JP3022102U - 仏 壇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仏壇の隠れた空白部分を利用することにより
納骨スペ−スを作り、墓地及び納骨堂等の入手を不要と
する。さらに、当該スペ−スを区切ることにより、複数
の骨壷の収納を可能とする。 【解決手段】 仏壇の隠れた空白部分を納骨スペ−スと
する。 【効果】仏壇内に納骨スペ−スを有することにより、墓
地及び納骨堂の入手が不要となり、さらに墓標と骨壷を
仏壇内に収納することにより、移動が可能となる。ま
た、納骨スペ−スを数室に区画することにより、複数の
骨壷の収納が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は祭壇の隠れた部分に納骨スペ−スを有する仏壇に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の仏壇は仏像及び仏具等を飾るのみで、納骨用のスペ−スを有していな かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の仏壇にあっては、仏像及び仏具等を飾るためのスペ−スしか有さず、 別途納骨用のスペ−ス、即ち、墓地、納骨堂等が必要となる。しかし、我国では 、地価が高騰し、墓地の入手すら困難な状況である。さらに、いったん入手した 墓地でさえ、転勤等の諸事情により、その地を離れることになれば、遠隔地への 墓参は困難な状況となる。そこで、本考案は、仏壇内の隠れた部分に納骨スペ− スを作ることにより、墓地及び納骨堂を不要とすることを目的とし、さらに仏壇 と一体とすることにより移動を可能とすることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案の仏壇においては、仏壇の隠れた部分の空 いたスペ−ス用い、納骨用スペ−スとする。又、当該スペ−スを数室に区画し、 複数の納骨用スペ−スを作る。

【０００５】

【作用】

上記のように構成された仏壇は、骨壷を収納するスペ−スを有し、また、当 該スペ−スを区画することにより、複数の骨壷の収納が可能となる。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明すると、図１における上下離脱可能な仏 壇の上段の扉１の後ろの隠れたスペ−スを図２の納骨用スペ−ス３とし、図１に おける仏壇の下段の扉２の後ろのスペ−スを数室に区画し、図２に示す数室の納 骨用スペ−ス４とする。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので次に記載する効果を奏する。 請求項１記載の仏壇においては仏壇内に納骨スペ−スを有することにより、別途 、納骨用のスペ−ス、即ち、墓地及び納骨堂等の入手が不要となる。さらに、墓 標と骨壷を一体として１つの仏壇内に収納することにより、いかなる地へ移動し ても、墓参等が容易である。請求項２記載の仏壇においては、複数の骨壷の収納 が可能となり、一族の納骨が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案に係る仏壇の正面図。

【図２】 同側面図。

【符号の説明】

３は納骨用スペ−ス。 ４は数室に区画した納骨用スペ−ス。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 祭壇の隠れた部分に納骨スペ−スを
   有する仏壇。
2. 【請求項２】 納骨スペ−スを数室に区画した請求
   項１記載の仏壇。