JP3023437B1 - 接ぎ木用穂木の切断装置 - Google Patents

接ぎ木用穂木の切断装置

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Abstract

【要約】 【課題】 穂木の茎を押し潰すことなくV字型に簡易か
つ正確に切断する。 【解決手段】 一対の切断刃(5)(5)を、V字型で且つ
それらの刃先(7)(7)がV字の先鋭部側をなすようにし
て取り付けた切断装置を使用して、穂木(1)の茎(2)を
切断刃(5)(5)間に差し込んで、前記の刃先(7)(7)
を、それらの刃先(7)(7)を近づける方向に作用する力
で、茎(2)に食い込ませながら、茎(2)をその軸方向に
移動させて切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接ぎ木作業に際し
て、穂木の茎をV字型に切断するために使用される接ぎ
木用穂木の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜や果物の苗木を接ぎ木する方法とし
て、従来から割り接ぎが広く行われている。この割り接
ぎは、穂木の先端をV字型に切断して、縦に割り込んだ
台木の先端へ差し込んでクリップなどで留める方法であ
る。割り接ぎにおいては、穂木の先端をV字型に切断す
る作業が最も困難で手間を要し、このため、従来におい
ては、穂木先端の切断作業を容易にするための器具が考
案されている。
【0003】例えば、特開昭63−98323号公報に
は、挟み型の器具の先端にV字型の刃と刃受けを設け
て、穂木の茎を刃のV字と同じ方向にセットして、刃を
茎の直径方向に移動させて切断するものが開示されてい
る。
【0004】他方、穂木の切断をより自動化したものと
して、特開平6−178618号公報には、穂木を保持
部に保持させた状態で、V字型の切断刃を穂木の茎の直
径方向に移動させるようにしたのものが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
切断装置は、何れもV字型の切断刃を穂木の茎の直径方
向に移動させて切断するものであり、かかる構造におい
ては、野菜などの茎の柔らかいものの場合、切断刃の切
れが悪くなってくると茎を押し潰すことになって、切断
できなくなる欠点がある。
【0006】更に、正しくV字型に切断するためには、
V字型の刃の先鋭部が茎の中心に来るように位置決めし
なければならず、径の小さい茎の場合には非常に困難で
ある。また、比較的硬いものの場合には、切断の際に茎
が回転しないよう確実に保持しておく必要があるから、
これらの位置決めと保持を機械的に行おうとすると、構
造が複雑となって、高価なものにならざるを得ない欠点
を有している。
【0007】本発明は、上記に鑑み、穂木の茎を押し潰
すことなくV字型に簡易かつ正確に切断することがで
き、構造も簡単でしかも安価な接ぎ木用穂木の切断装置
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、穂木の茎をV字型に切断するための切断
装置であって、一対の切断刃が、V字型で且つそれらの
刃先がV字の先鋭部側をなすようにして設けられて、
の切断刃の刃先長手方向の一端側が固定され、他端側が
拡開可能とされ、穂木の茎を切断刃間に設置するととも
に、前記の刃先を、それらの刃先を近づける方向に作用
する力で、茎に食い込ませながら、茎と切断刃の少なく
とも一方を茎の軸方向に相対移動させて切断することを
特徴とする。
【0009】また、切断刃間に、穂木の茎を切断刃の他
端側からその他端側を拡開させながら差し入れるように
している。さらに、切断刃はそれ自体弾性を有し、その
弾性を利用して拡開させ且つ茎に食い込ませるようにし
ている。
【0010】また、切断刃を挟んで前記茎移動方向の一
方又は両側に、その茎を移動させるためのガイドスリッ
トが設けられている。さらに、前記のガイドスリット
は、左右一対のガイド部材によって、前記切断刃の拡開
側が広く固定側が狭くなったV字状の角度をもたせて形
成され、これらのガイド部材を回転若しくは移動させる
ことで、前記の角度を変更可能とされている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る切断装置の斜視図、図2は同じくその切断刃部分
の拡大斜視図、図3は同じくその分解斜視図、図4は同
じくその平面図、図5は切断刃と切断刃押さえ板との配
置状態を示す縦断面図、図6は穂木の切断動作を示す
図、図7は穂木の茎に入った切込みを示す図、図8はガ
イドスリットの角度変更前と角度変更後の状態を示す図
である。
【0012】本実施形態に係る切断装置は、接ぎ木用穂
木(1)の茎(2)を切断する切断機構(3)と、この切断機
構(3)に対して穂木(1)の茎(2)を案内するための案内
