JP3023494B2 - 目透かし工法による内装仕上方法 - Google Patents

目透かし工法による内装仕上方法

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JP3023494B2
JP3023494B2 JP4176277A JP17627792A JP3023494B2 JP 3023494 B2 JP3023494 B2 JP 3023494B2 JP 4176277 A JP4176277 A JP 4176277A JP 17627792 A JP17627792 A JP 17627792A JP 3023494 B2 JP3023494 B2 JP 3023494B2
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Japan
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decorative
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joint
interior
sheet
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Inventor
高士 齋藤
Original Assignee
株式会社セラ−ズ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧板間の目地底を露
呈させる目透かし工法により内装仕上をする方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】各種ビル、公共用建物、病院等の内装用
に各種化粧板が用いられている。普通この化粧板は規格
化され、予め量産されるものである。そして、従来の化
粧板は表面にのみ化粧加工がなされており、その小口
(端面)にはボードの切断面が露出している。従って、
化粧板を離して配置し、化粧板間の目地底を露呈させる
目透かし工法によった場合は、その端面が見えてしま
い、非常に見苦しい状態となってしまう。また、表面に
傷が付いた場合、その補修が困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の内装用化粧板の場合は小口に化粧加工が施されていな
いので、化粧板間にスペースを保持して目地底を見せて
高級感を出す目透かし工法によって施工するに適さな
い。また、表面に傷が付いた場合の補修が困難であると
いう問題もある。そこで本発明は、このような問題のな
目透かし工法による内装仕上方法を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメントけい
酸カルシウム板その他適宜資材製基板の表面に塩化ビニ
ール等の化粧シートを被装し、必要に応じその上にフィ
ルムラミネートを施し、前記化粧シートを延長して基板
の裏面に折返して接着することにより小口を隠して成る
内装用化粧板を複数枚、ボードに貼り付けるに先立っ
て、前記ボードにおける前記化粧板間の目地底となる部
分、並びに、前記化粧板とジョイナーとの継ぎ目となる
部分に、目地底として露出させる目地テープを貼着する
目透かし工法による内装仕上方法、を以て上記課題を解
決した。
【0005】
【作 用】本発明において用いる化粧板においては、表
面のみならず、小口から裏面にかかる部分も化粧シート
に包み込まれている。従って、目透かし工法で施工する
に適している。2枚の化粧板の端部を、所定間隔を置い
て目地テープの上に固定することにより、目地底が形成
される。この工法に拠った場合、化粧板の寸法誤差を吸
収補正できる。
【0006】
【実施例】本発明の好ましい実施例を添付図面に依拠し
て説明する。図1は、本発明に係る方法によって内装用
化粧板1を壁面(プラスターボード4)に貼り付けた状
態を示す平面図である。化粧板1は、基板2の表面から
裏面の端縁部にかけて化粧シート3を被着することによ
り、小口を隠したものである(図2参照)。化粧シート
3の基板裏面への折り返し寸法は、10mm程でよい。
【0007】基板2としては、例えば、アスベスト代替
建材である東レグラサル株式会社製施釉セメントけい酸
カルシウム板が不燃性にもすぐれていて好適である。ま
た、化粧シート3は、普通、塩化ビニールシートにグラ
ビア印刷を施したものであって、当然のことながら化粧
板として適した色並びにパターンとされる。化粧シート
3上には、表面保護及び耐久性向上のため、更にフッ素
フィルム等のフィルムをラミネートすることが好まし
い。
【0008】通例化粧板1は施工に際して製造されるも
のであって、予め量産されるものではない。即ち、設計
図完成後その設計寸法通りに基板2を切断し、化粧シー
ト3を接着するものである。従って、本製品は小ロット
多品種向けということができる。
【0009】次に、上記化粧板1を用いた本発明に係る
目透かし工法による内装仕上方法を、工程順に説明す
る。施工に当っては、先ず、プラスターボード4表面の
化粧板1定着部の四周全長に亘り、あるいは、両側の
下方向全長に亘り、両面テープを貼り付ける。それと共
に、化粧板1、1間の目地底となる部分、及び、化粧板
1と出隅ジョイナー5の間の出隅部に、目地テープ6を
貼り付ける。目地テープ6は、化粧シート3と同色且つ
同一パターンであってもよいし、異なった色並びにパタ
ーンとしてもよい。
【0010】そして、化粧板1の裏面とプラスターボー
ド4の一方又は双方に接着剤7を塗布し、化粧板1を
隣りの化粧板1との間に目地底となる目地テープ6を露
呈させるための所定間隔を保持して、プラスターボード
4に圧接して貼り付ける。巾木部分には、必要に応じ適
宜巾木材を取り付ける。
【0011】本発明において用いる化粧板1の場合は、
表面に傷が付いてもその補修が容易である。図3乃至図
5はその方法を示すもので、図3は化粧シート3のみが
傷付いた場合の補修方法を示すものである。その場合
は、同じ化粧シート3aを傷部分8よりも少し大きめに
裁断し、これを傷部分8上に重ね、スキージを用いて圧
着する。
【0012】図4は、図3に示した方法では困難な場
合、即ち、傷が基板2にまで達している場合の補修方法
を示すもので、傷が浅い場合及び深い場合のいずれの場
合にも、傷部分をポリエステル系パテ9等で補修して表
面を平滑にした後、全面に化粧シート3bを重ね貼りす
る。また、傷が更に深く、プラスターボード4にまで及
ぶような場合は、プラスターボードごと取り外して交換
することになる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述した通りであるので、目地
テープを用い、且つ小口を隠した化粧板を用いることに
より、見映えがよくて高級感のある目透かし工法による
内装仕上を簡単且つ迅速に行なうことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る方法による内装仕上状態を示す
平面図である。
【図2】 本発明において用いる化粧板の一部を示す図
である。
【図3】 本発明において用いる化粧板の表面補修方法
を示す図である。
【図4】 本発明において用いる化粧板の他の表面補修
方法を示す図である。
【符号の説明】
1 化粧板 2 基板 3 化粧シート 4 プラスターボード 5 出隅ジョイナー 6 目地テープ 7 接着剤 8 傷部分 9 パテ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントけい酸カルシウム板その他適宜
    資材製基板の表面に塩化ビニール等の化粧シートを被装
    し、必要に応じその上にフィルムラミネートを施し、前
    記化粧シートを延長して基板の裏面に折返して接着する
    ことにより小口を隠して成る内装用化粧板を複数枚、ボ
    ードに貼り付けるに先立って、前記ボードにおける前記
    化粧板間の目地底となる部分、並びに、前記化粧板とジ
    ョイナーとの継ぎ目となる部分に、目地底として露出さ
    せる目地テープを貼着することを特徴とする目透かし工
    法による内装仕上方法。
  2. 【請求項2】 目地テープを化粧シートと同色且つ同一
    パターンとした請求項1記載の目透かし工法による内装
    仕上方法。
JP4176277A 1992-06-10 1992-06-10 目透かし工法による内装仕上方法 Expired - Lifetime JP3023494B2 (ja)

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JPS54160909U (ja) * 1978-04-29 1979-11-10
JPH04118453A (ja) * 1990-09-07 1992-04-20 Kimio Sugawara 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法

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