JP3023200U - 抗菌機能を有するプラスチックを用いた瓶、パリソン及び瓶の蓋 - Google Patents

抗菌機能を有するプラスチックを用いた瓶、パリソン及び瓶の蓋

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JP3023200U
JP3023200U JP1995011200U JP1120095U JP3023200U JP 3023200 U JP3023200 U JP 3023200U JP 1995011200 U JP1995011200 U JP 1995011200U JP 1120095 U JP1120095 U JP 1120095U JP 3023200 U JP3023200 U JP 3023200U
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口 深 司 谷
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株式会社ダイアン総合研究所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が簡単、安価で、しかも空瓶の保存時も
内容物を充填後も抗菌機能を発揮できるプラスチック瓶
を提供する。 【解決手段】 内容物中の水分との接触により、適量の
銀イオンを溶出し得る溶解性ガラスの粉末を含有させた
熱可塑性樹脂をブロー成形して、抗菌機能を有するプラ
スチック瓶本体を製造する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、抗菌機能を有するプラスチック瓶に関し、特に、内容物充填前の空 瓶の殺菌及び内容物の過度の殺菌に伴うコスト高の問題を解決した殺菌機能を有 するプラスチックを用いた瓶、パリソン及び瓶の蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の溶解性ガラスを含む樹脂製容器としては、例えば、特開平6−1721 03号公報に記載された、複層樹脂製チューブの最内層を、銀イオンを溶出でき る溶解性ガラスの粉末を樹脂中に練り込んだ溶解性ガラス含有樹脂層とした抗菌 ・抗カビ性チューブがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の抗菌・抗カビ性チューブは、複層樹脂製チュ ーブに構成していたため、製造工程が複雑となり、コスト高になり、極めて大量 に消費される瓶としては複層樹脂構造は実用的でないという問題点があった。
【0004】 一方、瓶形の容器は、内容物を充填した後は勿論、充填する前の空の容器を保 存するときにも、特に、高温多湿時や高温多湿地で容器を製造した時、空気中の 埃等が容器内に入り、埃の中の菌やカビが、空の容器内で移送時や保存時に繁殖 する場合があった。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、製造工程が簡 単で、安価に製造でき、しかも空き瓶の保存時も内容物を充填後も抗菌機能を発 揮できるプラスチック瓶、その半製品であるパリソンあるいは瓶の蓋を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案になる瓶あるいはその半製品であるパリソンは、適量の銀イオンを溶出 し得る溶解性ガラスの粉末を含有させた熱可塑性樹脂からなる本体と、この本体 の開口部に一体に成形したポリカーボネート製のねじ込み式蓋座とを有すること を特徴とする。 本考案になる瓶には、更に、ねじ込み式蓋座の上端縁に接する内面に適量の銀 イオンを溶出し得る溶解性ガラスの粉末を含有させた熱可塑性樹脂製シーリング 材が設けられた蓋が、ねじ込み式蓋座にねじ込まれていることを特徴とする。
【0007】 また、本考案になる瓶の蓋は、瓶のねじ込み式蓋座の上端縁に接する内面に、 瓶の内容物中に適量の銀イオンを溶出し得る溶解性ガラスの粉末を含有させた熱 可塑性樹脂製シーリング材を設けたことを特徴とする。
【0008】 本考案で使用する抗菌機能を有するプラスチックは、銀イオンを溶出し得る溶 解性ガラスの粉末を含んだ熱可塑性樹脂であって、この熱可塑性樹脂でできた瓶 あるいはその半製品であるパリソン、あるいは瓶の蓋の内部底のシーリング材か ら、瓶の内容物や空気中の湿気によって、銀イオンが溶出して内容物の腐敗やか び、菌の発生を防ぐ。
【0009】 上記の銀イオンを溶出し得る溶解性ガラスは、瓶に充填された内容物中の水に 対して制御された溶解速度を持つガラス組成物中に、優れた殺菌効果を持つ銀イ オンを重量%で0.4〜1.6%(Ag2 O換算)含有させたもので、その粒度 が5〜60μmとなるように粉砕したものが好ましい。ここでガラス中の銀イオ ンの含有量が0.4%以下であると、充分な抗菌性を与えるために熱可塑性樹脂 中に多量の溶解性ガラスを添加する必要があり、熱可塑性樹脂の成形性や強度そ の他の機械的性質を損なうばかりでなく、経済的にも高価になり不都合である。
