JP3020142U - 破捨式衛生水洗便器坐り蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用する毎に新たなカバーとして使用できる
洋式便器の便座カバーを提供することを目的とする。 【構成】 ハード式坐り蓋４は洋式便器の便座である。
可破り坐り蓋１は、ハード式坐り蓋４に取り付けて使用
するカバーであり、複数枚のシートが多層を成して形成
されている。各シートの裏面は粘着性があり、各上下の
シート間で剥がし取り可能で粘着している。固定枠２、
定位粘着テープ３は、可破り坐り蓋１をハード式坐り蓋
４に取り付けるための取り付け用部材であり、これより
可破り坐り蓋１はハード式坐り蓋４に取り付けられ、使
用毎に最上層のシートを剥がし取って使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、一種の専ら坐り式水洗便器（洋式便器）の使用に供応する衛生隔離 坐り蓋（便座カバー）で、それは人々に水洗便器を使用する度毎に一つの真新し い衛生的な隔離坐り蓋（便座カバー）を供応し、もって伝染疾病の蔓延を防止す る。また、人間が坐り蓋（便座）を使わずに水洗便器上にしゃがみ込んで便所の 水洗便器の使用ミスをきたすのを免除するものである。

【０００２】 それは一つの挟持枠を枠上に設けて一度に一枚の坐り蓋紙を破捨てできる束（ 層）をなす坐り蓋があり、並びにそれを定位して水洗便器にはめている。 または自粘性可破捨て坐り蓋を複数枚重ね合わすように設計して、それを直接 ハード式坐り蓋（洋式便器の便座）のうえに貼りまたは束全体を壁上に掛け及／ 亦ロール式に製成できて一回毎に一枚破りとって使用する。

【０００３】 または単一枚折合式携帯型に製作して使用者に供し、使用者に使用する度毎に 気軽く破り捨てまたは一枚破りとって次ぎの衛生で清浄隔離した坐り蓋を使用で きるのを特徴とするものである。

【０００４】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

坐式水洗便器は素敵で、衛生、美観及び臭味を発生しない種々な優点と特性を もつので、故に顧る現代家庭から好まれている。

【０００５】 一般から云えば進歩した国家の建築物において、全てが既に衛生水洗便器を取 付けている。但し、家庭において、または公共場所の便所を問わず、水洗便器は 別に個人専用の水洗便器ではない。それはすべてが大勢の者が共同で一つの水洗 便器を使用する形態が大多数で、特に公共場所の公用便所の水洗便器は、当然多 数者の共同使用である。

【０００６】 ここに多種の疾病は接触伝染病に属し、例えば皮膚病、疥癬等で、特に性病ま たは現時点における最も騒しいＡＩＤＳ伝染病等が原因で、自家の便所の水洗便 器でなければ安心して使用できないと考え、または公共場所の水洗便器は皆の者 が遠慮して、水洗便器の坐り蓋に坐り込んで用をたすことさえ恐れる。

【０００７】 故に使用者は致し方なく水洗便器の坐り蓋（便座）を上へあげて水洗便器の上 にしゃがみ込んで用をたす。但しその行為は水洗便器としてその原来の設計の用 意及び使用価値を失い、用をたす者として水洗便器を使用する素敵及び便利を楽 しむこともできず、更に容易に便所をよごしたり及び使用者の心理的不安を買い 、それは針の柔絨（筵）に坐ると形容してよい程である。

【０００８】 考案者は、多年建築物の修繕の経験により、殆どの水洗便器は皆の人達と云っ てよい程衛生を考慮して水洗便器の坐り蓋に坐って用をたすのを放棄し、むしろ 苦痛を忍んで空中爆弾にも似た用のたし方をしている。これに鑑み、考案者をし てこの一つの専ら坐式水洗便器の使用に供応する衛生的に隔離できる坐り蓋を研 究するようにと促したものである。

