JP3020755B2 - 電子写真装置のベルト転写装置及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置のベルト転写装置及び電子写真装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置の高効率転
写に有効なベルト転写装置及びこのベルト転写装置を備
えた電子写真装置に係り、特に信頼性の高いベルト転写
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】誘電体ベルトを用いたベルト転写装置
は、感光ドラムと用紙、用紙と誘電体ベルトがそれぞれ
接触しながら用紙の搬送を行っている。従来は、これら
感光ドラム、誘電体ベルト及び用紙の速度を同一にして
いた。さらに、用紙搬送時、用紙が接触するガイドの材
質(プラスチック等)と転写性能の関係について十分考
慮されていなかったため、ガイドとの接触により用紙が
摩擦帯電し、例えば、用紙が誘電体ベルトに吸着しにく
くなり、感光ドラムに巻き付いてしまうという問題があ
った。
【0003】ベルトを用いた転写装置で用紙をベルトへ
吸着させて、用紙が感光体に巻き付かないようにする手
段として、特開昭62−161157号公報に記載のよ
うに、吸着専用の帯電器を用いたり、特開平2−956
68号公報に記載のように、転写部の手前で用紙を感光
ドラムから剥離する方向にカ−ルさせる方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】誘電体ベルトを用いた
転写方式は、無端状の誘電体ベルトをコロナ帯電器で帯
電させ、この帯電電荷で用紙をベルトに静電吸着し、さ
らに感光ドラム上のトナ−を用紙に移動させて転写を行
う方式である。感光ドラムと用紙、用紙と誘電体ベルト
がそれぞれ接触しながら移動するため、感光ドラム、誘
電体ベルト及び用紙それぞれの速度の整合がとれていな
いと用紙先端の挙動が不安定になり、用紙が感光ドラム
側に吸着すること、また、特に両面印字する場合、定着
部で用紙の水分率が激減することで用紙がガイドとの接
触によって摩擦帯電して用紙先端の挙動が不安定になる
こと、さらに、誘電体ベルトの表面粗さが大きい場合、
誘電体ベルトと用紙間の静電吸着力が減少することなど
によって、誘電体ベルトへの用紙の吸着が不安定にな
り、用紙が感光ドラムに吸着してしまい障害が起きると
いう問題があった。
【0005】本発明の目的は、転写部における感光体へ
の用紙の巻き付きを防止し高効率で信頼性の高いベルト
転写装置及びそのベルト転写装置を備えた電子写真装置
を提供することにある。さらに他の目的として、ベルト
転写装置において感光ドラム、誘電体ベルト及び用紙そ
れぞれの速度の整合を図ること、用紙搬送系における用
紙と搬送ガイドとの接触による摩擦帯電で生じるベルト
転写装置の転写部での用紙先端挙動の不安定を防止する
こと、そして、誘電体ベルトの表面粗さが大きい場合の
誘電体ベルトと用紙間の静電吸着力の減少による用紙と
感光ドラムの吸着を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、静電潜像に
トナ−を付着させ可視化した感光体と、この感光体に当
接して回転する無端状の誘電体ベルトと、この誘電体ベ
ルトを回転させる手段と、この誘電体ベルトの内周側に
配置したコロナ帯電器とを備え、誘電体ベルトに静電吸
着した用紙を感光体上のトナ−を用紙に転写する転写部
に搬送し、トナ−を用紙に転写させる電子写真装置のベ
ルト転写装置において、用紙先端部が転写部を通過する
まで用紙速度を感光体速度より遅く設定し用紙先端部が
転写部を通過した後は用紙速度と感光体速度を同速とす
る用紙速度制御を行う用紙速度遅延手段を備えることに
より達成される。
【0007】なお、用紙速度の制御は誘電体ベルトの速
度制御で行うものでも良い。
【0008】さらに、誘電体ベルトの表面粗さはRmax
5μm以下のものを用いても良い。
【0009】また、上記目的は、静電潜像にトナ−を付
着させ可視化した感光体と、この感光体に当接して回転
する無端状の誘電体ベルトと、この誘電体ベルトを回転