【0010】 またガラス中の銀イオンの含有量が1.6%以上であると、溶解性ガラスを溶 融する時に金属銀が析出して炉を損傷するだけでなく、不経済でもある。さらに その粒度が5μm以下であると、樹脂からの銀の溶解速度が極端に遅くなるため に多量の溶解性ガラスを添加する必要があり、また粒度が60μm以上であると 、熱可塑性樹脂に練り込むときに目詰まり等の工程トラブルを起こす可能性が生 じるはかりでなく、瓶の表面の滑らかさを損なうおそれがある。
【0011】 プラスチックを用いた瓶は、普通はブロー成形(中空成形、吹込成形とも言う )により成形され、この成形用樹脂としては、ナイロン,ポリエステル(PET ),ポリイミド,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビ ニリデン等の軟質容器に使用されているものであれば、いずれの熱可塑性合成樹 脂も使用できる。
【0012】 熱可塑性樹脂に対する溶解性ガラスの添加量は、その粒度、熱可塑性樹脂の種 類及び期待する抗菌効果によって異なるが、一般的には0.3〜10.0%(重 量%)の添加で好結果が得られる。添加量が0.3%以下では、充分な抗菌性が 得られず、一方10.0%以上の添加では、樹脂の特性、特に成形性を損なうお それがある。
【0013】 さらにまた、溶解性ガラスを添加した熱可塑性樹脂で作られた瓶等からの銀イ オンの溶出量が、本考案の目的である抗菌性に最も大きく影響するので、その量 を実験的に確認して、瓶等の内表面からの銀イオンの溶出速度を、1〜500n g/cm2 /dayとすることが好ましいことを確認した。銀イオンの溶出速度 がこの範囲よりも低いと充分な抗菌効果が得られず、逆にこの範囲を越えると必 要以上の銀イオンが溶出するために効果の持続性が低下する。
【0014】 水道水のように塩素を含んだ水を容器に入れると、銀イオンの溶出速度を適正 に選んでも、銀と塩素との反応により水が若干にごったり、プラスチック瓶の内 面が変色することがあるが、1%以内のハイドロタルサイト類化合物を樹脂中に 併用して含有させることにより、プラスチック瓶の透明度の維持を一段と向上で き、飲料水のような食品に使用する際、食品の透明性を損なうおそれがなくなり 好都合である。
【0015】 本考案において使用される溶解性ガラスの成分としては、SiO2 ,B23 ,P25 などの網目成形酸化物、或いはNa2 O,K2 O,CaO,MgO, BaO,Al23 ,TiO2 ,ZnOなどの網目修飾酸化物からなる、水と接 触した場合に水によって溶解性ガラスが僅かずつ溶解し、ガラス組成中に含ませ た銀イオンを溶出するものが特に制限されることなく使用できる。
【0016】 本考案の抗菌機能を有するプラスチック瓶等は、瓶を構成する溶解性ガラス含 有熱可塑性樹脂から溶出した銀イオンが抗菌効果を発揮するので、抗菌効果が要 求されるミネラルウオーター,非常用の飲料水,牛乳,ビール,ジャム,ママレ ード,ジュースなどの食品、ヘアトニック,ヘアリキッド,アフターシェーブロ ーションなどの化粧品、その他医療品などの各種の分野において広く使用するこ とができる。そして、このような用途には、一般に、プラスチック瓶は、ねじ込 み式蓋付き瓶として使用される。その際、蓋の裏面の瓶の口に接する面に上記の ような銀イオンを溶出し得る溶解性ガラスの粉末を含有させた熱可塑性樹脂シー リング材を付設すると、抗菌効果を更に有効に発揮させることができる。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して、本考案を説明する。 図1は、本考案の一実施形態になるプラスチックを用いた瓶の部分切欠正面図 、図2は、図1の瓶のねじ込み式蓋の断面図、図3は、図1の瓶の製造工程にお ける半製品であるパリソンの部分切欠正面図である。
【0018】 図1において、1は、銀イオンを溶出し得る溶解性ガラスの粉末を含んだ熱可 塑性樹脂で成形されたプラスチックの瓶本体で、その上端の開口部2には瓶本体 1と一体に成形したポリカーボネート製のねじ込み式蓋座6が設けられ、そのね じ込み式蓋座6に、図2に示した蓋3がねじ込まれるようになっている。この蓋 3の内部の底には、同様の溶解性ガラスの粉末を含んだ抗菌機能のある熱可塑性 樹脂製のシーリング材4がはめ込んであって、このシーリング材4がねじ込み式 蓋座6の上端縁に接し、蓋裏に付着した瓶の内容物の腐敗やかびの発生を防ぐ。 瓶本体1そのものも内容物や空気中の湿気による銀イオンの溶出によって内容物 の菌の発生を抑える。
【0019】 瓶本体1に用いた熱可塑性樹脂は、以下のような組成と製法により成形されて いる。 B23 40モル%,SiO2 40モル%,Na2 O 15モル%,Ca O 3モル%,Ag2 O 2モル%の割合の組成からなる粒径5〜25μmの抗 菌性溶解性ガラスの粉末を重量比で1.5%添加し混練したポリエチレンテレフ タレート(PET)を射出成形して、図3に示す試験管状のパリソン5に成形し 、更に、このパリソンを素材としてブロー成形法により瓶本体1を成形してある 。なお、パリソン5成形時に、瓶の開口部2となる部分の外周に蓋3に適合する ねじを成形した環状のポリカーボネート製のねじ込み式蓋座6をかぶせ、一体成 形してある。