機構(4)と、これら切断機構(3)及び案内機構(4)を取
り付けるための台板(18)とを備えている。
【0013】前記切断機構(3)は、一対の切断刃(5)
(5)と、これら切断刃(5)(5)を保持する保持部(6)と
からなる。切断刃(5)は、帯板状とされ、その長手方向
に沿って延びる一端に刃先(7)が形成されている。そし
て、一対の切断刃(5)(5)は、V字型で且つそれらの刃
先(7)(7)がV字の先鋭部側をなすようにして上下方向
に沿って設置されている。
【0014】保持部(6)は、切断刃(5)(5)の刃先長手
方向の一端側である下端部を固定する一対の固定部材
(8)(8)と、刃先(7)(7)の下端部が当接する位置決め
部材(9)と、この位置決め部材(9)に刃先(7)(7)の下
端部を押し付けるための一対の切断刃押さえ板(10)(10)
とからなる。
【0015】固定部材(8)は、台板(18)にビス止めされ
たL型プレート(11)と、このL型プレート(11)の垂直片
(12)に合わさるようにしてビス止めされた押し当てプレ
ート(13)とからなる。そして、一対の固定部材(8)(8)
は、V字型に配置されており、これら固定部材(8)(8)
の互いに近接する側の端部において、切断刃(5)が垂直
片(12)と押し当てプレート(13)との間に挟持されてい
る。従って、切断刃(5)(5)は、その下端部が固定され
ているだけであって、それ自体弾性を有し、刃先長手方
向の他端側である上端部が拡開可能とされた状態となっ
ている。また、図2及び図4に示す切断刃(5)(5)の固
定角θは、固定部材(8)(8)間の配置角度によって決定
されている。
【0016】位置決め部材(9)は、その水平な取付片(1
5)と垂直な当接片(16)とがL字型に連結されてなり、そ
の当接プレート(16)が固定部材(8)(8)の互いに近接す
る側の端部に対向するようにして、取付プレート(15)が
台板(18)にビス止めされている。
【0017】切断刃押さえ板(10)は、切断刃(5)と同じ
厚みを有する帯板状とされ、固定部材(8)におけるL型
プレート(11)の垂直片(12)と押し当てプレート(13)との
間に挟持されて水平方向に沿って配されている。そし
て、この切断刃押さえ板(10)の一端部が、図5に示すよ
うに、切断刃(5)の刃先(7)とは反対側の他端に当接す
ることによって、切断刃(5)の刃先(7)が位置決め部材
(9)の当接片(16)に押し付けられている。また、切断刃
押さえ板(10)の他端部には、ゴム製の把持部材(17)が取
り付けられている。
【0018】このようにして配された切断刃(5)(5)間
に、その上方より切断刃(5)(5)の上端部を拡開させな
がら穂木(1)の茎(2)を差し入れると、刃先(7)(7)を
近づける方向に作用する力すなわち切断刃(5)(5)の弾
性復帰力によって、刃先(7)(7)が茎(2)に食い込み、
この状態で茎(2)をその軸方向に沿って移動させること
で、茎(2)をV字型に切断することができるようになっ
ている。
【0019】また、切断刃押さえ板(10)(10)によって切
断刃(5)(5)を位置決め部材(9)に押し付けるようにし
ているので、刃先(7)(7)をきっちりとV字型に合わせ
ることができ、また刃先(7)(7)に多少の負荷がかかっ
ても、その刃先(7)(7)の姿勢が崩れることはない。さ
らに、切断刃押さえ板(10)を切断刃(5)と同じ厚みに設
定していることから、垂直片(12)と押し当てプレート(1
3)の隙間を埋めて、押し当てプレート(13)をその長さ方
向の全長に亘ってほぼ同じ押圧力で押し付けることがで
き、これによって切断刃(5)(5)をがたつくことなくし
っかりと固定することができる。
【0020】一方、前記案内機構(4)は、台板(18)にビ
ス止めされた一対の脚部材(20)(20)と、これら脚部材(2
0)(20)に取り付けられた一対の支持部材(21)(21)と、こ
れら支持部材(21)(21)に夫々設けられた2組のスリット
形成部(22)(22)とからなる。脚部材(20)は、一対のL型
プレートの垂直片同士をビス止めすることによって略Z
字型に形成されている。
【0021】支持部材(21)は、長方形状の水平片(23)
と、上端中央から下方に向かって縦溝(24)が形成された
略台形状の立上り片(25)とが一体的に連結されてなり、
その水平片(23)が脚部材(20)(20)の上面に跨るようにし
てビス止めされている。そして、一対の支持部材(21)(2
1)は、その立上り片(25)(25)の縦溝(24)が切断刃(5)
(5)を挟んで対向するように配置されている。なお、一
方の支持部材(21)の水平片(23)下面には、切断刃押さえ
部材(10)の上方への抜け出しを規制する平板(27)がビス
止めされている。
【0022】スリット形成部(22)は、立上り片(25)の切
断刃(5)(5)側の内面に支持された左右一対のガイド部
