JP3023255B2 - 排ガス濃度制御装置 - Google Patents
排ガス濃度制御装置Info
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Description
加熱炉,化学用加熱炉などの各種燃焼炉を含む燃焼装置
に利用される排ガス濃度制御装置に係わり、特に負荷変
化や目標値変更等に伴う燃焼量変化に対して排ガス02
/CO濃度の制御特性を改善する排ガス濃度制御装置に
関する。
気とを混合してバーナで燃焼を行わせているが、この燃
焼には燃料と空気が密接に関係しており、燃料と空気と
の比率(以下、空燃比または空気過剰率などで指称す
る)によって大きく変化する。すなわち、空気過剰率μ
は、燃料の理論的な完全燃焼条件の理論空気量を基準と
したとき、 空気過剰率μ=燃料を完全燃焼させるに必要な実際空気量 /燃料を完全燃焼させるに必要な理論空気量 …(1) で表され、実際空気量の大小により、換言すれば空気過
剰率μの大小によって燃焼状態が大きく変化する。
2〜1.10程度のときに最適燃焼ゾーンにあると言え
る。ゆえに、空気過剰率μがかかる最適燃焼ゾーン相当
値よりも大きくなったとき、燃焼に関与しない加熱空気
がそのまま煙突から排出されるので排ガス熱損失が大き
くなり、これに伴って燃焼効率が低下するとともにNO
x 等の影響による公害が発生する。また、逆に、空気過
剰率μが最適燃焼ゾーン相当値よりも小さくなったと
き、不完全燃焼による熱損失が大きくなり、同様に燃焼
効率が低下するとともに公害面では黒煙が発生すること
になる。
常時或いは過度状態に拘らず、空気過剰率μが常に最適
な燃焼ゾーンを逸脱しないように,或いは常に最適な燃
焼ゾーンの範囲内に入るように制御する必要がある。
に係わる温度、圧力などを所定値に制御する温度コント
ローラ、圧力コントローラなどを1次コントローラと
し、この1次コントローラから調節出力であるマスタ信
号を取り出した後、このマスタ信号を2次の燃料流量制
御系および空気流量制御系に利用するが、このときマス
タ信号をどのように利用するかに応じて次のような種々
の燃焼制御方式を上げることができる。つまり、マスタ
信号をそのまま目標値として燃料流量制御系および空気
流量制御系に並列的に与える単純並列カスケード燃焼制
御方式、空気過剰率の下限を制限制御するシングルクロ
スリミット燃焼制御方式、さらにシングルクロスリミッ
ト燃焼制御方式に空気過剰率の上限を制限制御する機能
を付加したダブルクロスリミット燃焼制御方式などがあ
る。
あるかどうかの評価は、空気過剰率が最終的な評価では
なく、空気過剰率 → 排ガス中に残存するO2 量を示
す排ガスO2 濃度 → 排ガス中に残存する可燃成分C
Oの濃度を示す排ガスCO濃度の順序で評価するのが正
確と言える。第5図は単純並列カスケード燃焼制御方式
に排ガスO2 濃度制御を付加した従来の排ガスO2 濃度
制御装置の機能構成を示す図である。
バーナ1aが設置され、このバーナ1aに燃料供給路2
および空気供給路3からそれぞれ燃料および空気を供給
し、ここで燃料と空気とが混合されて燃焼することによ
り加熱炉1内の被加熱対象1b,例えば配管4内の原料
を加熱した後、図示しない次工程に送られる。
出器5で検出した後、この検出温度をフイードバック信
号PVとして温度調節手段6に導き、ここで目標温度S
Vとフイードバック信号PVとの偏差(SV−PV)を
算出するとともに、この偏差が零となるようにPIまた
はPID(P:比例、I:積分、D:微分)の調節演算
を実行する。そして、この温度調節手段6によって得ら
れた調節演算信号と図示しない原料流量変化に伴うFF
(フィードフォワード)制御信号とを加算手段7により
加算合成して燃料流量および空気流量のための指令信号
Aを得、燃料流量制御系および空気流量制御系に供給す
る。つまり、温度調節手段6と燃料流量制御系および空
気流量制御系との関係は単純並列カスケード制御方式と
なっている。
調節手段8が設けられ、ここでは燃料流量指令信号Aを
目標値とし、燃料流量検出器9で検出された燃料流量F
F との偏差が零になるように調節演算を実行し、得られ
た調節演算信号を燃料供給路2に設置される燃料操作端
である燃料流量調節弁(例えば可変ポンプ等でもよい)
10に印加し、最適な燃料流量となるように可変調整す
る。
信号Aに係数βを乗じて燃料を完全燃焼させるに必要な
