JP3024359B2 - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物

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JP3024359B2
JP3024359B2 JP4130597A JP13059792A JP3024359B2 JP 3024359 B2 JP3024359 B2 JP 3024359B2 JP 4130597 A JP4130597 A JP 4130597A JP 13059792 A JP13059792 A JP 13059792A JP 3024359 B2 JP3024359 B2 JP 3024359B2
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圭作 山本
築 若槻
光慈 辻
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤ用ゴム組成物に関
するものである。更に詳しくは、本発明は、反撥弾性に
優れ、よって省燃費性能が改良されたタイヤ用ゴム組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用タイヤの省燃費性能を改
良する多くの試みがなされてきた。しかしながら、省燃
費性能の観点からの要求は、近年一層高度なものとなっ
ており、すでに多くの改良がなされた省燃費性能を、更
に高めることは著しく困難な状況であった。そして、か
かる近年の高度な要求水準に照らすとき、従来のタイヤ
用ゴムは、必ずしも満足できるものではなかった。
【0003】タイヤ用ゴムの省燃費性能は転動抵抗に直
接関連する特性であるが、該転動抵抗は反撥弾性と相関
があり、反撥弾性が高くなると転動抵抗は小さくなり、
更に、転動抵抗は粘弾性測定における60℃でのいわゆ
るtanδ値とも相関があり、60℃でのtanδが低
くなる程転動抵抗は小さくなることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、反撥弾性に優れ、よっ
て省燃費性能が改良されたタイヤ用ゴム組成物を提供す
る点に存する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討の結果、本発明に到達した。す
なわち、本発明は、分子鎖の少なくともひとつの末端に
下記化学式(1)で表わされる構造単位を有し、かつム
ーニー粘度(ML1+4 100℃)が10〜200である
ゴム重合体を、全ゴム成分中10重量%以上含有するタ
イヤ用ゴム組成物に係るものである。
【0006】
【0007】(式中、R1 及びR2 は、それぞれ独立
に、水素原子又は炭素数1〜12の炭化水素基であり、
3 は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表わ
す。)
【0008】以下、詳細に説明する。本発明の構造単位
とは、上記化学式(1)で示されるものである。分子鎖
の少なくともひとつの末端に該構造単位を有するゴム重
合体を用いることにより、反撥弾性に優れるものとな
る。
【0009】本発明のゴム重合体中の上記構造単位以外
の分子鎖部分としては、各種のジエン系単量体の重合
体、及びジエン系単量体及び該ジエン系単量体と共重合
可能な単量体との共重合体があげられる。
【0010】ジエン系単量体としては、1,3−ブタジ
エン、イソプレン、1,3−ペンタジエン(ピペリレ
ン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3
−ヘキサジエンなどが例示される。
【0011】ジエン系単量体と共重合可能な単量体とし
ては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ビニルナフタレン、ビニルピリジン、ジビニルベン
ゼン、トリビニルベンゼン、ジビニルナフタレンなどの
芳香族ビニル化合物;アクリルニトリルなどの不飽和ニ
トリル;(メタ)アクリル酸エステル類などをあげるこ
とができる。
【0012】ジエン系単量体又はジエン系単量体及び該
単量体と共重合可能な単量体からなる重合体としては、
具体的には、ポリブタジン、ポリイソプレン、ブタジエ
ン−イソプレン共重合体、ブタジエン−スチレン共重合
体などが例示でき、とくにブタジエン−スチレン共重合
体は好ましいもののひとつである。ここで、スチレン含
有量は50重量%以下であることが望ましい。スチレン
含有量が過多な場合は、ゴムとしての弾性に劣ることが
ある。また、ブタジエン部分のビニル結合含有量は通常
10〜90%である。かかる範囲以外のゴム重合体は、
工業的に製造するのが困難である。
【0013】本発明のゴム重合体のムーニー粘度(ML
1+4 100℃)は10〜200、好ましくは20〜15
0である。ムーニー粘度が低過ぎる場合は、引張強さな
