JP3020938U - 巻尺テープ利用の水位計 - Google Patents
巻尺テープ利用の水位計Info
- Publication number
- JP3020938U JP3020938U JP1995008648U JP864895U JP3020938U JP 3020938 U JP3020938 U JP 3020938U JP 1995008648 U JP1995008648 U JP 1995008648U JP 864895 U JP864895 U JP 864895U JP 3020938 U JP3020938 U JP 3020938U
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光センサーを電極の代りに用いた新規の巻尺
テープ利用の水位計を提供する。 【解決手段】 プローブにおける水面を検出する個所に
光の屈折によってオン・オフ信号を発する水面検出用光
センサーを設け、プローブを巻尺テープの先端に連結
し、巻尺テープに埋込んだ導線を介して光センサーから
のオン・オフ信号を巻尺テープの巻取ドラム側に送り、
この信号によって同巻取ドラムに設けた報知回路を作動
させるようにしたものである。
テープ利用の水位計を提供する。 【解決手段】 プローブにおける水面を検出する個所に
光の屈折によってオン・オフ信号を発する水面検出用光
センサーを設け、プローブを巻尺テープの先端に連結
し、巻尺テープに埋込んだ導線を介して光センサーから
のオン・オフ信号を巻尺テープの巻取ドラム側に送り、
この信号によって同巻取ドラムに設けた報知回路を作動
させるようにしたものである。
Description
【0001】
本考案は、巻尺テープ利用の水位計に関する。
【0002】
プローブ部分に電極を設け、地面などのアースをとり、液面にプローブの電極 がさわったときにアースとの間で電流が流れ、その電流を増幅してランプを点灯 させたり、ブザーを鳴らして液面を知らせ、その部分で目盛を読み、水位を知る 方法は知られている。 この方法は、巻尺内に1本の導線を設けることだけでよく、従来の鋼製巻尺を そのまま使用できる利点がある。しかし地面のアースを取る事が大変で、また電 極とアースの距離がある為、感度を高めに設定するか、感度調整をしなければな らず、面倒の上に誤動作のおそれがあった。 また、プローブ内に電極を設けるのは上記の方法と同じであるが、+と−の電 極を一緒に設けて感度調整などの不具合をなくした方法で、感度調整もいらず、 電源も乾電池程度の小さな電源で長時間使用できる方法も知られているが、この 方法はどうしても電極が近い位置にあるため、感度はバツグンであるかわりに、 泥などの汚れに影響される事があり、特に海水などの塩分を含んだ液体や、排水 などの洗剤分(アルカリ・界面活性剤)が含まれた液体では、電極間に導体の膜 ができてしまい、回路が反応したままで誤動作を起こすことがある。つまり使用 する液体に制限がある。更にこのように電極をプローブ内に設けると、プローブ 内が濡れて漏電状態になってしまうことがある為、ある程度の間隔を+と−の電 極の間に設けなければならない。このためにプローブはどうしてもある程度の太 さが必要である(現在は20mm程度のものが多い)。しかし水位調査用の穴は 、一般的に100mmの塩ビ管やそれ以下のものを埋め込んであることが多く、 さらに他のセンサーや計測装置の線が入っていることもあって、細ければ細いほ ど良いとの要望がある。
【0003】
本考案は、上記したような実情に鑑み、光センサーを電極の代りに用いた新規 の巻尺テープ利用の水位計を提供することを目的とするものである。
【0004】
上記目的を達成するために本考案に係る巻尺テープ利用の水位計は、プローブ における水面を検出する個所に光の屈折によってオン・オフ信号を発する水面検 出用光センサーを設け、プローブを巻尺テープの先端に連結し、巻尺テープに埋 込んだ導線を介して光センサーからのオン・オフ信号を巻尺テープの巻取ドラム 側に送り、この信号によって同巻取ドラムに設けた報知回路を作動させるように したものであり、 そして、光センサーが、ガラスやプラスチックの透明材質で構成された外装体 内において発光ダイオード等発光素子の光を約90°で交叉する傾斜二面で反射 させ、この反射光をフォトトランジスター等受光素子で受ける構造となっている ものである。
【0005】
図に示す実施例は、上端に把手1を、下端に石突部2をそれぞれもつ十字形状 の枠体3の中心に設けた回転ドラム(図示せず)に対した巻尺テープ4を操作ハ ンドル5の回転により巻き込む構成の巻尺であって、巻尺テープ4の芯糸7の中 に離し並べて3本の銅線8を混入し、また操作ハンドル5に報知用電子回路基板 10、ブザー11および電池12等を設けると共に巻尺テープ4の先端に発光ダ イオード13およびフォトトランジスター14を上記銅線8および接続部15に より接続し且つこれ等発光ダイオード13、フォトトランジスター14をガラス 製外装体16内に対して当該発光ダイオード13の光が同外装体16における9 0°で交叉する傾斜二面17、18により反射してフォトトランジスター14に 入る状態として格納し、よって光の屈折によりオン・オフ信号を発する液面検出 用光センサー19を形成すると共に巻尺テープ4の先端部20にプローブカバー 21を当該カバー21が接続部15および液面検出用光センサー19を保護する 状態として取付けたものである。
