JP3023807U - カット豆腐の加熱装置 - Google Patents

カット豆腐の加熱装置

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JP3023807U JP1995010918U JP1091895U JP3023807U JP 3023807 U JP3023807 U JP 3023807U JP 1995010918 U JP1995010918 U JP 1995010918U JP 1091895 U JP1091895 U JP 1091895U JP 3023807 U JP3023807 U JP 3023807U
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進 高橋
高橋  清
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株式会社トーファー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備を立体化し長大な設置面積を必要とせず
既存の設備に容易に付加できるカット豆腐の加熱装置。 【解決手段】 搬送板に切断された豆腐を横に一列に並
べて載置し、豆腐挿入口側搬送板昇降装置により、加熱
箱の豆腐挿入口へ切断豆腐を載置した搬送板を挿入し、
豆腐挿入口から挿入された搬送板を豆腐排出口まで支承
しスライドする搬送板移送レールにより加熱箱の豆腐排
出口から押し出される切断豆腐を載置した搬送板を豆腐
排出口側搬送板昇降装置で受け取り、切断豆腐積み下ろ
し位置で切断豆腐を積み下ろした後搬送板を搬送板循環
レールを介して前記豆腐挿入口側搬送板昇降装置へ循環
させるものであって、装置の設置面積を小さくできるの
で、既存の装置に容易に取り付けることができ、また加
熱装置のコンパクト化により熱効率を改善することがで
きる。また、搬送板を加熱箱の豆腐挿入側と豆腐排出側
の間を循環するようにしたので、装置の小型化に極めて
効果的である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はカット豆腐の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
豆腐の腐敗の原因となる雑菌の繁殖温度は25〜35℃であって、この温度に 豆腐が保持される時間が長ければ長い程、豆腐の日持ちすなわち賞味期間が短く なる。豆乳から凝固した高温の状態の豆腐(豆腐芯温度約50℃)を豆腐切断水 槽中で一丁の大きさに切断し、このカット豆腐をプラスチック容器にパックし、 直ちにこの豆腐パックを冷却水槽中に浸漬し急速に冷却する(豆腐芯温度5℃以 下)いわゆるホットパックが行われている。
【0003】 ところが、従来のように豆乳を凝固させた高温の状態で出来上がった豆腐をプ ラスチック容器にパックする場合は、豆乳の凝固温度に制約があるため、豆腐を パックする温度に限度があり、充分な殺菌状態を期待することが困難である。そ こで、パックした豆腐を冷却するに先立って、加熱水槽に浸漬し充分な高温に保 って所望の殺菌状態とし、その後に豆腐パックを冷却水槽中に浸漬し急速に冷却 する方法が提案されている。
【0004】 また、絹ごし豆腐を母体とした新豆腐の製造方法としては、特公平5−330 17号公報の発明があり、この発明は「絹ごし豆腐を熱湯で加熱する工程と、前 記絹ごし豆腐を冷水で表面を冷却する工程と、前記絹ごし豆腐に付着した水滴を 除去する工程と、前記絹ごし豆腐を油で揚げる工程とからなる」が、この絹ごし 豆腐を母体とした新豆腐の製造方法においても、絹ごし豆腐を熱湯で加熱する工 程において、豆腐切断水槽中で切断したカット豆腐を加熱する加熱水槽を必要と する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 これら加熱工程に使用されるカット豆腐の加熱装置としては、簡便には従来か ら用いられている豆腐パック冷却水槽を加熱水槽に改造して用いることが考えら れる。従来の豆腐パック冷却装置としては、バッチ式のものとコンベヤ式のもの があり、バッチ式のものは、豆腐パックを一段に並べて収容したかごを数段積み 重ねて枠の中に入れ、この枠を横長の冷却水槽に順次浸漬し、冷却された枠から 順番に冷却水槽から取り出すものであり、またコンベヤ式のものは、同様に横長 の冷却水槽を用い、冷却水槽の一端を入口側とし他端を出口側とし、冷却水槽の 中に豆腐パック搬送コンベヤを取付けたもので、このコンベヤは入口側から出口 側近くまでは、冷却水槽の底部に取り付けられ、そこから出口に向けて傾斜して 上昇しコンベヤの端は出口で冷却水槽上に露出している。
