JP3023533B2 - サイクロトロン - Google Patents

サイクロトロン

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JP3023533B2
JP3023533B2 JP7063671A JP6367195A JP3023533B2 JP 3023533 B2 JP3023533 B2 JP 3023533B2 JP 7063671 A JP7063671 A JP 7063671A JP 6367195 A JP6367195 A JP 6367195A JP 3023533 B2 JP3023533 B2 JP 3023533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陽子や重陽子等の粒子
を加速するサイクロトロンに関し、特に、磁極を構成す
るためにセクタを有するサイクロトロンに関する。
【0002】
【従来の技術】図4には、セクタを備えた従来のサイク
ロトロンが示されている。図4を参照して、このサイク
ロトロンは、サイクロトロン中心軸50を持つサイクロ
トロン容器即ち真空容器(図示せず)を有し、このサイ
クロトロン容器内の真空雰囲気中に、陽子と重陽子とを
加速するために必要な加速磁場を形成して、この加速磁
場で陽子と重陽子とを加速するものである。
【0003】図4に加えて図5をも併せ参照して説明す
る。このサイクロトロンは、サイクロトロン中心軸50
に垂直な第1の円形表面と、サイクロトロン中心軸50
に一致した第1のポール中心軸とを、持つ磁性体からな
る断面円形の第1のポール71を有する。第1の主コイ
ル17は、第1のポール71を囲むように配置され、サ
イクロトロン中心軸50に一致した第1の主コイル中心
軸を持っている。複数の第1のセクタ81は、それぞれ
扇形の磁性体からなり、第1のポール71の前記第1の
円形表面の複数の選択された部分に選択的に配置されて
いる。複数の第1のセクタ81の上面には、それぞれ、
サイクロトロン中心軸50に一致した中心軸を持つ複数
の第1のトリムコイル9〜12が配設されている。
【0004】磁性体からなる断面円形の第2のポール7
2は、サイクロトロン中心軸50に垂直でありかつ前記
第1の円形表面に対向する第2の円形表面と、サイクロ
トロン中心軸50に一致した第2のポール中心軸とを持
っている。第2の主コイル18は、第2のポール72を
囲むように配置され、サイクロトロン中心軸50に一致
した第2の主コイル中心軸を持っている。複数の第2の
セクタ82は、それぞれ扇形の磁性体からなり、第2の
ポール72の前記第2の円形表面の複数の選択された部
分に、複数の第1のセクタ81との間にスペース51を
置いて、選択的に配置されている。複数の第2の(扇
形)セクタ82は複数の第1の(扇形)セクタ81に対
向している。複数の第2のセクタ82の上面には、それ
ぞれ、サイクロトロン中心軸50に一致した中心軸を持
つ複数の第2のトリムコイル13〜16が配設されてい
る。
【0005】図6を参照して別の従来のサイクロトロン
について説明する。このサイクロトロンは、以下のこと
を除けば、図4のサイクロトロンと同様である。即ち、
図6のサイクロトロンにおいては、複数の第1のトリム
コイル9′〜12′が第1のポール71と複数の第1の
セクタ81との間に配置され、複数の第2のトリムコイ
ル13′〜16′が第2のポール72と複数の第2のセ
クタ82との間に配置されている(このサイクロトロン
に類似の構造を有するサイクロトロンは、例えば、特開
昭48−22895号公報に記載されている)。複数の
第1のセクタ81には、第1のトリムコイル9′〜1
2′を挿入できる溝52が形成され、複数の第2のセク
タ82には、第2のトリムコイル13′〜16′を挿入
できる溝52´が形成されている。溝52及び52´の
中央位置(サイクロトロン中心軸50に一致する位置)
にはスペーサ53及び53´が配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7を参照して、図4
及び図5のサイクロトロンにおいて、陽子と重陽子とを
加速するためには、線1(又は2)にて示したように、
スペース51にサイクロトロン中心軸50から離れるに
つれて増加する加速磁場を形成する必要がある。第1及
び第2の主コイル17及び18は、線3(又は4)にて
示したように、スペース51にサイクロトロン中心軸5
0から離れるにつれて増加する主磁場を形成する。第1
及び第2のトリムコイル9〜16(図4)及び第1及び
第2のトリムコイル9´〜16´(図6)は、線5(又
は6)にて示したように、スペース51にサイクロトロ
ン中心軸50から離れるにつれて直線的に減少(又は増
加)する主磁場を形成するためのものである。
【0007】このように、サイクロトロンで陽子と重陽
子を加速するためには、図7に示す様な磁場分布1(又
