JP3022287U - オイルポット - Google Patents

オイルポット

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JP3022287U
JP3022287U JP1995008247U JP824795U JP3022287U JP 3022287 U JP3022287 U JP 3022287U JP 1995008247 U JP1995008247 U JP 1995008247U JP 824795 U JP824795 U JP 824795U JP 3022287 U JP3022287 U JP 3022287U
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JP
Japan
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oil
lid member
inner plug
pot body
pot
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JP1995008247U
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English (en)
Inventor
真知子 山口
Original Assignee
真知子 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オイルをポット本体内の空気から遮断し、酸化
させることなく新鮮に保存することのできるオイルポッ
トを提供する。 【手段】オイル6を収容するポット本体2と該ポット本
体2内に上下動自在に配置された蓋部材3とを有し、上
記蓋部材3の周面には少なくとも3個のボ−ル8を自由
回転可能に設け、且つ蓋部材3の中心部にはオイル流入
口4を形成し、該流入口4には下方から塞ぐ内栓5を配
置し、該内栓5には流入口4を貫通して蓋部材3の上方
へ突出するつまみ5aを形成し、上記ポット本体2内側
周面には上記ボ−ル8に係合する案内溝7を上下方向に
形成するとともに、上記蓋部材3と内栓5の比重をオイ
ル6の比重よりも小さく、且つ内栓5の比重を蓋部材3
よりも大きく設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ポットに入れたオイルが空気に触れて劣化することを防ぐオイルポ ットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オイルポットはポット本体に食用油等のオイルを入れ、上部に外蓋をか ぶせて保存するというものが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、オイルは空気に触れると酸化して劣化するという性質を持つの で、従来のオイルポットではポット本体内の空気とオイルが接触し、オイルが劣 化するという問題があった。
【0004】 本考案は前記の問題を解消し、オイルをポット本体内の空気から遮断し、オイ ルポット内の空気の酸化を有効に防止することのできるオイルポットを提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案に係るオイルポットは、オイルを収容する ポット本体と該ポット本体内に上下動自在に配置された蓋部材とを有し、上記蓋 部材の周面には少なくとも3個のボ−ルを自由回転可能に設け、且つ蓋部材の中 心部にはオイル流入口を形成し、該流入口には下方から塞ぐ内栓を配置し、該内 栓には流入口を貫通して蓋部材の上方へ突出するつまみを形成し、上記ポット本 体内側周面には上記ボ−ルに係合する案内溝を上下方向に形成するとともに、上 記蓋部材と内栓の比重をオイルの比重よりも小さく、且つ内栓の比重を蓋部材よ りも大きく設定したことを特徴とするオイルポット。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施態様の一例について説明する。
【0007】 図1は本考案に係るオイルポット1の全体構造を示す縦断面図で、図2はその 平面図である。オイルポット1はポット本体2と、蓋部材3と、該蓋部材3の中 心部に形成されたオイル流入口4と、該流入口4を塞ぐ内栓5とにより構成され 、本実施例において蓋部材3と内栓5の比重はオイル6の比重よりも小さく、且 つ内栓5の比重は蓋部材3よりも大きく設定する。
【0008】 ポット本体2は円筒状に形成され、その内側周面には蓋部材3に設けられたボ −ル8に係合する案内溝7が上下方向に形成されている。
【0009】 蓋部材3は円板状に形成され、ポット本体2の内部に遊嵌する内蓋として構成 し、その周面には自由回転可能な4個のボ−ル8が等間隔に設けられている。
【0010】 また蓋部材3の上面中心部には円錐台型のオイル流入口4が形成され、且つそ の上面中心部には内栓5を支える支持部材9が固定されている。