理論空気流量に変換する係数手段11、この係数手段1
1からの理論空気流量に空気過剰率設定値μs を乗じて
実際空気流量を求める空気過剰率設定手段12、この実
際空気流量に排ガスO2 濃度制御系からの補正信号を乗
算して目標空気流量Bを求める乗算手段13および空気
流量調節手段14等が設けられている。
流量Bと空気流量検出器15で検出された空気流量を開
平演算手段16で開平演算して得られる空気流量に比例
した信号FA との偏差が零になるように調節演算を実行
し、得られた調節演算信号を空気供給路3に設置される
空気流量調節弁(可変速送風機でもよい)17に印加
し、最適な空気流量となるように可変調整する。
2 検出器18で排ガス中に残存するO2 濃度を検出した
後、この排ガスO2 濃度測定値をフイードバック信号と
して排ガスO2 濃度調節手段19に導き、ここで目標排
ガスO2 濃度O2sとの偏差(O2s−O2 )を算出し、こ
の偏差が零となるようにPIまたはPID調節演算を実
行する。そして、得られた調節演算出力信号Zn (%)
を比率係数変換手段20に導き、ここで例えばγ=Zn
/50の演算処理を行ってZn =50%のときのγ=1
を中心とした比率係数に変換した後、乗算手段13に導
き、空気過剰率設定値μs を補正することにより、空気
流量目標値を増減し、排ガスO2 濃度が所定値となるよ
うに制御している。
ントの運転制御は、フレキシブル化,高速化が非常に重
要なポイントになってきており、それに伴って燃焼制御
においても負荷変化や目標値変化などが頻繁に発生する
が、この場合にも省エネルギーや環境保全を維持しつ
つ、その変化に迅速に応答することが必要になってく
る。
2 濃度制御装置は、負荷変化が小さい場合には問題ない
が、プラントの自動スタートアップや自動シャットダウ
ン或いはフレキシブル運転などで負荷が大幅に変化した
とき、省エネルギーおよび環境保全上問題が発生する。
に使用するバーナは、燃焼量が定格値近傍、つまり燃焼
量が大きいときに排ガスO2 濃度が小さくてよいが、図
6に示すように燃焼量の減少につれて排ガスO2 濃度を
徐々に大きくしないと発煙してしまう。すなわち、発煙
限界の排ガスO2 濃度は燃焼量に対して一定ではなく、
燃焼量の低下に伴って上昇するといった非線形特性を示
している。
に、燃料と空気の混合効率が高く設計されているために
空気過剰率が小さくても完全燃焼するが、燃焼量の低下
とともに燃料と空気との混合効率が低下するために、ど
うしても空気過剰率を高くしないと完全燃焼とならず、
発煙してしまう。
して発煙限界にそって変化させなければならないが、従
来技術のように排ガスO2 濃度設定値が一定の場合、排
ガスO2 濃度値は燃焼量の変化範囲の最小値に対応した
高いO2 濃度設定値に設定しないと、発煙してしまう。
しかし、そのような高い排ガスO2 濃度設定値に設定し
たとき、燃焼量の高い所では空気過剰になり過ぎて公害
が発生するとともに、排ガス熱損失が大きくなり、燃焼
効率を著しく低下させる問題がある。
ガスO2 濃度の最適値が燃焼量に対して非線形となるの
で、排ガスO2 濃度の制御性を高めるためには制御ゲイ
ンの補償をしなければならないが、従来技術では何らの
方策が立てられていない。
は、燃焼量の大幅な変化が発生したとき、燃焼効率が低
下し、黒煙発生や空気過剰による公害が発生するととも
に制御性が低下するといった問題があり、これら燃焼制
御上の諸特性を改善することが強く要望されている。
で、燃焼量の大幅な変化にも拘らず省エネルギーと環境
保全とを達成し、さらに制御特性をも改善する排ガス濃
度制御装置を提供することを目的とする。
密に評価しながら排ガス制御を実現し、限界の省エネル
ギーと環境保全とを達成し、さらに制御特性を改善する
排ガス濃度制御装置を提供することを目的とする。
するために、請求項1に対応する発明は、燃焼装置の検
出制御量と目標値との偏差が零となるようにPIまたは
PID調節演算を行って燃焼指令信号を得た後、この燃
焼指令信号を燃料流量目標値として燃料流量制御系に与
え、また前記燃焼指令信号を理論空気流量に変換した
後、空気過剰率設定値を乗じた信号を空気流量目標値と
して空気流量制御系に与え、これら燃料流量目標値およ
び空気流量目標値に基づいて前記燃料流量制御系および
前記空気流量制御系がそれぞれ前記燃焼装置に供給する
燃料流量および空気流量を制御する燃焼制御装置におい
て、