させる手段と、この誘電体ベルトの内周側に配置したコ
ロナ帯電器とを備え、誘電体ベルトに静電吸着した用紙
を感光体上のトナ−を用紙に転写する転写部に搬送し、
トナ−を用紙に転写させるベルト転写装置と、このベル
ト転写装置に用紙を搬送する搬送ロ−ラとを備える電子
写真装置において、用紙を転写部直前まで搬送後に搬送
ロ−ラの回転速度を感光体の回転速度より遅く設定する
用紙速度遅延手段を備えることにより達成される。
【0010】さらに、上記目的は、感光体と、感光体に
当接して回転する無端状の誘電体ベルトとを備えた転写
装置と、転写装置により用紙に転写した感光体上のトナ
−を用紙に定着する定着装置と、用紙を搬送する用紙搬
送系とを備えた電子写真装置において、転写装置として
上記のいずれかに記載のものを用い、用紙搬送系の用紙
搬送ガイドの体積抵抗値を1011Ωcm以下になるように
導電処理することにより達成される。
【0011】
【作用】用紙ガイドを体積抵抗値1011Ωcm以下にな
るように導電処理したことにより、用紙とプラスチック
製用紙ガイドとの摩擦接触で用紙がプラス極に帯電する
量が低減され、安定した高画質転写が可能になる。
【0012】また、表面粗さRmax5μm以下の誘電体ベ
ルトを用いることによって、用紙をベルトに確実に静電
吸着させることができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0014】本発明の転写装置を適用した電子写真装置
の断面図を図1に示す。ホッパ1内に堆積した用紙2を
一枚ずつ分離給紙して、分離された用紙2は感光ドラム
3上のトナ−が転写される転写部へ搬送される。感光ド
ラム3上には光学系4によって静電潜像が形成され、そ
の後、現像器5によってトナ−像が可視化される。感光
ドラム3上に形成されたトナ−像は、誘電体ベルト6を
用いたベルト転写装置7により、コロナ帯電器8のベル
ト帯電によって用紙2に転写され、定着装置9へ搬送さ
れた後、用紙上に定着される。
【0015】定着後の用紙2は、スイッチバック部10
で反転されて、ゲ−ト11で図面には記載していないス
タッカへ搬送されるか、裏面印字を行うためにD面搬送
路12へ搬送される。
【0016】レジストレ−ション、転写、定着の部分を
斜視図で図2に示す。レジストロ−ラ13、感光ドラム
3はそれぞれ独立の側板に取り付けており、駆動系も各
々駆動系A14、駆動系B15を設けている。ベルト転
写装置7は駆動プ−リ16により回転可能になってい
る。誘電体ベルト6の回転は駆動プ−リ16によって行
い、この駆動プ−リ16は定着器9のロ−ラと一つの駆
動系C17により回転する。
【0017】用紙2は搬送ロ−ラ18とレジストロ−ラ
13間で湾曲し、用紙2の斜行を矯正し、感光ドラム3
上のトナ−像との同期をとって、レジストロ−ラ13を
回転して、用紙2を搬送する。用紙2は誘電体ベルト6
に案内されて、転写部Tに送られる。誘電体ベルト6は
感光ドラム3と同速か、0.5%以内で遅く速度制御さ
れている。誘電体ベルト6の速度をVb、感光ドラム3
の速度をVoとすると、Vbは(1−0.005)Vo
≦Vb≦Voで表される。
【0018】この場合、用紙2は誘電体ベルト6の速度
にならって搬送される。
【0019】誘電体ベルト6を用いたベルト転写装置7
の詳細を図3に示す。ホッパ1より分離給紙された用紙
2は、表面がプラス帯電された状態で前ガイド19に案
内されながら転写部へと搬送される。転写部Tは、誘電
体ベルト6の内側に補助シャフトA20、補助シャフト
B21を設け、感光ドラム3に誘電体ベルト6が密着す
るように配置されている。感光ドラム3上に形成された
−帯電のトナ−像は転写コロトロン8の+帯電により用
紙2に転写される。
【0020】感光ドラム3から剥離後の用紙2の表面は
−帯電して、+帯電した誘電体ベルト6に静電吸着され
て搬送される。駆動プ−リ16に用紙2の先端が到達す
ると、用紙2の曲げ剛性によって、用紙2は誘電体ベル
ト6から剥離される。
【0021】誘電体ベルト6は、その後−帯電器22で
帯電される。誘電体ベルト6上に残留したトナ−は、+
に帯電したファ−ブラシ23により吸着され、その後バ
