JP3021876B2 - 圧電アクチェータの製造方法 - Google Patents
圧電アクチェータの製造方法Info
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- JP3021876B2 JP3021876B2 JP31121091A JP31121091A JP3021876B2 JP 3021876 B2 JP3021876 B2 JP 3021876B2 JP 31121091 A JP31121091 A JP 31121091A JP 31121091 A JP31121091 A JP 31121091A JP 3021876 B2 JP3021876 B2 JP 3021876B2
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- piezoelectric actuator
- manufacturing
- piezoelectric
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子型ワイヤドッ
ト印字ヘッドの圧電アクチェータの製造方法に関する。
ト印字ヘッドの圧電アクチェータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が適用される圧電素子型ワイヤド
ット印字ヘッドは、図2の側面図に示す如く、複数枚の
圧電素子を重積して柱状に形成した圧電アクチェータ1
と、圧電アクチェータ1の上端部1aを変位拡大機構2
を介し或いは下端部1bを支持する支柱3と、変位拡大
機構2の端部に備えられた印字ワイヤ4とから構成され
ている。
ット印字ヘッドは、図2の側面図に示す如く、複数枚の
圧電素子を重積して柱状に形成した圧電アクチェータ1
と、圧電アクチェータ1の上端部1aを変位拡大機構2
を介し或いは下端部1bを支持する支柱3と、変位拡大
機構2の端部に備えられた印字ワイヤ4とから構成され
ている。
【0003】変位拡大機構2は圧電アクチェータ1の伸
縮変位を拡大して印字ワイヤ4に伝達するものであっ
て、印字ワイヤ4を端部に支持するアーマチュア5と、
アーマチュア5の端部を支柱3の端部3aに保持するば
ね部6とから成り、アーマチュア5は、ばね部6に近接
した位置を圧電アクチェータ1の伸縮面から突出したワ
イヤ7で圧電アクチェータ1と接続している。
縮変位を拡大して印字ワイヤ4に伝達するものであっ
て、印字ワイヤ4を端部に支持するアーマチュア5と、
アーマチュア5の端部を支柱3の端部3aに保持するば
ね部6とから成り、アーマチュア5は、ばね部6に近接
した位置を圧電アクチェータ1の伸縮面から突出したワ
イヤ7で圧電アクチェータ1と接続している。
【0004】圧電アクチェータ1は、複数枚の圧電素子
を重積して柱状に形成した後、図3のフローチャートに
示す如く、加圧手段8で圧電アクチェータ1の伸縮方向
の両端1a、1b間に所定の圧力を加え、与圧状態の儘
両端1a、1b間を与圧板ばね9で連結して構成する。
を重積して柱状に形成した後、図3のフローチャートに
示す如く、加圧手段8で圧電アクチェータ1の伸縮方向
の両端1a、1b間に所定の圧力を加え、与圧状態の儘
両端1a、1b間を与圧板ばね9で連結して構成する。
【0005】加圧手段8は、図4の側面図に示す如く、
コの字形の枠10と、枠10の一方の端部10aに挿通させた
押しねじ11とから成る治具であって、圧電アクチェータ
1は枠10の内部に挿入され、押しねじ11で一方の端部を
押圧される。
コの字形の枠10と、枠10の一方の端部10aに挿通させた
押しねじ11とから成る治具であって、圧電アクチェータ
1は枠10の内部に挿入され、押しねじ11で一方の端部を
押圧される。
【0006】圧電アクチェータ1に加えられる圧力の値
は予め定められており、押しねじ11をトルクドライバー
で回転し、所定のトルクを与えることで目的を達してい
る。次に、圧電アクチェータ1は、治具に依る与圧状態
の儘その両端1a、1bの金属ブロック12間を与圧板ば
ね9をレーザービーム等で溶接して連結する。
は予め定められており、押しねじ11をトルクドライバー
で回転し、所定のトルクを与えることで目的を達してい
る。次に、圧電アクチェータ1は、治具に依る与圧状態
の儘その両端1a、1bの金属ブロック12間を与圧板ば
ね9をレーザービーム等で溶接して連結する。
【0007】与圧板ばね9は、圧電アクチェータ1を挟
んでその両側に2枚設けられ、圧電アクチェータ1の両
端1a、1bの金属ブロック12から突出した両端部は支
柱3やアーマチュア5と接続するワイヤ7を支える金属
ブロック14と溶接している。
んでその両側に2枚設けられ、圧電アクチェータ1の両
端1a、1bの金属ブロック12から突出した両端部は支
柱3やアーマチュア5と接続するワイヤ7を支える金属
ブロック14と溶接している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く圧電アクチ
ェータに圧力を加え与圧ばねで両端間を連結することで
圧電アクチェータに所望の静電容量を与えることが出来
る。
ェータに圧力を加え与圧ばねで両端間を連結することで
圧電アクチェータに所望の静電容量を与えることが出来
る。
【0009】然し乍ら加圧力が一定であると、圧電アク
チェータの寸法誤差等に依って静電容量に誤差を生じ
る。すると複数の圧電アクチェータを並設した印字ヘッ
ドに於いては、静電容量の誤差で各圧電アクチェータの
動作特性が不安定に成ると言う問題点があった。
チェータの寸法誤差等に依って静電容量に誤差を生じ
る。すると複数の圧電アクチェータを並設した印字ヘッ
ドに於いては、静電容量の誤差で各圧電アクチェータの
動作特性が不安定に成ると言う問題点があった。
【0010】本発明は、圧電アクチェータの動作特性を
安定化させることを目的とするものである。
