JP3020927U - 弾性防振体 - Google Patents

弾性防振体

Info

Publication number
JP3020927U
JP3020927U JP1995008580U JP858095U JP3020927U JP 3020927 U JP3020927 U JP 3020927U JP 1995008580 U JP1995008580 U JP 1995008580U JP 858095 U JP858095 U JP 858095U JP 3020927 U JP3020927 U JP 3020927U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
vibration isolator
elastic body
elastic vibration
spherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995008580U
Other languages
English (en)
Inventor
崇 舟木
Original Assignee
ヤクモ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤクモ株式会社 filed Critical ヤクモ株式会社
Priority to JP1995008580U priority Critical patent/JP3020927U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3020927U publication Critical patent/JP3020927U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、低荷重から高荷重まで広範囲の荷重
に適用でき、しかも、小嵩に形成することができ、非線
型弾性体の組合せであるため、荷重が変化しても固有振
動数がほぼ一定の特性を持っているので荷重変動があっ
ても防振性能に変化がなく、使用範囲の広い弾性防振体
を提供する。 【構成】本考案の弾性防振体は、複数の球状弾性体2を
リング状に形成した環状弾性体3を介して配置しながら
結合された状態に一体成形した非線型弾性体で荷重を支
えるようにした弾性防振体であって、前記球状弾性体2
の上下表面には複数条の凸起7を有し、前記弾性防振体
の一方の面には、前記球状弾性体2を介在して配置され
且つ前記環状弾性体3からリング状の中心方向に適当な
長さに延設形成され連結孔5を具備した複数の各連結片
4を有しているとともに、前記弾性防振体の他方の面に
は、前記弾性防振体の一方の面に設けた各連結片4と相
互に互い違いになる夫々の位置に連結孔5を具備した前
記と同様の各連結片4を有し、弾性防振体におけるリン
グ状の中心部分に中心孔6を形成してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ゴム等の弾性体よりなる圧縮型の弾性防振体に関し、詳しくは球状 弾性体と環状弾性体とを組合せた非線型弾性体によって、低荷重から高荷重まで の広範囲の荷重に適用できるようにした圧縮型弾性防振体に関する。
【従来の技術】
従来、一般に弾性防振体の防振効果をあげるためには、低い固有振動数、即ち 低いばね定数が要求される。 従来多く用いられている断面円形で且つかなり厚くした丸型ストレート状の防 振体においては、低いばね定数を得るため断面積に比して厚さを著しく厚くする 必要があり、その寸法が過大となる。即ち、一定量の撓みに対しての撓み率(厚 さに対する撓みの比)が、一般には20%程度以下にする必要がある。故に、撓 み量を増すためには、厚さを増さなければならないことになる。また、従来にお けるこの種の型の弾性体は、線型であるため、ばね定数がほぼ一定で、固有振動 数は荷重によって変化するために、荷重と固有振動数の関係をたえず考慮する必 要があり、設計に不都合を生ずることが多い。