荷を表す実測燃料流量または燃料流量目標値に基づいて
前記関数または係数の乗算によって排ガスO2 濃度目標
値を求める排ガスO2 濃度目標値変換手段と、この排ガ
スO2 濃度目標値変換手段で得られた排ガスO2 濃度目
標値から空気過剰率設定値を演算する空気過剰率設定値
演算手段と、この排ガスO2 濃度目標値と前記燃焼装置
の排ガスO2 濃度測定値との偏差が零となるように調節
演算を実行する排ガスO2 濃度調節手段と、この排ガス
O2 濃度調節手段の出力の中間近傍が係数1となる係数
に変換する比率係数演算手段と、この比率係数演算手段
の出力を用いて前記空気過剰率設定値演算手段から出力
される前記空気過剰率設定値を修正する空気過剰率設定
値修正手段とを設け、前記空気過剰率設定値修正手段の
出力と前記理論空気流量とから空気流量目標値を得るよ
うにした排ガス濃度制御装置である。
1に対応する発明の構成に、新たに排ガスO2 濃度調節
手段によって得られる調節演算出力に前記空気過剰率設
定値演算手段の出力である空気過剰率設定値を乗算する
ゲイン修正手段を付加し、この空気過剰率設定値に比例
して前記排ガスO2 濃度調節手段のゲインを修正するよ
うにした排ガス濃度制御装置である。
項1と同様な燃焼制御装置において、 予め関数化また
は係数が設定され、燃焼負荷を表す実測燃料流量または
燃料流量目標値に基づいて前記関数または係数の乗算に
よって排ガスO2 濃度目標値を求める排ガスO2 濃度目
標値変換手段と、この排ガスO2 濃度目標値変換手段で
得られた排ガスO2 濃度目標値から空気過剰率設定値を
演算する空気過剰率設定値演算手段と、前記燃焼装置の
排ガスCO(一酸化炭素)濃度を測定する排ガスCO濃
度測定手段と、この排ガスCO濃度測定手段による排ガ
スCO濃度測定値と排ガスCO濃度目標値との偏差が零
または所定の範囲内に入るように調節演算する排ガスC
O濃度調節手段と、この排ガスCO濃度調節手段の出力
の中間近傍が係数1となる係数に変換する第1の比率係
数演算手段と、この第1の比率係数演算手段の出力と前
記排ガスO2 濃度目標値変換手段の排ガスO2 濃度目標
値とを乗算し排ガスO2 濃度の最終目標値を求める乗算
手段と、この乗算手段で得られる最終目標値と前記燃焼
装置の排ガスO2 濃度測定値との偏差が零となるように
調節演算を実行する排ガスO2 濃度調節手段と、この排
ガスO2 濃度調節手段の出力の中間近傍が係数1となる
係数に変換する第2の比率係数演算手段と、この第2の
比率係数演算手段の出力を用いて前記空気過剰率設定値
演算手段から出力される前記空気過剰率設定値を修正す
る空気過剰率設定値修正手段とを設け、この空気過剰率
設定値修正手段の出力と前記理論空気流量とから空気流
量目標値を得るようにした排ガス濃度制御装置である。
項3に対応する発明の構成に、新たに排ガスO2 濃度調
節手段によって得られる調節演算出力に前記空気過剰率
設定値演算手段の出力である空気過剰率設定値を乗算す
るゲイン修正手段を付加し、この空気過剰率設定値に比
例して前記排ガスO2 濃度調節手段のゲインを修正する
排ガス濃度制御装置である。
り、請求項1に対応する発明は、予め燃焼負荷を表す実
測燃料流量または燃料流量目標値と発煙限界の排ガスO
2濃度目標値との関係を例えば関数化または乗算可能な
係数をテーブル化し、前記実測燃料流量に応じてテーブ
ルから発煙限界の排ガスO2 濃度目標値を求めた後、こ
の排ガスO2 濃度目標値と空気中の酸素濃度および排ガ
ス中の酸素濃度とを用いて所定の演算式に基づいて空気
過剰率設定値を求める。
O2 濃度調節手段に導入し、ここで排ガスO2 濃度設定
値と排ガスO2 濃度測定値との偏差が零となるように調
節演算を実行し、得られた調節演算出力を比率係数演算
手段に導入し、ここで調節演算出力の50%出力時を1
とする比率係数に変換する。
定値に乗算して修正し、この修正された最終空気過剰率
設定値を用いて空気流量設定値を補正することにより、
燃焼量の変化に対応しながら発煙限界ぎりぎりの燃焼を
速やかに実現でき、また排ガスO2 濃度目標値から空気
過剰率設定値を演算してフィードフォワード的に制御す
るので、応答が速く、さらに精度の高い燃焼状態評価指
標の排ガスO2 濃度を空気過剰率制御と競合することな
く制御することができ、省エネルギーと環境保全とを大
幅に改善することができる。
O2 濃度調節手段の調節ゲインに空気過剰率設定値に比
