
ーダンス素子5を設けている。このインピーダンス素子
5の値を変化させて、端末器3側で所望の信号受信レベ
ルが得られるようにしているものである。
する。図1は全体の概略構成図を示し、図2は端末器3
の要部のブロック図を示し、また、図3は動作説明用の
フローチャートを示している。全体の構成は従来とほぼ
同様であるが、各端末器3に抵抗値を可変としたインピ
ーダンス素子5を設けている。このインピーダンス素子
5の値を変化させて、端末器3側で所望の信号受信レベ
ルが得られるようにしているものである。
【0009】次に図3に基づいて動作を説明する。ま
ず、親機1に設置されている終端抵抗の値を親機1の出
力インピーダンスR程度に設定し、端末器3のインピー
ダンス素子5は端末器3の入力インピーダンス程度の大
きい値とした状態とする。この状態で、親機1から端末
器3に向けて信号を送出し、その返送信号により親機1
のCPU11はシステム上の端末器3の数Nを確認す
る。そして、端末器3の数に関するデータを親機1から
各端末器3に向けて伝送し、その後、各端末器3のCP
U31から制御信号を出力して、インピーダンス素子5
の値を、親機1の出力インピーダンスに端末器3の数を
乗じた値(N×R)となるように自動調整することで、
端末器3の数に関わらず線路間のインピーダンスを常に
一定にすることができる。従って、各端末器3において
所望の信号受信レベルを得ることができるものである。
ず、親機1に設置されている終端抵抗の値を親機1の出
力インピーダンスR程度に設定し、端末器3のインピー
ダンス素子5は端末器3の入力インピーダンス程度の大
きい値とした状態とする。この状態で、親機1から端末
器3に向けて信号を送出し、その返送信号により親機1
のCPU11はシステム上の端末器3の数Nを確認す
る。そして、端末器3の数に関するデータを親機1から
各端末器3に向けて伝送し、その後、各端末器3のCP
U31から制御信号を出力して、インピーダンス素子5
の値を、親機1の出力インピーダンスに端末器3の数を
乗じた値(N×R)となるように自動調整することで、
端末器3の数に関わらず線路間のインピーダンスを常に
一定にすることができる。従って、各端末器3において
所望の信号受信レベルを得ることができるものである。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のように、各端末器の入力
側に値を可変可能としたインピーダンス素子を接続し、
端末器数に関するデータを親機から各端末器に伝送し、
端末器ではインピーダンス素子の値を、親機の出力イン
ピーダンスに端末器の数を乗じた値となるように自動調
整するようにしたものであるから、システムに接続され
ている端末器の数に関するデータを親機から各端末器に
向けて伝送し、その情報により、各端末器はインピーダ
ンス素子の値を、親機の出力インピーダンスに端末器の
数を乗じた値となるように自動調整することにより、端
末器の数に関わらず伝送線の線路間のインピーダンスを
常に一定とし、各端末器において所望の信号受信レベル
が得られることができるものであり、そのため、長距離
信号伝送システムにおいて、各端末器における信号受信
レベルが従来に比べて安定化し、信号伝送の信頼性を向
上させることができ、また、伝送線にインピーダンス素
子を可変可能として各端末器に分散して設けているた
め、端末器の数に関わらず、信号受信レベルの安定化を
実現できる効果を奏するものである。
側に値を可変可能としたインピーダンス素子を接続し、
端末器数に関するデータを親機から各端末器に伝送し、
端末器ではインピーダンス素子の値を、親機の出力イン
ピーダンスに端末器の数を乗じた値となるように自動調
整するようにしたものであるから、システムに接続され
ている端末器の数に関するデータを親機から各端末器に
向けて伝送し、その情報により、各端末器はインピーダ
ンス素子の値を、親機の出力インピーダンスに端末器の
数を乗じた値となるように自動調整することにより、端
末器の数に関わらず伝送線の線路間のインピーダンスを
常に一定とし、各端末器において所望の信号受信レベル
が得られることができるものであり、そのため、長距離
信号伝送システムにおいて、各端末器における信号受信
レベルが従来に比べて安定化し、信号伝送の信頼性を向
上させることができ、また、伝送線にインピーダンス素
子を可変可能として各端末器に分散して設けているた
め、端末器の数に関わらず、信号受信レベルの安定化を
実現できる効果を奏するものである。
【図1】本発明の実施例の多重伝送システムの概略構成
図である。
図である。
【図2】端末器のブロック図である。
【図3】動作説明用のフローチャートである。
【図4】従来の多重伝送システムの概略構成図である。
【図5】従来の親機のブロック図である。
【図6】従来の端末器のブロック図である。
1 親機 2 伝送線 3 端末器 5 インピーダンス素子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−208734(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40
Claims (1)
- 【請求項1】 親機に一対の伝送線を介して複数の端末
器が接続され、親機と各端末器との間で多重伝送にてデ
ータの授受を行う多重伝送システムにおいて、各端末器
の入力側に値を可変可能としたインピーダンス素子を接
続し、端末器数に関するデータを親機から各端末器に伝
送し、端末器ではインピーダンス素子の値を、親機の出
力インピーダンスに端末器の数を乗じた値となるように
自動調整するようにしたことを特徴とする多重伝送シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080297A JP3024812B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 多重伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080297A JP3024812B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 多重伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04315336A JPH04315336A (ja) | 1992-11-06 |
JP3024812B2 true JP3024812B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=13714341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3080297A Expired - Lifetime JP3024812B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 多重伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024812B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9221329D0 (en) | 1992-10-10 | 1992-11-25 | Delta Biotechnology Ltd | Preparation of further diagnostic agents |
CN2592384Y (zh) | 2001-11-08 | 2003-12-17 | 精工爱普生株式会社 | 墨盒及记录装置 |
JP5056516B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2012-10-24 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機用伝送装置 |
WO2016157472A1 (ja) * | 2015-04-01 | 2016-10-06 | 三菱電機株式会社 | 通信システムおよび通信装置 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3080297A patent/JP3024812B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04315336A (ja) | 1992-11-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991221 |