JP3020405B2 - 光静電誘導サイリスタ - Google Patents

光静電誘導サイリスタ

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JP3020405B2
JP3020405B2 JP6045728A JP4572894A JP3020405B2 JP 3020405 B2 JP3020405 B2 JP 3020405B2 JP 6045728 A JP6045728 A JP 6045728A JP 4572894 A JP4572894 A JP 4572894A JP 3020405 B2 JP3020405 B2 JP 3020405B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光静電誘導サイリスタ
に関し、特に電力用半導体スイッチとして好適な埋込ゲ
ート型光静電誘導サイリスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力用半導体スイッチとして高耐
圧のサイリスタ、トランジスタ等が広く使用されている
が、最近、光でトリガとクンチが可能な電力用半導体
スイッチとして光静電誘導サイリスタが開発され、使用
されるようになった。光静電誘導サイリスタの耐圧を向
上させ安定化するために、埋込ゲート型静電誘導サイリ
スタが開発された。埋込ゲート型光静電誘導サイリスタ
の特性を更に改善するため、例えば特公平5−5086
1号公報に開示されているように、多くの提案がなされ
ている。
【0003】図3は従来の埋込ゲート型光静電誘導サイ
リスタの一例の断面図である。N- 型ベース領域1の下
面にP+ 型アノード領域2を設け、上面にN+ 型カソー
ド領域3を設ける。アノード領域2とカソード領域3と
の中間のN- 型ベース領域1にP+ 型ゲート領域5と複
数個のP+ 型埋込ゲート領域6を間隔をおいて設ける。
カソード領域3の表面を選択的にマスクしておき、カソ
ード領域3側からメサ・エッチしてゲート領域5を露出
させる。パッシベーション膜10を化学的気相成長(C
VD)法などにより形成し、選択エッチングして電極形
成領域を窓あけした後、カソード領域3の表面に複数個
のカソード電極7を間隔をおいて設け、ゲート領域5お
よびアノード領域2の表面にもそれぞれゲート電極8お
よびアノード電極9を設ける。N- 型ベース領域1の不
純物濃度は約1×1012〜1×1014原子/cm3 、P
+ 型アノード領域2の不純物濃度は約1×1018〜1×
1019原子/cm3 、N+ 型カソード領域3の不純物濃
度は約1×1018〜1×1020原子/cm3 、P+ 型ゲ
ート領域5とP+ 型埋込ゲート領域6の不純物濃度は約
1×1018〜1×1019原子/cm3 である。また、N
+ 型カソード領域3の深さd1 は約5μmである。
【0004】このような構造をもった埋込ゲート型光静
電誘導サイリスタは、例えば次のようにして製造され
る。N- 型単結晶シリコン基板の裏面に拡散またはイオ
ン注入によりP+ 型アノード領域2を設け、表面に拡散
またはイオン注入によりP+ 型ゲート領域5と複数個の
+ 型埋込ゲート領域6を間隔をおいて設ける。CVD
法などによりN- 型シリコン基板の表面にN- 型シリコ
ン層をエピタキシァル成長させる。このN-型シリコン
層とN- 型シリコン基板と合わせてN- 型ベース領域1
とする。これによりP+ 型ゲート領域5とP+ 型埋込ゲ
ート領域6がN- 型ベース領域1の中に埋込まれる。拡
散またはイオン注入によりN- 型ベース領域1の表面に
+ 型カソード領域3を設ける。カソード領域3の表面
を選択的にマスクし、アノード領域2の全表面をマスク
して、ゲート領域5が露出するまでカソード領域3側か
らメサ・エッチまたはベベル・エッチする。SiO2
どのパッシベーション膜10をCVD法などにより形成
し、選択エッチングして電極形成領域に窓をあけた後、
カソード領域3の表面に複数個のカソード電極7を間隔
をおいて設け、ゲート領域5およびアノード領域2の表
面にもそれぞれゲート電極8およびアノード電極9を設
ける。
【0005】このような構造の埋込ゲート型光静電誘導
サイリスタを駆動させる場合、カソード側から光を照射
してトリガーさせる。N+ 型カソード領域3から内部に
入った光によりN- 型ベース領域1に電子−正孔対が発
生する。発生した電子−正孔対の内の正孔は、P+ 型ゲ
ート領域5とP+ 型埋込ゲート領域6に蓄積する。その
