JP3023304U - ゴミ容器の蓋体 - Google Patents

ゴミ容器の蓋体

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JP3023304U
JP3023304U JP1995011208U JP1120895U JP3023304U JP 3023304 U JP3023304 U JP 3023304U JP 1995011208 U JP1995011208 U JP 1995011208U JP 1120895 U JP1120895 U JP 1120895U JP 3023304 U JP3023304 U JP 3023304U
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hole
lid
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cover
rod
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JP1995011208U
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Inventor
猛男 本間
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本間冬治工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下面に設けた揺動棒で上下に旋回状に揺動し
て開閉できるカバ−部材を設けたごみ容器の蓋体であ
り、揺動棒の離脱のない構造の蓋体を提供する。 【解決手段】 蓋本体2の相対する辺縁の内側にカバ−
部材5を回動自在に枢着する支軸4を設け、カバ−部材
5の対向する辺縁に、支軸4を貫通する透孔8と、透孔
8の下方に揺動棒11の端部を嵌挿する大径孔10bと小径
孔10aとの連通による係止孔10とを形成した取付部材6
を設け、この取付部材6の透孔8に支軸4を嵌挿してカ
バ−部材5を蓋本体2に揺動可能に支持し、揺動棒11の
端部を係止孔10の大径孔10bを通じて小径孔10aに落と
し込んで揺動棒11の端部近傍に設けた切欠溝11aを小径
孔10aの周縁に係着させることによって、揺動棒11の取
付部材6からの不用意な離脱を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容器本体に着脱自在に設けられ、中央を中心にして旋回状に揺動し て開閉することができるカバ−部材を上面に設けたごみ容器の蓋体に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
上記した中央を中心にして旋回状に揺動して開閉することができるカバ−部材 を上面に設けたごみ容器の蓋体は以前から公知であり、多くの場所で広く使用さ れている。
【0003】 かゝる蓋体は、図3で示すように、長方体をなした蓋本体22と、その上面の中 央に設けた長方形状の開口部23に嵌め込まれて揺動する長方形状のカバ−部材25 とによって蓋体21が形成され、蓋体21は容器本体33の上部開口部に被冠されてゴ ミ容器32を構成しているものである。
【0004】 図4に示すように、蓋本体22の長方形状の開口部23の長手方向の中央部には一 対の杆状の支軸24,24が開口部23の内方へ向けて一体形成され、これに前記カバ −部材25が取り付けられている。 すなわち、このカバ−部材25の取り付け部分は図5に示すように、カバ−部材 25の長方形状の長手方向中央に、下方に向けて垂下する全体ほゞV字型の取付部 材26を一体的に設け、該取付部材26はそのV字型の上部にカバ−部材25の辺縁に 連設した壁27に前記本体22の支軸24を嵌入する透孔28を穿設すると共に、壁27の 下方にカバ−部材25に取り付ける金属製の丸棒からなる揺動棒30の係止部29を設 けている。なお、上記の図5では、これらの構造の一方側を示したものでいずれ も相対する他方側にも同様の取付構造を具備しているものである。