【0006】 尚、図中符号23は表示用ランプ、24はゴムカバー、25はプローブ用ホル ダー、26はツマミを示す。
【0007】
本考案においてセンサー部が空気中にある場合(図3参照)には発光ダイオー ド13から出た光は傾斜二面で全反射してフォトトランジスターに入光し、また センサー部が液中となった場合(図4参照)には光の屈折率の違いによって反射 しなくなり、光のほとんどが液中に放射されてフォトトランジスターには入光し ないことになる。このフォトトランジスターへの入光の有無をオン・オフ信号と して利用してブザー11を鳴らしたりランプ23を点灯させて水面を知らせる。 このようにして水面を見つけたところで巻尺の目盛を読み、水位を計測する。
【0008】
本考案に係る巻尺テープ利用の水位計は次のような効果を奏する。 プローブ内に1センサーで済み、アースを取る必要がない。 光で反射するセンサーは、ガラスや塩ビ系の材質を使用することによって、 多くの液体に問題なく使用可能であり、場合によっては、テフロン等のコーティ ングを施して汚れや水分の付着をしにくくし、耐薬品性・耐油性にもすぐれた携 帯とすることもできる。 光センサーは6mm程度の太さでできており、従来より細いプローブを設計 することを可能とする。
【図1】本考案の実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】巻尺テープの一部切截拡大斜視図である。
【図3】空中にあるセンサー部の断面図である。
【図4】液中にあるセンサー部の断面図である。
1 把手 2 石突部 3 枠体 4 巻尺テープ 5 操作ハンドル 7 芯糸 8 銅線 10 基板 11 ブザー 12 電池 13 発光ダイオード 14 フォトトランジスター 15 接続部 16 外装体 17、18 傾斜二面 19 光センサー 20 先端部 21 プローブカバー 23 表示ランプ 24 ゴムカバー 25 プローブ用ホルダー 26 ツマミ
Claims (2)
- 【請求項1】 プローブにおける水面を検出する個所に
光の屈折によってオン・オフ信号を発する水面検出用光
センサーを設け、プローブを巻尺テープの先端に連結
し、巻尺テープに埋込んだ導線を介して光センサーから
のオン・オフ信号を巻尺テープの巻取ドラム側に送り、
この信号によって同巻取ドラムに設けた報知回路を作動
させるようにしたことを特徴とする巻尺テープ利用の水
位計。 - 【請求項2】 光センサーが、ガラスやプラスチックの
透明材質で構成された外装体内において発光ダイオード
等発光素子の光を約90°で交叉する傾斜二面で反射さ
せ、この反射光をフォトトランジスター等受光素子で受
ける構造となっていることを特徴とする請求項1記載の
巻尺テープ利用の水位計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008648U JP3020938U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 巻尺テープ利用の水位計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008648U JP3020938U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 巻尺テープ利用の水位計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020938U true JP3020938U (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=43156293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995008648U Expired - Lifetime JP3020938U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 巻尺テープ利用の水位計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020938U (ja) |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP1995008648U patent/JP3020938U/ja not_active Expired - Lifetime
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