例して自動的に修正することにより、燃焼量が変化して
も排ガスO2 濃度調節の制御性を高めることができる。
状態を排ガスO2 濃度よりも厳密に評価するために、燃
焼装置から可燃成分である排ガスCO濃度を測定し、排
ガスCO濃度調節手段にて排ガスCO濃度測定値と排ガ
スCO濃度目標値との偏差が零または所定の範囲内に入
るように調節演算を行った後、この調節演算出力の中間
値近傍が係数1となる係数に変換する。しかる後、この
変換係数をO2 濃度目標値演算手段によって得られる排
ガスO2 濃度目標値に乗算して排ガスO2 濃度の最終目
標値を得た後、排ガスO2 濃度調節手段に供給する。こ
こで、最終の排ガスO2 濃度目標値と燃焼装置の排ガス
O2 濃度測定値との偏差が零となるように調節演算を実
行し、得られた調節演算出力の中間近傍が係数1となる
係数に変換し、この変換係数を用いて前記空気過剰率設
定値演算手段から得られる前記空気過剰率設定値を修正
し、この修正された最終空気過剰率設定値を用いて空気
流量設定値を補正することにより、燃焼量の変化に対応
しながら発煙限界ぎりぎりの燃焼を速やかに実現し、排
ガスO2 濃度制御と空気過剰率制御と排ガスCO濃度制
御とを競合することなく、限界の省エネルギーおよび環
境保全を達成することができる。
項3に対応する発明と同様に、燃焼状態を排ガスO2 濃
度よりも厳密に評価するために、燃焼装置から可燃成分
である排ガスCO濃度を測定し、この排ガスCO濃度測
定値と前記排ガスO2 濃度目標値変換手段で得られた排
ガスO2 濃度目標値とを用いて排ガスO2 濃度目標値を
得、これを排ガスO2 濃度調節手段に導入する。さら
に、この排ガスO2 濃度調節手段の調節演算出力の50
%出力時を1とする比率係数に変換し、この比率係数を
前記空気過剰率設定値に乗算して修正し、この修正され
た最終空気過剰率設定値を用いて空気流量設定値を補正
することにより、空気過剰率設定値に比例して排ガスO
2 濃度調節のゲインを自動修正し、燃焼量が変化しても
排ガスO2濃度調節の制御性を高めることができる。
て説明する。
を示す図であって、これは例えば加熱炉出口温度制御装
置に適用した例であり、図5と同一部分には同一符号を
付してその詳しい説明は省略し、以下、特に異なる部分
について説明する。
量に応じて発煙限界にそって変化するように工夫を講じ
たこと。つまり、予め例えば関数または乗算係数を設定
し、燃料流量検出器9で検出した燃焼量を表す実測燃料
流量を受け、その実測燃料流量の大きさに基づいて当該
設定関数に従い、または係数を乗算して発煙限界の排ガ
スO2 濃度目標値を求める排ガスO2 濃度目標値変換手
段21を設け、この排ガスO2 濃度目標値変換手段21
から得られた出力を基本の排ガスO2 濃度目標値とする
構成であること。
気過剰率設定値を演算するように工夫を講じたこと。つ
まり、排ガスO2 濃度目標値変換手段21によって得ら
れた基本の排ガスO2 濃度目標値を取り込んで所定の演
算式に従って空気過剰率設定値を演算する空気過剰率設
定値演算手段22を設け、ここで得られた空気過剰率設
定値を用いて燃焼制御および排ガスO2 濃度制御を実施
し、空気過剰率制御と排ガスO2 濃度制御とが競合しな
いような構成としたこと。
信号Zn を比率変換した後、この修正比率を用いて前記
空気過剰率設定値μs を修正し排ガスO2 濃度制御を行
うような工夫を講じたこと。つまり、排ガスO2 濃度目
標値変換手段21の出力である排ガスO2 濃度目標値O
2sと排ガスO2 検出器23で検出された排ガスO2 濃度
測定値O2 とを排ガスO2 濃度調節手段24に導き、こ
こで調節演算を実行する。
で得られた調節出力信号Zn を用いて所定の演算式によ
り比率変換演算を行って修正比率γを求める比率係数演
算手段25を設け、ここで得られた修正比率γを乗算手
段26に導き、ここで修正比率γを用いて前記空気過剰
率設定値μs を修正し、この修正された空気過剰率設定
値μs を用いて空気流量設定値を補正することにより、
空気過剰率制御と排ガスO2 濃度制御とが競合しないよ
うにしたこと。次に、以上のように構成された装置の動
作について説明する。
において燃焼負荷を表す実測燃料流量に対応して関数ま
たは乗算すべき係数を設定し、発煙限界の排ガスO2 濃
度目標値を設定する。
び空気流量調節手段14にて燃料流量と空気流量とを調