【0005】 前記揺動棒30は、カバ−部材25に設けた取付部材26の係止部29に係合し、一方 、蓋本体22に設けた支軸24が外側から取付部材26の透孔28に貫通してこの蓋本体 22にカバ−部材25が支持されている。 しかして、カバ−部材25を取り付けた蓋本体22を容器本体33に被冠させると、 揺動部30は前記支軸24による保持部の下方においてその重みによってカバ−部材 25を水平に維持した常態において蓋本体22の開口部23を閉鎖してあり、この状態 でカバ−部材25のどちらか一方の上端面を押すことによってカバ−部材25は揺動 棒30の重みに抗して前記支軸24を中心として上下方向に揺動して開口部23を開口 する。
【0006】 したがって、この開口部23からゴミ容器本体33内に投入することができ、投入 後に手を離すことによってカバ−部材25は、前記揺動棒30の重みで元の閉鎖状態 に自動的に復帰する。 なお、図5中の31は、揺動棒30が係止部29から外れないようにするために、カ バ−部材25の下面と揺動棒30との間に介在させるプラスチックの保持部材である 。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記カバ−部材25に設けた取付部材26は、カバ−部材の外側に比較的開き易く 、これが開くと取付部材26の係止部29に嵌挿した揺動棒30が簡単に離脱してしま う。 この離脱の都度揺動棒30を掛け直す必要があり、かゝる掛け直しはすこぶる厄 介なものである。 本考案の目的は、前記保持部材31などの余分な資材を使用することなく、カバ −部材に設ける取付部材と揺動棒に多少の変更を加える程度で、かゝる問題を解 消したゴミ容器の蓋体を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、容器本体に着脱自在に設けられる蓋本体と、該蓋本体の上面に、揺 動棒によって中央を中心にして上下に旋回状に揺動して開閉することができるカ バ−部材とからなるごみ容器の蓋体において、開口部を介して相対する蓋本体の 辺縁の内側に前記カバ−部材を回動自在に枢着する支軸を突設し、カバ−部材の 対向する辺縁には、蓋本体に設けた支軸を貫通する透孔と、該透孔の下方に端部 近傍の周縁に切欠溝を形成した揺動棒の端部を嵌挿するための径の異なった2個 の通孔を上下方向に連通させた係止孔とを有する全体ほゞV字型の取付部材を一 体的に形成し、取付部材の前記透孔はカバ−部材の辺縁に設けた前記取付部材の 壁に穿設し、前記係止孔はカバ−部材の辺縁より離れた内方に設けた壁に形成し て、揺動棒の端部を係止孔の大径孔を通じて小径孔に落とし込み、前記小径孔の 周縁に揺動棒の切欠棒を係着されて揺動棒をカバ−部材に保持するよう構成して なることを特徴とするゴミ容器の蓋体である。
【0009】
【考案の実施の形態】
この考案のゴミ容器の蓋体は、揺動棒を除く総ての部分を合成樹脂の成形によ って構成してよく、またこの蓋体を被冠するための容器本体も合成樹脂の成形に よって構成してよい。 一方、揺動棒は蓋体に設けるカバ−部材を的確に揺動させるための錘の役目を 果すものであるため、ステンレススチ−ルなどの耐腐性の鋼材によって形成した 棒材の使用が好ましい。
【0010】
【作用】
本考案のゴミ容器の蓋体は、蓋本体の開口部を介して相対する蓋本体の辺縁の 内側にカバ−部材を回動自在に枢着する支軸を突設し、カバ−部材の対向する辺 縁には、前記の支軸を貫通する透孔と、この透孔の下方に揺動棒の端部を嵌挿す るための大径孔と小径孔との連通による係止孔とを形成した取付部材を設け、こ の取付部材の前記透孔に支軸を嵌挿してカバ−部材を蓋本体に揺動可能に支持し 、揺動棒の端部を係止孔の大径孔を通じて小径孔に落とし込んで揺動棒の端部近 傍に設けた切欠溝を小径孔の周縁に係着させることによって、揺動棒の不用意な 離脱を完全に防止してカバ−部材の蓋本体に対する揺動を確実にして所期のゴミ の投入の目的を果たすことができるものである。
【0011】
【実施例】
以下、添付の図面の実施例によって本考案のゴミ容器の蓋体をより具体的に説 明する。 本考案のゴミ容器の蓋体は、前記図3に示した通りの容器本体に被冠して使用 されるものであり、蓋体1は前記と同様に開口部3の長辺方向の中央に相対して 支軸4,4を設けた蓋本体2と、この蓋本体2の開口部3に嵌め込まれる図2に 示すカバ−部材5とからなるものである。