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、低荷重から高荷重まで広範囲の荷重に適用でき、しかも、小嵩に形 成することができ、非線型弾性体の組合せであるため、荷重が変化しても固有振 動数がほぼ一定の特性を持っているので荷重変動があっても防振性能に変化がな く、使用範囲の広い弾性防振体を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の弾性防振体は、複数の球状弾性体をリング状に形成した環状弾 性体を介して配置しながら結合された状態に一体成形した非線型弾性体で荷重を 支えるようにした弾性防振体であって、前記球状弾性体の上下表面には複数条の 凸起を有し、前記弾性防振体の一方の面には、前記球状弾性体を介在して配置さ れ、且つ、前記環状弾性体からリング状の中心方向に適当な長さに延設形成され 連結孔を具備した複数の各連結片を有しているとともに、前記弾性防振体の他方 の面には、弾性防振体の一方の面に設けた各連結片と相互に互い違いになる夫々 の位置に連結孔を具備した前記と同様の各連結片を有し、弾性防振体におけるリ ング状の中心部分に中心孔を形成してなるものである。 請求項2記載の弾性防振体は、複数の球状弾性体をリング状に形成した環状弾 性体を介して配置しながら結合された状態に一体成形した非線型弾性体で荷重を 支えるようにした弾性防振体であって、前記球状弾性体の上下表面には複数条の 凸起を有し、前記弾性防振体の一方の面には、前記球状弾性体を介在して配置さ れ、且つ、前記環状弾性体からリング状の中心方向に適当な長さに延設形成され 連結孔と該連結孔の周囲に小円筒状部とを具備した複数の各連結片を有している とともに、前記弾性防振体の他方の面には、前記弾性防振体の一方の面に設けた 各連結片と相互に互い違いになる夫々の位置に連結孔と該連結孔の周囲に小円筒 状部とを具備した前記と同様の各連結片を有し、弾性防振体におけるリング状の 中心部分に中心孔を形成してなるものである。 請求項3記載の弾性防振体は、複数の球状弾性体をリング状に形成した環状弾 性体を介して配置しながら結合された状態に一体成形した非線型弾性体で荷重を 支えるようにした弾性防振体であって、前記球状弾性体の上下表面には複数条の 凸起を有し、前記弾性防振体の一方の面には、前記球状弾性体を介在して配置さ れ、且つ、前記環状弾性体からリング状の中心に設けた中心孔に連続して延設形 成され連結孔を具備した複数の各連結片を有しているとともに、前記弾性防振体 の他方の面には、前記弾性防振体の一方の面に設けた各連結片と相互に互い違い になる夫々の位置に連結孔を具備した前記と同様の各連結片を具備した各連結片 を有してなるものである。
【作用】
請求項1乃至3の各弾性防振体によれば、軽荷重時にも充分な防振効果を上げ ることができるとともに、高荷重においても、球状弾性体、環状弾性体の組合せ によって荷重を支えるから、高荷重時でも弾性体の耐久度以上に撓むことなく軽 荷重から高荷重までの広い荷重範囲にわたり適用することができると同時に、全 体を小嵩にすることができ、しかも、非線型防振体の組み合わせであるため、固 有振動数をほぼ一定にすることができて設計上非常に都合が良い等の優れた効果 を有する圧縮型弾性防振体を実現できる。
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案に係る圧縮型弾性防振体の実施例を詳細に説 明する。 図1は第1の実施例に係る弾性防振体の正面図、図2は図1中のB−B線縦断 面図、図3は図1中のA−A線縦断面図、図4は図1に示す弾性防振体をプレー トを介して三重に積み重ねた状態で且つ各弾性防振体を図1中のB−B線で縦断 した状態の説明図である。 第1の実施例に係る弾性防振体1は、図1乃至図4に示すように、複数の球状 弾性体2を適宜数の環状弾性体3を介してリング状に配置しながら有機的に結合 された状態に一体成形したものである。 前記球状弾性体2の上下表面には、その上下に載せる後記するプレートとの滑 りを防止するためとともに、この球状弾性体2自体の滑りを防止するために凸起 7を設けている。 前記弾性防振体1の一方の面には、前記球状弾性体2を介在して配置され、且 つ、環状弾性体3からリング状の中心方向に適当な長さに延設形成され連結孔5 を具備した複数の各連結片4を設けているとともに、弾性防振体1の他方の面に は、上記弾性防振体1の一方の面に設けた各連結片4と相互に互い違いになる夫 々の位置に連結孔5を具備した各連結片4を設けている。従って、弾性防振体1 におけるリング状の中心部分の一定範囲は空間となっていて、中心孔6を形成し ている。 図5は第2の実施例に係る弾性防振体1Aの正面図であり、図6は図5中のC −C線の一部縦断面図である。 第2の実施例に係る弾性防振体1Aと前記第1の実施例に係る弾性防振体1 との異なる点は、前記複数配設した各連結片4の連結孔5の周囲に後記連結ピン 30を挿入容易とするための小円筒状部8を突設したことである。 