どの機械的強度に劣り、一方ムーニー粘度が高過ぎる場
合は、他種のゴム成分と併用して用いる際の混和性に劣
り、また加工性及び得られる加硫物の機械的特性が低下
する。なお、上記のムーニー粘度の範囲は、平均分子量
に換算すると、約50,000〜1,500,000程
度に相当する。
【0014】本発明のゴム重合体を製造する好ましい方
法は、以下のとおりである。炭化水素溶媒中、有機アル
カリ金属化合物を重合開始剤として、ジエン系単量体又
はジエン系単量体及び該単量体と共重合可能な単量体を
重合させることにより、重合体末端に重合活性なアルカ
リ金属原子を有する重合体を得、次いでフルベン系化合
物を添加して反応させ、更に活性水素を有する化合物を
添加して重合を停止させることにより本発明のゴム重合
体が得られる。
【0015】ここで、炭化水素溶媒としては、脂肪族炭
化水素、芳香族炭化水素、脂環族炭化水素から選ばれ、
特に炭素数2〜12個を有するプロパン、n−ブタン、
iso−ブタン、n−ペンタン、iso−ペンタン、n
−ヘキサン、シクロヘキサン、プロペン、1−ブテン、
iso−ブテン、トランス−2−ブテン、シス−2−ブ
テン、1−ペンテン、2−ペンテン、1−ヘキセン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンなどが好
ましい。また、これらの炭化水素溶媒は、二種類以上を
混合して使用してもよい。
【0016】有機アルカリ金属化合物としては、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムなど
の金属と炭化水素化合物又は極性化合物との各種錯体を
あげることができる。好ましくは、2〜20個の炭素原
子を有するリチウム又はナトリウム含有化合物である。
有機リチウム系化合物の具体例としては、エチルリチウ
ム、n−プロピルリチウム、iso−プロピルリチウ
ム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t
−オクチルリチウム、n−デシルリチウム、フェニルリ
チウム、2−ナフチルリチウム、2−ブチル−フェニル
リチウム、4−フェニル−ブチルリチウム、シクロヘキ
シルリチルム、4−シクロペンチルリチウム、1,4−
ジリチオ−ブテン−2、ナトリウムナフタレン、ナトリ
ウムビフェニル、カリウム−テトラヒドロフラン錯体、
α−メチルスチレンテトラマーのナトリウム塩などがあ
げられる。
【0017】ジエン系単量体及び該ジエン系単量体と共
重合可能な単量体については、前記のとおりである。
【0018】フルベン系化合物としては、前記化学式
(1)の構造単位を提供し得るものであればよいが、具
体的には、フルベン、6−メチルフルベン、6−エチル
フルベン、6−プロピルフルベン、6−イソプロピルフ
ルベン、6−フェニルフルベン、6−スチリルフルベ
ン、6−シクロヘキシルフルベン、6,6−ジメチルフ
ルベン、6,6−メチルエチルフルベン、6,6−メチ
ルプロピルフルベン、6,6−メチルイソブチルフルベ
ン、6,6−メチルアミルフルベン、6,6−メチルフ
ェニルフルベン、6,6−ジエチルフルベン、6,6−
ジプロピルフルベン、6,6−ジフェニルフルベン、
6,6−テトラメチレンフルベン、6,6−ペンタメチ
レンフルベン、2−メチル−6,6−フルベン、2−エ
チル−6,6−フルベン,3−メチル−6,6−フルベ
ンなどが例示される。
【0019】フルベン系化合物の添加量は、有機アルカ
リ金属化合物の使用量1モルあたり、通常0.05〜1
0モル、好ましくは0.2〜2モルである。
【0020】フルベン系化合物と重合体末端に重合活性
なアルカリ金属原子を有する重合体との反応は極めて迅
速に進行するので、反応温度及び反応時間は広範囲に選
択できるが、通常、室温〜100℃、数秒〜数時間で完
結される。こうして得られる重合反応物に、水、アルコ
ール、酸などの活性水素を有する化合物を添加するこに
より、容易に本発明の構造単位を有するゴム重合体とす
ることができる。
【0021】更に、本発明のゴム重合体は、以下の方法
によっても製造できる。炭化水素溶媒中、有機アルカリ
金属化合物を重合開始剤として、ジエン系単量体又はジ
エン系単量体及び該単量体と共重合可能な単量体を重合
させることにより、重合体末端に重合活性なアルカリ金
属原子を有する重合体を得、次いで3〜4官能性のカッ
プリング剤を添加してカップリング反応させ、更にフル
ベン系化合物を添加して反応させ、その後活性水素を有
する化合物を添加することにより本発明のゴム重合体が
得られる。
【0022】ここで、3〜4官能性のカップリング剤と
しては、四塩化ケイ素、四臭化ケイ素、四ヨウ化ケイ
素、四塩化ゲルマニウム、四塩化スズ、メチルトリクロ
ルシラン、ブチルトリクロロスズ、ビストリクロロシリ
ルエタン、ビストリクロロエタンなどが例示され、四塩
化ケイ素又は四塩化錫が反応性及び工業的入手容易性の
観点から好ましい。
