JP3019126B2 - テレビジョン装置 - Google Patents
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Description
に対応しない画像を表示することができ、画像を垂直方
向に可制御的にパンするための手段を含むテレビジョン
受像機に関するものである。さらに詳しくは、この発明
はワイドスクリーンテレビジョン装置において、連続す
るビデオフィールド中のラインの数が異なるというよう
な、ある表示条件に対処できるようなパンを行うための
垂直リセット及びブランキング信号を生成する手段を提
供する。
垂直3単位、通常4×3と称するフォーマット表示比を
持っており、ほとんどの商業放送は、実験的な目的の場
合は別として、この表示比に対応する信号を供給する。
一方、映画は相対的に水平方向に広いフォーマット表示
比、例えば、16×9(即ち、4×2.25)で制作さ
れることが多い。また、様々なアスペクト比が可能であ
る。従来、視聴者は、この相対的に広い表示は映画、相
対的に狭い表示はホームビデオ用と考えていた。その結
果、多くの視聴者は、広い方のフォーマット表示比の方
が、従来の商業放送ではなく映画のように見えるので、
より好ましいと考えるようになっている。
ーマット表示比の番組を表示する時、あるいは、4×3
の番組をワイドスクリーン表示器上に表示する時、この
差に対応できるようにすることが必要である。所謂「郵
便受け(letterbox)」構成では、ワイドスク
リーン信号は4×3の比の表示器上に表示され、表示の
上下またはその一方の帯状部分はブランクにしたまま残
すか、あるいは、メッセージ、他の画像の同時表示等に
用いられる。逆に、4×3の信号をワイドスクリーン表
示器上に表示する場合、その信号の表示には用いられな
い側部の領域は別の画像等を同時に表示するために用い
ることができる。
レビジョン信号を色々な態様で表示するように構成でき
る。そのような受像機は郵便受けフォーマットの信号を
検出し、また、受信した4×3の信号を、その上下のブ
ランクの帯状部分を切り捨てて(クロッピング)、その
信号が16×9の表示領域を満たすように広げることが
できる。また、そのような受像機は、上下の有効なビデ
オ領域を切り捨てて、ワイドスクリーン表示を満たすよ
うに非郵便受け信号(例えば、4×3のアスペクト比の
信号)を伸張あるいはズームすることができる。このよ
うな特徴と共に、ズーム処理された信号源の表示のため
の垂直ブランキング信号及び垂直リセット信号を生成す
る機能がある。
フォーマット信号、及び、多画面表示を含む、従来フォ
ーマット信号とワイドフォーマット信号の両フォーマッ
ト信号の組み合わせを表示できるようにすることは複雑
な問題である。複数の信号源の表示フォーマット比を変
えるためには、非同期信号源から整合したタイミング信
号の生成、複数信号源間の切換え、信号の圧縮、付加的
な補間されたラインを用いた信号の伸張、その他これら
の処理の組み合わせ等を行うことが必要になる。
心に配置されるわけではない。4×3信号がズームされ
て、従って、垂直方向に切り捨てられる場合、上部また
は下部のいずれか一方をより多く切り捨てて、信号の中
で視聴者にとってより関心のある部分を残すようにする
ことが望ましい場合がある。従って、垂直方向のパンの
機能があれば便利である。
ャン)されたラスタのどの部分をスクリーン上に表示す
るか、即ち、この明細書において垂直パンと呼ぶ処理を
制御する。垂直に過走査されたビデオ信号が郵便受けフ
ォーマットでない場合は、画像はズームされ、即ち、垂
直水平両方向に伸張され、信号の表示された部分を歪ま
せることなくワイドスクリーン表示フォーマット風にす
ることができる。例えば、4×3信号の16×9表示へ
の変更を考えてみると(勿論、他の特定のアスペクト比
も可能である)、画面の垂直寸法の3分の1が切り捨て
られる。多くの垂直偏向システムは交流結合されてい
る。その結果、画面は常にスクリーン上で垂直方向の中
心に位置している。4×3の画面が16×9の表示器上
で表示するためにズームされると、画面の上部6分の1
と下部6分の1が常に切り捨てられる。
のどちらかをより多く切り捨てたほうが良い場合があ
る。例えば、画面中でのアクションが地面のレベルで行
われている場合には、見ている者にとっては、空の方を
より多く切り捨てたいであろう。垂直パン機能は、ズー
ムされた画面のどの部分を切り捨てるかの選択を可能に
する。この機能は、受信したビデオ信号に基づく処理さ
れた垂直同期パルスVSYNCの前縁から選択可能な可
変量だけ遅延した垂直リセットパルスを生成することに
よって達成できる。同様にして、垂直ブランキングパル
スも生成される。垂直リセットパルスは垂直リトレース
を開始させるためにシャーシで用いられ、垂直ブランキ
ングパルスによって規定されるブランキング期間中、電
子ビームがディスエーブルされる。ワイドスクリーンプ