【0020】 上記の熱可塑性樹脂を用いた瓶に蒸留水を入れ、蓋を閉めて30日経過後に溶 出液のpHと、ガラス溶解量としてガラスの銀イオン溶出量を測定した。溶出液 のpHは8.1で、銀イオンの溶出量は5.5ng/cm2 であった。 抗菌試験として、大腸菌が10,000個/ml存在する蒸留水を入れ、24 時間後の生菌数を測定した。生菌数は、24時間後10個以下/mlと、著しく 減少した。
【0021】 瓶本体1に用いた他の熱可塑性樹脂として、以下のような組成のものも実施し た。 B23 60モル%,SiO2 30モル%,Na2 O 8モル%,Ag2 O 2モル%の割合の組成からなる粒径10〜40μmの抗菌性溶解性ガラスの 粉末を重量比で3%添加、混合したポリプロピレンを、同様に射出成形、ブロー 成形により瓶本体1を成形した。 この瓶について、同様の手順で溶出液のpH、銀イオン溶出量及び大腸菌の生 菌数を測定した。溶出液のpHは7.8,銀イオン溶出量はは51ng/cm2 、そして生菌数は10個以下/mlであった。
【0022】 熱可塑性樹脂製のシーリング材4は、 B23 40モル%,SiO2 4 0モル%,Na2 O 15モル%,CaO 3モル%,Ag2 O 2モル%の割 合の組成からなる粒径5〜25μmの抗菌性溶解性ガラスの粉末を重量比で2% 添加したポリエチレンシートを用いた。このシーリング材も蓋本体同様に抗菌作 用を示した。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、プラスチック瓶あるいは瓶の蓋のシーリング材を構成する熱 可塑性樹脂中に、瓶の内容物の主成分である水中に適量の銀イオンを溶出し得る 溶解性ガラスの粉末を含有させ、ねじ込み式蓋を用いたので、製造が簡単で安価 に製造でき、しかも銀イオンの殺菌効果により空瓶の保存時も内容物を充填後も 瓶内における各種の細菌の繁殖を抑制し、長期間にわたって極めて清潔、衛生的 状態を保持することができる。
【0024】 プラスチック瓶製造工程における半製品であるパリソンに、銀イオンを溶出し 得る溶解性ガラスが含まれているので、このパリソンを用いて、特別の工程を付 加することなく、抗菌機能を有するプラスチック瓶を容易に製造することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になるプラスチック瓶の部分切欠正面図
である。
【図2】図1のプラスチック瓶の蓋の断面図である。
【図3】図1のプラスチック瓶の製造工程における半製
品であるパリソンの部分切欠正面図である。
【符号の説明】
1 瓶 3 蓋 4 シーリング材 5 パリソン 6 ねじ込み式蓋座

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物中に適量の銀イオンを溶出し得る
    溶解性ガラスの粉末を含有させた熱可塑性樹脂からなる
    瓶本体と、この瓶本体の開口部に一体に成形したポリカ
    ーボネート製のねじ込み式蓋座とを有することを特徴と
    する抗菌機能を有するプラスチックを用いた瓶。
  2. 【請求項2】 前記ねじ込み式蓋座の上端縁に接する内
    面に内容物中に適量の銀イオンを溶出し得る溶解性ガラ
    スの粉末を含有させた熱可塑性樹脂製シーリング材が設
    けられた蓋が、ねじ込み式蓋座にねじ込まれていること
    を特徴とする請求項1記載の抗菌機能を有するプラスチ
    ックを用いた瓶。
  3. 【請求項3】 適量の銀イオンを溶出し得る溶解性ガラ
    スの粉末を含有させた熱可塑性樹脂からなる本体と、こ
    の本体の開口部に一体に成形したポリカーボネート製の
    ねじ込み式蓋座とを有することを特徴とする抗菌機能を
    有するプラスチックを用いたパリソン。
  4. 【請求項4】 瓶のねじ込み式蓋座の上端縁に接する内
    面に、瓶の内容物中に適量の銀イオンを溶出し得る溶解
    性ガラスの粉末を含有させた熱可塑性樹脂製シーリング
    材を設けたことを特徴とする抗菌機能を有するプラスチ
    ックを用いた瓶の蓋。
JP1995011200U 1995-09-27 1995-09-27 抗菌機能を有するプラスチックを用いた瓶、パリソン及び瓶の蓋 Expired - Lifetime JP3023200U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273698A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 抗菌消臭剤およびその製造方法

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