【0023】上記のいずれの製造方法においても、通常
のランダマイザー、共役ジエン単位のミクロ構造調節剤
を使用できる。
【0024】かくして、本発明のゴム重合体が得られ
る。本発明のタイヤ用ゴム組成物は、上記のゴム重合体
を、全ゴム成分中10重量%以上、好ましくは20重量
%以上含有するものである。本発明のゴム重合体の含有
割合が過少な場合は反撥弾性の改良効果が不十分であ
る。
【0025】本発明のゴム重合体と併用できるゴム成分
としては、乳化重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、ブタジエン−イソプレン共重
合ゴムなどの合成ゴム及び天然ゴムが含まれ、目的に応
じて、これらのゴムの一種又は二種以上を用いることが
できる。本発明で使用するゴム成分のすべて、又は一部
を油展ゴムとして使用することもできる。
【0026】本発明のゴム組成物は、ゴム成分と各種配
合剤とをロール、バンバリーなどの混合機を用いて混合
することにより得られる。配合剤としては、ゴム工業で
通常使用されているものが使用できるが、加硫系として
は硫黄、ステアリン酸、亜鉛華、各種添加剤(チアゾー
ル系、チウラム系、スルフェンアミド系等)又は有機過
酸化物などが使用でき、補強剤としてはHAF、ISA
Fなどの各種のグレードのカーボンブラック、シリカな
どが使用でき、充填剤としては炭化カルシウム、タルク
などが使用でき、その他の配合剤としてはプロセス油、
加工助剤、老化防止剤などが使用できる。
【0027】
【実施例】次に、実施例により本発明を説明する。 (1)測定法 (a)ムーニー粘度(ML1+4 100℃) ゴム重合体につき、JIS K−6300に準拠して、
温度100℃にて測定した。 (b)スチレン含有量 ゴム重合体につき、屈折法により測定した。 (c)ブタジエン部のビニル含量 ゴム重合体につき、赤外分光分析法により測定した。 (d)tanδ 加硫ゴムにつき、東洋精機製のレオログラフを用い、初
期長30mm、静的歪10%、動的歪0.25%、周波
数10Hzの条件にて、60℃及び−24℃における値
を測定した。なお、tanδの60℃における値は、タ
イヤの転動抵抗と相関し、tanδの値が小さい程転動
抵抗が少ない。また、tanδの−24℃における値
は、凍結路面でのタイヤのグリップ性能と相関し、ta
nδの値が大きい程グリップ性能に優れる。 (e)反撥弾性 加硫ゴムにつき、JIS K−6301に準拠し、リュ
プケレジリエンステスターを用いて、60℃にて測定し
た。 (f)引張弾性率(M300) 加硫ゴムにつき、JIS K−6301に準拠し、ダン
ベル状試験片にて測定した。 (g)JIS硬度 加硫ゴムにつき、JIS K−6301に準拠し、室温
にて測定した。
【0028】(2)ゴム重合体の製造 (A)本発明によるゴム重合体(ゴム重合体(A)と記
す。) 内容積20リットルのステンレス製重合反応容器を乾燥
窒素で置換し、1,3−ブタジエン1870g、スチレ
ン330g、n−ヘキサン9900g、テトラハイドロ
フラン16g、n−ブチルリチウム(n−ヘキサン溶
液)13.4ミリモルを添加し、撹拌下に65℃にて4
時間重合を行い、その後カップリング剤として四塩化ケ
イ素0.8ミリモルを添加し、撹拌下に30分間反応を
させた。更に6,6−ジメチルフルベン10.2ミリモ
ルを添加し、撹拌下に15分反応させた後、10ミリリ
ットルのメタノールを加えて、更に5分間撹拌した。そ
の後、重合反応器の内容物を取り出し、11gの2,6
−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(住友化学工業社製
スミライザーBHT 商品名)を加え、スチームスト
リッピングによりn−ヘキサンの大部分を蒸発させた
後、50℃で20時間減圧乾燥した。得られたゴム重合
体について、ムーニー粘度、スチレン含有量及びブタジ
エン部のビニル含量を測定した。その結果、ムーニー粘
度(ML 1+4 100℃)57、スチレン含有量16重量
%及びブタジエン部のビニル含量34%であった。
【0029】(B)本発明によらないゴム重合体(ゴム
重合体(B)と記す。) 6、6−ジメチルフルベンを使用しないほかは、実施例
1と同様の方法によりゴム重合体を得た。測定の結果、
ムーニー粘度(ML1+4 100℃)52、スチレン含有
量16重量%及びブタジエン部のビニル含量34%であ
った。
【0030】(3)ゴム組成物の調製 表1〜の配合処方にてロール混練し、得られた配合物
を160℃×30分間の条件でプレス加硫した。加硫物
について、tanδ、反撥弾性、引張弾性率及びJIS
硬度を測定した。結果を表1〜3に示した。
【0031】この結果におけるそれぞれ対応する実施例
と比較することにより、本発明による実施例は、引張弾
性率及びJIS硬度を満足すべき水準に維持しつつ、反
撥弾性及びtanδが改良されていることがわかる。
