JP3021513U - タイヤ脱着用冶具 - Google Patents

タイヤ脱着用冶具

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Publication number
JP3021513U
JP3021513U JP1995009303U JP930395U JP3021513U JP 3021513 U JP3021513 U JP 3021513U JP 1995009303 U JP1995009303 U JP 1995009303U JP 930395 U JP930395 U JP 930395U JP 3021513 U JP3021513 U JP 3021513U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
wheel
tire
outer diameter
jig
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995009303U
Other languages
English (en)
Inventor
文雄 岩本
政雄 居村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Precision Products Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Precision Products Co Ltd filed Critical Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空機、特車等に使用される大型のタイヤア
ンドホイール30を車軸20に簡単に脱着する。 【構成】 車軸20の先端面に設けられたねじ穴21を
利用して、シャフト状の冶具10を車軸20にねじ込み
結合する。冶具10はタイヤアンドホイール30のホイ
ール内径より十分に小さい外径の小径ストレート部12
と、車軸20と同じ外径まで外径が漸増したテーパー部
13とを有する。タイヤアンドホイール30のホイール
内に通され車軸20に連結された冶具10をガイドとし
て、タイヤアンドホイール30をスライドさせて車軸2
0の外側にセットする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、タイヤアンドホイールの取付け・取外しに使用されるタイヤ脱着用 冶具に関し、特に航空機、特車等に使用される大型のタイヤアンドホイールの取 付け・取外しに適したタイヤ脱着用冶具に関する。
【0002】
【従来の技術】
航空機等に使用される大型のタイヤアンドホイールは、非常に重いために、そ の交換にジャッキ付きの台車を用いるが通例である。
【0003】 この台車を用いてタイヤアンドホイールを車軸に取付ける場合は、まずタイヤ アンドホイールを台車上に載せ、ジャッキにより車軸と同じ高さに持ち上げた後 、そのタイヤアンドホイールを軸方向に移動させて、車軸をホイール内に差し込 む。
【0004】 ここで車軸は、例えば航空機の場合、先端に抜け止め用のストッパーを取付け ために、先端面にねじ穴を有するのが一般的である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ジャッキ付きの台車を使用することにより、大型のタイヤアンドホイールも車 軸の高さまで簡単に持ち上げることができる。しかし、車軸とホイールの間に殆 どクリアランスがないため、車軸をホイール内に差し込む最後の段階においては 、複数の作業者がタイヤアンドホイールを手で持ち上げて厳密な位置合わせを行 う必要があり、その作業が大変であった。
【0006】 本考案の目的は、大型のタイヤアンドホイールを1人で簡単に車軸に脱着する ことができるタイヤ脱着用冶具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のタイヤ脱着用冶具は、車軸の先端面に穿設されているねじ穴を利用し て車軸にねじ込み連結されるシャフトである。そして、このシャフトはホイール 内にがたつきを持って挿通されるようにホイール内径より十分に小さい外径を有 し、且つ基端の外径が車軸の外径と同じようになるように基部の外径が基端へ向 かって漸増している。
【0008】 使用方法としては、タイヤアンドホイールを車軸と同じ高さまで持ち上げて、 ホイール内に差し通したシャフトを車軸の先端にねじ込み連結する。このときシ ャフトはタイヤアンドホイールより軽く、且つホイール内で径方向に自由に動く 。そのため、シャフトを車軸に簡単に連結することができる。そして連結後にシ ャフトをガイドとしてタイヤアンドホイールを軸方向にスライドさせる。シャフ トは基端外径が車軸の外径と同じであり、またその外径まで基端部の外径が漸増 しているので、ホイールと車軸の径差が僅少であるにもかかわらず、タイヤアン ドホイールはその外径漸増部に案内されて車軸に簡単に外嵌装着される。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施の形態を図示例に従って説明する。図1は本考案を実施し たタイヤ脱着用冶具の1例を示す側面図、図2はその使用例を示す側面図である 。