イアスロ−ラ24で集められて、排トナ−ホッパ25に
集積される。
【0022】転写部のみを拡大して示した図を図4に示
す。用紙2は機械的な押し付け力と静電気力により、感
光ドラム3に接触し、この接触幅はニップ幅と呼ばれ、
ここでは転写部Tと呼ぶ。転写部Tでは、用紙2は感光
ドラム3に倣って変形するため、圧縮力の作用する領域
Aと、引張り力の作用する領域Bができる。
【0023】ここで、感光ドラム3の速度Voに対し
て、誘電体ベルト6の速度Vbを前記のVbとVoとの
関係式に示した条件で回転させると、感光ドラム3と用
紙2間に剪断力が作用して、領域Aの圧縮力を軽減す
る。この結果、用紙2の先端は、感光ドラム3から離れ
る方向に変形するため、用紙2は誘電体ベルト6に吸着
しやすく、用紙2が感光ドラム3に巻き付く障害が防止
できる。
【0024】用紙2が感光ドラム3に巻き付きやすい種
類の用紙で、誘電体ベルト6の速度Vbを変化した場合
の巻き付き頻度(ラップ率)を求めたものを、図5に示
す。速度比を(感光ドラム速度−誘電体ベルト速度)/
感光ドラム速度で表すと、速度比0.3%でラップは防
止できることがわかる。
【0025】(感光ドラム速度−誘電体ベルト速度)/
感光ドラム速度の速度比を設けると、必然的に画像長の
変化が現れる。これを避けるために、図6及び図7に示
すように用紙先端が転写部Tを抜けるO点までは前記の
VbとVoとの関係式に沿った制御を行い、それ以後
は、感光ドラム速度と誘電体ベルト速度を等速とするこ
とで画像長の変化は防止でき、かつラップ率の低減も可
能となる。
【0026】用紙2がレジストロ−ラ13で送られて、
用紙検出センサ−Sを通過した後、誘電体ベルト速度を
0.005・Vo以内で減速し、用紙先端が転写部Tを
抜けるO点を通過した後、誘電体ベルト速度をVoに戻
すように制御装置30によりモ−タ17を制御する。
【0027】誘電体ベルト速度の減速開始点の範囲は、
図7に示した一点鎖線で示した任意の点で可能である。
例えば、レジストロ−ラ13を通過して用紙先端が転写
部Tを抜けるO点を通過まで、誘電体ベルト速度を0.
005×Vo以内で減速してもよい。また、用紙先端が
転写部Tを抜けるO点直前まで誘電体ベルト速度をVoに
し、用紙先端が転写部TのO点を抜けるまで誘電体ベル
ト速度を0.005×Vo以内で減速し、用紙先端が転
写部Tを抜けるO点を通過した後、誘電体ベルト速度を
Voに戻す制御を行ってもよい。
【0028】誘電体ベルト6の速度を制御してラップ率
低減を図る変わりに、レジストロ−ラ13の速度を加減
速成御して、用紙2の先端部の挙動を安定化させて、ラ
ップを防止しても同様な効果が期待できる。この方式の
構造を図8に示す。
【0029】また、図8の構造において用紙の各位置通
過時のレジストレ−ションロ−ラ速度の変化を図9に示
す。
【0030】用紙2がレジストロ−ラ13で送られて、
用紙検出センサ−Sを通過した後、レジストロ−ラ速度
を0.005×Vo以内で減速し、用紙先端が転写部T
を抜けるO点を通過した後、レジストロ−ラ速度をVo
に戻す制御を行う。
【0031】レジストロ−ラ速度の減速開始点の範囲
は、図中に示した一点鎖線で示した任意の点で可能であ
る。例えば、レジストロ−ラ13を通過して用紙先端が
転写部Tを抜けるO点を通過まで、レジストロ−ラ速度
を0.005×Vo以内で減速してもよい。
【0032】また、用紙先端が転写部Tを抜けるO点直
前までレジストロ−ラ速度をVoにし、用紙先端が転写
部TのO点を抜けるまでレジストロ−ラ速度を0.00
5×Vo以内で減速し、用紙先端が転写部Tを抜けるO
点を通過した後、レジストロ−ラ速度をVoに戻す制御
を行ってもよい。
【0033】転写部Tにおいて、トナ−の飛び散り等の
少ない良好な転写と、ラップ率の少ない転写を実現する
ために、転写部Tに搬送される用紙2の帯電量を低くす
る必要がある。用紙2の電気抵抗は、環境条件によって
も、紙種によっても、また、定着前後によっても大きく
変化し、それにより転写性能も変化する。用紙2の帯電
量は、図10に示す用紙2と用紙搬送ガイドとの摩擦接
触の度合いの強い用紙搬送ガイド25、26及び27の