【0032】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 比較例 1 1 配合(重量部) ゴム成分 ゴム重合体(A) 100 0 ゴム重合体(B) 0 100 天然ゴム 0 0 カーボンブラック*1 50 50 アロマ油*2 20 20 亜鉛華 4 4 ステアリン酸 2 2 加硫促進剤*3 1 1 硫黄 1.6 1.6 スミファイン1162*4 0 0 アクターC1*5 0 0 評価 反撥弾性 62 60 tan δ( 60℃) 0.107 (91)*6 0.117(100)*6 tan δ(-24℃) 0.438(103)*6 0.424(100)*6 引張弾性率kgf/cm2 71 67 JIS 硬度 61 62 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0033】
【表2】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 比較例 2 2 配合(重量部) ゴム成分 ゴム重合体(A) 70 0 ゴム重合体(B) 0 70 天然ゴム 30 30 カーボンブラック*1 50 50 アロマ油*2 20 20 亜鉛華 4 4 ステアリン酸 2 2 加硫促進剤*3 1 1 硫黄 1.6 1.6 スミファイン1162*4 0 0 アクターC1*5 0 0 評価 反撥弾性 58 56 tan δ( 60℃) 0.121 (94)*6 0.129(100)*6 tan δ(-24℃) 0.397(102)*6 0.389(100)*6 引張弾性率kgf/cm2 58 61 JIS 硬度 60 60 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0034】
【表3】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 比較例 3 3 配合(重量部) ゴム成分 ゴム重合体(A) 100 0 ゴム重合体(B) 0 100 天然ゴム 0 0 カーボンブラック*1 50 50 アロマ油*2 20 20 亜鉛華 4 4 ステアリン酸 2 2 加硫促進剤*3 1 1 硫黄 1.6 1.6 スミファイン1162*4 4 4 アクターC1*5 0.5 0.5 評価 反撥弾性 60 58 tan δ( 60℃) 0.108 (93)*6 0.116(100)*6 tan δ(-24℃) 0.393(102)*6 0.385(100)*6 引張弾性率kgf/cm2 72 64 JIS 硬度 65 65 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0035】*1 HAFカーボンブラック(N−33
9) *2 流動点27℃のアロマチックオイル *3 N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフ
ェンアミド *4 N,N’−ビス(2−メチル−2−ニトロプロピ
ル)−1,6−ジアミノヘキサン *5 2,3,5,6−テトラクロロ−1,4−ベンゾ
キノン *6 ( )内の数字は、それぞれ対応する比較例の
測定値を100としたときの指数である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、反
撥弾性に優れ、よって省燃費性能が改良されたタイヤ用
ゴム組成物を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 暁夫 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭47−29439(JP,A) 特開 平1−153740(JP,A) 特開 昭61−14214(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 21/00 B60C 1/00 C08L 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子鎖の少なくともひとつの末端に下記化
    学式(1)で表わされる構造単位を有し、かつムーニー
    粘度(ML1+4 100℃)が10〜200であるゴム重
    合体を、全ゴム成分中10重量%以上含有するタイヤ用
    ゴム組成物。 (式中、R1 及びR2 は、それぞれ独立に、水素原子又
    は炭素数1〜12の炭化水素基であり、R3 は水素原子
    又は炭素数1〜4のアルキル基を表わす。)
  2. 【請求項2】分子鎖の少なくともひとつの末端に上記化
    学式(1)で表わされる構造単位を有し、かつムーニー
    粘度(ML1+4 100℃)が10〜200であるスチレ
    ン−ブタジエンゴム重合体を、全ゴム成分中10重量%
    以上含有するタイヤ用ゴム組成物。
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