整しながら燃焼制御を行っているが、このとき、排ガス
O2濃度目標値変換手段21では、燃料流量検出器9で
検出された燃焼負荷を表す実測燃料流量を取り込み、そ
の実測燃料流量の大きさに基づいて当該設定関数を用い
て発煙限界の排ガスO2 濃度目標値O2sを求めた後、こ
の排ガスO2 濃度目標値O2sを空気過剰率設定値演算手
段22および排ガスO2 濃度調節手段24に供給する。
は、排ガスO2 濃度目標値O2s、空気過剰率設定値μs
とすると、排ガスO2 濃度と空気過剰率との関係から、 μs =空気中の酸素濃度(%)/(空気中の酸素濃度(%)−排ガス中の酸素 濃度(%)) =21/(21−O2s) ……(2)
て、排ガスO2 濃度目標値O2sに対応した空気過剰率設
定値μs を求めた後、このμs を用いて基本的な燃焼制
御を行う。
排ガスO2 濃度目標値変換手段21からの排ガスO2 濃
度目標値O2sを受けると、この排ガスO2 濃度目標値O
2sと排ガスO2 検出器23からの排ガスO2 濃度測定値
O2 との偏差が零となるように調節演算を実行し、排ガ
スO2 調節出力信号Zn を求めた後、比率係数演算手段
25に導く。そして、ここで当該排ガスO2 調節出力信
号Zn を用いて、 γ=1+k{(Zn −50)/50} ……(3)
る比率係数γに変換する。そして、この比率係数γに乗
算手段26に導き、比率係数γを用いて前記空気過剰率
設定値μs を修正する。さらに、修正された空気過剰率
設定値を乗算手段13に導き、空気流量設定値を制御補
正する。
の変化に対応して迅速に発煙限界ぎりぎりの燃焼制御を
行うことができ、さらに精度の高い燃焼状態評価指数の
排ガスO2 濃度を空気過剰率制御と競合することなく制
御可能であり、省エネルギーと環境保全とを大幅に改善
することができる。
ついて図2を参照して説明する。なお、この制御装置に
おいても、加熱炉出口温度制御装置に適用した一例であ
り、かつ、図5および図1と同一部分には同一符号を付
してその詳しい説明は省略し、以下、特に異なる部分に
ついて説明する。
度調節のゲインを空気過剰率μs に比例して修正するよ
うに構成し、燃焼量が大幅に変動しても、制御性が低下
しないようにする点にある。
した排ガスO2 濃度測定値O2 と排ガスO2 濃度目標値
変換手段21からの排ガスO2 濃度目標値O2sとを速度
形排ガスO2 濃度調節手段31に導入し、ここで速度形
調節演算を実行して速度形調節出力信号を得る。そし
て、速度形排ガスO2 濃度調節手段31の出力側にゲイ
ン修正手段32を設け、ここで速度形調節出力信号に空
気過剰率設定値μs を乗算することにより排ガスO2 濃
度調節手段31のゲイン修正を行う。さらに、ゲイン修
正後の速度形調節出力信号を速度形−位置形信号変換手
段33に導入し、ここで位置形信号Zn に変換した後、
比率係数演算手段25に印加する構成である。
いて説明する。今、空気過剰率設定値演算手段22から
出力される空気過剰率設定値μs が変化したとき、O2
濃度にどのような変化を与えるかを考えてみる。ここ
で、排ガスO2 濃度目標値O2sがO2s+△O2 と変化し
たとき、空気過剰率設定値μs がどの程度変化△μする
かを求める。ここで、前記(2)式を用いてO2s→O2s
+△O2 、μs +△μなる関係を代入すると、 μs +△μ=21/{21−(O2s+△O2s)} ……(4) となる。そこで、前記(2)式と(4)式とから、 △μ=(△O2 /21)・μs 2 ……(5) が得られる。この(5)式を比率に変形すると、 1+(△μ/μs )=1+(μs /21)・△O2 ……(6) となる。
ガスO2 濃度調節手段31の出力を比率係数演算手段2
5にて比率係数γに変換して空気過剰率設定値μs を比
率修正する場合、この空気過剰率設定値μs に比例して
排ガスO2 濃度調節出力信号△O2 をゲイン修正すれば
よいことが分かる。
過剰率設定値μs に比例して排ガスO2 濃度調節出力信
号△O2 をゲイン修正することにより、燃焼量の変動に
伴って空気過剰率設定値μs が変化したとき、この変化
に応じて排ガスO2 濃度調節のゲインが自動的に修正さ
れ、制御量の低下を招くことなく、燃焼量全域にわたっ
て制御性を大幅に改善できる。次に、請求項3に係わる
排ガス濃度制御装置の一実施例について図3を参照して
説明する。
みの場合には、例えば燃焼制御と無関係に加熱炉1の破
損などに伴って空気が混入したときなどにその燃焼状態
