JP3020674U - 安眠マクラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 就寝時に頚椎症やムチ打ち症等による神経症
状を緩和し、五十肩の人の夜間痛を防止する態勢に頭
部、首、肩背部を安定させる安眠マクラを提供する。 【構成】 頭と首を支えるマクラ（１）を、肩背部と肩
関節を支える為のマクラ（２）に取り付けるように構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、就寝時に頚椎症やムチ打ち症等による神経症状を緩和し、五十肩の 人の夜間痛を防止する態勢に頭部、首、肩関節を安定させる安眠マクラに関する ものである。

頚椎症やムチ打ち症等により上肢にシビレ等の神経症状を認める人がマクラの 不適合の為症状が悪化したり、五十肩の人が肩関節の捻れ等の不良肢位によって 痛みが増強することがある。

そこで本案はこれらの症状を改善する為になされたもので、これを図面につい て説明すれば頚部と頭部を支えるマクラ（１）を、肩背部と肩関節を支える為の マクラ（２）に取り付けるように構成されたものであり、これを図２のように使 用する。

本案は以上のような構造であるから首、頭が常にマクラ（１）に安定した態勢 に収まり、肩関節がマクラ（２）によって内側に支える為、神経の出口である神 経孔が開き、神経が弛んだ状態となって頚椎症やムチ打ち症等による神経症状を 緩和する。

又、頭を横に向けてもマクラ（１）の外端部が鎖骨と頬にはさまって安定し、 五十肩の人は腕が外旋する時に起こる肩関節の捻れが生じず夜間痛を防止できる 。更にこのような症状のない人でも、頭、首、肩背部、を均等に支えるから快適 であり、肩口が密着して冷えない。

以上のような構造のものは、綿、スポンジ、エアークッション、そばがら、プ ラスチック等、種々の素材で、あるいは、組み合わせて作成出来、又、マクラ（ １）、（２）を分離して使用したり、高さの調節の為にもうひとつのマクラを併 用できる。

尚、マクラ（１）を、症状の強い人では首を全週するように作成したり、首が 暑苦しく感じる人では円形を広くするか、棒状にしたり、マクラ（２）を半円形 にする等、形状についての、又、磁石やツボ刺激用の突起、マクラ（２）の角度 を調節する紐（３）等、付属品の応用が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案を使用したときの図面である。

【符号の説明】

１マクラ ２マクラ ３紐

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 頚部、及び頭を支える円状の窪みをもう
   けたマクラ（１）と両肩を内側にささえる、くの字状の
   マクラ（２）によって構成された寝具