従って、第2の実施例に係る弾性防振体1Aと前記第1の実施例に係る弾性防 振体1は、両者の全体サイズの大小は別として、上述した相違点以外の各部が同 一であるので、図5、図6では、前記第1の実施例に係る弾性防振体1と同一の 構成部分を同じ符号をもって示す。 図7は第3の実施例に係る弾性防振体1Bの正面図であり、図8は図7中のD −D線縦断面図である。 第3の実施例に係る弾性防振体1Bと前記第1の実施例に係る弾性防振体1と の異なる点は、前記弾性防振体1Bの一方の面に、球状弾性体2を介在して配置 され、且つ、環状弾性体3からリング状の中心に設けた中心孔6Bに連続して延 設形成され連結孔5Bを具備した複数の各連結片4Bを設けたとともに、弾性防 振体1Bの他方の面に、上記弾性防振体1Bの一方の面に設けた各連結片4Bと 相互に互い違いになる夫々の位置に連結孔5Bを具備した各連結片4Bを設けた ことである。本実施例では、上記各連結片4Bの裏面を溝部9としている。 従って、第3の実施例に係る弾性防振体1Bと前記第1の実施例に係る弾性防 振体1は、両者の全体サイズの大小は別として、上述した相違点以外の各部が同 一であるので、図7、図8では、前記第1の実施例に係る弾性防振体1と同一の 構成部分を同じ符号をもって示す。 前記第1の実施例に係る弾性防振体1を使用する場合には、図4に示すように 、各弾性防振体1の上下、中間に各プレート20、21、22、23を配置し、 この各プレート20、21、22、23に植設した各連結ピン30を前記連結片 4の適所に穿った各連結孔5に挿入した後、各連結ピン30の先端にストッパー 31を嵌合、装着する。上記連結ピン30は、最上部に位置するプレート20に はその裏面の各連結孔5に合致する位置に植設され、最下部に位置するプレート 23にはその上面の各連結孔5に合致する位置に植設されていて、中間に位置す るプレート21、22にはその上下両面の各連結孔5に合致する位置に夫々植設 されている。 図4では、弾性防振体1を三重に積み重ねたものを示し、機器類又は荷台等が 載置される上部プレート20と中間プレート21、22、最下部に固着される下 部プレート23を設け、これら各プレート間に上述したように各弾性防振体1を 順次取付け、簡単に積み重ねることができる。なお、上記下部プレート23は必 ずこれを必要とするものではなく、最下部に位置する弾性防振体1の下面を床面 等に直接載置しても良い。 この場合、前記各プレート20、21、22、23の内、最上部に位置するプ レート20以外の各プレート21、22、23の夫々の該当位置には、これらの 各プレートに植設した各連結ピン30を前記連結片4の各連結孔5に挿入した後 、各連結ピン30の先端にストッパー31を嵌合、装着する際に使用する工具挿 入用の各小穴24が設けられている。 ここで、前記各弾性防振体1を三重に積み重ね各プレートと順次取り付ける順 序について説明する。 先ず、プレート21の上面に植設した各連結ピン30を、上段に位置する弾性 防振体1の下面に設けられている各連結片4の各連結孔5に挿入し、当該弾性防 振体1の上面から各連結ピン30の先端にストッパー31を嵌合、装着する。 次に、上部プレート20の下面に植設した各連結ピン30を、上記状態の上段 の弾性防振体1の上面に設けられている各連結片4の各連結孔5に挿入し、プレ ート21を介しつつ該プレート21の各小穴24から適宜工具を挿入しながら、 当該弾性防振体1の下面から各連結ピン30の先端にストッパー31を嵌合、装 着する。 次に、プレート22の上面に植設した各連結ピン30を、中段に位置する弾性 防振体1の下面に設けられている各連結片4の各連結孔5に挿入し、当該弾性防 振体1の上面から各連結ピン30の先端にストッパー31を嵌合、装着する。 次に、前記プレート21の下面に植設した各連結ピン30を、上記状態の中段 の弾性防振体1の上面に設けられている各連結片4の各連結孔5に挿入し、プレ ート22を介しつつ該プレート22の各小穴24から適宜工具を挿入しながら、 当該弾性防振体1の下面から各連結ピン30の先端にストッパー31を嵌合、装 着する。 次に、下部プレート23の上面に植設した各連結ピン30を、下段に位置する 弾性防振体1の上面に設けられている各連結片4の各連結孔5に挿入し、当該弾 性防振体1の上面から各連結ピン30の先端にストッパー31を嵌合、装着する 。 