電気抵抗値によって大きな影響を受ける。そこで、用紙
2と用紙搬送ガイド25、26及び27との摩擦接触帯
電量を減らすべく、用紙搬送ガイド25、26及び27
の電気抵抗を下げることが好ましい。しかし、金属性の
用紙搬送ガイドではコストが高くなるとともに、複雑な
形状が要求される頻度の高い用紙搬送ガイドは、量産化
に難点がある。
【0034】そこで、プラスチック材料を実用化するた
め、プラスチック材料と用紙2との摩擦接触帯電量を減
らすことのできる上限の電気抵抗値で用紙搬送ガイドを
製作することが必要になる。一般に、プラスチック材料
のコストは電気抵抗値に依存する。これは、原材料の流
動性や、歩留まりが低下するためである。
【0035】図11に、図10に示す各用紙搬送ガイド
25、26及び27の電気抵抗値を1011Ωcm以下で製
作したときの、用紙搬送ガイドの帯電電位を用紙幅方向
に計測した結果を示す。
【0036】電気抵抗値を1014Ωcm以上の材料で加工
した用紙搬送ガイドでは、最小で−2kVに帯電した。
一方、用紙2側は+2kVに帯電した。
【0037】電気抵抗値を1011Ωcm以下の材料で加工
した用紙搬送ガイドでは、最小でも−200Vの帯電で
あった。電気抵抗値1011Ωcm程度の材料は、導電処理
していない材料と同等の成形加工で実現できる。
【0038】図12に用紙案内ガイドの電気抵抗値とラ
ップ率の関係を示す。図に示すように、電気抵抗値が1
15Ωcmの場合、ラップ率は約14%あったが1011Ω
cmの場合ラップ率は0%となり感光体への巻き付きが全
く無くなり、良好な転写性能も得ることができた。
【0039】2種類の転写ベルトの表面粗さを図13及
び図14に示す。図13は表面粗さがRmax6μmの
転写ベルトと、図14は表面粗さRmax4μm以下の
転写ベルトの表面凹凸状況である。これらの表面粗さの
転写ベルトを用いたの転写装置の評価結果を、図15に
示す。同図より、6μm以上のRmax表面粗さの転写
ベルトでは、ラップ頻度が高くなることがわかる。従っ
て、転写ベルトの表面粗さはRmax5μm以下である
ことが必要である。
【0040】
【発明の効果】誘電体ベルトを用いた転写方式を用いた
転写装置において、用紙ガイドを体積抵抗値1011Ω
cm以下になるように導電処理したことにより、用紙とプ
ラスチック製用紙ガイドとの摩擦接触で用紙がプラス極
に帯電する量が低減され、安定した高画質転写が可能に
なる。また、表面粗さRmax5μm以下の誘電体ベルトを
用いることによって、用紙をベルトに確実に静電吸着さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト転写装置を備えた電子写真装置
の概略断面図である。
【図2】図1のレジストレ−ション、転写部及び定着部
の概略斜視図である。
【図3】図2の転写部の構成を説明する図である。
【図4】転写ニップ部の拡大図である。
【図5】感光ドラムと誘電体ベルト間の速度比とラップ
率の関係を説明する図である。
【図6】誘電体ベルトの速度制御の説明図である。
【図7】図6に示す各位置とベルト速度との関係図であ
る。
【図8】レジストロ−ラの速度制御の説明図である。
【図9】図8に示す各位置とベルト速度との関係図であ
る。
【図10】用紙案内ガイドの配置図である。
【図11】用紙案内ガイドの電気抵抗値と用紙帯電量の
関係図である。
【図12】用紙案内ガイドの電気抵抗値とラップ率の関
係図である。
【図13】Rmax6μmの転写ベルトの表面粗さ測定
結果である。
【図14】Rmax4μmの転写ベルトの表面粗さ測定
結果である。
【図15】転写ベルトの表面粗さとラップ率の関係図で
ある。
【符号の説明】
1…ホッパ、2…用紙、3…感光ドラム、4…光学系、
5…現像器、6…誘電体ベルト、7…ベルト転写装置、
8…コロナ帯電器、9…定着装置、10−−スイッチバ
ック部、11…ゲ−ト、12…D面搬送路、13…レジ
ストロ−ラ、14…駆動系A、15…駆動系B、16…
駆動プ−リ、17…駆動系C、18…搬送ロ−ラ、19
…前ガイド、20…補助シャフトA、21…補助シャフ
トB、22…−帯電器、23…ファ−ブラシ、24…バ
イアスロ−ラ、25…用紙搬送ガイドA、26…用紙搬
