JP3024523B2 - Faxサーバ装置と音声サーバ装置及びfax・音声サーバ装置 - Google Patents

Faxサーバ装置と音声サーバ装置及びfax・音声サーバ装置

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JP3024523B2
JP3024523B2 JP7239443A JP23944395A JP3024523B2 JP 3024523 B2 JP3024523 B2 JP 3024523B2 JP 7239443 A JP7239443 A JP 7239443A JP 23944395 A JP23944395 A JP 23944395A JP 3024523 B2 JP3024523 B2 JP 3024523B2
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泰樹 飯塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFAXサーバ装置に関
し、FAXサーバ中のデータにアクセスできる端末種を
増やし、ある端末から入出力可能なデータ種を増やし、
FAXから直接接続したサーバから遠隔地のサーバのデ
ータを取り出せるようするという、FAXサーバ装置の
適用可能範囲を拡大するものである。
【0002】
【従来の技術】FAXサーバ装置は、利用者が一般的な
FAX端末から通常の電話回線を通じてアクセスし、音
声によるガイダンスにしたがって端末の番号ボタンを操
作し、FAX転送モードを利用して画像情報の登録/取
り出しを行なう、画像データベース装置である。
【0003】一方、音声サーバ装置は、利用者が一般的
な電話端末から通常の電話回線を通じてアクセスし、音
声によるガイダンスにしたがって端末の番号ボタンを操
作し、音声の登録/取り出しを行なう、音声データベー
ス装置である。
【0004】従来のFAXサーバ装置では画像データの
登録/取り出しはFAX端末からのみ行なわれ、音声サ
ーバ装置では音声の登録/取り出しは電話端末から行な
われていた。また、FAXサーバ装置の利用者は画像デ
ータのみを取り出すことができ、音声サーバ装置の利用
者は音声データのみを取り出すことができた。
【0005】さらに従来のFAXサーバ装置ではデータ
ベースとしては単体の装置のもつデータベースだけが対
象であり、情報の発信源がそのサーバ装置に登録を行な
う利用者のみであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年では、コンピュー
タネットワークが発達し、電子メールや電子掲示板など
パーソナルコンピュータを端末としたコミュニケーショ
ンシステムが利用されるようになってきている。このシ
ステムでは音声、静止画像、動画像、テキストなどの様
々な情報を扱えるようになっている。
【0007】一方、パーソナルコンピュータの操作が不
得手な人も多く、FAXを端末としたコミュニケーショ
ンシステムとしてはFAXサーバ装置が公衆サービスを
行なっており、電話を端末としたコミュニケーションシ
ステムとして音声メール装置・音声サーバ装置が提供さ
れている。
【0008】従来技術ではコンピュータコミュニケーシ
ョンシステムはマルチメディア情報を扱えるが、操作性
に問題があった。FAXサーバ装置や音声サーバ装置で
は操作性は良かったが、扱える情報種に限界があった。
またFAX端末、電話端末は利用者の要求の指定方法と
して番号による指定に限られており、サーバ装置に番号
登録のない情報についてはアクセスすることができなか
った。
【0009】また、各システムは独立しており、FAX
サーバ装置の利用者はコンピュータコミュニケーション
システムや音声サーバ装置の情報にアクセスできないと
いう問題を持ち、コンピュータコミュニケーションシス
テムの利用者はFAXサーバ装置や音声サーバ装置の情
報にアクセスできないという問題を持ち、音声サーバ装
置の利用者はFAXサーバ装置やコンピュータコミュニ
ケーションシステムの情報にアクセスできないという問
題を持つという、情報提供者と情報利用者の双方にとっ
て不利益な問題を持っていた。
【0010】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、FAXサーバ装置の利用者・コンピュー
タコミュニケーションシステムの利用者・音声サーバ装
置の利用者の間にコミュニケーション手段を提供し、か
つFAXサーバ装置の利用者の操作性と機能の向上を目
的としている。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、利用者
の電話端末またはFAX端末と公衆回線を通じて接続す
るポートを複数備えた回線通信部と、回線通信部の各ポ
ートの発着呼・音声応答・FAX送受を司る通信制御部
と、電話端末・FAX端末・パーソナルコンピュータに
対して入出力を行う音声・画像・テキストデータを管理
する音声・画像・テキストデータベース部と、音声・画
像・テキストデータベース部からデータの入出力時に利
用者端末種によってテキストと音声間およびテキストと
画像間でデータ変換を行う音声・画像・テキスト変換部
と、利用者の登録と暗証番号を管理して他部からの認証
依頼を評価するユーザ管理部と、音声・画像・テキスト
データベースの構造と利用者の登録権・取り出し権を管
理して他部からの認証依頼を評価するBOX管理部と、
前記音声・画像・テキストデータベース部に、入力FA
Xデータを図形認識する図形認識部と、事前に設定され
た配色パレットに従って認識した図形毎に着色を行うF
AXデータカラー化部と、カラー画像をFAX用二値画
像に変換するカラー画像二値化部と、前記音声・画像・
テキストデータベース部について、分散した複数のサー
バ装置間で遠隔地のサーバのデータ取り出し/登録を行
う遠隔サーバアクセス部と、遠隔データベースに対し定
期的にデータ取り出しを行なって音声・画像・テキスト
データベースに登録する定時データ更新部とから構成し
ている。
【0017】
【0018】また、前記音声・画像・テキストデータベ
ース部に、入力FAXデータを図形認識する図形認識部
を加え、事前に設定された配色パレットにしたがって認
識した図形毎に着色を行なうFAXデータカラー化部を
設けている。
【0019】また、前記音声・画像・テキストデータベ
ース部に、入力FAXデータを図形認識する図形認識部
