JP3019094U - ステンドグラス付き間仕切りパネル - Google Patents

ステンドグラス付き間仕切りパネル

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JP3019094U
JP3019094U JP1995007084U JP708495U JP3019094U JP 3019094 U JP3019094 U JP 3019094U JP 1995007084 U JP1995007084 U JP 1995007084U JP 708495 U JP708495 U JP 708495U JP 3019094 U JP3019094 U JP 3019094U
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JP1995007084U
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Inventor
和廣 平岡
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和廣 平岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の間仕切りパネルのもつ合理性、機能性
などをを損なわず、間仕切りパネルの用途を多様化し、
さらに間仕切りパネルによって仕切られた室内空間の環
境をより快適にし、しかも個性的で高級感ある装飾を感
じさせる間仕切りパネルを提供すること。 【構成】 間仕切りパネル1にガラス開口部2を設け,
そのガラス開口部2にガラス押え枠4を設け、ガラス押
え枠4の間にステンドグラス3を弾性パッキン5で固定
し、間仕切りパネル1にステンドグラス3を取り付け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ステンドグラスを取り付けた間仕切りパネルに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
これまでの間仕切りパネルは、二本の縦支柱と上部の天井レール柱と下部の床 レール柱と二枚のパネルで、一枚の間仕切りパネルとして構成され、間仕切りパ ネル同士が接続できるように加工された室内の壁面建材として用いられる間仕切 りで、現代の建築工法の進歩による柱の少ないワン・フロア・システムの空間を 間仕切りパネルで様々に組み合わせることにより、様々な用途の部屋として合理 的かつ実用的に間仕切るものである。 また、間仕切りパネルにより仕切られた 空間に光を取り入れたり、閉鎖的な空間のイメージを取り除くため、間仕切りパ ネル本体の壁面にガラスが組み込まれたものやブラインドが内蔵されたものもあ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の間仕切りパネルは、経済性、耐久性、防災性などの点から、間仕切りと しての機能を最も重視するため、その仕切られた空間のイメージや独創性は、利 用者の意に反して損なわれているのが現状である。その為、従来の間仕切りパネ ルによって仕切られた空間は、室内装飾の点で趣や個性のない空間となりその利 用場所によっては室内の印象を悪くするだけではなく、その部屋を利用する人の 心理面の機能までも低下させることも多いため、企業などではうまく行くべき話 であってもその空間の持つ雰囲気によりうまく話が運ばないことも少なくなく、 その結果、部屋の機能があまり活かされていないままでいることも事実である。 それでも近年のビル内のオフィスなどでは、その空間の仕切り壁として経済性、 実用性の面からも間仕切りパネルを多く活用し、その区切られた空間を役員室や 応接室などに利用しているケースが多い。
【0004】 また、ビル内のオフィスなどではそのビル内の限られた空間に限定されるため 、外部からの光が室内に取り入れられる窓は、その空間の一定の位置に限られて いたが、その空間に間仕切りパネルを活用し、様々な用途の部屋として間仕切り 用のパネルで仕切ることとなるため、日常良く使われる部屋が自然光の良く入る 環境の良い部屋に選ばれ、日常の利用頻度の少ない応接室等は、必然的に自然光 から閉ざされた暗く閉鎖的な部屋と成ってしまうことが現状である。 従ってそ の部屋にも自然光を取り入れたり、その部屋の閉鎖的なイメージを取り除くため 、間仕切りパネル本体の壁面にガラスが組み込まれたものを利用することもある が、実際には透明ガラスによる隣室との透視が室内のプライバシーに障害をもた らすことも多いため、その部屋の用途によってはあまり利用できないケースも少 なくない。よって従来の技術の間仕切りパネルでもその対策として、透明ガラス の代わりに型ガラスを利用することもあるが、応接室等の装飾の印象としてはあ まり好ましいものとは言えず、また間仕切りパネルの内部にブラインドが内蔵さ れているものを利用することもあるが、その価格が高価であり、ブラインドを閉 めた時の印象は、室内の装飾としてはあまり良い印象はなく、さらに外部光を閉 ざすものとなるために利用できないケースが多い。つまり従来の間仕切りパネル では、その部屋をより良い環境にする工夫がほとんどなされていないのが現状で ある。