【０００９】 本考案の課題は、人々に安心して衛生的な水洗便器を使用させ、それも使用す る度毎にすべて一つの真新しい隔離坐り蓋を使えるようにして、もって疾病の伝 染を防止し、並びに人々が坐り蓋の使用を見捨てて水洗便器上にしゃがんで用を たすと云うような行為を避けることができる可破り捨て坐り蓋（便座カバー）を 提供することである。

【００１０】

【課題を解決するための手段及び作用】

本考案は、一つの挟持枠でもって挟持するように設計したのを除き、一度に一 枚の坐り蓋紙（便座カバーの各シート）を破り捨て並びに水洗便器坐り蓋にはめ て束（層）をなす坐り蓋となるようにすることができる。または積畳型自粘性可 破り捨て坐り蓋となるように製作することができ、それを直接ハード式坐り蓋（ 洋式便器の便座）上に粘着でき、使用者が使用前に一枚破り捨てて（剥がし取っ て）使用する。または束（層）をなす坐り蓋（上記製作した積畳型自粘性可破り 捨て坐り蓋）を壁上にかけて、使用者が使用前に、壁上に掛けてあるところから 一枚裂きとり（剥がし取り）、一枚の坐り蓋（便座カバー）を取得してハード式 坐り蓋上に舗装（貼り付け）して使用できるようにしたものである。または、積 畳型ではなく、ロール式に設計製成して、使用者が（ロール状に巻かれた便座カ バーを）箱の中から引出し、一枚裂取ってハード式坐り蓋上に舗装して使用でき るように供応する。別に、本考案は、可畳式携帯型に製成できて外出者の使用に 供応する。本考案は人々に一回使用する時に気軽に一枚の衛生で清浄の隔離坐り 蓋を提供するのをその特徴とする。

【００１１】

【実施例】

以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図１、２、３で示すように、本考案の一実施例である挟枠式の主要は、可破り 坐り蓋１、固定枠２及び定位粘着テープ３等で組成する。可破り坐り蓋１は、紙 または薄ゲル片でハード式坐り蓋（洋式便器の便座）に似たようなサイズで製作 される。それは併せて各一枚の裏面に自粘ゲルの多数枚を畳貼りてなる。（尚、 可破り坐り蓋１を構成する各１枚のシートは、紙、薄ゲル片に限らなくとも良く 、例えばビニールシートであっても良い） 可破り坐り蓋１の内外縁は共に円弧導角１１、１２を設けて、それをしてハー ド式坐り蓋４上に舗装して円く柔らかい弧面となる。その各一枚の可破り坐り蓋 １の基端部に二筋の平行な開き槽１３、１４を設け、並びに開き槽端に一筋の相 通じる破断線１５を設け、その坐り蓋１をしてその破断線１５から裂断できるよ うになっている。他の一固定枠２は、それは一つのコ形枠に近いもので、その底 端は一つの逆ホック体２１で、それは上に向いて二つの貫通孔２２を設けており 、一組の雄リベット２３、雌リベット２５及びワッシャー２４を含むものとによ り、前記の貫通孔２２及び可破り坐り蓋１の貫通孔１６を貫通して、而して可破 り坐り蓋１を固定枠２の上方に固定し、一つの空間を形成するのに用い、ハード 式坐り蓋４をしてその空間内に置入れられるようにし並びにその逆ホック体２１ でもってホック定位する。

【００１２】 図１で示すように、その可破り坐り蓋１の一角に引裂き片１７を設けていて、 それで用をたすものが気軽に引裂き片１７より可破り坐り蓋１を一枚裂き上げ、 別に可破り坐り蓋１の前端裏面に一筋状粘着テープを設けて、固定枠に固定定位 した後にそのハード式坐り蓋４にはめ入れた後に、その粘着テープ３の両端でハ ード式坐り蓋４を回って互いに粘着し定位を強化して、可破り坐り蓋１の移位を 防止し、人々が使用する度毎に気軽に一枚破り捨て並びに一枚の衛生で清浄な隔 離坐り蓋を得ることができるのがその特徴である。