と、事前に設定された配色パレットに従って認識した図
形毎に着色を行なうFAXデータカラー化部と、カラー
画像をFAX用二値画像に変換するカラー画像二値化部
を加えている。
【0020】また、遠隔データベースに対し定期的にデ
ータ取り出しを行なって音声・画像・テキストデータベ
ースに登録する定時データ更新部を持っている。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【作用】 そのため、、FAX・音声サーバ装置におい
て、 分散したサーバ間でも情報別のアクセスプロトコル
群を使い、利用者端末から最寄りのサーバ経由で遠隔地
のサーバの情報を扱うことができる。
【0028】また、FAXからのデータを文字認識する
ことでFAXからの操作パラメータの指定が無限に指定
できるようになり、かつ前記の情報別のアクセスプロト
コル群を用いることで遠隔地のサーバの情報にFAX端
末からアクセスすることができる。
【0029】また、図形毎のカラー情報のマップを事前
に入力しておくことで、FAXからの情報登録時に白黒
画像だったFAXデータのカラーによる登録が可能とな
り、パーソナルコンピュータではカラー画像が、FAX
端末では白黒二値画像が使用できるようになる。
【0030】また、サーバが事前に設定した遠隔データ
ベースの情報を定期的にダウンロードすることですべて
の端末からすべての情報の取り出しが可能となり、取り
出し時の転送オーバヘッドを軽減できる。
【0031】
【実施例】
(実施例1)次に本発明の第1の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のF
AXサーバ装置の構成を示すブロック図である。本実施
例のFAXサーバ装置のFAXサーバ101は、回線通
信部103と、通信制御部104と、ユーザ管理部10
5と、BOX管理部106と、データベース通信部10
7と、PCインタフェース部109と、画像データベー
ス108と、音声応答状態遷移111から構成する。
【0032】FAXサーバ装置101は公衆網を通じて
同時に複数のFAX端末102からのアクセスを可能と
し、かつPCインタフェース部109を通じてパーソナ
ルコンピュータ110からのアクセスも可能とする。
【0033】回線通信部103は同時に接続されている
FAX端末102の数に合わせて動作する。回線通信部
103は回線が音声転送モードの場合にはFAX端末1
02からの入力音声データを数値化し、通信制御部10
4に渡し、その返り値を音声としてFAX端末102に
通知する。回線がFAX転送モードの場合、回線通信部
103は受信側ならばFAX端末102からのデータを
ファイル化し、ファイル化終了後、通信制御部104に
処理を依頼する。FAXモード送信側の場合回線通信部
103は通信制御部104から指定された画像データを
接続中のFAX端末102に出力する。
【0034】ユーザ管理部105はFAXサーバ装置1
01の利用者の登録とパスワードが記されており、利用
者の認証を行なう。
【0035】BOX管理部106は、画像データベース
108の保持する各データについてどの利用者がアクセ
ス可能かを示す情報と、各データにアクセスするための
キーワードと数字列の対応した情報のリストを持ってい
る。画像データベース108はこのリストをもとに、利
用者のアクセス権の認証とデータの存在の有無の管理、
およびFAX端末102から入力される数字列から画像
データベース108アクセス用のキーワードへの変換を
行なう。
【0036】データベース通信部107は指定されたキ
ーワードを用いた画像データベース108へのデータの
取り出し/登録の機能を持ち、これを通信制御部104
に提供する。
【0037】パーソナルコンピュータ110、PCイン
タフェース部109、画像データベース108は既存の
コンピュータデータベースシステム112を構成する。
【0038】図2はPCインタフェース部の構成を示
す。PCインタフェース部201はデータベース通信部
207を用いて画像データベース202へのアクセスを
行ない、PC通信部206を用いてパーソナルコンピュ
ータ203からのアクセスを受け付ける。PCインタフ
ェースメイン部204はPC通信部206を介してパー
ソナルコンピュータ203からの要求を受け付け、要求
中のデータベースアクセスキーワードと、登録/検索と
いう要求の種別に応じてデータベース通信部207を介
して画像データベース202にアクセスを行なう。この
際、パーソナルコンピュータ203からの要求で指定さ
れたキーワードは、データベース管理部205で評価さ
れ、アクセス権利の確認が行なわれる。
【0039】図1において通信制御部104はBOX管
理部106、ユーザ管理部105と連携し、音声応答状
態遷移111を参照して複数の回線通信部103の状態
遷移を管理する。
【0040】通信制御部104は回線通信部103から
の要求と数値を音声応答状態遷移111に照会し、音声
応答状態遷移111に記されていたアクションを起こ
し、状態を遷移して返り値を回線通信部103に返す。
【0041】音声応答状態遷移111に記されていたア
クションがユーザ認証ならば通信制御部104はユーザ
管理部105に回線通信部103からの入力値を引き継
いで、その返り値に従って状態の遷移を行なって回線通
信部103が出力すべき音声について返り値として回線
通信部103に返す。
【0042】音声応答状態遷移111に記されていたア
クションがBOX認証ならばBOX管理部106に回線
通信部103からの入力値を引き継いで、その返り値に
従って状態の遷移を行なって回線通信部103が出力す
べき音声について返り値として回線通信部103に返
す。
【0043】音声応答状態遷移111に記されていたア
クションがデータ取り出しならば回線通信部103から
の入力値について、BOX管理部106を用いて入力値
を画像データベース108アクセス用のキーワードに変
換し、データベース通信部107を介して引き継ぎ、そ
の返り値としてデータへのポインタを獲得し、これに従
って状態の遷移を行なって回線通信部103が出力すべ
き音声とデータへのポインタを返り値として回線通信部
103に返す。
【0044】音声応答状態遷移111に記されていたア
クションがデータ登録ならば回線通信部103からの入
力値について、BOX管理部106を用いて入力値を画
像データベース108アクセス用のキーワードに変換
し、このキーワードでデータベース通信部107を介し
