JP3019649U - 無停電バルブ操作盤 - Google Patents

無停電バルブ操作盤

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JP3019649U
JP3019649U JP1995007139U JP713995U JP3019649U JP 3019649 U JP3019649 U JP 3019649U JP 1995007139 U JP1995007139 U JP 1995007139U JP 713995 U JP713995 U JP 713995U JP 3019649 U JP3019649 U JP 3019649U
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JP
Japan
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uninterruptible
valve
operation panel
power supply
transformer
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JP1995007139U
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Inventor
清 渡辺
Original Assignee
株式会社森田鉄工所
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Abstract

(57)【要約】 [目的] バルブの緊急遮断を行なうにつき、小型でし
かも極めて安価で済み、故障、誤動作の虞のない無停電
バルブ操作盤とする。 [構成] 交流駆動モータによる電動弁に、商用電源の
降圧トランスと単相100Vを出力する無停電電源装置
と、その出力の昇圧トランスと可変周波インバータとを
少なくとも電気的に接続してあることとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は無停電バルブ操作盤、特に交流駆動モータによる電動弁を使用して 水の供給を行なう場合、地震発生等の緊急時に前記した電動弁の閉止動作を行な わせる無停電バルブ操作盤に関する。
【0002】
【考案の背景】
一般的に、上記したようなバルブの緊急遮断の機構は弁体にウェイトを連結 させてあるもので、振動によってそのウェイトが落下することで弁体を閉止する ようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の緊急遮断の機構は装置自体が大がかりとなって大 きな収容スペースを必要とし、また、装置の価格が非常に高額なものとなってし まっていた。
【0004】
【考案の目的】
そこで、本考案は上記した従来の技術の実情、問題点に着目してなされたも ので、かかる問題点を解消して、バルブの緊急遮断を行なうにつき、小型でしか も極めて安価で済み、故障、誤動作の虞のない無停電バルブ操作盤を提供するこ とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る無停電バルブ操作盤は交流駆動モ ータによる電動弁に、商用電源の降圧トランスと単相100Vを出力する無停電 電源装置と、その出力の昇圧トランスと可変周波インバータとを少なくとも電気 的に接続してあることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記した構成としたことにより、電気により最終的にバルブを動作させると しても停電による不作用の虞は一切なく、また、可変周波インバータを用いるこ とで任意にバルブの開閉速度も設定することができ、常時と緊急時の速度を夫々 に設定できることとなる。また、無停電電源装置(UPS)や可変周波インバー タ(VVVF)は汎用のものを用いることで非常に安価なものとすることができ るのである。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案を実施した 無停電バルブ操作盤の簡略した回路図、図2は同じく収容室の正面図、図3は同 じく側面図、図4は同じく操作盤の正面図、図5は同じく搭載状態の正面図、図 6は同じく配水池流入弁に使用する場合の回路図、図7は同じく収容室の正面図 である。
【0008】 これらの図にあって1は無停電電源装置(以下、UPSと称する)であり、 このUPS1には3相200V商用電源2により、単相入力を降圧トランス3に よって100Vに降圧して電流が供給される。このUPS1は整流器4、インバ ータ5、充電器6、蓄電池7が収納されており、常時は整流器4及びインバータ 5を通じて単相100Vが出力されるものとなっている。
【0009】 そして、停電時には蓄電池7が電源となって電力を供給し、少なくとも10 分間以上、定格出力を維持できるようになっている。
【0010】 また、UPS1からの出力は昇圧トランス8によって200Vに昇圧されて 可変周波インバータ(以下、VVVFと称する)9に3相交流10として電源供 給される。このVVVF9は3相交流出力11となって電圧0〜200V、周波 数3〜60Hzの範囲において任意の電圧、周波数を出力できるが、後述する交 流駆動モータ12の特性に合わせて電圧/周波数の比が一定となるように制御さ れる。