を正確に見い出せないことが多い。そこで、排ガスO2
濃度よりも燃焼状態の厳密な評価指数となる排ガス中に
残存する可燃成分COの濃度調節を付加し、排ガスO2
濃度調節の目標値を修正して排ガスCO濃度を所定値に
制御することにより、限界の省エネルギーおよび環境保
BR>全を達成することにある。
観点から実現したものであり、以下、図1および図2と
比較して特に異なる部分の構成について説明する。この
制御装置は、加熱炉1に排ガスCO検出器41を設け、
排ガス中に残存する排ガスCO濃度を検出し、排ガスC
O濃度調節手段42に導き、ここでCO濃度設定値との
偏差をとり、この偏差が零または所定の範囲内に入るよ
うに調節演算を実行する。この排ガスCO濃度調節手段
42で得られた調節出力信号Yn を比率係数演算手段4
3に導き、ここで調節出力信号の中間近傍が係数1とな
る係数δに変換した後、その後段のゲイン修正手段44
にて当該係数δと排ガスO2 濃度設定値O2s′とを乗算
し、排ガスO2 濃度の最終目標値O2sを演算し、排ガス
O2 濃度調節手段24に導入する構成である。
出器41で検出した排ガスCO濃度を取り込み、排ガス
CO濃度調節手段42にて排ガスCO濃度測定値とCO
濃度設定値との偏差を得た後、この偏差が零または所定
の範囲内に入るように調節演算を実行して調節出力信号
Yn を得、比率係数演算手段43に印加する。この比率
係数変換手段43では、 δ=1+k{(Yn −50)/50} ……(7)
50%出力時を1とする比率係数δに変換し、前記排ガ
スO2 濃度設定値O2s′にかかる比率係数δを乗じて修
正制御することにより、排ガスCO濃度を所定値に制御
し、省エネルギーおよび環境保全特性を改善することが
できる。
について図4を参照して説明する。この制御装置は、請
求項3に係わる発明と同様に、排ガスO2 濃度よりも燃
焼状態の厳密な評価指数となる排ガス中に残存する可燃
成分COの濃度調節を付加し、排ガスO2 濃度調節の設
定値を修正して排ガスCO濃度を所定値に制御するとと
もに、空気過剰率設定値に比例してO2 濃度調節のゲイ
ンを修正することにある。
濃度検出器41で検出した加熱炉1の排ガスCO濃度測
定値を排ガスCO濃度調節手段42に導き、ここでCO
設定値との偏差をとり、この偏差が零または所定の範囲
内に入るように調節演算を実行して調節出力信号Yn を
得、これを比率係数演算手段43に印加する。この比率
係数演算手段43では、前記(7)式の演算を行って修
正比率δを求めた後、これを乗算手段44に導き、この
修正比率δを排ガスO2 濃度目標値O2s′に乗算し、当
該排ガスO2濃度目標値O2s′を修正した排ガスO2 濃
度目標値O2sを求める。
スO2 濃度調節手段31に導入し、排ガスO2 濃度の調
節演算を実行する。さらに、排ガスO2 濃度調節手段3
1の調節演算出力に空気過剰率設定値演算手段22の空
気過剰率設定値を乗算し、空気過剰率設定値に比例して
排ガスO2 濃度調節のゲインを自動修正することによ
り、限界としての省エネルギー、環境保全を実現し、か
つ、燃焼量の全域にわたって制御性を改善することがで
きる。
のではない。上記実施例では、単純並列カスケード燃焼
制御方式について適用したが、他の燃焼制御方式、例え
ばシングルクロスリミット燃焼制御方式やダブルクロス
リミット燃焼制御方式その他の燃焼制御方式でも同様に
適用できることは言うまでもない。
した例について述べたが、燃焼量を表す指標として実測
燃料流量または目標燃料流量としたが、混燃の場合には
熱量目標値または燃料流量から計算した実熱量を燃焼量
を表す指標としてもよい。また、上記実施例は、加熱炉
出口温度の燃焼制御装置に適用した例について述べた
が、これに限らずボイラ燃焼制御装置などの各種燃焼炉
の燃焼制御装置についても同様に適用できる。その他、
本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できる。
のような種々の効果を奏する。
排ガスO2 濃度制御と空気過剰率制御とが競合すること
なく、燃焼量の変化に対応しながら応答の速い発煙しな
い排ガスO2 濃度の制御を行うことができる。
の変化に伴う空気過剰率設定値の変化に比例して排ガス
O2 濃度制御のゲインを自動修正することにより、制御
性の大幅な改善を図ることができる。
状態の最終的評価指数である排ガスCO濃度制御を付加