は2)が必要である。なお、磁場分布1は陽子用で、磁
場分布2は重陽子用である。この磁場分布1(又は2)
を1台のサイクロトロンで実現するためには、主コイル
17及び18によって得られた磁場分布3(又は4)に
トリムコイル9〜16又は9´〜16´によって得られ
た磁場分布5(又は6)を重ね合せれば良い。
【0008】図4及び図6の従来サイクロトロンにおい
て、複数組のトリムコイルの磁場を合成して、合成磁場
分布を略直線状になる様にしているが、より直線状にす
るために数多くの組のトリムコイルを必要とした。この
ため、トリムコイルが数多く必要である為、コスト高に
なる。また、それらの電源もトリムコイルの数に対応し
て必要となり、この点からもコスト高になっていた。さ
らに、配線、コイルの冷却用配管が複雑になる。
【0009】それ故、本発明の課題は、トリムコイルの
数を減少させることにより、簡単な構造を有する低コス
トのサイクロトロンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、サイク
ロトロンの中心軸から離れるにつれて増加する加速磁場
で粒子を加速するサイクロトロンであって、前記サイク
ロトロンの中心軸と同心の中心軸を持つ磁性体からなる
円形の第1のポールと、該第1のポールを囲むように配
置され、前記サイクロトロンの中心軸と同心の中心軸を
持つ第1の主コイルと、前記第1のポール表面の複数の
選択された部分に選択的に配置された磁性体からなる複
数の第1のセクタと、前記第1のポール表面との間にあ
る距離を置いて配設され、前記サイクロトロンの中心軸
と同心の中心軸を持つ磁性体からなる円形の第2のポー
ルと、該第2のポールを囲むように配置され、前記サイ
クロトロンの中心軸と同心の中心軸を持つ第2の主コイ
ルと、前記第2のポール表面の複数の選択された部分に
選択的に配置された磁性体からなる複数の第2のセクタ
とを、備えた前記サイクロトロンにおいて、前記第1の
ポールは、前記サイクロトロンの中心軸と同心の円形の
第1の中空部を有し、前記第2のポールは、前記サイク
ロトロンの中心軸と同心の円形の第2の中空部を有し、
前記第1の中空部に第1のトリムコイルを、前記第2の
中空部に第2のトリムコイルを配設したことを特徴とす
るサイクロトロンが得られる。
【0011】更に本発明によれば、前記第1及び前記第
2の中空部を前記第1及び前記第2のポールの周面近傍
まで形成し、前記第1及び前記第2のトリムコイルを前
記第1及び前記第2のポールの周面近傍の前記第1及び
前記第2の中空部にそれぞれ配設したことを特徴とする
サイクロトロンが得られる。
【0012】また本発明によれば、前記第1及び前記第
2のトリムコイルより内側に前記第1及び前記第2の中
空部に磁性体を配設したことを特徴とするサイクロトロ
ンが得られる。
【0013】更に本発明によれば、前記第1及び前記第
2のポールを、該ポールの中心軸に対して直交する方向
側で分割していることを特徴とするサイクロトロンが得
られる。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0015】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
によるサイクロトロンは、図4及び図6のサイクロトロ
ンと同様に、サイクロトロン中心軸50を持ち、陽子と
重陽子とを加速するために必要な加速磁場を形成して、
この加速磁場で陽子と重陽子とを加速するものである。
図1のサイクロトロンは以下のこと以外は図4及び図6
のサイクロトロンと同様である。即ち、図1のサイクロ
トロンにおいては、第1のポール71は、その中に、サ
イクロトロン中心軸50に一致した中心軸を持つ円形の
第1の中空部35を有し、この第1の中空部35に一つ
の第1のトリムコイル37が配置される。同様に、第2
のポール72は、その中に、サイクロトロン中心軸50
に一致した中心軸を持つ円形の第2の中空部36を有
し、この第2の中空部36に一つの第2のトリムコイル
38が配置される。第1及び第2のトリムコイル37及
び38は、スペース51にサイクロトロン中心軸50か
ら離れるにつれて直線的に減少(又は増加)する副磁場
(図7の磁場分布5(又は6))を形成するためのもの
である。一方、第1及び第2の主コイル17及び18
は、上述したように、図7の磁場分布3(又は4)で示
されるように、スペース51にサイクロトロン中心軸5
0から離れるにつれて増加する主磁場を形成している。
このサイクロトロンは、この主磁場に前記副磁場を重ね
合わせることによって、主磁場を副磁場によって補正
し、この補正された磁場をスペース51に加速磁場とし
て形成する。
【0016】ここで第1及び第2のトリムコイル37及
び38を第1及び第2のポール71及び72内の第1及
び第2の中空部35及び36に格納することにより副磁
場が直線的になる理由を説明する。
【0017】図4の従来例の様に、複数組のトリムコイ
