JP3023427U - 腕 輪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間本来が持っている自然治癒力を向上させ
ることができるものはなかった。したがって、従来の腕
輪は体調を整えるものとしては今一歩である。 【解決手段】 複数個の金属製連結片５を互いに屈曲自
在に連結してバンド部２を形成し、腕に装着する際バン
ド部２の内側に向く連結片５の内側面に、磁性体１０と
水晶体１１を止着して腕輪１を形成する。磁性体１０と
水晶体１１は、共に半球状でその凸曲面を連結片５の内
側面より突出し、さらに隣接する前記連結片５に交互に
止着するとよい。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、腕に装着するだけで体調を整えることができる腕輪に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

従来、腕に装着するだけで体調を整えることができる腕輪としては、Ｃ字状の 腕輪の両端に磁性体を取付けたものや、腕輪全体を磁性体で構成したものがある 。また、遠赤外線を放射する鉱石の微細粉を、磁性体の表面に樹脂で固め、腕輪 に止着したものもある。 これら従来の腕輪は、磁気のもつ血行を良くするという作用や、遠赤外線によ る温熱による疼痛の緩和などの作用により、体調を整えることができる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、これらの腕輪は肩こりや疼痛の緩和の効果はあるものの、人間本来が 持っている自然治癒力を向上させることができず、体調を整えるものとしては今 一歩であった。

【０００４】 本考案は、このような従来の課題を解決し、血行を良くする作用と、自然治癒 力を向上させる作用とにより体調を整える効果が格段に向上した腕輪を提供する ことを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案の腕輪は、複数個の金属製連結片を互いに屈 曲自在に連結してバンド部を形成し、腕に装着する際バンド部の内側に向く連結 片の内側面に、磁性体と水晶体を止着する。磁性体と水晶体は、共に半球状でそ の凸曲面を連結片の内側面より突出し、さらに隣接する前記連結片に交互に止着 するとよい。

【０００６】

【考案の実施形態】

以下、本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。 図１は、本考案の腕輪の背面図（内側面を表した図）である。１は腕輪で、バ ンド部２と、バンド部２の両端にそれぞれ取付けた締結部３，４からなる。

【０００７】 バンド部２は、同じ形状の複数個の金属製連結片５同士を屈曲自在に連結して したものである。連結片５には、矩形状の金属板の一方に凸部６、他方に凸部６ が嵌合するための凹部７を設ける。そして、凸部６を別の連結片５の凹部７に嵌 合し、さらに軸８を貫通させて枢着してバンド部２を形成する。 そして、さらにバンド部２を形成する連結片５の内側面中央に嵌合穴９を設け 、この嵌合穴９に半球状の磁性体１０または水晶体１１を取付ける（図２）。す べての連結片５に磁性体１０または水晶体１１のいずれかを取付けてもよいし、 一部の連結片５にはそのいずれも取付けなくともよい。なお磁性体１０や水晶体 １１を取付けない連結片５には嵌合穴９も当然設けない。 磁性体１０と水晶体１１の配列は、例えば磁性体１０を二つ置き並べ、その間 に水晶体１１を二つ続けて並べるというように偏在させずに配列するとそれぞれ のもつ効果が相乗的に作用する。 締結部３，４は、バンド部２の両端を締結するものであり、公知の各種のもの を使用する。

【０００８】 以上のように構成した腕輪１を締結部３，４により腕に装着すると、半球状の 磁性体１０および水晶体１１が腕に接触し、適度な刺激を与えるとともに、磁性 体１０からの磁力線により血行が良くなり、水晶による体のリズムを整える作用 により人間が本来持っている自然治癒力が向上する。これらの作用により、装着 しているだけで疲労回復の効果が格段に向上する。 バンド部２は、初めに長めの腕輪を造り、軸を外して連結片５の数を減らすこ とで使用者の腕の太さに応じ長さを容易に調節ができる。

【０００９】 磁性体１０および水晶体１１の形状は、半球状でその凸曲面を連結片の内側面 より突出してなくてもよいが、半球状その凸曲面を連結片の内側面より突出する と、接触した場合に腕が痛くならず適度な刺激を付与できる。

【００１０】

【考案の効果】

これを要するに本考案は、腕に装着する際バンド部の内側に向く連結片の内側 面に、磁性体と水晶体を止着したので、磁性体からの磁力線により血行を良がよ くなり、水晶体により体のリズム整い人間が本来持っている自然治癒力が向上す る。 複数個の金属製連結片を互いに屈曲自在に連結してバンド部を形成したので、 腕に磁性体と水晶体が接触しやすく、長さ調節も容易である。連結片を金属製に したので、磁性体および水晶体を強固に取付けることができる。磁性体および水 晶体を半球状でその凸曲面を連結片の内側面より突出したので、接触した場合に 腕が痛くならず適度な刺激を付与できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】腕輪の背面図である。

【図２】腕輪の側面図である。

【符号の説明】

１ 腕輪 ２ バンド部 ５ 連結片 １０ 磁性体 １１ 水晶体

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数個の金属製連結片を互いに屈曲自在
   に連結してバンド部を形成し、腕に装着する際バンド部
   の内側に向く連結片の内側面に、磁性体と水晶体を止着
   してなる腕輪。
2. 【請求項２】 前記磁性体と水晶体が共に半球状でその
   凸曲面を連結片の内側面より突出してなる請求項１に記
   載の腕輪。
3. 【請求項３】 隣接する前記連結片に磁性体と水晶体を
   交互に止着してなる請求項１または請求項２に記載の腕
   輪。