JP3023346B2 - 速度センサ - Google Patents
速度センサInfo
- Publication number
- JP3023346B2 JP3023346B2 JP10234265A JP23426598A JP3023346B2 JP 3023346 B2 JP3023346 B2 JP 3023346B2 JP 10234265 A JP10234265 A JP 10234265A JP 23426598 A JP23426598 A JP 23426598A JP 3023346 B2 JP3023346 B2 JP 3023346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- speed
- rotation
- gear
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、速度センサに関
し、特に、ギヤの回転を検出する磁気的センサとして、
電源を用いる磁気抵抗素子センサと電源を用いない無電
源センサとを用い、低速時を磁気抵抗素子センサで検出
し、中、高速時を無電源センサで検出することにより、
中、高速検出時の無電力化及び磁気抵抗素子センサにか
かる動作負荷の低減化を達成するための新規な改良に関
する。
し、特に、ギヤの回転を検出する磁気的センサとして、
電源を用いる磁気抵抗素子センサと電源を用いない無電
源センサとを用い、低速時を磁気抵抗素子センサで検出
し、中、高速時を無電源センサで検出することにより、
中、高速検出時の無電力化及び磁気抵抗素子センサにか
かる動作負荷の低減化を達成するための新規な改良に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電車等の速度検出は、無電源セン
サにより行われており、無電源センサからの出力電圧の
レベルにより速度検出を行っていた。
サにより行われており、無電源センサからの出力電圧の
レベルにより速度検出を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の速度センサは、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、無電源センサは中、高速回転の
検出には好適であるが、零から低速時の検出には、出力
電圧レベルが低いために不向きであった。そのため、低
速回転の検出には、別に独立して設けるエンコーダが必
要であった。
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、無電源センサは中、高速回転の
検出には好適であるが、零から低速時の検出には、出力
電圧レベルが低いために不向きであった。そのため、低
速回転の検出には、別に独立して設けるエンコーダが必
要であった。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ギアの回転を検出する磁気
的センサとして、電源を用いる磁気抵抗素子センサと電
源を用いない無電源センサとを用い、静止状態から低速
時までを磁気抵抗素子センサで検出し、中、高速時を無
電源センサで検出することにより、中、高速検出時の無
電力化及び磁気抵抗素子センサにかかる動作負荷の低減
化を達成するようにした速度センサを提供することを目
的とする。
めになされたもので、特に、ギアの回転を検出する磁気
的センサとして、電源を用いる磁気抵抗素子センサと電
源を用いない無電源センサとを用い、静止状態から低速
時までを磁気抵抗素子センサで検出し、中、高速時を無
電源センサで検出することにより、中、高速検出時の無
電力化及び磁気抵抗素子センサにかかる動作負荷の低減
化を達成するようにした速度センサを提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による速度センサ
は、ギアの回転を前記ギアに形成された歯を時期的セン
サにより検出するようにした速度センサにおいて、前記
時期的センサとして、電源を用いる磁気抵抗素子センサ
と、前記ギアの回転方向に沿って前記磁気抵抗素子セン
サの両側に設けられると共にコアに巻回されたコイルを
有し電源を用いない一対の無電源センサとを共通のケー
スに取付けて有し、前記磁気抵抗素子センサにより前記
ギアの静止状態から低速回転時における回転速度を検出
し、前記無電源センサにより前記ギアの前記低速回転よ
りも速い中、高速回転時における回転速度を検出する構
成である。
は、ギアの回転を前記ギアに形成された歯を時期的セン
サにより検出するようにした速度センサにおいて、前記
時期的センサとして、電源を用いる磁気抵抗素子センサ
と、前記ギアの回転方向に沿って前記磁気抵抗素子セン
サの両側に設けられると共にコアに巻回されたコイルを
有し電源を用いない一対の無電源センサとを共通のケー
スに取付けて有し、前記磁気抵抗素子センサにより前記
ギアの静止状態から低速回転時における回転速度を検出
し、前記無電源センサにより前記ギアの前記低速回転よ
りも速い中、高速回転時における回転速度を検出する構
成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による速
度センサの好適な実施の形態について説明する。図１に
おいて符号２０で示されるものは１個の共通のケースで
あり、このケース２０に設けられたプリント基板２１に
は、ケーブルグランド２２を介して接続されたケーブル
２３が接続されている。前記ケース２０の先端側には、
磁気抵抗素子センサ２４及びこの磁気抵抗素子センサ２
４の両側に位置する１対の無電源センサ１０が配設され
ている。
度センサの好適な実施の形態について説明する。図１に
おいて符号２０で示されるものは１個の共通のケースで
あり、このケース２０に設けられたプリント基板２１に
は、ケーブルグランド２２を介して接続されたケーブル
２３が接続されている。前記ケース２０の先端側には、
磁気抵抗素子センサ２４及びこの磁気抵抗素子センサ２
４の両側に位置する１対の無電源センサ１０が配設され
ている。
【０００７】前記磁気抵抗素子センサ２４は、プリント
基板２１に接続されていると共に、このプリント基板２
１側からの電源が供給されて検出動作を行うように構成
されている。また、前記各無電源センサ１０は、例え
ば、図２に示されるように、ケーシング１内にコア４と
コイル２を有し、コア４の先端４ａがケーシング１の開
口１ａから露出し、コイル２に接続されたリード線５が
ケーシング１外に導出されてプリント基板２１に接続さ
れている。従って、周知のように、ギヤ３１の回転に応
じた出力電圧が得られるように構成されている。
基板２１に接続されていると共に、このプリント基板２
１側からの電源が供給されて検出動作を行うように構成
されている。また、前記各無電源センサ１０は、例え
ば、図２に示されるように、ケーシング１内にコア４と
コイル２を有し、コア４の先端４ａがケーシング１の開
口１ａから露出し、コイル２に接続されたリード線５が