【００１３】 図４、５で示すように、本考案はまた簡単型に製成できる。主要は、その形状 を例えばハード式水洗便器坐り蓋（洋式便器の便座）のようにして、各一枚の裏 面に、引裂後（剥がした後）に又粘着できる粘着ゲルの衛生可破り坐り蓋１を互 いに畳重ねで粘着しているのが付いており、その衛生で可破り坐り蓋１の上にそ れぞれ一枚の上にすべて一つの引裂き片１７を設けており、使用時はその束にな っている衛生坐り蓋を包装底板５内から束の坐り蓋１の最上層の一枚を破りとり 並びに直接ハード式水洗便器上に粘着する。本考案の設計も亦それをして使用時 にその衛生坐り蓋１をその包装底板５上から取り下げ、而して僅かにその包み外 層のＰＶＣ（ポリ塩化ビニール）を破り捨て、而して衛生で可破り坐り蓋１と包 装底板５と共にその包装底板５上の預留孔５１からそれを全体で壁に掛けて、使 用者は便所を使用する前に壁の上から衛生坐り蓋を一枚破りとりハード式坐り蓋 に舗装して使用する。即ち図５で示す通りである。

【００１４】 図６は、本考案の製品をロール式に製成した実施例の立体外図の表示で、本考 案も亦コンピューター報告用紙またはロール式トイレ用紙のようなロール式に設 計することができる。それは連続式下層紙の上に粘り、同じように引裂後も又可 粘の粘着ゲルの衛生可破り単一枚と連続式底張り６とが互いに粘合したもので、 その上層のものはカッターダイスで圧え切りその形状はハード式水洗便器坐り蓋 の衛生可破り坐り蓋１で、並びに回り方式でロール式に巻き、且つロール箱内に 置けるようにして使用者が引き出し並びに引裂き片１７から引裂きハード式坐り 蓋に粘付けて使用する。用をたした後はその使用後の衛生可破り坐り蓋１をハー ド式水洗便器の坐り蓋から取下げてゴミ箱の中に放棄すればよい。

【００１５】 図７は、本考案の製品を単一枚に製成して単一枚折合式携帯型にした実施例立 体外観図である。同図で示すのを参照すると、本考案は連続式または単一枚式積 畳み畳合せ方式に製作できる。故にそれも亦その衛生坐り蓋の製作に適合し各一 枚の底板は折合式携帯型で、それは各一枚の裏面に引裂後にも又可粘着の粘着ゲ ルの衛生可破り坐り蓋１底部があり単独で一枚の底紙１８が付いているものであ る。それは折畳線１９に沿って対角に折れるので体積が非常に小さく而も携帯に 便利であるものである。（つまり、同図に示すように折畳線１９に沿って折り畳 むことで非常に小さく携帯に便利なものとなる）。

【００１６】

【考案の効果】

以上述べたように、本考案によれば、使用する毎に一つの真新しい洋式水洗便 器の坐り蓋を使えるようにして、大勢の人間が使用する公共の便所であっても衛 生的に洋式便器を使用できるようにし、もって疾病の伝染を防止し、人々に安心 して水洗便器を使用させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例立体外観図である。

【図２】本考案の分解立体外観図である。

【図３】本考案の図１に示す実施例の細部分解立体図及
び部分解剖面立体外観図である。

【図４】本考案実施例の束になっている製品の立体外観
図である。

【図５】本考案の図４で示す製品を束にして壁に掛けて
ある実施例の立体外観図である。

【図６】本考案の製品をロール式に製成した立体外観図
である。

【図７】本考案の製品を単一枚に製成して単一枚折合式
携帯型にした実施例立体外観図である。

【符号の説明】

１ 可破り坐り蓋 １１ 円弧導角 １２ 円弧導角 １３ 開き槽 １４ 開き槽 １５ 破断線 １６ 貫通孔 １７ 引裂き片 １８ 底紙 １９ 折畳線 ２ 固定枠 ２１ 逆ホック体 ２２ 貫通孔 ２３ 雄リベット ２４ ワッシャー ２５ 雌リベット ３ 定位粘着テープ ４ ハード式坐り蓋 ５ 包装底板 ５１ 預留孔 ６ 連続式底張り