て画像データベース108に照会し、回線通信部103
からの入力画像データを登録して状態の遷移を行なう。
【0045】以上のように構成されたFAXサーバ装置
101では、FAX端末102およびパーソナルコンピ
ュータ110からの画像データの取り出し/登録が可能
となり、利用者の利用可能端末種が増え、全体として利
用者数の増加が見込める。
【0046】ここで、データベース通信部107および
画像データベース108は、本例のようにパーソナルコ
ンピュータ110から利用できるデータベースシステム
のものであったものを通信制御部104を工夫してイン
タフェースを持たせる場合の他に、FAXサーバのBO
XであったものをPCインタフェース部109を工夫し
てインタフェースをを持たせる場合が考えられる。
【0047】なお、回線通信部103が受け付けて数値
化するFAX端末102からの入力音声は、一般にPB
やDPといった端末の数字ボタンを押すことで発信され
る音を使用する。
【0048】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図3は本発明の
一実施例のFAXサーバ装置の構成を示すブロック図で
ある。本実施例のFAXサーバ装置のFAXサーバ30
1は、回線通信部303と、通信制御部304と、ユー
ザ管理部305と、BOX管理部306と、テキストデ
ータを画像データに変換するテキスト・画像変換部30
7と、データベース通信部308と、PCインタフェー
ス部310と、画像・テキストデータベース309と、
音声応答状態遷移312から構成する。
【0049】図3において、テキスト・画像変換部30
7、画像・テキストデータベース309、PCインタフ
ェース部310を除く各部の動作は図1の対応するブロ
ックと同じである。
【0050】画像・テキストデータベース309には画
像データとテキストデータが管理されている。PCイン
タフェース部310は操作対象データの種類に合わせた
手順でパーソナルコンピュータ311および画像・テキ
ストデータベース309との間でデータ交換を行なう。
【0051】テキスト・画像変換部307はFAX端末
302からのデータの取り出しの際に、画像・テキスト
データベース309から取り出したデータがテキストだ
った場合に、これを画像データに変換して通信制御部3
04に渡る情報をすべて画像データとする。
【0052】以上のように構成されたFAXサーバ装置
301では、FAX端末302およびパーソナルコンピ
ュータ311からの画像データの取り出し/登録が可能
な上、パーソナルコンピュータ311からはテキストデ
ータの取り出し/登録を行なうことが可能であり、さら
にFAX端末302からもパーソナルコンピュータ31
1から登録したテキストデータをイメージとして取り出
すことができるという、入出力可能なデータ種を増やす
物である。
【0053】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図4は本発明の
一実施例の音声サーバ装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施例の音声サーバ装置の音声サーバ401は、
回線通信部403と、通信制御部404と、ユーザ管理
部405と、BOX管理部406と、データベース通信
部407と、PCインタフェース部409と、音声デー
タベース408と、音声応答状態遷移411から構成す
る。
【0054】音声サーバ装置401は公衆網を通じて同
時に複数の電話端末402からのアクセスを可能とし、
かつPCインタフェース部409を通じてパーソナルコ
ンピュータ410からのアクセスも可能とする。
【0055】回線通信部403は同時に接続されている
電話端末402の数に合わせて動作する。回線通信部4
03は利用者の操作中は電話端末402からの入力音声
データを数値化して通信制御部404に渡し、その返り
値を音声として電話端末402に通知する。音声の登録
の際には電話端末402からの入力音をファイル化して
通信制御部404に登録要求を出す。また、音声取り出
しの際には通信制御部404からの返り値で得た音声デ
ータを電話端末402に出力する。
【0056】ユーザ管理部405は音声サーバ装置40
1の利用者の登録とパスワードが記されており、利用者
の認証を行なう。
【0057】BOX管理部406は、音声データベース
408の保持する各データについてどの利用者がアクセ
ス可能かを示す情報と、各データにアクセスするための
キーワードと数字列の対応した情報のリストを持ってい
る。音声データベース408はこのリストをもとに、利
用者のアクセス権の認証とデータの存在の有無の管理、
および電話端末402から入力される数字列から音声デ
ータベース408アクセス用のキーワードへの変換を行
なう。
【0058】データベース通信部407は指定されたキ
ーワードを用いた音声データベース408へのデータの
取り出し/登録の機能を持ち、これを通信制御部404
に提供する。
【0059】パーソナルコンピュータ410、PCイン
タフェース部409、画像データベース408は既存の
コンピュータデータベースシステム412を構成する。
【0060】PCインタフェース部409は実施例1で
示した図2でのPCインタフェース部201と同じ構成
である。
【0061】通信制御部404はBOX管理部406、
ユーザ管理部405と連携し、音声応答状態遷移411
を参照して複数の回線通信部403の状態遷移を管理す
る。
【0062】通信制御部404は回線通信部403から
の要求と数値を音声応答状態遷移411に照会し、音声
応答状態遷移411に記されていたアクションを起こ
し、状態を遷移して返り値を回線通信部403に返す。
音声応答状態遷移411に記されていたアクションがユ
ーザ認証ならば通信制御部404はユーザ管理部405
に回線通信部403からの入力値を引き継いで、その返
り値に従って状態の遷移を行なって回線通信部403が
出力すべき音声について返り値として回線通信部403
に返す。音声応答状態遷移411に記されていたアクシ
ョンがBOX認証ならばBOX管理部406に回線通信
部403からの入力値を引き継いで、その返り値に従っ
て状態の遷移を行なって回線通信部403が出力すべき
音声について返り値として回線通信部403に返す。
【0063】音声応答状態遷移411に記されていたア
クションがデータ取り出しならば回線通信部403から