ケーシング１外に導出されてプリント基板２１に接続さ
れている。従って、周知のように、ギヤ３１の回転に応
じた出力電圧が得られるように構成されている。
【０００８】前記ケース２０、磁気抵抗素子センサ２
４、各無電源センサ１０によって速度センサ１２を構成
し、この速度センサ１２の先端側には、多数の歯３０を
有するギヤ３１が回転自在に位置している。
４、各無電源センサ１０によって速度センサ１２を構成
し、この速度センサ１２の先端側には、多数の歯３０を
有するギヤ３１が回転自在に位置している。
【０００９】次に、動作について説明する。前述の構成
において、ギア３１は、例えば、電車や自動車等の回転
軸３２に接続されており、このギア３１の回転による歯
３０の回転は、磁気抵抗素子センサ２４及び各無電源セ
ンサ１０により検出されるが、このギアの静止状態から
低速回転時まで（零回転から約３０回転）は、磁気抵抗
素子センサ２４によって回転検出する。また、中、高速
回転時（約３０回転以上）の状態では、各無電源センサ
１０により回転検出し、磁気抵抗素子センサ２４への通
電をプリント基板２１に設けられた周知の図示しない切
替回路によって遮断し、各無電源センサ１０の出力のみ
で回路検出し、中、高速時における無電力化を達成して
いる。
において、ギア３１は、例えば、電車や自動車等の回転
軸３２に接続されており、このギア３１の回転による歯
３０の回転は、磁気抵抗素子センサ２４及び各無電源セ
ンサ１０により検出されるが、このギアの静止状態から
低速回転時まで（零回転から約３０回転）は、磁気抵抗
素子センサ２４によって回転検出する。また、中、高速
回転時（約３０回転以上）の状態では、各無電源センサ
１０により回転検出し、磁気抵抗素子センサ２４への通
電をプリント基板２１に設けられた周知の図示しない切
替回路によって遮断し、各無電源センサ１０の出力のみ
で回路検出し、中、高速時における無電力化を達成して
いる。
【００１０】
【発明の効果】本発明による速度センサは、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、静止状態から低速回転時までの検出
は、高精度の磁気抵抗素子センサで行い、中、高速時は
磁気抵抗素子センサによる検出を中断して無電源センサ
のみによる検出に切換え、中、高速回転時の検出の無電
力化により、磁気抵抗素子センサ及び電源系の動作負荷
を少なくし、長寿命化及び高信頼化を得ることができ
る。
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、静止状態から低速回転時までの検出
は、高精度の磁気抵抗素子センサで行い、中、高速時は
磁気抵抗素子センサによる検出を中断して無電源センサ
のみによる検出に切換え、中、高速回転時の検出の無電
力化により、磁気抵抗素子センサ及び電源系の動作負荷
を少なくし、長寿命化及び高信頼化を得ることができ
る。
【図１】本発明による速度センサを示す構成図である。
【図２】図１の無電源センサを示す断面図である。
２ コイル ４ コア １０ 無電源センサ ２０ ケース ２４ 磁気抵抗素子センサ ３０ 歯 ３１ ギヤ
Claims (1)
- 【請求項１】 ギア(31)の回転を前記ギア(31)に形成さ
れた歯(30)を時期的センサにより検出するようにした速
度センサにおいて、前記時期的センサとして、電源を用
いる磁気抵抗素子センサ(24)と、前記ギア(31)の回転方
向に沿って前記磁気抵抗素子センサ(24)の両側に設けら
れると共にコア(4)に巻回されたコイル(2)を有し電源を
用いない一対の無電源センサ(10)とを共通のケース(20)
に取付けて有し、前記磁気抵抗素子センサ(24)により前
記ギア(31)の静止状態から低速回転時における回転速度
を検出し、前記無電源センサ(10)により前記ギア(31)の
前記低速回転よりも速い中、高速回転時における回転速
度を検出する構成としたことを特徴とする速度センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10234265A JP3023346B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10234265A JP3023346B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 速度センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000065845A JP2000065845A (ja) | 2000-03-03 |
| JP3023346B2 true JP3023346B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=16968270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10234265A Expired - Lifetime JP3023346B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 速度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3023346B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100414269C (zh) * | 2002-06-25 | 2008-08-27 | 流体元件国际公司 | 用于确定流量计的精度的方法和装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7242180B1 (en) | 2006-05-10 | 2007-07-10 | Key Safety Systems, Inc. | Rotationally orientated dual differential hall effect speed and direction gear tooth sensor assembly |
| KR101898694B1 (ko) * | 2017-04-21 | 2018-09-13 | 주식회사 윗휴먼 | 타이어 압력 이상 상태 감지 시스템 |
-
1998
- 1998-08-20 JP JP10234265A patent/JP3023346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100414269C (zh) * | 2002-06-25 | 2008-08-27 | 流体元件国际公司 | 用于确定流量计的精度的方法和装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000065845A (ja) | 2000-03-03 |
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