【0005】 そこで本考案は、このような欠点を解決し従来の間仕切りパネルのもつ合理性 、機能性などを失わず、間仕切りパネルにより仕切られた室内空間の環境をより 快適にすることができ、しかも高級感ある装飾を感じさせる間仕切りパネルにす ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記のような課題を解決した考案は、室内の空間を様々な用途の部屋として仕 切る間仕切りパネルにおいて、間仕切りパネル1にガラス開口部2を設け、ガラ ス開口部2にステンドグラス3を取り付けたものである。 また、間仕切りパネル1にステンドグラス3を取り付ける機構として、間仕切 りパネル1にガラス開口部2を設け、ガラス開口部2にガラス押え枠4を設け、 ステンドグラス3をガラス押え枠4に弾性パッキン5で固定し、間仕切りパネル 1にステンドグラス3を取り付けるとよい。 なお、間仕切りパネル1にステンドグラス3を取り付ける機構としては、後で 紹介する実施例のようにしてもよいが、そのほかにも採用できるものがいろいろ 考えられることは言うまでもない。
【0007】
【作用】
間仕切りパネルによって間仕切られた空間がそれぞれの独立した用途や目的を 持つ部屋で、その部屋がビル内のオフィスの応接室等であれば、本来応接室とは 会社内部の対外的に重要な会社の顔となる部屋である。その会社の顔に対する印 象とそこへ訪れる来客に対する思いやりの心によっては、会社経営を左右するこ とも充分考えられる。であるならば、機能性、経済性のみが重視されている従来 の間仕切りパネルの壁面に多才な表現力と高級感を兼ね備え、様々な室内空間の 環境に適合した効果的な演出と意図的な環境づくりのできるステンドグラスを組 み入れることによって、従来、単なる間仕切りと言う壁の代用としての機能だけ の存在であった間仕切りパネルの壁面が、応接室にふさわしく、高級感ある印象 を与えるステンドグラス装飾窓を備えた間仕切りパネルの壁面装飾となる。 また、間仕切りパネルによって間仕切られた部屋の中には、間取りの関係で隣 接する部屋によっては自然光を取り入れたくとも隣接する部屋とのプライパシー の確保が困難になることが多いため、窓を作りたくても作れず、暗く閉鎖的な部 屋のまま仕方なく使用しているケースも少なくない。そのような場合に、ステン ドグラス装飾窓を備えたステンドグラス付き間仕切りパネルを利用することによ り、部屋の雰囲気を壊すことなく、しかもプライバシーの確保をしながら隣室か ら光を取り入れることができるため、間仕切りパネルで間仕切られた室内の装飾 や環境などを最良かつ快適なものとすることができる。
【0008】
【実施例】 以下本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明する。 間仕切りパネル1の壁面にステンドグラス3が取り付けられるよう、間仕切り パネル1の本体に一定の大きさに開けられたガラス開口部2を設け、その間仕切 りパネル1に設けられたガラス開口部2を構成する四方のガラス開口縁2aに、 ステンドグラス取付用のガラス押え枠4をそれぞれ設ける。一方、ステンドグラ スはステンドグラスの製作用にカットされたステンドグラス用ガラス3aをステ ンドグラス専用の鉛線3bで組み込むことにより製品化されたもので、その主体 となる素材がガラスであるため、ステンドグラス3に係る外部からの衝撃に対し ステンドグラス3が破損する恐れが生じることもあるため、ステンドグラス3の 四方の縁に、ステンドグラス3に係る外部からの衝撃を吸収できる機能を備えた 弾性パッキン5を取り付け、四方のステンドグラス取付用のガラス押え枠4に、 ステンドグラス3が安定した状態で間仕切りパネル1に固定できるように、間仕 切りパネル1にステンドグラス3が取り付けある。
【0009】 なお、前記した実施例では間仕切りパネル1にステンドグラス3を取り付ける 工法として、間仕切りパネル1本体の組み立て途中にステンドグラス3を取り付 ける工法に用いた場合についてのみを説明したが、間仕切りパネル1にステンド グラス3を取り付ける工法としては、あらゆる取り付け工法が採用できることは 勿論である。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、以下のような効果を奏する。 これまでは単なる仕切り壁としてだけの存在で、簡素で趣のない空間の装飾を 形成していた従来の間仕切りパネルの壁面が、ステンドグラスの創作的な光と装 飾効果により、様々な空間の環境や印象を意図的にコントロールできるステンド グラスの能力を兼ね備えた本考案の間仕切りパネルを活用するよって、その仕切 られた空間が、様々な用途や役割を持つ部屋として最もその部屋に相応しいイメ ージの演出が施された装飾壁となる。しかもステンドグラス本体のガラスの素材 をその部屋に適したガラスで選択することにより、その部屋の調光や透視度など を意図的に操作することができるため、室内のプライバシーを守りながらも開放 感と外部光の操作が得られる仕切り壁となるのである。よって、ステンドグラス 付き間仕切りパネルによって仕切られた室内の環境が、最良かつ快適な環境とな り、その部屋を利用する人へ与える心理的効果がいっそうその部屋の機能や役割 などを向上させるのである。
