JP3022313U - 消雪装置用調節弁 - Google Patents

消雪装置用調節弁

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JP3022313U JP1995009283U JP928395U JP3022313U JP 3022313 U JP3022313 U JP 3022313U JP 1995009283 U JP1995009283 U JP 1995009283U JP 928395 U JP928395 U JP 928395U JP 3022313 U JP3022313 U JP 3022313U
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雅博 古山
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北越消雪機械工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブル配管方式の散水装置において、一側及
び他側散水管の散水ノズルの散水量を均等に調節する。 【解決手段】 弁ケース4の一側及び他側流出口6R,
6Lに一側及び他側散水管7R,7Lを接続する。弁ケ
ース4内を一側及び他側流出口6R,6Lに連通する一
側弁室14Rと他側弁室14Lに仕切る。一側弁室14Rと流
入口5とを連通する一側弁座12Rを弁ケース4に設け
る。また、他側弁室14Lと流入口5とを連通する他側弁
座12Lを弁ケース4に設ける。弁棒20R,20Lを路面上
より回動して昇降可能に設け、それら一側及び他側弁棒
20R,20Lの下端に一側及び他側弁座12R,12Lを開閉
する弁体22,22を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路、駐車場などの路面に設けられるダブル配管方式の消雪装置用 調節弁に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来、この種のダブル配管方式の消雪装置として、実公平5−66186号公 報のものが知られており、この消雪装置では、通水主管に所定間隔をおいて枝管 を立設し、この枝管の先端に所定の長さの散水管を中間部で接続し、この散水管 に路面に散水する散水ノズルを配管したダブル配管方式の消雪装置において、枝 管を通水主管の真上に垂直状態に立設し、この枝管の軸芯方向に配したバルブ軸 を散水管上に配設したバルブ操作室内に突設し、このバルブ操作室内のバルブ軸 を路面上より回動できるように設け、このバルブ軸の回動により開閉するバルブ 装置を枝管内に設け、散水管に適当間隔をおいて散水ノズルを配設しており、ま た、前記バルブ装置は、バルブ軸の下端に螺着した弁座の上部周縁にテーパー弁 面を形成し、このテーパー弁面が当接するテーパー面をT型バルブ管の交差部に 開口した弁口下面に形成(公報第4欄第10〜14行)しており、前記バルブ軸を操 作し、バルブ装置の開度により散水量を調節するようにしている。
【0003】 ところで、この種のダブル配管の消雪装置では、散水管が傾斜していたり、バ ルブ両側の散水管長さが異なっていたりすると、散水ノズルからの散水量が不均 一になるという問題がある。例えば散水管が傾斜していると、高い側の端部の方 が低い側端部より水圧が低くなるため、高い側の散水量が小さくなってしまう。 また、上記の散水装置では、バルブ装置が目詰まりを起してしまうと、弁体が弁 座の下方に位置するため、弁体を取り出して清掃あるいは交換することができな い。
【0004】 そこで、本考案は一側及び他側散水管の散水ノズルの散水量を均等に調節する ことができる消雪装置用調整弁を提供することを目的とし、また、弁体などの清 掃が可能な消雪装置用調整弁を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、送水本管に所定間隔を置いて枝管を立設し、この枝管の上 端に調節弁の弁ケース下部に形成した流入口を接続し、前記弁ケースの両側に一 側及び他側散水管を接続可能な一側及び他側流出口を横向きに設け、弁ケースに 接続した散水管に路面に散水する散水ノズルを配設したダブル配管方式の消雪装 置に用いられる消雪装置用調節弁において、前記弁ケース内を前記一側及び他側 流出口に連通する一側弁室と他側弁室に仕切り、前記一側弁室と前記流入口とを 連通する貫通孔を有する一側弁座を前記弁ケースに設けると共に、前記他側弁室 と前記流入口とを連通する貫通孔を有する他側弁座を前記弁ケースに設け、前記 調節弁に設けた一対の一側及び他側弁棒の上端を前記散水管上に配置した弁操作 室内に突設すると共に、それら弁棒を路面上より回動して昇降可能に設け、それ ら一側及び他側弁棒の下端に前記一側及び他側弁座に係合して該弁座を開閉する 弁体を設けたものであり、一側及び他側弁棒を操作して弁座を開閉し、一側及び 他側散水管への流量を調節することができる。