最後に、前記プレート22の下面に植設した各連結ピン30を、上記状態の下 段の弾性防振体1の上面に設けられている各連結片4の各連結孔5に挿入し、下 部プレート23を介しつつ該プレート23の各小穴24から適宜工具を挿入しな がら、当該弾性防振体1の下面から各連結ピン30の先端にストッパー31を嵌 合、装着する。 但し、各弾性防振体1と各プレートとを取り付ける順序は、必ずしも上述した 順序に限らず、要は図4の如く状態に積み重ねられれば良い。 本考案における弾性防振体は、上述のようにして各弾性防振体1と各プレート を順次取り付け、組み立てるように構成したので、上部プレート20自体に、他 の各プレートに設けた小穴24を穿設する必要がないことから、上部プレート2 0上に搭載される機器類等から発生する油類やゴミ等が、上部プレート20から 組み立てられた各弾性防振体1の内部に浸入してしまい悪影響を及ぼすような心 配はない。 また、荷重(機器類等)が載置される上部プレート20と各中間プレート21 、22、最下部に固着される下部プレート23は各弾性体防振体1を介して相互 に連結され、直接は連結されないので、上部プレート20の振動が下部プレート 23に伝達されることはない。前述の如く各弾性防振体1と各プレートとが組み 立てられ連結された場合、各プレート相互は非接触状態であるので、プレート相 互が緩衝することがないとともに、各弾性防振体1における各球状弾性体2が上 下の同位置になるので、各弾性防振体1の間に介在させるプレートの厚さを問わ ず、例えば非常に薄いプレート等でも使用することができる。 なお、図4中のストッパー31は、弾性防振体1と連結ピン30との脱落を防 止するためのものであるが、このストッパー31は、図示するものに限らず、カ シメ的に止めるようにした種態のものをはじめ、各種種態のものを用いることが できる。 上述した弾性防振体1の使用例は、一例であり、各プレートの使用数や積み重 ねの段数が自在に決定できることは勿論、各プレートを使用せずに弾性防振体1 を単体で使用することもできる。 前記第2、第3の各実施例に係る各弾性防振体1A、1Bを使用する場合にも 、前述した第1の実施例に係る弾性防振体1を使用する場合と同様であり、前述 したと同様の作用、効果を発揮する。 前記第2の実施例に係る弾性防振体1Aの各連結片4の連結孔5に、各プレー ト20、21、22、23に植設した連結ピン30を挿入する場合には、連結孔 5の周囲に小円筒状部8を突設しているので、挿入が容易である。 なお、第2、第3の各実施例に係る各弾性防振体1A、1Bの使用の際におい ても、前記下部プレート23は、必ずこれを必要とするものではなく、最下部に 位置する弾性防振体1の下面を床面等に直接載置しても良い。また、各プレート の使用数や積み重ねの段数が自在に決定できること、各プレートを使用せずに弾 性防振体1を単体で使用できること等は前述と同様である。 以下、上述のように構成した前記第1、第2、第3の各実施例に係る各弾性防 振体1、1A、1Bの作用を説明する。 先ず、弾性防振体に比較的軽荷重がかかった場合、球状弾性体2のみが撓んだ 状態を示すことになる。当該球状弾性体2は、ほぼ点で荷重を支えることになる ので、応力(面積比に対する負荷)が大きく働き、軽荷重においても撓み量は大 きくとれ、充分なばね定数を得ることができる。 次に、弾性防振体に中荷重がかかった場合、球状弾性体2が更に撓むとともに 、楕円状弾性体3が撓んだ状態であり、球状弾性体2のみでは支えきれなくなっ た荷重を環状弾性体3が負担するので、球状弾性体2は弾性耐久度以上に撓むこ とがない。 更に、弾性防振体に高荷重がかかった場合、球状弾性体2の撓みに加えて環状 弾性体3が撓み、これらによって負荷が支えられるので、高荷重においてもいず れの弾性体も弾性耐久度以上に撓むことがない。 なお、各実施例は、先ず球状弾性体2が荷重を受け、次に環状弾性体3が荷重 を受けるように構成したものであるが、当該荷重を受ける順序を変えても同様な 効果を期待することができる。また、一組の圧縮型断状防振体の支えうる荷重よ り大きい荷重を受ける場合は、前記プレート付きの圧縮型弾性防振体を数組積み 重ねて荷重を支えるようにしても良い。 このように本実施例の圧縮型弾性防振体においては、前記従来の断面円形で且 つかなり厚くした丸型ストレート状の防振体が、荷重の変化にかかわりなく弾性 体の受圧面積が常に一定であるのでばね定数が一定であることに対し、前記軽荷 重、中荷重、高荷重の各作用にて説明したように、弾性体の受圧面積が荷重の増 加とともに増加し、そのばね定数は荷重の増加とともに大きくなる。そして、従 来の丸型ストレート状の弾性防振体においては、ばね定数が一定であるから固有 振動数は荷重の増加とともに減少するのに対し、本実施例の圧縮型弾性防振体に おいては、荷重の増加に伴ってばね定数が増加するため、固有振動数をほぼ一定 にすることができる。