の入力値について、BOX管理部406を用いて入力値
を音声データベース部408アクセス用のキーワードに
変換し、データベース通信部407を介して引き継ぎ、
その返り値としてデータへのポインタを獲得し、これに
従って状態の遷移を行なって回線通信部403が出力す
べき音声とデータへのポインタを返り値として回線通信
部403に返す。音声応答状態遷移411に記されてい
たアクションがデータ登録ならば回線通信部403から
の入力値について、BOX管理部406を用いて入力値
を音声データベース408アクセス用のキーワードに変
換し、このキーワードでデータベース通信部407を介
して音声データベース408に照会し、回線通信部40
3からの入力音声データを登録して状態の遷移を行な
う。
【0064】以上のように構成された音声サーバ装置4
01では、電話端末402およびパーソナルコンピュー
タ410からの画像データの取り出し/登録が可能とな
り、利用者の利用可能端末種が増え、全体として利用者
数の増加が見込める。
【0065】ここで、データベース通信部407および
音声データベース408は、本例のようにパーソナルコ
ンピュータ410から利用できるデータベースシステム
のものであったものを通信制御部404を工夫してイン
タフェースを持たせる場合の他に、音声サーバのBOX
であったものをPCインタフェース部409を工夫して
インタフェースをを持たせる場合が考えられる。
【0066】なお、回線通信部403が受け付けて数値
化する電話端末402からの入力音声は、一般にPBや
DPといった端末の数字ボタンを押すことで発信される
音を使用する。
【0067】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図5は本発明の
一実施例の音声サーバ装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施例の音声サーバ装置の音声サーバ501は、
回線通信部503と、通信制御部504と、ユーザ管理
部505と、BOX管理部506と、テキストデータを
音声データへ変換するテキスト・音声変換部507と、
データベース通信部508と、PCインタフェース部5
10と、音声・テキストデータベース509と、音声応
答状態遷移512から構成する。
【0068】図5において、テキスト・音声変換部50
7、音声・テキストデータベース部508、PCインタ
フェース部510を除く各部の動作は図4の対応するブ
ロックと同じである。
【0069】音声・テキストデータベース509には音
声データとテキストデータが管理されている。PCイン
タフェース部510は操作対象データの種類に合わせた
手順でパーソナルコンピュータ511および音声・テキ
ストデータベース509との間でデータ交換を行なう。
【0070】テキスト・音声変換部507は電話端末5
02からのデータの取り出しの際に、音声・テキストデ
ータベース509から取り出したデータがテキストだっ
た場合に、これを音声データに変換して通信制御部50
4に渡る情報をすべて音声データとする。
【0071】以上のように構成された音声サーバ装置5
01では、電話端末502およびパーソナルコンピュー
タ511からの音声データの取り出し/登録が可能な
上、パーソナルコンピュータ511からはテキストデー
タの取り出し/登録を行なうことが可能であり、さらに
電話端末502からもパーソナルコンピュータ511か
ら登録したテキストデータをイメージとして取り出すこ
とができるという、入出力可能なデータ種を増やす物で
ある。
【0072】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図6は本発明の
一実施例のFAX・音声サーバ装置の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例のFAX・音声サーバ装置のFA
X・音声サーバ601は、回線通信部604と、通信制
御部605と、ユーザ管理部606と、BOX管理部6
07と、音声・画像・テキスト変換部608と、データ
ベース通信部609と、音声・画像・テキストデータベ
ース610と、PCインタフェース部611と、音声応
答状態遷移613から構成する。
【0073】FAX・音声サーバ装置601は公衆網を
通じて同時に複数のFAX端末602および電話端末6
03からのアクセスを可能とし、かつPCインタフェー
ス部611を通じてパーソナルコンピュータ612から
のアクセスも可能とする。
【0074】回線通信部604は同時に接続されている
FAX端末602および電話端末603の数に合わせて
動作する。回線通信部604は端末がFAX端末の場
合、音声転送モードならばFAX端末602からの入力
音声データを数値化し、通信制御部605に渡し、その
返り値を音声としてFAX端末602に通知する。
【0075】回線がFAX転送モードならば、回線通信
部604は受信側ならばFAX端末602からのデータ
をファイル化し、ファイル化終了後、通信制御部605
に処理を依頼する。
【0076】FAXモード送信側の場合は回線通信部6
04は通信制御部605から指定された画像データを接
続中のFAX端末602に出力する。端末が電話端末の
場合、回線通信部604は利用者の操作中は電話端末6
03からの入力音声データを数値化して通信制御部60
5に渡し、その返り値を音声として電話端末603に通
知する。音声の登録の際には電話端末603からの入力
音をファイル化して通信制御部605に登録要求を出
す。また、音声取り出しの際には通信制御部605から
の返り値で得た音声データを電話端末602に出力す
る。
【0077】ユーザ管理部606はFAX・音声サーバ
装置601の利用者の登録とパスワードが記されてお
り、利用者の認証を行う。
【0078】BOX管理部607は、音声・画像・テキ
ストデータベース610の保持する各データについてど
の利用者がアクセス可能かを示す情報と、各データにア
クセスするためのキーワードと数字列の対応した情報の
リストを持っている。音声・画像・テキストデータベー
ス610はこのリストをもとに、利用者のアクセス権の
認証とデータの存在の有無の管理、FAX端末602お
よび電話端末603から入力される数字列から音声・画
像・テキストデータベース610アクセス用のキーワー
ドへの変換を行なう。
【0079】音声・画像・テキストデータベース610
には音声データ・画像データ・テキストデータが管理さ