ロセッサのビデオ出力は遅延を受けないので、VSYN
Cに対する垂直ブランキングと垂直リセットパルスの遅
延を適切に操作することによって、垂直パンを行わせる
ことができる。
ことがあろう。ここでは、パン操作の方向は、拡大され
た、即ちズームされた画面上を視野が動く方向として定
義される。例えば、下方向へのパンを行うと、ズーム画
面の下部の画面内容が現れ、上部から画面内容が切り取
られる。また、ビデオの下方向へのパンは、画面の上方
へのスクロールと考えることができる。逆に、ビデオの
上方へのパンは、ビデオの下方へのスクロールと考える
ことができる。下方への画面のパンには、(2つのイン
ターリーブされたフィールドの)各フィールドについて
垂直リセット及びブランキングを、そのフィールドの水
平ライン数よりも少ない何本かの水平ライン分だけ遅延
させることが必要である。NTSC方式の場合、各フィ
ールドのライン数は262.5本である。一方、上方へ
のパンには、垂直リセット及びブランキングパルスをV
SYNCに対して時間的に進ませる必要があり、これ
は、このVSYNC信号がトリガ信号の場合は、交流結
合された垂直偏向システムでは不可能である。
種の特殊効果モードで使用しようとすると、ある問題が
起きる。VCRの早送りモードでは、テープの線速度が
標準と異なるために、用いた記録モード(例えば、SP
モードかSLPモードか)に応じ、また、テープの線速
度に応じた本数だけ、標準のライン数に較べて1フィー
ルド中のライン数が少なくなる。例えば、5本のライン
分だけ下方にパンする場合、フィールド中の正規のライ
ン数を253.5本とすると(これは、SPモードで記
録したテープをCVCR早送り再生した時を示す)、所
要のパンを行うために必要な遅延はライン257.5本
分である。しかし、新しいVSYNCは253.5本の
ライン毎に生起する。この新しいVSYNCは、遅延の
基礎となるトリガ信号であり、ラインカウンタをリセッ
トするものである。その結果、ラインカウンタは、所要
の遅延値に達する前に、繰り返しリセットされてしまう
ので、垂直リセットが生じないことになる。垂直リセッ
トが行われないと、ラスタが垂直方向に崩れ、映像管の
蛍光体が破壊されるという可能性もある。
には、VSYNCと垂直リセットの間の位相差には関係
なく、垂直リセットパルスを強制的に生起させるように
する必要がある。第2のVSYNCが、ラインカウント
が所要のパン遅延値に達する前に生起する場合は、(遅
延を伴わない)VSYNCによって垂直リセットパルス
が生成される。ズームされた画面のある選択された(垂
直方向に切り捨てられた)部分を表示するための垂直パ
ン回路は、ビデオ信号の垂直同期成分VSYNCに対し
て遅延された、垂直リセット及びブランキングパルスを
開始させるためのビデオライン遅延期間を規定するライ
ンカウントを与える。ラインカウンタが、ライン遅延期
間に等しいかまたはこれより大きい数のビデオラインを
持つフィールドが生じた時(これが普通の状態である
が)、遅延されたリセットパルスを発生する。さらに、
垂直同期成分に応答するゲート回路が設けられ、上記パ
ン用遅延期間より少ない数のラインを持つフィールドが
生起した時に、リセットパルス及びブランキングパルス
を発生する。このようにして、パン操作が可能となり、
ラスタの崩壊は生じない。
の2分の1ライン)を有するフィールドを含む標準NT
SC信号においては、上方及び下方へのパンの両方共、
垂直リセット信号を、1フィールド中の2分の1ライン
の数と等しいかそれより少ない数の2分の1ライン数分
だけ遅延させることにより行うことができる。下方への
パンのための遅延(下方パン遅延)は2分の1ライン0
本〜262.5本分である。上方へのパンのための遅延
(上方パン遅延)は2分の1ライン262.5本〜52
5本分である。しかし、この解決法は、例えば、ある種
のVCR再生モードにおいて生成される非標準信号には
依然として対処できない。この非標準信号が、フィール
ドの長さが等しくない場合、例えば、デュアル・アジマ
ス4ヘッド式VCRにおけるポーズの場合など、上方パ
ンにより、フィールド間のオフセットが隣接フィールド
間のライン数の差と等しくなって、インタライン・フリ
ッカーが生じる。表示される連続するフィールドのそれ
ぞれのラインは整列しておらず、その結果、相当な雑音
(アーティファクト)が発生して、実質的に画面が見る
に耐えられなくなる。
た垂直偏向システムに特に適した垂直パンシステムが与
えられる。
ールドの長さが異なる点によって特徴づけられる非標準
表示状態においても、ズーム及びパンが行える。これ
は、フィールド遅延でなく、フレーム遅延を用いること
により達成される。垂直リセットは1フィールドではな
く、1フレームまで遅延される。このようにすることに
より、フィールドの長さは異なっていても、フレームの
長さは一定なので、上記の問題は解決される。
