JP3022715B2 - 電子写真印刷装置の転写装置 - Google Patents

電子写真印刷装置の転写装置

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JP3022715B2
JP3022715B2 JP5318809A JP31880993A JP3022715B2 JP 3022715 B2 JP3022715 B2 JP 3022715B2 JP 5318809 A JP5318809 A JP 5318809A JP 31880993 A JP31880993 A JP 31880993A JP 3022715 B2 JP3022715 B2 JP 3022715B2
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勝 米持
孝行 若柳
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真印刷装置の転写
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電子写真印刷装置に関し、
主に、用紙に画像データを転写する転写部を中心に示し
た図である。図6は従来の電子写真印刷装置の非転写時
の転写部の詳細図であり、図7は従来の電子写真印刷装
置の転写時の転写部の詳細図である。
【0003】図5、図6および図7を参照すると、用紙
1は転写部2の下側を通り現像部3および感光ドラム4
にて画像化されたデータを転写される。図6における非
転写時の場合に、用紙1は下部用紙押え6を通り、下部
転写板8を通る。用紙1は接触しないように距離を確保
して感光ドラム4の近傍を通った後、上部転写板7を通
り上部用紙押え5を通る。転写板棒11の一方は転写板
駆動モータ12に接続されており、また他方は上部転写
板7端部と下部転写板8端部と接続されている。この場
合には、転写板駆動モータ12には電流は流れていな
い。
【0004】次に図7の転写時の場合には、用紙1は図
6の非転写時の場合と同様にセットされている。転写板
駆動モータ12が駆動されると、転写板棒11を介して
下部転写板8および上部転写板7はそれぞれ転写板下軸
10および転写板上軸9を中心として回転し用紙1を感
光ドラム4に接触させる。用紙1が感光ドラム4と接触
しているときに、転写線箱13に張られている転写線1
4に高電圧を加えることで、感光ドラム4に書かれた画
像データが用紙1に転写される。用紙1に画像データを
転写している間、転写板駆動モータ12にはたえず電流
が流れ、転写状態を保持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電子写真印
刷装置の転写装置は、転写状態を保持するために、転写
板駆動モータ12を駆動状態に保持しているため、転写
板駆動モータ12の制御部に熱が発生したり、また、転
写板駆動モータ12自身にも熱が発生したりする。ま
た、下部転写板8および上部転写板7の駆動速度も印刷
速度に大きな影響があり、駆動時に大電流を流す必要が
あるため発熱の原因になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真印刷装
置の転写装置は、高圧電源に接続され直線状に転写線を
装着する装着手段と、この装着手段を前記転写線に平行
な軸を中心にして回転可能な回転手段と、この回転手段
の用紙走行方向に関する前後方向に位置する前記用紙走
行を案内する案内手段と、前記回転手段を前記用紙転写
時に前記転写線を前記用紙側に非転写時に前記用紙から
離れる位置に回転するように制御する制御手段とを備
え、前記回転手段は、円形カムから成り、円形の中心を
回転中心とし、前記円形カムの円周上の一部分に前記転
写線を有する転写箱である前記装着手段を備える。
【0007】
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成を示す外観図であ
る。図1を参照すると、用紙1は転写案内板18の上面
を通り転写固定板17の上面を通る。転写案内板18は
図示しないフレームに転写案内板軸20によって固定さ
れている。転写案内板18の反対側には、転写固定板1
7がある。転写固定板17は転写固定板軸19によりフ
レームに固定されている。転写案内板18と転写固定板
17との間に転写カム15が実装されている。転写カム
15は一方に内部に転写線14を有する転写線箱13を
備える。転写線箱13が備えられている側の転写カム1
5は転写案内板18および転写固定板17よりわずかに
高く取り付けられている。転写カム15は、画像データ
を用紙1に転写するために用紙1が感光ドラムと接触す
る高さを要する。転写カム15の一方に備えられている
転写線箱13の内に張られている転写線14に高電圧を
加え、画像データが用紙1に転写される。転写線14
は、高圧線22を介して高圧制御部23に接続されてい
る。高圧制御部23は、信号線24を介して制御部25
に接続されている。制御部25は転写カム駆動線21を
介して転写カム駆動モータ28を駆動させる。図1は転
写時の転写カム15の状態を示していて、非転写時に
は、転写カム15が回転してその反対側が転写案内板1