れている。
【0080】データベース通信部609は指定されたキ
ーワードを用いた音声・画像・テキストデータベース6
10へのデータの取り出し/登録の機能を持ち、これを
音声・画像・テキスト変換部608に提供する。
【0081】PCインタフェース部611は実施例1で
示した図2でのPCインタフェース部201と同じ構成
である。
【0082】通信制御部605はBOX管理部607、
ユーザ管理部606と連携し、音声応答状態遷移613
を参照して複数の回線通信部604の状態遷移を管理す
る。通信制御部605は回線通信部604からの要求と
数値を音声応答状態遷移613に照会し、音声応答状態
遷移613に記されていたアクションを起こし、状態を
遷移して返り値を回線通信部604に返す。音声応答状
態遷移613に記されていたアクションがユーザ認証な
らば通信制御部605はユーザ管理部606に回線通信
部604からの入力値を引き継いで、その返り値に従っ
て状態の遷移を行なって回線通信部604が出力すべき
音声について返り値として回線通信部604に返す。音
声応答状態遷移613に記されていたアクションがBO
X認証ならばBOX管理部607に回線通信部604か
らの入力値を引き継いで、その返り値に従って状態の遷
移を行なって回線通信部604が出力すべき音声につい
て返り値として回線通信部604に返す。音声応答状態
遷移613に記されていたアクションがデータ取り出し
ならば回線通信部604からの入力値について、BOX
管理部607を用いて入力値を音声・画像・テキストデ
ータベース610アクセス用のキーワードに変換し、デ
ータベース通信部609を介して引き継ぎ、その返り値
としてデータへのポインタを獲得し、これに従って状態
の遷移を行なって回線通信部604が出力すべき音声と
データへのポインタを返り値として回線通信部604に
返す。
【0083】音声応答状態遷移613に記されていたア
クションがデータ登録ならば回線通信部604からの入
力値について、BOX管理部607を用いて入力値を音
声・画像・テキストデータベース610アクセス用のキ
ーワードに変換し、このキーワードでデータベース通信
部609を介して音声・画像・テキストデータベース6
10に照会し、回線通信部604からの入力音声データ
を登録して状態の遷移を行なう。
【0084】音声・画像・テキスト変換部608はFA
X端末602および電話端末603からのデータの取り
出しの際に、音声・画像・テキストデータベース610
から取り出したデータがテキストだった場合に、これを
端末種に合わせたデータに変換する。
【0085】以上のように構成されたFAX・音声サー
バ装置601では、FAX端末602からはテキストデ
ータの取り出しと、画像データの取り出し/登録が可能
であり、電話端末603からはテキストデータの取り出
しと、音声データの取り出し/登録が可能であり、パー
ソナルコンピュータ612からは全データ種の取り出し
/登録が可能でであるということで、入出力可能なデー
タ種および入出力可能な端末種を増やし、ネットワーク
を広げるものである。
【0086】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図7は本発明の
一実施例のFAX・音声サーバ装置の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例のFAX・音声サーバ装置のFA
X・音声サーバ701は、回線通信部704と、通信制
御部705と、ユーザ管理部706と、BOX管理部7
07と、音声・画像・テキスト変換部708と、データ
ベース通信部709と、音声・画像・テキストデータベ
ース710と、PCインタフェース部711と、音声応
答状態遷移713と、遠隔サーバアクセス部714から
構成する。
【0087】本発明は実施例5でのFAX・音声サーバ
装置601に遠隔サーバアクセス部714を加えたもの
である。データベース通信部709およびPCインタフ
ェース部711は音声・画像・テキスト変換部708か
らの取り出し/登録アクセスに対し、遠隔サーバアクセ
ス部714に実データのアクセスを要求する。
【0088】遠隔サーバアクセス部714は、情報アク
セス要求に対しその情報の存在場所が自サーバか遠隔地
のサーバかを判断し、自サーバの場合は音声・画像・テ
キストデータベース710に対して処理を行ない、遠隔
地のサーバの場合は対象サーバの遠隔サーバアクセス部
716と通信して情報にアクセスする。
【0089】図8は遠隔サーバアクセス部の構成を示し
ている。遠隔サーバアクセス部801は遠隔サーバアク
セスメイン部804、要求受付部805、要求発行部8
06、ネットワーク接続部807、遠隔サーバ情報80
8から構成される。
【0090】要求受付部805は、PCインタフェース
部802、データベース通信部803、ネットワーク接
続部807を介した他サーバ810から、データベース
アクセスの要求を受け付け、遠隔サーバアクセスメイン
部804に引き継ぎ、結果を要求発行元に返す。
【0091】遠隔サーバアクセスメイン部804は遠隔
サーバ情報808を使用して、受け付けた要求に対応す
る情報がどのサーバに存在するのかを各サーバにアクセ
スして検索・判断し、自サーバのものの場合は音声・画
像・テキストデータベース809の当該情報にアクセス
して結果を要求受付部に返す。遠隔サーバ情報808か
ら他サーバのものと判明した場合、要求発行部806と
ネットワーク接続部807を介して当該サーバに要求を
発行する。
【0092】図9は遠隔サーバ情報の例である。遠隔サ
ーバ情報はサーバ毎に一意であるIDと、各サーバのネ
ットワークアドレスの組合せで構成される。この情報に
はネットワークで通信可能な他サーバのほか、自サーバ
の情報も記されている。
【0093】以上のように構成された遠隔サーバアクセ
ス部の動作について、図10、図11のフローチャート
を用いて説明する。図10と図11はともに遠隔サーバ
アクセス部実現のためのアルゴリズムであり、どちらで
も遠隔サーバアクセス部の機能を実現できる。
【0094】図10の場合、 ステップ1:情報アクセスについて、要求受付部が要求
を受け付ける。
【0095】ステップ2:遠隔サーバアクセスメイン部
で要求の引数を解釈し、サーバが指定されていなかった
場合、 ステップ3:遠隔サーバ情報のリストの先頭をポインタ
pにセットする。
【0096】ステップ4:pがNULLでない場合、 ステップ5:pの示す遠隔サーバについて、当該遠隔サ