ールドが異なるラインカウントを持つ場合であっても、
垂直リセットパルスと各ビデオフィールドの開始点との
間の距離を一定にして隣接するフィールドのラインが常
に整列するようにすることによって、上記したような状
況におけるインタライン・フリッカを除くことができ
る。
可能な上方パンまたは下方パンの量に応じて、垂直リセ
ット及び垂直ブランキングの両方に対するパン用遅延信
号を発生することができる。
信号用表示器とパン制御回路を含むテレビジョン装置、
例えば、ワイドスクリーン受像機に実施できる。この発
明のテレビジョン受像機の第1の形式のものは、連続す
る水平ラインからなる群を連続するフィールドに分割す
る垂直同期成分(VCYNC)を有し、上記連続するあ
る数のフィールドによって連続するフレームが形成され
る、ビデオ信号による画像を表示する手段(244)
と、上記水平ラインをカウントし、上記ビデオ信号の上
記垂直同期成分に対して遅延時間を1フレーム−0.5
フィールド(1フレームから0.5フィールド差し引い
た時間)より長く1フレームより短い時間の範囲で変化
させて、画面下部から表示された画像内容が切り取られ
て画像を垂直方向上方にパンさせるように垂直リトレー
スを開始させ、また遅延時間を0.5フィールドより短
い時間の範囲で変化させて、画面上部から表示された画
像内容が切り取られて画像を垂直方向下方にパンさせる
ように垂直リトレースを開始させる垂直リセット信号
(V RST )を生成するパン制御手段(1200)と、を
具えている。 この発明のテレビジョン受像機の第2の形
式のものは、連続する水平ラインからなる群を連続する
フィールドに分割する垂直同期成分(VCYNC)を有
し、上記連続するある数のフィールドによって連続する
フレームが形成される、ビデオ信号による画像を表示す
るビデオ表示手段(244)と、上記ビデオ信号の上記
垂直同期成分に対して遅延時間を1フレーム−0.5フ
ィールド(1フレームから0.5フィールド差し引いた
時間)より長く1フレームより短い時間の範囲で変化さ
せて、画面下部から表示された画像内容が切り取られて
画像を上記ビデオ表示手段上で垂直方向上方にパンさせ
るように垂直リトレースを開始させる垂直リセット信号
(V RST )を生成するパン制御手段(1200)と、を
具備している。
イズを超えるように、ビデオ信号をズームするための回
路を具えている。このモードでは、パン遅延は、ビデオ
信号の垂直方向に規定されるどの部分が表示器上に表示
されるかを制御する。パン制御は、パン遅延の手動選択
に応答するようにできる。パン制御回路が2分の1水平
ライン数をカウントするものである場合で、NTSC信
号に対するものである場合は、垂直方向下方へのパンに
必要なパン遅延の範囲は2分の1ライン0本と262.
5本の間であり、垂直方向上方へのパンに必要なパン遅
延の範囲は、2分の1ライン787.5本と1050本
の間である。
すライン信号を供給する信号源と、パン遅延ラインカウ
ントを決定するための信号プロセッサ、例えば、マイク
ロプロセッサと、各フレームの相続くフィールドの各々
に対するラインカウントを累算するカウンタと、このラ
インカウントがパン遅延ラインカウントに等しくなった
時、垂直リセット信号を発生する少なくとも1つの比較
器とを具えている。垂直同期成分に応答するするように
構成することができ、現フィールドに対応するカウンタ
のカウント入力にライン信号をゲートするように動作し
うるトグル回路が設けられる。
ビジョンのブロック図が図1に示されている。このテレ
ビジョンは2fH の非飛越し水平走査、または通常の水
平走査で動作するように構成できる。なお、図には非飛
越し型が示されている。このテレビジョン受像機は、概
略的に説明すると、電源装置70、ビデオ信号入力部2
0、ワンチップ・プロセッサ202に結合されたシャー
シ、即ちTVマイクロプロセッサ216、ワイドスクリ
ーン・プロセッサ30、1fH −2fH 変換器40、偏
向回路50、RGBインタフェース60、YUV−RG
B変換器240、映像管ドライバ242、及び表示管構
成244を含んでいる。なお、この表示管構成244は
投写型あるいは直視型いずれに構成してもよい。また、
これらの回路はテレビジョンの動作の説明に便利なよう
に機能グループ別にグループ分けしているが、個々の回
路の他の回路との位置関係あるいは機能的な結合はこの
グループ化によって限定されるものではない。
えば、ANT1及びANT2に受信される放送信号ある
いはケーブル信号などの複数の複合ビデオ信号を同時に
受信、選択あるいは表示することができ、これらの信号
はRFスイッチ204によって選択されて第1のチュー
ナ206と第2のチューナ208に供給される。第1の
チューナ206の出力は、ある同調機能、偏向機能及び
ビデオ制御機能を行うワンチップ回路202、例えば、
TA7777型のワンチップに供給される。このワンチ
