JP3021569U - 反射リストバンド - Google Patents

反射リストバンド

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Publication number
JP3021569U
JP3021569U JP1995009326U JP932695U JP3021569U JP 3021569 U JP3021569 U JP 3021569U JP 1995009326 U JP1995009326 U JP 1995009326U JP 932695 U JP932695 U JP 932695U JP 3021569 U JP3021569 U JP 3021569U
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JP
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curved groove
wristband
leaf spring
spring material
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Application number
JP1995009326U
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English (en)
Inventor
恒男 後藤
Original Assignee
株式会社ポータ工業
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リストへの装着が簡単であると共に着用者の
存在を夜間においても明確に確認でき、かつ、血行を良
好にする。 【解決手段】 長手方向に沿って樋状の湾曲溝2を有す
る板バネ材で構成されて直状態を保持し、湾曲溝2の一
部に外圧が加わり溝2が平らに変形すると板バネ材の全
体がリング3状に変形するコンベックス部材4を設け
る。コンベックス部材4の両端にマグネット5,5を配
設すると共に、コンベックス部材4の湾曲溝2側の表面
を再帰反射性シート6で被覆する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は腕(リスト)に装着して使用する反射リストバンドに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
リストバンド(腕章)は、例えば交通・防犯等の警察官、当直駅員、建設現場 等の責任者、交通整理員、当直船員、学校等での各種当番等々において所在を明 確にするために、従来より多々使用されている。従来のそうしたリストバンドは 、所定巾の布地や軟質プラスチックシート材等を腕のサイズに裁断したものの表 面に交通警察官であれば交通の文字、警ら警察官であれば防犯の文字等を記載し たものを紐あるいは安全ピン等を使用して腕に巻き付けて使用しているのが実情 であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のリストバンドは、前述した如く、所定の役割を持った者の所在 を明確に判らしめるための道具であって、例えば、リストバンドを装着する場合 においてもリストバンドの両端に設けた紐通し穴に紐を通して装着するものであ ったり、安全ピンにより装着するものであるから、装着が非常に面倒であった。 殊に、ただ単に布地や軟質プラスチックシート材等の生地の表面に生地とは異な る色彩の布あるいは塗料等を使用して文字等を記載したリストバンドは、昼間の ように周囲が明るい場所での使用に際しては、リストバンドに記載されている所 定の文字を読み取り確認することはできても、暗い場所とか夜間等ではリストバ ンドに記載されている所定の文字を読み取り確認することができないものであっ たり、さらには、リストバンドを腕に装着することにより血行が良くなり自然に 健康が増進される等の効能は全く窺い知れない構造のものであった。
【0004】 本考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、人のリストへの装着が簡 単に行えると共に着用者の存在を夜間においても明確に確認でき、かつ、血行を 良好にする作用を具備した反射リストバンドを提供することを目的とするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る反射リストバンドは、長手方向に沿っ て樋状の湾曲溝を有する板バネ材で構成され直状態を保持し、湾曲溝の一部に外 圧が加わり溝が平らに変形すると長手方向に沿う樋状の湾曲溝の全体は平らに変 形して板バネ材の全体がリング状に変形し、逆にリング状にある板バネ材の両端 を引き離して元の直状態に引き延ばすと再び長手方向に沿う湾曲溝が再現して直 状態に戻るコンベックス部材と、このコンベックス部材の両端に配置したマグネ ットと、前記コンベックス部材の湾曲溝側の表面を被覆して設けた再帰反射性シ ートを有し、前記コンベックス部材は腕に巻回する長さに形成されていることを 特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案は、上記のように構成したので、使用に際しては、コンベックス部材の リング状に変形する性質を効果的に利用して人のリストに簡単に装着することが でき、またリストに装着しない時はコンベックス部材の直状態に成る性質を利用 して、例えば本に挟む栞等として応用できコンパクトに持ち運ぶことも可能であ る。また、このリストバンドは、リストに装着することによりコンベックス部材 のもう一つの機能である磁気が着用する人の血液に効果的に作用するので血行が 良くなり健康を促進する。また、このリストバンドは装飾性に富み、特に夜間等 において装着する場合は自動車等が放つ光線がコンベックス部材の表面に設けた 再帰反射性シートで反射されるので運転者にリストバンドの着用者の存在を明確 に確認させる結果になり交通事故等を未然に防止することができ、装着する人の 安全を護ることにもなる。
【0007】