【0011】 交流駆動モータ12は電動弁13を開閉するが、その回転速度が常時には全 閉、全開の速度が60秒程度となるようVVVF9の出力が設定されるが、地震 発生等の非常時には地震計14による全閉信号もしくは非常操作スイッチにより VVVF9は前記速度を30秒程度となるよう出力が設定される。
【0012】 さらに、UPS1には、このUPS1自体の故障時のバックアップとして商 用電源2を半導体スイッチ15を用いて無瞬断に切替え供給するバイパス16が 付設されている。
【0013】 また、UPS1及びVVVF9をバイパスして商用電源2をダイレクトに交 流駆動モータ12を作動させる回路17も付設して安全性を確保している。なお 、この回路17への切替は手動制御のみによるスイッチ18、18とされている 。
【0014】 さらに、電動弁13を図6に示すように配水池19からの流入用とする場合 、その配水池19の水位信号20によって上限水位で全開、下限水位で全閉とし 、中間水位ではその値により三段階程度の開度設定となるよう自動的に電動弁1 3の開度、即ち、VVVF9、交流駆動モータ12を制御する。また、図6にお いて、20は弁開度計、21はポテンショメータを示している。
【0015】 上記した回路構成を搭載したバルブ操作盤22は、例えば高層住宅における 貯水タンク用等比較的小規模の場合、図2、図3として示す収容室23に収容さ れ、図5に示すように電動弁13に搭載されることとなる。この収容室23は窓 24を形成して内部を監視できるようにした扉25を備え、屋外設置の場合は屋 根26も取り付けられる。
【0016】 窓24からは操作盤22が見えるようになっており、この操作盤22には回 路17への切替スイッチ18、18の操作子27、バックアップバイパス16の 切替用の半導体スイッチ15の操作子28及び開スイッチ29、閉スイッチ30 、停止スイッチ31が並設されている。また、32a〜32cは作動状態を示す LEDを使用したCTRであり、全開、全閉、故障を示す。
【0017】 また、図7は配水池19の流入用とした場合の収容室33を示しており、こ の収容室33は操作室としての作用もできるよう所定の高さや幅も備えたものと することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係る無停電バルブ操作盤は上述のように構成され、作動するものと なっている。そのため、全体設備として極めて小型のものとなり、スペースを取 ることがなく、価格的に大きな低廉化を図ることができる。しかも、バックアッ プ機構も万全となって誤動作の虞もなく、緊急遮断のみでなく、貯水の水位との 関係で流量調整も弁開度により行なうことが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した無停電バルブ操作盤の簡略し
た回路図である。
【図2】収容室の正面図である。
【図3】収容室の側面図である。
【図4】操作盤の正面図である。
【図5】搭載状態の正面図である。
【図6】配水池流入弁に使用する場合の回路図である。
【図7】収容室の正面図である。
【符号の説明】
1 UPS 2 商用電源 3 降圧トランス 7 蓄電池 8 昇圧トランス 9 VVVF 12 交流駆動モータ 13 電動弁 14 地震計 15 半導スイッチ 16 バイパス 17 回路 18 切替スイッチ 19 配水池 20 水位信号 22 操作盤 23 収容室 33 収容室

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流駆動モータによる電動弁に、商用電
    源の降圧トランスと単相100Vを出力する無停電電源
    装置と、その出力の昇圧トランスと可変周波インバータ
    とを少なくとも電気的に接続してあることを特徴とする
    無停電バルブ操作盤。
  2. 【請求項2】 無停電電源装置のバックアップとして半
    導体スイッチによる無瞬断の切替え用バイパスを付設し
    てあることを特徴とする請求項1に記載の無停電バルブ
    操作盤。
  3. 【請求項3】 無停電電源装置と可変周波インバータを
    バイパスする手動制御の回路を付設してあることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の無停電バルブ操
    作盤。
JP1995007139U 1995-06-20 1995-06-20 無停電バルブ操作盤 Expired - Lifetime JP3019649U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188576A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Yamatake Corp 停電時電源モジュール
JP2013236445A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Azbil Corp 電動アクチュエータ
JP2017078456A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 Jfeスチール株式会社 緊急ガス遮断システム

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