【0006】 しかしながら、豆乳から凝固した高温の状態の豆腐を豆腐切断水槽中で一丁の 大きさに切断し、このカット豆腐をプラスチック容器にパックし、この豆腐パッ クを冷却水槽中に浸漬し急速に冷却するいわゆるホットパックの製造ラインに、 さらに豆腐パック冷却水槽と同様のカット豆腐加熱水槽を付加することは、ホッ トパックの製造ラインが従来よりも著しく長くなり、場所的な制約によりカット 豆腐の加熱装置を付加できない場合もある。
【0007】 また、前記バッチ式の豆腐パック冷却装置は、パックされた豆腐をかごの中に 一個一個手に取って並べなければならないという手間を要すると共に、バッチ式 であるため自動化が困難であり、豆腐パックの冷却時間が60〜90分かかるた め、冷却能力を向上するためには、冷却水槽を横に長くせざるを得ず、冷却水槽 の設置面積が大きくなるというような不都合がある。
【0008】 また、前記コンベア式の豆腐パック冷却装置は、パックされた豆腐は冷却水槽 の入口側からランダムに投入され、コンベアで出口側に搬送される間に冷却され るものであるが、豆腐パックは冷却水槽に投入された順番でコンベア出口端で取 り出されるとは限らず、先に投入されたものが何時までも後に残ったり、あるい は後から投入したものが先にコンベア出口端に到達したりするので、豆腐パック の冷却ムラができる場合がある。さらに、冷却されてコンベアにより取り出され た豆腐パックはランダムな状態であるので箱の中へ並べ変える手間を必要とし、 コンベア式であるため豆腐パックの冷却時間に応じて冷却水槽が横長になり、前 記バッチ式と同様に冷却水槽の設置面積が大きくなるというような不都合がある 。
【0009】 このような、問題点は絹ごし豆腐を母体とした新豆腐の製造装置においても同 様であり、前記の絹ごし豆腐を母体とした新豆腐の製造装置の発明における加熱 装置は、豆腐切断水槽と次に設置されている冷却水槽を跨いで設けられたネット コンベアとそのネットコンベアを包むトンネルからなり、豆腐切断水槽と冷却水 槽の間に豆腐加熱水槽を配置し、各水槽の間をネットコンベアを跨がせた装置に 比べて装置が短縮化されるものの、ネットコンベヤの豆腐切断水槽から切断豆腐 を引き上げる上昇部分および加熱後に切断豆腐を冷却水槽に浸漬する下降部分に おいて切断豆腐が滑り落ちないような緩やかで長い傾斜部を必要とし、まだ装置 の短縮化が充分でない。
【0010】 本考案は、カット豆腐の製造ラインに加熱工程を付加することが困難であると いう前記のごとき問題点、あるいは絹ごし豆腐を母体とした新豆腐の製造装置が 長大であるという前記のごとき問題点を解決すべくなされたものであって、設備 を短縮化し長大な設置面積を必要としないカット豆腐の加熱装置を提供すること を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案のカット豆腐の加熱装置は、切断された豆腐を横に一列に並べて載置す る搬送板と、切断豆腐を載置した前記搬送板を挿入できる少なくとも一個の豆腐 挿入口と切断豆腐を載置した前記搬送板を排出できる少なくとも一個の豆腐排出 口を有し前記豆腐挿入口から挿入された搬送板を前記豆腐排出口まで支承しスラ イドする搬送板移送レールを設けた加熱箱と、前記加熱箱の上または下に取り付 けられ前記搬送板を支承しスライドする搬送板循環レールと、前記加熱箱の前記 豆腐挿入口側を昇降し切断豆腐を載置した前記搬送板を前記豆腐挿入口へ挿入し た後前記搬送板循環レールから搬送板を受け取り切断豆腐載置位置で切断豆腐を 載置する豆腐挿入口側搬送板昇降装置と、前記加熱箱の前記豆腐排出口側を昇降 し前記加熱箱の前記豆腐排出口から切断豆腐を載置した前記搬送板を受け取り切 断豆腐積み下ろし位置で切断豆腐を積み下ろした後前記搬送板を前記搬送板循環 レールを介して前記豆腐挿入口側へ循環させる豆腐排出口側搬送板昇降装置とか らなることを要旨とする。