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、以下の各効果を奏する。 請求項1、2、3記載の考案によれば、軽荷重時にも充分な防振効果を上げる ことができるとともに、高荷重においても、球状弾性体、環状弾性体の組合せに よって荷重を支えるから、高荷重時でも弾性体の耐久度以上に撓むことなく軽荷 重から高荷重までの広い荷重範囲にわたり適用することができると同時に、全体 を小嵩にすることができ、しかも、非線型防振体の組み合わせであるため、固有 振動数をほぼ一定にすることができて設計上非常に都合が良い等の優れた効果を 有する圧縮型弾性防振体を提供できる。 更に、請求項2記載の考案によれば、前記効果に加えて、弾性防振体の各連結 片の連結孔に、各プレートに植設した連結ピンを挿入する場合、連結孔の周囲に 小円筒状部8を突設しているので、挿入が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る弾性防振体の正面図であ
る。
【図2】図1中のB−B線縦断面図である。
【図3】図1中のA−A線縦断面図である。
【図4】図1に示す弾性防振体をプレートを介して三重
に積み重ねた状態で且つ各弾性防振体を図1中のB−B
線で縦断した状態の説明図である。
【図5】第2の実施例に係る弾性防振体の正面図であ
る。
【図6】図5中のC−C線の一部縦断面図である。
【図7】第3の実施例に係る弾性防振体の正面図であ
る。
【図8】図7中のD−D線の一部縦断面図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 弾性防振体 2 球状弾性体 3 環状弾性体 4、4B 連結片 5、5B 連結孔 6、6B 中心孔 7 凸起 8 小円筒状部 9 溝部 20、21、22、23 プレート 24 小穴 30 連結ピン 31 ストッパー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の球状弾性体2をリング状に形成した
    環状弾性体3を介して配置しながら結合された状態に一
    体成形した非線型弾性体で荷重を支えるようにした弾性
    防振体であって、前記球状弾性体2の上下表面には複数
    条の凸起7を有し、前記弾性防振体の一方の面には、前
    記球状弾性体2を介在して配置され且つ前記環状弾性体
    3からリング状の中心方向に適当な長さに延設形成され
    連結孔5を具備した複数の各連結片4を有しているとと
    もに、前記弾性防振体の他方の面には、前記弾性防振体
    の一方の面に設けた各連結片4と相互に互い違いになる
    夫々の位置に連結孔5を具備した前記と同様の各連結片
    4を有し、弾性防振体におけるリング状の中心部分に中
    心孔6を形成してなることを特徴とする弾性防振体。
  2. 【請求項2】複数の球状弾性体2をリング状に形成した
    環状弾性体3を介して配置しながら結合された状態に一
    体成形した非線型弾性体で荷重を支えるようにした弾性
    防振体であって、前記球状弾性体2の上下表面には複数
    条の凸起7を有し、前記弾性防振体の一方の面には、前
    記球状弾性体2を介在して配置され且つ前記環状弾性体
    3からリング状の中心方向に適当な長さに延設形成され
    連結孔5と当該連結孔5の周囲に小円筒状部8とを具備
    した複数の各連結片4を有しているとともに、前記弾性
    防振体の他方の面には、前記弾性防振体の一方の面に設
    けた各連結片4と相互に互い違いになる夫々の位置に連
    結孔5と該連結孔5の周囲に小円筒状部8とを具備した
    前記と同様の各連結片4を有し、弾性防振体におけるリ
    ング状の中心部分に中心孔6を形成してなることを特徴
    とする弾性防振体。
  3. 【請求項3】複数の球状弾性体2をリング状に形成した
    環状弾性体3を介して配置しながら結合された状態に一
    体成形した非線型弾性体で荷重を支えるようにした弾性
    防振体であって、前記球状弾性体2の上下表面には複数
    条の凸起7を有し、前記弾性防振体の一方の面には、前
    記球状弾性体2を介在して配置され且つ前記環状弾性体