【0011】 また、間仕切りパネルに組み入れるステンドグラスのデザインや形・大きさな どを連続性のある図柄にしておけば、一定の同じデザインパターンのステンドグ ラス付き間仕切りパネルであっても、それを室内装飾のワンポイントとしたり、 連続模様にしたりなどと組み合わせる方法(図3参照)を工夫することができ、 いっそう室内のイメージを幅広く演出することができる。しかも、間仕切りパネ ルに組み入れるステンドグラスのデザインのイメージや大きさ・形などをさらに 多様化することにより、その組み合わせ方法も大幅に広がり、室内イメージに意 図的な表現パターンや独創的な表現としても大いに使い分けることができるよう になり、その用途も広がる。
【0012】 さらにこの考案により、これまでは、ステンドグラス用として作られた高価な色 ガラスを使用し、型紙に合わせ一枚一枚手作業でガラスカットを行ない、それを 鉛線で組み上げると言う全工程が手作業であるために、特注品による様々な面で のコスト高が余儀なくされる大変高価な装飾品であったステンドグラスが、この 考案の間仕切りパネルに取り付けられるステンドグラス本体の規格製品化の実現 による、様々な合理化によるコストの削減などによって、ステンドグラス自体の 低価格化が可能となる。しかもこの考案の間仕切りパネル本体も、従来からの間 仕切りパネルのガラス開口部等をそのまま利用することもできるため、従来の間 仕切りパネルの製造工程をほとんど変える必要もないため、ステンドグラスパネ ル付き間仕切りパネルの低価格での製品化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面斜視図である。
【図2】本考案の実施例のステンドグラス取り付け部分
を示す部分断面図である。
【図3】本考案のステンドグラス付き間仕切りパネルを
用いて連結した状態を示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 間仕切りパネル 2 ガラス開口部 2a ガラス開口縁 3 ステンドグラス 3a ステンドグラス用ガラス 3b 鉛線 4 ガラス押え枠 5 弾性パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 3/58 C

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切りパネル(1)にガラス開口部
    (2)を設け、ガラス開口部(2)にステンドグラス
    (3)を取り付けたステンドグラス付き間仕切りパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 間仕切りパネル(1)にガラス開口部
    (2)を設け、ガラス開口部(2)にガラス押え枠
    (4)を設け、ステンドグラス(3)をガラス押え枠
    (4)に弾性パッキン(5)で固定し、ステンドグラス
    (3)を取り付けた請求項1に記載のステンドグラス付
    き間仕切りパネル。
JP1995007084U 1995-06-07 1995-06-07 ステンドグラス付き間仕切りパネル Expired - Lifetime JP3019094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995007084U JP3019094U (ja) 1995-06-07 1995-06-07 ステンドグラス付き間仕切りパネル

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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JP3019094U true JP3019094U (ja) 1995-12-05

Family

ID=43154518

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996023A (ja) * 1995-10-02 1997-04-08 Sumitomo Light Metal Ind Ltd ユニットパネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996023A (ja) * 1995-10-02 1997-04-08 Sumitomo Light Metal Ind Ltd ユニットパネル

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