【0011】 該支持部材9には半球体型に形成されたストレ−ナ−10がオイル流入口4を 覆うように着脱可能に設けられている。
【0012】 内栓5は断面エの字形に形成され、下部には流入口4を下方から塞ぐ円錐台型 に形成された栓部分5bを備え、上部には該流入口4及び支持部材9を貫通して 上下動自在に挿入された棒状の連結部材5cを備え、該連結部材5cの上端には 蓋部材3の上方に突出してつまみ5aを備えている。
【0013】 なお、ポット本体2はオイルが熱くても変形や変質を生じないように、例えば ステンレス製やホ−ロ−製、またはアルミニウム製にするのが好ましい。また、 蓋部材3及び内栓8は上述のようにオイルの比重より小さくなければならないが 、それぞれの比重にあった軽金属で形成することができ、かつ実際には蓋部材3 及び内栓8はステンレス又はアルミニウムで形成するとともに、内部に適当な空 洞部を設けて等価的に所望の比重を有するようにするのが好ましい。
【0014】 上記構成によれば、蓋部材3をその周面に設けられたボ−ル8とポット本体2 の内側周面に形成された案内溝7との位置を合わせてポット本体2内に遊嵌した 状態で、オイル6をポット本体2の上方から蓋部材3の上面に流入していくと、 図3に示すようにオイル6は蓋部材3及び内栓5より比重が大きいので内栓5と オイル流入口4との隙間からポット本体2下部へと流入し、該蓋部材3はその周 面に設けられたボ−ル6により滑らかに上昇する。更に内栓5は流入したオイル 6より比重が小さいので支持部材9に支えられながら上方へと移動するが、該内 栓5は蓋部材3よりは比重が大きいのでオイル6が流入口4から全て入った後で 該流入口4を塞ぐ。
【0015】 以上のように、蓋部材3を取り外すことなくオイル6を流入することができ、 かつポット本体2内のオイル6は蓋部材3と内栓5により空気から遮断されるの で酸化を有効に防止することができる。また蓋部材上面に設けられたストレ−ナ −10によりオイル6に含まれるごみを取り除くことができる。
【0016】 なお、本考案オイルポット1は上述した実施例に限定されず、種々の変更が可 能である。例えば上述の実施例ではオイル注入口を円錐台型に形成しているが、 該注入口を断面円弧状に形成し、内栓の栓部分を球体に形成することにより、該 内栓が斜めに上昇しても注入口を嵌合することができる。
【0017】 また、上述の実施例では、蓋部材の上面は平面状に形成しているが、該蓋部材 上面の周面部からオイル流入口を中心に下り傾斜面を設けることにより、オイル を該蓋部材上面に注入した時、効果的に流入口に流し込むことができる。
【0018】
【考案の効果】 本発明によれば、蓋部材をその周面に設けられた自由回転可能なボ−ルとポッ ト本体の内側周面に形成した案内溝との位置を合わせてポット本体内に遊嵌した 状態で、オイルを蓋部材の上面に流入すると、オイルは蓋部材及び該蓋部材の中 心部に形成されたオイル流入口を下方から塞ぐ内栓より比重が大きいので、オイ ル流入口と内栓との隙間からポット本体下部に流入し、該蓋部材はその周面に設 けられたボ−ルにより滑らかに上昇する。更に内栓は流入したオイルより比重が 小さいので上方へと移動するが、該内栓は蓋部材よりは比重が大きいのでオイル が流入口から全て入った後で該流入口を塞ぐ。
【0019】 このように、蓋部材を取り外すことなくオイルを流入することができ、かつポ ット本体内のオイルは蓋部材と内栓とにより空気から遮断されるので酸化を有効 に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオイルポットの全体構造を示す縦
断面図である。
【図2】本考案に係るオイルポットの平面図である。
【図3】本考案に係るオイルポットの使用状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 オイルポット 2 ポット本体 3 蓋部材 4 オイル流入口 5 内栓 5a つまみ 6 オイル 7 案内溝 8 ボ−ル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルを収容するポット本体と該ポット
    本体内に上下動自在に配置された蓋部材とを有し、上記
    蓋部材の周面には少なくとも3個のボ−ルを自由回転可
    能に設け、且つ蓋部材の中心部にはオイル流入口を形成
    し、該流入口には下方から塞ぐ内栓を配置し、該内栓に
    は流入口を貫通して蓋部材の上方へ突出するつまみを形
    成し、上記ポット本体内側周面には上記ボ−ルに係合す
    る案内溝を上下方向に形成するとともに、上記蓋部材と
    内栓の比重をオイルの比重よりも小さく、且つ内栓の比
    重を蓋部材よりも大きく設定したことを特徴とするオイ
    ルポット。
JP1995008247U 1995-07-14 1995-07-14 オイルポット Expired - Lifetime JP3022287U (ja)

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