【0012】 豆腐挿入口側搬送板昇降装置は、搬送板循環レールから循環してきた搬送板を 受け取り切断豆腐載置位置で停止する。切断豆腐載置位置で搬送板の上に切断豆 腐が載置されると、豆腐挿入口側搬送板昇降装置は、搬送板を切断豆腐載置位置 から昇降し加熱箱に設けられた多数ある豆腐挿入口のいずれかに停止し搬送板を 切断豆腐と共に挿入した後、搬送板循環レールのある位置に再び戻り、搬送板循 環レールから循環してきた搬送板を受け取る。
【0013】 以上の動作が繰り返されると、加熱箱に中に設けた搬送板移送レールには豆腐 挿入口から挿入された搬送板が支承された後、後から豆腐挿入口から挿入された 搬送板の押されて搬送板移送レールの摺動してを豆腐排出口まで順次送られる。 搬送板の上に載せられた切断豆腐は加熱箱の豆腐挿入口から豆腐排出口へ送られ る間に加熱が完了する。搬送板移送レールが搬送板で一杯になると、新たに豆腐 挿入口から挿入された搬送板の押されて先に挿入された搬送板が切断豆腐と共に 豆腐排出口から押し出される。
【0014】 豆腐排出口側搬送板昇降装置は、切断豆腐と共に加熱箱の豆腐排出口から押し 出された搬送板を受け取り、昇降して切断豆腐積み下ろし位置で停止し切断豆腐 を積み下ろした後、搬送板を搬送板循環レールのある位置に戻り、搬送板循環レ ールを介して搬送板を豆腐挿入口側へ循環させる。
【0015】
【発明の実施の形態】 本考案の実施の形態を以下図面に従って説明する。図1は本発明の実施に形態 の部分断面図を示す。図1において左側の水槽10は豆腐切断水槽であって、図 示しないが水槽中には豆腐切断装置が設置され、豆乳凝固箱から取り出された絹 ごし豆腐の塊を先ず豆腐一丁分の幅に切断した後、さらに豆腐一丁の大きさに切 断する。一丁の大きさに切断された切断豆腐12は適当な間隔を保つように拡げ られた後、切断豆腐12を横に一列に並べて載置できる横長の搬送板14の上に 切断豆腐載置シリンダ16により載置される。
【0016】 豆腐切断水槽10の右側に隣接して冷却水槽18が設置され、この冷却水槽1 8には5℃以下の水温の水が満たされた水槽であって、図示しないが切断豆腐を 移送するネットコンベアが左端から水槽の底を走って水槽の右端から上昇して次 の水滴除去装置につながっており、冷却水槽に入る絹ごし豆腐が浮き上がらない ように、押さえコンベアが取り付けられている。
【0017】 加熱装置20の加熱箱22は、豆腐切断水槽10と冷却水槽12の間の上部に 固定された箱であって、豆腐切断水槽10側には切断豆腐12を載置した搬送板 14を挿入できる大きさの2個の豆腐挿入口24が設けられ、冷却水槽18側に は切断豆腐12を載置した搬送板14を排出できる2個の豆腐排出口26が設け られている。
【0018】 この加熱箱22の各々の豆腐挿入口24から豆腐排出口26の間には、豆腐挿 入口24から挿入された切断豆腐12を載置した搬送板14を支承すると共にス ライドさせて豆腐排出口26まで移送させる搬送板移送レール28が取り付けら れている。なお、この搬送板移送レール28の長さは、搬送板14の幅の整数倍 になっており、予め定めた数の搬送板14が載るようになっている。
【0019】 また加熱箱22には図示しないが蒸気配管が接続され、加熱箱22内は60℃ 以上の雰囲気が保たれると共に、豆腐挿入口24および豆腐排出口26には遮断 膜30が垂らされ、外気の侵入を遮断している。
【0020】 豆腐切断水槽10と冷却水槽18の間のであって加熱箱22の下には冷却水槽 18側から搬送板14を支承しスライドする搬送板循環レール32が取り付けら れており、この搬送板循環レール32は搬送板移送レール28と同じ長さであり 、かつ両端の位置は搬送板移送レール28と一致するように取り付けられている 。
【0021】 豆腐挿入口側搬送板昇降装置34は、搬送板14を支承する昇降枠36と、こ の昇降枠34を加熱箱22の豆腐挿入口側で昇降させる上下のスプロケットホィ ール38と、両端が昇降枠34に取り付けられ上下のスプロケットホィール38 に巻き付けて張設されたチェイン40と、加熱箱22の豆腐挿入口24の前に取 り付けられた豆腐挿入シリンダ42とからなる。そして昇降枠36は図1に示し たように、上段の搬送板移送レール28の高さと一致するA位置、下段の搬送板 移送レール28の高さと一致するB位置、搬送板循環レール32の高さと一致す るC位置および切断豆腐載置位置であるD位置で停止するようになっている。