8と転写固定板17と同等の高さになるように丸型にな
っている。転写カム15の丸型の面を用紙1が通り、感
光ドラムと接触しないようになっている。
【0009】次に転写カム15についてより詳細に説明
する。図2はこの実施例の転写カム15の外観図であ
る。図2を図1に併せて参照すると、転写カム15は一
方に転写線箱13と転写線14を備えてある。転写カム
15の中心に転写カム駆動モータ28が備えられてい
る。転写カム15の外形は変形円型であり、一方が転写
案内板18および転写固定板17より高くなるような型
を取り、他方は同等の高さになるようになっている。転
写カム15の他方には固定穴16がある。
【0010】図3は転写時の転写カム15の状態を示す
図であり、図4は非転写時の転写カム15の状態を示す
図である。図3を図1に併せて参照すると、転写時にお
いて、転写カム15の転写線箱13のある側は転写固定
板17および転写案内板18より高くなっている。転写
カム15のくぼみに転写固定板17の凸部が当り固定さ
れる。転写カム駆動モータ28は転写固定板17の凸部
が転写カム15に当ると電流を切断するように制御部2
5から制御される。
【0011】次に、図4を図1に併せて参照すると、非
転写時において、転写カム15の他方が転写案内板18
と転写固定板17と同じ高さになっている。転写カム1
5の他方にある固定穴16に転写固定板17の凸部が当
っている。転写カム駆動モータ28は転写固定板17の
凸部が転写カム15の固定穴16に当ると電流が制御部
25により切断される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高圧電源に接続され直線状に転写線を装着し、この転写
線を転写線に平行な軸を中心にして回転可能にし、用紙
転写時に転写線を用紙側に、非転写時に用紙から離れる
位置に回転するように制御することにより、転写線回転
時にモータに電流を流し続ける状態を保持する必要はな
く、制御部で発生する熱およびモータ自身の熱を問題に
することはなく、またモータは駆動時に大電流を流す必
要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す外観図である。
【図2】この実施例の転写カムの外観図である。
【図3】転写時の転写カムの状態を示す図である。
【図4】非転写時の転写カムの状態を示す図である。
【図5】従来の電子写真印刷装置に関し、主に、用紙に
画像データを転写する転写部を中心に示した図である。
【図6】従来の電子写真印刷装置の非転写時の転写部の
詳細図である。
【図7】従来の電子写真印刷装置の転写時の転写部の詳
細図である。
【符号の説明】
1 用紙 2 転写部 3 現像器 4 感光ドラム 5 上部用紙押え 6 下部用紙押え 7 上部転写板 8 下部転写板 9 転写板上軸 10 転写板下軸 11 転写板棒 12 転写板駆動モータ 13 転写線箱 14 転写線 15 転写カム 16 固定穴 17 転写固定板 18 転写案内板 19 転写固定板軸 20 転写案内板軸 21 転写カム駆動線 22 高圧線 23 高圧制御部 24 信号線 25 制御部 28 転写カム駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−76367(JP,A) 特開 昭58−25679(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧電源に接続され直線状に転写線を装
    着する装着手段と、この装着手段を前記転写線に平行な
    軸を中心にして回転可能な回転手段と、この回転手段の
    用紙走行方向に関する前後方向に位置する前記用紙走行
    を案内する案内手段と、前記回転手段を前記用紙転写時
    に前記転写線を前記用紙側に非転写時に前記用紙から離
    れる位置に回転するように制御する制御手段とを備え、
    前記回転手段は、円形カムから成り、円形の中心を回転
    中心とし、前記円形カムの円周上の一部分に前記転写線
    を有する転写箱である前記装着手段を備えることを特徴
    とする電子写真印刷装置の転写装置。
JP5318809A 1993-12-20 1993-12-20 電子写真印刷装置の転写装置 Expired - Fee Related JP3022715B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102015049B1 (ko) * 2017-11-03 2019-09-09 대한민국(농촌진흥청장) 대형사료 공급장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102015049B1 (ko) * 2017-11-03 2019-09-09 대한민국(농촌진흥청장) 대형사료 공급장치

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JPH07175348A (ja) 1995-07-14

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