することにより、限界に近い応答性および制御性の高い
排ガス制御を実現できる。
濃度よりも燃焼状態の厳密な評価指標となる排ガス中に
存在する可燃成分COの濃度調整を付加し、かつ、燃焼
量に応じてゲイン修正を加えることにより、より限界に
近い応答性および制御性の高い排ガス制御を実現でき
る。
環境保全と省エネルギーの問題が社会,経済や国家の枠
組みを越えて世界的レベルの問題となっているが、本装
置を適用することにより、産業界に大きく貢献できると
確信する。
に係わる発明の一実施例を示す全体構成図。
に係わる発明の一実施例を示す全体構成図。
に係わる発明の一実施例を示す全体構成図。
に係わる発明の一実施例を示す全体構成図。
図。
節手段、8…燃料流量調節手段、9…燃料流量検出器、
11…係数手段、13…乗算手段、14…空気流量調節
手段、15…空気流量検出器、21…O2 濃度目標値変
換手段、22…空気過剰率設定値演算手段、23…排ガ
スO2 検出器、24…排ガスO2 濃度調節手段、25…
比率係数演算手段、26…乗算手段、31…速度形排ガ
スO2 濃度調節手段、32…ゲイン修正手段、41…排
ガスCO検出器、42…排ガスCO濃度調節手段、43
…比率係数演算手段、44…乗算手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼装置の検出制御量と目標値との偏差
が零となるようにPIまたはPID(P:比例、I:積
分、D:微分)調節演算を行って燃焼指令信号を得た
後、この燃焼指令信号を燃料流量目標値として燃料流量
制御系に与え、また前記燃料指令信号を理論空気流量に
変換した後、空気過剰率設定値を乗じた信号を空気流量
目標値として空気流量制御系に与え、これら燃料流量目
標値および空気流量目標値に基づいて前記燃料流量制御
系および前記空気流量制御系がそれぞれ前記燃焼装置に
供給する燃料流量および空気流量を制御する燃焼制御装
置において、 予め関数化または係数が設定され、燃焼負荷を表す実測
燃料流量または燃料流量目標値に前記関数または係数を
乗算して排ガスO2濃度目標値を求める排ガスO2濃度目
標値変換手段と、 この排ガスO2濃度目標値変換手段で得られた排ガスO2
濃度目標値から空気過剰率設定値を演算する空気過剰率
設定値演算手段と、前記排ガスO2濃度目標値変換手段から送られてくる前
記 排ガスO2濃度目標値と前記燃焼装置の排ガスO2濃度
測定値との偏差が零となるように調節演算を実行する排
ガスO2濃度調節手段と、 この排ガスO2濃度調節手段の出力の中間近傍が係数1
となる係数に変換する比率係数演算手段と、 この比率係数演算手段の出力を用いて前記空気過剰率設
定値演算手段から出力される前記空気過剰率設定値を修
正する空気過剰率設定値修正手段とを備え、この空気過
剰率設定値修正手段の出力と前記理論空気流量とから空
気目標値を得ることを特徴とする排ガス濃度制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の排ガス濃度制御装置にお
いて、前記排ガスO2濃度調節手段の出力側に、当該排
ガスO2濃度調節手段によって得られる調節演算出力に
前記空気過剰率設定値演算手段の出力である空気過剰率
設定値を乗算するゲイン修正手段を付加し、この空気過
剰率設定値に比例して前記排ガスO2濃度調節手段のゲ
インを修正することを特徴とする排ガス濃度制御装置。 - 【請求項3】 燃焼装置の検出制御量と目標値との偏差
が零となるようにPIまたはPID(P:比例、I:積
分、D:微分)調節演算を行って燃焼指令信号を得た
後、この燃焼指令信号を燃料流量目標値として燃料流量
制御系に与え、また前記燃料指令信号を理論空気流量に
変換した後、空気過剰率設定値を乗じた信号を空気流量
目標値として空気流量制御系に与え、これら燃料流量目
標値および空気流量目標値に基づいて前記燃料流量制御
系および前記空気流量制御系がそれぞれ前記燃焼装置に
供給する燃料流量および空気流量を制御する燃焼制御装
置において、 予め関数化または係数が設定され、燃焼負荷を表す実測
燃料流量または燃料流量目標値に前記関数または係数を
乗算して排ガスO2濃度目標値を求める排ガスO2濃度目
標値変換手段と、 この排ガスO2濃度目標値変換手段で求めた排ガスO2濃
度目標値から空気過剰率設定値を演算する空気過剰率設
定値演算手段と、 前記燃焼装置の排ガスCO(一酸化炭素)濃度を測定す