ップ202からのVIDEO OUT(ビデオ・アウ
ト)ベースバンド信号はビデオスイッチ200とワイド
スクリーン・プロセッサ30のTV1入力に供給され
る。ビデオカメラ、レーザディスクプレーヤ、ビデオテ
ーププレーヤ、ビデオゲーム等の他の信号源用に副入力
AUX1とAUX2が設けられており、これらの信号は
ビデオスイッチ200によって選択されて、ワイドスク
リーン・プロセッサ30のSWITCHED VIDE
O(切換えビデオ)入力に供給される。選択された複合
ビデオ信号(SELECTED COMP OUT)
は、他のビデオ源からの信号S1とS2と共にY/Cデ
コーダ210に供給され、TVマイクロプロセッサ21
6に応答して、一対のルミナンス及びクロミナンス信号
(以下、「主」信号と呼ぶ)が選択されて、信号Y_M
とC_INとしてワイドスクリーン・プロセッサ30に
結合される。これらの信号はR−Y信号及びB−Y信号
と等価の色差信号U_M及びV_Mを生成するために、
ワンチップ202に結合される。これらの信号はこれ以
降の処理のためにデジタル形式に変換される。
オ信号TV2を生成する。この信号TV2はビデオスイ
ッチ200からのSWITCHED VIDEO信号と
共に選択されてY/Cデコーダに入力される。スイッチ
SW3とSW4が、これらの信号Y、C、または副信号
として考えられる入力S1に対応する外部信号Y EX
TとC EXTを選択する。主信号については、各信号
に「 M」を付して示し、副信号については各信号に
「 A」を付して示す。それぞれの信号は、いずれか一
方を表示するために、あるいは、ピクチャ・イン・ピク
チャ(PIP)プロセッサ301を介するピクチャ・イ
ン・ピクチャモードでの表示のために処理される。
SYNCが、ワイドスクリーン・プロセッサ30から同
期分離器212に供給され、垂直カウントダウン回路2
14に入力される水平及び垂直同期信号HとVが生成さ
れる。垂直カウントダウン回路214はワイドスクリー
ン・プロセッサ30に供給される垂直リセット信号VE
RTICAL RESETを発生する。ワイドスクリー
ン・プロセッサ30は内部垂直リセット出力信号IN
VERT RST OUTを生成してRGBインタフェ
ース60に供給し、このRGBインタフェース中のスイ
ッチがこの内部垂直リセット出力信号と外部RGB源の
垂直同期成分との間の選択を行う。このスイッチの出力
は選択された垂直同期成分SEL_VERT_SYNC
で、これは偏向回路50に供給される。副ビデオ信号用
の水平及び垂直同期信号はワイドスクリーン・プロセッ
サ30内の同期分離器によって生成される。
デオ信号を順次走査非飛越し信号に変える。ビデオRA
M420を隣接するフィールドあるいはフレームを記憶
して、ラインを供給するために用いることができるが、
一本おきのラインまたは複数のラインを反復あるいは補
間する、例えば、水平ラインを2回表示するとか、画面
内で検出された動きに基づいてラインを選択するように
してもよい。変換されたビデオデータはY_2fH 、U
_2fH 及びV_2fH としてRGBインタフェース6
0に供給される。RGBインタフェース60は、変換さ
れたビデオデータまたは外部RGBビデオ信号の選択を
可能とし、ビデオ信号入力部に結合する。外部RGBは
2fH 走査に適合するようにされたワイドフォーマット
表示比信号であると考える。主信号の垂直同期成分は
(INT VERT RST OUTとして)RGBイ
ンタフェースに結合され、ユーザによる内部または外部
RGB信号の選択と共に、偏向回路50に供給される垂
直同期信号の選択が行われる。しかし、垂直ラスタ崩壊
を防ぐために、RGBインタフェース60は外部同期信
号を検出する機能を有し、存在しない外部RGB信号の
選択を無効にする。ワイドスクリーン・プロセッサ30
内のマイクロプロセッサWSP μPが外部RGBに対
するカラー(COLOR)及びティント(TINT)制
御を行う。
・イン・ピクチャ(PIP)プロセッサ301が主ビデ
オ信号データと副ビデオ信号データを組み合わせて、例
えば、副ビデオ信号が圧縮されて郵便受け形主表示信号
の上部または下部の縁部に表示されたもの、4×3主表
示信号の側部に沿って表示されたもの、等の種々の選択
可能な表示フォーマットを生成する。ワイドスクリーン
・マイクロプロセッサWSP μPは直列バスを介して
TVマイクロプロセッサ216に応答する。また、ワイ
ドスクリーン・プロセッサ30は、3つのレベルからな
るサンドキャスル信号の形の複合垂直ブランキング/リ
セット信号を発生する。垂直ブランキング信号と垂直リ
セット信号は、後でパン制御に関連して詳述するよう
に、別々の信号として発生することもできる。複合ブラ
ンキング信号はビデオ信号入力部によってRGBインタ
フェースに供給される。
路50は、ワイドスクリーン・プロセッサ30から垂直
リセット信号を、RGBインタフェース60から選択さ
れた2fH 水平同期信号を、また、ワイドスクリーン・