【0010】 本冶具10は、例えば航空機の車軸20にタイヤアンドホイール30を取付け るために使用される。タイヤアンドホイール30が取外された車軸20は、ジャ ッキ40により所定の高さに支持されている。この車軸20は中空の丸棒からな り、その先端部内面に雌ねじを設けて形成した抜け止め用のストッパーをねじ込 むためのねじ穴21を有する。タイヤアンドホイール30のホイール内径は、車 軸20の外径より僅かに大きく、実質的にその外径と同一である。
【0011】 冶具10は車軸20の先端にねじ込み結合される丸棒のシャフトであり、その ねじ込み結合のためのボルト部11を基端面に有する。冶具10の基端部を除く 部分は、タイヤアンドホイール30のホイール内径より十分に小さい外径の小径 ストレート部12になっている。小径ストレート部12の基端側には、基端側に 向かって外径が漸増するテーパー部13が設けられており、その最大外径は車軸 20の外径に一致している。テーパー部13の基端側は、車軸20の外径と同じ 外径の大径ストレート部14である。なお、15は冶具10の先端に設けた鍔状 のストッパーである。
【0012】 車軸20にタイヤアンドホイール30を取付けるには、先ず台車50の上にジ ャッキ51を介して支持された昇降板52の上に、タイヤアンドホイール30を 立てて固定する。次いでタイヤアンドホイール30のホイール内に冶具10の小 径ストレート部12を差し通し、ホイールセンターが車軸20のセンターにほぼ 一致するまで、台車50を移動させ又昇降板52を上昇させる。冶具10の小径 ストレート部12はタイヤアンドホイール30のホイール内径より十分に小径で あるので、ホイール内に通された冶具10は径方向に自由に動くことができる。
【0013】 台車50の操作により車軸20の先端側にタイヤアンドホイール30が大まか に位置決めされると、冶具10のボルト部11を車軸20のねじ穴21にねじ込 む。これにより冶具10が車軸20に連結され、その大径ストレート部14の外 面が車軸20の外面に連続する。このとき、冶具10はタイヤアンドホイール3 0に比して軽量であり、且つ小径ストレート部12がホイール内を径方向に自由 に移動することができるので、車軸20に簡単に連結することができる。
【0014】 冶具10の連結が終わると、昇降台52を下げる。これにより、タイヤアンド ホイール30は冶具10の小径ストレート部12に吊り下げられた状態になる。 そして、この状態から車軸20の方へタイヤアンドホイール30をスライドさせ る。タイヤアンドホイール30はテーパー部13を通るときに自動的にセンター リングされて車軸20に外嵌される。
【0015】 かくして、タイヤアンドホイール30が重く、且つそのホイール内径と車軸2 0の外径の差が僅かであるにもかかわらず、タイヤアンドホイール30を一人で 簡単にセンタリングして車軸20の外側に装着することができる。
【0016】 また逆の手順をふめば、タイヤアンドホイール30を手で持ち上げることなく 一人で車軸20から簡単に取外すことができる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のタイヤ脱着用冶具を使用すれば、航 空機、特車等に用いられる大型のタイヤアンドホイールを車軸に対し一人で簡単 に脱着することができるので、タイヤ交換作業等において大幅な省力化および作 業者の負担軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタイヤ脱着用冶具の1例を示す側面図
である。
【図2】同冶具の使用例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 冶具 11 ボルト部 12 小径ストレート部 13 テーパー部 14 大径ストレート部 20 車軸 30 タイヤアンドホイール 50 台車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端面にねじ穴が穿設された車軸に支持
    されるタイヤアンドホイールの取付け・取外しに使用さ
    れるタイヤ脱着用冶具であって、基端面に突設されたね
    じ部を前記ねじ穴にねじ込むことにより前記車軸に連結
    されるシャフトからなり、該シャフトがホイール内にが
    たつきをもって挿通されるようにその外径を設定すると
    共に、シャフト基端の外径が車軸の外径と同じになるよ
    うに基部の外径を基端へ向けて漸次増大させたことを特
    徴とするタイヤ脱着用冶具。
JP1995009303U 1995-08-09 1995-08-09 タイヤ脱着用冶具 Expired - Lifetime JP3021513U (ja)

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ID=43156850

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107399351A (zh) * 2017-09-05 2017-11-28 天津港集装箱码头有限公司 一种用于快速安装车轮的小车

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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