また、一側及び他側流出口の一方 に散水管を接続して使用することもできる。
【0006】 請求項2の発明は、前記弁体を前記弁室内に配置したものであり、弁体が枝管 内を昇降するものとは異なり、弁体が弁室内を昇降するため、枝管の大きさに制 約されることなく、弁体及び該弁体が係合する弁座を大きく形成することができ ると共に、該弁座を自由に配置することができる。
【0007】 請求項3の発明は、前記弁ケースの上部に開口部を設け、この開口部に蓋体を 着脱可能に設け、この蓋体に前記弁棒を挿通状態で螺合すると共に、前記弁体を 前記弁室内に配置し、かつ前記弁棒及び前記弁体を前記開口部に挿通可能に形成 したものであり、弁体と一緒に弁棒を取り外して弁体及び弁ケース内の清掃並び に弁体の交換を行うことができる。
【0008】 請求項4の発明は、前記弁ケースの一側及び他側流出口に前記一側及び他側散 水管を接続すると共に、前記一側散水管の端部から前記他側散水管の端部に向か ってそれら散水管を傾斜して設けたものであり、調節弁により高い方の散水管側 の開度を大きく調整して両側の散水ノズルから均等に散水することができる。
【0009】
【考案の実施態様】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図3は本考 案の第1実施例を示し、同図において、道路、駐車場などの地中に埋設されたポ ンプ(図示せず)等により送水される送水本管1には、短管或いはT形継手金具 などの枝管2を介して、調節弁3の弁ケース4下部の流入口5を接続している。 前記弁ケース4の両側に横向きに設けられた一側及び他側流出口6R,6Lには 、一側及び他側散水管7R,7Lが接続され、これら散水管7R,7Lに散水ノ ズル8が複数接続されている。また、前記散水管7R,7Lは一端部から他端部 に向かって傾斜して設けられており、一端部が他端部より高くなっている。そし て、前記調節弁3によって開弁、閉弁したり水圧を調節したりして前記散水ノズ ル8から散水し、道路、駐車場の路面9を消雪できるようになっている。また、 前記調節弁3は、開弁、閉弁、或いは水圧を調節操作できるように上部が開口し た地中の弁操作室10に配置されている。
【0010】 前記弁ケース4の略中央には、一側と他側にテーパー状の貫通孔11を有する一 側及び他側弁座12R,12Lが水平に設けられ、また、前記弁ケース4内は、中央 に縦設した仕切り壁13によって、前記一側及び他側流出口6R,6Lに対応する 一側及び他側弁室14R,14Lに仕切られており、前記一側及び他側弁座12R,12 Lが前記一側及び他側流出口6R,6Lにそれぞれ連通している。前記弁ケース 4の上部には円筒形の開口部15が設けられ、この開口部15の下部に蓋体16が着脱 可能に設けられ、この蓋体16により前記一側及び他側弁室14R,14Lの上部を閉 塞する。前記蓋体16の下面中央には前記仕切り壁13の上端を嵌入する溝17が形成 され、また、前記蓋体16には前記一側及び他側弁座12R,12Lに対応して円形の 縦孔18,18がそれぞれ穿設されると共に、これら縦孔18,18に連通する雌螺子筒 部19,19が前記蓋体16下面に突設され、それら縦孔18,18に挿通した一側及び他 側弁棒20R,20Lの下部には、前記雌螺子筒部19に螺合する雄螺子部21が形成さ れ、さらに、一側及び他側弁棒20R,20Lの下部には、前記貫通孔11に係合して 前記弁座12R,12Lを閉塞可能な弁体22,22が一体に設けられている。また、前 記開口部15の上部には雌螺子部23が形成され、この雌螺子部23に、外周に雄螺子 部を設けた押えリング24が螺合し、この押えリング24により前記蓋体16が固定さ れ、また、前記蓋体16と押えリング24の間にはパッキン25が設けられている。