プロセッサから別の制御信号を受け取る。この別の制御
信号は水平位相調整、垂直サイズ調整及び左右ピンクッ
ション調整に関するものである。偏向回路50は2fH
フライバックパルスをワイドスクリーンプロセッサ3
0、1fH −2fH 変換器40、及びYUB−RGB変
換器240に供給する。
トを実施するために必要とされる所要の垂直過走査(オ
ーバスキャン)量に従ってラスタの垂直サイズを調整す
るために設けられている。概略的に示されているよう
に、定電流源502が、垂直ランプキャパシタ504を
充電する一定量の電流IRAMPを供給する。この垂直ラン
プキャパシタ504と並列にトランジスタ506が結合
されていて、垂直リセット信号に応答してこのキャパシ
タを周期的に放電させる。
IRAMPはラスタに対して最大可能な垂直サイズを与え
る。これは、ワイドスクリーン表示器の使用されていな
い上下の部分が過走査されるように、4×3フォーマッ
トの郵便受け信号源を伸張して、ワイドスクリーン表示
器を垂直方向に満たすに必要な垂直過走査に相当する。
もっと小さい垂直ラスタサイズが必要な場合は、可調整
電流源508が調整可能な電流IADJ をIRAMPから分流
させて、垂直ランプキャパシタ504がゆっくりと、か
つ、より低いピーク値に充電されるようにする。可変電
流源508は、図3に示す垂直サイズ制御回路1030
によって生成される、例えば、アナログ形式の、垂直サ
イズ調整信号に応答する。垂直サイズ調整回路500
は、背面パネルの調整ノブのポテンショメータとするこ
とができる手動垂直サイズ調整装置510から独立して
いる。いずれの場合でも、垂直偏向コイルは適切な大き
さの駆動電流を受ける。水平偏向は位相調整回路51
8、左右ピンクッション補正回路514、2fH 位相固
定ループ520及び水平出力回路516によって行われ
る。
一部としての自動郵便受け検出器が示されている。垂直
サイズ制御回路1030は郵便受け検出器1032、垂
直表示制御回路1034、及び3状態出力装置1036
とを含んでいる。あるいは、垂直ブランキングパルスと
垂直リセットパルスは別々の信号として伝送することも
出来る。
6×9フォーマット表示比の郵便受けの形の能動(アク
ティブな)表示領域と、使用されていない、あるいは色
の鈍い上下周辺領域とを含む4×3フォーマット表示比
の信号を伸張することにより、自動的に垂直ズームある
いは伸張を行うことができる。自動郵便受け検出器は、
あるビデオラインとその前のラインとの間のルミナンス
の変化をモニタしてビデオの能動部分を検出することが
でき、最初と最後の能動ビデオラインが表示器の頂部と
底部とを占めるように、表示された信号の伸張を可変量
制御する。これに代えて、郵便受け検出器は、例えば、
16×9のスクリーンを満たすように、4×3信号の1
6×9部分をズームするに必要とされるような、個々の
標準表示比を切り換えるように構成してもよい。この場
合、出力信号VERTICALSIZE ADJ(垂直
サイズ調整)が能動化されると、表示がズームされる。
偏向高さは4/3倍に増加し(図2参照)、これによっ
て、郵便受け信号の能動ビデオ部分は、画像アスペクト
比歪みを生じることなく、ワイドスクリーン表示器を満
たすことができる。
ラスタのどの部分をスクリーン上に表示するか、即ち、
垂直パン、を制御する。垂直に過走査されたビデオ信号
が郵便受けフォーマットでない場合は、擬似ワイドスク
リーンフォーマットを得るように、通常の表示フォーマ
ット画面がズームされる、即ち、伸張される。しかし、
この場合は、4/3垂直過走査によって切り捨てられた
画面の部分は能動ビデオ情報を含んでいる。画面の1/
3を垂直方向に切り捨てる必要がある。交流結合型垂直
偏向システムでは、更に別の制御を行わなければ、上部
の1/6と下部の1/6は常に切り捨てられる。しか
し、画面の内容によっては、関心の低い信号部分を犠牲
にして、関心の高い信号部分を残しておくために、画面
の下部よりも上部の方を多く切り捨てたい場合、あるい
は、その逆の場合がある。例えば、アクションが全て地
上レベルで行われている画面の場合、視聴者は空の方を
より多く切り捨てることを望むかもしれない。垂直パン
機能は、ズームされた画面のどの部分を表示し、どの部
分を切り捨てるかの選択を可能にする。
5(c)を参照して説明する。図4のタイミング図の一
番上に3レベル複合垂直ブランキング/リセット信号が
示されている。これらの信号は別々に生成することもで
きる。垂直ブランキングパルスは信号L_COUNTが
VRT_BLNK0に等しくなった時に開始し、L_C
OUNTがVRT_BLANK1に等しくなった時に終
了する。垂直リセットパルスはL_COUNTがVRT
_PHASEに等しくなった時に開始する。L_COU
NTは水平2分の1ラインのVSYNC_MNの前縁に
対するトラッキングを維持するために用いられる10ビ