材(26)(26)からなる。ガイド部材(26)は、対角線上の角
部が斜めにカットされた略長方形状とされ、その中央部
及び下端部が立上り片(25)にビス止めされている。ガイ
ド部材(26)の中央部側のビス(30)は、立上り片(25)の長
穴(31)に挿通されている。この長穴(31)は、下端部側の
ビス(32)を支点とする弧状に形成されており、これによ
ってガイド部材(26)は、中央部側のビス(30)を緩めるこ
とによって、下端部側のビス(32)を中心として長穴(31)
の範囲内で回転可能とされている。
【0023】そして、左右一対のガイド部材(26)(26)の
間には、穂木(1)の茎(2)を移動させるためのガイドス
リット(33)が形成されている。このガイドスリット(33)
は、切断刃(5)(5)に対向して上下方向に沿って配さ
れ、切断刃(5)(5)の拡開側すなわち上端部側が広く、
切断刃(5)(5)の固定側すなわち下端部側が狭くなった
V字状の角度を有している。このガイドスリット(33)の
角度は、上記のビス(30)を緩めて左右一対のガイド部材
(26)(26)を回転させることによって変更可能となってい
る。また、ガイドスリット(33)は、切断刃(5)(5)の固
定角θの2等分線(34)を中心とした左右の距離が等しく
なるように設定されている。
【0024】このようにして配された2組のスリット形
成部(22)(22)のガイドスリット(33)(33)は、切断刃(5)
(5)を挟んで茎移動方向の両側に位置しており、切断刃
(5)(5)間に差し込んだ穂木(1)の茎(2)を切断刃(5)
(5)の固定角θの2等分線(34)方向に規制して、刃先
(7)(7)を茎(2)に同じ角度で食い込ませる機能を有し
ている。
【0025】前記台板(18)は、金属製板材(35)の下面に
ゴム製滑り止め材(36)を貼り付けてなり、装置の安定し
た設置を可能としている。
【0026】次に、上記切断装置を使用した穂木(1)の
切断作業について説明する。まず、図6に示すように、
穂木(1)の茎(2)の先端と根元を夫々手で持ち、切断刃
(5)(5)を拡開させながら、茎(2)を切断刃(5)(5)間
及びガイドスリット(33)(33)に上方から差し込む。そし
て、茎(2)を刃先(7)(7)に対して横滑りさせながら、
ガイドスリット(33)(33)に軽く挟まり止まるところまで
真っ直ぐ下に降ろす。このとき、切断刃(5)(5)の弾性
復帰力によって、刃先(7)(7)が茎(2)に食い込み、図
7に示すような切込み(40)が形成される。
【0027】そして、この状態で、穂木(1)の茎(2)を
その軸方向に沿って真っ直ぐ引っ張ると、茎(2)はその
切断面がV字型となって切断され、切断作業が完了す
る。このとき、茎(2)はガイドスリット(33)(33)に嵌り
込んだ状態で移動するので、茎(2)が切断刃(5)(5)の
固定角θの2等分線(34)方向に規制され、これによって
切断刃(5)(5)の刃先(7)(7)が茎(2)に同じ角度で食
い込んで、左右対称のきれいなV字型の切断面が形成さ
れる。
【0028】なお、切断する穂木(1)の茎(2)の太さに
比べて、ガイドスリット(33)(33)が狭く、茎(2)の刃先
(7)(7)に対する横滑り距離が短くて切込み(40)が形成
されにくいときには、図8に示すように、左右のガイド
部材(26)(26)を互いに離間する方向に回転させること
で、ガイドスリット(33)(33)を広げて、茎(2)の刃先
(7)(7)に対する横滑り距離を長く確保すれば良い。ま
た、茎(2)の太さに比べて、ガイドスリット(33)(33)が
広い場合には、左右のガイド部材(26)(26)を互いに近接
する方向に回転させれば良い。さらに、切断面のV字型
の頂部が左又は右に片寄る場合には、ガイド部材(26)(2
6)…を茎移動方向の両側で互いに逆方向に回転させるよ
うにすれば良い。
【0029】また、長期使用により切断刃(5)(5)の切
れ味が悪くなると、使用済みの切断刃(5)(5)を新しい
切断刃(5)(5)に交換する。この交換作業は、固定部材
(8)のビス(41)(41)…を緩めて切断刃押さえ板(10)(10)
を少し引き抜き、これによって切断刃(5)(5)の位置決
め部材(9)への押し付けを解除して、使用済みの切断刃
(5)(5)を取り外す。そして、新しい切断刃(5)(5)を
固定部材(8)の垂直片(12)と押し当てプレート(13)との
間に挿入し、この切断刃(5)(5)の下端部を切断刃押さ
え板(10)(10)によって位置決め部材(9)に押し付けなが
ら、再びビス(41)(41)…を締め付けるようにする。な
お、図中、(42)は、ビス(41)を締め付けたり、緩めたり
するドライバーを挿入するために、脚部材(20)に形成さ
れた治具挿入用穴である。
【0030】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正