結果、P+ 型ゲート領域5とP+ 型埋込ゲート領域6お
よびこれらのゲート領域に挟まれたチャネル領域の電子
に対する電位が低くなり、N+ 型カソード領域3からN
- 型ベース領域1へ注入される電子の量が増加する。ま
た、光により発生する電子−正孔対の内N- 型ベース領
域1付近で発生した電子は、P+ 型アノード領域2とN
- 型ベース領域1とのPN接合付近のN- 型ベース領域
1に蓄積する。その結果、N- 型ベース領域1の正孔に
対する電位が低くなり、P+ 型アノード領域2からの正
孔の注入量が増加する。光で発生した電子−正孔対に加
えて、N+ 型カソード領域3から注入される電子とP+
型アノード領域2から注入される正孔により、チャネル
領域とPN接合付近のN- 型ベース領域1の電位がさら
に低下し、電子、正孔の注入が増加し、埋込ゲート型光
静電誘導サイリスタはターン・オンする。一度ターン・
オンすると、トリガー用光が切られてもサイリスタはオ
ン状態を続ける。ターン・オンし易くするためには、ト
リガー用光の入射量が多い程良い。そのため、光の入射
を妨害しているカソード電極7を複数個に分割し、間隔
をおいて配置して光の入射面積を大きくしているのであ
る。光静電誘導サイリスタをターン・オンさせるに必要
な最低の光強度が光感度である。光感度は、ゲート・ラ
ッチ電流IGLと逆比例関係にあるので、光感度を表す指
標としてゲート・ラッチ電流IGLが用いられる。ゲート
・ラッチ電流IGLが小さい程光感度が高いということに
なる。ここで、ゲート・ラッチ電流IGLとは、ゲートを
順バイアスしたときゲートをラッチングさせる最小のゲ
ート電流である。
【0006】ターン・オンした埋込ゲート型光静電誘導
サイリスタをターン・オフさせるにはホトトランジスタ
とMISFET(ともに図示せず)を使用する。MIS
FETのソースを光静電誘導サイリスタのゲート電極8
に接続し、MISFETのゲートにホトトランジスタの
コレクタ(またはエミッタ)を接続しておき、ホトトラ
ンジスタをクンチ用光で照射してホトトランジスタを
導通させ、オン状態にする。すると、ホトトランジスタ
はMISFETのゲートに電圧を印加してMISFET
を導通させ、オン状態にする。MISFETは、P
ゲート領域5に蓄積していた正孔をMISFETを通し
て引き抜く。その結果、P型ゲート領域5とP型埋
込ゲート領域6の電子に対する電位が高くなり、N
カソード領域3からN型ベース領域1への電子の注入
が阻止され、PN接合付近のN型ベース領域1の電位
が高くなり、P型アノード領域2からの正孔の注入が
阻止され、埋込ゲート型光静電誘導サイリスタはターン
・オフする。一度ターン・オフすると、クンチ用光が
切られてもサイリスタはオフ状態を保つ。サイリスタに
急峻な立上り順電圧を加えると、その電圧のピーク値が
定格ピーク繰返しオフ電圧以下であってもサイリスタは
オン状態になることがある。このオフ電圧を印加しても
状態に到らない電圧の上昇率をオフ電圧上昇率と言
い、dv/dtで表し、オフ電圧上昇率の最大値を臨界
オフ電圧上昇率と言い、(dv/dt)cで表す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような埋込ゲート
型光静電誘導サイリスタにおいて、問題となる特性は、
光感度とオフ電圧上昇率(dv/dt)耐量である。光
感度を上げるには、ゲート−カソード間抵抗RGKを大き
くし、空乏層の広がりを大きくすれば良いが、抵抗RGK
を大きくするとゲート−カソード間電位差が大きくな
り、オフ電圧上昇率(dv/dt)耐量が低くなる。逆
に、オフ電圧上昇率(dv/dt)耐量を高くするため
に抵抗RGKを小さくすると、光感度が低下する。このよ
うに、光感度とオフ電圧上昇率(dv/dt)耐量とは
相反する関係にあるので、両者を同時に改善するのは困
難であるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、光感度とオフ電圧上昇率
(dv/dt)耐量とを同時に改善した埋込ゲート型の
光静電誘導サイリスタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一導電型半導
体層からなるベース領域と、このベース領域の一方の面
に設けられた一導電型で前記ベース領域よりも不純物濃
度が高いカソード領域と、このカソード領域の表面に分
割して設けられた複数のカソード電極と、前記ベース領
域の他方の面に設けられた逆導電型アノード領域と、前
記カソード領域とアノード領域との間の前記ベース領域