【0012】 図2に示す通り、カバ−部材5の長方形状の長手方向中央には、下方に向けて 垂下状の全体ほゞV字型をなした取付部材6を一体的に設け、該取付部材6のV 字型の上部は、カバ−部材5の辺縁5a側に壁7を形成し、この壁7に蓋本体2 に設けられた前記支軸4を貫通する透孔8と、該透孔8の下方に径の異なった2 個の通孔、すなわち、大径孔10bとその下部に小径孔10aとを上下方向に連通さ せた係止孔10が穿設されている。この係止孔10は、カバ−部材5の辺縁5aより 離れた内側の壁9に形成されている。
【0013】 一方、揺動棒11はその両端の近傍の周縁に切欠溝11a,11aを形成した不錆性 の金属の丸棒で作られており、この揺動棒11はその端部を前記取付部材6におけ る係止孔10の大径孔10bに嵌入したのち、下方の小径孔10aに落とし込み、小径 孔10aの下部周縁に前記切欠溝11a係着させることによって確実に装着される。
【0014】 このように小径孔10aの下部周縁に前記切欠溝11aを係着させることによって 、取付部材6が外側に開くことがなく、常態において手によるカバ−部材5の揺 動開閉を確実にすると共に、カバ−部材5の取り外しの際にも揺動棒11がカバ− 部材5から不用意に離脱することがない。 また、かゝる構造によって、従来使用していたプラスチック製の保持部材31の 使用を必要としないものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案のゴミ容器の蓋体は、蓋本体の開口部を介して相対する蓋本体の辺縁の 内側に突設した支軸を、カバ−部材の対向する辺縁に設けた取付部材の透孔と、 この透孔に貫通させ、該透孔の下方に設けた大径孔と小径孔との連通による係止 孔に揺動棒の端部を前記大径孔を介して小径孔に落とし込み、揺動棒の端部近傍 に設けた切欠溝を小径孔の周縁に係着させることによって、揺動棒の不用意な離 脱を完全に防止することができ、安定した使用を可能にしたものである。
【0016】 かゝる本考案によれば、カバ−部材を押して揺動することによって開閉する形 式の従来のゴミ容器のカバ−部材の前記取付部材と、揺動棒の両端の構造を単に 変更するだけで、容器本体や蓋本体の形状構造を一切変えることなく、ゴミ容器 としての機能を確実に発揮できる点において優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴミ容器における蓋体を構成する蓋本
体の斜視図である。
【図2】本考案のゴミ容器における蓋本体とカバ−部材
の取付構造などの関係を示す部分分解斜視図である。
【図3】従来のゴミ容器の全体を示す斜視図である。
【図4】従来のゴミ容器における蓋体を構成する蓋本体
の斜視図である。
【図5】従来のゴミ容器における蓋本体とカバ−部材の
取付構造などの関係を示す部分分解斜視図である。
【符号の説明】
1 蓋体 2 蓋本体 3 開口部 4 支軸 5 カバ−部材 6 取付部材 7,9 壁 8 透孔 10 係止孔 10a 小径孔 10b 大径孔 11 揺動棒 11a 切欠溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に着脱自在に設けられる蓋本体
    と、該蓋本体の上面に、揺動棒によって中央を中心にし
    て上下に旋回状に揺動して開閉することができるカバ−
    部材とからなるごみ容器の蓋体において、開口部を介し
    て相対する蓋本体の辺縁の内側に前記カバ−部材を回動
    自在に枢着する支軸を突設し、カバ−部材の対向する辺
    縁には、蓋本体に設けた支軸を貫通する透孔と、該透孔
    の下方に端部近傍の周縁に切欠溝を形成した揺動棒の端
    部を嵌挿するための径の異なった2個の通孔を上下方向
    に連通させた係止孔とを有する全体ほゞV字型の取付部
    材を一体的に形成し、取付部材の前記透孔はカバ−部材
    の辺縁に設けた前記取付部材の壁に穿設し、前記係止孔
    はカバ−部材の辺縁より離れた内方に設けた壁に形成し
    て、揺動棒の端部を係止孔の大径孔を通じて小径孔に落
    とし込み、前記小径孔の周縁に揺動棒の切欠溝を係着さ
    れて揺動棒をカバ−部材に保持するよう構成してなるこ
    とを特徴とするゴミ容器の蓋体。
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