JP3022272B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体洗浄剤組成物に
関し、更に詳しくは食器の洗浄に特に好適な液体洗浄剤
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】食器用洗浄剤、シャンプー等の液体軽質
洗浄剤、また衣料用液体重質洗浄剤等においては、洗浄
力、起泡力が共に優れていることから陰イオン性界面活
性剤が主洗浄基剤として用いられており、これに低温安
定性を向上させる目的でエタノール、p−トルエンスル
ホン酸塩、尿素等のハイドロトロープ剤と総称される添
加剤が配合されている。
【0003】従来知られている液体洗浄剤組成物として
は、例えば特開昭58−196296号には特定の陰イオン性界
面活性剤、アミンオキシド及びコハク酸誘導体を含有す
る液体洗浄剤組成物が、また特開平3−56597 号には硫
酸残基及び/又はスルホネート基を含む陰イオン性界面
活性剤、アミンオキシド、脂肪酸アルカノールアミド及
びアルキルグリコシドを含有する液体洗浄剤組成物が、
また特開平1−297500号には特定の陰イオン性界面活性
剤、コハク酸誘導体、スルホベタインを特定の割合で含
有する液体洗浄剤組成物が、更に特公平4−41717 号に
は特定の陰イオン性界面活性剤、アミンオキシド、アル
カノールアミド、多価アルコールのポリアルキレンオキ
シド付加物及び/又はその硫酸エステル塩及び水不溶性
研磨剤を特定の範囲で含有する液体洗浄剤組成物が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術によ
って、液体洗浄剤組成物の洗浄力、低温安定性、皮膚刺
激性の面ではある程度の改善が認められるが、ガラス製
食器の曇り汚れとプラスチック製食器に付着した油脂汚
れの両方に対して優れた洗浄力を示すものは得られてい
ない。又、液体洗浄剤組成物の色相安定性、特に高温下
で貯蔵された場合の色相安定性については未だ十分に改
善されてはいないのが現状である。
【0005】従って、本発明は、ガラス製食器の曇り汚
れとプラスチック製食器に付着した油脂汚れの両方に対
して優れた洗浄力を示し、なおかつ、色相安定性にも優
れた液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アミンオ
キシドと、硫酸残基及び/又はスルホネート基を含む陰
イオン性界面活性剤と、オキシカルボン酸とをそれぞれ
特定範囲で配合し、且つアミンオキシドと陰イオン性界
面活性剤とを特定の重量比で用いることにより、ガラス
製品の曇り汚れとプラスチック製品の油脂汚れの両方に
対して優れた洗浄力を示すと共に、組成物の色相安定性
にも優れた液体洗浄剤組成物が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】即ち本発明は、(a)アミンオキシド2〜
10重量%、(b)硫酸残基及び/又はスルホネート基を
含む陰イオン性界面活性剤15〜40重量%、(c)オキシ
カルボン酸 0.5〜5重量%及び(d)水を含有し、
(a)成分と(b)成分のモル比が(a):(b)=3
0:70〜50:50で、かつ組成物のpHが 5.5≦pH≦6.8
である液体洗浄剤組成物を提供するものである。
【0008】本発明の(a)成分であるアミンオキシド
は下記一般式(I)で示されるものである。
【0009】
【化1】
【0010】(式中、R1は炭素数8〜18の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2及びR3
は同一又は異なって炭素数1〜3のアルキル基又はアル
カノール基を示す。) 式(I)中のR1の炭素数は12〜14のアルキルジメチルア
ミンオキシドが好ましい。(a)成分は(b)成分の皮
膚温和性を向上し手荒れ性を軽減するため、またプラス
チック製品に付着した油脂汚れに対する洗浄力を増強す
る目的で全組成物中に2〜10重量%、好ましくは3〜8
重量%配合される。
【0011】本発明の(b)成分である硫酸残基及び/
又はスルホネート基を含む陰イオン性界面活性剤として
は、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンス
ルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホン化脂
肪酸誘導体等が挙げられ、これらは単独又は二種以上を
組み合わせて用いることができる。これらのうち、皮膚
温和性の点でポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、特に次の一般式(II) R4O(CH2CH2O)nSO3M (II) 〔式中、R4は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル
基を示し、 Mはアルカリ金属、アンモニウム又はアルカ
ノールアミンを示し、nは平均で1〜7の数を示す。〕
で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩
が好ましい。このR1の炭素数は、組成物の洗浄性能及び
低温安定性を考慮すると10〜18が、特に12〜14が好まし
い。また式(II)中のエチレンオキシド平均付加モル数
nは組成物の洗浄性能及び手肌に対する刺激性を考慮す
ると1〜7が、特に2〜3が好ましい。また、洗浄力、
価格の両面から次の一般式(III)
【0012】
【化2】
【0013】〔式中、R5は炭素数10〜16のアルキル基を
示し、M はアルカリ金属、アンモニウム又はアルカノー
ルアミンを意味する。〕で表されるアルキルベンゼンス
ルホン酸塩が好ましい。このR5の炭素数は組成物の洗浄
性能及び低温安定性を考慮すると10〜16が、特に11〜13
が好ましい。
【0014】これら(b)成分の陰イオン性界面活性剤
は、洗浄剤の主成分として全組成中に15〜40重量%、好
ましくは20〜35重量%配合される。配合量が15重量%未
満では基本性能である洗浄力、起泡力が不十分であり、
また40重量%を超えると組成物の粘性が著しく高くなる
ため好ましくない。
【0015】本発明において、(a)成分と(b)成分
は、両者のモル比が(a):(b)=30〜70〜50:50、
好ましくは35:65〜45:55となるように配合される。
(a)成分と(b)成分のモル比がこの範囲を外れると
プラスチック製品に付着した油脂汚れに対する洗浄力が
劣る。
【0016】本発明の(c)成分は、オキシカルボン酸
であり、具体的には炭素数1〜6のオキシカルボン酸、
例えば酒石酸、リンゴ酸、クエン酸などが用いられる。
(c)成分を配合することにより、ガラス製品やプラス
チック製品の両方の汚れに対する洗浄力が向上し、且つ
液体洗浄剤組成物の色相安定性が向上する。本発明の組
成物において、(c)成分は 0.5〜5重量%、好ましく
は1〜3重量%配合される。(c)成分の配合量が0.5
重量%未満ではガラス製品の曇り汚れに対する洗浄力が
低下し、また色相安定性にも劣り、5重量%を超えると
組成物の匂いが悪くなるので好ましくない。
【0017】本発明の液体洗浄剤組成物のpHは、皮膚
に対する刺激性や分散安定性の面から 5.5≦pH≦6.8
、好ましくは5.8 ≦pH≦6.4 に調節される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の液体洗浄剤組成物は上記
の(a)〜(c)成分を含有し、残部は水と任意成分で
ある。
【0019】任意成分としては、(e)多価アルコール
のアルキレンオキシド付加物又はその硫酸エステル塩を
(b)成分に対し1〜20重量%含有することにより、液
体洗浄剤組成物のゲル化を防止できる。多価アルコール
のアルキレンオキシド付加物及び/又はその硫酸エステ
ル塩を構成する多価アルコールとしては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ルなどの2価アルコール、グリセリン、ポリグリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ソルビトール等の3価以上のアルコールが好適なものと
して挙げられる。多価アルコールに付加するアルキレン
オキシドは、エチレンオキシド(EO)又はプロピレン
オキシド(PO)の何れか1種又は2種が好ましく、P
OとEOを付加重合する場合、付加状態はブロック状で
あってもランダム状であってもよい。多価アルコールの
アルキレンオキシド付加物の平均分子量が3000〜5000の
ものが好ましく使用される。この範囲を逸脱するもので
は、本発明の効果が劣る。
【0020】この多価アルコールのアルキレンオキシド
付加物又はその硫酸エステル塩は、常法に従って製造さ
れる(例えば特開昭57−5796号)。また塩は水溶
性塩であり、塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土
類金属酸、アルカノールアミン塩及びアンモニウム塩等
が好ましく、就中、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金
属塩が特に好ましい。これらの(e)成分は、単独で、
又は2種以上混合して使用することができる。なお、当
該硫酸エステル塩は、多価アルコールの価数に対応した
数の硫酸基を導入することが可能であるが、所期の効果
を十分に発揮させるには、1分子中の硫酸基の数が4以
下であることが好ましい。
【0021】また、(a)成分のアミンオキシドを高濃
度で用いるときには低温安定性が問題となる場合もある
が、そのような場合には(f)コハク酸誘導体を組成物
中に0.5〜5重量%を配合することにより、低温安定性
を改善することができる。コハク酸誘導体としては、下
記一般式(IV)、
【0022】
【化3】
【0023】(式中、R6は炭素数4〜8のアルキル基又
はアルケニル基を示し、X 、Y は各々水素原子、アルカ
リ金属、アンモニウム又は水溶性アルカノールアミンを
示す。)で表されるコハク酸誘導体が挙げられ、このも
のは、例えば炭素数4〜8のオレフィンと無水マレイン
酸を反応させること、もしくは反応後これを更に水素添
加することにより得られるアルキル又はアルケニル置換