ル9〜16をサイクロトロンのセクタ81及び82上に
配置すると、図8の磁場分布21〜24のように、多少
トリムコイル9〜16の外側での減少が緩やかになるが
ほぼ空芯コイルの場合と同等な分布となる。図8におい
て、磁場分布21はトリムコイル9及び13によるもの
であり、磁場分布22はトリムコイル10及び14によ
るものであり、磁場分布23はトリムコイル11及び1
5によるものであり、磁場分布24はトリムコイル12
及び16によるものである。
【0018】図6の従来例の如く、複数組のトリムコイ
ル9´〜12´を複数の第1のセクタ81と第1のポー
ル71との間に挟み込み、複数組のトリムコイル13´
〜16´を複数の第2のセクタ82と第2のポール72
との間に挟み込むと、図9の磁場分布21´〜24´の
ように、第1及び第2のセクタ81及び82の効果によ
り減少がさらに緩やかになる。図9において、磁場分布
21´はトリムコイル9´及び13´によるものであ
り、磁場分布22´はトリムコイル10´及び14´に
よるものであり、磁場分布23´はトリムコイル11´
及び15´によるものであり、磁場分布24´はトリム
コイル12´及び16´によるものである。
【0019】しかし、図5でわかる通り、第1のポール
71上には、第1のセクタ81で覆われずに第1のポー
ル71が露出している部分(バレー)が第1のセクタ8
1で覆われた部分とほぼ同じ割合で存在する。同様に、
第2のポール72上には第2のセクタ82がない部分と
第2のセクタ82がある部分とがほぼ同じ割合で存在す
る。
【0020】従って、図1のサイクロトロンのように、
第1及び第2のトリムコイル37及び38を第1及び第
2のポール71及び72の中に埋め込んでしまえば、全
周を鉄で覆われてしまうので磁場の減少がさらに緩やか
になって直線に近づくと予想される。この考えに基づき
本願発明者等が第1及び第2のトリムコイル37及び3
8を第1及び第2のポール71及び72の中に埋め込ん
だ状態の図1のサイクロトロンについてテストを行った
ところ、第1及び第2のトリムコイル37及び38によ
る副磁場は、図2に実線で示すように、図7の磁場分布
5と実質的に同じく直線的に減少する予想通りの分布が
得られた。
【0021】なお、図2、図8、及び図9に示す各トリ
ムコイルの磁場分布において、磁場の強さに強弱がある
が、これらは、コイルの巻数、コイルに流す電流によっ
て自由に制御することができる。また、極性について
は、流す電流の向きを変えればよい。
【0022】図1を参照して、このサイクロトロンにお
いては、更に、例えば、鉄材である磁性体からなる一つ
の第1の円板39が、第1の中空部35に配置される。
この第1の円板39は、サイクロトロン中心軸50に一
致した第1の円板中心軸と、この第1の円板中心軸に垂
直な一対の端面とを持ち、これらの一対の端面が第1の
ポール71に接触している。同様に、第2の中空部36
にも、例えば、鉄材である磁性体からなる一つの円板4
0が配置される。この第2の円板40は、サイクロトロ
ン中心軸50に一致した第2の円板中心軸と、この第2
の円板中心軸に垂直な一対の端面とを持ち、これらの一
対の端面が第2のポール72に接触している。第1及び
第2の円板39及び40は実質的に互に等しい径を有す
る。
【0023】このサイクロトロンにおいて、第1及び第
2の中空部35及び36の厚みと第1及び第2のトリム
コイル37及び38の位置は、必要な直線状磁場分布が
得られる様に決められる。第1及び第2のセクタ81及
び82の形状により磁場分布が直線からはずれる場合は
第1及び第2の中空部35及び36中に適当な形状の第
1及び第2の円板39及び40を挿入する事により調整
できる。この際、第1及び第2の円板39及び40の半
径を長くすると、磁場分布が図2に2点鎖線で示す様に
なり、第1及び第2の円板39及び40の半径を短くす
ると、磁場分布が図2に破線で示す如くなる。
【0024】実際には、第1及び第2のポール71及び
72内部に第1及び第2の中空部35及び36を形成す
るのは困難である為、図1に示す如く、第1のポール7
1を上下に分割して第1のポール本体711と第1の補
助ポール712とで構成し、第2のポール72を上下に
分割して第2のポール本体721と第2の補助ポール7
22とで構成する。第1及び第2の補助ポール721及
び722には、それぞれ第1及び第2のトリムコイル3
7及び38を収納する第1及び第2の凹溝が形成されて
いる。
【0025】図3を参照すると、本発明の第2の実施例
によるサイクロトロンは、以下のこと以外は図1のサイ
クロトロンと同様である。即ち、図3のサイクロトロン
においては、第1及び第2の補助ポール712´及び7
22´をそれぞれ平板状にして、第1のポール本体71
1と第1の補助ポール712´との間に、サイクロトロ
ン中心軸50に一致した第1のリング中心軸を有する磁
性体からなる第1のリング61を設け、第2のポール本