【0022】 豆腐排出口側搬送板昇降装置44は、搬送板14を支承する昇降枠46と、こ の昇降枠46を加熱箱22の豆腐排出口側で昇降させる上下のスプロケットホィ ール48と、両端が昇降枠34に取り付けられ上下のスプロケットホィール48 に巻き付けて張設されたチェイン50と、搬送板循環レール32の高さに取り付 けられた搬送板循環シリンダ52とからなる。そして昇降枠46は図1に示した ように、上段の搬送板移送レール28の高さと一致するA位置、下段の搬送板移 送レール28の高さと一致するB位置、搬送板循環レール32の高さと一致する C位置および切断豆腐積み下ろしシリンダ54が取り付けられた切断豆腐積み下 ろし位置であるD位置で停止するようになっている。
【0023】 以上の構成からなる本発明の実施の形態の装置の作動について説明すると、豆 腐挿入口側搬送板昇降装置34の昇降枠36は搬送板循環レール32の高さと一 致するC位置において、搬送板循環レール32から豆腐切断水槽10側へ押し出 される搬送板14を受け取り、切断豆腐載置位置であるD位置まで下降して停止 する。D位置においては切断豆腐載置シリンダ16が作動し、切断豆腐12が昇 降枠36上の搬送板14の上に並べられる。
【0024】 次いで、昇降枠36は切断豆腐12を載置した搬送板14を載せて上昇し上段 の搬送板移送レール28の高さと一致するA位置または下段の搬送板移送レール 28の高さと一致するB位置で停止する。一方、豆腐排出口側では豆腐排出口側 搬送板昇降装置44が作動され昇降枠46が上昇し、豆腐挿入口側の昇降枠36 が停止している上段の搬送板移送レール28の高さと一致するA位置または下段 の搬送板移送レール28の高さと一致するB位置で待機する。
【0025】 続いて豆腐挿入シリンダ42が作動されると、切断豆腐12を載置した搬送板 14は豆腐挿入シリンダ42に押されて、豆腐挿入口24から遮断膜30を押し て加熱箱22内に挿入され、搬送板移送レール28に支承される。加熱箱22の 搬送板移送レール28には既に同様の操作により挿入された切断豆腐12を載置 した搬送板12が豆腐挿入口24から豆腐排出口26まで連続して並んでおり、 新しく切断豆腐12を載置した搬送板12が豆腐挿入口24から挿入されると、 豆腐排出口26にある切断豆腐12を載置した搬送板12は、遮断膜30を押し て豆腐排出口側へ押し出される。一方、豆腐排出口側では昇降枠44が待機して いるので、豆腐排出口26から押し出された切断豆腐12を載置した搬送板12 は、昇降枠44に受け取られる。
【0026】 豆腐挿入口側のA位置またはB位置で切断豆腐12を載置した搬送板12を加 熱箱22の搬送板移送レールに移送した昇降枠36は、搬送板循環レール32の 高さと一致するC位置まで下降しC位置で待機する。一方、豆腐排出口側の昇降 枠46は、切断豆腐12を載置した搬送板12を載せたまま下降し切断豆腐積み 下ろしシリンダ54が取り付けられた切断豆腐積み下ろし位置であるD位置で停 止する。次いで、積み下ろしシリンダ54が作動し、切断豆腐12が搬送板14 から図示しないチェインコンベヤの上に降ろされる。
【0027】 切断豆腐12を降ろし搬送板14だけを載せた昇降枠46は、D位置から搬送 板循環レール32の高さと一致するC位置へ上昇する。そこで搬送板循環シリン ダ52が作動し搬送板14を搬送板循環レール32へ移送する。搬送板循環レー ル32には既に同様の操作により移送された搬送板12が豆腐挿入口側まで連続 して並んでおり、新しく搬送板12が移送されると、一番豆腐挿入口側にある搬 送板12は、豆腐挿入口側へ押し出される。一方、豆腐挿入口側では昇降枠36 が待機しているので、押し出された搬送板12は、昇降枠36に受け取られる。
【0028】 C位置で搬送板14を受け取った昇降枠36は、再び切断豆腐載置位置である D位置まで下降し、前記と同様の動作が繰り返される。なお、昇降枠36は切断 豆腐12を載置した搬送板14を載せて上昇し上段の搬送板移送レール28の高 さと一致するA位置または下段の搬送板移送レール28の高さと一致するB位置 で停止するが、A位置に停止させるかB位置に停止させるかは、A位置とB位置 が交互に選択される。