ーバのBOX管理部からデータベースアクセス用のキー
ワードと番号列のリストを取得する。
【0097】ステップ6:取得したキーワードと番号列
のリスト中に、要求された番号列のものがない場合、 ステップ7:pを進めてステップ4へ。
【0098】ステップ8:ステップ6で情報があった場
合、そのキーワードを利用して要求発行部、ネットワー
ク接続部を介して当該サーバから当該情報を取得して要
求発行元に返す。
【0099】ステップ9:ステップ2でサーバが指定さ
れていた場合、遠隔サーバ情報から当該サーバのネット
ワークアドレスを確認し、要求発行部とネットワーク接
続部を介して、当該遠隔サーバのBOX管理部からデー
タベースアクセス用のキーワードと番号列のリストを取
得する。
【0100】ステップ10:取得したキーワードと番号列
のリスト中に要求された番号列のものがあった場合、ス
テップ8へ。
【0101】ステップ11:ステップ4でリストが終了し
た場合と、ステップ10で当該サーバに当該情報が存在
しなかった場合、情報が存在しないことを要求発行者に
通知する。
【0102】このように図10のフローで遠隔地の情報
取得が可能である。図11の場合、 ステップ12:情報アクセスについて、要求受付部が要求
を受け付ける。
【0103】ステップ13:自サーバの数字列とデータベ
ースアクセスキーワードのリストをBOX管理部から引
き出し、リストの先頭をポインタpにセットする。
【0104】ステップ14:pがNULLでない場合、 ステップ15:利用者から指定された数字列と同じ数字列
の情報でなければ、 ステップ16:pを進めてステップ14へ。
【0105】ステップ17:ステップ14でpがNULL
になった場合、分散サーバ情報から、 ま
だ検索されていないサーバを知っていることが判明した
場合、 ステップ18:当該サーバの分散サーバアクセス部にネッ
トワークを介してこれまで確認した確認済みサーバのリ
ストと、情報取得対象数字列を引数として情報獲得要求
を発行し、結果を要求発行者に返す。
【0106】ステップ19:ステップ17で他にサーバを
知らない場合、情報がないことを要求発行者に返す。
【0107】ステップ20:ステップ15で対象情報があ
った場合、当該の情報を取得して要求発行者に返す。 このように図11のフローで遠隔地の情報取得が可能で
ある。
【0108】図10、図11では情報取得の例をあげた
が、要求が情報登録であれば登録して動作することが可
能である。
【0109】以上のように構成されたFAX・音声サー
バ装置701では、分散した複数のFAX・音声サーバ
装置がそれぞれ固有で持つ情報について、利用者がサー
バ装置と情報の関係を意識することなく、サーバ装置間
の接続関係の設定次第で世界中の情報を利用者が利用可
能である。
【0110】なお、本実施例ではFAX・音声サーバ装
置に遠隔サーバアクセス部を組み込んだが、FAXサー
バ装置、音声サーバ装置に組み込むことも可能である。
【0111】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図12は本発明
の一実施例のFAX・音声サーバ装置の構成を示すブロ
ック図である。本実施例のFAX・音声サーバ装置のF
AX・音声サーバ1101は、回線通信部1104と、
通信制御部1105と、ユーザ管理部1106と、BO
X管理部1107と、OCR部1108と、音声・画像
・テキスト変換部1109と、データベース通信部11
10と、音声・画像・テキストデータベース1111
と、PCインタフェース部1112と、音声応答状態遷
移1114と、遠隔サーバアクセス部1115から構成
する。
【0112】本発明は実施例6でのFAX・音声サーバ
装置701にOCR部1108を加えたものである。
【0113】本発明は特にFAX端末1102からの操
作で、アクセスする対象情報の指定に適用する。データ
の登録の際に、FAX端末1102から入力された画像
データを受信した通信制御部1105はこのデータをO
CR部1108に処理させる。OCR部1108は画像
データ中から登録先に関する情報を抽出し、これを通信
制御部1105に返す。通信制御部1105は登録先と
画像データをデータベース通信部1110に引き継ぐ。
データベース通信部1110は登録先が自システム内な
らが音声・画像・テキストデータベース1111に登録
し、他のシステムに登録する場合は遠隔サーバアクセス
部1115を経由して他のFAX・音声サーバ装置11
16にアクセスする。
【0114】データの取り出しの場合、FAX端末11
02から入力された画像データを受信した通信制御部1
105はこのデータをOCR部1108に処理させ、取
り出し先に関する情報を抽出し、このデータの取り出し
をデータベース通信部1110に引き継ぐ。データベー
ス通信部1110が取り出したデータは音声・画像・テ
キスト変換部1109で適宜変換されてFAX端末11
02に出力される。
【0115】以上のように構成されたFAX・音声サー
バ装置1101では、情報と番号列の対応表をサーバ内
に作ることなしに、利用者はFAX端末1102から遠
隔サーバの情報にアクセスすることができる。
【0116】なお、本実施例ではFAX・音声サーバ装
置に遠隔サーバアクセス部を組み込んだが、FAXサー
バ装置に組み込むことも可能である。
【0117】(実施例8)次に本発明の第8の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。 図13は本発
明の一実施例のFAX・音声サーバ装置の構成を示すブ
ロック図である。本実施例のFAX・音声サーバ装置の
FAX・音声サーバ1201は、回線通信部1204
と、通信制御部1205と、ユーザ管理部1206と、
BOX管理部1207と、音声・画像・テキスト変換部
1208と、データベース通信部1209と、音声・画
像・テキストデータベース1210と、PCインタフェ
ース部1211と、音声応答状態遷移1213と、図形
認識部1214と、FAXデータカラー化部1215
と、配色パレット1216、カラー画像二値化部121
7から構成する。
【0118】FAX・音声サーバ装置1201は、実施
例5でのFAX・音声サーバ装置601に図形認識部1
214と、FAXデータカラー化部1215と、配色パ
レット1216と、カラー画像二値化部1217を加え
たものである。
【0119】図形認識部1214は、三角、四角といっ