体721と第2の補助ポール722´との間に、サイク
ロトロン中心軸50に一致した第2のリング中心軸を有
する磁性体からなる第2のリング62を設けている。こ
れら第1及び第2のリング61及び62は実質的に同じ
径を有する。
【0026】以上の本発明の実施例では、陽子及び重陽
子加速専門のサイクロトロンを対象として説明したが、
他の粒子加速用のサイクロトロンに応用してもトリムコ
イルの数を減少させる効果が期待できることは勿論であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
組のトリムコイルを用いて直線的に変化する副磁場を形
成することができ、従って、簡単な構造を有する低コス
トのサイクロトロンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるサイクロトロンの
主要部の断面図である。
【図2】図1のサイクロトロンの磁場分布を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の第2の実施例によるサイクロトロンの
主要部の断面図である。
【図4】従来のサイクロトロンの概略断面図である。
【図5】従来及び本発明のサイクロトロンに用いられる
第1のポール及び複数の第1のセクタの斜視図である。
【図6】別の従来のサイクロトロンの主要部の断面図で
ある。
【図7】図1、図3、図4、及び図6のサイクロトロン
の磁場分布を説明するための図である。
【図8】図4のサイクロトロンの磁場分布を説明するた
めの図である。
【図9】図6のサイクロトロンの磁場分布を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
17 第1の主コイル 18 第2の主コイル 35 第1の中空部 36 第2の中空部 37 第1のトリムコイル 38 第2のトリムコイル 50 サイクロトロン中心軸 71 第1のポール 72 第2のポール 81 第1のセクタ 82 第2のセクタ 39 第1の円板 40 第2の円板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−178900(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05H 13/00 H05H 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイクロトロンの中心軸から離れるにつ
    れて増加する加速磁場で粒子を加速するサイクロトロン
    であって、 前記サイクロトロンの中心軸と同心の中心軸を持つ磁性
    体からなる円形の第1のポールと、該第1のポールを囲
    むように配置され、前記サイクロトロンの中心軸と同心
    の中心軸を持つ第1の主コイルと、前記第1のポール表
    面の複数の選択された部分に選択的に配置された磁性体
    からなる複数の第1のセクタと、前記第1のポール表面
    との間にある距離を置いて配設され、前記サイクロトロ
    ンの中心軸と同心の中心軸を持つ磁性体からなる円形の
    第2のポールと、該第2のポールを囲むように配置さ
    れ、前記サイクロトロンの中心軸と同心の中心軸を持つ
    第2の主コイルと、前記第2のポール表面の複数の選択
    された部分に選択的に配置された磁性体からなる複数の
    第2のセクタとを、備えた前記サイクロトロンにおい
    て、 前記第1のポールは、前記サイクロトロンの中心軸と同
    心の円形の第1の中空部を有し、前記第2のポールは、
    前記サイクロトロンの中心軸と同心の円形の第2の中空
    部を有し、前記第1の中空部に第1のトリムコイルを、
    前記第2の中空部に第2のトリムコイルを配設したこと
    を特徴とするサイクロトロン。
  2. 【請求項2】 前記第1及び前記第2の中空部を前記第
    1及び前記第2のポールの周面近傍まで形成し、前記第
    1及び前記第2のトリムコイルを前記第1及び前記第2
    のポールの周面近傍の前記第1及び前記第2の中空部に
    それぞれ配設したことを特徴とする請求項1に記載のサ
    イクロトロン。
  3. 【請求項3】 前記第1及び前記第2のトリムコイルよ
    り内側に前記第1及び前記第2の中空部に磁性体を配設
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載のサイクロ
    トロン。
  4. 【請求項4】 前記第1及び前記第2のポールを、該ポ
    ールの中心軸に対して直交する方向側で分割しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサイ
    クロトロン。
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