コハク酸無水物を水溶性塩にすることにより得られる。
水溶性塩とするための置換塩(もしくは部分置換塩)と
しては、アルカリ金属塩、モノ−、ジ−、トリエタノー
ルアミン塩、アンモニウム塩が挙げられる。
【0024】更に、(g)アルカノールアミド、アルキ
ルグリコシド及びベタインから選ばれる1種又は2種以
上、好ましくはアルカノールアミド又はアルキルグリコ
シド、更に好ましくはアルカノールアミド及びアルキル
グリコシドを配合することにより、低温安定性をより向
上させることができる。アルカノールアミンとしては、
次の一般式(V)で表される脂肪酸アルカノールアミド
が挙げられる。
【0025】
【化4】
【0026】〔式中、R7は炭素数7〜19の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を、aはその平均値
が0〜5の数を、bはその平均値が1〜5の数を示
す。〕 上記一般式(II)中のR7の炭素数は10〜14が好ましい。
またエチレンオキシド平均付加モル数aは0〜2が、b
は1〜3が好ましい。
【0027】また、アルキルグリコシドとしては、下記
一般式(VI) R8(OR9)XGy (VI) で表されるものが好ましい。式(VI)中のR8の炭素数は
8〜14、特に8〜12が好ましい。またR9は炭素数2〜4
のアルキレン基であるが、エチレン基が好ましい。アル
キレンオキシドの平均付加モル数xは0〜5であるが、
0〜2が好ましい。またyの平均が1より大きい場合、
つまり2糖以上の糖類を親水性基とする一般式(VI)で
表されるアルキルグリコシドの場合、その糖類の結合様
式は1−2、1−3、1−4、1−6結合、更にα−、
β−ピラノシド、又はフラノシド結合及びこれらの混合
された結合様式を有する任意の混合物を含むことが可能
である。また、yの平均値は1.0 〜1.42であるが、好ま
しい平均値は1.10〜1.40である。なお、yの測定法はプ
ロトンNMR 法によるものである。更に一般式(VI)中の
G は単糖もしくは2糖以上の原料によってその構造が決
定されるが、このG の原料としては、単糖ではグルコー
ス、ガラクトース、キシロース、マンノース、リキソー
ス、アラビノース等及びこれらの混合物等が、2糖以上
ではマルトース、キシロビオース、イソマルトース、セ
ロビオース、ゲンチビオース、ラクトース、スクロー
ス、ニゲロース、ツラノース、フィラノース、ゲンチア
ノース、メレジトース等及びこれらの混合物等が挙げら
れる。これらのうち、好ましい単糖類原料は、それらの
入手性及び低コストの点からグルコース、フルクトース
であり、2糖以上ではマルトース、スクロースである。
【0028】また、ベタインとしては、カルボベタイ
ン、スルホベタインが挙げられるが、特に下記の一般式
(VII)
【0029】
【化5】
【0030】〔式中、R10 は炭素数8〜18のアルキル基
又はアルケニル基を示し、 R11、 R12は炭素数1又は2
のアルキル基を示し、 Zは水素原子又は水酸基を示
す。〕で表されるスルホベタインが好ましい。上記一般
式(VII)中のR10の炭素数が8未満では小さく、18を超
えるとスルホベタインの溶解性そのものが著しく低下す
るために逆に低温安定性を悪化させる結果となる。特に
好ましいR10 の炭素数の範囲は10〜14である。(g)成
分は組成物中に0.5 〜7重量%配合される。
【0031】その他の任意成分としては、ポリオキシア
ルキレンアルキル(又はポリオキシアルキレンアルキル
フェニル)エーテル、脂肪酸アルキロールアミド等のノ
ニオン性活性剤、可溶化剤、ハイドロトロープ剤、濁り
剤、キレート剤、防腐剤、色素、香料、紫外線吸収剤、
酸化安定剤、増粘剤等が配合できる。
【0032】本発明の液体洗浄剤組成物は主として、食
器、調理器具、食品、住居、衣料(軽質)等の洗浄剤及
びシャンプー等として使用できるが、特にガラス製、プ
ラスチック製の食器の洗浄に適している。
【0033】
【実施例】以下実施例にて本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0034】実施例1 表1に示す液体洗浄剤組成物を調製し、以下の試験を行
なった。その結果を表1に示す。 〔試験方法〕 (1) プラスチック食器についた油の洗浄力 汚れとして牛脂とナタネ油を1/1の重量比で混合した
もの 0.2gを、ポリプロピレン製の容器に均一に塗布
し、更に室温で8時間放置した。その後、洗剤を0.38
g、水30gをしみ込ませたスポンジで容器をこすり洗い
し、2枚目の容器の洗浄状態を指による触診にて下記に
示す基準で評価した。 ○ … 油のべたつき・ヌルツキが全く感じられない。 △ … 僅かに油のヌルツキが認められる。 × … 全面に油のべたつきが感じられる。 (2) ガラスのくすみ取り効果 汚れとして牛乳/ナタネ油/5%塩化カルシウム水溶液
を重量比で5/1/1の比率で混合した溶液にスライド
グラスを1時間浸漬し、10秒間の水道水による流水すす
ぎを30回繰り返し、10日間室温放置したもの試験片とし
て用いた。また、室温放置後にこのスライドグラスの可
視光(420nm) の透過率を測定した。この試験片を洗剤