た矩形や、縦書き文章、横書き文章といったものまでを
認識する。
【0120】配色パレット1216は、図形認識部12
14が認識する各種図形に対して何色を配色するかに関
するテーブルを持っている。
【0121】FAX端末1202からのデータの登録の
際に、データベース通信部1209が受け付けた登録要
求に対し、データベース通信部1209は図形認識部1
214を用いて図形認識を行ない、その結果をFAXデ
ータカラー化部1215に処理させてカラー画像として
音声・画像・テキストデータベース1210に登録す
る。FAXデータカラー化部1215は事前に設定され
た配色パレット1216に従って認識された図形に配色
する。
【0122】また、FAX端末からの取り出しの際に
は、音声・画像・テキスト変換部1208がカラー画像
二値化部1217を用いてカラー画像を白黒二値画像に
変換してFAX端末1202に出力する。
【0123】以上のように構成されたFAX・音声サー
バ装置1201では、パーソナルコンピュータ1212
からマルチメディアデータとしてのカラー画像を利用で
き、FAX端末1202からはカラー画像も二値化して
取り出すことができる。
【0124】なお、本実施例ではFAX・音声サーバ装
置に図形認識部1214、FAXデータカラー化部12
15、配色パレット1216、カラー画像二値化部12
17を組み込んだが、FAXサーバ装置に組み込むこと
も可能である。
【0125】(実施例9)次に本発明の第9の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図14は本発明
の一実施例のFAX・音声サーバ装置の構成を示すブロ
ック図である。本実施例のFAX・音声サーバ装置のF
AX・音声サーバ1301は、回線通信部1304と、
通信制御部1305と、ユーザ管理部1306と、BO
X管理部1307と、音声・画像・テキスト変換部13
08と、データベース通信部1309と、音声・画像・
テキストデータベース1310と、PCインタフェース
部1311と、遠隔サーバアクセス部1312と、音声
応答状態遷移1313と、定時データ更新部1314か
ら構成する。
【0126】FAX・音声サーバ装置1301は、実施
例5でのFAX・音声サーバ装置601に定時データ更
新部1314を加えたものである。
【0127】定時データ更新部1314は設定された間
隔で、設定されたデータを、他のFAX・音声サーバ装
置1316の遠隔サーバアクセス部1317を介して取
り出し、そのデータを自システムの遠隔サーバアクセス
部1312を介して音声・画像・テキストデータベース
1310に登録する。
【0128】以上のように構成されたFAX・音声サー
バ装置1301では、定時データ更新部1314が、定
期的に遠隔地のサーバのデータを取り出して自システム
に登録することにより、自システムの利用者に他のシス
テムのデータを提供可能とし、利用者からのアクセスに
応じて他のシステムまでデータを取り出しにいくのでは
ないためデータの転送時間の節約が可能である。
【0129】
【0130】
【0131】
【0132】
【0133】
【0134】
【0135】
【発明の効果】 以上のように本発明は、FAX・音声サ
ーバ装置において、 分散したサーバ間でも遠隔サーバア
クセス部を使い、電話端末・FAX端末・パーソナルコ
ンピュータなどの利用者端末から最寄りのサーバ経由で
遠隔地のサーバの情報を扱うことができる。
【0136】また、FAXからのデータを文字認識する
ことでFAXからの操作パラメータの指定が無限に指定
できるようになり、かつ前記の情報別のアクセスプロト
コル群を用いることで遠隔地のサーバの情報にFAX端
末からアクセスすることができる。
【0137】また、図形毎のカラー情報を配色パレット
として事前に入力しておき、図形認識部とFAXデータ
カラー化部を用いることで、FAXからの情報登録時に
白黒画像だったFAXデータのカラーによる登録が可能
となり、パーソナルコンピュータではカラー画像が、F
AX端末では白黒二値画像が使用できるようになる。
【0138】また、サーバが事前に設定した遠隔データ
ベースの情報を定期的にダウンロードすることですべて
の端末からすべての情報の取り出しが可能となり、取り
出し時の転送オーバヘッドを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるFAXサーバ装置の
構成を示すブロック図
【図2】PCインタフェース部の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施例2におけるFAXサーバ装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施例3における音声サーバ装置の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例4における音声サーバ装置の構
成を示すブロック図
【図6】本発明の実施例5におけるFAX・音声サーバ
装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施例6におけるFAX・音声サーバ
装置の構成を示すブロック図
【図8】遠隔サーバアクセス部の構成を示すブロック図
【図9】遠隔サーバ情報の例を示す図
【図10】遠隔サーバアクセス部の第1の処理フロー図
【図11】遠隔サーバアクセス部の第2の処理フロー図
【図12】本発明の実施例7におけるFAX・音声サー
バ装置の構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施例8におけるFAX・音声サー
バ装置の構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施例9におけるFAX・音声サー