【0029】 なお、本考案の実施の形態においては、豆腐挿入口24および豆腐排出口26 を2個設けたものを示したが、豆腐挿入口24および豆腐排出口26は一個であ っても構わない。また、本考案の実施の形態においては、絹ごし豆腐を母体とす る新豆腐の製造装置に用いられたカット豆腐の加熱装置について説明したが、図 2に示すように、豆腐切断水槽で豆腐をカットし包装した豆腐パックを冷却水槽 中に浸漬し急速に冷却するいわゆるホットパックの製造ラインに、本考案のカッ ト豆腐の加熱装置を用いても良い。
【0030】 すなわち、図2においては豆腐切断水槽で豆腐をカットし包装した豆腐パック 56が、C位置の高さに設置されたコンベア58により運ばれてくる。豆腐挿入 口側搬送板昇降装置34の昇降枠36は搬送板循環レール32の高さと一致する C位置において、搬送板循環レール32から豆腐挿入口側へ押し出される搬送板 14を受け取り、次いでC位置においては切断豆腐載置シリンダ16が作動し、 切断豆腐12がブリッジ60を通って昇降枠36上の搬送板14の上に並べられ る。以下の動作は図1の装置の作動と全く同じである。
【0031】
【考案の効果】
本考案のカット豆腐の加熱装置は以上説明したように、搬送板に切断された豆 腐を横に一列に並べて載置し、豆腐挿入口側搬送板昇降装置により、加熱箱の豆 腐挿入口へ切断豆腐を載置した搬送板を挿入し、豆腐挿入口から挿入された搬送 板を豆腐排出口まで支承しスライドする搬送板移送レールにより加熱箱の豆腐排 出口から押し出される切断豆腐を載置した搬送板を豆腐排出口側搬送板昇降装置 で受け取り、切断豆腐積み下ろし位置で切断豆腐を積み下ろした後搬送板を搬送 板循環レールを介して前記豆腐挿入口側搬送板昇降装置へ循環させるものであっ て、装置の設置面積を小さくできるので、既存の装置に容易に取り付けることが でき、また加熱装置のコンパクト化により熱効率を改善することができる。また 、搬送板を加熱箱の豆腐挿入側と豆腐排出側の間を循環するようにしたので、装 置の小型化に極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の部分断面図である。
【図2】本考案の他の実施の形態の部分断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・豆腐切断水槽 12・・・・・切断豆腐 14・・・・・搬送板 18・・・・・冷却水槽 20・・・・・加熱装置 22・・・・・加熱箱 24・・・・・豆腐挿入口 26・・・・・豆腐排出口 28・・・・・搬送板移送レール 32・・・・・搬送板循環レール 34・・・・・豆腐挿入口側昇降装置 36・・・・・昇降枠 44・・・・・豆腐排出口側昇降装置 46・・・・・昇降枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断された豆腐を横に一列に並べて載置
    する搬送板と、切断豆腐を載置した前記搬送板を挿入で
    きる少なくとも一個の豆腐挿入口と切断豆腐を載置した
    前記搬送板を排出できる少なくとも一個の豆腐排出口を
    有し前記豆腐挿入口から挿入された搬送板を前記豆腐排
    出口まで支承しスライドする搬送板移送レールを設けた
    加熱箱と、前記加熱箱の上または下に取り付けられ前記
    搬送板を支承しスライドする搬送板循環レールと、前記
    加熱箱の前記豆腐挿入口側を昇降し切断豆腐を載置した
    前記搬送板を前記豆腐挿入口へ挿入した後前記搬送板循
    環レールから搬送板を受け取り切断豆腐載置位置で切断
    豆腐を載置する豆腐挿入口側搬送板昇降装置と、前記加
    熱箱の前記豆腐排出口側を昇降し前記加熱箱の前記豆腐
    排出口から切断豆腐を載置した前記搬送板を受け取り切
    断豆腐積み下ろし位置で切断豆腐を積み下ろした後前記
    搬送板を前記搬送板循環レールを介して前記豆腐挿入口
    側へ循環させる豆腐排出口側搬送板昇降装置とからなる
    ことを特徴とするカット豆腐の加熱装置。
JP1995010918U 1995-10-16 1995-10-16 カット豆腐の加熱装置 Expired - Lifetime JP3023807U (ja)

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