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一種の「破捨式衛生水洗便器坐り蓋層」
   で主要は下記の組合部材で組成される：束をなす破捨て
   可能の坐り蓋層で、その破捨て可能の坐り層はそれは紙
   または薄ゲル片でもってハード式坐り蓋のようなサイズ
   に裁成し、それも併せて各一枚の裏面に自粘ゲルの多数
   枚を粘り畳んでなるのを設け、且つその破り捨て坐り蓋
   層の内外縁にはすべて弧円導角を設けている、その各一
   枚の可破り棄て坐り蓋の基台部端に近いところに二筋の
   平行な開槽を設けており、並びに開き槽端を一筋の互い
   に通じる破裂線に設け、その坐り蓋層の単一枚はその破
   裂き線から破裂き、坐り蓋層の一角に設けてある破裂き
   片から破り始める；一つの固定枠、それは一つのコ形に
   近い枠で、その底は一つの逆つり体で、上向きに上に一
   つの孔を設け、一組のリベットでワッシャーを含む前記
   の孔及び可破り坐り蓋層の孔を貫通して而して可破り坐
   り蓋層を固定枠の上方に固定し、一つの空間を形成する
   のに用い、並びにハード式坐り蓋をしてその空間に置入
   れられるようにし並びにその逆つり体でもってホック定
   位するもの；一本の粘着ベルト、それは可破り坐り蓋層
   の前端裏面に設け、固定枠に定位して原来のハード式坐
   り蓋にはめ入れた後に、その粘着ベルト両端でもってハ
   ード式坐り蓋をまわりして而して互いに粘り加えて定位
   強化し、それで可破り坐り蓋が移位するのを防止するも
   の。
2. 【請求項２】 実用新案登録請求の範囲第１項で述べた
   ような一種の「破捨式衛生水洗便器坐り蓋」で、その中
   衛生坐り蓋は簡単な形状例えばハード式水洗便器坐り蓋
   に製作できて、而も一枚毎に裏面に裂き開いた後に、又
   も粘着できる貼りゲルの衛生可破り坐り蓋を互いに重ね
   合わせはり合わせて衛生的な可破り坐り蓋となし、使用
   する時は、その束になってある衛生坐り蓋を包装底板上
   から束毎に取下げ並びに直接ハード式水洗便器上にはり
   付けて使用し、亦その衛生坐り蓋を包装底板上から取下
   げずに、僅かにその包装外層ＰＶＣを破り捨て、而して
   束になっている衛生可破り坐り蓋を包装底板と共にその
   包装底板上にある預留孔でその全部を壁上に掛けて使用
   者に提供するもの。
3. 【請求項３】 実用新案登録請求の範囲第１項で述べた
   ような一種の「可破捨て式衛生水洗便器の坐り蓋」で、
   その中その可破り衛生坐り蓋は、亦各一枚毎にその底紙
   の形状をコンピューター報告表紙またはロー式トイレペ
   ーパーのロール式に製作でき、それは連続式で下層紙上
   に張り付け、同じように引き裂いた後に又粘着できる粘
   着ゲルの衛生的な可破り単一枚をその底の一枚と互いに
   張り合わせたもので、その上層はカッターダイスで圧え
   切りその形状はハード式水洗便器のように坐ることので
   きる衛生的な可破り坐り蓋で、並びに巻き方式でロール
   式に巻き、且つそれをロール箱内に置く事ができて、使
   用者が引き出し並びに引裂き片から引裂きハード式坐り
   蓋上に張付けて使用するのに提供するもの。
4. 【請求項４】 実用新案登録請求の範囲第１項で述べた
   ような一種の「破り捨て式衛生水洗便器坐り蓋」で、そ
   の中その可破り衛生坐り蓋も亦、各一枚毎の底紙を可折
   合せ式携帯型にし、それは各一枚の裏面に引裂後に又張
   ることのできる張りゲルの衛生的可破り坐り蓋底部に単
   独の一枚の底紙が付いてあるもので、それは折畳線に沿
   って向い折りして体積も非常に小さく携帯に便利である
   もの。