バ装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 FAXサーバ装置 102 FAX端末 103 回線通信部 104 通信制御部 105 ユーザ管理部 106 BOX管理部 107 データベース通信部 108 画像データベース 109 PCインタフェース部 110 パーソナルコンピュータ 111 音声応答状態遷移 112 コンピュータデータベースシステム 201 PCインタフェース部 202 画像データベース部 203 パーソナルコンピュータ 204 PCインタフェースメイン部 205 データベース管理部 206 PC通信部 207 データベース通信部 301 FAXサーバ装置 302 FAX端末 303 回線通信部 304 通信制御部 305 ユーザ管理部 306 BOX管理部 307 テキスト・画像変換部 308 データベース通信部 309 画像・テキストデータベース 310 PCインタフェース部 311 パーソナルコンピュータ 312 音声応答状態遷移 401 音声サーバ装置 402 電話端末 403 回線通信部 404 通信制御部 405 ユーザ管理部 406 BOX管理部 407 データベース通信部 408 音声データベース 409 PCインタフェース部 410 パーソナルコンピュータ 411 音声応答状態遷移 412 コンピュータデータベースシステム 501 音声サーバ装置 502 電話端末 503 回線通信部 504 通信制御部 505 ユーザ管理部 506 BOX管理部 507 テキスト・音声変換部 508 データベース通信部 509 音声・テキストデータベース 510 PCインタフェース部 511 パーソナルコンピュータ 512 音声応答状態遷移 601 FAX・音声サーバ装置 602 FAX端末 603 電話端末 604 回線通信部 605 通信制御部 606 ユーザ管理部 607 BOX管理部 608 音声・画像・テキスト変換部 609 データベース通信部 610 音声・画像・テキストデータベース 611 PCインタフェース部 612 パーソナルコンピュータ 613 音声応答状態遷移 701、715、718 FAX・音声サーバ装置 702 FAX端末 703 電話端末 704 回線通信部 705 通信制御部 706 ユーザ管理部 707 BOX管理部 708 音声・画像・テキスト変換部 709 データベース通信部 710、717、720 音声・画像・テキストデータ
ベース 711 PCインタフェース部 712 パーソナルコンピュータ 713 音声応答状態遷移 714、716、719 遠隔サーバアクセス部 801 遠隔サーバアクセス部 802 PCインタフェース部 803 データベース通信部 804 遠隔サーバアクセスメイン部 805 要求受付部 806 要求発行部 807 ネットワーク接続部 808 遠隔サーバ情報 809 音声・画像・テキストデータベース部 810 他サーバ 1101、1116、1119 FAX・音声サーバ装
置 1102 FAX端末 1103 電話端末 1104 回線通信部 1105 通信制御部 1106 ユーザ管理部 1107 BOX管理部 1108 OCR部 1109 音声・画像・テキスト変換部 1110 データベース通信部 1111、1118、1121 音声・画像・テキスト
データベース 1112 PCインタフェース部 1113 パーソナルコンピュータ 1114 音声応答状態遷移 1115、1117、1120 遠隔サーバアクセス部 1201 FAX・音声サーバ装置 1202 FAX端末 1203 電話端末 1204 回線通信部 1205 通信制御部 1206 ユーザ管理部 1207 BOX管理部 1208 音声・画像・テキスト変換部 1209 データベース通信部 1210 音声・画像・テキストデータベース 1211 PCインタフェース部 1212 パーソナルコンピュータ 1213 音声応答状態遷移 1214 図形認識部 1215 FAXデータカラー化部 1216 配色パレット 1217 カラー画像二値化部 1301、1316 FAX・音声サーバ装置 1302 FAX端末 1303 電話端末 1304 回線通信部 1305 通信制御部 1306 ユーザ管理部 1307 BOX管理部 1308 音声・画像・テキスト変換部 1309 データベース通信部 1310、1318 音声・画像・テキストデータベー
ス 1311 PCインタフェース部 1312 遠隔サーバアクセス部 1313 音声応答状態遷移 1314 定時データ更新部 1315 パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 15/403 310C (72)発明者 横井 茂樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−291052(JP,A) 特開 平1−293063(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 102 A G06F 15/00 330 B H04M 11/08 G06F 15/40 310 F G06F 15/40 370 E G06F 15/403 310 C

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の電話端末またはFAX端末と公
    衆回線を通じて接続するポートを複数備えた回線通信部
    と、回線通信部の各ポートの発着呼・音声応答・FAX
    送受を司る通信制御部と、電話端末・FAX端末・パー
    ソナルコンピュータに対して入出力を行う音声・画像・
    テキストデータを管理する音声・画像・テキストデータ
    ベース部と、音声・画像・テキストデータベース部から
    データの入出力時に利用者端末種によってテキストと音
    声間およびテキストと画像間でデータ変換を行う音声・
    画像・テキスト変換部と、利用者の登録と暗証番号を管
    理して他部からの認証依頼を評価するユーザ管理部と、
    音声・画像・テキストデータベースの構造と利用者の登
    録権・取り出し権を管理して他部からの認証依頼を評価
    するBOX管理部と、前記音声・画像・テキストデータ
    ベース部に、入力FAXデータを図形認識する図形認識
    部と、事前に設定された配色パレットに従って認識した
    図形毎に着色を行うFAXデータカラー化部と、カラー
    画像をFAX用二値画像に変換するカラー画像二値化部
    と、前記音声・画像・テキストデータベース部につい
    て、分散した複数のサーバ装置間で遠隔地のサーバのデ
    ータ取り出し/登録を行う遠隔サーバアクセス部と、
    隔データベースに対し定期的にデータ取り出しを行なっ
    て音声・画像・テキストデータベースに登録する定時デ
    ータ更新部とから構成することを特徴とするFAXサー
    バ装置。
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