1.5g、水30gをしみ込ませたスポンジで、1.43g/cm
2 の加重にて5回こすり洗いをし、1時間風乾した後の
スライドグラスの可視光(420nm) の透過率を測定した。
洗浄率を下記の式より求め、以下の基準をにより洗浄力
を評価した。
【0035】
【数1】
【0036】(判定基準) ○ … 洗浄率が50%以上 △ … 洗浄率が30%以上50%未満 × … 洗浄率が30%未満 (色相安定性)50℃の暗所で20日間洗剤組成物を放置し
た際のクレット値(〔420nm の吸光度〕×1000)を測定
し、放置前のクレット値(初期値)と比較して下記基準
により色相安定性を評価した。 ○ … 放置後のクレット値が初期値の 1.7倍未満 △ … 放置後のクレット値が初期値の 1.7倍以上 2.5
倍未満 × … 放置後のクレット値が初期値の 2.5倍以上
【0037】
【表1】
【0038】実施例2 実施例1の表1の本発明品2に示す組成物に更にグリセ
リンのエチレンオキシド付加物 2.0%、エタノール 4.0
%を添加し、下記組成物を得た。 ラウリルジメチルアミンオキシド 7.0% ポリオキシエチレン(p=4) ラウリル硫酸ナトリウム 23.0% クエン酸 2.0% グリセリンのエチレンオキシド付加物(平均分子量1000) 2.0% エタノール 4.0% イオン交換水 バランス pH 6.3 上記の組成物はプラスチック食器についた油の洗浄力、
ガラスのくすみ取り効果及び色相安定性も良好であっ
た。更に、市販の食器用洗剤(登録商標ファミリーフレ
ッシュ)の容器に充填し、容器から洗剤3gを取り出す
操作を1日2回40日間繰り返すと共に、その間容器の蓋
を開放しておいても蓋周囲に液の固化物が付着すること
が全くなかった。
【0039】実施例3 実施例1の表1の本発明品2に示す組成物に更にドデセ
ニルコハク酸カリウム2.0%、エタノール 4.0%を添加
し、下記組成物を得た。
【0040】 ラウリルジメチルアミンオキシド 7.0% ポリオキシエチレン(p=4) ラウリル硫酸ナトリウム 23.0% クエン酸 2.0% ドデセニルコハク酸カリウム 2.0% エタノール 4.0% イオン交換水 バランス pH 6.3 上記の組成物はプラスチック食器についた油の洗浄力、
ガラスのくすみ取り効果及び色相安定性も良好であっ
た。更に、市販の食器用洗剤(登録商標ファミリーフレ
ッシュ)の容器に充填し、−7.5 ℃の恒温槽に放置し
て、耐寒性テストを行った。30日間の保存においても洗
剤の凍結や沈殿の析出はなく、外観の変化が全く認めら
れなかった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 1:75 1:02) (72)発明者 高橋 明男 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式 会社研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−91599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 17/08 C11D 1/83 C11D 1/12 C11D 1/75 C11D 1/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アミンオキシド2〜10重量%、
    (b)硫酸残基及び/又はスルホネート基を含む陰イオ
    ン性界面活性剤15〜40重量%、(c)オキシカルボン酸
    0.5〜5重量%、(d)水及び(e)多価アルコールの
    アルキレンオキシド付加物又はその硫酸エステル塩を
    (b)成分に対し1〜20重量%含有し、(a)成分と
    (b)成分のモル比が(a):(b)=30:70〜50:50
    で、かつ組成物のpHが5.5≦pH≦6.8である液体洗浄
    剤組成物。
  2. 【請求項2】 (b)の陰イオン性界面活性剤がポリオ
    キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩である請求項1記
    載の液体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 更に(f)コハク酸誘導体0.5〜5重量
    %を含有する請求項1又は2記載の液体洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 更に(g)アルカノールアミド、アルキ
    ルグリコシド及びベタインから選ばれる1種又は2種以
    上を含有する請求項1〜の何れか1項記載の液体洗浄
    剤組成物。
  5. 【請求項5】 (g)成分が、アルカノールアミド又は
    アルキルグリコシドである請求項記載の液体洗浄剤組
    成物。
  6. 【請求項6】 食器用洗浄剤組成物である請求項1〜
    のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
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