    3からリング状の中心に設けた中心孔6Bに連続して延
    設形成され連結孔5Bを具備した複数の各連結片4Bを
    有しているとともに、前記弾性防振体の他方の面には、
    前記弾性防振体の一方の面に設けた各連結片4Bと相互
    に互い違いになる夫々の位置に連結孔5Bを具備した前
    記と同様の各連結片4Bを具備した各連結片4を有して
    なることを特徴とする弾性防振体。
JP1995008580U 1995-07-25 1995-07-25 弾性防振体 Expired - Lifetime JP3020927U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008580U JP3020927U (ja) 1995-07-25 1995-07-25 弾性防振体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008580U JP3020927U (ja) 1995-07-25 1995-07-25 弾性防振体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3020927U true JP3020927U (ja) 1996-02-16

Family

ID=43156282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995008580U Expired - Lifetime JP3020927U (ja) 1995-07-25 1995-07-25 弾性防振体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3020927U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039487A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 昭和電線ケーブルシステム株式会社 防振装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039487A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 昭和電線ケーブルシステム株式会社 防振装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4848757A (en) Remote center compliance device with fully or partially coil-bound springs
US6799400B2 (en) Earthquake shock damper
JPH05106684A (ja) 隔離体
JPS58646A (ja) 振動に敏感な棒形又は管形の物体のための保持装置
CN104040212B (zh) 隔振装置
KR20090096644A (ko) 코일 스프링
JP3020927U (ja) 弾性防振体
US7594831B2 (en) Conductive contact
US20060197340A1 (en) Flexible joint for exhaust pipe
CN109386565B (zh) 阻尼器及组件
CN107143596A (zh) 多级阻尼组件
EP1364145A2 (en) Fastener for pipe or the like
JP3623259B2 (ja) 圧縮コイルバネのサージング防止部材と防振装置
CN209762094U (zh) 自动变速器简易型复位弹簧组件
JP5281927B2 (ja) ばねの積層構造
JP3758473B2 (ja) 免振装置
JP4047565B2 (ja) 自動変速機におけるボール弁構造
JP2686584B2 (ja) 変位変換機構を有する防振装置
US20010006139A1 (en) Clutch assembly of automatic transmission
JP4291503B2 (ja) 除振装置
JP2019215014A (ja) すべり支承装置
JP2001221288A (ja) コイルスプリング組立体及びダンパー機構
CN213575252U (zh) 一种改型从动盘
CN211900734U (zh) 一种感压组件
JPH0643377U (ja) 非線形の荷重特性を具えた波形ばね