に接して設けられた逆導電型ゲート領域と、前記カソー
ド領域とアノード領域との間の前記ベース領域に埋込ま
れかつ前記ゲート領域と離れて設けられた逆導電型埋込
ゲート領域とを有する光静電誘導サイリスタにおいて、
前記光静電誘導サイリスタがメサ構造であって、前記
ソード電極の直下から前記アノード領域へ向かって、前
記カソード領域と前記埋込ゲート領域との中間まで伸び
る一導電型カソード伸張領域を、前記分割されたカソー
ド電極間の直下を除く、前記カソード電極直下に形成
し、前記一導電型カソード伸張領域の不純物濃度が前記
ベース領域の不純物濃度よりも高く、かつ前記カソード
領域の不純物濃度と同等かそれよりも高くしたことを特
徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】本発明では、光静電誘導サイリスタをトリガー
する光が照射されないカソード電極の下にのみ高不純物
濃度のカソード伸張領域を設けたので、カソード電極直
下部分のゲート−カソード間抵抗RGKが低下し、オフ電
圧上昇率(dv/dt)耐量が高くなる。また、カソー
ド電極がなくトリガー光で照射されるカソード領域のゲ
ート−カソード間抵抗RGKを高くすることができるの
で、光感度を高くすることができる。すなわち、相反関
係にある光感度とオフ電圧上昇率(dv/dt)耐量と
を同時に改善することができる。
【0013】カソード伸張領域の不純物濃度は、高けれ
ば高い程好ましく、前記カソード領域の不純物濃度は低
ければ低い程好ましい。それ故、カソード伸張領域の不
純物濃度は、前記ベース領域1の不純物濃度よりも高
く、カソード領域の不純物濃度と同等かそれよりも高く
する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の光静電誘導サイリスタの一実
施例の断面図である。この実施例は、図3に示した光静
電誘導サイリスタのカソード電極7の下からP+ 型アノ
ード領域2へ向かって、かつN+ 型カソード領域3とP
+ 型埋込ゲート領域6との中間まで伸びる高不純物濃度
のN+ 型カソード伸張領域4を設けたものである。
【0015】本発明では、光静電誘導サイリスタをトリ
ガーする光が入射しないカソード電極7の下にのみ高不
純物濃度のN+ カソード伸張領域4を設けたので、カソ
ード電極7直下部分のゲート−カソード間抵抗RGKが低
下し、オフ電圧上昇率(dv/dt)耐量が高くなる。
また、カソード電極7が存在せずトリガー光が入射する
カソード領域3のゲート−カソード間抵抗RGKを高くす
ることができるので、光感度を高くすることができる。
すなわち、相反関係にある光感度とオフ電圧上昇率(d
v/dt)耐量とを同時に改善することができる。どの
程度改善されたかの例を本発明品と従来品と対比して表
1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】N+ 型カソード伸張領域4の不純物濃度
は、高ければ高い程好ましいので、可能な限り高濃度に
する。それ故、カソード伸張領域4の不純物濃度は、カ
ソード領域3の不純物濃度と同等かそれよりも高くす
る。また、N+ 型カソード伸張領域4の深さd2 は、埋
込ゲート領域6に接触しない程度に深ければ深い程良
い。さらに、トリガー光で照射されるカソード領域3の
ゲート−カソード間抵抗RGKは高ければ高い程好ましい
ので、カソード領域3の不純物濃度は可能な限り低濃度
にし、N+ 型カソード領域3の深さd1 は、可能な限り
浅く、例えば約2〜3μmにする。
【0018】次に、この実施例の製造方法について説明
する。図2は図1に示す実施例の製造方法を説明するた
めの工程順に示した断面図である。
【0019】まず、図2(a)に示すように、単結晶の
- 型シリコン基板11の裏面に拡散またはイオン注入
によりP+ 型アノード領域2を設ける。表面にSiO2
などでマスク12を設け、窓あけし、拡散またはイオン
注入によりP+ 型ゲート領域5と複数個のP+ 型埋込ゲ
ート領域6を間隔をおいて設ける。
【0020】次に、図2(b)に示すように、マスク1
2を除去し、N- 型シリコン基板11の表面にN- 型シ
リコン層13をCVD法などによりエピタキシァル成長
させ、このN- 型シリコン層13とN- 型シリコン基板
11と合わせてN- 型ベース領域1とする。N- 型シリ
コン層13の不純物濃度はN- 型シリコン基板11の不
純物濃度と同程度にする。これによりP+ 型ゲート領域
5とP+ 型埋込ゲート領域6がN- 型ベース領域1の中