さ らに、前記押えリング24には、複数の工具係止孔26が穿設され、また、前記弁棒 20R,20Lには、その上端を四角柱形状に形成して工具係止面27を設けている。 さらに、前記開口部15と蓋体16との間にOリング28を設け、前記縦孔18と弁棒20 R,20Lとの間にOリング29を設けている。また、前記流入口5には、前記枝管 2を螺着する雌螺子部30を形成している。さらに、前記流出口6R,6Lに、前 記散水管7R,7Lを挿入し、両者間にパッキン31を介在すると共に、該パッキ ン31の端部に座金32を当接し、この座金32を散水管7R,7Lに螺着する袋ナッ ト33により固定している。
【0011】 次に前記構成につきその作用を説明する。路面9側から工具係止面27に工具( 図示せず)を係止して弁棒20R,20Lを回動し、弁体22,22を弁座20R,20Lよ り離すと、流出口6R,6Lと流入口5とが連通し、散水ノズル8から路面9に 散水がなされ、この際、一側と他側で弁体22,22と弁座12R,12Lとの開度を調 整し、傾斜上方に位置する一側流出口6R側の開度を大きくすることにより、一 側及び他側の散水ノズル8から均等に散水を行うことができる。また、一側及び 他側散水管7R,7Lの長さが異なる場合も、長い方の開度を大きくすることに より、均等な散水を行うことができる。
【0012】 また、従来のものでは、バルブの一方に散水管を接続して使用する場合、バル ブの他方をキャップなどの別部材により塞がなければならなかったが、本考案の 調節弁3では、例えば一側流出口6Rのみに散水管7Rを接続し、他側弁座12L を弁体22により閉めることにより、一方のみに散水管を接続して使用するにも適 したものとなる。
【0013】 さらに、弁体22や弁座12R,12Lの清掃をする場合などには、押えリング24の 工具係止孔26に工具(図示せず)を係合して回動し、押えリング24を取り外し、 弁棒20R,20Lと共に蓋体16を取り外し、弁ケース4内や弁体22の清掃を行い、 また、弁棒20R,20Lと共に弁体22,22を蓋体16から取り外して交換を行う。
【0014】 このように本実施例では、請求項1に対応して、送水本管1に所定間隔を置い て枝管2を立設し、この枝管2の上端に調節弁3の弁ケース4下部に形成した流 入口5を接続し、弁ケース4の両側に一側及び他側散水管7R,7Lを接続可能 な一側及び他側流出口6R,6Lを横向きに設け、弁ケース4に接続した散水管 7R,7Lに路面9に散水する散水ノズル8を配設したダブル配管方式の消雪装 置に用いられる消雪装置用調節弁において、弁ケース4内を一側及び他側流出口 6R,6Lに連通する一側弁室14Rと他側弁室14Lに仕切り、一側弁室14Rと流 入口5とを連通する貫通孔11を有する一側弁座12Rを弁ケース4に設けると共に 、他側弁室14Lと流入口5とを連通する貫通孔11を有する他側弁座12Lを弁ケー ス4に設け、調節弁3に設けた一対の一側及び他側弁棒20R,20Lの上端を散水 管7R,7L上に配置した弁操作室10内に突設すると共に、それら弁棒20R,20 Lを路面9上より回動して昇降可能に設け、それら一側及び他側弁棒20R,20L の下端に一側及び他側弁座12R,12Lに係合して該弁座12R,12Lを開閉する弁 体22,22を設けたものであるから、一側及び他側弁棒20R,20Lを操作して弁座 12R,12Lの貫通孔11,11を開閉し、一側及び他側散水管7R,7Lへの流量を 調節することができるため、散水管7R,7Lが傾斜していたり、調節弁3両側 の散水管7R,7Lの長さが異なっていたりした場合でも、散水ノズル8の散水 量を均等に調節することができる。
【0015】 また、このように本実施例では、請求項2に対応して、弁体22,22を弁室14R ,14L内に配置したものであるから、弁体が枝管2内を昇降するものとは異なり 、弁体22,22が弁室14R,14L内を昇降するため、枝管2の大きさに制約される ことなく、弁体22及び該弁体22が係合する弁座12R,12Lを大きく形成すること ができると共に、該弁座12R,12Lを自由に配置することができる。