送ガイドB、27…用紙搬送ガイドC、30、32…制
御装置。
フロントページの続き (72)発明者 三輪 正人 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日立工機株式会社内 (72)発明者 宇野 和夫 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日立工機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−106530(JP,A) 特開 昭63−58387(JP,A) 特開 昭64−60545(JP,A) 特開 平4−172375(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/00 510

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像にトナ−を付着させ可視化した感
    光体と、この感光体に当接して回転する無端状の誘電体
    ベルトと、この誘電体ベルトを回転させる手段と、この
    誘電体ベルトの内周側に配置したコロナ帯電器とを備
    え、前記誘電体ベルトに静電吸着した用紙を前記感光体
    上のトナ−を用紙に転写する転写部に搬送し、トナ−を
    用紙に転写させる電子写真装置のベルト転写装置におい
    て、用紙先端部が転写部を通過するまで用紙速度を感光
    体速度より遅く設定し、用紙先端部が転写部を通過した
    後は用紙速度と感光体速度を同速とする用紙速度制御を
    行う用紙速度遅延手段を備えることを特徴とする電子写
    真装置のベルト転写装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、用紙速度の制御を
    誘電体ベルトの速度制御で実施することを特徴とする電
    子写真装置のベルト転写装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のいずれかに記載の電子写
    真装置のベルト転写装置において、表面粗さRmax5μm
    以下の誘電体ベルトを用いたことを特徴とする電子写真
    装置のベルト転写装置。
  4. 【請求項4】静電潜像にトナ−を付着させ可視化した感
    光体と、この感光体に当接して回転する無端状の誘電体
    ベルトと、この誘電体ベルトを回転させる手段と、この
    誘電体ベルトの内周側に配置したコロナ帯電器とを備
    え、誘電体ベルトに静電吸着した用紙を感光体上のトナ
    −を用紙に転写する転写部に搬送し、トナ−を用紙に転
    写させるベルト転写装置と、このベルト転写装置に用紙
    を搬送する搬送ロ−ラをとを備える電子写真装置におい
    て、用紙を転写部直前まで搬送後に搬送ロ−ラの回転速
    度を感光体の回転速度より遅く設定する用紙速度遅延手
    段を備えることを特徴とする電子写真装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載において、前記用紙速度遅延
    手段は用紙先端部が転写部を通過するまで用紙速度を感
    光体速度より遅く設定し、用紙先端部が転写部を通過し
    た後は用紙速度と感光体速度を同速とする用紙速度制御
    を行うものであって、前記用紙速度の制御を搬送ロ−ラ
    速度の速度制御で行うことを特徴とする電子写真装置。
  6. 【請求項6】感光体と、感光体に当接して回転する無端
    状の誘電体ベルトとを備えた転写装置と、転写装置によ
    り用紙に転写した感光体上のトナ−を用紙に定着する定
    着装置と、用紙を搬送する用紙搬送系とを備えた電子写
    真装置において、転写装置として請求項1乃至3のいず
    れかに記載のものを用い、用紙搬送系の用紙搬送ガイド
    の体積抵抗値を1011Ωcm以下になるように導電処理し
    たことを特徴とする電子写真装置。
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