JP3020699U - 蚊取り線香の自動消火具 - Google Patents

蚊取り線香の自動消火具

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JP3020699U
JP3020699U JP1995006517U JP651795U JP3020699U JP 3020699 U JP3020699 U JP 3020699U JP 1995006517 U JP1995006517 U JP 1995006517U JP 651795 U JP651795 U JP 651795U JP 3020699 U JP3020699 U JP 3020699U
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mosquito coil
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mosquito
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JP1995006517U
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Inventor
康 青木
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宮崎県産品販売株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望する位置で消火でき、かつ再着火が容易
に行える蚊取り線香の自動消火具を提供すること。 【構成】 渦巻状の蚊取り線香1の芯3部分に嵌合可能
な角筒状の消火具本体2を有し、この消火具本体2は前
記芯3の所望する位置に接触状態で保持されるように構
成したことにある。芯に着火すると徐々に燃焼して蚊取
り線香の中心部方向に向かうが、消火具本体2の位置に
到達すると、芯3の周囲が角筒状の消火具本体2によっ
て囲繞されているため、酸素が欠乏状態となって自動的
に消火され、消火された芯3の端部が炭化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、渦巻状の蚊取り線香の自動消火具に関する。
【0002】
【従来の技術】
渦巻状の蚊取り線香は、その芯の端部に着火すると、完全に燃え尽きるまでに 7時間ないし8時間を要するが、これを、例えば1、2時間で消したい場合には 線香を途中で折り、折った線香を蚊取り線香用のスタンドの切り欠き部に差し込 むことによって支持している。 また、折らない場合、例えばクリップや金属製の洗濯ばさみ等で芯の途中を挟 むことにより、その挟んだ位置で蚊取り線香が消えるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように折った線香をスタンドの切り欠き部に差し込んだ だけでは、燃焼が切り欠き部まで到達すると、落下してしまう。 また、切り欠き部に達しない途中までの燃焼の際でも、バランスを失って風や 震動等により、燃焼途中の蚊取り線香がスタンドから落下することが多く、この ために場合によっては床を焦がしたり、火災の原因となったりしている。
【0004】 上記のような火災等の危険回避のため、蚊取り線香を折らないで使用し、一晩 中蚊取り線香を燃焼することがあるが、室内の広さや室内の密閉度合によっては 煙が充満し、そのために健康に悪影響を及ぼすことがある。
【0005】 また、クリップを用いて蚊取り線香を挟み込むと、クリップが変形してしまい 、クリップを元の形に戻すのに手間を要し、かつ挟み込む力が弱いので落下しや すい。
【0006】 洗濯ばさみを用いて挟んだものでは、大きい洗濯ばさみに対して、何らかの動 作の際に人が触れたり、物が当たったりすることがあり、その際に蚊取り線香が 折れることが多々あった。
【0007】 さらに渦巻状の蚊取り線香は芯間の隙間が狭いために、クリップや洗濯ばさみ では挟みにくいという事情がある。 本考案は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、蚊 取り線香の芯の所望する位置で消火でき、燃焼時間を設定でき、かつ再着火が容 易に行える蚊取り線香の自動消火具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、 渦巻状の蚊取り線香の芯部分に勘合可能な消火具本体を有し、この消火具本体 は前記芯の所望する位置に接触状態で保持されることを特徴としている。
【0009】 請求項2の考案は、 前記消火具本体は、金属板状体によって形成された筒状体であることを特徴と する請求項1記載の蚊取り線香の自動消火具とを備えている。
【0010】 請求項3の考案は、 前記消火具本体は、金属板状体によって形成されたコ字状体であることを特徴 とする請求項1記載の蚊取り線香の自動消火具とを備えている。
【0011】 請求項4の考案は、 前記消火具本体は、蚊取り線香の芯に嵌合する筒状部と、この筒状部に設けら れスタンドに支持された蚊取り線香を略水平状態に支持する支持脚とから構成さ れている。
【0012】
【作用】
本考案によれば、上記構成を採用した結果、次のような作用が生じる。 すなわち、請求項1の考案によれば、消火具本体は、所望する位置に接触状態 で保持されるので、前記所望する位置で消火できる。また、消火具により消火さ れたとき、芯はある程度炭化されてから消火される。このため、再着火を容易に 行える。
【0013】 請求項2の考案によれば、前記消火具本体は、金属板状体によって形成された 筒状体であるので、渦巻状の蚊取り線香を縦に使用したときでも消火具本体は脱 落せず、良好に消火を行える。
【0014】 請求項3の考案によれば、前記消火具本体は、金属板状体によって形成された コ字状体であるので、芯の途中への装着が容易であり、しかも蚊取り線香の渦巻 き中央部の曲率半径が小さい部分においても使用可能である。 請求項4の考案によれば、蚊取り線香が湿気を含んでも垂れ下がることはなく 、略水平状態に支持できる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を図面に基づいて説明する。 図1および図2は第1の実施例を示し、図1は蚊取り線香に自動消火具を取り 付けた時の状態を示し、図2は消火具本体を示す。