【0016】 さらに、このように本実施例では、請求項3に対応して、弁ケース4の上部に 開口部15を設け、この開口部15に蓋体16を着脱可能に設け、この蓋体16に弁棒20 R,20Lを挿通状態で螺合すると共に、弁体22,22を弁室14R,14L内に配置し 、かつ弁棒20R,20L及び弁体22,22を開口部15に挿通可能に形成したものであ るから、蓋体16と一緒に弁棒20R,20Lを取り外して弁体22及び弁ケース4内の 清掃並びに弁体22の交換を行うことができる。
【0017】 さらにまた、このように本実施例では、請求項4に対応して、弁ケース4の一 側及び他側流出口6R,6Lに一側及び他側散水管7R,7Lを接続すると共に 、一側散水管6Rの端部から他側散水管6Lの端部に向かってそれら散水管6R ,6Lを傾斜して設けたものであり、調節弁3により高い方の散水管側の開度を 大きく調整して両側の散水ノズル8から均等に散水することができる。
【0018】 図4は本発明の第2実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付 し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、弁ケース4は、流入口 8の上部に拡大部41を設け、この拡大部41の上部に前記一側及び他側弁座12R, 12Lを配置しており、また、弁ケース4の上部には、円筒形の一側及び他側開口 部15R,15Lを設け、これら一側及び他側開口部15R,15Lに、外周に雄螺子部 42を有する一側及び他側蓋体16R,16Lをそれぞれ着脱自在に螺着し、一側及び 他側蓋体16R,16Lの中央に一側及び他側弁棒20R,20Lを貫通状態で螺合して いる。また、前記蓋体16R,16Lの上部に、工具が係合する六角頭部43を一体に 設けている。また、前記仕切り壁13の上縁は、弁ケース4の上面と一体に形成さ れている。そして、前記一側及び他側開口部15R,15Lは、前記弁体22より大き く形成されている。
【0019】 そして、一側と他側で弁体22と弁座12R,12Lとの開度を調整し、傾斜上方に 位置する一側流出口6R側の開度を大きくすることにより、一側及び他側の散水 ノズル8から均等に散水を行うことができ、また、六角頭部43に工具を係合して 回し、蓋体16R,16Lを外して清掃及び弁体22の交換を行う。
【0020】 このように本実施例では、請求項3に対応して、弁ケース4の上部に開口部15 R,15Lを設け、この開口部15R,15Lに蓋体16R,16Lを着脱可能に設け、こ の蓋体16R,16Lに弁棒20R,20Lを挿通状態で螺合すると共に、弁体22,22を 弁室14R,14L内に配置し、かつ弁棒20R,20L及び弁体22,22を開口部15R, 15Lに挿通可能に形成したものであるから、蓋体16R,16Lと一緒に弁棒20R, 20Lを取り外して弁体22及び弁ケース4内の清掃並びに弁体22の交換を行うこと ができ、また、請求項1、2及び4に対応して、上記第1実施例と同様な作用, 効果を有する。
【0021】 尚、本考案の上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能である。
【0022】
【考案の効果】
請求項1の発明は、送水本管に所定間隔を置いて枝管を立設し、この枝管の上 端に調節弁の弁ケース下部に形成した流入口を接続し、前記弁ケースの両側に一 側及び他側散水管を接続可能な一側及び他側流出口を横向きに設け、前記弁ケー スに接続した散水管に路面に散水する散水ノズルを配設したダブル配管方式の消 雪装置に用いられる消雪装置用調節弁において、前記弁ケース内を前記一側及び 他側流出口に連通する一側弁室と他側弁室に仕切り、前記一側弁室と前記流入口 とを連通する貫通孔を有する一側弁座を前記弁ケースに設けると共に、前記他側 弁室と前記流入口とを連通する貫通孔を有する他側弁座を前記弁ケースに設け、 前記調節弁に設けた一対の一側及び他側弁棒の上端を前記散水管上に配置した弁 操作室内に突設すると共に、それら弁棒を路面上より回動して昇降可能に設け、 それら一側及び他側弁棒の下端に前記一側及び他側弁座に係合して該弁座を開閉 する弁体を設けたものであり、一側及び他側弁棒を操作して弁座を開閉し、一側 及び他側散水管の散水ノズルの散水量を均等に調節することができ、また、一側 及び他側流出口の一方に散水管を接続して使用することもできる消雪装置用調整 弁を提供することができる。
