JP3022338U - 梱包品包装用袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外に積み上げの梱包品を風雨から保護する
ために、簡便に使用できる梱包品用包装袋。 【解決手段】 合成樹脂シート又はフイルムの角状袋の
裾部分に締め付けのための紐もしくはバンドを取り付け
ておき、袋開口部を保護対照の梱包品の上部から被せ
て、風雨によって角状袋が製品から脱離しないように裾
部分の紐もしくはバンドを締め付けておく。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

梱包品を風雨から保護するために用いられる、簡便で確実な包装用袋。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

屋外に置かれた梱包品を風雨の浸入から保護するため、従来は梱包品の上から 風呂敷状のシートを被せたり、角袋を被せたりしている。しかしこれでは風雨に よって包装シートが舞い上がったり、包装用シートの下部間隙から風雨が浸入し たりするので、これを回避するため包装用シートの各所を粘着テープで固定した り、包装シートの下端部分をロープで締め付けて固定しているが、作業に多くの 時間がかかり、また粘着テープが剥離したり、ロープの締め付けが外れて風雨が 浸入してくることもあった。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

この考案によれば、予め形成した締め具をもつ角状袋の使用により屋外に置か れた梱包品を風雨より効果的に避けることを見出した。即ち、合成樹脂製シート またはフイルムを角袋状１に形成し、その裾部分２に締め付けのための、紐又は バンド３を取り付けた梱包用包装袋を予め準備しておく。梱包品４の上部から角 状袋１の開口部を被せた後、裾部分２の紐又はバンド３を締め付ける。梱包品は そのまま地上に置かれていてもよいし、パレット５上に載置されていてもよい。 これによって確実な固定を短時間に実施でき梱包品を風雨の浸入から保護するこ とができる。 角状袋の形成のための材料は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの防水性に 優れたポリマー材料の合成樹脂製シートまたはフイルムが望ましく、また、紐も しくはバンドの形成材料は締め付けたときの強度に耐えるものであればよく、ポ リプロピレン製延伸テープ、ポリプロピレン製梱包用バンドを用いることができ る。 また、角袋１の裾部分２に締め付けのための紐もしくはバンド３を取り付ける には、裾部分２をチューブ状に加工し、その中に紐を通す手段、裾部分を部分的 にチューブ状に加工し、その中に紐を通す手段、裾部分に連続した穴をあけ交互 に縫うように紐を通すなどの適宜の手段がある。

【０００４】 図面は本考案の実施例を示す。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の予め形成したプラスチック材料製の角
状袋。

【図２】チューブ状の袋裾部分に紐を通したときの紐端
部の拡大図。

【図３】(a) は、屋外の地面にそのまま載置された梱包
品。(b) は、梱包品がパレット上に載置された状態。を
示す。

【図４】(a) は、図３(a) の梱包品に本考案品を被せた
状態。(b) は、図３(b) の梱包品に本考案品を被せた状
態。を示す。

【符号の説明】

１ 角状袋 ２ 袋裾部分 ３ 紐又はバンド ４ 屋外に置かれた梱包品 ５ パレット

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 合成樹脂製シート又はフイルムから形成
   された角状袋の裾部分に締め付けのための紐又はバンド
   を取り付けた梱包品包装用袋。