【0016】 渦巻状の蚊取り線香1に取り付けられる消火具本体2は不燃材料、例えば金属 板状体を折り曲げることにより蚊取り線香1の芯3に嵌合可能に角筒状に形成さ れている。
【0017】 蚊取り線香1の中心部側の端部には差込み穴4が設けられ、この差込み穴4に 蚊取り線香用のスタンド5の差込み片6を差込むことにより、蚊取り線香1は略 水平状態に支持される。
【0018】 前記消火具本体2は蚊取り線香1の芯3の先端部3aから芯3に嵌合すること により、芯3の任意の位置に接触状態で保持することができる。したがって、芯 3の先端部3aに着火すると、芯3は徐々に燃焼して蚊取り線香1の中心部方向 に向かうが、消火具本体2の位置に到達すると、芯3の周囲が角筒状の消火具本 体2によって囲繞されているため、酸素が欠乏状態となって自動的に消火され、 消火された芯3の端部が炭化する。
【0019】 したがって、消火具本体2を蚊取り線香1の芯3の消火したい位置に嵌合する ことにより、蚊取り線香1を任意の位置で消火させることができる。すなわち、 蚊取り線香1を短時間で消したい場合には、芯3の先端部3aの近くに消火具本 体2を位置すればよく、長時間燃焼したい場合には芯3の先端部3aから遠い位 置に位置すればよい。この場合、蚊取り線香1の芯3に例えば1時間毎に目盛1 a〜1eを付すことにより、消火具本体2を目盛1a〜1eに合わせてセットす ることができ便利である。
【0020】 また、本実施例によれば、芯3に角筒状の消火具本体2を嵌合することにより 、蚊取り線香1を縦方向にしても消火具本体2が芯3から落下することはなく、 蚊取り線香1を携帯用ケースに縦方向に入れて携帯する場合においても適用でき る。
【0021】 また、第1の実施例の消火具本体2に支持脚2aを設けることにより、スタン ドに支持された蚊取り線香1の芯3が湿気を含んでも垂れ下がることはなく、略 水平状態に支持できるという効果がある。
【0022】 図3は第2の実施例を示し、金属製の板状体をコ字状に折曲して形成した消火 具本体7を示す。本実施例の消火具本体7によれば、蚊取り線香1の芯3の先端 部3aから芯3に嵌合する必要はなく、芯3の途中の消火したい位置に係合させ ることにより、芯3に対して消火具本体7を接触状態で保持することができる。 この消火具本体7によれば、蚊取り線香1の渦巻き中心部近傍の曲率半径の小さ い部分でも着脱可能である。
【0023】 図4は第3の実施例を示し、蚊取り線香1を支持するスタンド8を示す。この スタンド8は金属製の一枚の比較的柔らかい板状体より構成されている。このス タンド8は、平板状のベース9を有しており、ベース9の周縁部には立上り部1 0が形成されて補強されている。ベース9の中央部には切り起して略垂直に立設 した支持片11が設けられ、この支持片11には蚊取り線香1の差込み穴4に差 し込む差込み部12と芯2を支承する支承部13が設けられている。
【0024】 また、ベース9の一端部にはミシン目等によって切取り線14が設けられ、こ の切取り線14を介して矩形状の金属プレート15が連設されている。したがっ て、金属プレート15を手指によってつまみ、切取り線14を支点として、山折 り、谷折りを数回繰り返すことによって切取り線14が破断され、ベース9から 金属プレート15を切り離すことができる。
【0025】 切り離した金属プレート15を手指によって折曲または丸めることにより、角 筒状あるいは円筒状の消火具本体を形成することができる。したがって、蚊取り 線香に消火具本体をセットとして販売する必要がなく、ユーザが好みの形状の消 火具本体を製作することができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、蚊取り線香を所望する位置で消火で き、燃焼時間を設定でき、かつ再着火が容易に行える蚊取り線香の自動消火具が 提供できる。請求項2によれば、蚊取り線香を縦方向にしても消火具本体が芯か ら落下することはなく、蚊取り線香を携帯用ケースに縦方向に入れて携帯する場 合においても適用できる。請求項3によれば、芯の途中の消火したい位置に簡単 に係合させることができ、蚊取り線香の渦巻き中心部近傍の曲率半径の小さい部 分でも着脱可能である。請求項4によれば、消火具本体に支持脚を設けることに より、スタンドに支持された蚊取り線香の芯が湿気を含んでも垂れ下がることは なく、略水平状態に支持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す蚊取り線香に自動
消火具を取り付けた時の状態の斜視図。
【図2】同実施例の消火具本体の斜視図。
【図3】本考案の第2の実施例を示す消火具本体の斜視
図。
【図4】本考案の第3の実施例を示すスタンドの斜視
図。
【符号の説明】
1…蚊取り線香、2…消火具本体、3…芯、5,8…ス
タンド、9…ベース、14…切取り線、15…金属プレ
ート。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻状の蚊取り線香の芯部分に嵌合可能
    な消火具本体を有し、この消火具本体は前記芯の所望す
    る位置に接触状態で保持されることを特徴とする蚊取り
    線香の自動消火具。
  2. 【請求項2】 前記消火具本体は、金属板状体によって
    形成された筒状体であることを特徴とする請求項1記載
    の蚊取り線香の自動消火具。
  3. 【請求項3】 前記消火具本体は、金属板状体によって
    形成されたコ字状体であることを特徴とする請求項1記
    載の蚊取り線香の自動消火具。
  4. 【請求項4】 前記消火具本体は、蚊取り線香の芯に嵌
    合する筒状部と、この筒状部に設けられスタンドに支持
    された蚊取り線香を略水平状態に支持する支持脚とから
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の蚊取り
    線香の自動消火具。
JP1995006517U 1995-06-29 1995-06-29 蚊取り線香の自動消火具 Expired - Lifetime JP3020699U (ja)

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