【考案の実施の形態】 本考案の反射リストバンドは、腕(リスト)に装着し、着用者の存在を遠方か らでも容易に確認できるようにして、交通事故等を防止するために提供される。 この反射リストバンドは、腕に巻回する長さに形成したコンベックス部材を有し ている。コンベックス部材は、長手方向に沿って樋状の湾曲溝を有する板バネ材 で構成されて直状態を保持し、湾曲溝の一部に外圧が加わり、溝が平らに変形す ると長手方向に沿う樋状の湾曲溝の全体が平らに変形して板バネ材の全体がリン グ状に変形し、逆にリング状にある板バネ材の両端を引き離して元の直状態に引 き延ばすと再び長手方向に沿う湾曲溝が再現して直状態に戻る性質を有している 。このコンベックス部材は、たとえば、巻尺などの素材として一般に使用されて いる。本考案は上記のようなコンベックス部材の両端にマグネットを配設すると 共に、コンベックス部材の湾曲溝側の表面を再帰反射性シートで被覆してなるも のである。前記のマグネットは、コンベックス部材の両端に加え、中間部位に設 けることも可能である。また、前記再帰反射性シートは、螢光塗料等で任意の色 に着色することもできる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1は、本考案に係る反射 リストバンドの一実施例を示す斜視図と同図aのA−A線断面図、図2は同上リ ストバンドの縦断面図、図3は同上リストバンドの装着要領を示す説明図である 。
【0009】 上記の図1〜図3において、この実施例の反射リストバンド1は、長手方向に 沿って樋状の湾曲溝2を有する板バネ材で構成され直状態を保持し、湾曲溝2の 一部に外圧が加わり溝が平らに変形すると長手方向に沿う樋状の湾曲溝2の全体 は平らに変形して板バネ材の全体がリング3(図中仮想線部分参照)状に変形し 、逆にリング3状にある板バネ材の両端を引き離して元の直状態に引き延ばすと 再び長手方向に沿う湾曲溝2が再現して直状態に戻るコンベックス部材4と、コ ンベックス部材4の両端に配置したマグネット5,5と、コンベックス部材4の 湾曲溝2側の表面を被覆した再帰反射性シート6を有している。
【0010】 前記コンベックス部材4は腕(リスト)に巻回してバネ作用により定着させる もので、腕に巻回する長さに形成されている。この実施例のコンベックス部材4 は、薄い金属板製の板バネ材で構成されている。
【0011】 前記マグネット5は、リストバンド1の装着時に磁気作用によって血液の循環 を良くさせるためのもので、この実施例のマグネット5は、希土類製のものを採 用している。この希土類製のマグネットは、強力な磁力線を出すので、小形化す ることができる。
【0012】 前記再帰反射性シートは、螢光塗料等で任意色に着色したものを採用できる。 また、この実施例では、コンベックス部材4の裏面をプラスチックシート7で被 覆し、このシート7とコンベックス部材4の表面を被覆した前記再帰反射性シー ト6の周縁を高周波溶着により接着してある。これにより、コンベックス部材4 は前記両シート6,7で全体的に被覆される。
【0013】 実施例の反射リストバンドは上記のように構成したもので、次にその作用及び 取り扱い等につき説明する。このリストバンド1は、コンベックス部材4に長手 方向に沿って樋状の湾曲溝2を有し、湾曲溝2の一部に外圧が加わり湾曲溝2が 平らに変形すると長手方向に沿う樋状の湾曲溝2の全体は平らに変形して、それ まで直状態を保持していたコンベックス部材4が、図示矢印方向へバネ作用で弾 性変形して全体がリング3状になる性質を利用して腕Aに装着する。
【0014】 すなわち、直状態にある反射リストバンド1を図3に示した如く腕Aに巻き付 けるには、コンベックス部材4の湾曲溝2の凸出した側(裏面図)を腕A側に向 けて叩きつける。これにより湾曲溝2の一部に外圧が加わるので、湾曲溝2は平 らに変形してリストバンド1はリング3の状態になり腕Aに巻き付くことになる 。
【0015】 一方、上記のように腕Aに巻き付いたリストバンド1を取り外す場合は、逆に リング3の状態にあるコンベックス部材4の両端を引き離して元の直状態に引き 延ばすことにより簡単に取り外すことができる。すなわち、リング3の状態にあ ったコンベックス部材4の両端を引き離して直状態に引き延ばすことにより、コ ンベックス部材4に再び湾曲溝2が再現するのでリストバンド1は装着状態から 解放される。
【0016】 また、腕Aに装着したリストバンド1には、両端にマグネット5,5が設けら れているから、これら両マグネット5,5による磁力線が装着した腕Aの血液に 対して効果的に作用するために血液の循環が良くなる。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば次のような効果を奏する。コンベックス部材のリング状に変 形する性質を利用して人のリストへ簡単に装着することができる。夜間におい て装着する場合には、自動車のライトが再帰反射性シートで反射されるので、運 転者に着用者の存在を明確に確認させることになるので、交通事故等を未然に防 止できる。マグネットの磁気作用により、着用者の血行をよくすることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る反射リストバンドの一実施例を示
す斜視図aと同図aのA−A線拡大断面図。
【図2】同上リストバンドの縦断面図。
【図3】同上リストバンドの装着要領を示す説明図。
【符号の説明】
1 反射リストバンド 2 湾曲溝 3 リング 4 コンベックス部材 5 マグネット 6 再帰反射性シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿って樋状の湾曲溝を有する
    板バネ材で構成され直状態を保持し、湾曲溝の一部に外
    圧が加わり溝が平らに変形すると長手方向に沿う樋状の
    湾曲溝の全体は平らに変形して板バネ材の全体がリング
    状に変形し、逆にリング状にある板バネ材の両端を引き
    離して元の直状態に引き延ばすと再び長手方向に沿う湾
    曲溝が再現して直状態に戻るコンベックス部材と、この
    コンベックス部材の両端に配置したマグネットと、前記
    コンベックス部材の湾曲溝側の表面を被覆して設けた再
    帰反射性シートとを有し、前記コンベックス部材は腕に
    巻回する長さに形成されていることを特徴とする反射リ
    ストバンド。
JP1995009326U 1995-08-10 1995-08-10 反射リストバンド Expired - Lifetime JP3021569U (ja)

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ID=43156903

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101886565B1 (ko) * 2017-03-20 2018-08-07 이평화 자동감김 기능을 갖는 리프팅 스트랩

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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