に埋込まれる。
【0021】次に、図2(c)に示すように、N- 型ベ
ース領域1の表面(N- 型シリコン層13の表面)にマ
スク14を設け、窓あけし、拡散またはイオン注入によ
りN+ 型カソード伸張領域4を形成する。N+ 型カソー
ド伸張領域4は、トリガー用光がN+ 型カソード領域3
を邪魔なしで通れるように分割し、間隔をあけて設け
る。N+ 型カソード伸張領域4の不純物濃度は、高けれ
ば高い程好ましいので、可能な限り高濃度にする。ま
た、N+ 型カソード伸張領域4の深さd2 は、埋込ゲー
ト領域6に接触しない程度に深ければ深い程良い。この
実施例では、深さd2 は約10μmにした。
【0022】次に、図2(d)に示すように、マスク1
4を除去し、拡散またはイオン注入によりN- 型ベース
領域1の表面にN+ 型カソード領域3を設ける。N+
カソード領域3の深さd1 は、約2〜3μmにする。
【0023】次に、図2(e)に示すように、 カソー
ド領域3の表面を選択的にマスク15を設け、アノード
領域2の全表面をマスクして、ゲート領域5が露出する
までカソード領域3側からメサ・エッチまたはベベル・
エッチする。
【0024】次に、図1に示すように、マスク15を除
去し、表面にSiO2 などのパッシベーション膜10を
CVD法などにより形成し、カソード伸張領域4とゲー
ト領域5の表面が露出するように選択エッチングして電
極形成領域を窓あけした後、カソード伸張領域4の表面
及びゲート領域5の表面にそれぞれカソード電極7、ゲ
ート電極8を設ける。また、アノード領域2の表面にア
ノード電極9を設ける。このようにして、本発明の光静
電誘導サイリスタの一実施例が製造される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、光静
電誘導サイリスタをトリガーする光が照射されないカソ
ード電極の下にのみ高不純物濃度のカソード伸張領域を
設けてカソード電極直下部分のゲート−カソード間抵抗
GKを低下させ、トリガー光で照射されるカソード領域
のゲート−カソード間抵抗RGKを高くすることができる
ので、光感度とオフ電圧上昇率(dv/dt)耐量とを
同時に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光静電誘導サイリスタの一実施例の断
面図である。
【図2】図1に示す実施例の製造方法を説明するための
工程順に示した断面図である。
【図3】従来の埋込ゲート型光静電誘導サイリスタの一
例の断面図である。
【符号の説明】
1 N- 型ベース領域 2 P+ 型アノード領域 3 N+ 型カソード領域 4 N+ 型カソード伸張領域 5 P+ 型ゲート領域 6 P+ 型埋込ゲート領域 7 カソード電極 8 ゲート電極 9 アノード電極 10 パッシベーション膜

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型半導体層からなるベース領域
    と、このベース領域の一方の面に設けられた一導電型で
    前記ベース領域よりも不純物濃度が高いカソード領域
    と、このカソード領域の表面に分割して設けられた複数
    のカソード電極と、前記ベース領域の他方の面に設けら
    れた逆導電型アノード領域と、前記カソード領域とアノ
    ード領域との間の前記ベース領域に接して設けられた逆
    導電型ゲート領域と、前記カソード領域とアノード領域
    との間の前記ベース領域に埋込まれかつ前記ゲート領域
    と離れて設けられた逆導電型埋込ゲート領域とを有する
    光静電誘導サイリスタにおいて、 前記光静電誘導サイリスタがメサ構造であって、前記
    ソード電極の直下から前記アノード領域へ向かって、前
    記カソード領域と前記埋込ゲート領域との中間まで伸び
    る一導電型カソード伸張領域を、前記分割されたカソー
    ド電極間の直下を除く、前記カソード電極直下に形成
    し、前記一導電型カソード伸張領域の不純物濃度が前記
    ベース領域の不純物濃度よりも高く、かつ前記カソード
    領域の不純物濃度と同等かそれよりも高くしたことを特
    徴とする光静電誘導サイリスタ。
JP6045728A 1994-03-16 1994-03-16 光静電誘導サイリスタ Expired - Lifetime JP3020405B2 (ja)

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