ットカウンタの出力である。VSYNC_MNは、ゲー
トアレーに供給される主信号の垂直同期成分であるVD
RV_MNの同期した形のものである。VRT_BLN
K0とVRT_BLNK1は、垂直パン指令に応じてマ
イクロプロセッサによって供給される。VRT_PHA
SEは、COMP_SYNC出力中の垂直同期成分の立
ち上がりエッジに対するVRT_RST出力の相対位相
をプログラムする。COMP_SYNC出力はJ−Kフ
リップフロップの出力である。このフリップフロップの
状態はL_COUNTとH_COUNTの出力を復号す
ることによって決められる。H_COUNTは水平位置
カウンタである。L_COUNTカウンタはCOMP_
SYNC信号を、水平同期パルス、等化パルス、及び垂
直同期パルスに対応する3つのセグメントに分割するた
めに用いられている。
査にあたる)に対する垂直偏向電流は図4に、対応する
垂直ブランキング信号と同様、点線で示されている。過
走査無しに対する垂直ブランキングパルスの幅はCであ
る。垂直同期パルスは垂直リセットパルスと同相であ
る。過走査モードに対する垂直偏向電流は図4に、パル
ス幅Dを有する対応する垂直ブランキングパルスと同
様、実線で示されている。
は、表示は図5(a)に示すように、中央に位置する。
垂直リセットパルスが、垂直同期パルスより遅れるよう
に生成される場合は、底部過走査Aが上部過走査Bより
小さくなり、図5(b)に示すような表示が得られ、画
面の下側の部分がより多く表示され、上部の多くが消去
される。逆に、垂直リセットパルスが垂直同期パルスよ
り進むように生成されると、底部過走査Aが上部過走査
Bより大きくなり、図5(c)に示すような表示が得ら
れる。この場合、画面の上部がより多く表示され、底部
の多くが消去される。垂直同期信号と垂直リセット信号
の相対位相はワイドスクリーン・プロセッサ30のマイ
クロプロセッサWSP μPによって制御可能で、これ
によって過走査動作モード中の垂直パン動作が可能とな
る。垂直パンの間、過走査されたラスタは映像管即ちス
クリーン上の垂直方向の中心に配置される。即ち、垂直
方向に対称に維持される。底部より上部、または上部よ
りも底部の画面をより多く消去するために、ラスタに対
して垂直方向に動かされる、あるいは、非対称に配置さ
れるのはブランキング期間である。
CR再生の特殊効果モード時に生じる。ビデオを上方に
少量(例えば、4〜5ライン)パン(これは表示画像を
下方にスクロールすることと同じと考えられる)したい
時は、実際には、垂直リセットパルスは垂直同期信号か
ら262.5ラインからパン値のライン数だけ差し引い
た量遅延される。VCRの早送りモードにおいては、テ
ープの線速度が標準から外れるので、1フィールド中の
ライン数は、記録モード(例えば、SPかSLPか)及
びテープの線速度に応じた数だけ少なくなる。VCR再
生(SPモード)の早送りモードにおいて含まれるフィ
ールド当たりの正規のライン数は、例えば、253.5
ラインである。希望のパンの値が下方へ5ラインである
とすると、遅延の設定は257.5ライン分となろう。
しかし、新しいVSYNCは253.5ライン毎に生起
し、所要パン遅延カウントがカウントされた時に垂直リ
セットを発生する2分の1ラインカウンタをリセットす
る。このモード中、2分の1ラインカウンタは、所要値
がカウントされる前に繰り返しリセットされるので、垂
直リセットは生成されず、垂直ラスタの崩壊が生じ、映
像管が損傷を受ける可能性がある。従って、VSYNC
の位相及び垂直リセットの遅延の設定には関係なく、垂
直リセットパルスが生成されるようにする必要がある。
図8に示されている。基本回路1100は複数のD型フ
リップフロップ1102、1104、1106、110
8及び1110、J−Kフリップフロップ1112及び
カウンタ1114、さらに、複数のANDゲート及びN
ORゲート及びインバータを含んでいる。この回路は、
例えば、1024fH のビデオ信号と同期したクロック
信号に同期して動作する。基本的な動作は次の通りであ
る。
生じる1クロック幅のパルスである信号SOL_X_2
によってサンプルされる。垂直同期信号は、SOL_X
_2から、例えば、1ライン周期の1/16または1/
8だけオフセットするように処理されている。垂直同期
信号をSOL_X_2でサンプリングすると、垂直同期
信号は再びSOL_X_2と整列する。STR_RST
信号は1ライン周期の1/2の長さの正向きのパルスで
ある。このパルスの前縁は所要の垂直リセット期間の開
始点を示す。1フィールド中のライン数がSTR_RS
T信号を生成するために用いられる遅延設定に等しいか
これより大きい場合には、STR_RSTの前縁がカウ
ンタ1114をクリアするために用いられ、このカウン
タは所要の垂直リセット長の間カウントし、自動的にデ
ィスエーブルされる。垂直リセット信号VRSTはカウ
ンタ1114の出力に結合されたゲートによって生成さ