及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実
施形態においては、切断刃に対して茎を引っ張るように
したが、茎に対して切断刃を移動させることで切断する
ようにしても良く、また両者を相対的に移動させるよう
にしても良い。また、上記実施形態においては、切断刃
自体に弾性を持たせるようにして、切断刃の刃先を茎に
食い込ませるようにしているが、ばね等の弾性体を用い
て切断刃を付勢することによって、切断刃の刃先を茎に
食い込ませるようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、V字型の切断刃間に差し入れた穂木の茎に刃
先を食い込ませて、茎と切断刃の少なくとも一方を茎の
軸方向に相対移動させることによって、茎をV字型に切
断しているので、従来のように茎を押し潰すことなく、
簡易かつ正確に切断することができる。しかも、茎は切
断刃間に配置されるので、従来のようなV字型の切断刃
の先鋭部が茎の中心に来るような位置決めを必要とせ
ず、また切断刃の刃先を茎に食い込ませた状態で切断す
るので、従来のような茎の回り止め防止のための確実な
保持も必要としない。このため、構造が非常に簡単とな
り、製造コストも安価に抑えることができる。
【0032】また、切断刃は、刃先長手方向の一端側を
固定し、他端側を拡開可能としているので、その他端側
から穂木の茎を差し入れて刃先に対して横滑りさせるだ
けで、刃先を容易に茎に食い込ませることができ、その
後の軸方向への移動による切断動作を確実に行うことが
できる。しかも、切断刃自体が弾性力を有していると、
刃先を茎に食い込ませるための構造を極めて簡単にする
ことができる。
【0033】さらに、ガイドスリットを介して茎を切断
刃に案内すると、茎を正確にV字型に切断することがで
きる。さらにまた、ガイドスリットのV字状の角度を変
更可能とすることによって、太い茎をガイドスリットに
十分に入り込ませたり、細い茎のガイドスリットへの入
り込み過ぎを規制することができ、これによって太さに
関係なく茎を常に良好な状態に位置決めしながら移動さ
せることができ、茎の切断不良を抑制してより高精度な
切断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る切断装置の斜視図で
ある。
【図2】同じくその切断刃部分の拡大斜視図である。
【図3】同じくその分解斜視図である。
【図4】同じくその平面図である。
【図5】切断刃と切断刃押さえ板との配置状態を示す縦
断面図である。
【図6】穂木の切断動作を示す図である。
【図7】穂木の茎に入った切れ込みを示す図である。
【図8】ガイドスリットの角度変更前と角度変更後の状
態を示す図である。
【符号の説明】
(1) 穂木 (2) 茎 (5) 切断刃 (7) 刃先 (26) ガイド部材 (33) ガイドスリット

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穂木の茎をV字型に切断するための切断
    装置であって、一対の切断刃が、V字型で且つそれらの
    刃先がV字の先鋭部側をなすようにして設けられて、
    の切断刃の刃先長手方向の一端側が固定され、他端側が
    拡開可能とされ、穂木の茎を切断刃間に設置するととも
    に、前記の刃先を、それらの刃先を近づける方向に作用
    する力で、茎に食い込ませながら、茎と切断刃の少なく
    とも一方を茎の軸方向に相対移動させて切断することと
    されている接ぎ木用穂木の切断装置。
  2. 【請求項2】 切断刃間に、穂木の茎を切断刃の他端側
    からその他端側を拡開させながら差し入れるようにした
    請求項1記載の接ぎ木用穂木の切断装置。
  3. 【請求項3】 切断刃はそれ自体弾性を有し、その弾性
    を利用して拡開させ且つ茎に食い込ませることを特徴と
    する請求項1又は2記載の接ぎ木用穂木の切断装置。
  4. 【請求項4】 切断刃を挟んで前記茎移動方向の一方又
    は両側に、その茎を移動させるためのガイドスリットが
    設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載の接ぎ
    木用穂木の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記のガイドスリットは、左右一対のガ
    イド部材によって、前記切断刃の拡開側が広く固定側が
    狭くなったV字状の角度をもたせて形成され、これらの
    ガイド部材を回転若しくは移動させることで、前記の角
    度を変更可能とされている請求項4記載の接ぎ木用穂木
    の切断装置。
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