る排ガスCO濃度測定手段と、 この排ガスCO濃度測定手段による排ガスCO濃度測定
値と排ガスCO濃度目標値との偏差が零または所定の範
囲内に入るように調節演算する排ガスCO濃度調節手段
と、 この排ガスCO濃度調節手段の出力の中間近傍が係数1
となる係数に変換する第1の比率係数演算手段と、 この第1の比率係数演算手段の出力と前記排ガスO2濃
度目標値変換手段から送られてくる排ガスO2濃度目標
値とを乗算し排ガスO2濃度の最終目標値を求める乗算
手段と、 この乗算手段で得られる最終目標値と前記燃焼装置の排
ガスO2濃度測定値との偏差が零となるように調節演算
を実行する排ガスO2濃度調節手段と、 この排ガスO2濃度調節手段の出力の中間近傍が係数1
となる係数に変換する第2の比率係数演算手段と、 この第2の比率係数演算手段の出力を用いて前記空気過
剰率設定値演算手段から出力される前記空気過剰率設定
値を修正する空気過剰率設定値修正手段とを備え、この
空気過剰率設定値修正手段の出力と前記理論空気流量と
から空気流量目標値を得ることを特徴とする排ガス濃度
制御装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の排ガス濃度制御装置にお
いて、前記排ガスO2濃度調節手段の出力側に、当該排
ガスO2濃度調節手段によって得られる調節演算出力に
前記空気過剰率設定値演算手段の出力である空気過剰率
設定値を乗算するゲイン修正手段を付加し、この空気過
剰率設定値に比例して前記排ガスO2濃度調節手段のゲ
インを修正することを特徴とする排ガス濃度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4327954A JP3023255B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 排ガス濃度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4327954A JP3023255B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 排ガス濃度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180116A JPH06180116A (ja) | 1994-06-28 |
JP3023255B2 true JP3023255B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=18204873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4327954A Expired - Lifetime JP3023255B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 排ガス濃度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023255B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102013104837A1 (de) * | 2012-05-11 | 2013-11-14 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern von Verbrennungsprozesssystemen |
JP6135831B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2017-05-31 | 富士電機株式会社 | 燃焼制御装置、燃焼制御方法および燃焼制御プログラム |
CN109297314A (zh) * | 2017-07-25 | 2019-02-01 | 宝钢工程技术集团有限公司 | 应用于集中排烟式工业炉窑的精确控温装置 |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP4327954A patent/JP3023255B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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