れる。信号VRSTは垂直リセットパルスの期間中は高
(カウンタをイネーブルする)である。この例において
は、所要の垂直リセット長は2分の1ライン6本で、ゲ
ートは、2及び4ビットカウンタ出力に結合されてい
る。6本の2分の1ラインの垂直リセット長以外の垂直
リセット長も、対応するカウンタ出力と、その出力を復
号するに必要な任意のゲートとを用いることにより、使
用することができる。
T信号を生成するために用いられる遅延の設定よりも少
ない場合は、垂直リセットが確実に生成される。サンプ
ルされた垂直同期信号の前縁で、J−Kフリップフロッ
プ1112がセットされる。このフリップフロップの出
力は、次のサンプルされた垂直同期信号VSYNCが生
じた時、即ち、J−Kフリップフロップ1112がST
R_RSTの発生によってリセットされていない場合
に、垂直リセットを行わせるようにトリガ信号を通過さ
せるイネーブル信号として用いられる。フリップフロッ
プ1112がセットされてもSTR_RSTパルスが生
じない時は、次のサンプルされた垂直同期信号の前縁が
VRST信号の生成に用いられるカウンタ1114をク
リアする。ゲートによってカウンタの出力に生成された
信号VRSTは、カウンタ1114に、SOL_X_2
から2分の1ラインの所要のカウントが累積されるま
で、高となる。このようにして、VSYNCが存在して
いる限り、フィールド中のライン数及びSTR_RST
信号に必要な遅延の設定には関係なく、正しい長さのV
RSTパルスが生成される。STR_RSTパルスが生
成されない場合は、その信号の前縁がJ−Kフリップフ
ロップをクリアし、STR_RSTパルスに基づいてV
RST信号を生成する。
62.5ライン、即ち、525本の2分の1ライン)に
対しては、上方及び下方へのパンは両方共、垂直リセッ
ト信号を1フィールドに等しいかそれ以下の量だけ遅延
させることによって行うことができる。下方へのパンは
遅延を2分の1ラインを0乃至262.5本カウントす
ることにより行われ、上方へのパンは遅延を2分の1ラ
インを262.5本と525本の間でカウントとするこ
とによって行われる。この方法の問題は、非標準信号の
場合、フィールドの長さが等しくない場合があるという
点である。その一例は、2アジマス4ヘッド式VCRの
ポーズ(一時停止)モードである。フィールドの長さが
等しくない場合は、上方へのパン(下方へのスクロー
ル)を行うために2分の1フィールドより多くをカウン
トすると、そのフレーム中の2フィールドが、フィール
ドの長さの差に等しいライン数だけずれてしまい、相当
なインタラインフリッカが生じてしまう。
0はこの問題を解決するためのものである。垂直リセッ
トを1フィールドに近い量だけ遅延させる代わりに、こ
の回路は垂直リセットをほぼ1フレーム、即ち、2フィ
ールド遅延させる。この構成により、インタラインフリ
ッカを防止することができる。そのタイミング構成を図
7に示す。
イン0乃至262.5本分(0.5フィールドより短い
時間)遅延させることにより行う。しかし、上方パンは
1フレームより僅かに少ない量、具体的には、2分の1
ライン787.5乃至1050本分(1フレーム−0.
5フィールドより長く1フレームより短い時間)の範囲
で遅延させることにより行う。このようにすると、垂直
リセットパルスからビデオフィールドの開始点までの距
離が一定となるので、パンが行われると同時に、インタ
ランフリッカが除かれる。
は1フレームの遅延が必要であるが、フレーム中のフィ
ールドの各々についてのパン用遅延を処理する必要があ
る。それぞれのフィールドの1つについてのパン遅延に
おける、2分の1ラインの数をカウントする動作をする
カウンタ1202(U3)とカウンタ1204(U4)
が設けられている。これらのカウンタは両方共、1水平
ラインに2回生じる信号SOL_X_2についてパルス
のカウントを累積する。VSYNCとSOL_X_2に
結合された2つのフリップフロップU1、U2及び図示
のゲートがその時のフィールドを表しているカウンタ1
202と1204の一方を選択するトグル回路を形成す
る。ビデオ信号中で検出された垂直同期パルスVSYN
Cが発生すると交互に、2つのカウンタ1202と12
04の一方がクリアされて新しいサイクルを開始する。
カウンタ1202と1204の出力はそれぞれ比較器1
212(U5)と1214(U6)の入力に結合されて
おり、これらの比較器1212と1214の他方の入力
には、所要の遅延のラインカウントであるVPHASE
が供給されている。VPHASEは、通常はユーザによ
って、例えば、遠隔制御装置あるいはスイッチ入力(図
示せず)などを用いて手動で成される選択に応答して、
ワイドスクリーン・プロセッサにより生成される10ビ
ットワードとすることができる。
4の遅延ラインカウントがVSYNCによって表される
所要の遅延に等しくなると、各比較器1212、121