【0023】 請求項2の発明は、前記弁体を前記弁室内に配置したものであり、弁体が枝管 内を昇降するものとは異なり、弁室内を昇降するため、枝管の大きさに制約され ることなく、弁体及び該弁体が係合する弁座を大きく形成することができると共 に、該弁座を自由に配置することができ、また、一側及び他側散水管の散水ノズ ルの散水量を均等に調節することができる消雪装置用調整弁を提供することがで きる。
【0024】 請求項3の発明は、前記弁ケースの上部に開口部を設け、この開口部に蓋体を 着脱可能に設け、この蓋体に前記弁棒を挿通状態で螺合すると共に、前記弁体を 前記弁室内に配置し、かつ前記弁棒及び前記弁体を前記開口部に挿通可能に形成 したものであり、蓋体と一緒に弁棒を取り外して弁体及び弁ケース内の清掃並び に弁体の交換を行うことができ、また、一側及び他側散水管の散水ノズルの散水 量を均等に調節することができる消雪装置用調整弁を提供することができる。
【0025】 請求項4の発明は、前記弁ケースの一側及び他側流出口に前記一側及び他側散 水管を接続すると共に、前記一側散水管の端部から前記他側散水管の端部に向か ってそれら散水管を傾斜して設けたものであり、調節弁により高い方の散水管側 の開度を大きく調整して両側の散水ノズルから均等に散水することができる消雪 装置用調整弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す調節弁の断面図であ
る。
【図2】本考案の第1実施例を示す調節弁の平面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例を示すダブル配管方式の消
雪装置の断面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す調節弁の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 送水本管 2 枝管 3 調節弁 4 弁ケース 5 流入口 6R 一側流出口 6L 他側流出口 7R 一側散水管 7L 他側散水管 8 散水ノズル 9 路面 10 弁操作室 11 貫通孔 12R 一側弁座 12L 他側弁座 14R 一側弁室 14L 他側弁室 15 15R 15L 開口部 16 16R 16L 蓋体 20R 一側弁棒 20L 他側弁棒 22 弁体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送水本管に所定間隔を置いて枝管を立設
    し、この枝管の上端に調節弁の弁ケース下部に形成した
    流入口を接続し、前記弁ケースの両側に一側及び他側散
    水管を接続可能な一側及び他側流出口を横向きに設け、
    前記弁ケースに接続した前記散水管に路面に散水する散
    水ノズルを配設したダブル配管方式の消雪装置に用いら
    れる消雪装置用調節弁において、前記弁ケース内を前記
    一側及び他側流出口に連通する一側弁室と他側弁室に仕
    切り、前記一側弁室と前記流入口とを連通する貫通孔を
    有する一側弁座を前記弁ケースに設けると共に、前記他
    側弁室と前記流入口とを連通する貫通孔を有する他側弁
    座を前記弁ケースに設け、前記調節弁に設けた一対の一
    側及び他側弁棒の上端を前記散水管上に配置した弁操作
    室内に突設すると共に、それら弁棒を路面上より回動し
    て昇降可能に設け、それら一側及び他側弁棒の下端に前
    記一側及び他側弁座に係合して該弁座を開閉する弁体を
    設けたことを特徴とする消雪装置用調節弁。
  2. 【請求項2】 前記弁体を前記弁室内に配置したことを
    特徴とする請求項1記載の消雪装置用調節弁。
  3. 【請求項3】 前記弁ケースの上部に開口部を設け、こ
    の開口部に蓋体を着脱可能に設け、この蓋体に前記弁棒
    を挿通状態で螺合すると共に、前記弁体を前記弁室内に
    配置し、かつ前記弁棒及び前記弁体を前記開口部に挿通
    可能に形成したことを特徴とする請求項1記載の消雪装
    置用調節弁。
  4. 【請求項4】 前記弁ケースの一側及び他側流出口に前
    記一側及び他側散水管を接続すると共に、前記一側散水
    管の端部から前記他側散水管の端部に向かってそれら散
    水管を傾斜して設けたことを特徴とする請求項1記載の
    消雪装置用調整弁。
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