安定化させることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に於いては、図1
のフローチャートに示す如く、加圧手段8で圧電アクチ
ェータ1の伸縮方向の両端1a、1b間に圧力を加え、
計測手段13で与圧状態の圧電アクチェータ1の静電容量
を計測し、静電容量値が所定の値になった時の与圧状態
の儘両端1a、1b間を与圧板ばね9で連結したもので
ある。
のフローチャートに示す如く、加圧手段8で圧電アクチ
ェータ1の伸縮方向の両端1a、1b間に圧力を加え、
計測手段13で与圧状態の圧電アクチェータ1の静電容量
を計測し、静電容量値が所定の値になった時の与圧状態
の儘両端1a、1b間を与圧板ばね9で連結したもので
ある。
【0012】
【作用】各圧電アクチェータの静電容量値が一定となる
為、各圧電アクチェータの動作特性が安定化する。
為、各圧電アクチェータの動作特性が安定化する。
【0013】
【実施例】本発明に於いては、図1のフローチャートに
示す如く、従来技術の加圧手段8で圧電アクチェータ1
の伸縮方向の両端1a、1b間に圧力を加え、キャパシ
タンス測定器等の計測手段13で与圧状態の圧電アクチェ
ータ1の静電容量を計測し、静電容量値が所定の値にな
った時の与圧状態の儘両端1a、1b間を従来技術同様
に与圧板ばね9で連結したものである。
示す如く、従来技術の加圧手段8で圧電アクチェータ1
の伸縮方向の両端1a、1b間に圧力を加え、キャパシ
タンス測定器等の計測手段13で与圧状態の圧電アクチェ
ータ1の静電容量を計測し、静電容量値が所定の値にな
った時の与圧状態の儘両端1a、1b間を従来技術同様
に与圧板ばね9で連結したものである。
【0014】これに依り、印字ヘッドに備えられた複数
の各圧電アクチェータ1の静電容量値は一定となり、各
圧電アクチェータの動作速度、動作量等の動作特性が安
定化する。
の各圧電アクチェータ1の静電容量値は一定となり、各
圧電アクチェータの動作速度、動作量等の動作特性が安
定化する。
【0015】
【発明の効果】本考案に依って、圧電アクチェータの動
作特性が安定化して信頼度の高い印字ヘッドが得られる
等、経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
作特性が安定化して信頼度の高い印字ヘッドが得られる
等、経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
【図1】 本発明の圧電アクチェータの製造方法を示す
フローチャート、
フローチャート、
【図2】 本発明が適用される圧電アクチェータを備え
た印字ヘッドの側面図、
た印字ヘッドの側面図、
【図3】 従来の圧電アクチェータの製造方法を示すフ
ローチャート、
ローチャート、
【図4】 加圧手段を示す側面図、
1 圧電アクチェータ、 1a、1b 両
端、8 加圧手段、 9 与圧板
ばね、
端、8 加圧手段、 9 与圧板
ばね、
Claims (1)
- 【請求項1】圧電素子型印字ヘッドの圧電アクチェータ
の製造方法であって、 加圧手段で前記圧電アクチェータの伸縮方向の両端間に
圧力を加え、計測手段で与圧状態の圧電アクチェータの
静電容量を計測し、圧電アクチェータが前記圧電素子型
印字ヘッドに備えられた時、各圧電アクチェータの安定
な動作を可能とする所定の値の静電容量値になった時の
与圧状態の儘前記両端間を与圧 板ばねで連結したことを
特徴とする圧電アクチェータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31121091A JP3021876B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 圧電アクチェータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31121091A JP3021876B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 圧電アクチェータの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147238A JPH05147238A (ja) | 1993-06-15 |
JP3021876B2 true JP3021876B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=18014429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31121091A Expired - Fee Related JP3021876B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 圧電アクチェータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021876B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5025949B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2012-09-12 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 変位拡大装置 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31121091A patent/JP3021876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05147238A (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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