4の出力は真(true)となり、システムクロックC
LKと同期してこの結果がそれぞれのD型フリップフロ
ップU7またはU8にロードされ、D型フリップフロッ
プ1218(U9)を通してシフトされて信号STR_
RSTが生成される。STR_RSTは回路1300に
供給される。回路1300の詳細は図10に示されてい
る。回路1300には、SOL_X_2、VSYNC、
CLK信号、さらにシステム・オーバオール・リセット
信号RSTnも供給される。
ントが所望の遅延に達し、垂直リセットを行う必要があ
ることを示す。しかし、前に述べたように、ある動作モ
ードでは,遅延時間が終了する前にVSYNCが生じ、
ラインカウントをリセットしてしまい、垂直リセットの
発生を妨害してしまうことがある。そのようなことが生
じないようにし、どの様な場合にでも垂直リセットが行
われるようにするために、VSYNC信号がD型フリッ
プフロップ1310(U10)に結合され、これによっ
て、1クロック幅のパルスVSYNC_EがVSYNC
の前縁でイネーブルJ−Kフリップフロップ1312
(U12)をセットする。信号STR_RSTは同様に
D型フリップフロップ1314(U11)にも結合さ
れ、イネーブルJ−Kフリップフロップ1312をリセ
ットする。フリップフロップ1312と1314はそれ
ぞれVSYNCとSTR_RSTの発生時に、クロック
と同期した短いパルスを供給し、これらのパルスはイネ
ーブル・フリップフロップ1312のJ及びK入力に供
給される。従って、STR_RSTが発生するか、また
は、STR_RSTの前にVSYNCが再び発生する
と、イネーブルJ−Kフリップフロップ1312はクリ
アされて、出力パルスがゲートされて5ビットカウンタ
1316(U0)をクリアする。VRSTは高となり、
所要のカウントに達するまで高を維持する(カウンタは
イネーブル状態とされる)。この例では、VRSTはカ
ウンタ出力の最上位ビットに結合され、2分の1ライン
16本分のパルス幅を規定する。
ぞれのフィールドの1つの開始点から同じフィールドが
次に生起する基準となる点までカウントされる。従っ
て、フィールドの長さが異なることによる問題は生じな
いし、インタラインフリッカも生じないし、また、ラス
タが垂直方向に崩壊する恐れもない。
る上記の説明は垂直ブランキングパルスの生成にも適用
できる。垂直ブランキングパルスも遅延されねばなら
ず、これは同じようにして達成できる。しかし、パン用
遅延カウントとブランキングパルスの幅は、図4に示す
ように、垂直リセットの遅延カウントと幅とは異なる。
ブランキングパルスに適用できるパン用遅延時間は、V
RSTに適用されるパン用遅延時間を補充するようにワ
イドスクリーン・プロセッサによって決められる。ブラ
ンキングパルス幅も同様にして決められ、垂直リセット
パルスに関して詳述したと実質的に同じ方法でカウンタ
を用いて生成できる。
制御装置を有するワイドスクリーンテレビジョン装置の
構成要素を概略的に示す概略図である。
ロック図である。
る表示フォーマットを示す図である。
係を示すタイミング図である。
ト信号の関係を説明するタイミング図である。
す回路図である。
延垂直リセット信号を発生する回路の回路図である。
回路の詳細を示す回路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 連続する水平ラインからなる群を連続す
るフィールドに分割する垂直同期成分を有し、上記連続
するある数のフィールドによって連続するフレームが形
成される、ビデオ信号による画像を表示する手段と、 上記水平ラインをカウントし、上記ビデオ信号の上記垂
直同期成分に対して遅延時間を1フレーム−0.5フィ
ールドより長く1フレームより短い時間の範囲で変化さ
せて、画面下部から表示された画像内容が切り取られて
画像を垂直方向上方にパンさせるように垂直リトレース
を開始させ、また遅延時間を0.5フィールドより短い
時間の範囲で変化させて、画面上部から表示された画像
内容が切り取られて画像を垂直方向下方にパンさせるよ
うに垂直リトレースを開始させる垂直リセット信号を生
成するパン制御手段と、 からなる テレビジョン装置。 - 【請求項2】 連続する水平ラインからなる群を連続す
るフィールドに分割する垂直同期成分を有し、上記連続
するある数のフィールドによって連続するフレームが形
成される、ビデオ信号による画像を表示するビデオ表示
手段と、 上記ビデオ信号の上記垂直同期成分に対して遅延時間を
1フレーム−0.5フィールドより長く1フレームより
短い時間の範囲で変化させて、画面下部から表示された
画像内容が切り取られて画像を上記ビデオ表示手段上で
垂直方向上方にパンさせるように垂直リトレースを開始
させる垂直リセット信号を生成するパン制御手段と、 からなる テレビジョン装置。
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